JP2013196676A

JP2013196676A - 救援依頼掲示板

Info

Publication number: JP2013196676A
Application number: JP2012087918A
Authority: JP
Inventors: Yoshiharu Shiojima; 芳春塩島
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2012-03-21
Filing date: 2012-03-21
Publication date: 2013-09-30

Abstract

【課題】従来の独居家庭等に於ける非常時の救援依頼装置は電話回線の利用で警備保障会社等への依頼で有料で高額、または、災害時には電話不通で利用出来ない、その他、日常の困りごとの依頼は誰にどの様に支援をお願いするか、具体的な連絡体制が不明確であった為に、最悪の場合孤独死で発見が遅れる場合が多々あった。
【解決手段】住宅の玄関先で近隣の住民の目に付きやすい場所に住人の安否を表示する掲示板を設置して、安否を確認したい近隣住民が自由に掲示板の確認ボタンを押して住人の安否状態を知る事ができるシステムで、どこよりも早く不幸な孤独死等を未然防止することが出来る。
【選択図】図１

Description

本発明は一般家庭内生活における非常事態等を外部に知らせ最悪の事態を未然に防止するための掲示板に関する。
る。

従来独居家庭等において困り事、心配事、緊急事態発生時における援助を要請する手段には主に電話連絡にて警備保障会社等に通報するシステムが有る、

その他、家庭内に設置した専用のインターホーンにて警備保障会社に緊急事態の通報が出来るシステムがある。

上記［０００２］及び［０００３］共電話回線利用のため災害時等による停電時には利用不可である。

以上に述べた従来の警報装置はあくまで人命に関する緊急警報装置であるため有料で高額で、日常生活における困りごと、すなわち、生活困窮にて電気、水道、ガス、等が停止された時、または、病院に行きたいが車が無くていけない、買い物に行きたいがお手伝いしてほしい、等を誰かに伝えたい、お願いしたい手段がない。

各市町村には地域の福祉協議会及び民生委員等が活動してはいますが、日常の生活に於ける困り事にはわざわざ電話等にては頼みずらいのが実情である。

また、民生委員等の立場からしますと、個人宅を毎日訪問することは困難でまた、プライバシーの問題もあり積極的には介入出来ないのが実情である。

以上［０００６］および［０００７］で述べたように支援する側と支援される側の思惑が不一致であるために円滑な支援体制が欠如していた。

本発明は以上の様な問題を解決しようとするもので支援を求めたい人が即近隣住民に伝達することができる掲示板であり、又は逆に近隣住民が容易に支援の要否を確認できることを目的とした掲示板である。

問題を解決するための手段

本発明は上記目的を達成するために屋外に安否情報を表示する掲示板を設置し、屋内には安否情報を連絡する操作盤で構成したものである

屋外用の掲示板には停電時にも利用出来るように太陽光発電装置と充電式の蓄電池を内臓しており夜間時にも点灯表示できる掲示板である。

また、屋内用の操作盤には非常事態等に支援を求める為に押すボタンと近隣住民が安否確認の為に押したボタンに回答する為の押しボタンが取り付いている。

具体的に屋外の掲示板について説明すると、支援を求める住人が近隣住民に支援を求めるボタンを屋内から押すと屋外の掲示板に赤色ランプが点滅点灯して周りの住民に知らせることが出来る、この点灯ランプは支援が終わるまで点灯を継続するものである。

また、屋内の住人は支援が必要ない場合は特にボタンを押す必要はない。

逆に、近隣住民が屋内の住人の安否を確認したい場合は、掲示板にある「確認ボタン」を押すと屋内住人に支援を求める必要がなければ屋内住人は異常なしのボタンを室内から押すと掲示板には緑色のランプが表示される。

上記の例で屋内住人と近隣住民の支援者は特に会話することなくお互いに掲示板上で無言の連絡が出来る。

また、近隣住民の支援者が安否確認ボタンを押しても無応答の場合は屋内に立ち入るか、関係省庁に連絡をとり安否確認を依頼する。

発明の効果

上述したように本発明の掲示板は近隣住民が気楽にお互い同士の安否を確認するための掲示板であり不幸な事件を未然に防止出来、または、助け合いが出来るネットワーク作りの道具である。

市町村に於ける福祉担当職員及び民生委員等の巡回を待たず住民同士で日常生活上でタイムリーに安否確認が出来る。

本装置は太陽光発電を利用している為に、生活困窮者が電気を止められて外部への電話が不通の場合にも近隣住民との連絡が出来る。

発明の実施する為の最良の形態

以下、本発明の実施形態を図１〜図５に基ずいて説明する。

図１の屋外用掲示板において、１は太陽光パネルを示す、２は掲示板ボツクスを示し、中には蓄電池、充電器、及び制御用配線回路等が内臓されている。
また表面には、３赤色ランプと、４緑色ランプ、５支援の要請を表示する表示部、６異常なしを表示する表示部、その他７確認用のボタンから構成されている。

図３の屋内用操作盤において、８は操作盤ボツクスを示し、９確認ランプ１０赤色ランプ、１１緑色ランプ、１２支援要請押しボタン、１３異常なし押しボタンから構成されている。

図５の屋内外の概念図において、屋外の玄関の近くに屋外用掲示板が取り付けてあり、屋内には屋内操作盤が取り付けてあり、双方は１４配線ケーブルで連結されている。

図５において、屋外掲示板の取り付け場所は常時太陽光が当たる場所で尚、外部の支援者が容易に目に付く場所を選定する、また、屋内操作盤の取り付け場所は住人が非常事態時に手の届く場所に取り付ける。

以上の様に、本実施形態により不幸な孤独死等を未然に防止する効果が得られるものである。

本発明の実施形態を示す屋外掲示板の正面図同上の側面図同屋内操作盤の正面図同上の側面図同屋内外の取り付け状態の概念図

１太陽光パネル
２屋外ボックス
３赤色ランプ
４緑色ランプ
５支援要請表示部
６異常なし表示部
７確認ボタン
８屋内操作盤ボックス
９確認ランプ
１０赤色ランプ（屋内用）
１１緑色ランプ（屋内用）
１２支援要請用押しボタン
１３異常なし用押しボタン
１４配線ケーブル

Claims

太陽光を利用した蓄電池を内蔵した電子表示式の屋外掲示板と、屋内の操作盤により外部の住人に安否情報を伝達するシステム。