JP2013207312A - 鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法 - Google Patents

鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失った場合にビーコン光を即座に捕捉することによって、通信の回復時間を短くすることができる、ビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法を提供する。
【解決手段】鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置において、ミラー制御部27と、このミラー制御部27によって向きが制御されるミラー29と、このミラー29を介してレーザ光によるデータ送受信を行う基地局と、基地局と同じ構成の車上局とを設け、基地局又は車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、基地局では車上局を捕捉する場合、車上局では基地局を捕捉する場合に、ビーコン光の位置を予測してミラー29をこの予測したビーコン光の方向に向けておくことで、ミラー29の向きの制御を短時間で行い、高速な捕捉・追尾を行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法に関するものである。
高速かつ大容量な通信技術として、レーザ光を用いた通信技術があり、ビル間通信や人工衛星を用いた通信で用いられている。このレーザ通信技術を高速移動する列車と地上間の通信に応用するため、本発明者らは検討を進めている(下記非特許文献1,2参照)。
図7は従来のレーザ光を使った鉄道用レーザ通信システムの模式図である。
この図において、地上側においては、101は第1の基地局、102は第2の基地局、103は第3の基地局、104は第4の基地局、…であり、それぞれの基地局101〜104はレーザ通信装置(図示なし)を有する。107は各基地局を接続する通信線である。
また、車上側においては、レール111上を走行する列車112に、レーザ通信装置114を有する車上局113が設けられる。Dは列車112の走行方向である。
レーザを使った光通信システムを鉄道で利用しようとすると、地上側の基地局(ここでは基地局103)は列車112の車上局113からのビーコン光115を、車上局113は基地局(ここでは基地局103)からのビーコン光108を、列車112の移動に合わせて探索・捕捉し、レーザ通信装置のミラー(図示なし)を正確に制御しながらビーコン光115,108に向けてレーザ光(信号光)を連続的に当てる(追尾する)ことで、双方向通信が実現できる。
特開2010−258809号公報
松原 広 他 3名,"鉄道の通信環境を高速大容量化する",RRR,2010年6月 中川 伸吾 他 3名,"光で列車と通信する",RRR,2010年2月
しかしながら、光通信方式は信号光(レーザ光)やビーコン光に光を使用しているために、雨や霧などの他に、鳥や柱などの障害物に光が遮られても、通信に直接的な影響が出るという欠点がある。すなわち、ビーコン光が遮られると、レーザ光(信号光)を発射すべき方向を見失ってしまうため、ビーコン光が何処にあるかを再び探すことが必要となり、このビーコン光を再捕捉するまでの時間は通信が途切れ通信品質に大きく影響する。
現時点で、このビーコン光の探索方法はいくつか提案されているが、いずれの方法も時間がかかるため、早急に通信が再開できないといった問題があった。
本発明は、上記状況に鑑みて、ビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失った場合に、地上局は車上局のビーコン光を、車上局は地上局のビーコン光を、それぞれ即座に捕捉することによって、通信の回復時間を短くすることができる、鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置において、記憶部と、制御部と、この制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、このミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う地上レーザ通信装置を具備する基地局と、記憶部と制御部と、この制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、このミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う車上レーザ通信装置を具備する車上局とを設け、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、前記基地局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するため、または前記車上局で前記基地局からのビーコン光を捕捉するために、前記記憶部に格納された情報を元にビーコン光の位置を予測して前記ミラーをこの予測したビーコン光の方向に向けておくことで、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行うようにしたことを特徴とする。
〔2〕鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、基地局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、車上局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックし、途切れた場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックし、次いで、求められた追尾可能範囲か否かをチェックし、追尾可能範囲である場合には、前記地上局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するために、または、前記車上局で前記地上局からのビーコン光を捕捉するために、ビーコン光の位置を予測して、この予測したビーコン光の方向に向けて予めミラーの向きを制御しておくことによって、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行うことを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、基地局は前記ミラーの動的制御を実施する初期値の設定方法として予め列車の現れる方向に向けておくようにしたことを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記基地局又は車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、ビーコン光の角速度の変化を計算して、ビーコン光の位置を予測して前記ミラーの向きを制御することを特徴とする。
〔5〕上記〔2〕記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記基地局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、前記基地局は、過去の列車によって捕捉されたビーコン光の位置情報を前記記憶部に蓄積しておき、この過去のビーコン光の位置情報からビーコン光の位置を予測し、前記ミラーの向きを制御することを特徴とする。
〔6〕上記〔2〕記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、前記車上局は、前記基地局の位置情報を予め記憶部に記憶しており、GPSを用いて自車位置を把握し、この自車位置に対応する基地局からビーコン光の位置を予測し、前記ミラーの向きを制御することを特徴とする。
〔7〕上記〔2〕記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、ビーコン光を受信した際に、ビーコン光を発信している基地局IDを認識し、ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をトレースし、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックし、途切れた場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックし、経過時間をパラメータとして、受信した基地局IDに対応する記憶部のトレース情報を元にビーコン光の方向を計算し、次いで求められた追尾可能範囲か否かをチェックし、追尾可能範囲である場合には、計算したビーコン光の方向にミラーを向け、ビーコン光が検知されたか否かをチェックし、ビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開できるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、ビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失った場合、ビーコン光を予測することによって高速に捕捉することができ、結果的に通信の回復時間を短くすることができる。
本発明の実施例を示す鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置の概要を示す模式図である。 本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置の要部構成図である。 本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第2の方法を示すフローチャートである。 本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第3の方法を示すフローチャートである。 本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第4の方法を示すフローチャートである。 本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第5の方法を示すフローチャートである。 従来のレーザ光を使った鉄道用レーザ通信システムの模式図である。
本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置は、記憶部と、制御部と、この制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、このミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う地上レーザ通信装置を具備する基地局と、記憶部と制御部と、この制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、このミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う車上レーザ通信装置を具備する車上局とを設け、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、前記基地局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するため、または前記車上局で前記基地局からのビーコン光を捕捉するために、前記記憶部に格納された情報を元にビーコン光の位置を予測して前記ミラーをこの予測したビーコン光の方向に向けておくことで、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行うようにした。
また、鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法は、基地局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、車上局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックし、途切れた場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックし、次いで、求められた追尾可能範囲か否かをチェックし、追尾可能範囲である場合には、前記地上局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するために、または、前記車上局で前記地上局からのビーコン光を捕捉するために、ビーコン光の位置を予測して、この予測したビーコン光の方向に向けて予めミラーの向きを制御しておくことによって、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行う。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明は、レーザ(信号)光の的になるビーコン光を如何に素早く捕捉・追尾するかということを狙いとしている。つまり、ビーコン光が遮られてレーザ光を発射すべき方向が分からなくなった場合に、ビーコン光を速やかに捕捉し、レーザ通信の回復までの時間を短縮するものである。
なお、ここで、捕捉とはビーコン光をキャッチすることとする。また、追尾とは見つけたビーコン光にミラーを正確に制御しながら相手の通信装置に向けて信号光を発射し通信を継続できるようにすることとする。
図1は本発明の実施例を示す鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置の概要を示す模式図である。
この図において、地上側1には、基地局2(A,B,C,…)が配置され、この基地局2(A,B,C,…)は、レーザ通信装置3を有する。4は各基地局2(A,B,C,…)を接続する通信路である。
また、車上(移動)側10では、レール11上を走行する列車12には、車上局13が設けられ、この車上局13にはレーザ通信装置14が搭載される。Dは列車12の走行方向である。なお、レーザ通信装置3,14はどちらも同じ構成のものを用いてよい。
以下、本発明の基本的構成について説明する。
鉄道という環境の特殊性について整理すると、列車12はレール11の上しか走らない(すなわち、予め決められた場所しか走行しない)という特性があるので、
(1)列車12がレール11の上しか走らないということは、常に車上局13(車上搭載のレーザ通信装置14)も同じ場所又はほぼ同じ場所を通る(軌跡を辿る)ことになる。
(2)列車12のスピードは劇的に変化せず、劇的に方向が変化するようなカーブも存在しないので、ビーコン光の位置は不規則な変化はしない。
このような鉄道環境固有の状態を考慮し、本発明では、何らかの障害物によってレーザ光が遮られても、下記の方法によって、列車12の動き(ビーコン光の移動)等を予測することでビーコン光の速やかな捕捉・追尾が可能になる。
図2は本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置の要部構成図である。
この図において、20は通信回線、21はレーザ通信装置であり、このレーザ通信装置21は、全体を統括する制御部22、制御部22に接続される記憶部23、ビーコン光送信部24、制御部22に接続されるビーコン光受信部25、制御部22に接続される信号光送受信部26、制御部22に接続されるミラー制御部27、ミラー制御部27に接続されるミラーアクチュエータ28、ミラーアクチュエータ28によって駆動されるミラー29を備えている。
そこで、ビーコン光送信部24からはビーコン光(送信)31が発射され、一方、ビーコン光(受信)32はミラー29によって反射されてビーコン光受信部25で受信される。レーザ光である信号光(送受信)33はミラー29によって反射されて信号光送受信部26で送受信される。そして、送受信された信号は通信回線20を介してやりとりされ、光通信を可能にする。
制御部22はレーザ通信装置21の全体を統括的に制御する。
ミラー29はビーコン光(受信)の捕捉や信号光の向きを合わせるために用いられ、ミラーアクチュエータ28に取り付けられていて、ミラーアクチュエータ28が上下左右に傾くことによって、ミラー29の角度を変えることができる。ミラーアクチュエータ28を電気的に制御する部分がミラー制御部27であり、制御部22から指令を受けて動作する。
ビーコン光送信部25は、相手(基地局にとっては車上局、車上局にとっては基地局)の通信装置に自分を捕捉してもらうために、ビーコン光31を発射する。
相手からのビーコン光を捕捉・追尾するためにビーコン光受信部25が設けられており、このビーコン光受信部25に正しくビーコン光が当たるようにミラー29の角度を連続的に調整することによってビーコン光を捕捉・追尾する。ビーコン光を正確に追尾できると、相手のレーザ装置に向けて正確に信号光を発射することができる。信号光送受信部26は、レーザ光である信号光33の受信と送信を行う(ここでは図示しないが、内部的には送信部と受信部は分割されている)。送信部から発射されたレーザ光33はミラー29の制御によって相手のビーコン光に向けられ、相手の信号送受信部26の受信部に届く。受信部に届いたレーザ光33は電気信号に変換されて通信データとして認識される。
記憶部23は、ミラー29の予測的制御を行うための、ビーコン光のトレース情報、ミラー29の角度の情報、地上局の位置情報などを格納する(下記実施例参照)。
なお、本発明において、トレース情報とは、「ビーコン光の向き」と「経過時間」や「自車位置」の情報を意味する。
次に、本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第1の方法(第1実施例)について説明する。
第1の方法は、基地局において、ビーコン光を捕捉するための予測方法として、列車の現れる方向にミラーを調整しておくという方法である。上記したように、列車はレール上を走っているため、常に列車の現れる位置は一定である。このことから、ビーコン光が現れる角度も常に同じであることが考えられるので、記憶部に列車の現れる方向を記憶させておき、予め列車の現れる方向を予測して基地局のレーザ通信装置のミラーを向けておくことにより、ビーコン光を捕捉・追尾するまでのミラーの調整時間を短縮し、早く通信を再開することができる。従来は、ビーコンを捕捉できる範囲全体を探す手順を踏んでいたので、本発明の第1の方法により、ビーコン光の捕捉までの時間を短縮できるだけでなく、ミラーの調整量が少なくなるので調整時間を短縮することができる。
次に、本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第2の方法(第2実施例)について説明する。
第2の方法は、ミラーの角速度の変化からビーコン光の向きを予測する方法である。ビーコン光が遮られる(結果的にレーザ光が途切れる)直前までの角速度の変化を記憶部にトレース(記憶)しておき、信号が途切れている間も同じように角速度の変化があると仮定してビーコン光の向きを予測する。これは上記したように、列車のスピードが劇的に変化しないことと、レールのカーブ方向も急激に変わらないという性質を利用し、予測を行っているものである。なお、この予測方法は、基地局にも車上局にも適用可能である。
図3は本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第2の方法を示すフローチャートである。
以下、第2の方法を図3を参照しながら詳細に説明する。
(1)ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をトレースする(ステップS1)。
(2)次に、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックする(ステップS2)。ステップS2においてNOの場合にはステップS1へ戻る。
(3)ステップS2においてYESの場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックする(ステップS3)。ステップS2においてNOの場合はステップS1へ戻る。
(4)ステップS3においてYESの場合には、ビーコン光の等角加速度運動と仮定し、途切れてからの経過時間をパラメータとしてビーコン光の位置を計算する(ステップS4)。なお、ここでは、ビーコン光の等角加速度運動として予測しているが、より簡単な等角速度運動として予測してもよいし、線路のカーブ等を考慮したより緻密な予測をするようにしてもよい。
(5)次いで、求められた位置が追尾可能範囲か否かをチェックする(ステップS5)。ステップS5においてNOの場合はエンドとする。
(6)ステップS6においてYESの場合には、ミラーアクチュエータを制御し、計算した位置の方向にミラーを向ける(ステップS6)。
(7)次に、ビーコン光が検知されたか否かをチェックする(ステップS7)。ステップS7においてYESの場合には、ビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開する(ステップS8)。ステップS7においてNO(ビーコン光が検知されない)場合には、ステップS4へ戻る。
次に、本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第3の方法(第3実施例)について説明する。
第3の方法は、基地局において、ビーコン光が検知される向きを学習しておき予測するという方法である。ビーコン光が遮られる(結果的にレーザ光が途切れる)直前までのビーコン光の向きを記憶部でトレース(記憶)しておき、過去に学習して記憶部に格納しておいたビーコン光のトレース情報を元に、経過時間をパラメータとして予測する。なお、トレースしていたビーコン光のスピードが過去の学習時のビーコン光のスピードと異なる場合は、予測位置に誤差を生じることになるので、スピードに差がある場合はこれを補正するようにする。この方法は上記第2の方法と比較するとより正確にビーコン光の位置を予測することができる。
図4は本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第3の方法を示すフローチャートである。
以下、第3の方法を図4を参照しながら詳細に説明する。
(1)ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をトレースする(ステップS11)。
(2)次に、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックする(ステップS12)。ステップS12においてNO(途切れなかった)場合にはステップS11へ戻る。
(3)ステップS12においてYESの場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックする(ステップS13)。
(4)ステップS13においてYESの場合には、経過時間をパラメータとして、記憶部に格納されている過去のトレース情報を元にビーコン光の位置を計算(予測)する(ステップS14)。
(5)ステップS13においてNOの場合には、ステップS11でトレースしたビーコン光のトレース情報(ビーコン光の軌跡と時間経過)を統計データとして記憶部に記録する(ステップS15)。
(6)ステップS14に次いで、求められた位置が追尾可能範囲か否かをチェックする(ステップS16)。
(7)ステップS16において、YESの場合には、ミラーアクチュエータを制御し、計算した位置の方向にミラーを向ける(ステップS17)。
(8)次いで、ビーコン光が検知されたか否かをチェックする(ステップS18)。ステップS18においてNOの場合には、ステップS14に戻る。
(9)ステップS18においてYESの場合にはビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開する(ステップS19)。
次に、本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第4の方法(第4実施例)について説明する。
第4の方法は、車上局において、上記第2の方法以外の予測方法として、自分(列車)の位置から地上局の場所を予測し、ビーコン光の位置を予測する方法である。そこで、GPS(図示なし)を用いて自分の位置を把握し、基地局のトレース情報を予め記憶部に格納しておくことにより、ビーコン光が遮られても、その自車位置における基地局の場所からビーコン光の向きを予測することができる。
図5は本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第4の方法を示すフローチャートである。
以下、第4の方法を図5を参照しながら詳細に説明する。
(1)ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をGPSデータ(列車の位置情報)とともにトレースする(ステップS21)。
(2)次に、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックする(ステップS22)。ステップS22においてNOの場合には、ステップS21へ戻る。
(3)ステップS22において、YESの場合にはビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックする(ステップS23)。
(4)ステップS23において、YESの場合には、GPSのデータ(列車の位置情報)をパラメータとして、記憶部に格納されている地上局の位置情報とトレース情報を元にビーコン光の位置を計算(予測)する(ステップS24)。
(5)ステップS23において、NOの場合には、ビーコン光のトレース情報(GPSデータおよびビーコン光の軌跡と時間経過)を統計データとしてデータベースに記憶する(ステップS25)。
(6)ステップS24に次いで求められた位置が追尾可能範囲か否かをチェックする(ステップS26)。ステップS26においてNOの場合には、エンドとする。
(7)ステップS26においてYESの場合には、ミラーアクチュエータを制御し、計算した位置の方向にミラーを向ける(ステップS27)。
(8)次いで、ビーコン光が検知されたか否かをチェックする(ステップS28)。ステップS28においてNOの場合には、ステップS24へ戻る。
(9)ステップS28においてYESの場合には、ビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開する(ステップS29)。
次に、本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第5の方法(第5実施例)について説明する。
第5の方法は、車上局において、自分の位置を知る方法として、通信している基地局のIDに対応したビーコン光の向きを学習しておくことによって、上記第3の方法と同様に、ビーコン光の位置を予測することができる。
図6は本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法における第5の方法を示すフローチャートである。
以下、第5の方法を図6を参照しながら詳細に説明する。
(1)ビーコン光を受信した際に、ビーコン光を発信している基地局IDを認識する(ステップS31)。ここでは、基地局の情報として基地局IDのみを使っているが、基地局のミラー角度の情報をリアルタイムに伝送して、この情報、ビーコン光の軌跡の情報を一緒に記憶部に記憶しておき、より緻密な予測を行うようにしてもよい。
(2)次いで、ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をトレースする(ステップS32)。
(3)次いで、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックする(ステップS33)。ステップS33においてNOの場合には、ステップS32に戻る。
(4)ステップS33においてYESの場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックする(ステップS34)。
(5)ステップS34においてYESの場合には、経過時間をパラメータとして、受信した基地局IDに対応する記憶部のトレース情報を元にビーコン光の位置を計算(予想)する(ステップS35)。
(6)ステップS34においてNOの場合には、ビーコン光のトレース情報(ビーコン光の軌跡と時間経過)を、基地局ID毎に統計データとして記憶部に記録し(ステップS36)、エンドとする。
(7)ステップS35に次いで求められた追尾可能範囲か否かをチェックする(ステップS37)。ステップS37においてNOの場合には、エンドとする。
(8)ステップS37においてYESの場合には、ミラーアクチュエータを制御し、計算した位置の方向にミラーを向ける(ステップS38)。
(9)次いで、ビーコン光が検知されたか否かをチェックする(ステップS39)。ステップS39において、NOの場合には、ステップS35へ戻る。
(10)ステップS39において、YESの場合には、ビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開する(ステップS40)。
このように、本発明によれば、ビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失った場合、ビーコン光の位置を予測することによって速やかに捕捉することができ、結果的に通信の回復時間を短くすることができる。
また、列車だけではなく、ある一定の場所を高速に移動するものに対するもの(例えば、移動する作業用ロボット、自動運転されている自動車など)との通信手段としても利用することができる。これにより、地上側からの制御が、この通信方式を通して実現可能となる。
また、上記実施例ではビーコン光の予測ができる場合について述べているが、ビーコン光の予測ができなくなる/外れる場合(例えば、追尾可能範囲を超えた場合、長時間ビーコン光が遮られた場合)には、これまでの方法、つまりミラーをスキャンしながらビーコン光を探し、ビーコン光を見つけたら、改めて捕捉・追尾し始めるという制御になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法は、ビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失って追尾する場合に、即座にビーコン光を捕捉することができ、結果として通信の回復時間を短くすることができる、鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置及び予測的捕捉・追尾方法として利用可能である。
1 地上側
2(A,B,C,…) 基地局
3,14 レーザ通信装置
4 通信路
10 車上(移動)側
11 レール
12 列車
13 車上局(移動局)
20 通信回線
21 レーザ通信装置
22 制御部
23 記憶部
24 ビーコン光送信部
25 ビーコン光受信部
26 信号光送受信部
27 ミラー制御部
28 ミラーアクチュエータ
29 ミラー
31 ビーコン光(送信)
32 ビーコン光(受信)
33 レーザ光である信号光(送受信)

Claims (7)

  1. 記憶部と、制御部と、該制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、該ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う地上レーザ通信装置を具備する基地局と、記憶部と制御部と、該制御部によって向きが制御されるミラーとを備え、該ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行う車上レーザ通信装置を具備する車上局とを設け、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、前記基地局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するため、または前記車上局で前記基地局からのビーコン光を捕捉するために、前記記憶部に格納された情報を元にビーコン光の位置を予測して前記ミラーを該予測したビーコン光の方向に向けておくことで、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行うようにしたことを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾装置。
  2. 基地局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、車上局は、記憶部を備え、制御部によってミラーの向きが制御され、前記ミラーを介してレーザ光によるデータ送受信を行い、前記基地局又は前記車上局からのデータ通信のためのビーコン光が遮られ、レーザ光を発射すべき方向を見失ったとき、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックし、途切れた場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックし、次いで、求められた追尾可能範囲か否かをチェックし、追尾可能範囲である場合には、前記地上局で前記車上局からのビーコン光を捕捉するために、または、前記車上局で前記地上局からのビーコン光を捕捉するために、ビーコン光の位置を予測して、該予測したビーコン光の方向に向けて予めミラーの向きを制御しておくことによって、ビーコン光の速やかな捕捉・追尾を行うことを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
  3. 請求項2記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、基地局は前記ミラーの動的制御を実施する初期値の設定方法として予め列車の現れる方向に向けておくようにしたことを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
  4. 請求項2記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記基地局又は車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、ビーコン光の角速度の変化を計算して、ビーコン光の位置を予測して前記ミラーの向きを制御することを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
  5. 請求項2記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記基地局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、前記基地局は、過去の列車によって捕捉されたビーコン光の位置情報を前記記憶部に蓄積しておき、該過去のビーコン光の位置情報からビーコン光の位置を予測し、前記ミラーの向きを制御することを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
  6. 請求項2記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、前記車上局は、前記基地局の位置情報を予め記憶部に記憶しており、GPSを用いて自車位置を把握し、該自車位置に対応する基地局からビーコン光の位置を予測し、前記ミラーの向きを制御することを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
  7. 請求項2記載の鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法において、前記車上局は、列車のスピードとレールのカーブ形状が急激に変化しない特性を利用して、ビーコン光を受信した際に、ビーコン光を発信している基地局IDを認識し、ビーコン光を捕捉している状態の間、ミラーの角速度の変化をトレースし、ビーコン光の受信が途切れたか否かをチェックし、途切れた場合には、ビーコン光の受信が途切れた位置が追尾範囲か否かをチェックし、経過時間をパラメータとして、受信した基地局IDに対応する記憶部のトレース情報を元にビーコン光の位置を計算し、次いで求められた追尾可能範囲か否かをチェックし、追尾可能範囲である場合には、計算した位置の方向にミラーを向け、ビーコン光が検知されたか否かをチェックし、ビーコン光の捕捉・追尾を開始し、通信を再開できるようにしたことを特徴とする鉄道用レーザ通信システムにおけるビーコン光の予測的捕捉・追尾方法。
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