JP2013206816A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浸水した後であっても安全に使用することができる電源装置を提供することを課題とする。
【解決手段】電源装置1は、防水ケースと、固定部材2とを備える。防水ケースは、収納ケース11と蓋12とを備え、蓋12が閉じているときに所定の防水基準を満たす。バッテリ3は、防水ケースに収納される。固定部材2は、収納ケース11内でバッテリ3を固定するために用いられる。バッテリ3は、固定部材2の底板22に固定される。側板23,24は、互いに対向しており、底板22の端から上方向に延びている。天板20は、側板23,24の上に載置される。天板20が収納ケース11の開口に合わせて形成されるため、固定部材2が収納ケース11に収納されたときに、天板20の周縁が、収納ケース11の内壁に接触する。これにより、天板20の水平方向の移動が抑制されるため、固定部材2が収納ケース11の中で水平方向に移動することが抑制される。
【選択図】図4

Description

本発明は、非常用電源として用いることができる電源装置に関する。
災害などにより停電が発生したときに備えて、地方自治体や病院などは、非常用電源を予め用意している。たとえば、ディーゼル発電機が、非常用電源として用いられている。ディーゼル発電機は、燃料を供給し続けることにより、比較的大きな電力を安定して供給することができる。しかし、ディーゼル発電機は、騒音が発生する、排気ガスが発生するなどの問題がある。
特許文献1には、太陽電池アレイを用いた非常用電源システムが開示されている。特許文献1に係る非常用電源システムは、太陽電池アレイを傾斜するようにして保持し、太陽電池アレイを電源装置に接続する。これにより、照明、パーソナルコンピュータ(PC)などの電気機器を使用することができる。特許文献1に係る非常用電源システムでは、太陽電池アレイが折りたたみ可能となっているため、保管時の省スペース化を実現するとともに、運搬が容易である。
特開2006−73606号公報
上述の非常用電源システムは、通常は、倉庫などに保管される。しかし、保管場所が洪水などにより浸水した場合、ユーザは、浸水した後の非常用電源を使用することができない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、浸水した後であっても安全に使用することができる電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、電源装置であって、2次電池と、前記2次電池が固定される固定部材と、蓋と、前記固定部材を収納する収納ケースとを有し、前記蓋が前記収納ケースの開口を塞ぐことにより所定の防水基準を満たす防水ケースと、を備え、前記固定部材は、前記2次電池が取り付けられる底板と、前記底板から上方に延びる第1の側板と、前記底板から上方に延び、前記第1の側板に対向する第2の側板と、前記第1の側板の上端から、前記第1の側板が前記第2の側板に対向する方向と反対の方向に延びる第1の支持板と、前記第2の側板の上端から、前記第2の側板が前記第1の側板に対向する方向と反対の方向に延びる第2の支持板と、を備え、前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記底板が前記収納ケースの内部の底面に対向し、前記第1の支持板及び前記第2の支持板が前記収納ケースの内壁に接触する。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の電源装置であって、前記第1の支持板及び前記第2の支持板は、一体的に形成された天板であり、前記天板は、前記第1の側板及び前記第2の側板の上端に載置される。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電源装置であって、さらに、前記蓋の裏面に取り付けられ、前記蓋が前記収納ケースの開口を塞ぐときに前記天板の上面に接触する抑止部材、を備える。
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3に記載の電源装置であって、さらに、前記天板の周縁に設けられた衝撃吸収部材を備え、前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記衝撃吸収部材が前記収納ケースの内壁に接触する。
請求項5記載の発明は、請求項2ないし請求項4に記載の電源装置であって、さらに、前記天板を上下方向に貫通する孔が形成される電源装置。
請求項6記載の発明であって、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電源装置であって、さらに、前記収納ケースの内部の底面に載置され、前記内部の底面と平行な方向に対して復元力を有する復元性部材、を備え、前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記底板が前記復元性部材の上に載置される。
本発明に係る電源装置において、2次電池が、蓋と収納ケースを備えるとともに所定の防水基準を満たす防水ケースに収納される。電源装置が浸水したときに、水が防水ケースの内部に侵入することがないため、ユーザは、浸水後の電源装置であっても安全に使用することができる。
固定部材の底板に2次電池が取り付けられ、第1の側板及び第2の側板が、底板から上方に延びるとともに、互いに対向する。第1の支持板は、第1の側板の上端から、第1の側板が第2の側板に対向する方向と反対の方向に延びる。第2の支持板は、第2の側板の上端から、第2の側板が第1の側板に対向する方向と反対の方向に延びる。固定部材が収納ケースに収納されるとき、第1の支持板及び第2の支持板が収納ケースの内壁に接触する。固定部材の水平方向の移動が抑制されるため、本発明に係る電源装置が強い衝撃を受けたとしても、防水ケース内における2次電池の配置が維持される。
本発明の実施の形態に係る電源装置の外観斜視図である。 図1に示す電源装置の使用時における外観斜視図である。 図2に示す電源装置の上面図である。 図3に示す電源装置の断面図である。 図4に示す固定部材の上面図である。 図5に示す固定部材の断面図である。 図3に示す電源装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る電源装置の変形例の断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
{電源装置1の外観}
図1は、実施の形態に係る電源装置1の外観斜視図である。図1に示すように、電源装置1において、バッテリ、インバータなどが防水ケース10の中に収納される。
防水ケース10は、プラスチック製のケースであり、収納ケース11と、蓋12とを備える。収納ケース11には、バッテリ、インバータなどを収納するための空間が形成されている。蓋12が収納ケース11の開口を塞ぐようにして閉じることにより、防水ケース10は、内部への水の浸入を防ぐことができる。
防水ケース10において、収納ケース11の外部の底に車輪を取り付け、収納ケース11の側面11aに伸縮式の取っ手を取り付けてもよい。これにより、ユーザは、電源装置1を容易に運搬することができる。
防水ケース10は、所定の保護規格に準拠しており、蓋12が閉じた状態で内部への異物の侵入を防ぐことができる。防水ケース10は、IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)及びJIS(Japanese Industrial Standards:日本工業規格)により定められた「IP−67」と呼ばれる規格を満たしている。IP−67は、粉塵が内部に侵入せず、かつ、所定の圧力及び時間で水中に浸漬しても収納物が有害な影響を受けないという規格である。
図2は、使用時における電源装置1の外観斜視図である。図2において、蓋12の表示を省略している。図1及び図2に示していないが、蓋12は、ヒンジにより収納ケース11に取り付けられており、収納ケース11に対して開閉可能となっている。ユーザは、電源装置1を使用する場合、蓋12を開け、照明などの電気機器の電源コードをインバータ4のコンセント41に差し込む。これにより、ユーザは、コンセント41に接続された電気機器を使用することができる。
電源装置1は、蓋12が閉じられた上で倉庫など保管される。防水ケース10が、IP−67の規格を満たしているため、防水ケース10に収納されたバッテリ、インバータなどは、浸水の影響を受けない。したがって、ユーザは、電源装置1が浸水した後であっても、電源装置1を安全に使用することができる。
また、後述するように、バッテリ、インバータなどは、防水ケース10の防水性を損なうことなく、防水ケース10の中で移動しないように固定される。したがって、電源装置1が横倒しとなったり、落下したりするようなことがあっても、電源装置1の内部でバッテリ、インバータなどの配置は変わらない。電源装置1において、収納されている機器同士をつなぐ電機配線が切断されたり、バッテリの液漏れなどが発生したりすることを防止できる。したがって、電源装置1が強い衝撃を受けた後であっても、ユーザは、電源装置1を安全に使用することができる。
{電源装置1の内部構成}
図3は、図2に示す電源装置1の上面図である。図3において、蓋12の表示を省略している。図4は、図3に示す電源装置1のA−A断面図である。図4では、蓋12を閉じたときの電源装置1のA−A断面を示している。以下、図3及び図4を参照しながら、電源装置1の内部の構成を詳しく説明する。
電源装置1は、防水ケース10の他に、固定部材2と、バッテリ3と、インバータ4と、コンバータ5と、充放電コントローラ6と、換気ファン7と、免震ゴム8,8と、抑止部材31,31とを備える。なお、図3において、バッテリ3、インバータ4、コンバータ5、充放電コントローラ6及び換気ファン7の各機器の間で接続される電気配線の表示を省略している。
固定部材2は、バッテリ3が収納ケース11の中で移動しないように、バッテリ3を固定する。バッテリ3の他に、インバータ4、コンバータ5、充放電コントローラ6及び換気ファン7が、固定部材2に固定される。
バッテリ3は、リチウムイオン電池、シリコンバッテリなどの2次電池である。なお、電源装置1は、複数のバッテリ3を備えていてもよい。
インバータ4は、バッテリ3に接続され、バッテリ3に充電された直流電力を、家庭用電源として用いられている交流電力(100V)に変換する。バッテリ3により供給される直流電力の電圧は、バッテリ3の充電量によって変化する。インバータ4のコンセント41に接続された電気機器は、インバータ4により生成された交流電力の供給を受けて動作することができる。
コンバータ5は、AC入力プラグP1及びバッテリ3に接続されており、家庭用電源を用いてバッテリ3を充電するときに動作する。具体的には、コンバータ5は、AC入力プラグP1から入力される交流電力(100V)を、バッテリ3の仕様に応じた直流電力に変換する。また、電源装置1が複数のバッテリ3を備える場合、コンバータにより生成される直流電力の電圧は、バッテリ3の数に応じて変化する。バッテリ3は、コンバータ5により生成された直流電力を充電する。
充放電コントローラ6は、太陽電池パネル(図示省略)から供給される直流電力(17.5V)を用いてバッテリ3を充電するときに動作する。つまり、太陽電池パネルの電力コードがDC入力プラグP2に差し込まれることにより、直流電力(17.5V)が太陽電池パネルから電源装置1に供給される。充放電コントローラ6は、太陽電池パネルから供給される直流電力(17.5V)の電圧を変換し、電圧が変換された直流電力をバッテリ3に充電する。また、充放電コントローラ6は、インバータ4又はコンバータ5が動作するとき、バッテリ3に充電されている電力を換気ファン7に供給する。具体的には、充放電コントローラ6は、バッテリ3に充電されている直流電力を、換気ファン7の動作に適した電力に変換して、換気ファン7に供給する。
換気ファン7は、収納ケース11に収納されたバッテリ3、インバータ4及びコンバータ5を冷却するために用いられる。バッテリ3の充電時には、バッテリ3及びコンバータ5の温度が上昇する。バッテリ3の放電時には、バッテリ3及びインバータ4の温度が上昇する。収納ケース11の内部の空気が換気ファン7により入れ替えられることにより、バッテリ3、インバータ4及びコンバータ5が冷却される。この結果、バッテリ3、インバータ4及びコンバータ5の誤動作を防ぐことができる。
免震ゴム8,8は、収納ケース11の底面11bに載置される。固定部材2は、防水ケース10に収納されているときに、免震ゴム8,8の上に載置される。免震ゴム8,8は、固定部材2の底板22の水平方向の移動を規制する。
蓋12の裏側には、抑止部材31,31が設けられる。抑止部材31,31は、蓋12が閉じているときに、天板20の上面に接触して天板20を上方から抑える。これにより、電源装置1を保管しているとき(蓋12が閉じているとき)、固定部材2の上下方向の移動を規制することができる。抑止部材31は、たとえば、発泡スチロール、スポンジなど衝撃を吸収できる素材で作成される。抑止部材31は、防水ケース10の防水性を損なわないように、接着剤などで蓋12の裏面に固定される。
{固定部材2の構成}
図5は、固定部材2の上面図である。図6は、図5に示す固定部材2のC−C断面図である。以下、図5及び図6を参照しながら、固定部材2の構成を詳しく説明する。固定部材2は、天板20と、バッテリ保持部材21と、リブ27,28とを備える。
まず、バッテリ保持部材21について説明する。バッテリ保持部材21は、略U字型の形状であり、底板22と、側板23,24と、取り付け板25,26とを備える。1枚の金属板(ステンレス板、アルミ板など)を折り曲げることにより、バッテリ保持部材21を形成することができる。
底板22は、収納ケース11の内部の底面11bに対向して配置される(図4参照)。側板23は、底板22の端部22aから垂直に上に延びている。側板24は、底板22の端部22bから垂直に上に延びている。端部22bは、底板22の端部22aの反対側に位置する。側板23,24は、互いに対向する。
取り付け板25,26は、固定部材2が防水ケース10に収納されたときに、底面11bに対向する(図4参照)。取り付け板25は、側板23の上端23aから矢印Eで示される方向に折り曲げられることにより形成される。取り付け板26は、側板24の上端24aから矢印Fで示される方向に折り曲げられることにより形成される。
次に、天板20について説明する。天板20は、1枚の金属板であり、取り付け板25,26の上に載置される。天板20のサイズは、収納ケース11の開口110(図3参照)のサイズに合わせて作成される。天板20は、ボルト及びナットなどにより、取り付け板25,26に固定される。
天板20は、支持部201,202を含む。支持部201,202は、保護部材203を介して収納ケース11の内壁11c,11d(図4参照)に接触することにより、固定部材2が矢印E,Fで示される方向に移動しないように、固定部材2を支持する。支持部201は、底面11bに対向しており、側板23の上端23aから矢印Eで示される方向に延びている。矢印Eは、側板23が側板24に対向する方向と反対の方向を示す。支持部202は、底面11bに対向しており、側板24の上端24aから矢印Fで示される方向に延びている。矢印Fは、側板24が側板23に対向する方向と反対の方向を示す。
保護部材203が、図6に示すように、天板20の周縁を囲むようにして取り付けられる。図6において、保護部材203のサイズを誇張して表示している。なお、図4では、保護部材203の表示を省略している。保護部材203は、ゴムなど、衝撃を吸収できる素材で作成される。
図5に示すように、天板20には、天板20を上下方向に貫通する貫通孔20b〜20fが形成される。貫通孔20bには、送風ファン7が嵌め込まれる。この結果、収納ケース11の内部の空気は、貫通孔20bを通って、収納ケース11の外へ強制的に排出される。貫通孔20cは、充放電コントローラ6を天板20に嵌め込むために用いられる。貫通孔20dは、インバータ4の上面に設けられたコンセント41を露出させるために形成される。貫通孔20eには、AC入力プラグP1が嵌め込まれる。貫通孔20fには、DC入力プラグP2が嵌め込まれる。
リブ27,28は、直角三角形状の金属板である。リブ27,28は、電源装置1が強い衝撃を受けた際に、固定部材2の形状が歪むことを防止する。リブ27の直角を挟む2辺が側板23及び取り付け板25に固定される。リブ28の直角を挟む2辺が側板24及び取り付け板26に固定される。
{固定部材2の収納}
図7は、図3に示す電源装置1のB−B断面図である。図7では、蓋12が閉じられているときの電源装置1のB−B断面を示している。以下、図4及び図7を参照しながら、固定部材2の収納について説明する。
バッテリ3が、底板22の上面に固定される。インバータ4が、側板23の内側の面に固定される。インバータ4の上部が貫通孔20dに嵌め込まれる。コンバータ5が、側板24の内側の面に固定される。充放電コントローラ6が、貫通孔20cに嵌め込まれた上で天板20に固定される。送風ファン7が、貫通孔20bに嵌め込まれた上で天板20に固定される。バッテリ3、インバータ4、コンバータ5、充放電コントローラ6及び送風ファン7の固定方法は、特に限定されない。
インバータ4が、バッテリ3に接続される。コンバータ5が、バッテリ3及びAC電源プラグP1に接続される。充放電コントローラ6が、バッテリ3と、DC電源プラグP2と、送風ファン7とに接続される。
免震ゴム8,8が、収納ケース11の底面11bの上に載置される。各機器が固定された固定部材2が、免震ゴム8,8の上に載置されることにより、収納ケース11に収納される。また、側板23と内壁11cとの間の空間が、スポンジ、発泡スチロールなどの衝撃吸収部材で満たされる。側板24と内壁11dとの間の空間も同様である。ユーザは、電源装置1を使用しないときには、蓋12を閉じた上で電源装置1を倉庫などに保管する。
このように、バッテリ3インバータ4、コンバータ5、充放電コントローラ6及び送風ファン7は、固定部材2に固定された上で、収納ケース11に収納される。後述するように、固定部材2の水平方向及び上下方向の移動が抑制されるため、固定部材2は、収納ケース2に固定されない。バッテリ3などが、防水ケース10を加工することなく、防水ケース10内で固定されるため、防水ケース10の防水性能を損なうことがない。
{収納される機器の保護}
以下、電源装置1の浸水、落下などが発生した場合であっても、防水ケース10に収納されている機器が保護され、ユーザが電源装置1を安全に使用できる理由について説明する。
防水ケース10は、上述のように、IP−67の規格を満たしている。蓋12が閉じられている電源装置1が浸水した場合、水は、防水ケース10の内部に侵入しない。したがって、ユーザは、電源装置1が浸水した後であっても、電源装置1を安全に使用することができる。
電源装置1が、落下などにより強い衝撃を受けた場合であっても、電源装置1の内部の構造は維持される。以下、電源装置1の内部の構造が維持される理由について説明する。
まず、水平方向の衝撃が電源装置1に加わった場合を説明する。水平方向とは、図4及び図7において、天板20が配置されている方向である。図4及び図7に示すように、収納ケース11の内壁11c〜11fが傾斜しているため、収納ケース11の開口110は、収納ケース11の底面11bよりも広くなっている。天板20が、開口110のサイズに合わせて作成されるため、固定部材2が収納ケース11に収納されるときに、天板20が開口110に嵌め込まれる。天板20は、保護部材203を介して内壁11c〜11fに接触する。この結果、水平方向の強い衝撃が電源装置1に加えられたとしても、天板20の水平方向の移動が抑制される。
底板22の移動は、免震ゴム8,8により抑制される。電源装置1が免震ゴム8,8を備えないと仮定した場合、天板20の移動が抑制されたとしても、底板22が移動して固定部材2の形状が歪むことが考えられる。実際には、底板22が免震ゴム8,8の上に載置されているため、底板22の水平方向の移動は、免震ゴム8,8により抑制される。また、底板22が移動したとしても、底板22は、免震ゴム8,8の復元力により元の位置に戻ることができる。
リブ27,28が、バッテリ保持部材21に取り付けているため、底板22の移動に伴って発生するバッテリ保持部材21の歪みも抑制できる。
このように、電源装置1が水平方向に強い衝撃を受けたとしても、固定部材2の移動が規制される。また、固定部材2に生じる歪みが抑制されるため、固定部材2に固定された機器が落下することを防止できる。
次に、電源装置1が上下方向の衝撃を受けた場合を説明する。蓋12が閉じているとき、蓋12の裏面に取り付けられた抑止部材31,31が、天板20の上面に接触する。したがって、上下方向の強い衝撃が電源装置1に加わった場合、固定部材2の上方向の移動は、抑止部材31,31によって規制される。固定部材2の下方向の移動は、免震ゴム8によって規制される。このように、固定部材2が上下方向に移動することが規制されるため、防止ケース10に収納された機器の配置が維持される。
このように、電源装置1が強い衝撃を受けたとしても、収納されている各機器の配置が維持される。電源装置1の内部の電気配線が、バッテリ3などの移動により切断されることがないため、ユーザは、強い衝撃が電源装置1に加わった後でも、電源装置1を安全に使用できる。
以上説明したように、電源装置1は、バッテリ3、インバータ4、コンバータ5、充放電コントローラ6及び送風ファン7が固定された固定部材2を防水ケース10に収納する。天板20及び免震ゴム8が固定部材2の水平方向の移動を抑制し、免震ゴム8及び抑止部材31が固定部材2の上下方向の移動を抑制するため、防水ケース10の中での固定部材2の移動が制限される。電源装置1が強い衝撃を受けたとしても、電源装置1の内部の構成が維持されるため、ユーザは、電源装置1を安全に使用することができる。
上記実施の形態では、送風ファン7が貫通孔20aに嵌め込まれる例を説明したが、これに限られない。電源装置1は、送風ファン7を備えていなくてもよい。この場合であっても、電源装置1内部の空気が、貫通孔20aを通って外部に流出することが可能であるため、バッテリ3などを冷却することができる。
上記実施の形態では、天板20が、収納ケース11の内壁11c〜11fに接触する例を説明したが、これに限られない。例えば、固定部材2において、取り付け板25,26が内壁11c,11dに接触するようにしてもよい。この場合、固定部材2は、天板20を備えなくてもよい。取り付け板25,26は、固定部材2が矢印E,Fで示される方向に移動することを抑制することができる。
上記実施の形態では、抑止部材31,31が発泡スチロール、スポンジなどの衝撃を吸できる素材である例を説明したが、これに限られない。たとえば、抑止部材31,31は、図8に示すように、金属板を蛇腹状に折り曲げた部材であってもよい。この場合、抑止部材31の端部31a,31aが蓋12の裏面に固定される。蓋12が閉じているときに、抑止部材31の節31b,31bが、天板20の上面に接触するため、固定部材2の上下方向の移動を抑制することができる。図8では、節31b,31bが側板23,24と平行となるように、抑止部材31,31が配置される例を示しているが、抑止部材31,31が配置される向きは、どの方向でもよい。
上記実施の形態では、1つの固定部材2が収納ケース11に収納される例を説明しているが、これに限られない。電源装置1は、複数のバッテリ3を備える場合、複数の固定部材2を収納ケース11に収納するようにしてもよい。この場合、1つの固定部材2に取り付けられるバッテリの数は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
1 電源装置
2 固定部材
3 バッテリ
4 インバータ
5 コンバータ
6 充放電コントローラ
7 送風ファン
10 防水ケース
11 収納ケース
12 蓋
20 天板
21 バッテリ収納部材
22 底板
23,24 側板
25,26 取り付け板
27,28 リブ
31 抑止部材
203 保護部材

Claims (6)

  1. 2次電池と、
    前記2次電池が固定される固定部材と、
    蓋と、前記固定部材を収納する収納ケースとを有し、前記蓋が前記収納ケースの開口を塞ぐことにより所定の防水基準を満たす防水ケースと、
    を備え、
    前記固定部材は、
    前記2次電池が取り付けられる底板と、
    前記底板から上方に延びる第1の側板と、
    前記底板から上方に延び、前記第1の側板に対向する第2の側板と、
    前記第1の側板の上端から、前記第1の側板が前記第2の側板に対向する方向と反対の方向に延びる第1の支持板と、
    前記第2の側板の上端から、前記第2の側板が前記第1の側板に対向する方向と反対の方向に延びる第2の支持板と、
    を備え、
    前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記底板が前記収納ケースの内部の底面に対向し、前記第1の支持板及び前記第2の支持板が前記収納ケースの内壁に接触する電源装置。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記第1の支持板及び前記第2の支持板は、一体的に形成された天板であり、
    前記天板は、前記第1の側板及び前記第2の側板の上端に載置される電源装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電源装置であって、さらに、
    前記蓋の裏面に取り付けられ、前記蓋が前記収納ケースの開口を塞ぐときに前記天板の上面に接触する抑止部材、
    を備える電源装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の電源装置であって、さらに、
    前記天板の周縁に設けられた衝撃吸収部材を備え、
    前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記衝撃吸収部材が前記収納ケースの内壁に接触する電源装置。
  5. 請求項2ないし請求項4に記載の電源装置であって、さらに、
    前記天板を上下方向に貫通する孔が形成される電源装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電源装置であって、さらに、
    前記収納ケースの内部の底面に載置され、前記内部の底面と平行な方向に対して復元力を有する復元性部材、
    を備え、
    前記固定部材が前記収納ケースに収納されたときに、前記底板が前記復元性部材の上に載置される電源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115051101A (zh) * 2022-08-01 2022-09-13 深圳市前海巨能新能源科技有限公司 一种新能源汽车动力电池专用存储系统

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