JP2013206302A - 商品情報処理装置およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】解像度が低い表示器に適した表示コマンドなどを用いて、高精細な表示器に見栄えの良い表示を表示させる。
【解決手段】客が購入した商品情報などのデータを入力して、これらの商品情報などに関する情報を解像度の高い表示器に表示する商品情報処理装置において 解像度の低い表示器に表示するためのコマンドを解析する解析手段と、前記解析手段で解析したコマンドに所定部に特定の文字列が含まれるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段でコマンドに特定の文字列が含まれると判断したならば、前記解像度の高い表示器にあらかじめ設定したデータを指定した領域に表示する表示制御手段とを備えた商品情報処理装置とした。
【選択図】 図6

Description

本発明の実施形態は、商品情報処理装置および商品情報処理装置のプログラムに関する。
客が購入する商品に関して、商品のバーコードを読取り、読み取ったバーコードから商品の価格を呼び出して、売上処理を行なうPOS(Point of Sales)端末やキャッシュレジスターにおいて、店員用の表示器と客用の表示器を備えているものが多い。
表示器の低価格化が進んだために、店員用には多くの情報が表示可能な表示器はパソコンなどと同じように、精細でカラー表示可能な表示器が用いられる場合が増えてきた。しかし一方で、客用表示器においては、比較的安価なことから、7セグメントの蛍光表示管や2、3行程度が表示可能な解像度の低いマトリックス表示のLED(Light Emitting Diode)のドットマトリックス表示器が用いられている場合がある。蛍光表示管では、主に数字を表示できる程度であり、LED表示器では、数字とアルファベットや、可能であればカタカナを表示して、商品に関する情報を客に提供している。
特開2011−22832号公報
もちろん、客用表示器に液晶表示器を用いることは可能であり、実際に精細な液晶表示器を用いている場合もあるが、今まで7セグメント表示器や解像度の低いLED客用表示器で表示するデータを精細な液晶表示器で表示できるように作ることは手間がかかる。特に、すでに販売しているPOS端末等に用いる表示器を高精細な表示器にしようとしても、解像度が低い表示器に適した表示コマンドなどを、高精細な他の表示器にそのまま利用できるものではない。
本実施例では、客が購入した商品情報などのデータを入力して、これらの商品情報などに関する情報を解像度の高い表示器に表示する商品情報処理装置において 解像度の低い表示器に表示するためのコマンドを解析する解析手段と、前記解析手段で解析したコマンドに所定部に特定の文字列が含まれるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段でコマンドに特定の文字列が含まれると判断したならば、前記解像度の高い表示器にあらかじめ設定したデータを指定した領域に表示する表示制御手段とを備えた商品情報処理装置とした。
この実施の形態のPOS端末の外観斜視図。 このPOS端末の電気接続を示す電気ブロック図。 このPOS端末のハードディスク装置に形成された領域を示す図。 このPOS端末が備えるコマンド変換領域の詳細を示す図。 このPOS端末が実行するフローチャート。 このPOS端末が実行するフローチャート。 このPOS端末が実行するフローチャート。 このPOS端末で変換されて表示された例を示す図。 POS端末に用いられる蛍光表示管の一例を示す図。 蛍光表示管に表示するために送信されるデータの例を示す図。 このPOS端末の他の実施の形態を示すフローチャート。 他の実施の形態により表示器に表示された例を示す図。
以下、図1ないし図8を用いて、この実施の形態の商品情報処理装置をPOS端末1に適用した例で説明する。
図1はこの実施の形態のPOS端末の外観斜視図、図2はこのPOS端末の電気接続を示すブロック図、図3はこのPOS端末のハードディスク装置に形成された領域を示す図、図4はこのPOS端末が備えるコマンド変換領域の詳細を示す図、図5はこのPOS端末が実行するフローチャート、図6はこのPOS端末が実行するフローチャート、図7はこのPOS端末が実行するフローチャート、図8はこのPOS端末で変換されて表示された例を示す図である。
POS端末1は、本体2、店用表示器3、客用表示器4からなる。本体2には、上面にキーボード5とプリンタ6が設けられている。キーボード5の右側には、ICカードなどの磁気ストライプを読み取る読取部7が内蔵され、ICカードなどを通すためのスリット8が本体2上面に形成されている。本体2の下方には紙幣や硬貨を収納するドロワ9が設けられている。
店用表示器3、客用表示器4は、ともにカラー表示可能な高精細な液晶表示器であり、それぞれ本体から送られてきた表示データを表示する。
このPOS端末1の本体2内には、CPU(Central Processing Unit)10に、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、図では「HDD」と示すハードディスク装置13、キー制御部14、店表示制御部15、客表示制御部16、印字制御部17、読取制御部18、ドロワ制御部19、および通信部20がバスライン21で接続される制御部22が形成されている。通信部20は、LAN(Local Area Network)回線23でサーバ24に接続する。キー制御部14は、キーボード5の入力を制御する。店表示制御部15は、店用表示器3の表示を制御する。客表示制御部16は、客用表示器4の表示を制御する。印字制御部17は、プリンタ6を制御する。読取制御部18は、読取部7を制御する。ドロワ制御部19は、ドロワ9を制御する。
図3は、RAM12およびハードディスク装置13に形成される領域を示すものである。RAM12には、商品情報を記憶する商品情報バッファ25、店用表示器3に表示するデータを記憶する店用表示バッファ26、客用表示器4に表示するデータを記憶する客用表示バッファ27、プリンタ6で印字するデータを記憶する印字バッファ28、タイマーエリア29の各領域が設けられている。ハードディスク装置13には、コマンド変換領域30と画面デザイン領域31が設けられている。
コマンド変換領域30は、図4に示すような情報を記憶している。すなわち、客面表示器4に表示する内容に関して、情報の中に「テイショク」という文字列が含まれている場合に、表示を変換などするための情報であり、同様に送られてきた表示情報に「オカイケイ」、「オツリ」、「ワリビキ」、「ネビキ」の特定の文字列があれば、表示の変換を行うようにするものである。この特定の文字列によって、その特定の文字列を置き換える文字と、カタカナをひらがなに変換するか否か、金額の文字を拡大するか、金額に「円」という文字を追加するか否かおよびこの「円」と金額を赤文字にするか否か、およびこの特定の文字列が含まれている場合に表示する画面のデザインをあらかじめ設定されているどのデザインにするか、が設定されている。
次の、このPOS端末1が実行する処理を説明する。
図5は、このPOS端末1が商品の情報に応じて情報を処理して、その表示を店用表示器3、客用表示器4に行なう処理である。まず、スキャナで商品に付されたバーコードを読み取ったか否かを判断し(Act1)、バーコードを読み取れば、サーバ24に商品情報を問い合わせて(Act2)、その問合せ結果を商品情報バッファ24に記憶し(Act3)、その商品情報を表示するために表示出力を行なう(Act4)。なお、表示出力については、後述する。Act1でバーコードを読み取らなければ、キー入力があったか否かを判断し(Act5)、キー入力がなければその他の処理を実行する(Act6)。
Act5でキー入力があったと判断されたら、その入力がテンキーからの数値入力か否かを判断して(Act7)、数値入力であればそのデータを保存する(Act8)。テンキーの入力でなければ、値引きキーが押されたか否かを判断し(Act9)、値引きキーであれば商品情報の値引きを計算して(Act10)、値引き金額を表示出力する(Act11)。Act9で値引きキーでなければ、割引きキーが押されたか否かを判断し(Act12)、割引きキーであれば商品情報の割引きを計算して(Act13)、割引き率を表示出力する(Act14)。ちなみに、値引きは商品の値段から所定金額を引くものであり、割引きは商品の値段から所定割合の金額を引くものである。
Act12で割引きキーでないと判断したならば、小計キーが押されたか否かを判断し(Act15)、小計キーが押されたならば、商品情報バッファに記憶した商品の値段を合計して(Act16)、表示出力する(Act17)。Act15で小計キーでなければ現計キーが押されたか否かを判断し(Act18)、現計キーが押されたならば釣銭金額を計算し(Act19)、表示出力し(Act20)、商品情報バッファに記憶した商品名や値段、値下げあるいは割引率または金額を必要に応じて印字してレシートを発行し(Act21)、ドロワ9を開放する(Act22)。また、Act18で現計キーでないと判断したならば、他のキー処理を実行する(Act23)。
図6は、図5中で表示出力された表示処理を示すものである。まず、店用表示器3に表示するデータをPOS端末1から受け取ってそのまま店用表示バッファ26に保存する(Act31)。店用表示器3は、店用表示バッファ26にデータが保存されると自動的にそのデータが表示されるようになっている。次に、タイマーエリア29を用いてタイマーを開始する(Act32)。そして、図4で示される特定文字である「テイショク」であるか(Act33)、「オカイケイ」であるか(Act34)、「オツリ」であるか(Act35)、「ワリビキ」であるか(Act36)、「ネビキ」であるか(Act37)が順次判断される。また、いずれでもなければ、特定文字が含まれていないので、数値の後に「円」という漢字を追加し(Act38)、画面のデザインとしてハードディスク13に保存されているデザインAを選択する(Act39)。
Act33で特定文字が「テイショク」であると判断したならば、このカタカナで送られてきたデータを漢字の「定食」に置き換えて(Act40)、また、「定食」以外のカタカナの部分をすべてひらがなに置き換える(Act41)。また、数値データの後に「円」という漢字を追加する(Act42)。画面のデザインとしてハードディスク13に保存されているデザインAを選択する(Act43)。
Act34で特定文字が「オカイケイ」であったと判断したならば、「オカイケイ」を「お会計に」変換して(Act44)、金額の文字のサイズを大きく表示する(Act45)。「円」という文字を追加して(Act46)、画面デザインBを選択する(Act47)。
Act35で特定文字が「オツリ」であったと判断したならば、「オツリ」を「お釣り」に変換し(Act48)、金額の文字サイズを大きくして(Act49)、「円」を追加して(Act50)、画面デザインCを選択する(Act51)。
Act36で特定文字が「ワリビキ」であったと判断したならば、「ワリビキ」を「割引き」変換して(Act52)、金額の文字の色を赤くして(Act53)。「円」という文字を追加して(Act54)、画面デザインAを選択する(Act55)。
Act37で特定文字が「ネビキ」であったと判断したならば、「ネビキ」を「値引き」変換して(Act56)、金額の文字の色を赤くして(Act57)。「円」という文字を追加して(Act58)、画面デザインAを選択する(Act59)。この表示状態は、表示される文字が図8(d)の「割引き」が「値引き」に変わった程度の違いであり、図面は省略してある。
特定文字がなかった場合にも、特定文字があった場合でも、画面選択がなされたならば、選択された変換テーブルに基づいて店用表示バッファ27に表示する情報を書き込む(Act60)。この店用表示バッファ27にデータが書き込まれると、このデータが店用表示器4に表示される。
ここで表示された例を、図8を用いて説明する。図8(a)に「テイショク」が含まれていた例を示す。画面デザインAには、画面の右上に店名ロゴがあらかじめ表示されるように設定されているとともに、品名や値段の表示位置が決められている。また、画面全体をピンクの背景とする。前述したようにカタカナである「オサシミ」をひらがなの「おさしみ」に変換し、「テイショク」を「定食」に置き換えて表示している。金額「1,780」の後に「円」という文字が追加されて表示されている。
特定文字に「オカイケイ」が含まれていた例を、図8(b)に示す。「テイショク」という文字を含むときと同様に、ひらがなで「お会計」等表示されるようにして、金額が拡大された文字で「円」を追加して表示されている。画面デザインBは背景色が青となっていて、画面の右上には店名のロゴが表示される。
特定文字に「オカイケイ」が含まれていた場合の表示状態を図8(c)に示す。画面デザインCは、画面デザインBと似ていて、背景が青で右上に店名ロゴが表示されるほかに、画面内の下側に「本日は誠にありがとうございました」という表示がされるように設定されている。
特定文字に「ワリビキ」が含まれていた表示状態を図8(d)に示す。Act45で設定されたように、割引き金額「−178円」が赤文字で表示されることで、商品の単なる値段の表示とは区別できるようになっている。
なお、事前に設定した特定文字が含まれていなければ、表示内容は変換せずに、金額に「円」を追加するとともに、背景は見やすいものを選択するようにすればよい。
また、Act32でカウントを開始したタイマーについて、図7を参照して説明する。このタイマーは、一定時間内に表示出力がPOS端末1からあったか否かを判断するもので、表示出力を受信した場合にはタイマーのカウントアップがあらためて開始される。そして、タイマーエリア29でカウントしているデータがタイムアップしたか否かを判断して(Act65)、タイムアップすれば画面デザインDを選択して(Act66)、客用画面に画面デザインDを書き込んで(Act67)、この処理を終了する。
例えば、表示するデータを1分間受信しなければ、画面デザインDを客用表示バッファ27に書き込み、画面を待機状態の画面とする。この表示状態を図8(e)に示す。
このようにこの実施の形態では、例えば1文字が縦8ドット、横8ドット程度の少ないドット数で形成していて、このようなドット数の少ない数字やカタカナなどを組み合わせて表示していた情報を、カラー表示可能な液晶表示器で表示する場合に、POS端末1から送信する情報を変えることなく、表示を行う前に情報を変換して、見やすく表示できるようにした。このため、POS端末1のソフトウェアを変更することなく、変換ソフトウェアをアプリケーションソフトウェアと表示器(ハードウェア)との間に設けるだけでよい。
次に、この実施の形態の変形例を、図9ないし図12を参照して説明する。この変形例は、図9に示すような7セグメントの蛍光表示管を客用表示器51として用いていたPOS端末1をカラー液晶表示器に代えた場合に、この客用表示器51に送信していた情報を変換してカラー液晶表示器に表示できるようにしたものである。また、図10は蛍光表示管に表示するために送信されるデータの例を示す図、図11このPOS端末の他の実施の形態を示すフローチャート、図12は 他の実施の形態により表示器51に表示された例を示す図である。
まず、蛍光表示管による客用表示器51について簡単に説明する。この客面表示器51は、10桁の蛍光表示部52と5つの状態表示部53がある。蛍光表示52は図面中一点鎖線で囲ってある。蛍光表示部は主に数字を表すものであり、左の2桁の破線で囲んだ部分は商品の部門を表示する部門領域54であり、左から3桁目の破線で囲んだ部分はリピート領域55であり、右7桁の破線で囲んだ部分は商品の主に値段を表示する金額領域56である。部門領域54は、POS端末から送られてきたデータに部門があればその部門のコードを表示する。リピート領域55は、客が同じ商品を2点以上買う場合に用いられる場合に、その買上点数を表示するための領域である。金額領域56は、客が購入する商品の値段や値引き金額などの金額に関する情報を表示する。状態表示部53は、このPOS端末1の状態がリピートの表示か、図では「(−)」と示される値引きの表示か、図では「%−」と示される割引きの表示か、商品金額の合計の表示か、お釣りの表示かを区分けするためのものである。例えば、受け取った金額から商品合計金額を引いた釣銭が算出されたならば、お釣り部分の状態表示部が点灯して、表示されている数字が釣銭であることが分かるようになっている。
POS端末1から表示器51に送られるデータは合計15桁の数値からなっていて、左側5桁が状態表示部53を表示するための状態情報57であり、右側10桁が蛍光表示部52に表示するための蛍光情報58である。5桁の状態表示部53に関する情報で1となっている桁に対応する状態表示部53が点灯するようになっている。
このような客用表示器51が用いられていたPOS端末1に、カラー液晶の客用表示器4に置き換えた場合に、図6に示したフローチャートで示されるソフトウェアに代えて、図11に示すフローチャートのような処理を行なうソフトウェアを用いて、客用表示バッファ27にデータを書き込むようにすれば良い。なお、図5、図7のフローチャートは変わらないため、また前述の実施の形態から容易に推測できる部分についても、図面は省略し、説明も簡単に行なう。
この処理では、図4と同様なコマンド変換テーブルを必要とするが、特定データが状態表示部53の状態情報57を利用している点と、POS端末1から送信されるデータに文字列がないため、カタカナからひらがなへの文字変換が発生しない点が、前述した説明と異なる。
POS端末1から表示情報を受けると、店用表示器3に表示する情報を店用表示バッファ26に描画する(Act71)。そしてタイマーを開始する(Act72)。このタイマーは第一の実施の形態と同じ機能をするものである。次に状態情報57があるか否かを判断し(Act73)、状態情報57がすべて「0」であるならば、部門領域54のデータがあるか否かを判断し(Act74)、部門領域54があると判断した場合には、「部門」という文字列を部門のコードに追加して(Act75)、「円」を追加して(Act76)、画面デザインAを選択する(Act77)。そして、客用表示バッファ27に描画する(Act78)。
図12に表示例を示す。この例で図12(a)は部門データがある場合、すなわち部門を表す蛍光情報58の1桁目と2桁目が0でなければ、部門が指定されているので、「部門」と表示されてその後に部門のコード「01」が表示される。また、商品の値段に「円」が追加されて表示される。図12(b)は蛍光情報58に部門データがない場合である。部門データがない場合は、部門は表示されずに、商品の値段に「円」が追加されて表示される。また、選択された画面デザインAについては、第一の実施の形態と同じである。
状態情報57があった場合に、その情報が「リピート」であるか否かを判断する(Act79)。リピートは、直前に入力した情報と同じ情報を入力するための処理であり、状態情報57の1桁目(左端)が「1」となっていて、また、蛍光情報58の3桁目に客が購入する商品の点数が入っている。そこで、客が購入する点数の後に「個」という文字を追加する(Act80)。その後の処理はについて、通常の商品情報とは変わらないので、Act74の処理から行なう。
図12(c)は、リピートがある場合の表示例である。図12(a)と比べて分かるように、客が購入する商品の点数がその点数を示す数字に「個」という漢字が追加されて表示される。
Act79で状態情報57がリピートでなければ、値引きであるか否かを判断し(Act81)、値引きでれば「値引き」という文字列を追加して(Act82)、値段部分を赤字にして(Act83)、また、「円」という文字を追加して(Act84)、画面デザインAを選択し(Act85)、Act78の客用表示バッファ27への書き込み処理を行なう。
Act79で状態情報57がリピートでなければ、割引きであるか否かを判断し(Act86)、割引きであれば「割引き」という文字列を追加して(Act87)、値段部分を赤字にして(Act88)、また、「円」という文字を追加して(Act89)、画面デザインAを選択し(Act90)、Act78の客用表示バッファ27への書き込み処理を行なう。
Act86で状態情報57が割引きでなければ、合計であるか否かを判断し(Act91)、合計きであれば「合計」という文字列を追加して(Act92)、文字を拡大した文字として(Act93)、また、「円」という文字を追加して(Act94)、画面デザインBを選択し(Act95)、Act78の客用表示バッファ27への書き込み処理を行なう。
Act92で状態情報57が合計でなければ、お釣りとなるので「お釣り」という文字列を追加して(Act96)、文字を拡大した文字として(Act97)、また、「円」という文字を追加して(Act98)、画面デザインCを選択し(Act99)、Act78の客用表示バッファ27への書き込み処理を行なう。
このように、POS端末1で蛍光表示管に表示するためのデータを用いて、カラー液晶表示器の客用表示器にカラーでかつ単なる数字の羅列だけでなく漢字を交えた表示が行えるために、表示内容が見やすくなる。また、POS端末1で用いていたアプリケーションソフトウェアを変更することがないため、開発時間もあまり多くかからず、かつ、比較的簡単なソフトウェアであるために、表示内容を変更したいときにもあまり手間がかからずに変更可能である。
なお、部門情報があるときには、その部門のコードを「部門」という漢字とともに表示する説明としたが、例えば部門のコードと漢字文字列を対応させておき、01という部門コードでは「食品」、02という部門コードでは「雑貨」、03という部門コードでは「衣類」などと表示させるようにすることもできる。
このように、解像度が低い表示器に表示するための機能を持った、アプリケーションソフトウェアを変更せずに、表示の出力を変更するソフトウェアを後から追加するだけで、漢字を用いて、かつ色がついた見やすい表示を、解像度が高い表示器で表示可能な、比較的簡単なソフトウェアで提供できる。このようにしたことで、今までに開発してあるアプリケーションソフトウェアを新しい機種に用いる場合にも、すでに開発隅アプリケーションソフトウェアを用いて視認性がよく豊かな情報を持った表示が可能である。
ここで、解像度が低い表示器とは、前述したように例えば1つの文字を8ドット×8ドットで表示する表示器や、蛍光表示管のことであり、解像度が高い表示器とは、カラー表示可能な例えばスマートフォンや携帯型のゲーム機に用いられているような表示器である。この実施の形態では、
カラーの液晶表示器を用いたもので説明したが、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いた表示器など、他の表示器にも適用できる。
また、表示する内容についても、カタカナからひらがなや漢字に変換するだけでなく、文字列に応じてアルファベットを用いることや、解像度の高い表示器であるため、絵や写真のようなビットデータを表示することも可能である。さらには、日本語のデータを英語や中国語などの複数の言語に対応付けて、同時に2つ以上の言語を表示させることもできる。
この実施の形態では、客用表示器4についての説明であったが、備え付けられていた店用表示器3が例えば蛍光表示管であった場合に、その店用表示器3をカラー液晶表示器などに置き換える場合にも適用できる。
さらには、上記実施の形態で説明したソフトウェアを、例えばCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの外部記憶媒体に保存して配布することや、サーバに保存しておき電気通信回線を用いて配信することも可能である。
このように、上記の実施の形態例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、修正を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・POS端末
4・・客用表示器
26・・客用表示バッファ

Claims (6)

  1. 客が購入した商品情報などのデータを入力して、これらの商品情報などに関する情報を解像度の高い表示器に表示する商品情報処理装置において
    解像度の低い表示器に表示するためのコマンドを解析する解析手段と、
    前記解析手段で解析したコマンドに所定部に特定の文字列が含まれるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段でコマンドに特定の文字列が含まれると判断したならば、前記解像度の高い表示器にあらかじめ設定したデータを指定した領域に表示する表示制御手段と
    を備えた商品情報処理装置。
  2. 前記解析手段は特定位置に表示するためのコマンドが含まれるか否かを判断し、
    前記表示制御手段は前記解析手段が特定位置を点灯するためのコマンドが含まれていると判断したならば、前記表示器にあらかじめ設定したデータを指定した領域に表示する
    請求項1記載の商品情報処理装置。
  3. 前記判断手段で特定のコマンドが含まれると判断されたなら、前記表示制御手段は前記表示器にそのコマンドに含まれる文字列の一部あるいは全部を他の文字列に変換する
    請求項1記載の商品情報処理装置。
  4. 前記判断手段で特定のコマンドが含まれると判断されたなら、前記表示制御手段は前記表示器にそのコマンドに含まれる文字列をあらかじめ設定したレイアウトで表示する
    請求項1記載の商品情報処理装置。
  5. 表示コマンドを受信すると開始するタイマーと、
    前記タイマーが所定時間を経過したと計時した場合には、あらかじめ設定された画像を前記表示器に表示する経過画像処理手段
    をさらに有する請求項1記載の商品情報処理装置。
  6. 表示器に客が購入した商品情報などのデータを入力して、これらの商品情報などに関する情報を表示器に表示する商品情報処理装置に、
    表示に関するコマンドを解析する解析手段、
    前記解析手段で解析したコマンドに所定部に特定の文字列が含まれるか否かを判断する判断手段、
    前記判断手段でコマンドに特定の文字列が含まれると判断したならば、前記表示器にあらかじめ設定したデータを指定した領域に表示する表示制御手段
    として機能させる商品情報処理装置のプログラム。
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