JP2013197643A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通信装置内部において、ユーザパケットの通過経路に沿った遅延測定を常時行い、通信装置の動作状況(性能)をモニタする。測定遅延値を遅延閾値と比較し、測定遅延値が遅延閾値を超過した際、対象ユーザパケット帯域を増加させ、ネットワーク管理者(以降オペレータ)宛に警報を送付する。以上の動作をハードウエアの自律処理により実現し、オペレータが通信帯域を再設定し正常運用状態に戻るまでの間、既存重要パケットへの輻輳影響を最小限に保つ。
【選択図】図10
Description
出力パケット制御部2−51は、出力パケットバッファ2−30および出力パケット処理部2−26を有する。
1−2 中継装置
1−4 NMS(Network Management System)
2−3 入力パケットヘッダ処理部
2−35 入出力回線インタフェース
2−6 ヘッダ情報テーブル
2−14 OAM制御部
2−20 パケット中継部
2−22 回線インタフェースボードLIF(Line Interface)
2−26 出力パケット処理部
2−27 ヘッダ変更テーブル
3−5 クラシファイヤ
3−8 優先キュー
3−9 非優先キュー
3−A シェーパ部
3−13 帯域テーブル
11 通信パケット
12 遅延測定用OAMパケット
42 内部ヘッダ
55 帯域監視テーブル
Claims (10)
- パケットを転送する中継装置において、
遅延測定パケットを受信すると、当該遅延測定パケットの経路を設定して転送するパケット中継部と、
前記遅延測定パケットを生成し、前記パケット中継部へ送信し、当該遅延測定パケットを前記パケット中継部から受信して自装置内の遅延測定をする遅延測定制御部とを備え、
前記遅延測定制御部は、
前記遅延測定パケットを送信した時刻を当該遅延測定パケットに付与して送信し、前記パケット中継部から前記遅延測定パケットを受信すると、当該遅延測定パケットを受信した時刻を当該遅延測定パケットに付与し、前記送信した時刻と前記受信した時刻から前記パケット中継部での遅延時間を測定する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項1に記載の中継装置において、
前記パケット中継部からのパケットを受信する出力パケット制御部と、前記遅延測定制御部とを有する複数の回線インタフェースボードをさらに備え、
前記出力パケット制御部は、前記パケット中継部からのパケットが前記遅延測定パケットであるかどうかを判断し、前記遅延測定パケットである場合に当該遅延測定パケットを前記遅延測定制御部へ送信し、
前記遅延測定制御部は、前記遅延測定パケットに装置内部の経路を設定する宛先情報を含む内部ヘッダを付与し、前記送信した時刻を前記内部ヘッダに付与して前記パケット中継部へ送信し、前記出力パケット制御部から前記遅延測定パケットを受信すると、当該遅延測定パケットを受信した時刻を当該遅延測定パケットの前記内部ヘッダに付与し、
前記パケット中継部は、前記入力パケット制御部からの前記遅延測定パケットに含まれる前記宛先情報に対応する前記出力パケット制御部へ当該遅延測定パケットを転送する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項2に記載の中継装置において、
自装置全体を制御する装置管理部をさらに備え、
前記パケット中継部は、
当該パケット中継部に入力されたパケットに含まれる前記宛先情報に対応して当該遅延測定パケットの振り分けを行うスイッチ部と、
前記スイッチ部からのパケットに含まれる優先度情報に従って、当該パケットを優先度毎に振り分けるクラシファイヤ部と、
前記クラシファイヤ部によって振り分けられたパケットを前記優先度毎に一時的に保存するキュー部と、
前記優先度毎に前記キュー部に保存されたパケットを読み出す割り当て帯域値を保持している帯域情報と
前記帯域情報を参照して前記キュー部に保存されたパケットを読み出すスケジューラ部とを有し、
前記クラシファイヤ部は、
前記遅延測定パケットを優先度の高いキュー部へ振り分け、
前記遅延測定制御部は、
前記優先度の高いキュー部へ振り分けられた前記遅延測定パケットの遅延時間と所定の遅延閾値とを比較し、
前記装置管理部は、
前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回ると前記帯域情報の前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値に所定の加算帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項3に記載の中継装置において、
前記遅延測定制御部は、
前記所定の遅延閾値を複数保持し、前記遅延時間と前記複数の所定の遅延閾値とを順に比較し、
前記装置管理部は、
前記スケジューラ部が読み出す回線帯域値から前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値を減算して余剰帯域値を算出し、算出した前記余剰帯域値を前記所定の遅延閾値の個数で除した値を前記加算帯域値として保持し、前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回る毎に、前記帯域情報の前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値に前記加算帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項4に記載の中継装置において、
前記遅延測定制御部は、前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回る毎に、遅延閾値超過警報を前記装置管理部へ通知し、
前記装置管理部は、
前記遅延閾値超過警報を受信すると、前記加算帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。 - パケットを転送する中継装置において、
装置外部から入力されたパケットに遅延測定内部ヘッダを付与する付与指示を出力する遅延測定制御部と、
前記付与指示を受けて前記遅延測定内部ヘッダを付与して送信する入力パケット制御部と、
前記入力パケット制御部から受信した遅延測定内部ヘッダを付与したパケットの経路を設定して転送するパケット中継部と、
前記パケット中継部から受信した前記遅延測定内部ヘッダを付与したパケットに付与された前記遅延測定内部ヘッダを前記遅延測定制御部へ送信する出力パケット制御部とを備え、
前記遅延測定制御部は、
前記遅延測定内部ヘッダを付与した時刻を当該遅延測定内部ヘッダに付与して前記入力パケット制御部に付与指示を出力し、前記出力パケット制御部から前記遅延測定内部ヘッダを受信すると、当該遅延測定内部ヘッダを受信した時刻を当該遅延測定内部ヘッダに付与し、前記送信した時刻と前記受信した時刻から前記パケット中継部での遅延時間を測定する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項6に記載の中継装置において、
前記入力パケット制御部と、前記遅延測定制御部と、前記出力パケット制御部とを有する複数の回線インタフェースボードをさらに備え、
前記パケット中継部は、
前記入力パケット制御部からの前記遅延測定内部ヘッダを付与したパケットに含まれる装置内部の経路を設定する宛先情報に対応する前記回線インタフェースボードの出力パケット制御部へ当該遅延測定内部ヘッダを付与したパケットを転送する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項7に記載の中継装置において、
自装置全体を制御する装置管理部をさらに備え、
前記出力パケット制御部は、
前記パケット中継部からのパケットに前記遅延測定内部ヘッダが付与されているかどうかを判断し、当該パケットに前記遅延測定内部ヘッダが付与されている場合に当該遅延測定内部ヘッダを前記遅延測定制御部へ送信し、
前記パケット中継器は、
当該パケット中継部に入力されたパケットに含まれる前記宛先情報に対応して当該パケットの振り分けを行うスイッチ部と、
前記スイッチ部からのパケットに含まれる優先度情報に従って、当該パケットを優先度毎に振り分ける前記クラシファイヤ部と、
前記クラシファイヤ部によって振り分けられたパケットを前記優先度毎に一時的に保存するキュー部と、
前記優先度毎に前記キュー部に保存されたパケットを読み出す割り当て帯域値を保持している帯域情報と、
帯域情報を参照して前記キュー部に保存されたパケットを読み出すスケジューラ部とを有し、
前記クラシファイヤ部は、
前記遅延測定内部ヘッダを付与したパケットを優先度の高いキュー部へ振り分け、
前記遅延測定制御部は、
前記優先度の高いキュー部へ振り分けられた前記遅延測定内部ヘッダを付与したパケットの遅延時間と所定の遅延閾値とを比較し、
前記装置管理部は、
前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回ると前記帯域情報の前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値に所定の帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項8に記載の中継装置において、
前記遅延測定制御部は、
前記所定の遅延閾値を複数保持し、前記遅延時間と前記複数の所定の遅延閾値とを順に比較し、
前記装置管理部は、
前記スケジューラ部が読み出す回線帯域値から前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値を減算して余剰帯域値を算出し、算出した前記余剰帯域値を前記所定の遅延閾値の個数で除した値を前記加算帯域値として保持し、前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回る毎に、前記帯域情報の前記優先度の高いキュー部に対応する割り当て帯域値に前記加算帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。 - 請求項9に記載の中継装置において、
前記遅延測定制御部は、前記遅延時間が前記所定の遅延閾値を上回る毎に、遅延閾値超過警報を前記装置管理部へ通知し、
前記装置管理部は、
前記遅延閾値超過警報を受信すると、前記加算帯域値を加算する
ことを特徴とする中継装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018088577A (ja) * | 2016-11-28 | 2018-06-07 | 日本電信電話株式会社 | 通信装置 |
JP2021185659A (ja) * | 2020-05-05 | 2021-12-09 | アクシス アーベー | ラウンドトリップ推定 |
US11228540B2 (en) | 2019-03-20 | 2022-01-18 | Fujitsu Limited | Communication device, communication system, and communication method |
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JPH0352354A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-06 | Nec Corp | パケット交換機伝送遅延測定方式 |
JP2000507779A (ja) * | 1996-04-01 | 2000-06-20 | ジーティーイー ラボラトリーズ インコーポレイテッド | Atmスイッチのパーフォマンス監視 |
JP2003264591A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Fujitsu Ltd | Atmシステムにおける処理遅延の測定方法及び装置 |
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