JP2013189085A - 油圧ハイブリッド車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】 油圧ハイブリッドシステム用のポンプ・モータとエンジンのオイルポンプとを併用して燃費効率を高めながら、両者の機能を更に有効利用する。
【解決手段】 エンジンEのクランクシャフト43に、第1ポンプ・モータ27の回転軸50を動力伝達手段52を介して接続するとともに第2ポンプ・モータ31を直接接続したので、エンジンEの運転時に第2ポンプ・モータ31をポンプとして駆動してパワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給することで、第2ポンプ・モータをパワートレイン専用に使用する分だけ燃費効率を高めることができる。またエンジンEの始動時には、第1ポンプ・モータ27をモータとして駆動したオイルで第2ポンプ・モータ31をモータとして駆動することで、第1、第2ポンプ・モータ27,31の両方のトルクを合算した大トルクでエンジンEをクランキングして確実に始動することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、エンジンおよびトランスミッションを含むパワートレインと、ポンプ・モータと、アキュムレータとを備え、前記アキュムレータに蓄圧した油圧で前記ポンプ・モータをモータとして駆動して車両の走行、前記エンジンのアシストあるいは前記エンジンの始動を行うとともに、前記エンジンの駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で前記ポンプ・モータをポンプとして駆動して前記アキュムレータを蓄圧する油圧ハイブリッド車両に関する。
エンジンをトランスミッションを介して前輪に接続し、ポンプおよびモータとして機能するポンプ・モータを後輪に接続し、発進時にアキュムレータに蓄圧した油圧でポンプ・モータをモータとして駆動するとともに、制動時に後輪から逆伝達される駆動力でポンプ・モータをポンプとして駆動してアキュムレータを蓄圧する油圧ハイブリッド車両が、下記特許文献1により公知である。
またエンジンの駆動力を駆動輪に伝達する駆動軸をドグクラッチおよびギヤボックスを介してポンプ・モータに接続し、ポンプ・モータの回転数が許容最大回転数になったときにドグクラッチを切り離し、ポンプ・モータの回転数と駆動軸の回転数との差回転が許容回転数内になったときにドグクラッチを接続することで、ドグクラッチの歯欠けを防止する油圧ハイブリッド車両が、下記特許文献2により公知である。
特開平8−282324号公報 特開平6−107139号公報
ところで、かかる油圧ハイブリッド車両がエンジンおよびトランスミッションよりなるパワートレインを備える場合、そのパワートレインに作動油や潤滑油を供給するためのオイルパンおよびオイルポンプに加えて、油圧ハイブリッドシステム用のオイルタンクおよびポンプ・モータが必要となり、これら二つの油圧系統が併存することで部品点数の増加、装置の大型化、重量の増加、コストの増加等が免れないという問題があった。
この問題を解決するために、パワートレインのオイルポンプを廃止し、油圧ハイブリッドシステム用のポンプ・モータを利用してパワートレインに作動油や潤滑油を供給することが考えられるが、このようにすると、油圧ハイブリッドシステム用のポンプ・モータに大容量のものが必要となり、その大容量のポンプ・モータを小容量で運転するときに効率が低下するため、全体としてエンジンの燃料消費量を増加させる懸念がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、油圧ハイブリッドシステム用のポンプ・モータとエンジンのオイルポンプとを併用して燃費効率を高めながら、両者の機能を更に有効利用することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、エンジンおよびトランスミッションを含むパワートレインと、第1ポンプ・モータと、アキュムレータとを備え、前記アキュムレータに蓄圧した油圧で前記第1ポンプ・モータをモータとして駆動して車両の走行、前記エンジンのアシストあるいは前記エンジンの始動を行うとともに、前記エンジンの駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で前記第1ポンプ・モータをポンプとして駆動して前記アキュムレータを蓄圧する油圧ハイブリッド車両において、前記エンジンのクランクシャフトに、前記第1ポンプ・モータの回転軸を動力伝達手段を介して接続するとともに第2ポンプ・モータを直接接続し、前記エンジンの運転時には、前記第2ポンプ・モータをポンプとして駆動して前記パワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給するとともに、前記エンジンの始動時には、前記第1ポンプ・モータをモータとして駆動したオイルで前記第2ポンプ・モータをモータとして駆動することで、前記第1ポンプ・モータのトルクおよび前記第2ポンプ・モータのトルクの両方で前記エンジンを始動することを特徴とする油圧ハイブリッド車両が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、エンジンおよびトランスミッションを含むパワートレインと、ポンプ・モータと、アキュムレータとを備え、前記アキュムレータに蓄圧した油圧で前記ポンプ・モータをモータとして駆動して車両の走行、前記エンジンのアシストあるいは前記エンジンの始動を行うとともに、前記エンジンの駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で前記ポンプ・モータをポンプとして駆動して前記アキュムレータを蓄圧する油圧ハイブリッド車両において、前記エンジンのクランクシャフトに前記ポンプ・モータおよびオイルポンプを接続し、前記エンジンの運転時には、前記オイルポンプを前記エンジンで駆動して前記パワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給するとともに、前記エンジンの始動時には、前記ポンプ・モータをモータとして駆動したオイルを前記パワートレインに作動油あるいは潤滑油として供給することを特徴とする油圧ハイブリッド車両が提案される。
尚、実施の形態の無端ベルト52は本発明の動力伝達手段に対応する。
請求項1の構成によれば、アキュムレータに蓄圧した油圧で第1ポンプ・モータをモータとして駆動することで、車両の走行、エンジンのアシストあるいはエンジンの始動を行うことができ、またエンジンの駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で第1ポンプ・モータをポンプとして駆動することで、アキュムレータを蓄圧することができる。エンジンのクランクシャフトに、第1ポンプ・モータの回転軸を動力伝達手段を介して接続するとともに第2ポンプ・モータを直接接続したので、エンジンの運転時には、第2ポンプ・モータをポンプとして駆動してパワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給することで、第1ポンプ・モータからパワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給する場合に比べて、第2ポンプ・モータをパワートレイン専用に使用する分だけ燃費効率を高めることができる。
しかもエンジンの始動時には、第1ポンプ・モータをモータとして駆動したオイルで第2ポンプ・モータをモータとして駆動することで、第1、第2ポンプ・モータの両方のトルクを合算した大トルクでエンジンをクランキングして確実に始動することができる。
また請求項2の構成によれば、アキュムレータに蓄圧した油圧でポンプ・モータをモータとして駆動することで、車両の走行、エンジンのアシストあるいはエンジンの始動を行うことができ、またエンジンの駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力でポンプ・モータをポンプとして駆動することで、アキュムレータを蓄圧することができる。エンジンのクランクシャフトにポンプ・モータおよびオイルポンプを接続したので、エンジンの運転時には、オイルポンプでパワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給することで、ポンプ・モータからパワートレインに作動油あるいは潤滑油を供給する場合に比べて、オイルポンプをパワートレイン専用に使用する分だけ燃費効率を高めることができる。
またエンジンの始動時には、アキュムレータに蓄圧した油圧でポンプ・モータをモータとして駆動した後のオイルをパワートレインに作動油あるいは潤滑油として供給するので、アイドリングストップ制御用の電動オイルポンプを廃止してコストダウンを図ることができるだけなく、電動スタータモータのトルクよりも遥かに大きいポンプ・モータのトルクでエンジンを素早く始動するとともに、始動したエンジンにより駆動されるオイルポンプの油圧を早期に立ち上げて車両の速やかな発進を可能にすることができ、しかもエンジンの始動時にポンプ・モータを通過したオイルはパワートレイン側に供給されるため、このオイルでパワートレインの油圧を更に早期に立ち上げることができる。
スプールバルブの中立位置での縦断面図。[第1の実施の形態] スプールバルブの駆動位置での縦断面図。[第1の実施の形態] スプールバルブの蓄圧位置での縦断面図。[第1の実施の形態] エンジンの縦断面図。[第1の実施の形態] 図4の5方向矢視図。[第1の実施の形態] 油圧ハイブリッドシステムおよびパワートレインの油圧回路図(エンジン始動時以外の状態)。[第1の実施の形態] 油圧ハイブリッドシステムおよびパワートレインの油圧回路図(エンジン始動時の状態)。[第1の実施の形態] 図4に対応する図。[第2の実施の形態] 油圧ハイブリッドシステムを備えるパワートレインの構造を示す図。[第3の実施の形態] 油圧ハイブリッドシステムおよびパワートレインの油圧回路図(エンジン始動時以外の状態)。[第3の実施の形態] 油圧ハイブリッドシステムおよびパワートレインの油圧回路図(エンジン始動時の状態)。[第3の実施の形態] 電動スタータモータによる始動特性とポンプ・モータによる始動特性とを比較するグラフ。[第1〜第3の実施の形態]
第1の実施の形態
以下、図1〜図7および図12に基づいて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1に示すように、自動車用の油圧ハイブリッドシステムに使用されるスプールバルブVは、バルブケース11に形成したスリーブ支持孔11aに嵌合する円筒状のスリーブ12を備えており、スリーブ12の一端に当接する環状の第1エンドプレート13の外面を覆うソレノイド支持部材14が、リニアソレノイド15と共に複数本のボルト16…でバルブケース11の一方の側面に締結され、スリーブ12の他端に当接する環状の第2エンドプレート17の外面を覆うカバー部材18が複数本のボルト19…でバルブケース11の他方の側面に締結される。スリーブ12に形成されたスプール孔12aの内部にスプール20が軸方向摺動可能に嵌合しており、その一端から延びるロッド部20aの先端とリニアソレノイド15の出力ロッド15aの先端とが接続される。
スプール20のロッド部20aが貫通するハット状の第1スプリングシート21がスプール孔12aおよび第1エンドプレート13の内周面に摺動自在に嵌合し、ソレノイド支持部材14との間に縮設した第1スプリング22でスプール20に向けて付勢された第1スプリングシート21は、そのフランジ部21aが第1エンドプレート13の段部13aに当接する位置に停止する。またハット状の第2スプリングシート23がスプール孔12aおよび第2エンドプレート17の内周面に摺動自在に嵌合し、カバー部材18との間に縮設した第2スプリング24でスプール20に向けて付勢された第2スプリングシート23は、そのフランジ部23aが第2エンドプレート17の段部17aに当接する位置に停止する。
この状態で、スプール20の両端部は第1スプリングシート21および第2スプリングシート23間に挟まれ、スプール20は中立位置に位置決めされる。リニアソレノイド15を一方向に励磁して出力ロッド15aが前進すると、スプール20が図1において左動することで、スプール20に押圧された第2スプリングシート23は第2スプリング24を圧縮しながら左動する。この位置を駆動位置(図2参照)と呼ぶ。またリニアソレノイド15を他方向に励磁して出力ロッド15aが後退すると、スプール20が図1において右動することで、スプール20に押圧された第1スプリングシート21は第1スプリング22を圧縮しながら右動する。この位置を蓄圧位置(図3参照)と呼ぶ。
リニアソレノイド15は出力ロッド15aを任意の位置に前進あるいは後退させることができるため、スプール20は任意の位置にストロークすることが可能であり、スプールバルブVは駆動位置および蓄圧位置においてオイルの流量を制御する絞り弁としての機能を発揮する。
スリーブ12のスプール孔12aの内周面には、その右端側から左端側に向かって環状の第1ポートP1〜第7ポートP7が順次形成される。またスプール20の外周面には、その右端側から左端側に向かって大径の第1ランドL1〜第5ランドL5が順次形成されるとともに、第1ランドL1〜第5ランドL5間に挟まれた小径の第1グルーブG1〜第4グルーブG4が順次形成される。第1ランドL1〜第5ランドL5の外径はスプール孔12aの内径と同一であり、第1ランドL1〜第5ランドL5の外周面がスプール孔12aに内周面に当接する位置では、オイルが通過不能にシールされる。
スプール20の第2ランドL2の外周面における第1グルーブG1に臨む部分と、スプール20の第4ランドL4の外周面における第3グルーブG3に臨む部分とに、周方向に90°ずつ離間した各4個の絞り溝30…が形成される。これらの絞り溝30…により、スプール20のストローク位置に応じたオイルの流量制御が可能になる。
図1に示すように、第1ポートP1は油路25Aを介してオイルタンク26に連通し、第7ポートP7は油路25Bを介してオイルタンク26に連通し、第2ポートP2は油路25Cを介して第1ポンプ・モータ27の吐出側に連通し、第6ポートP6は油路25Dを介して第1ポンプ・モータ27の吸入側に連通し、第3ポートP3は油路25Eを介して前記油路25Dに連通し、第4ポートP4は油路25F、チェックバルブ28および油路25Gを介して前記油路25Cに連通し、第5ポートP5は油路25Hを介してアキュムレータ29に連通する。
図1、図4および図5に示すように、本実施の形態の油圧ハイブリッドシステム41はエンジンEのシリンダブロック42の下面に締結された既存のオイルパンの内部に収納される。このオイルパンは、上述した油圧ハイブリッドシステム41のオイルタンク26に兼用される。油圧ハイブリッドシステム41は、クランクシャフト43をシリンダブロック42に支持するロアブロック44の下面に、複数のブラケット45…を介して吊り下げ支持される。油圧ハイブリッドシステム41のケーシング46の内部にスプールバルブVおよび外接型ギヤポンプよりなるオイルポンプ27が収納され、ケーシング46の外部にスプールバルブVを駆動するリニアソレノイド15が固定される。またケーシング46の後部には、4個の球体よりなるアキュムレータ29が接続される。ケーシング46の下部にはオイルタンク26の内部空間に連通する吸入口47が形成されており、ケーシング46の上部から延びるオイル供給配管48がロアブロック44内の油路に接続される。
パワートレインPTを構成するエンジンEとトランスミッションとに油圧系統および潤滑系統を共有させ、エンジンEのメインギャラリのオイルをトランスミッションにも供給することが可能である。このように、パワートレインPTおよび油圧ハイブリッドシステム41がオイルタンク26だけでなく、オイルフィルタ、油温センサ、オイルクーラー等を共有することで部品点数、重量、スペース、コスト等の大幅な削減が可能になる。
クランクシャフト43には、例えばトロコイドポンプよりなる第2ポンプ・モータ31が設けられる。第2ポンプ・モータ31の吸入ポートは、吸入油路54およびオイルストレーナ55を介してオイルタンク26の内部に連通する。またシリンダブロック42の外部において、クランクシャフト43の軸端に設けた第1プーリ49と、第1ポンプ・モータ27の回転軸50に設けた第2プーリ51とに無端ベルト52が巻き掛けられており、第2プーリ51と第1ポンプ・モータ27の回転軸50との間に電磁クラッチ53が設けられる。これにより、クランクシャフト43および第1ポンプ・モータ27の間で双方向のトルク伝達が可能であり、第1ポンプ・モータ27および第2ポンプ・モータ31は相互に連動して回転することになる。
図6および図7に示すように、油圧ハイブリッドシステム41のアキュムレータ29から延びる油路25Hは、電磁開閉バルブ32および油路25Iを介して第2ポンプ・モータ31に連通するとともに、チェックバルブ34および油路25Lを介してオイルタンク26に連通する。また第2ポンプ・モータ31は、油路25J、リリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に連通し、油路25JはパワートレインPTの油圧機器および被潤滑部36および油路25Mを介してオイルタンク26に連通する。パワートレインPTの油圧機器は、例えばエンジンEの動弁機構や、トランスミッションの油圧クラッチ、油圧ブレーキ、トルクコンバータ等である。
尚、図6および図7において便宜的に四つに分けて記載されているオイルタンク26は、実際にはエンジンEの1個のオイルパンである。
従って、油圧ハイブリッドシステム41の駆動状態では、アキュムレータ29に蓄圧した油圧で第1ポンプ・モータ27がモータとして機能し、そのトルクが第2プーリ51、無端ベルト52および第1プーリ49を介してクランクシャフト43に伝達されることで、エンジンEの駆動力をアシストしたり、エンジンEをクランキングしたり、エンジンEを停止した状態で車両を走行させたりすることができる。油圧ハイブリッドシステム41の蓄圧状態では、エンジンEから第1プーリ49、無端ベルト52および第2プーリ51を介して伝達されるトルク、あるいは駆動輪から上記経路で逆伝達されるトルクで第1ポンプ・モータ27がポンプとして機能し、オイルタンク26のオイルを加圧してリザーバ29に蓄圧することができる。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
図2はスプール20が左動した駆動位置を示しており、第1グルーブG1によって第1ポートP1および第2ポートP2が連通し、第2グルーブG2によって第3ポートP3および第4ポートP4が連通し、第3グルーブG3によって第5ポートP5および第6ポートP6が連通し、残りの第7ポートP7は第4ランドL4によって他のポートとの連通を遮断される。
その結果、アキュムレータ29に蓄圧した油圧が油路25H→第5ポートP5→第3グルーブG→第6ポートP6→油路25D→第1ポンプ・モータ27→油路25C→第2ポートP2→第1グルーブG1→第1ポートP1→油路25A→オイルタンク26の経路で流れ、アキュムレータ29に蓄圧した油圧で第1ポンプ・モータ27をモータとして駆動することで、走行用の駆動力を発生させたり、エンジンの駆動力をアシストしたり、エンジンEをクランキングしたりすることができる。
また図3はスプール20が右動した蓄圧位置を示しており、第3グルーブG3によって第4ポートP4および第5ポートP5が連通し、第4グルーブG4によって第6ポートP6および第7ポートP7が連通し、残りの第1ポートP1、第2ポートP2および第3ポートP3は第2ランドL2および第3ランドL3によって他のポートとの連通を遮断される。
その結果、駆動輪から逆伝達される駆動力やエンジンEの駆動力で第1ポンプ・モータ27をポンプとして駆動することで、オイルタンク26のオイルが油路25B→第7ポートP7→第4グルーブG4→第6ポートP6→油路25D→第1ポンプ・モータ27→油路25C→油路25G→チェックバルブ28→油路25F→第4ポートP4→第3グルーブG3→第5ポートP5→油路25H→アキュムレータ29の経路で流れ、加圧したオイルをアキュムレータ29に蓄圧することができる。
図1に示す中立位置では、第1グルーブG1によって第1ポートP1および第2ポートP2が連通し、第4グルーブG4によって第6ポートP6および第7ポートP7が連通し、残りの第3ポートP3、第4ポートP4および第5ポートP5は第2ランドL2、第3ランドL3および第4ランドL4によって他のポートとの連通を遮断される。
その結果、駆動輪から逆伝達される駆動力やエンジンEの駆動力で第1ポンプ・モータ27がポンプとして機能するときに、第1ポンプ・モータ27が吐出するオイルを、油路25C→第2ポートP2→第1グルーブG1→第1ポートP1→油路25A→油路25B→第7ポートP7→第4グルーブG4→第6ポートP6→油路25D→第1第1ポンプ・モータ27の経路で循環させ、第1ポンプ・モータ27を低負荷状態で運転することができる。また電磁クラッチ53を切断することで、作動を停止することも可能である。
さて、エンジンEの始動時以外のときには、図6に示すように、電磁開閉バルブ32が閉弁して油路25Hおよび油路25I間の連通は遮断されている。この状態でエンジンEにより駆動される第2ポンプ・モータ31はポンプとして機能し、オイルタンク26から汲み上げられたオイルは油路25L→チェックバルブ34→油路25I→第2ポンプ・モータ31→油路25J→パワートレインPTの油圧機器および被潤滑部35→油路25Mの経路でオイルタンク26に流れ、その間にパワートレインPTの油圧機器を作動させるとともにパワートレインPTの被潤滑部を潤滑する。このとき余剰となったオイルは、油路25Jからリリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に排出される。
また図7に示すように、エンジンEの始動時には、電磁開閉バルブ32が開弁して油路25Hおよび油路25I間が連通する。その結果、アキュムレータ29から油路25Hに流出したオイルの一部は第1ポンプ・モータ27をモータとして駆動するとともに、前記オイルの残部は、電磁開閉バルブ32および油路25Iを流れて第2ポンプ・モータ31をモータとして駆動した後、低圧になったオイルは油路25JからパワートレインPTの油圧機器および被潤滑部35および油路25Mを介してオイルタンク26に排出されるか、あるいは油路25Jからリリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に排出される。このように、エンジンEの始動時にはアキュムレータ29に蓄圧した油圧で第1ポンプ・モータ27および第2ポンプ・モータ31を共にモータとして駆動し、第1、第2ポンプ・モータ27,31の両方のトルクでエンジンEをクランキングすることで、エンジンEの始動性を高めることができる。
図12に示すように、電動スタータモータよりも遥かにトルクの大きい第1、第2ポンプ・モータ27,31をスタータモータとして使用することで、電動スタータモータに比べて短時間でエンジンEを始動することができる。このようにエンジンEを素早く始動することで、エンジンEにより駆動されてポンプとして機能する第2ポンプ・モータ31が発生する油圧の立ち上がりも素早くなるため、パワートレインPTの油圧を極めて短時間で立ち上げて車両の発進を遅滞なく行わせることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、エンジンEのクランクシャフト43に第1ポンプ・モータ27の回転軸50を無端ベルト52を介して接続するとともに、エンジンEのクランクシャフト43に第2ポンプ・モータ31を直接接続したので、エンジンEの運転時には、第2ポンプ・モータ31をポンプとして駆動してパワートレインPTに作動油あるいは潤滑油を供給することで、第1ポンプ・モータ27からパワートレインPTに作動油あるいは潤滑油を供給する場合に比べて、第2ポンプ・モータ31をパワートレインPT用として最適の容量に設定することが可能となり、その分だけ燃費効率を高めることができる。
またエンジンEの始動時には、第1ポンプ・モータ27をモータとして駆動したオイルの残部で第2ポンプ・モータ31をモータとして駆動することで、第1、第2ポンプ・モータ27,31の両方のトルクを合算した大トルクでエンジンEをクランキングして確実に始動することができる。
また油圧ハイブリッドシステム41をエンジンEのオイルパン(オイルタンク26)の内部に収納したので、油圧ハイブリッドシステム41を設けたことでパワートレインPTが大型化するのを防止して車両への搭載性を高めることができるだけでなく、油圧ハイブリッドシステム41が発生する振動や騒音をエンジンEの防振マウントで吸収することが可能となって車両の静粛性を高めることができる。
またエンジンEのクランクシャフト43と油圧ハイブリッドシステム41の第1ポンプ・モータ27の回転軸50とを平行に配置して無端ベルト52で接続したので、クランクシャフト43および第1ポンプ・モータ27間の駆動力伝達機構の構造を簡素化するとともに、駆動力の伝達ロスを最小限に抑えることが可能となり、第1ポンプ・モータ27でエンジンEをクランキングして始動する際の始動性および静粛性を高めることができる。
第2の実施の形態
次に、図8に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態(図4参照)では、油圧ハイブリッドシステム41がオイルタンク26の内部に収納されているが、第2の実施の形態(図8参照)では、油圧ハイブリッドシステム41がオイルタンク26の下面にボルト56…で固定されており、エンジンEのクランクシャフト43および第1ポンプ・モータ27の回転軸50は、シリンダブロック42の外部で第1プーリ49、第2プーリ51および無端ベルト52を介して接続される。油圧ハイブリッドシステム41のケーシング46の上面に設けた吸入口47がオイルタンク26の内部空間に連通しており、従って油圧ハイブリッドシステム41およびパワートレインPTはオイルタンク26を共有する。
この第2の実施の形態のその他の構成は上述した第1の実施の形態と同じある。第1の実施の形態では油圧ハイブリッドシステム41をオイルタンク26の内部に収納したので、油圧ハイブリッドシステム41の暖機、NV特性、オイルのリーク対策や、油圧ハイブリッドシステム41を含むパワートレインPTの小型化の面で有利であるが、そのメンテナンス性が低下する可能性がある。一方、第2の実施の形態によれば、油圧ハイブリッドシステム41がオイルタンク26の外部に配置されているため、そのメンテナンス性が良好になる。
第2の実施の形態のその他の作用効果は、前述した第1の実施の形態と同じである。
第3の実施の形態
次に、図9〜図12に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
図9に示すように、本実施の形態のパワートレインPTは、エンジンEとベルト式無段変速機よりなるトランスミッションTとを備えており、油圧ハイブリッドシステム41はトランスミッションTのオイルタンク26の内部に収納される。
トランスミッションTはトルクコンバータ61、発進クラッチ62および無段変速機構63を備えており、トルクコンバータ61は、ポンプインペラ64がエンジンEのクランクシャフト43が接続され、タービンランナ65がタービン軸66に接続され、ステータベーン67がケーシングに固定される。タービン軸66に発進クラッチ62を介して接続された入力軸69に無段変速機構63のドライブプーリ70が接続され、ドライブプーリ70は無端ベルト71を介して図示せぬドリブンプーリや出力軸に接続される。
トルクコンバータ61のポンプインペラ64に固定した筒状のポンプ軸72がタービン軸66の外周に相対回転自在に嵌合しており、このポンプ軸72に設けたドライブスプロケット73とオイルポンプ31′に設けたドリブンスプロケット74とが無端チェーン75を介して接続される。またオイルポンプ31′と油圧ハイブリッドシステム41のポンプ・モータ27とが連結軸76を介して接続される。つまりオイルポンプ31′は、エンジンEのクランクシャフト43にトルクコンバータ61のポンプインペラ64、ポンプ軸72、ドライブスプロケット73、無端チェーン75およびドリブンスプロケット74を介して接続されるとともに、ポンプ・モータ27に連結軸76を介して接続される。
エンジンEおよびトランスミッションTよりなるパワートレインPTはオイルタンク26を共有しており、オイルタンク26の内部に収納された油圧ハイブリッドシステム41も同じオイルタンク26を共有している。しかもパワートレインPTおよび油圧ハイブリッドシステム41は、オイルタンク26だけでなく、オイルフィルタ、油温センサ、オイルクーラー等を共有するので、部品点数、重量、スペース、コスト等の大幅な削減が可能になる。
図10および図11に示すように、油圧ハイブリッドシステム41のポンプ・モータ27の下流側の油路25Cは、電磁開閉バルブ32、油路25I、パワートレインPTの油圧機器および被潤滑部36および油路25Jを介してオイルタンク26に連通するとともに、前記油路25Iはリリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に連通する。またオイルポンプ31′は、油路25Lを介してオイルタンク26に連通するとともに、油路25Mを介して前記油路25Iに連通する。パワートレインPTの油圧機器は、例えばエンジンEの動弁機構や、トランスミッションTの油圧クラッチ、油圧ブレーキ、トルクコンバータ等である。
エンジンEの始動時以外のときには、図10に示すように、電磁開閉バルブ32が閉弁して油路25Hおよび油路25I間の連通は遮断されている。この状態でエンジンEにより駆動されるオイルポンプ31′はポンプとして機能し、オイルタンク26から汲み上げられたオイルは油路25L→オイルポンプ31′→油路25I、パワートレインPTの油圧機器および被潤滑部35→油路25Mの経路でオイルタンク26に流れ、その間にパワートレインPTの油圧機器を作動させるとともにパワートレインPTの被潤滑部を潤滑する。このとき余剰となったオイルは、油路25Iからリリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に排出される。
また図11に示すように、エンジンEの始動時には、電磁開閉バルブ32が開弁して油路25Cおよび油路25I間が連通する。その結果、エンジンEを始動すべくモータとして機能するポンプ・モータ27がら油路25Cに排出されたオイルの一部は、電磁開閉バルブ32→油路25I→パワートレインPTの油圧機器および被潤滑部35→油路25Jの経路でオイルタンク26に排出され、そのとき余剰となったオイルは油路25Iからリリーフバルブ33および油路25Kを介してオイルタンク26に排出される。このように、エンジンEの始動時には、モータとして機能するポンプ・モータ27から排出されたオイルをパワートレインPTの油圧機器および被潤滑部35に供給することができる。
エンジンEのアイドリングストップ制御を行う車両では、アイドリングストップ後の発進時にトランスミッションTに変速用の油圧を遅滞なく供給するために、エンジンEにより作動するオイルポンプ31′とは別個に電動油圧ポンプを設け、アイドリングストップ中に電動油圧ポンプで油圧を立ち上げてトランスミッションTに供給する必要がある。しかしながら本実施の形態によれば、エンジンのアイドリングストップ後の発進時に、エンジンEをクランキングするポンプ・モータ27が排出するオイルをトランスミッションTに作動油として供給することで発進のための変速を行うことが可能となり、アイドリングストップ制御のための電動油圧ポンプを廃止して部品点数やコストを削減することができる。
図12に示すように、電動スタータモータよりも遥かにトルクの大きいポンプ・モータ27をスタータモータとして使用することで、電動スタータモータに比べて短時間でエンジンEを始動することができる。このようにエンジンEを素早く始動することで、エンジンEにより駆動されるオイルポンプ31′が発生する油圧の立ち上がりも素早くなり、しかもパワートレインPTにはポンプ・モータ27を通過したオイルと、始動したエンジンEにより駆動されるオイルポンプ31′が吐出するオイルとの両方が供給されるため、パワートレインPTの油圧を極めて短時間で立ち上げて車両の発進を遅滞なく行わせることができる。
第3の実施の形態のその他の作用効果は、前述した第1の実施の形態と同じである。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、第1、第2の実施の形態ではパワートレインPTがエンジンEおよびトランスミッションの両方を含んでいるが、本発明のパワートレインはエンジンあるいはトランスミッションの少なくとも一方を含んでいれば良い。尚、第3の実施の形態のパワートレインPTはトランスミッションTを含むことが必須である。
また第3の実施の形態では油圧ハイブリッドシステム41をオイルタンク26の内部に収納しているが、それをオイルタンク26の外部に配置しても良い。
また第3の実施の形態のトランスミッションTはベルト式無段変速機であるが、任意の形式のオートマチックトランスミッションであれば良い。
27 第1ポンプ・モータ、ポンプ・モータ
29 アキュムレータ
31 第2ポンプ・モータ
31′ オイルポンプ
43 クランクシャフト
50 回転軸
52 無端ベルト(動力伝達手段)
E エンジン
PT パワートレイン
T トランスミッション

Claims (2)

  1. エンジン(E)およびトランスミッションを含むパワートレイン(PT)と、第1ポンプ・モータ(27)と、アキュムレータ(29)とを備え、
    前記アキュムレータ(29)に蓄圧した油圧で前記第1ポンプ・モータ(27)をモータとして駆動して車両の走行、前記エンジン(E)のアシストあるいは前記エンジン(E)の始動を行うとともに、前記エンジン(E)の駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で前記第1ポンプ・モータ(27)をポンプとして駆動して前記アキュムレータ(29)を蓄圧する油圧ハイブリッド車両において、
    前記エンジン(E)のクランクシャフト(43)に、前記第1ポンプ・モータ(27)の回転軸(50)を動力伝達手段(52)を介して接続するとともに第2ポンプ・モータ(31)を直接接続し、
    前記エンジン(E)の運転時には、前記第2ポンプ・モータ(31)をポンプとして駆動して前記パワートレイン(PT)に作動油あるいは潤滑油を供給するとともに、前記エンジン(E)の始動時には、前記第1ポンプ・モータ(27)をモータとして駆動したオイルで前記第2ポンプ・モータ(31)をモータとして駆動することで、前記第1ポンプ・モータ(27)のトルクおよび前記第2ポンプ・モータ(31)のトルクの両方で前記エンジン(E)を始動することを特徴とする油圧ハイブリッド車両。
  2. エンジン(E)およびトランスミッション(T)を含むパワートレイン(PT)と、ポンプ・モータ(27)と、アキュムレータ(29)とを備え、
    前記アキュムレータ(29)に蓄圧した油圧で前記ポンプ・モータ(27)をモータとして駆動して車両の走行、前記エンジン(E)のアシストあるいは前記エンジン(E)の始動を行うとともに、前記エンジン(E)の駆動力あるいは駆動輪から逆伝達される駆動力で前記ポンプ・モータ(27)をポンプとして駆動して前記アキュムレータ(29)を蓄圧する油圧ハイブリッド車両において、
    前記エンジン(E)のクランクシャフト(43)に前記ポンプ・モータ(27)およびオイルポンプ(31′)を接続し、
    前記エンジン(E)の運転時には、前記オイルポンプ(31′)を前記エンジン(E)で駆動して前記パワートレイン(PT)に作動油あるいは潤滑油を供給するとともに、前記エンジン(E)の始動時には、前記ポンプ・モータ(27)をモータとして駆動したオイルを前記パワートレイン(PT)に作動油あるいは潤滑油として供給することを特徴とする油圧ハイブリッド車両。
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