JP2013198457A - 田植機の苗植付機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】苗植付爪8から苗を押し出す苗押し出し具31が、苗植付爪8を支持する植付爪支持ケース10の内部から外方に突出する状態で且つ摺動自在に植付爪支持ケース10に支持され、植付爪支持ケース10の苗植え用の移動操作に伴って苗押し出し具31を作用位置と非作用位置とに移動させる移動操作機構32が、植付爪支持ケース10の内部に備えられ、苗押し出し具31が、移動方向における苗押し出し側に位置する爪先端側の摺動支持部33a、及び、苗押し出し側とは反対側に位置する基端側の摺動支持部33bの夫々にて摺動自在に植付爪支持ケース10に支持されている。
【選択図】図3
Description
前記植付爪支持ケースの苗植え用の移動操作に伴って前記苗押し出し具を作用位置と非作用位置とに移動させる移動操作機構が、前記植付爪支持ケースの内部に備えられているものであって、その第1特徴構成は、
前記苗押し出し具が、移動方向における苗押し出し側に位置する爪先端側の摺動支持部、及び、前記苗押し出し側とは反対側に位置する基端側の摺動支持部の夫々にて摺動自在に前記植付爪支持ケースに支持されている点にある。
このように構成することで、植付爪支持ケースの内部に貯留される潤滑油が、苗押し出し具の外周部と爪先端側の摺動支持部との間に侵入することを第1のシール部材により防止することができる。又、苗押し出し側とは反対側に備えられた第2のシール部材により植付爪支持ケースの外部からケース内部への水分の侵入を防止することができる。
このようなDLCコーティングを施すことで、苗と接する苗植付爪や摺動動作を繰り返す苗押し出し具のいずれかが、耐久性に優れたものとなり、修理交換等のメンテナンス作業の頻度をできるだけ少なくすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の第1実施形態に係る田植機の苗植付機構について説明する。
図1に、乗用型田植機における田植機本体としての走行機体(図示せず)の後部に昇降自在に連結された苗植付装置1を示している。
この苗植付装置1は、角パイプ状の機体横向きのメインフレーム2、このメインフレーム2の機体横幅方向略中央部に連結されているフィードケース3、メインフレーム2に機体横幅方向に適宜間隔をあけて配置して連結されている複数の植付け伝動ケース4等により枠体が構成されており、枠体の前部に苗のせ台5が機体横幅方向に一定ストロークで往復横移動駆動される状態で備えられ、複数の植付け伝動ケース4の後部の左右両側に苗植付機構6が駆動自在に備えられ、苗植付装置1の下部には機体横幅方向に並ぶ複数の接地フロート7が備えられている。そして、走行機体の走行に伴って、走行機体側から動力が供給されて、苗植付機構6に備えられた苗植付爪8により、苗のせ台5に載置されたマット状苗の一部(1株分)を切り出し、接地フロート7により整地された後の圃場面に植付けていくように構成されている。
図1に示すように、植付け伝動ケース4の後部の横側に、側面視で略長方形状の回転ケース9が機体横方向に沿う第1横軸芯X1周りで駆動回転するように取付けられ、この回転ケース9の第1横軸芯X1から径方向に離れた位置であって且つ回転ケース9の回転方向に互いに180度の位相差を有している二箇所に、植付爪支持ケース10が第1横軸芯X1と平行な第2横軸芯X2周りで相対回動する状態で取付けられている。そして、回転ケース9が第1横軸芯X1周りで回転するに伴って、植付爪支持ケース10と回転ケース9とが相対回動して、植付爪支持ケース10が苗植え用の移動操作を実行するように構成されている。
苗押し出し具31は、植付爪支持ケース10に形成された摺動支持部33a,33bにて摺動自在に支持される摺動部材29(摺動軸部の一例)と、苗に対して押し出し作用する押し出し部材34とを備えて構成されている。又、押し出し部材34は摺動部材29に対して着脱自在に取り付けられている。押し出し部材34が苗接当作用部に相当し、摺動部材29が押し出し具本体に相当する構成となっている。
そこで、支点部73を長孔に形成することで融通U2が構成され、支軸60が退避することにより損傷を防止することができるように構成されている。
以下、本発明に係る田植機の苗植付機構の第2実施形態について説明する。
この実施形態では、植付爪支持ケース10の内部に備えられた苗押し出し具31を支持するための構成、及び、移動操作機構32の構成が異なるが、その他の構成は第1実施形態と同じであるから、異なる点についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
(1)上記各実施形態では、摺動部材29が植付爪支持ケース10の外方に突出する部分が外方に露出する構成となっているが、このような構成に代えて、例えば図10に示すように、苗押し出し具31における植付爪支持ケース10に摺動自在に支持される摺動部材29のケース外方に露出する部位の外方を覆う伸縮自在なブーツ90が備えられる構成としてもよい。
10 植付爪支持ケース
29 摺動軸部(押し出し具本体)
31 苗押し出し具
32 移動操作機構
33a 爪先端側の摺動支持部
33b 基端側の摺動支持部
34 押し出し部材(苗接当作用部)
36 被係合部
56 接当操作部材
84 第1のシール部材
85 第2のシール部材
87 油路
90 ブーツ
U1 融通
X3 軸芯
Claims (9)
- 苗植付爪から苗を押し出す苗押し出し具が、前記苗植付爪を支持する植付爪支持ケースの内部から外方に突出する状態で且つ摺動自在に前記植付爪支持ケースに支持され、
前記植付爪支持ケースの苗植え用の移動操作に伴って前記苗押し出し具を作用位置と非作用位置とに移動させる移動操作機構が、前記植付爪支持ケースの内部に備えられている田植機の苗植付機構であって、
前記苗押し出し具が、移動方向における苗押し出し側に位置する爪先端側の摺動支持部、及び、前記苗押し出し側とは反対側に位置する基端側の摺動支持部の夫々にて摺動自在に前記植付爪支持ケースに支持されている田植機の苗植付機構。 - 前記移動操作機構が、前記苗押し出し具における被係合部に接当係合して前記苗押し出し具を前記作用位置と前記非作用位置とに移動させる接当操作部材を備えて構成されている請求項1記載の田植機の苗植付機構。
- 前記接当操作部材が、前記苗押し出し具の移動方向と交差する方向に沿う軸芯周りで揺動することにより、前記苗押し出し具を移動させるように構成され、
前記被係合部が、前記接当操作部材における前記移動方向以外の運動成分を吸収可能な融通を備えて構成されている請求項2記載の田植機の苗植付機構。 - 前記爪先端側の摺動支持部が前記被係合部よりも前記移動方向における苗押し出し側に位置し、前記基端側の摺動支持部が前記被係合部よりも前記苗押し出し側とは反対側に位置する請求項2又は3記載の田植機の苗植付機構。
- 前記苗押し出し具における前記植付爪支持ケースに摺動自在に支持される摺動軸部のケース外方に露出する部位の外方を覆う伸縮自在なブーツが備えられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の田植機の苗植付機構。
- 前記苗押し出し具が、前記移動方向における苗押し出し側に位置する苗接当作用部を、苗押し出し側とは反対側に位置する押し出し具本体に対して着脱自在に備えて構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の田植機の苗植付機構。
- 前記爪先端側の摺動支持部の前記苗押し出し側に第1のシール部材が備えられ、前記爪先端側の摺動支持部よりも前記苗押し出し側とは反対側に第2のシール部材が備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の田植機の苗植付機構。
- 前記爪先端側の摺動支持部における前記第1のシール部材の設置位置と前記第2のシール部材の設置位置との間に位置する箇所から前記植付爪支持ケースの内方側空間に連通する油路が形成されている請求項7記載の田植機の苗植付機構。
- 前記苗植付爪及び前記苗押し出し具のうち少なくともいずれか一方がDLCコーティングされている請求項1〜8のいずれか1項に記載の田植機の苗植付機構。
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