JP2013187099A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面強度が高く耐久性を有する、面発光体を用いた照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具50は、少なくとも一面に電気配線が印刷された屈曲可能である基板20と、基板20上の電気配線に接続するように配置される複数の発光素子30と、発光素子30を基板20との間に封入するように封止樹脂層54材を介して接着されるガラス板52と、を備える。発光素子30の少なくとも一部に、発光素子30から発せられる光を配光制御するレンズ32が基板20とガラス板52の間に配置される。
【選択図】図2
【解決手段】照明器具50は、少なくとも一面に電気配線が印刷された屈曲可能である基板20と、基板20上の電気配線に接続するように配置される複数の発光素子30と、発光素子30を基板20との間に封入するように封止樹脂層54材を介して接着されるガラス板52と、を備える。発光素子30の少なくとも一部に、発光素子30から発せられる光を配光制御するレンズ32が基板20とガラス板52の間に配置される。
【選択図】図2
Description
本発明は、面発光体を用いた照明器具の構造に関する。
可撓性を有し屈曲自在な基板上に複数の発光素子を取り付けた面発光体が実用化されている。このような面発光体は薄型軽量であり、種々の形状に変形させて使用できるという特徴を有しており、主に内照式看板の光源として使用されている(例えば、特許文献1)。
面発光体は薄型かつ軽量であることから、面発光体を天井灯、間接照明、装飾照明などとして利用することが考えられている。しかしながら、特許文献1に記載のような面発光体はその表面が樹脂製のフィルムで覆われているので、屋外等に設置する場合には表面保護のためのガラス板などを別に配置する必要があるという問題がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、表面強度が高く耐久性を有する、面発光体を用いた照明器具を提供することにある。
本発明のある態様の面発光体は、少なくとも一面に電気配線が印刷された屈曲可能な基板と、基板上の電気配線に接続するように配置された複数の発光素子と、発光素子を基板との間に封入するように封止材を介して接着されるガラス材と、を備える。
この態様によると、上面にガラス材を配置することで、表面強度が高くなり傷などがつきにくくなる。
本発明によれば、表面強度が高く耐久性を有する、面発光体を用いた照明器具を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明器具に使用される面発光体10の平面図である。面発光体10は長尺構造であるため、一部を省略して示している。
面発光体10は、可撓性を有し屈曲自在である細長い基板20と、基板20上に長手方向に並列配置された複数の発光素子30とを備える。発光素子30は、典型的にはLED(Light Emitting Device)などの半導体発光素子である。発光素子30から発せられる光は、可視光であってもよいし、赤外光または紫外光であってもよい。
基板20は、発光素子30がマウントされるベースとなる部材であり、フィルム状またはシート状に構成される。基板20は、絶縁性および屈曲性を有する種々の素材で構成することができる。最も好ましくは、基板20はポリエチレンテレフタレート(PET)製フィルムであるが、ポリエステル、ポリイミド、塩化ビニル、エポキシ樹脂などのプラスチック樹脂であってもよい。
基板20上には、発光素子30に電力を供給するプリント配線が形成されている。プリント配線は、基板右端に位置する入力端子42に接続された部分配線14と、各発光素子の間を接続する略同形状の部分配線16と、左端の部分配線16と接続され基板20の中央を通って右方向に延び定電流回路48a、48bとそれぞれ接続する部分配線18a、18bと、定電流回路48a、48bと出力端子44とを接続する部分配線19a、19bとで構成される。図示のように、隣接する部分端子同士の間にそれぞれ発光素子30が配置される。
面発光体10のプリント配線パターンでは、複数の発光素子30と部分配線16とでそれぞれ構成される第1ライン34aと第2ライン34bとが並列接続されている。入力端子と出力端子の間には、例えば48Vの直流電流が給電される。
プリント配線は、導電性銀ペーストなどの導電性インクをノズルから噴出して基板表面に付着させるインクジェット印刷によって形成されることが好ましいが、スクリーン印刷などの他の印刷方法を用いてもよい。
インクジェット印刷は、スクリーン印刷などと比較して配線パターンの配置自由度が高い上、スクリーンなどの版型が不要であるという利点がある。また、インクジェット印刷では、一つの配線を複数回の印刷の重ね合わせで形成することで、銅エッチングなどの従来手法による配線パターンよりも配線の厚みを増やして(例えば、二回の印刷で100パーセント厚みを増大する)抵抗を下げ電圧降下を小さくすることができる。例えば、一回の印刷による配線の厚みが4μmであれば、二回の印刷によって厚みが8μmになるので、抵抗を二分の一にすることができる。
プリント配線パターンの上に銅メッキを施したり銅箔を貼ったりしてもよい。こうすると、プリント配線パターンの印刷上部に銅層が形成され抵抗が下がり、電圧降下が小さくなるとともに、放熱性も高まる。
各部分配線14、16、18の発光素子30との接続部分(そのうちの一つを17a、17bで示す)は、山形またはハの字形に形成される。このため、隣接する発光素子との接続部17a、17b間の距離が、発光素子30との接続箇所で最も接近し、外側に向かうにつれて遠くなる。こうすることで、隣接するプリント配線の間で、印刷時の導電性インクの飛散やにじみによる絶縁劣化を予防し、また絶縁体である基板の上を配線成分の銀イオンが移動するマイグレーション現象の発生確率を低減することができる。
図1の例では、基板20の右端に入力端子42と出力端子44が並んで配置されているが、入力端子と出力端子を基板20の左右端にそれぞれ配置してもよい。例えば、基板左端の部分配線18a、18bに接続する出力端子を設けてもよい。こうすると、基板の左端から右端に戻る部分配線18a、18bの配線長が短縮されるので、部分配線18a、18bの抵抗が小さくなり、この箇所での電圧降下および発熱を低減することができる。
図2は、図1の面発光体10を使用した照明器具50の側面断面図である。この照明器具50は、面発光体10とガラス板52とを組み合わせて構成される。
各発光素子30の上には、透明樹脂製のレンズ32が配置される。レンズ32の主目的は、発光素子30から発せられる光の配光制御である。所望の配光、例えば照射角の狭い配光、広角の配光、円形の配光などに応じて、種々の形状のレンズを使用することができる。レンズ32の裏側に相当する基板上に反射膜を形成して、レンズ32からの光束を増大してもよい。
レンズ32を配置した後、基板20とレンズ32の上に封止樹脂層54を形成し、その上からガラス板52を加熱圧着する。その後、照明器具50の縁に沿って外枠56で基板20、封止樹脂層54、ガラス板52を挟んで固定する。
封止樹脂は、ポリスチレン、ポリエステル、アクリル樹脂、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)樹脂などの、透過性を有する任意の樹脂でよい。
従来の表面にカバーフィルムを貼設した面発光体と比較して、上記のように構成された照明器具50は、表面がガラス板であるために表面強度が高くなり傷などがつきにくくなる。また、従来の面発光体のカバーフィルムは、表面温度が上昇すると変色したり燃焼したりするおそれがあるが、照明器具50では表面がガラス板であるため、耐候性、耐変色性、難燃性が向上する。この特性により、難燃性が要求される地下鉄電車の照明などにも本実施形態の照明器具を使用することが可能になる。
また、面発光体のカバーフィルムの上からガラス板で覆うのではなく、カバーフィルムを取り除き、封止樹脂を介してガラス板を加熱圧着する構造なので、ガラス板の下方に空気層が存在せず、内部での結露を防止することができる。この特性は、照明器具を屋外で使用する場合に特に有効である。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能である。各図に示す構成は、一例を説明するためのもので、同様な機能を達成できる構成であれば、適宜変更可能であり、同様な効果を得ることができる。
実施の形態では細長い構造の照明器具について説明したが、平面状の照明器具も同様の方法で作成することができる。
ガラス板の代わりに、透光性を有するガラスクロスを封止樹脂層に加熱接着してもよい。ガラス板と比べて透光性は低下するが、ガラスクロス内で光が拡散するので、ぼんやりと均一に光る発光面を得ることができる。また、ガラス板を曇りガラスや磨りガラスにしてもよい。
照明器具の用途に応じて、レンズを透明、乳白色、青、赤などに着色してもよい。また、封止樹脂層に蛍光体や顔料を混合して演色効果を出してもよい。また、封止樹脂層に拡散剤、気泡、ビーズなどを混合してもよい。これにより、封止樹脂層内での内部反射を増やしてガラス板上面の全体から光を出射させたり、柔らかな印象の光にしたりすることができる。
配光制御が不要の場合、レンズを配置せず、発光素子が直接封止樹脂層と接触するように構成してもよい。また、レンズ機能を有さない透明な樹脂キャップを発光素子に被せるようにしてもよい。また、全ての発光素子にレンズを被せるのではなく、一部の発光素子にのみレンズが被せられてもよい。
発光素子にレンズを被せる代わりに、発光素子の上から透明シーリング剤を滴下し、透明シーリング剤を表面張力によって半球形で固化させることで、レンズの代用としてもよい。
10 面発光体、 14、16、18a、18b 部分配線、 20 基板、 30 発光素子、 32 レンズ、 50 照明器具、 52 ガラス板、 54 封止樹脂層、 56 外枠。
Claims (2)
- 少なくとも一面に電気配線が印刷された屈曲可能な基板と、
前記基板上の電気配線に接続するように配置された複数の発光素子と、
前記発光素子を前記基板との間に封入するように封止材を介して接着されるガラス材と、
を備えることを特徴とする照明器具。 - 前記複数の発光素子の少なくとも一部に被せて、発光素子から発せられる光を配光制御する複数のレンズが前記基板と前記ガラス材の間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012052570A JP2013187099A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012052570A JP2013187099A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013187099A true JP2013187099A (ja) | 2013-09-19 |
Family
ID=49388362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012052570A Pending JP2013187099A (ja) | 2012-03-09 | 2012-03-09 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013187099A (ja) |
-
2012
- 2012-03-09 JP JP2012052570A patent/JP2013187099A/ja active Pending
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