JP2013195271A - ガスケットの破壊圧測定機及びガスケットホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】挟持されたガスケット1の下方に形成される油圧作用室21a及び上方に形成される油排出室22aを備えるガスケットホルダ2と、油圧作用室21aに油を供給してガスケット1の下面に油圧を作用させてガスケットを破壊し、破壊後の油を油排出室22aに排出させる油圧発生器3と、ガスケットの下面に作用する油圧を測定する圧力計71とを備える。油圧発生器3は、空圧源から供給される空圧で移動するピストンロッド部5を備えるエアシリンダ部4と、ピストンロッド部5の移動により加圧される油圧室61を有する油圧シリンダ部6とを備える。
【選択図】図1
Description
密閉容器の開口部に設けられるガスケットの破壊圧力を測定するガスケットの破壊圧測定機であって、
内部にガスケットが保持され、ガスケットの下面に油圧を作用させるための油圧作用室、及び、ガスケットの上面に対向して形成される油排出室を備えるガスケットホルダと、
ガスケットホルダの油圧作用室に油を供給してガスケットの下面側に油圧を作用させ、この油圧によりガスケットが破壊されて油排出室に排出された油を回収して再度油圧作用室に供給するために油圧を発生させる油圧発生器と、
ガスケットの下面側に作用する油圧を測定する圧力計とを備え、
油圧発生器は、
空圧源から供給される空圧で軸方向に移動するピストンロッド部を備えるエアシリンダ部と、当該ピストンロッド部の一部が軸方向に移動可能に配置される油圧室を有し、ピストンロッド部の移動により油を加圧してガスケットホルダの油圧作用室に油を供給してガスケットの下面側に油圧を作用させると共に、油排出室に排出された油を油圧室に回収する油圧シリンダ部とを備えることを特徴とする。
特に、油圧発生器は、エアシリンダ部によって空圧によりピストンロッド部を移動させて油圧シリンダ部において油圧を発生させるので、ピストンロッド部の移動速度の制御が容易であり、ガスケットの下面側に充填する油の流量もエアシリンダ部により簡単に制御できるので、油圧シリンダ部での油圧の上昇変動の制御が行い易くなり、正確にガスケットの破壊圧を測定することができる。
さらに、油圧シリンダ部により構成される油圧回路が閉回路となっているので、所定量の油を破壊圧の測定のために繰り返し使用することができ、無駄に油を使用することがなくなる。
嵌め合わせによりガスケット取付空間が形成されて、ガスケットを上面側と下面側とから挟持する上冶具及び下冶具と、上冶具が取り付けられる上部取付部と、下冶具が取り付けられる下部取付部とを備え、
上部取付部及び/又は下部取付部は、上冶具及び下冶具のクランプとクランプ解除を行なうために駆動手段により上下方向に移動可能に配置され、
下冶具は、ガスケットが配置された状態においてガスケットの下面に油圧を作用させる油圧作用室が、上方に向けて開放し、ガスケットを配置させることにより閉鎖されるように形成されると共に、この油圧作用室の下部に連通し、外部から油が供給される下冶具油供給路が形成され、
下部取付部は、下冶具が取り付けられる下冶具装着部と、下冶具装着部に開口し、下冶具の下冶具油供給路に油を供給するための取付部油供給路とが貫通形成され、
上冶具は、下冶具と共にガスケットを挟持した状態においてガスケットの上面に対向する油排出室が形成されると共に、この油排出室に連通する上冶具油回収路が上冶具の外面に開口するように形成され、
上部取付部は、上冶具が取り付けられる上冶具装着部が形成されていることを特徴とする。
また、本発明のガスケットホルダは、上冶具及び下冶具がガスケットの種類に応じて大きさ・形状が異なっても、上冶具及び下冶具が固定される上部取付部及び下部取付部は、上冶具及び下冶具の種類を問わず共通化を図れるので、ガスケットを保持するホルダの構成を簡単にでき、部品点数も少なくでき、ガスケット及び冶具の組み付け作業も簡単に行なえる。
以下に、本発明の実施形態1について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態1に係るガスケットの破壊圧測定機の構成を油圧・空圧回路により示した構成図である。本実施形態1の破壊圧測定機は、例えば、アルカリ乾電池に用いるガスケットの破壊圧を測定するために用いられ、空圧回路と油圧回路とにより構成されてシーケンス制御される。
従って、油圧発生器3は、エアシリンダ部4の空圧室41では、ピストンロッド部5が空圧により油圧シリンダ部6側に向けて移動すると、油圧室61内では、ピストンロッド部5のロッド52により油圧室61内の油が加圧される。
本実施形態1では、油圧シリンダ部6を備える油圧回路に使用される油として、タービンオイルを使用している。
本実施形態では、ピストン51の受圧面積がロッド52の先端側端面の受圧面積よりも大きいので、ロッド52の大径部の直径よりも大きいピストン51がエアコンプレッサー81からの空圧を受けることで、小さい空圧で、大きな油圧を発生させることができる。
エアシリンダ部4におけるピストンロッド部5の押出し力は、エアコンプレッサー81で発生する圧縮空気の圧力を圧力調整弁83によって調整すると共に、第2空圧室41bから流出する空気の流量を2つの速度調整弁86a,86bの何れかを動作させてピストンロッド部5の移動速度を調整することにより変化させることができる。
また、油回収路74には、油圧シリンダ部6の油圧室61から油タンク72への油の流れを阻止する油回収側逆止弁76が設けられている。
上記実施形態1では、ガスケットホルダ2の構成を下冶具21及び上冶具22の被嵌合部21c,22dを下部取付部23及び上部取付部24の各々の装着部23a,24bに嵌め込んで側方からネジ止めする構成としたが、図5に示す実施形態2のように、下冶具21と下部取付部23とをネジ締めにより構成すると共に、上冶具22と上部取付部24とをネジ締めにより構成するようにしてもよい。
図6によれば、ピストンロッド部5の移動速度と、油の吐出量は完全に比例していることが分かり、空圧を油圧に変換する構成が本発明の破壊圧測定機に適用することが有効であることが分かる。
本発明のガスケットは、一般の円筒型、角型やボタン型電池等の封口用部品に適用でき、その形状等は特に限定されない。
さらに、本発明のガスケットは、アルカリ電池に適用する電池用ガスケットだけでなく、リチウム電池の電池用ガスケットとしても適用できるし、コイン型や円筒型の電気二重層コンデンサなどの小型の電気化学セルを構成する蓄電要素を収納した金属容器の開口部に装着された絶縁ガスケットにも適用できる。
2 ガスケットホルダ
3 油圧発生器
4 エアシリンダ部
5 ピストンロッド部
6 油圧シリンダ部
21 下冶具
21a 油圧作用室
21b 下冶具油供給路
22 上冶具
22a 油排出室
22b 上冶具油回収路
23 下部取付部
23a 下冶具装着部
23b 取付部油供給路
24 上部取付部
24b 上冶具装着部
41 空圧室
51 ピストン
52 ロッド
61 油圧室
71 圧力計
72 油タンク
73 油供給路
74 油回収路
81 エアコンプレッサー
85 加圧切換弁
86a,86b 速度調整弁
87 流路切換弁
88a,88b 逆止弁
Claims (2)
- 密閉容器の開口部に設けられるガスケットの破壊圧力を測定するガスケットの破壊圧測定機であって、
内部にガスケットが保持され、ガスケットの下面に油圧を作用させるための油圧作用室、及び、ガスケットの上面に対向して形成される油排出室を備えるガスケットホルダと、
ガスケットホルダの油圧作用室に油を供給してガスケットの下面側に油圧を作用させ、この油圧によりガスケットが破壊されて油排出室に排出された油を回収して再度油圧作用室に供給するために油圧を発生させる油圧発生器と、
ガスケットの下面側に作用する油圧を測定する圧力計とを備え、
油圧発生器は、
空圧源から供給される空圧で軸方向に移動するピストンロッド部を備えるエアシリンダ部と、当該ピストンロッド部の一部が軸方向に移動可能に配置される油圧室を有し、ピストンロッド部の移動により油を加圧してガスケットホルダの油圧作用室に油を供給してガスケットの下面側に油圧を作用させると共に、油排出室に排出された油を油圧室に回収する油圧シリンダ部とを備えることを特徴とするガスケットの破壊圧測定機。 - 密閉容器の開口部に設けられるガスケットの破壊圧力を測定する破壊圧測定機に用いられるガスケットを保持するガスケットホルダであって、
嵌め合わせによりガスケット取付空間が形成されて、ガスケットを上面側と下面側とから挟持する上冶具及び下冶具と、上冶具が取り付けられる上部取付部と、下冶具が取り付けられる下部取付部とを備え、
上部取付部及び/又は下部取付部は、上冶具及び下冶具のクランプとクランプ解除とを行なうために駆動手段により上下方向に移動可能に配置され、
下冶具は、ガスケットが配置された状態においてガスケットの下面に油圧を作用させる油圧作用室が、上方に向けて開放し、ガスケットを配置させることにより閉鎖されるように形成されると共に、この油圧作用室の下部に連通し、外部から油が供給される下冶具油供給路が形成され、
下部取付部は、下冶具が取り付けられる下冶具装着部と、下冶具装着部に開口し、下冶具の下冶具油供給路に油を供給するための取付部油供給路とが貫通形成され、
上冶具は、下冶具と共にガスケットを挟持した状態においてガスケットの上面に対向する油排出室が形成されると共に、この油排出室に連通する上冶具油回収路が上冶具の外面に開口するように形成され、
上部取付部は、上冶具が取り付けられる上冶具装着部が形成されていることを特徴とするガスケットホルダ。
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