JP2013207502A - 携帯端末、データ送信システムおよびデータ送信方法 - Google Patents

携帯端末、データ送信システムおよびデータ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データを送信するための環境が不安定な場合に、データ送信処理の成功率を向上させることのできる携帯端末、データ送信システムおよびデータ送信方法を提供することを目的とする。
【解決手段】電池残量測定部11は、携帯端末10を駆動する電池の残り容量である電池残量を測定する。データ分割部14は、電池残量測定部11によって測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する。データ送信部15は、データ分割部14により生成された分割データを送信する。このようにして、電池残量が少ない場合にデータ送信処理が中断する確率を減少させ、データ送信処理の成功率を向上させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、データを送信する携帯端末、およびこの携帯端末を備えたデータ送信システムならびにデータ送信方法に関する。
従来、ネットワークを介して接続された装置間において大容量のデータを送信する場合において、送信側の装置がデータを分割して、分割された分割データを送信し、受信側の装置が、送信側の装置から受信した分割データを結合してデータを復元する技術が知られている。
例えば、特許文献1に記載の技術においては、ファイル送信装置からファイル受信装置へデータを送信する場合に、ファイル送信装置が、ファイルを分割した後、分割されたファイルを複数のパスを介して並列に送信し、ファイル受信装置が、分割されたファイルを受信し、受信したファイルを結合して元のファイルを復元することにより、不安定な通信環境下において大容量ファイルを送信することを可能としている。
特開2010−67015号公報
ところで、近年では、携帯端末から無線通信ネットワークを介してサーバ装置などに画像や動画などの大容量のデータを送信する機会が増えている。そこで、特許文献1の技術を携帯端末に適用することが考えられる。
しかしながら、携帯端末は、所定の位置に固定して使用される固定端末と比較して、例えば、電源供給が不安定である、CPU(Central Processing Unit)の処理能力が低い、RAM(RandomAccess Memory)の記憶容量が小さいなどの特性を有するため、ファイル送信装置を携帯端末とした場合には、携帯端末が有する上記の特性によりデータ送信処理の中断が生じ、この結果、データ送信処理が失敗する場合がある。特許文献1の技術では、このような携帯端末に特有のデータ送信処理の中断を解消することができない。
そこで、上述の課題を解決するために、本発明は、データ送信処理の成功率を向上させることのできる携帯端末、データ送信システムおよびデータ送信方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の携帯端末は、内蔵する電池によって駆動され、無線ネットワークを介して接続された外部装置にデータを送信する携帯端末であって、電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定手段と、電池残量測定手段によって測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割手段と、分割手段により生成された分割データを送信する送信手段と、を備える。
また、本発明のデータ送信方法は、内蔵する電池によって駆動され、無線ネットワークを介して接続された外部装置にデータを送信する携帯端末におけるデータ送信方法であって、電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定ステップと、電池残量測定ステップにおいて測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割ステップと、分割ステップにおいて生成された分割データを送信する送信ステップと、を備える。
この発明によれば、電池残量を測定し、測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データとし、分割データを送信する。このため、データ送信中に電池残量がゼロになることによりデータ送信処理が中断する確率が減少し、また、データ送信処理が中断した場合にも、データ送信処理の再開時には、未送信の分割データのみを送信すればよくなるので、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末は、携帯端末の処理負荷を測定する負荷測定手段をさらに備え、分割手段は、負荷測定手段によって測定された処理負荷が所定の値以上である場合に、データを分割することが好ましい。
この発明によれば、携帯端末の処理負荷を測定し、処理負荷が所定の値以上である場合に、データを分割するため、携帯端末の処理負荷が高い場合のデータ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末は、携帯端末で受信する電波強度を測定する電波強度測定手段をさらに備え、分割手段は、電波強度測定手段によって測定された電波強度に応じてデータを分割することが好ましい。
この発明によれば、携帯端末で受信する電波強度を測定し、電波強度に応じてデータを分割するため、携帯端末で受信する電波強度が弱い場合のデータ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末において、送信手段は無線ネットワークの通信速度の測定に先立って所定のサイズのデータを送信し、分割手段は、所定のサイズのデータの送信が完了するまでの時間に基づいて無線ネットワークの通信速度を測定し、通信速度に基づいて所定時間内に送信可能なデータサイズを算出し、送信可能なデータサイズで分割データを生成することが好ましい。
この発明によれば、送信手段が所定のサイズのデータを送信し、分割手段が、所定のサイズのデータの送信が完了するまでの時間に基づいて無線ネットワークの通信速度を測定し、通信速度に基づいて所定時間内に送信可能なデータサイズを算出し、送信可能なデータサイズで分割データを生成するため、通信速度に応じた最適なデータサイズでデータを分割して送信することができる。
また、本発明の携帯端末は、無線ネットワークの種別を判定するネットワーク種別判定手段をさらに備え、分割手段は、ネットワーク種別判定手段によって判定された無線ネットワークの種別に基づいて、分割するデータの種類を所定の種類に制限し、送信手段は、所定の種類以外のデータを送信しないことが好ましい。
この発明によれば、無線ネットワークの種別を判定し、無線ネットワークの種別に基づいて、分割するデータの種類を所定の種類に制限し、所定の種類以外のデータを送信しない。このため、通信速度の低い種別の無線ネットワークを使用してデータを送信する場合に、記憶容量の大きい種類のデータを送信して送信処理に長時間がかかることにより送信処理が中断してしまうことを防ぐことができ、データ送信処理の成功率を一層向上させることができる。
また、本発明のデータ送信システムは、内蔵する電池によって駆動される携帯端末と、携帯端末と無線ネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を具備し、携帯端末は、電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定手段と、電池残量測定手段によって測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割手段と、分割手段により生成された分割データを送信する送信手段と、を備え、サーバ装置は、携帯端末から送信された分割データを受信する受信手段と、受信手段により受信された分割データを結合する結合手段と、を備える。
この発明によれば、携帯端末は、電池残量を測定し、測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データとし、分割データを送信する。そして、サーバ装置は、携帯端末から送信された分割データを受信し、この分割データを結合する。したがって、携帯端末の電池残量が少ない場合にデータ送信中にデータ送信処理が中断する確率が減少し、また、データ送信処理が中断した場合にも、データ送信処理の再開時には、未送信の分割データのみを送信すればよくなるので、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
本発明によれば、データを送信するための環境が不安定な場合にはデータを分割して送信するため、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
本実施形態の携帯端末およびサーバ装置を具備するデータ送信システムを示すシステム構成図である。 携帯端末のハードウェア構成図である。 携帯端末およびサーバ装置の機能構成を示すブロック図である。 電池残量が所定のしきい値を下回る場合を模式的に示す図である。 分割された画像ファイルを模式的に示す図である。 本実施形態のデータ送信システムにおけるデータ送信処理を示すシーケンス図である。 本実施形態の変形例の携帯端末の機能構成を示す図である。 本実施形態の別の変形例の携帯端末の機能構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の携帯端末10およびサーバ装置20(外部装置)を具備するデータ送信システム1を示すシステム構成図である。携帯端末10とサーバ装置20とは、移動通信網40(無線ネットワーク)及び/又は図示しない有線ネットワークを介して接続されている。移動通信網40は、例えば、第3世代携帯電話ネットワーク、LTE(Long Term Evolution)携帯電話ネットワーク、無線LAN(LocalArea Network)などである。そして、携帯端末10は、移動通信網40を利用して、サーバ装置20にデータを送信する。
図2に、携帯端末10のハードウェア構成を示す。携帯端末10は、物理的には、CPU101、RAM102、ROM103、入力装置104、出力装置105、通信モジュール106を含んで構成されている。携帯端末10の各機能は、図2に示すRAM102などのハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで入力装置104、出力装置105、通信モジュール106、を動作させるとともに、RAM102やROM103におけるデータの読み出しおよびRAM102における書き込みを行うことで実現される。
以下、携帯端末10およびサーバ装置20の機能構成について説明する。図3は、携帯端末10およびサーバ装置20の機能構成を示す図である。携帯端末10は、電池残量測定部11(電池残量測定手段)、電波強度測定部12(電波強度測定手段)、ネットワーク種別判定部13(ネットワーク種別判定手段)、データ分割部14(分割手段)、およびデータ送信部15(送信手段)を含んで構成されている。
電池残量測定部11は、携帯端末10に内蔵されて携帯端末10を駆動する電池の残り容量である電池残量を測定する部分である。電池残量測定部11は、電池残量を測定して得た電池残量情報をデータ分割部14に送信する。
電波強度測定部12は、携帯端末10で受信する電波強度を測定する部分である。電波強度測定部12は、電波強度を測定して得た電波強度情報をデータ分割部14に送信する。
ネットワーク種別判定部13は、移動通信網40の種類を判定する部分である。例えば、携帯端末10がサーバ装置20と第3世代携帯電話ネットワークを介して接続されている場合には、ネットワーク種別判定部13は、移動通信網40の種類を第3世代携帯電話ネットワークであると判定する。ネットワーク種別判定部13は、移動通信網40の種類を判定して得たネットワーク種別情報をデータ分割部14およびデータ送信部15に送信する。
データ分割部14は、電池残量測定部11によって測定された電池残量、およびネットワーク種別判定部13によって判定されたネットワーク種別情報に応じて、データを分割する。
データ分割部14は、電池残量が所定のしきい値(例えば30%)を下回った場合、データを送信するための環境が不安定であると判定し、送信するデータを分割する。例えば、図4に示すように、電池残量測定部11によって測定された電池残量が20%であった場合には、データ分割部14は、送信するデータを分割する。
また、データ分割部14は、電波強度測定部12によって測定された電波強度が所定の値以下である場合、又は、電波強度が安定しない場合には、データを送信するための環境が不安定であると判定し、送信するデータを分割する。
また、データ分割部14は、ネットワーク種別判定部13によって判定された移動通信網40の種類が例えば第3世代携帯電話ネットワークなどの比較的低速なネットワークであった場合に、データを送信するための環境が不安定であると判定し、送信するデータを分割する。
データの分割処理は次のように行われる。まず、データ分割部14がデータ送信部15に適当なサイズの疑似データを送信させる。次に、データ分割部14は、疑似データの送信処理が終了するまでの時間から、携帯端末10からサーバ装置20へ向かう上り回線の実測速度を算出する。そして、データ分割部14は、上り回線の実測速度から、1秒以内に送信できるデータサイズを算出し、送信データをこのサイズに分割する。例えば、データ分割部14は、疑似データを送信して上り回線の実測速度を2.4Mbpsと算出する。そして、データ分割部14は、この2.4Mbpsの実測速度から、1秒以内に送信可能なファイルサイズを250キロバイトと算出し、図5に示すように、2メガバイトの記憶容量の画像ファイルを250キロバイトの8個のファイルに分割する。
また、データ分割部14は、ネットワーク種別判定部13によって判定された移動通信網40の種類に基づいて、分割するデータの種類を所定の種類に制限する。具体的には、例えば、ネットワーク種別判定部13が移動通信網40の種類を比較的低速な第3世代携帯電話ネットワークであると判定した場合、データ分割部14は、テキスト系の小容量のデータのみを送信対象としてユーザに提示し、画像、動画、音楽ファイルなどの大容量のデータをユーザに提示しない。また、この場合にはデータ送信部15は、所定の種類以外のデータである画像、動画、音楽ファイルなどを送信しない。一方、ネットワーク種別判定部13が移動通信網40の種類を高速な無線LANであると判定した場合、データ分割部14は、画像、動画、音楽ファイルを含めたすべての種類のデータを送信対象としてユーザに提示する。
データ送信部15は、データ分割部14によって分割された分割データ、または分割されていないデータを、移動通信網40を経由してサーバ装置20に送信する部分である。また、データ送信部15は、分割された分割データを送信する場合に、一部の分割データを送信した後に送信処理が中断した場合、送信処理が中断した時点で送信中だった分割データを記憶しておく。そして、データの送信処理が再開できるようになった場合に、送信中だった分割データから送信を再開する。
また、サーバ装置20は、データ受信部21(受信手段)、データ結合部22(結合手段)およびデータ管理部23を含んで構成されている。
データ受信部21は、携帯端末10のデータ送信部15から送信されたデータを受信する部分である。データ受信部21は、受信したデータをデータ結合部22に送信する。
データ結合部22は、データ受信部21が受信したデータが携帯端末10のデータ分割部14によって分割された分割データであった場合に、この分割データを結合して、分割前のデータを復元する部分である。データ結合部22は、復元して得たデータをデータ管理部23に送信する。
データ管理部23は、データ結合部22から受信したデータを管理する部分である。
次に、このようにして構成される携帯端末10におけるデータ送信方法について説明する。図6は、本実施形態において構成されたデータ送信システム1(携帯端末10及びサーバ装置20)におけるデータ送信処理を示すシーケンス図である。
まず、携帯端末10において、電池残量測定部11により測定された電池残量、電波強度測定部12により測定された電波強度、およびネットワーク種別判定部13により判定された移動通信網40の種別に基づいて、データ分割部14によりデータ送信環境が安定であるか否かが判定される(ステップS1:電池残量測定ステップ)。ここでは、電池残量がしきい値を下回っており、データ送信環境が不安定であると判定されるものとする。次に、データ分割部14によりデータ送信部15に疑似データを送信する指示が出され、データ送信部15によりサーバ装置20へ疑似データが送信される(ステップS2)。疑似データの送信が終了すると、データ分割部14により、疑似データの送信に係った時間から上り回線の通信速度が算出され、算出された通信速度に基づいてデータ分割サイズが決定される(ステップS3)。そして、データ分割部14により、送信されるデータが分割され、分割データとされる(ステップS4:分割ステップ)。ここでは、分割データの個数は8であり、分割データa−1、a−2、・・・、a−8の8個の分割データが生成されるものとする。
次に、データ分割部14により、データ送信部15に分割情報を送信するように指示が出され、データ送信部15により分割情報がサーバ装置20に送信される(ステップS5)。この分割情報には、例えば、送信データを何個のデータに分割したかを示す個数情報が含まれる。サーバ装置20では、データ受信部21により分割情報が受信され、受信された分割情報が保存される(ステップS6)。
次に、データ分割部14からデータ送信部15に分割データa−1、a−2、・・・、a−8が出力される。そして、データ送信部15により分割データa−1〜a−6の6個のデータが順次送信される(ステップS7:送信ステップ)。このとき、データ送信部15では、分割データa−6まで送信が完了していることが記憶される。そして、サーバ装置20では、データ受信部21により、分割データa−1〜a−6が順次受信され、保存される。
次に、データ送信部15により分割データa−7が送信される(ステップS8)。このステップS8において、例えば電池切れによりデータ送信処理が中断した場合を考える。
携帯端末10においては、分割データa−6の送信完了から所定の時間(例えば48時間)以内に次の分割データであるa−7の送信を再開できなかった場合には、送信済みの分割データa−1〜a−6が削除される(ステップS9)。また、サーバ装置20においては、分割データa−6の送信完了から所定の時間(例えば48時間)以内に次の分割データであるa−7の送信が再開されなかった場合には、データ受信部21に保存されている受信済みの分割データa−1〜a−6が削除される(ステップS10)。
一方、電池が充電される、または電池が充電済みの電池に交換されるなどして、分割データa−6の送信完了から48時間以内に次の分割データであるa−7の送信を再開できる状態になった場合には、データ送信部15により、分割データa−1〜a−6が送信済みであることが確認され(ステップS11)、未送信の分割データa−7およびa−8が送信される(ステップS12)。そして、サーバ装置20において、データ受信部21により、分割データa−7およびa−8が受信される。このようにして分割データa−1〜a−8が全てデータ受信部21により受信されると、データ受信部21により、分割データa−1〜a−8がデータ結合部22に出力され、データ結合部22により分割データa−1〜a−8が結合され(ステップS13)、携帯端末10によって送信された元のデータが復元される。
以上のように、本実施形態の携帯端末10およびこの携帯端末10におけるデータ送信方法によれば、電池残量測定部11が電池残量を測定し、データ分割部14が測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データとし、データ送信部15が分割データを送信するため、データ送信中に電池残量がゼロになることによりデータ送信処理が中断する確率が減少し、また、データ送信処理が中断した場合にも、データ送信処理の再開時には、データ送信部15は未送信の分割データのみを送信すればよいので、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、携帯端末10によれば、電波強度測定部12が携帯端末10で受信する電波強度を測定し、データ送信部15が電波強度に応じてデータを分割するため、携帯端末10で受信する電波強度が弱い場合のデータ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、携帯端末10によれば、データ送信部15が移動通信網40の通信速度の測定に先立って所定のサイズのデータを送信し、データ分割部14が、所定のサイズのデータの送信が完了するまでの時間に基づいて移動通信網40の通信速度を測定し、所定時間内に送信可能なデータサイズを算出し、送信可能なデータサイズで分割データを生成するため、通信速度に応じた最適なデータサイズでデータを分割して送信することができる。
また、携帯端末10によれば、ネットワーク種別判定部13が移動通信網40の種別を判定し、データ分割部14が移動通信網40の種別に基づいて、分割するデータの種類を所定の種類に制限し、データ送信部15は所定の種類以外のデータを送信しないため、通信速度の低い種別の移動通信網40を使用してデータを送信する場合に、記憶容量の大きい種類のデータを送信して送信処理に長時間がかかることにより送信処理が中断してしまうことを防ぐことができ、データ送信処理の成功率を一層向上させることができる。
なお、本発明の携帯端末の実施の態様は、上記で説明した実施形態のものに限られない。本発明の携帯端末は、例えば、図7に示す携帯端末10Aのように、RAM使用率取得部16(負荷測定手段)をさらに備えてもよい。このRAM使用率取得部16は、RAM102の使用率(処理負荷)を取得し、RAM102の使用率の情報をデータ分割部14に出力する部分である。そして、データ分割部14は、RAM使用率取得部16によって取得されたRAM102の使用率が所定の値以上である場合に、データを分割して分割データを生成し、この分割データをデータ送信部15に送信する。
このような携帯端末10Aによっても、携帯端末10と同様の作用・効果を得ることができる。さらに、携帯端末10Aによれば、携帯端末10Aの処理負荷であるRAM102の使用率を取得し、RAM102の使用率が所定の値以上、例えば80%以上である場合にデータ分割部14がデータを分割するため、携帯端末10AのRAM102の使用率が高く、携帯端末10Aのデータ送信用アプリケーションが途中終了する可能性のある状況においても、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、本発明の携帯端末は、例えば、図8に示す携帯端末10Bのように、CPU使用率取得部17(負荷測定手段)をさらに備えてもよい。このCPU使用率取得部17は、CPU101の使用率(処理負荷)を取得し、CPU101の使用率の情報をデータ分割部14に出力する部分である。そして、データ分割部14は、CPU使用率取得部17によって取得されたCPU101の使用率が所定の値以上である場合に、データを分割して分割データを生成し、この分割データをデータ送信部15に送信する。
このような携帯端末10Bによっても、携帯端末10と同様の作用・効果を得ることができる。さらに、携帯端末10Bによれば、携帯端末10Bの処理負荷であるCPU101の使用率をCPU使用率取得部17によって取得し、CPU101の使用率が所定の値以上、例えば80%以上である場合にデータ分割部14がデータを分割するため、携帯端末10BのCPU101の使用率が高く、携帯端末10Bの処理速度が低下しやすい場合においても、データ送信処理の成功率を向上させることができる。
また、上記の実施形態において、データ分割部14がデータの分割を行う場合に、まずデータ送信部15に疑似データを送信させて上り回線速度を算出して分割データのサイズを決定するものとして説明を行ったが、データ送信部15に送信させるデータを疑似データではなく、実際に送信したいデータの一部分としてもよい。また、このような処理を行わずに、データ分割部14は分割データのサイズを固定値とし、常にこの固定値の大きさにデータを分割するようにしてもよい。
1…データ送信システム、10…携帯端末、11…電池残量測定部、12…電波強度測定部、13…ネットワーク種別判定部、14…データ分割部、15…データ送信部、16…RAM使用率取得部、17…CPU使用率取得部、20…サーバ装置、21…データ受信部、22…データ結合部、40…移動通信網。

Claims (7)

  1. 内蔵する電池によって駆動され、無線ネットワークを介して接続された外部装置にデータを送信する携帯端末であって、
    前記電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定手段と、
    前記電池残量測定手段によって測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割手段と、
    前記分割手段により生成された分割データを送信する送信手段と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記携帯端末の処理負荷を測定する負荷測定手段をさらに備え、
    前記分割手段は、前記負荷測定手段によって測定された処理負荷が所定の値以上である場合に、データを分割することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記携帯端末で受信する電波強度を測定する電波強度測定手段をさらに備え、
    前記分割手段は、前記電波強度測定手段によって測定された電波強度に応じてデータを分割することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記送信手段は前記無線ネットワークの通信速度の測定に先立って所定のサイズのデータを送信し、
    前記分割手段は、前記所定のサイズのデータの送信が完了するまでの時間に基づいて前記無線ネットワークの通信速度を測定し、前記通信速度に基づいて所定時間内に送信可能なデータサイズを算出し、前記送信可能なデータサイズで分割データを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記無線ネットワークの種別を判定するネットワーク種別判定手段をさらに備え、
    前記分割手段は、前記ネットワーク種別判定手段によって判定された無線ネットワークの種別に基づいて、分割するデータの種類を所定の種類に制限し、
    前記送信手段は、前記所定の種類以外のデータを送信しないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6. 内蔵する電池によって駆動される携帯端末と、
    前記携帯端末と無線ネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を具備し、
    前記携帯端末は、
    前記電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定手段と、
    前記電池残量測定手段によって測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割手段と、
    前記分割手段により生成された分割データを送信する送信手段と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記携帯端末から送信された分割データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された分割データを結合する結合手段と、を備えるデータ送信システム。
  7. 内蔵する電池によって駆動され、無線ネットワークを介して接続された外部装置にデータを送信する携帯端末におけるデータ送信方法であって、
    前記電池の残り容量である電池残量を測定する電池残量測定ステップと、
    前記電池残量測定ステップにおいて測定された電池残量に基づいてデータを分割して分割データを生成する分割ステップと、
    前記分割ステップにおいて生成された分割データを送信する送信ステップと、
    を備えるデータ送信方法。
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