JP2013194971A - 蓄熱装置、及び、トリガーユニット - Google Patents
蓄熱装置、及び、トリガーユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013194971A JP2013194971A JP2012061477A JP2012061477A JP2013194971A JP 2013194971 A JP2013194971 A JP 2013194971A JP 2012061477 A JP2012061477 A JP 2012061477A JP 2012061477 A JP2012061477 A JP 2012061477A JP 2013194971 A JP2013194971 A JP 2013194971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seed crystal
- heat storage
- holding member
- holding
- storage material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D20/00—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00
- F28D20/02—Heat storage plants or apparatus in general; Regenerative heat-exchange apparatus not covered by groups F28D17/00 or F28D19/00 using latent heat
- F28D20/028—Control arrangements therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
【解決手段】蓄熱時の環境温度で過冷却状態となる潜熱蓄熱材2を容器1内に備える蓄熱ユニット50と、潜熱蓄熱材2の結晶化を誘発する種結晶30を保持するトリガーユニット10と、を備え、トリガーユニット10は、種結晶30を保持する保持部材11と、保持部材11を、容器1に潜熱蓄熱材2に接触可能とすべく移動可能に取り付けるシール部20と、を備え、保持部材11は、種結晶30が載置される凹部18を有する種結晶保持部15を備えた。
【選択図】図1
Description
ところで、蓄熱装置に蓄熱材として用いられる潜熱蓄熱材は、蓄熱後に融けた物質が凝固点以下の温度に冷却されても結晶化せず液体のまま存在する過冷却状態となり潜熱分のエネルギーを保持する性質を有する。この種の蓄熱材は、刺激を与えることで結晶化を開始し、結晶化することにより潜熱を放出する。そのため、蓄熱装置には、任意のタイミングで蓄熱材に刺激を与えるトリガーユニットが備えられる。トリガーユニットの機構としては、例えば、過冷却状態の蓄熱材に機械的に刺激を与える、或いは、電圧を印可する等の各種方法があるが、確実に蓄熱材の結晶化を誘発することができないという問題があった。そのため、蓄熱材と同じ材料を結晶化させた種結晶を接触させることで確実に蓄熱材の結晶化を誘発させる技術が知られている。例えば、特許文献1に記載の蓄熱装置では、蓄熱材と同じ材料を結晶化させた種結晶をパイプ内に充填し、当該パイプを移動させることで任意のタイミングで当該種結晶を過冷却状態の蓄熱材に接触させて蓄熱材の結晶化を誘発している。
本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、簡単な構造で種結晶の落下を防止することができる蓄熱装置、及び、トリガーユニットを提供することを目的とする。
<第1実施形態>
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る蓄熱装置100の概略構成を示す断面図である。蓄熱装置100は、図1に示すように、蓄熱時の環境温度で過冷却状態となる潜熱蓄熱材(蓄熱材)2を容器1内に備えた蓄熱ユニット50と、潜熱蓄熱材2の放熱を誘発するトリガーユニット10と、を備える。また、蓄熱装置100は、潜熱蓄熱材2に熱的に接続され、熱源3からの熱を潜熱蓄熱材2に伝達する第1熱輸送手段4と、潜熱蓄熱材2に蓄熱した熱を、熱利用機器6に伝達する第2熱輸送手段5と、を備える。この構成により、潜熱蓄熱材2は、第1熱輸送手段4を介して熱源3から伝達される熱を蓄熱すると共に、第2熱輸送手段5を介して蓄熱した熱を熱利用機器6に供給する。
第1熱輸送手段4、及び、第2熱輸送手段5は、例えば、ヒートポンプや水循環装置等の熱媒体配管、或いは、ヒートパイプ等で構成される。第1熱輸送手段4、及び、第2熱輸送手段5は、容器1の外側に配置されて潜熱蓄熱材2に間接的に接触している構成であっても良いし、或いは、容器1の内側に配置されて潜熱蓄熱材2に直接接触している構成であっても良い。第1熱輸送手段4、第2熱輸送手段5は、容器1の内側に配置され潜熱蓄熱材2に直接接触する場合には、潜熱蓄熱材2による腐食を防ぐために、表面に樹脂等のコーティングが施されている構成であっても良い。また、図示は省略したが、第1熱輸送手段4、及び、第2熱輸送手段5には、フィンチューブやヒートパイプヒートシンク等のフィン材を設けて伝熱面積を向上させる構成であっても良い。
過冷却状態の潜熱蓄熱材2は、結晶化により潜熱を放出するため、トリガーユニット10は、任意のタイミングで潜熱蓄熱材2に刺激を与えて結晶化を誘発することができるように構成されている。過冷却状態の潜熱蓄熱材2の結晶化を誘発することができる刺激としては、潜熱蓄熱材2に機械的に刺激を与えることや電圧を印可すること等が考えられる。本実施形態では、特に、トリガーユニット10は、結晶化の核となる種結晶30を直接過冷却状態の潜熱蓄熱材2に接触させることで、他の方法よりも確実に結晶化を誘発することができるように構成されている。
図2(A)に示すように、蓄熱装置100は、潜熱蓄熱材2を蓄熱後、過冷却状態、つまり液体の状態のまま、で容器1内に保持する。この構成によれば、断熱材を用いることなく、環境温度下で熱を潜熱蓄熱材2内に蓄熱しておくことができる。なお、以下の説明において、潜熱蓄熱材2Aは、過冷却状態(液体)の潜熱蓄熱材2を示し、潜熱蓄熱材2Bは、結晶化した個体の状態の潜熱蓄熱材2を示す。
保持部材11は、潜熱蓄熱材2Aの結晶化が開始された後に所定の位置まで持ち上げられる。このとき、種結晶保持部15には種結晶30が保持されている。図2(C)は、潜熱蓄熱材2が全て結晶化し、潜熱蓄熱材2に蓄熱した熱の放熱が終了した状態を示す。蓄熱装置100は、潜熱蓄熱材2Bに再び蓄熱して融解させ、過冷却状態となった潜熱蓄熱材2Aを任意のタイミングで結晶化させることで、繰り返し熱源として利用可能に構成されている。
上述の第1実施形態では、軸部11Aは、椀状の種結晶保持部15の中央に固定され、凹部18は、軸部11Aの周囲に環状に設けられる構成であった。しかしながら、保持部材11は、種結晶30が載置される凹部18と、凹部18を有する種結晶保持部15を潜熱蓄熱材2Aに挿入可能とすべく支持する軸部11Aと、を備えていれば、軸部11Aは種結晶保持部15の何処に固定されている構成であっても良い。この第2実施形態では、保持部材11は、図4に示すように、軸部11Aの先端12Aが、凹部18を中央に備える略椀状の種結晶保持部15の外縁部19に固定され、略おたま杓子状に形成されている。なお、第2実施形態の蓄熱装置100の概略構成は、上述した第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
上述の第1実施形態、及び、第2実施形態では、保持部材11は、円柱状の軸部11Aと、軸部11Aの先端12Aに固定された略椀状の種結晶保持部15と、を備える構成であった。これに対し、この第3実施形態では、筒状の軸部111Aの内周部に種結晶保持部115を備えた保持部材111について説明する。なお、第3実施形態の蓄熱装置100の概略構成は、上述した第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
保持部材111は、図5(A)に示すように、筒状の軸部(筒状部材)111Aと、軸部111Aの下端である先端112Aに固定される種結晶保持部115とを備える。種結晶保持部115は、軸部111Aと略同じ径寸法の円盤状に形成され、略中央に上方に突出する突出部116を備えるとともに、突出部116の略中央に上下に貫通する貫通孔117を備えている。
また、凹部118を容器1内部の空間に連通させる貫通孔117を保持部材111に設けたため、貫通孔117を介して凹部118に容易に潜熱蓄熱材2Aを導いて固化させることができるとともに、凹部118に載置して保持した種結晶30を貫通孔117を介して任意のタイミングで潜熱蓄熱材2Aに接触させて、繰り返し使用することができる。
上述の第1実施形態、及び、第2実施形態では、円柱状の軸部11Aの外周にOリング21を環装させて、軸部11Aを容器1に密封性を保った状態で上下に摺動可能に設ける構成であった。しかしながら、軸部11Aを容器1に気密性を保った状態で上下に摺動可能に設けることができれば、軸部11Aは円柱状である構成に限らず、保持部材211は、例えば、図8に示すよう、矩形の板状部材で構成されている構成であっても良い。なお、第4実施形態の蓄熱装置100の概略構成は、上述した第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
また、保持部材211は、図9に示すように、軸部211Aを背中合わせで2枚重ねて構成して、軸部211Aの前面側、及び、背面側に種結晶保持部215を備える構成としても良い。
これらの構成によれば、種結晶30は、凹部218に載置されて保持部材211に保持される。これにより、種結晶30が意図せぬタイミングで保持部材211から落下するのを防止することができる。
上述の第4実施形態では、矩形板状の保持部材211の先端212Aを軸部211Aに対して略直角に折り曲げて種結晶保持部215を形成する構成であった。この第5実施形態では、保持部材311は、筒状の部材から形成され、この筒状の部材の下端である先端312Aを外側に折り曲げて種結晶保持部315を形成した構成であり、種結晶保持部315は、軸部311Aの周りに放射状に複数設けられる。なお、第5実施形態の蓄熱装置100の概略構成は、上述した第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
この構成によれば、種結晶30は、凹部318に載置されて保持部材311に保持される。これにより、種結晶30が意図せぬタイミングで保持部材311から落下するのを防止することができる。なお、本実施形態の保持部材211は、円筒である構成としたが、これに限らず、角筒である構成でも良い。
上述の第5実施形態では、保持部材311は、軸部311Aの周りに放射状に設けられた種結晶保持部315を備え、種結晶保持部315の凹部318に種結晶30が載置されて、種結晶30を落下しないように保持する構成であった。この第6実施形態では、軸部411Aの外周に設けられた種結晶保持部415、及び、筒状の軸部411Aの中空部413内に種結晶30を保持する保持部材411について説明する。なお、第6実施形態の蓄熱装置100の概略構成は、上述した第1実施形態と同一であり、その説明を省略する。
軸部411Aの中空部413には、図12に示すように、少なくとも先端412Aの内表面413Aに溝460が形成される。溝460は、図12(A)に示すように、中空部413の長手方向に直線状に延びる構成であっても良いし、或いは、図4(B)に示すように、中空部413の長手方向にらせん状に延びる構成であっても良い。なお、保持部材411の上端412Bは、容器1の気密性を保つために溶接や圧接、接着、或いは、バルブ等で封止されている。
容器1にトリガーユニット10を気密に固定して、容器1内の潜熱蓄熱材2を過冷却状態にした後に、保持部材411を押し下げて、先端412Aを潜熱蓄熱材2Aに挿入する。このとき、先端412Aに設けられた種結晶保持部415の凹部18には、潜熱蓄熱材2Aがすくい入れられる。また、溝460は、溝幅Wが略0.1mmの細い溝であり、毛細管作用を有する。そのため、先端412Aを潜熱蓄熱材2Aに挿入すると、中空部413には、溝460内に毛細管作用により潜熱蓄熱材2Aが吸い込まれる。潜熱蓄熱材2Aは、凹部18、及び、溝460内で固化し、保持される。
上述した第1実施形態では、種結晶保持部15が軸部11Aの外周方向に突出しているため、保持部材11を上下に移動させて、潜熱蓄熱材2Aの結晶化を誘発した際に、保持部材11の先端12Aが潜熱蓄熱材2Bと固着して、保持部材11を潜熱蓄熱材2Bから抜き取る事ができなくなってしまう場合がある。この第7実施形態では、保持部材11の先端12Aを結晶化した潜熱蓄熱材2Bから抜け易くすることができる蓄熱装置500について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上止め具511の下面511Aと、シール部20の上面20Aとの間には、ばね512が設けられる。ばね512は、コイル状の圧縮ばねであり、上止め具511をシール部20に対して押し付けるように、保持部材11を移動させることで、図13(B)に示すように、圧縮される。上止め具511へかけている荷重を除くと、ばね512の元に戻ろうとする力によって、上止め具511が押し上げられ、これにより、結晶化が始まった潜熱蓄熱材2Bから抜けにくくなっている保持部材11の先端12Aを潜熱蓄熱材2Bから容易に引き抜くことができる。
このように、保持部材11の先端12Aに下止め具513を、上端12Bに上止め具511を設け、上止め具511と、シール部20との間に圧縮ばね512を設けたため、保持部材11が容器1の外部へ抜け出す、或いは、容器1内に落下するのを防止することができるとともに、圧縮されたばね512の元に戻ろうとする力により保持部材11の先端12Aを結晶化した潜熱蓄熱材2Bから抜け易くすることができる。
上述した第1実施形態では、シール部20はOリング21を有し、Oリング21で保持部材11を軸シールすることで、保持部材11を容器1に対して気密に動かすことができる構成とした。この第8実施形態では、容器601の一部、例えば上面(シール部)602、を弾性的に動く部材で形成することで、上面602をシール部として用いて、保持部材11を容器601に対して気密に動かすことができるようにした蓄熱装置600について説明する。なお、以下の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
上述した第1実施形態では、保持部材11の先端12Aに種結晶保持部15を設け、当該種結晶保持部15の凹部に種結晶30を載置して保持することで、種結晶30の落下を防ぐ構成とした。この第9実施形態では、保持部材711から落下した種結晶30が意図せぬタイミングで潜熱蓄熱材2Aに接触するのを防止する蓋部材722をシール部720に設けた構成について説明する。なお、上述した第1実施形態と同様の構成については、図中に同じ符号を付し、その説明を省略する。
蓄熱装置700は、蓄熱ユニット50と、トリガーユニット710とを備える。トリガーユニット710は、種結晶30を保持する保持部材711と、保持部材711を、容器1の気密性を保った状態で上下に移動可能に備えるシール部720とを備える。保持部材711は、上述した第1−第7実施形態のいずれの構成で種結晶30を保持している構成であっても良いし、或いは、内面が平滑なパイプ内に種結晶30を備えた構成であっても良い。
蓋部材722は、図16(B)に示すように、保持部材711を下げた時に、保持部材711によって押し開けられるように構成されている。つまり、蓋部材722は、下方向に所定以上の荷重をかけた時に容器1の内側に開くように設けられる。また、蓋部材722は、例えばバネ等で自動的に閉じるように構成される。つまり、保持部材711を持ち上げ、先端712Aを収容空間721に退避させた際には、蓋部材722は、自動で収容空間721を容器1内部とは隔てるように閉じられる。
2 潜熱蓄熱材(蓄熱材)
2A 潜熱蓄熱材(過冷却状態の潜熱蓄熱材)
2B 潜熱蓄熱材(結晶化した潜熱蓄熱材)
10、510、710 トリガーユニット
11、111、211、311、411、711 保持部材
11A、111A、211A、311A、411A 軸部
15、115、215、315、415 種結晶保持部
16 底部
17 周壁部
18、118、218、318、418 凹部
20、602、720 シール部
21 Oリング
30 種結晶
50 蓄熱ユニット
100、500、600、700 蓄熱装置
316 スリット
Claims (9)
- 蓄熱時の環境温度で過冷却状態となる蓄熱材を容器内に備える蓄熱ユニットと、前記蓄熱材の結晶化を誘発する種結晶を保持するトリガーユニットと、を備え、
前記トリガーユニットは、前記種結晶を保持する保持部材と、前記保持部材を、前記容器に前記保持部材を前記蓄熱材に接触可能とすべく移動可能に取り付けるシール部と、を備え、
前記保持部材は、前記種結晶が載置される凹部を有する種結晶保持部を備えた
ことを特徴とする蓄熱装置。 - 前記種結晶保持部は、前記種結晶が載置される底部と、前記底部の周囲を囲む周壁部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の蓄熱装置。
- 前記種結晶保持部は、中くぼみの皿形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓄熱装置。
- 前記保持部材は、筒状部材を有し、
前記種結晶保持部は、前記筒状部材の先端の開口を塞ぐ板状に形成されて前記筒状部材の内壁との間の空間に前記凹部を備え、
前記凹部を前記容器内部の空間に連通させる貫通孔を、前記保持部材に設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄熱装置。 - 前記種結晶保持部の略中央に前記筒状部材の内部に突出する突出部を設け、前記貫通孔を、前記突出部に設けたことを特徴とする請求項4に記載の蓄熱装置。
- 前記保持部材は、板状部材であり、前記板状部材の先端を折り曲げて前記種結晶保持部を形成し、前記種結晶保持部の一部をくぼませて、前記凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄熱装置。
- 前記保持部材は、筒状部材を有し、前記筒状部材の先端に長手方向に延びるスリットを設け、当該先端を外側に折り曲げて前記種結晶保持部を形成し、前記種結晶保持部の一部をくぼませて、前記凹部を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄熱装置。
- 前記保持部材は、前記種結晶保持部が設けられ、前記シール部に対して前記容器の密閉性を保ち摺動する軸部を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の蓄熱装置。
- 蓄熱時の環境温度で過冷却状態となる蓄熱材の結晶化を誘発するトリガーユニットであって、
前記蓄熱材の結晶化を誘発する種結晶を保持する保持部材を備え、前記保持部材は、前記種結晶が載置される凹部を有する種結晶保持部を備えたことを特徴とするトリガーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012061477A JP6004684B2 (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 蓄熱装置、及び、トリガーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012061477A JP6004684B2 (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 蓄熱装置、及び、トリガーユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013194971A true JP2013194971A (ja) | 2013-09-30 |
JP6004684B2 JP6004684B2 (ja) | 2016-10-12 |
Family
ID=49394164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012061477A Expired - Fee Related JP6004684B2 (ja) | 2012-03-19 | 2012-03-19 | 蓄熱装置、及び、トリガーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6004684B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6446582A (en) * | 1987-08-12 | 1989-02-21 | Nok Corp | Device for optionally solidifying supercooled liquid |
JPH01203489A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-16 | Nippon Denso Co Ltd | 蓄熱装置 |
-
2012
- 2012-03-19 JP JP2012061477A patent/JP6004684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6446582A (en) * | 1987-08-12 | 1989-02-21 | Nok Corp | Device for optionally solidifying supercooled liquid |
JPH01203489A (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-16 | Nippon Denso Co Ltd | 蓄熱装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6004684B2 (ja) | 2016-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2013194970A (ja) | 蓄熱装置、及び、トリガーユニット | |
JP2016538521A5 (ja) | ||
US8427036B2 (en) | Thermal storage system using encapsulated phase change materials in LED lamps | |
SG158871A1 (en) | Thermally activatable insulating packaging | |
US20160309932A1 (en) | Container having a mixture of phase-change material and graphite powder | |
JP6004684B2 (ja) | 蓄熱装置、及び、トリガーユニット | |
JP5931086B2 (ja) | 太陽熱利用温水器 | |
EP3024361B1 (en) | Plate for serving hot meals thereon | |
JP6004766B2 (ja) | 蓄熱装置 | |
JP6076748B2 (ja) | 蓄熱装置 | |
WO2013054136A3 (en) | A wall structure | |
JP2014009818A (ja) | 蓄熱装置 | |
CN206257851U (zh) | 一种冷冻盒 | |
WO2011128282A3 (de) | Vorrichtung und verfahren zur speicherung thermischer energie | |
CN210471762U (zh) | 一种带相变材料的多层保温碗 | |
EP4325159A3 (en) | Thermal transfer blanket system | |
KR101578905B1 (ko) | 히트파이프를 구비하는 난방패널 | |
GB2495938A (en) | Energy storage apparatus | |
CN109171394A (zh) | 一种保温杯 | |
US20130008428A1 (en) | Container Cap Containing Heating Agent Insert | |
JP2015090932A5 (ja) | ||
US10193050B2 (en) | Handle for a cooking vessel, comprising a latent heat sink | |
JP6182437B2 (ja) | 発核装置及びその製造方法並びに発核装置を備えた蓄熱装置 | |
JP3103273U (ja) | 徳利保温装置 | |
RU2017104129A (ru) | Устройство для хранения, емкость, содержащая такое устройство, и способ изготовления такого устройства |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160331 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160906 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6004684 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |