JP2013198184A - 電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタンバイ電源回路の動作を停止させるために流す電流を接地電位に流さない電源回路を提供する。
【解決手段】 フォトカプラQ2は、メイン電源回路2の電圧とスタンバイ電源回路3の電圧とを比較し、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上である場合に、メイン電源回路2の電圧に基づく電流をスタンバイ電源回路3のコンデンサC3に流し、これにより、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上であることを示す情報をスイッチング制御回路32に伝達する。従って、メイン電源回路2が動作しているとき、スタンバイ電源回路3の動作を停止させることができる。メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上であることを示す情報を伝送する際に発生する電流は、接地電位に流れるのではなく、スタンバイ電源回路3のコンデンサC3に供給されて、スタンバイ電源回路の電源電圧として使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、メイン電源と、スイッチング電源から構成されるスタンバイ電源とを含む電源回路に関する。
例えば、オーディオ機器などの電子機器において、メイン電源回路とスタンバイ電源回路とを備える電源回路が使用されている。スタンバイ電源回路は、例えば、スイッチング電源回路によって構成されている。スタンバイ電願回路は、スタンバイ状態のときにマイコンなどの制御部およびその周辺回路のみに電源電圧を供給する回路である。ここで、電源オン状態のときには、メイン電源回路が電源電圧を生成するので、メイン電源回路からの電源電圧をマイコンに供給すればよい。しかし、スタンバイ電源回路を動作停止させるための回路部品を設ける必要性を考慮して、一般的にはスタンバイ電源回路は電源オン状態においても動作を継続している。
しかしながら、オーディオ機器においてはスタンバイ電源回路がスイッチング電源によって構成されている場合、スイッチング電源がオーディオ信号に対してノイズを混入させる原因となるので、電源オン状態になると積極的にスタンバイ電源回路を動作停止させることがある。図3は、そのためのスタンバイ電源回路の要部を示す回路図である。図3を参照し、電源オン状態になると、マイコンからの制御信号によってトランジスタQ101をオン状態に制御する。すると、+12V電源電圧ラインから、フォトカプラQ102のLEDを介して接地電位に電流が流れ、フォトカプラQ102のフォトトランジスタがオン状態になる。これにより、スイッチングIC Q103の検出端子103aから接地電位に電流が流れて、スイッチングIC Q103は、スイッチング電源回路のスイッチング動作を停止させる。
図3の電源回路には以下の問題がある。1つは、マイコンからの制御信号によってスイッチング電源回路の動作を停止させているので、マイコンからの制御信号ラインを配線する必要がある。マイコンの基板上の搭載位置によっては、マイコンからトランジスタQ101までの距離が非常に長くなり、配線が非常に長くなってしまい、スペース上の問題、コストの増大、ノイズの原因となる。従って、マイコンからの制御信号ラインを設けることなく、スタンバイ電源回路の動作を停止させる手法が求められる。もう1つは、フォトカプラのLEDを流れる電流が接地電位へと流れているので、流れる電流が無駄に消費されてしまい、その分、電力損失が生じることである。従って、電力効率の向上が要求されている。
特開2000−324833号公報 特開平5−236396号公報
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、1つの目的は、マイコンからの制御信号ラインを設けることなく、スタンバイ電源回路の動作を停止させる電源回路を提供することである。
本発明の他の目的は、スタンバイ電源回路の動作を停止させるために流す電流を接地電位に流さない電源回路を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による電源回路は、メイン電源回路と、スタンバイ電源回路とを備え、前記スタンバイ電源回路が、スイッチング素子と、前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御回路と、前記メイン電源回路の電圧と、前記スタンバイ電源回路の電圧とを比較し、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上である場合に、前記メイン電源回路の電圧に基づく電流を前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に供給することにより、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を前記スイッチング制御回路に伝達する伝達手段とを有し、前記スイッチング制御回路が、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を受ける場合に、前記スタンバイ電源回路の動作を停止させる。
伝達手段は、メイン電源回路の電圧と、スタンバイ電源回路の電圧とを比較し、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧以上である場合に、メイン電源回路の電圧に基づく電流をスタンバイ電源回路の蓄積手段に流し、これにより、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報をスイッチング制御回路に伝達する。従って、メイン電源回路が動作しているときには、スタンバイ電源回路の動作を停止させることができる。本実施形態によると、別途、マイコン等の制御部からメイン電源回路が動作開始したことを示す制御信号を送信する必要が無く、マイコンからの制御信号の配線を設ける必要がない。また、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を伝送する際に発生する電流は、接地電位に流れるのではなく、スタンバイ電源回路の蓄積手段に供給されて、スタンバイ電源回路の電源電圧として使用される。従って、スタンバイ電源回路の動作を停止させるために流す電流を接地電位に流さないので、電力効率を向上することができる。
好ましい実施形態においては、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧未満である場合に、前記伝達手段が、前記メイン電源回路の電圧に基づく電流を前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に供給しないことにより、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を前記スイッチング制御回路に伝達せず、前記スイッチング制御回路が、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を受けない場合に、前記スタンバイ電源回路の動作を実行させる。
伝達手段は、メイン電源回路の電圧と、スタンバイ電源回路の電圧とを比較し、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧未満である場合に、メイン電源回路の電圧に基づく電流をスタンバイ電源回路の蓄積手段に流さず、これにより、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報をスイッチング制御回路に伝達しない。従って、メイン電源回路が動作していないときには、スタンバイ電源回路が動作を実行し、電源電圧を生成することができる。
好ましい実施形態においては、前記伝達手段がフォトカプラを含み、前記フォトカプラのLEDのアノードが前記メイン電源回路の電圧を生成する蓄積手段に接続され、前記LEDのカソードが前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に接続されている。
LEDのアノード電位がカソード電位以上になると、LEDがオン状態になって、メイン電源回路の電圧に基づく電流がLEDを通してスタンバイ電源回路の蓄積手段に流れる。その結果、フォトトランジスタがオン状態になって、メイン電源回路の電圧がスタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報がスイッチング制御回路に伝達される。
本発明は上記構成を有することによって、マイコンからの制御信号ラインを設けることなく、スタンバイ電源回路の動作を停止させる電源回路を提供することができる。
また、本発明は上記構成を有することによって、スタンバイ電源回路の動作を停止させるために流す電流を接地電位に流さない電源回路を提供することができる。
本発明の好ましい実施形態による電源回路を示す回路図である。 本発明の好ましい実施形態による電源回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来のスタンバイ電源回路の要部を示す回路図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図1は、本発明の好ましい実施形態による電源回路1を示す概略回路図である。電源回路1は、メイン電源回路2と、スタンバイ電源回路3と、リレースイッチ4とを備える。
メイン電源回路2は、電源オン状態において電源電圧を生成し、スタンバイ状態において電源電圧を生成しない回路である。メイン電源回路2が生成する電源電圧は、主に、アンプ回路、DSP(デジタル信号処理装置)、マイコン(制御部)等に供給される。一方、スタンバイ電源回路3は、スタンバイ状態において電源電圧を生成し、電源オン状態において電源電圧を生成しない回路である。スタンバイ電源回路が生成する電源電圧は、主に、マイコンに供給される。このように、本実施形態では、電源オン状態に時にスタンバイ電源回路の動作を停止させることで、オーディオ信号にノイズが混入することを防止する。
メイン電源回路2は、トランス21と、全波整流回路22と、コンデンサ(蓄積手段)C1とを含む。トランス21の一次巻線の一端はリレースイッチ4を介して入力交流電源電圧の正側が供給されている。トランス21の一次巻線の他端は入力交流電源電圧の負側が供給されている。ユーザ操作に応じて、リレースイッチ4がオン状態に制御されることによって、交流電源電圧がトランス21に供給され、メイン電源回路2が電源電圧を生成する(この状態が電源オン状態である)。一方、ユーザ操作に応じて、リレースイッチ4がオフ状態に制御されることによって、交流電源電圧がトランス21に供給されず、メイン電源回路2が電源電圧を生成しない(この状態がスタンバイ状態である)。
トランス21は、一次巻線に供給される交流電源電圧を、一次巻線と二次巻線との巻数比に応じて変圧し、二次巻線から全波整流回路22に電源電圧を出力する。全波整流回路22は、トランス2の二次巻線から供給される電源電圧を整流し、直流電圧を生成し、コンデンサC1に供給する。コンデンサC1は、全波整流回路22からの直流電圧を平滑して、メイン電源回路2の出力電圧VMAINを生成する。
スタンバイ電源回路3は、スイッチング電源回路によって構成されている。スタンバイ電源回路3は、全波整流回路31と、コンデンサC2と、スイッチング制御回路32と、スイッチング素子Q1と、トランス33と、ダイオードD1と、コンデンサC3(蓄積手段)と、電流調整回路34と、伝達手段(フォトカプラ)Q2とを含む。
全波整流回路31は、入力される交流電源電圧を全波整流し、直流電圧をコンデンサC2に供給する。コンデンサC2は、全波整流回路31からの直流電圧を平滑し、トランス33の一次巻線に供給する。
スイッチング制御回路32は、スイッチング素子Q1をオンオフ制御する回路であり、例えば、ICによって構成されている。スイッチング制御回路32は、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上であることを検出するための検出端子32aと、スイッチング素子Q1をスイッチング制御する信号を出力するための制御端子32bとを含む。検出端子32aは、フォトカプラQ2のフォトトランジスタのコレクタ−エミッタを介して接地電位に接続されている。フォトトランジスタがオン状態のとき、検出端子32aからフォトトランジスタを介して接地電位に電流IOFFが流れると、スイッチング制御回路32は、メイン電源回路2が動作していると認識し、スイッチング素子Q1を常時オフ状態に制御して、トランス33の一次巻線に電源電圧が供給されないようにする。すなわち、スイッチング電源回路3の動作を停止させる。一方、フォトトランジスタがオフ状態のとき、検出端子32aから電流が流れないので、スイッチング制御回路32は、メイン電源回路2が動作していないと認識し、スイッチング素子Q1をスイッチング動作(オン/オフ動作)させるように制御し、トランス33の一次巻線に電圧が供給されるようにする。すなわち、スイッチング電源回路3の動作を実行させる。
スイッチング素子Q1は、スイッチング制御回路32によってスイッチング動作が制御される。スイッチング素子Q1は、特に限定されないが、代表的にはMOSFETであり、そのゲートがスイッチング制御回路32の制御端子32bに接続され、そのドレインがトランス33の一次巻線の一端に接続され、そのソースが接地電位に接続されている。
トランス33は、一次巻線に供給される電源電圧を、一次巻線と二次巻線との巻数比に応じて変圧して、二次巻線からダイオードD1に電源電圧を供給する。ダイオードD1は、トランス33の二次巻線から供給される電源電圧を整流してコンデンサC3に供給する。コンデンサC3は、ダイオードD1からの電源電圧を平滑し、スタンバイ電源回路3の出力電圧VSTBを生成して出力する。
伝達手段(フォトカプラ)Q2は、メイン電源回路2が電源電圧を生成しているか否かの情報をスイッチング制御回路32に伝達して、スイッチング制御回路32にスイッチング素子Q1をスイッチング動作させるか、あるいは、スイッチング素子Q1を常時オフ状態にさせるかを制御させる。詳細には、フォトカプラQ2は、メイン電源回路2が生成する電源電圧(コンデンサC1の充電電圧)と、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧(コンデンサC3の充電電圧)とを比較する。フォトカプラQ2は、メイン電源回路2が生成する電源電圧が、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧以上である場合、そのことを示す情報をスイッチング制御回路32に伝達し、スイッチング制御回路32にスイッチング電源回路3の動作を停止させる。一方、フォトカプラQ2は、メイン電源回路2が生成する電源電圧が、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧未満である場合、上記情報をスイッチング制御回路32に伝達せず、スイッチング制御回路32にスイッチング電源3の動作を実行させる。
フォトカプラQ2のLEDは、アノードがメイン電源回路2のコンデンサC1の一端に接続され、カソードが抵抗R2を介してコンデンサC3の一端に接続されている。フォトカプラQ2のフォトトランジスタは、コレクタがスイッチング制御回路32の検出端子32aに接続され、エミッタが接地電位に接続されている。LEDは電流が流れると発光し、その光信号はフォトトランジスタに伝達される。フォトトランジスタは、その光信号を受信すると、オン状態になって、コレクタからエミッタに電流を流す。
メイン電源回路2が生成する電源電圧が、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧以上である場合、メイン電源回路2のコンデンサC1から、フォトカプラQ2のLED、抵抗R2を介して、スタンバイ電源回路3のコンデンサC3に電流IADDが流れる。この電流IADDは、上記の通り、メイン電源回路2が生成する電源電圧が、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧以上であることをスイッチング制御回路32に伝達するために使用される。さらに、電源オン状態になってスタンバイ電源回路3が動作を停止した後、メイン電源回路2が生成する電圧に基づく電流によってコンデンサC3が充電されるので、マイコンに供給する電源電圧をコンデンサC3に生成することができる。
図3に示す従来の電源回路ではフォトカプラのLEDを流れる電流は接地電位へと流れ、電流が無駄に消費されてしまい、電力損失が生じていた。しかし、本実施形態における電源回路1では、情報伝達のためにフォトカプラQ1のLEDに流れる電流は、接地電位に流れるのではなく、スタンバイ電源回路3のコンデンサC3へと流れ、電源オン状態のときにマイコンに供給するための電源電圧として使用される。従って、LEDに流れる電流を無駄に消費することが無く、電力効率が非常に優れる。
電流調整回路34は、メイン電源回路2のコンデンサC1から、スタンバイ電源回路3のコンデンサC3に流れる電流の電流値を調整するための回路であり、ダイオードD2と、抵抗R1とを含む。ダイオードD2は、アノードがメイン電源回路2のコンデンサC1に接続され、カソードが抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1の他端はコンデンサC3に接続されている。
以上の構成を有する電源回路1についてその動作を説明する。図2は、電源回路1の動作を説明するためのタイミングチャートである。図2において、時刻t1までは、リレースイッチ4がオフ状態になっており、スタンバイ状態である。従って、メイン電源回路2は電源電圧を生成しておらず、メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAIN=0(V)である。スタンバイ電源回路3において、メイン電源回路2の電源電圧VMAINが0(V)であるので、フォトカプラQ2のLEDはオフ状態であり、電流が流れず、フォトトランジスタはオフ状態である。つまり、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧未満であるので、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上である旨の情報はスイッチング制御回路32に伝達されない。従って、スイッチング制御回路32は、検出端子32aから電流が流れず、スイッチング素子Q1をスイッチング動作させる。従って、スイッチング電源回路3は、動作を実行し、電源電圧VSTB=VS(V)を生成している。
時刻t1において、ユーザ操作に応じて、リレースイッチ4がオン状態に制御される。これにより、メイン電源回路2のトランス21には交流電源電圧が供給される。メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAINは時刻t1〜t2にかけて徐々に上昇していく。しかし、時刻t1〜t2においては、メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAINは、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧VSTB未満である。従って、時刻t1までと同様に、フォトカプラQ2のLEDには電流が流れず、フォトトランジスタはオフ状態である。従って、スイッチング制御回路32は、検出端子32aから電流が流れず、スイッチング素子Q1のスイッチング動作を継続させる。従って、スイッチング電源回路3は、電源電圧VSTB=VS(V)を生成している。
時刻t2において、メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAINは、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧VSTB以上になる。従って、フォトカプラQ2のLEDがオン状態になって、コンデンサC1の電圧に基づく電流が、フォトカプラQ2のLED、抵抗R2を介して、コンデンサC3へと流れる。つまり、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上であるので、メイン電源回路2の電圧がスタンバイ電源回路3の電圧以上である旨の情報がスイッチング制御回路32に伝達される。これにより、フォトカプラQ2のフォトトランジスタはオン状態になり、スイッチング制御回路32の検出端子32aからフォトトランジスタを介して接地電位に電流IOFFが流れる。これにより、スイッチング制御回路32は、スイッチング素子Q1のスイッチング動作を停止させ、常時オフ状態に制御する。従って、スイッチング電源回路3の動作は停止する。スイッチング電源回路3の動作が停止し、トランス33の二次巻線には電圧が発生しなくなる。しかし、メイン電源回路2の電圧に基づく電流がコンデンサC3へと流れ、コンデンサC3を充電することによって、スタンバイ電源回路3の電圧は生成され続け、マイコンに電源電圧を供給することができる。
時刻t3において、ユーザ操作に応じて、リレースイッチ4がオフ状態に制御される。これにより、メイン電源回路2のトランス21には交流電源電圧が供給されなくなる。メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAINは時刻t3〜t4にかけて徐々に低下していく。スタンバイ電源回路3の電源電圧VSTBは上記の通りコンデンサC1から流れる電流によってコンデンサC3が充電されることによって生成されているので、この電圧も時刻t3〜t4にかけて徐々に低下していく。
ここで、メイン電源回路2の電源電圧VMAINはアンプ回路やDSP等の消費電力の大きい回路で消費されるので電圧値が低下する速度が速いが、スタンバイ電源回路3の電源電圧VSTBはマイコン等の消費電力の小さい回路で消費されるだけであるので電圧値が低下する速度が、メイン電源回路2と比較して遅い。
従って、時刻t4において、メイン電源回路2が生成する電源電圧VMAINは、スタンバイ電源回路3が生成する電源電圧VSTB未満になる。すると、フォトカプラQ2のLEDはオフ状態になり、電流が流れなくなり、フォトトランジスタはオフ状態になる。従って、スイッチング制御回路32は、検出端子32aから電流が流れなくなり、スイッチング素子Q1のスイッチング動作を開始させる。従って、スイッチング電源回路3は、電源電圧の生成動作を開始し、電源電圧VSTB=VS(V)を生成するようになる。つまり、スタンバイ電源回路3の電圧は、メイン電源回路2の電圧に基づく電流によって生成することができなくなるが、スタンバイ電源回路3自身によって電源電圧が生成されるので、継続してマイコンに電源電圧を供給することができる。
以上のように、本実施形態によると、メイン電源回路2の電圧に基づく電流によってフォトカプラQ2を動作させるので、マイコンからの制御信号を伝達する必要がない。従って、マイコンからの制御信号を伝達するための配線が不要である。また、フォトカプラQ2のLEDを流れる電流は、接地電位に流れるのではなく、コンデンサC3へと流れてスタンバイ電源回路3の電圧として使用されるので、電力効率が向上する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
本発明は、例えばオーディオアンプに好適に採用され得る。
1 電源回路
2 メイン電源回路
3 スタンバイ電源回路
4 リレースイッチ
21 トランス
22 全波整流回路
31 全波整流回路
32 スイッチング制御回路
33 トランス
34 電流調整回路
Q1 スイッチング素子
Q2 伝達手段(フォトカプラ)

Claims (3)

  1. メイン電源回路と、スタンバイ電源回路とを備え、
    前記スタンバイ電源回路が、
    スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子を制御するスイッチング制御回路と、
    前記メイン電源回路の電圧と、前記スタンバイ電源回路の電圧とを比較し、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上である場合に、前記メイン電源回路の電圧に基づく電流を前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に供給することにより、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を前記スイッチング制御回路に伝達する伝達手段とを有し、
    前記スイッチング制御回路が、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を受ける場合に、前記スタンバイ電源回路の動作を停止させる、電源回路。
  2. 前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧未満である場合に、前記伝達手段が、前記メイン電源回路の電圧に基づく電流を前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に供給しないことにより、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を前記スイッチング制御回路に伝達せず、
    前記スイッチング制御回路が、前記メイン電源回路の電圧が前記スタンバイ電源回路の電圧以上であることを示す情報を受けない場合に、前記スタンバイ電源回路の動作を実行させる、請求項1に記載の電源回路。
  3. 前記伝達手段がフォトカプラを含み、
    前記フォトカプラのLEDのアノードが前記メイン電源回路の電圧を生成する蓄積手段に接続され、前記LEDのカソードが前記スタンバイ電源回路の電圧を生成する蓄積手段に接続されている、請求項1または2に記載の電源回路。
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