JP2013197687A - 通信装置、および通信方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信装置1は、データキャリア11との間で無線によるデータ通信をおこなう。送信部2は、通信装置1に割り当てられた送信周波数帯7aを使用して、データキャリア11に送信信号を送信する。受信部3は、送信周波数帯7aにあるチャネルの両側波帯8aを受信可能である。第1の復号部4は、両側波帯8aから受信した受信信号を復号し、第2の復号部5は、両側波帯8aのうち単側波帯8bから受信した受信信号を復号する。切替部6は、受信部3が受信した受信信号の復号について、第1の復号部4による復号と第2の復号部5による復号とを所定条件にもとづいて切り替える。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明は、データキャリアとの通信を効率的におこなうことが可能な通信装置、および通信方法の提供を目的とする。
[第1の実施形態]
まず、第1の実施形態の通信装置について、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態の通信装置の構成を示す図である。
送信部2は、送信周波数帯7aにあるチャネルを使用した送信波7により、データキャリア11に送信信号を送信する。送信周波数帯7aは、通信装置1に割り当てられたデータ送信用の専用チャネルである。
このように、通信装置1は、送信周波数帯7aの両側波帯8aからの復号と、送信周波数帯7aのいずれか一方の単側波帯8bからの復号とを切り替えるものであり、他の通信装置が使用する送信周波数帯を制限するものではない。
次に、第2の実施形態の通信システムについて、図2、図3を用いて説明する。図2は、第2の実施形態の通信システムを示す図である。図3は、第2の実施形態のリーダライタユニットが無線タグとの通信に使用するチャネル配置を示す図である。
入出力インタフェース106には、アンテナ24および図示しないスピーカ等が接続されている。また、入出力インタフェース106は、可搬型記録媒体108への情報の書込み、および可搬型記録媒体108からの情報の読出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース106は、アンテナ24から送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。
次に、第3の実施形態の復号設定処理について、図6を用いて説明する。図6は、第3の実施形態の復号設定処理のフローチャートである。復号設定処理は、無線タグ25との通信開始に先立ち、所定のタイミングで実行される。なお、第2の実施形態と同様の構成については、符号を同じにして説明を省略する。
[ステップS24]リーダライタユニット30は、DSBであるタグ応答54とタグ応答55を復号に用いる信号に設定し、復号設定処理を終了する。
次に、第4の実施形態の復号設定処理について、図7を用いて説明する。図7は、第4の実施形態の復号設定処理のフローチャートである。復号設定処理は、所定のタイミング(たとえば、1msごとなどの所定周期)で実行される。なお、第2の実施形態と同様の構成については、符号を同じにして説明を省略する。
[ステップS33]リーダライタユニット30は、送信チャネルの高域側側波帯のノイズ(ノイズ量)を計測する。
[ステップS34]リーダライタユニット30は、送信チャネルの低域側側波帯のノイズが閾値を超えるものか否かを判定する。リーダライタユニット30は、送信チャネルの低域側側波帯のノイズが閾値を超える場合にステップS35にすすみ、閾値を超えない場合にステップS38にすすむ。
[ステップS37]リーダライタユニット30は、復号に用いる信号を低域側のSSBに設定し、復号設定処理を終了する。
[ステップS39]リーダライタユニット30は、復号に用いる信号をDSBに設定し、復号設定処理を終了する。
次に、第5の実施形態の復号設定処理について、図8を用いて説明する。図8は、第5の実施形態の復号設定処理のフローチャートである。復号設定処理は、所定のタイミング(たとえば、1msごとなどの所定周期)で実行される。なお、第2の実施形態と同様の構成については、符号を同じにして説明を省略する。
[ステップS43]リーダライタユニット30は、あらかじめ設定した回数の基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、DSBを復号に用いたときの読み取りの成功回数を取得する。
[ステップS46]リーダライタユニット30は、あらかじめ設定した回数の基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、低域側SSBを復号に用いたときの読み取りの成功回数を取得する。
[ステップS48]リーダライタユニット30は、あらかじめ設定した回数の基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、高域側SSBを復号に用いたときの読み取りの成功回数を取得する。
これにより、リーダライタユニット30は、他の通信装置の送信信号からの干渉を低減することができる。そのため、リーダライタユニット30は、無線タグ25との間で安定した無線通信を可能にする。また、リーダライタユニット30は、通信状況に応じて、SSBとDSBとを選択可能であるため、通信システム20の環境に応じた通信が可能である。
次に、第6の実施形態の復号設定処理について、図9を用いて説明する。図9は、第6の実施形態の復号設定処理のフローチャートである。復号設定処理は、所定のタイミング(たとえば、1msごとなどの所定周期)で実行される。なお、第2の実施形態と同様の構成については、符号を同じにして説明を省略する。
[ステップS53]リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りに要した時間を取得する。基準タグの読み取りに要した時間は、基準タグの読み取りを一回おこなったときの読み取り時間である。
[ステップS54]リーダライタユニット30は、読み取り時間が閾値を超えるものか否かを判定する。リーダライタユニット30は、読み取り時間が閾値を超える場合にステップS55にすすみ、読み取り時間が閾値を超えない場合に復号設定処理を終了する。すなわち、リーダライタユニット30は、読み取り時間が閾値を超えない場合には、復号に用いる信号をDSBに設定する。
[ステップS56]リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りに要した時間を取得する。
[ステップS58]リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りをおこなう。ここで、リーダライタユニット30は、基準タグの読み取りに要した時間を取得する。
これにより、リーダライタユニット30は、他の通信装置の送信信号からの干渉を低減することができる。そのため、リーダライタユニット30は、無線タグ25との間で安定した無線通信を可能にする。また、リーダライタユニット30は、通信状況に応じて、SSBとDSBとを選択可能であるため、通信システム20の環境に応じた通信が可能である。
次に、第7の実施形態の使用周波数帯指示処理について、図10を用いて説明する。図10は、第7の実施形態の使用周波数帯指示処理のフローチャートである。使用周波数帯指示処理は、サーバ33により、所定のタイミングで実行される。なお、第2の実施形態と同様の構成については、符号を同じにして説明を省略する。
[ステップS63]サーバ33は、リーダライタユニット30の通信状態にもとづいて、周波数帯の取得対象としたリーダライタユニット30が使用する周波数帯を振り分ける。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、通信装置1、リーダライタユニット30(30a,30b,30c,30d)、携帯式リーダライタ31、サーバ33が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
2 送信部
3 受信部
4 第1の復号部
5 第2の復号部
6 切替部
7 送信波
7a 送信周波数帯
8 受信波
8a 両側波帯
8b 単側波帯
10,23 媒体
11 データキャリア
20 通信システム
21 ネットワーク
22 ライン
24 アンテナ
25 無線タグ
30(30a,30b,30c,30d) リーダライタユニット
31 携帯式リーダライタ
32 作業者
33 サーバ
40,41,42,43,44,45 送信チャネル
46,47,48,49,50 データリターン用チャネル
51,52,53,54,55 タグ応答
100 制御装置
101 CPU
102 RAM
103 フラッシュROM
104 通信インタフェース
105 グラフィック処理装置
106 入出力インタフェース
107 バス
108 可搬型記録媒体
Claims (12)
- データキャリアとの間で無線によるデータ通信をおこなう通信装置であって、
所定の周波数帯域のチャネルを使用して送信信号を送信する送信部と、
前記チャネルの両側波帯から受信信号を受信可能な受信部と、
前記両側波帯から受信した受信信号を復号する第1の復号部と、
前記両側波帯のうち一方の単側波帯から受信した受信信号を復号する第2の復号部と、
前記受信部が受信した前記受信信号の復号について、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを所定条件にもとづいて切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記切替部は、前記両側波帯のうち一方の単側波帯から受信した受信信号のノイズ量と、あらかじめ設定した閾値との比較にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記第2の復号部は、前記両側波帯のうち低域側の単側波帯から受信した受信信号のノイズ量と、前記両側波帯のうち高域側の単側波帯から受信した受信信号のノイズ量との比較にもとづいて、前記低域側の単側波帯または前記高域側の単側波帯から受信した受信信号を復号することを特徴とする請求項2記載の通信装置。
- 前記切替部は、通信品質の基準となる基準タグとの通信にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 前記切替部は、前記基準タグとの所定回数の通信において、前記両側波帯のうち一方の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信の成否と、あらかじめ設定した閾値との比較にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項4記載の通信装置。
- 前記第2の復号部は、前記両側波帯のうち低域側の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信の成否と、前記両側波帯のうち高域側の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信の成否との比較にもとづいて、前記低域側の単側波帯または前記高域側の単側波帯から受信した受信信号を復号することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
- 前記切替部は、前記基準タグとの通信において、前記両側波帯のうち一方の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信時間と、あらかじめ設定した閾値との比較にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項4記載の通信装置。
- 前記第2の復号部は、前記両側波帯のうち低域側の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信時間と、前記両側波帯のうち高域側の単側波帯から受信した受信信号にもとづく通信時間との比較にもとづいて、前記低域側の単側波帯または前記高域側の単側波帯から受信した受信信号を復号することを特徴とする請求項7記載の通信装置。
- 前記送信部は、あらかじめ設定された情報にもとづいて、送信信号の送信に使用するチャネルを決定し、
前記切替部は、あらかじめ設定された情報にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記送信部は、あらかじめ設定された情報にもとづいて、送信信号の送信に使用するチャネルを決定し、
前記切替部は、前記チャネルにもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。 - 前記切替部は、あらかじめ設定された情報にもとづいて、前記第1の復号部による復号と前記第2の復号部による復号とを切り替えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
- 所定の周波数帯域のチャネルを使用して送信信号を送信し、前記チャネルの両側波帯から受信信号を受信可能にして、データキャリアとの間で無線によるデータ通信をおこなう通信装置の通信方法であって、
前記受信信号の復号について、前記両側波帯から受信した受信信号を復号する第1の復号と、前記両側波帯のうち一方の単側波帯から受信した受信信号を復号する第2の復号と、を所定条件にもとづいて切り替える、
ことを特徴とする通信方法。
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- 2012-03-16 JP JP2012060410A patent/JP5715979B2/ja active Active
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