JP2013201510A - 車両用データ通信システム及び車両用データ通信装置 - Google Patents

車両用データ通信システム及び車両用データ通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ノードの負担を抑制しつつ、データ通信のセキュリティ性を高める。
【解決手段】車両用データ通信装置2は、データを暗号化するか否かの暗号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせの単位で一元的に管理し、ノードは、データを復号化するか否かの復号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスの単位で一元的に管理する。ノードは、データを暗号化して送信する必要がなくそのまま送信すれば良く、又、車両用データ通信装置2から自身に受信されたデータのみに対して復号化情報を記憶すれば良く、暗号化や復号化が要因となって構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のノードにバスを介して接続される車両用データ通信装置を備えた車両用データ通信システム及び前記車両用データ通信装置に関する。
従来より、ノードであるECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)間や外部ツールとECUとの間でバスを介してデータ通信を行うことが供されている。外部ツールとECUとがデータ通信を行う場合は、外部ツールをバスに接続することで、そのバスに接続されているECUにアクセスすることが可能となり、ECUの制御プログラムを書換えたり、ECUからデータを読出したりする等が可能となる(例えば特許文献1参照)。
特開2004−192277号公報
ところで、外部ツールやECUとバスとの間の接続インタフェースやデータ通信方式の仕様は公開されている。そのため、正規の作業者が正規な外部ツールをバスに接続することのみならず、悪意を持った第三者が不正な外部ツールをバスに接続することが懸念されている。不正な外部ツールがバスに接続されると、ECUの制御プログラムが不正に書換えられたり、ECUから不正にデータが読出されたりする等(所謂成りすましが行われること)の被害を受けることが懸念される。そもそも外部ツールとECUとの間で規定されているデータ通信方式であるCAN(Controller Area Network)通信では、データフレームを同報する方式であることから、盗聴や解析が容易であるという事情がある。更に、データを格納するデータフィールドやCRC(cyclic redundancy check)チェックを格納するCRCフィールド等が規定されている一方、データフレームの発信元(発アドレス)を識別するソースフィールドやデータフレームを認証する認証フィールドが規定されていないという事情もある。
このような事情から、ECU間や外部ツールとECUとの間でのデータ通信のセキュリティ性を高めることが要求されている。その一方、データを暗号化する機能をノードに持たせることで、セキュリティ性を高めることが可能となるが、データを暗号化する機能をノードに持たせる構成では、その分、構成が複雑化したり処理負荷が増大したりする等の様々が問題を誘発するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、データを暗号化する機能をノードが持たない構成とすることで、ノードの負担を抑制することができつつ、データ通信のセキュリティ性を高めることができる車両用データ通信システム及び車両用データ通信装置を提供することにある。
請求項1に記載した車両用データ通信システムによれば、一のノードから他のノードにデータを中継する車両用データ通信装置において、一のノードから受信したデータを暗号化するか否かの暗号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせの単位で一元的に管理するようにした。又、ノードにおいて、車両用データ通信装置から受信したデータを復号化するか否かの復号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスの単位で一元的に管理するようにした。
これにより、ノードはデータを暗号化して送信する必要がなくそのまま(暗号化することなく)送信すれば良く、又、車両用データ通信装置から自身に受信されたデータのみに対して復号化情報を記憶すれば良いので、暗号化や復号化が要因となってノードの構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることがなく、ノードの負担を抑制することができる。即ち、ノードが例えばECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)であれば、その有限である処理能力(メモリ容量等)をECUの本来の機能に活用することができ、ECUの本来の機能を発揮し得ない状況を回避することができる。又、車両用データ通信装置がデータを暗号化することで、データ通信のセキュリティ性を高めることができる。
更に、暗号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせの単位で記憶し、復号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスの単位で記憶するようにした。これにより、暗号化を必要とするデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成や、暗号化を必要としないデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成であれば、暗号化情報や復号化情報を複数のノードの個々を対象として設定する必要がなく、暗号化情報や復号化情報をバスを対象として設定することで、暗号化情報や復号化情報を設定する作業を簡素化することができる。
請求項2に記載した車両用データ通信システムによれば、暗号化情報をデータの送信側のノードとデータの受信側のノードとの組み合わせの単位で記憶し、復号化情報をデータの送信側のノードの単位で記憶するようにした。これにより、暗号化を必要とするデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成や、暗号化を必要としないデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成であっても、暗号化情報や復号化情報を複数のノードの個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。又、ノードを追加したり削除したりする場合に柔軟に対応することができる。
請求項3に記載した車両用データ通信システムによれば、暗号化情報や復号化情報をデータが格納されるデータフレームの種別を示す識別情報の単位で記憶するようにした。これにより、同一のノードが暗号化を必要とするデータが格納されるデータフレームと暗号化を必要としないデータが格納されるデータフレームとを混在して送信する構成であっても、暗号化情報や復号化情報を複数のデータフレームの個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。
請求項4に記載した車両用データ通信システムによれば、暗号化情報や復号化情報をデータが格納されるデータフレームにおけるデータの格納領域の単位で記憶するようにした。これにより、ノードが暗号化を必要とするデータと暗号化を必要としないデータとを混在して同一のデータフレームを送信する構成であっても、暗号化情報や復号化情報を複数のデータの格納領域の個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。
本発明の第1の実施形態を示す機能ブロック図 シーケンス図 図2相当図 図2相当図 図1相当図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図6相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 データフレームの構成を示す図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1乃至図4を参照して説明する。図1に示すように、車両用データ通信システム1において、車両用データ通信装置2は、複数(図1では2個の)のECU(Electronic Control Unit、電子制御ユニット)である第1のECU3(ノードに相当)及び第2のECU4(ノードに相当)と、作業者が操作可能な外部ツール5(ノードに相当)とを切分ける(分断する)ようにバスに接続されている。ここでは、車両用データ通信装置2と外部ツール5とを接続するバス、即ち、車両用データ通信装置2と外部ツール5との間でデータを伝送するバスをバスAと称する。又、車両用データ通信装置2と第1のECU3とを接続するバス、即ち、車両用データ通信装置2と第1のECU3との間でデータを伝送するバスをバスBと称する。更に、車両用データ通信装置2と第2のECU4とを接続するバス、即ち、車両用データ通信装置2と第2のECU4との間でデータを伝送するバスをバスCと称する。外部ツール5側のバスAには外部ツール5を着脱可能なコネクタ6が設けられており、外部ツール5は、コネクタ6に装着されることで車両用データ通信装置2との間でのデータ通信が可能となる。
バスA乃至バスCはデータ通信方式としてCAN(Controller Area Network)通信が採用されている。CAN通信では、データを格納するデータフィールドやCRC(cyclic redundancy check)チェックを格納するCRCフィールド等が規定されているが、データフレームの発信元(発アドレス)を識別するソースフィールドやデータフレームを認証する認証フィールドが規定されていない。
車両用データ通信装置2は、制御部2a(暗号化制御手段に相当)と、ECU側バス通信部2bと、外部ツール側バス通信部2cと、暗号化部2dと、暗号テーブル2e(暗号化情報記憶手段に相当)とを有する。制御部2aは、マイクロコンピュータを有して構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することでECU側バス通信部2b、外部ツール側バス通信部2c、暗号化部2dの動作を制御する。ECU側バス通信部2bは、バスB及びバスCに接続されており、第1のECU3及び第2のECU4との間でデータの送受信動作を制御する。外部ツール側バス通信部2cは、バスAに接続されており、コネクタ6に外部ツール5が接続されている状態で、その外部ツール5との間でデータの送受信動作を制御する。
暗号化部2dは、暗号テーブル2eを参照し、外部ツール5から外部ツール側バス通信部2cに受信された平文のデータや第1のECU3や第2のECU4からECU側バス通信部2bに受信された平文のデータを暗号化して暗文のデータに書換える暗号化機能を有する。暗号テーブル2eは、データの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせを単位とする暗号化情報を記憶するテーブルである。図1では、例えばデータの送信側のノードを接続するバスがバスAであり且つデータの受信側のノードを接続するバスがバスBであれば、平文のデータを暗号化する(「暗」)ことを記憶しており、又、データの送信側のノードを接続するバスがバスAであり且つデータの受信側のノードを接続するバスがバスCであれば、平文のデータを暗号化しない(「平」)ことを記憶している場合を例示している。
第1のECU3は、制御部3a(復号化制御手段に相当)と、バス通信部3bと、復号化部3cと、復号テーブル3d(復号化情報記憶手段に相当)とを有する。制御部3aは、マイクロコンピュータを有して構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することで、バス通信部3b、復号化部3cの動作を制御する。バス通信部3bは、バスBに接続されており、車両用データ通信装置2との間でデータの送受信動作を制御する。
復号化部3cは、車両用データ通信装置2からバス通信部3bに受信された暗文のデータを復号化して平文のデータに書換える復号化機能を有する。復号テーブル3dは、データの送信側のノードを接続するバスを単位とする復号化情報を記憶するテーブルである。図1では、例えばデータの送信側のノードを接続するバスがバスAであれば、暗文のデータを復号化する(「復」)ことを記憶しており、又、データの送信側のノードを接続するバスがバスCであれば、平文のデータを復号化しない(「平」)ことを記憶している場合を例示している。
第2のECU4は、第1のECU3と同等の構成である。即ち、第2のECU4は、制御部4a(復号化制御手段に相当)と、バス通信部4bと、復号化部4cと、復号テーブル4d(復号化情報記憶手段に相当)とを有する。制御部4aは、マイクロコンピュータを有して構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することで、バス通信部4b、復号化部4cの動作を制御する。バス通信部4bは、バスCに接続されており、車両用データ通信装置2との間でデータの送受信動作を制御する。
復号化部4cは、車両用データ通信装置2からバス通信部4bに受信された暗文のデータを復号化して平文のデータに書換える復号化機能を有する。復号テーブル4dは、データの送信側のノードを接続するバスを単位とする復号化情報を記憶するテーブルである。図1では、例えばデータの送信側のノードを接続するバスがバスAであれば、平文のデータを復号化しないことを記憶しており、データの送信側のノードを接続するバスがバスBであれば、暗文のデータを復号化することを記憶している場合を例示している。
外部ツール5は、制御部5a(復号化制御手段に相当)と、バス通信部5bと、復号化部5cと、復号テーブル5d(復号化情報記憶手段に相当)と、入出力インタフェース(IF)部5eとを有する。制御部5aは、マイクロコンピュータを有して構成されており、マイクロコンピュータが制御プログラムを実行することで、バス通信部5b、復号化部5c、入出力IF部5eの動作を制御する。バス通信部5bは、バスAに接続されており、車両用データ通信装置2との間でデータの送受信動作を制御する。
復号化部5cは、車両用データ通信装置2からバス通信部5bに受信された暗文のデータを復号化して平文のデータに書換える復号化機能を有する。復号テーブル5dは、データの送信側のノードを接続するバスを単位とする復号化情報を記憶するテーブルである。図1では、例えばデータの送信側のノードを接続するバスがバスBであれば、暗文のデータを復号化することを記憶しており、データの送信側のノードを接続するバスがバスCであれば、平文のデータを復号化しないことを記憶している場合を例示している。
入出力IF部5eは、外部ツール5を操作する作業者からの操作入力を受付けたりデータを表示して通知したりする機能を有する。即ち、作業者は、外部ツール5をコネクタ6に接続し、外部ツール5にて操作入力を行うことで、アクセス対象のECUの制御プログラムを書換えたり、アクセス対象のECUからデータを読出したりすることが可能である。尚、外部ツール5は、アクセス対象のECUの制御プログラムを書換えたり、アクセス対象のECUからデータを読出したりする専用のノードに限らず、それらの機能を有する携帯電話機や携帯情報端末等であっても良い。
上記した構成において、暗号化及び復号化とは、公開鍵により暗号化して秘密鍵により復号化する公開鍵暗号方式や、共通鍵により暗号化及び復号化する共通鍵暗号方式等の周知の方式である。又、第1のECU3及び第2のECU4は、例えばエンジンの動作を制御するエンジンECU、ドアロック機構の動作を制御するドアロックECU、ナビゲーションの動作を制御するナビゲーションECU、メーター動作を制御するメーターECU等の周知のECUである。即ち、第1のECU3や第2のECU4は、例えばエンジンECUであれば、上記した機能ブロックの他にエンジンの動作を制御する機能ブロック(図示せず)を有する。尚、ECUの個数は3個以上であっても良いし、1個のみであっても良い。
又、暗号テーブル及び復号テーブルは例えば以下を目安にして設定される。例えばバスを伝送するデータが法規メッセージ(要求に対して応答することが必須であるメッセージ)と非法規メッセージ(要求に対して応答することが必須でないメッセージ)とに区分される場合であれば、法規メッセージを送受信するノードが接続されているバスに対しては暗号化や復号化しないことが設定され、一方、非法規メッセージを送受信するノードが接続されているバスに対しては暗号化や復号化することが設定される。
次に、上記した構成の作用について、図2乃至図5を参照して説明する。ここでは、
(1)外部ツール5と第1のECU3とがデータ通信を行う場合
(2)外部ツール5と第2のECU4とがデータ通信を行う場合
(3)第1のECU3と第2のECU4とがデータ通信を行う場合
について順次説明する。
(1)外部ツール5と第1のECU3とがデータ通信を行う場合
この場合、外部ツール5、第1のECU3、車両用データ通信装置2は、図2に示す処理を行う。車両用データ通信装置2において、制御部2aは、外部ツール5がコネクタ6に接続されたことで、外部ツール5から第1のECU3を受信側とする平文のデータが外部ツール側バス通信部2cに受信されたと判定すると、暗号テーブル2eを参照し、その受信された平文のデータを暗号化する必要があるか否かを判定する(ステップB1)。制御部2aは、平文のデータを暗号化する必要があると判定すると(ステップB1:YES)、平文のデータを暗号化部2dにより暗号化し(ステップB2)、その暗号化した暗文のデータをECU側バス通信部2bから第1のECU3に送信させる。一方、制御部2aは、平文のデータを暗号化する必要がないと判定すると(ステップB1:NO)、平文のデータを暗号化部2dにより暗号化することなくそのままECU側バス通信部2bから第1のECU3に送信させる。本実施形態ではデータの送信側のバスAとデータの受信側のバスBとの組み合わせに対して「暗」を記憶しているので、制御部2aは、外部ツール5から受信された平文のデータを暗号化し、その暗号化した暗文のデータを第1のECU3に送信させる。
第1のECU3において、制御部3aは、車両用データ通信装置2から自身を受信側とするデータがバス通信部3bに受信されたと判定すると、復号テーブル3dを参照し、その受信されたデータを復号化する必要があるか否かを判定する(ステップC1)。制御部3aは、データを復号化する必要がある、即ち、受信されたデータが暗文のデータであると判定すると(ステップC1:YES)、暗文のデータを復号化部3cにより復号化し(ステップC2)、その復号化した平文のデータに基づいてデータ処理を行う(ステップC3)。一方、制御部3aは、データを復号化する必要がない、即ち、受信されたデータが平文のデータであると判定すると(ステップC1:NO)、平文のデータを復号化部3cにより復号化することなくそのままの平文のデータに基づいてデータ処理を行う(ステップC3)。本実施形態ではデータの送信側のバスAに対して「復」を記憶しているので、制御部3aは、車両用データ通信装置2から受信された暗文のデータを復号化し、その復号化した平文のデータに基づいてデータ処理を行う。次いで、制御部3aは、平文のデータをバス通信部3bから車両用データ通信装置2に送信させる。
車両用データ通信装置2において、制御部2aは、第1のECU3から外部ツール5を受信側とする平文のデータがECU側バス通信部2bに受信されたと判定すると、暗号テーブル2eを参照し、その受信された平文のデータを暗号化する必要があるか否かを判定する(ステップB3)。制御部2aは、平文のデータを暗号化する必要があると判定すると(ステップB3:YES)、平文のデータを暗号化部2dにより暗号化し(ステップB2)、その暗号化した暗文のデータを外部ツール側バス通信部2cから外部ツール5に送信させる。一方、制御部2aは、平文のデータを暗号化する必要がないと判定すると(ステップB1:NO)、平文のデータを暗号化部2dにより暗号化することなくそのまま外部ツール側バス通信部2cから外部ツール5に送信させる。本実施形態ではデータの送信側のバスBとデータの受信側のバスAとの組み合わせに対して「暗」を記憶しているので、制御部2aは、第1のECU3から受信された平文のデータを暗号化し、その暗号化した暗文のデータを外部ツール5に送信させる。
外部ツール5において、制御部5aは、車両用データ通信装置2から自身を受信側とするデータがバス通信部5bに受信されたと判定すると、復号テーブル5dを参照し、その受信されたデータを復号化する必要があるか否かを判定する(ステップA1)。制御部5aは、データを復号化する必要がある、即ち、受信されたデータが暗文のデータであると判定すると(ステップA1:YES)、暗文のデータを復号化部5cにより復号化し(ステップA2)、その復号化した平文のデータに基づいてデータ処理を行う(ステップA3)。一方、制御部5aは、データを復号化する必要がない、即ち、受信されたデータが平文のデータであると判定すると(ステップA1:NO)、平文のデータを復号化部5cにより復号化することなくそのままのデータに基づいてデータ処理を行う(ステップA3)。本実施形態ではデータの送信側のバスBに対して「復」を記憶しているので、制御部5aは、車両用データ通信装置2から受信された暗文のデータを復号化し、その復号化した平文のデータに基づいてデータ処理を行う。
このように車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスA」とデータの受信側である「バスB」との組み合わせとして「暗」を記憶しているので、外部ツール5から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化して暗文のデータを第1のECU3に送信させる。又、車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスB」とデータの受信側である「バスA」との組み合わせとして「暗」を記憶しているので、第1のECU3から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化して暗文のデータを外部ツール5に送信させる。
(2)外部ツール5と第2のECU4とがデータ通信を行う場合
この場合は、図3に示すように、車両用データ通信装置2がステップB11及びB12を行い、第2のECU4がステップD11乃至D13に示す処理を行い、車両用データ通信装置2がステップB13及びB14を行い、外部ツール5がステップA11乃至A13に示す処理を行う。本実施形態では、車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスA」とデータの受信側である「バスC」との組み合わせとして「平」を記憶しているので、外部ツール5から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化することなくそのまま第2のECU4に送信させる。又、車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスC」とデータの受信側である「バスA」との組み合わせとして「平」を記憶しているので、第2のECU4から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化することなくそのまま外部ツール5に送信させる。
(3)第1のECU3と第2のECU4とがデータ通信を行う場合
この場合は、図4に示すように、車両用データ通信装置2がステップB21及びB22を行い、第2のECU4がステップD21乃至D23に示す処理を行い、車両用データ通信装置2がステップB23及びB24を行い、第1のECU4がステップC21乃至C23に示す処理を行う。本実施形態では、車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスB」とデータの受信側である「バスC」との組み合わせとして「暗」を記憶しているので、第1のECU3から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化して暗文のデータを第2のECU4に送信させる。又、車両用データ通信装置2は、データの送信側である「バスC」とデータの受信側である「バスB」との組み合わせとして「平」を記憶しているので、第2のECU4から平文のデータが受信されると、その受信された平文のデータを暗号化することなくそのまま第1のECU3に送信させる。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4の間でデータを中継する車両用データ通信装置2は、データを暗号化するか否かの暗号化情報である暗号テーブルをデータの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせの単位で一元的に管理するようにした。又、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4は、データを復号化するか否かの復号化情報である復号テーブルをデータの送信側のノードを接続するバスの単位で一元的に管理するようにした。
これにより、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4においては、データを暗号化して送信する必要がなくそのまま(暗号化することなく)送信すれば良く、又、車両用データ通信装置2から自身に受信されたデータのみに対して復号テーブルを記憶すれば良いので、暗号化や復号化が要因となって構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることがなく、負担を抑制することができる。即ち、その有限である処理能力(メモリ容量等)を本来の機能に活用することができ、本来の機能を発揮し得ない状況を回避することができる。特に本実施形態のようにノードがECUである構成では、暗号化や復号化が要因となって本来の機能を発揮し得ない(処理が遅延する等の)状況が発生してしまうと、例えば走行中の車両制御に何らかの悪影響を与えてしまう事態が想定されるが、そのような状況を未然に回避することができ、極めて有用である。又、車両用データ通信装置2がデータを暗号化することで、データ通信のセキュリティ性を高めることができる。即ち、不正な外部ツール5がバスに接続された場合であっても、外部ツール5から送信されるデータが暗号化に対応しないことで、第1のECU3や第2のECU4の制御プログラムが不正に書換えられたり、第1のECU3や第2のECU4から不正にデータが読出されたりすることを未然に回避することができる。
更に、暗号化を必要とするデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成や、暗号化を必要としないデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成では、暗号テーブルや復号テーブルを複数のノードの個々を対象として設定する必要がなく、暗号テーブルや復号テーブルをバスを対象として設定することで、暗号テーブルや復号テーブルを設定する作業を簡素化することができる。
尚、以上は、第1のECU3がバスBを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合を説明したが、第1のECU3を含む複数のECUがバスBを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合も同様である。即ち、図5に示すように、車両用データ通信システム11において、第1のECU3と第3のECU7とがバスBを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合であれば、第3のECU7は、第1のECU3に記憶されている復号テーブルと同じ復号テーブルを記憶することで、第1のECU3と同じ処理を行う。尚、第1のECU3と第3のECU7とがデータ通信を行う場合には、車両用データ通信装置2がデータを中継することがないので、車両用データ通信装置2に記憶されている暗号テーブルが用いられることはない。第2のECU4と第4のECU8とがバスCを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合も同様である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一の部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態は、データを中継する車両用データ通信装置2において、暗号テーブルをデータの送信側のノードとデータの受信側のノードとの組み合わせの単位で一元的に管理し、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4において、復号テーブルをデータの送信側のノードの単位で一元的に管理する。この場合は、例えば法規メッセージを送受信するノードに対しては暗号化や復号化しないことが設定され、一方、非法規メッセージを送受信するノードに対しては暗号化や復号化することが設定される。
車両用データ通信システム21において、車両用データ通信装置2は、バスBを介して第1のECU3及び第2のECU4に接続されている。車両用データ通信装置2は、データの送信側のノードとデータの受信側のノードとの組み合わせを単位とする暗号化情報を暗号テーブル2eとして記憶する。図6では、例えばデータの送信側のノードが外部ツール5であり且つデータの受信側のノードが第1のECU3であれば、平文のデータを暗号化することを記憶しており、データの送信側のノードが外部ツール5であり且つデータの受信側のノードが第2のECU4であれば、平文のデータを暗号化しないことを記憶している場合を例示している。
第1のECU3は、データの送信側のノードを単位とする復号化情報を復号テーブル3dとして記憶する。図6では、例えばデータの送信側のノードが外部ツール5であれば、暗文のデータを復号化することを記憶している場合を例示している。第2のECU4は、同様に、データの送信側のノードを単位とする復号化情報を復号テーブル4dとして記憶する。図6では、例えばデータの送信側のノードが外部ツール5であれば、平文のデータを復号化しないことを記憶している場合を例示している。外部ツール5は、同様に、データの送信側のノードを単位とする復号化情報を復号テーブル5dとして記憶する。図6では、例えばデータの送信側のノードが第1のECU3であれば、暗文のデータを復号化し、データの送信側のノードが第2のECU4であれば、平文のデータを復号化しないことを記憶している場合を例示している。
以上に説明したように第2の実施形態によれば、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4の間でデータを中継する車両用データ通信装置2は、データを暗号化するか否かの暗号化情報である暗号テーブルをデータの送信側のノードとデータの受信側のノードとの組み合わせの単位で一元的に管理するようにした。又、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4は、データを復号化するか否かの復号化情報である復号テーブルをデータの送信側のノードの単位で一元的に管理するようにした。
これにより、上記した第1の実施形態と同様に、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4においては、データを暗号化して送信する必要がなくそのまま送信すれば良く、又、車両用データ通信装置2から自身に受信されたデータのみに対して復号テーブルを記憶すれば良いので、暗号化や復号化が要因となって構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることがなく、負担を抑制することができる。又、車両用データ通信装置2がデータを暗号化することで、データ通信のセキュリティ性を高めることができる。
更に、暗号化を必要とするデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成や、暗号化を必要としないデータを送信する複数のノードが同一のバスに接続されている構成であっても、暗号テーブルや復号テーブルを複数のノードの個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。又、ノードを追加したり削除したりする場合に柔軟に対応することができる。
尚、以上は、第1のECU3と第2のECU4とがバスBを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合を説明したが、第1のECU3や第2のECU4を含む複数のECUがバスBを含む複数のバスを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合も同様である。即ち、図7に示すように、車両用データ通信システム31において、第1のECU3と第2のECU4とがバスBを介して車両用データ通信装置2に接続されていることに加え、第3のECU7と第4のECU7とがバスCを介して車両用データ通信装置2に接続されている場合であれば、車両用データ通信装置2は、データの送信側のノード及び受信側のノードとして第3のECU7や第4のECU4を含む暗号テーブルを記憶し、第1のECU3や第2のECU4や外部ツール5は、第3のECU7や第4のECU4を含む復号テーブルを記憶する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図8及び図9を参照して説明する。第3の実施形態は、データを中継する車両用データ通信装置2において、暗号テーブルをデータが格納されるデータフレームの種別を示す識別情報(CAN_ID)の単位で一元的に管理し、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4において、復号テーブルをデータが格納されるデータフレームの種別を示す識別情報(CAN_ID)の単位で一元的に管理する。この場合は、例えば法規メッセージを含むデータフレームのCAN_IDに対しては暗号化や復号化しないことが設定され、一方、非法規メッセージを含むデータフレームのCAN_IDに対しては暗号化や復号化することが設定される。CAN_IDは、データ内容等を識別する情報を示し、図9に示すように、標準フォーマットであれば11ビット長で構成される。
車両用データ通信システム41において、車両用データ通信装置2は、データフレームの種別を示すCAN_IDを単位とする暗号化情報を暗号テーブル2eとして記憶する。図8では、例えばCAN_IDが「700」のデータフレームであれば、そのデータフレームのデータ領域に格納されている平文のデータを暗号化することを記憶しており、CAN_IDが「701」のデータフレームであれば、そのデータフレームのデータ領域に格納されている平文のデータを暗号化しないことを記憶している場合を例示している。
第1のECU3は、データフレームの種別を示すCAN_IDを単位とする復号化情報を復号テーブル3dとして記憶する。図8では、例えばCAN_IDが「700」のデータフレームであれば、そのデータフレームのデータ領域に格納されている暗文のデータを復号化し、CAN_IDが「701」のデータフレームであれば、そのデータフレームのデータ領域に格納されている平文のデータを復号化しないことを記憶している場合を例示している。同様に、第2のECU4も、データフレームの種別を示すCAN_IDを単位とする復号化情報を復号テーブル4dとして記憶し、外部ツール5も、データフレームの種別を示すCAN_IDを単位とする復号化情報を復号テーブル5dとして記憶する。
以上に説明したように第3の実施形態によれば、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4の間でデータを中継する車両用データ通信装置2は、データを暗号化するか否かの暗号化情報である暗号テーブルをCAN_IDの単位で一元的に管理するようにした。又、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4は、データを復号化するか否かの復号化情報である復号テーブルをCAN_IDの単位で一元的に管理するようにした。
これにより、上記した第1の実施形態と同様に、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4においては、データを暗号化して送信する必要がなくそのまま送信すれば良く、又、車両用データ通信装置2から自身に受信されたデータのみに対して復号テーブルを記憶すれば良いので、暗号化や復号化が要因となって構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることがなく、負担を抑制することができる。又、車両用データ通信装置2がデータを暗号化することで、データ通信のセキュリティ性を高めることができる。
更に、同一のノードが暗号化を必要とするデータが格納されるデータフレームと暗号化を必要とするデータが格納されるデータフレームとを混在して送信する構成であっても、暗号テーブルや復号テーブルを複数のデータフレームの個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について、図10を参照して説明する。第4の実施形態は、データを中継する車両用データ通信装置2において、暗号テーブルをデータが格納されるデータフレームにおけるデータの格納領域(データフィールド)の単位で一元的に管理し、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4において、復号テーブルをデータが格納されるデータフレームにおけるデータの格納領域の単位で一元的に管理する。この場合は、例えば法規メッセージを含むデータの格納領域に対しては暗号化や復号化しないことが設定され、一方、非法規メッセージを含むデータの格納領域に対しては暗号化や復号化することが設定される。
車両用データ通信システム51において、車両用データ通信装置2は、データフレームにおけるデータの格納領域を単位とする暗号化情報を暗号テーブル2eとして記憶する。図10では、例えばCAN_IDが「800」のデータフレームにおけるデータフィールドの「0〜4byte」に格納されている平文のデータを暗号化することを記憶しており、「5〜8byte」に格納されている平文のデータを暗号化しないことを記憶している場合を例示している。
第1のECU3は、データフレームにおけるデータの格納領域を単位とする復号化情報を復号テーブル3dとして記憶する。図10では、例えばCAN_IDが「800」のデータフレームにおけるデータフィールドの「0〜4byte」に格納されている暗文のデータを復号化することを記憶しており、「5〜8byte」に格納されている平文のデータを復号化しないことを記憶している場合を例示している。同様に、第2のECU4も、データフレームにおけるデータの格納領域を単位とする復号化情報を復号テーブル4dとして記憶し、外部ツール5も、データフレームにおけるデータの格納領域を単位とする復号化情報を復号テーブル5dとして記憶する。
以上に説明したように第4の実施形態によれば、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4の間でデータを中継する車両用データ通信装置2は、データを暗号化するか否かの暗号化情報である暗号テーブルをデータの格納領域であるデータフィールドの単位で一元的に管理するようにした。又、データの受信側である外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4は、データを復号化するか否かの復号化情報である復号テーブルをデータの格納領域であるデータフィールドの単位で一元的に管理するようにした。
これにより、上記した第1の実施形態と同様に、外部ツール5、第1のECU3及び第2のECU4においては、データを暗号化して送信する必要がなくそのまま送信すれば良く、又、車両用データ通信装置2から自身に受信されたデータのみに対して復号テーブルを記憶すれば良いので、暗号化や復号化が要因となって構成が複雑化したり処理負荷が増大したりすることがなく、負担を抑制することができる。又、車両用データ通信装置2がデータを暗号化することで、データ通信のセキュリティ性を高めることができる。
更に、ノードが暗号化を必要とするデータと暗号化を必要としないデータとを混在して同一のデータフレームを送信する構成であっても、暗号テーブルや復号テーブルを複数のデータの格納領域の個々を対象として設定することで、暗号化を必要とするデータのみを適切に暗号化することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
第1乃至第4の実施形態のうち2つ以上が組み合わされても良い。即ち、暗号化情報や復号化情報を、バスの単位で管理する構成、ノードの単位で管理する構成、CAN_IDの単位で管理する構成、データフィールドの単位で管理する構成のうち2つ以上が同一のシステムで混在する構成であっても良い。
車両用データ通信装置2が有する機能を複数のECUのうち何れかが有する構成であっても良い。即ち、データを暗号化するか否かを判定して暗号化する専用の装置に限らず、処理能力が極めて高いECUを設けることで、ECUとしての本来の機能を発揮しつつ、データを暗号化するか否かを判定して暗号化する処理を行うようにしても良い。
図面中、1は車両用データ通信システム、2は車両用データ通信装置、2aは制御部(暗号化制御手段)、2eは暗号テーブル(暗号化情報記憶手段)、3、4はECU(ノード、5は外部ツール(ノード)、3a、4a、5aは制御部(復号化制御手段)、3d、4d、5dは復号テーブル(復号化情報記憶手段)である。

Claims (8)

  1. 複数のノード(3〜5)にバスを介して接続される車両用データ通信装置(2)を備えた車両用データ通信システムにおいて、
    前記車両用データ通信装置は、データを暗号化するか否かを示す暗号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスとデータの受信側のノードを接続するバスとの組み合わせの単位で記憶する暗号化情報記憶手段(2e)と、一のノードから一のバスを介して受信したデータを他のバスを介して他のノードに送信する場合に、前記一のノードから前記一のバスを介して受信したデータを前記暗号化情報記憶手段に記憶されている暗号化情報に基づいて暗号化して前記他のバスを介して前記他のノードに送信するか、又はそのまま前記他のバスを介して前記他のノードに送信する暗号化制御手段(2a)と、を有し、
    前記ノードは、データを復号化するか否かを示す復号化情報をデータの送信側のノードを接続するバスの単位で記憶する復号化情報記憶手段(3d、4d、5d)と、前記車両用データ通信装置からバスを介して受信したデータを前記復号化情報記憶手段に記憶されている復号化情報に基づいて復号化して処理するか、又はそのまま処理する復号化制御手段(3a、4a、5a)と、を有することを特徴とする車両用データ通信システム。
  2. 複数のノード(3〜5)にバスを介して接続される車両用データ通信装置(2)を備えた車両用データ通信システムにおいて、
    前記車両用データ通信装置は、データを暗号化するか否かを示す暗号化情報をデータの送信側のノードとデータの受信側のノードとの組み合わせの単位で記憶する暗号化情報記憶手段(2e)と、一のノードから一のバスを介して受信したデータを他のバスを介して他のノードに送信する場合に、前記一のノードから前記一のバスを介して受信したデータを前記暗号化情報記憶手段に記憶されている暗号化情報に基づいて暗号化して前記他のバスを介して前記他のノードに送信するか、又はそのまま前記他のバスを介して前記他のノードに送信する暗号化制御手段(2a)と、を有し、
    前記ノードは、データを復号化するか否かを示す復号化情報をデータの送信側のノードの単位で記憶する復号化情報記憶手段(3d、4d、5d)と、前記車両用データ通信装置からバスを介して受信したデータを、前記復号化情報記憶手段に記憶されている復号化情報に基づいて復号化して処理するか、又はそのまま処理する復号化制御手段(3a、4a、5a)と、を有することを特徴とする車両用データ通信システム。
  3. 複数のノード(3〜5)にバスを介して接続される車両用データ通信装置(2)を備えた車両用データ通信システムにおいて、
    前記車両用データ通信装置は、データを暗号化するか否かを示す暗号化情報をデータが格納されるデータフレームの種別を示す識別情報の単位で記憶する暗号化情報記憶手段(2e)と、
    一のノードから一のバスを介して受信したデータを他のバスを介して他のノードに送信する場合に、前記一のノードから前記一のバスを介して受信したデータを前記暗号化情報記憶手段に記憶されている暗号化情報に基づいて暗号化して前記他のバスを介して前記他のノードに送信するか、又はそのまま前記他のバスを介して前記他のノードに送信する暗号化制御手段(2a)と、を有し、
    前記ノードは、データを復号化するか否かを示す復号化情報をデータが格納されるデータフレームの種別を示す識別情報の単位で記憶する復号化情報記憶手段(3d、4d、5d)と、前記車両用データ通信装置からバスを介して受信したデータを前記復号化情報記憶手段に記憶されている復号化情報に基づいて復号化して処理するか、又はそのまま処理する復号化制御手段(3a、4a、5a)と、を有することを特徴とする車両用データ通信システム。
  4. 複数のノード(3〜5)にバスを介して接続される車両用データ通信装置(2)を備えた車両用データ通信システムにおいて、
    前記車両用データ通信装置は、データを暗号化するか否かを示す暗号化情報をデータが格納されるデータフレームにおけるデータの格納領域の単位で記憶する暗号化情報記憶手段(2e)と、一のノードから一のバスを介して受信したデータを他のバスを介して他のノードに送信する場合に、前記一のノードから前記一のバスを介して受信したデータを前記暗号化情報記憶手段に記憶されている暗号化情報に基づいて暗号化して前記他のバスを介して前記他のノードに送信するか、又はそのまま前記他のバスを介して前記他のノードに送信する暗号化制御手段(2a)と、を有し、
    前記ノードは、データを復号化するか否かを示す復号化情報をデータが格納されるデータフレームにおけるデータの格納領域の単位で記憶する復号化情報記憶手段(3d、4d、5d)と、前記車両用データ通信装置からバスを介して受信したデータを前記復号化情報記憶手段に記憶されている復号化情報に基づいて復号化して処理するか、又はそのまま処理する復号化制御手段(3a、4a、5a)と、を有することを特徴とする車両用データ通信システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載した車両用データ通信システムにおいて、
    前記暗号化制御手段は、一のノードから一のバスを介して受信したデータを一のバスを介して他のノードに送信する場合に、前記一のノードから前記一のバスを介して受信したデータをそのまま前記一のバスを介して前記他のノードに送信することを特徴とする車両用データ通信システム。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載した車両用データ通信システムにおいて、
    前記複数のノードは、外部ツールと、車両に搭載されている少なくとも1つのECUとを含むことを特徴とする車両用データ通信システム。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載した車両用データ通信システムにおいて、
    前記複数のノードは、車両に搭載されている複数のECUを含むことを特徴とする車両用データ通信システム。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載した車両用データ通信システムに含まれる車両用データ通信装置。
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