JP2013186755A - 情報処理装置、イメージファイル管理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、イメージファイル管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クライアント端末のデスクトップ環境(仮想イメージファイル)を効率的に管理する情報処理装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、情報処理装置は、複数のクライアント端末のデスクトップ環境を管理するクライアント管理システムに適用される。情報処理装置は、第1の制御手段と、第2の制御手段とを具備する。第1の制御手段は、前記デスクトップ環境用のディスクイメージファイルであって前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含まない第1のイメージファイルと、前記第1のイメージファイルを基にして前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含む第2のイメージファイルを構築するための差分ファイルとの作成処理を制御する。第2の制御手段は、前記複数のクライアント端末中の対応するクライアント端末による前記第2のイメージファイルの取得が完了した前記差分ファイルの削除処理を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、複数のクライアント端末のデスクトップ環境を管理するための情報処理装置、イメージファイル管理方法およびプログラムに関する。
近年、各種企業においては、オフィス内の多数のクライアント端末をサーバによって管理するためのシステム(クライアント管理システム)の導入が検討されている。
クライアント管理システムでは、多数のクライアント端末のデスクトップ環境(オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム)を、クライアント管理システム内のサーバによって集中管理することができる。デスクトップ環境は、例えば、仮想ハードディスク(VHD)フォーマットのようなディスクイメージファイルであって、OS、アプリケーションプログラムを含む仮想イメージファイルとして管理される。
特開2011−150741号公報 特開2011−186915号公報 特開2009−223713号公報
サーバによって管理すべきクライアント端末の数が増加すると、これに伴い、サーバによって集中管理すべきデスクトップ環境の数も増加する。クライアント端末のデスクトップ環境を格納するディスク等、サーバのリソースは有限であるので、クライアント端末が膨大な数に上ると、クライアント端末のデスクトップ環境を効率的に管理する仕組みが必要となる。
本発明は、クライアント端末のデスクトップ環境(仮想イメージファイル)を効率的に管理する情報処理装置、イメージファイル管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、情報処理装置は、複数のクライアント端末を管理するクライアント管理システムに適用される。情報処理装置は、第1の制御手段と、第2の制御手段とを具備する。第1の制御手段は、前記デスクトップ環境用のディスクイメージファイルであって前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含まない第1のイメージファイルと、前記第1のイメージファイルを基にして前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含む第2のイメージファイルを構築するための差分ファイルとの作成処理を制御する。第2の制御手段は、前記複数のクライアント端末中の対応するクライアント端末による前記第2のイメージファイルの取得が完了した前記差分ファイルの削除処理を制御する。
実施形態の情報処理装置(管理サーバ)を適用するクライアント管理システムの構成を示す図。 図1のクライアント管理システムとリッチクライアント端末(仮想化クライアント端末)との間の通信手順の例を説明するため図。 図1のクライアント管理システムとシンクライアント端末との間の通信手順の例を説明するため図。 図1のクライアント管理システムに適用されるコネクションブローカによって提供されるローミング機能を説明するため図。 図1のクライアント管理システムに適用されるコネクションブローカによって管理されるユーザプロファイルを説明するための図。 図1のクライアント管理システム内における仮想イメージファイルの取扱いのための連携を説明するための図。 図1のクライアント管理システムに適用される仮想イメージ作成&配信サーバによって作成される仮想イメージファイルの構造を説明するための図。 図1のクライアント管理システム内における仮想イメージファイルの取扱いに関するシーケンス図。 図1のクライアント管理システムに適用される管理サーバによって制御される個別イメージファイル(差分ファイル)を含む仮想イメージファイルの削除処理のシーケンス図。 図1のクライアント管理システムにおいて仮想イメージファイルを2つの仮想イメージ作成&配信サーバによって分散管理する場合の一態様を示す図。 図1のクライアント管理システムに適用される管理サーバが仮想イメージファイルの振り分け先を決定する第1の原理を説明するための図。 図1のクライアント管理システムに適用される管理サーバが仮想イメージファイルの振り分け先を決定する第2の原理を説明するための図。 図1のクライアント管理システムにおける仮想イメージファイルの更新に関する運用を示す図。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の情報処理装置(管理サーバ21)を適用するクライアント管理システム1の構成を示す。このクライアント管理システム1は、複数のクライアント端末を管理するためのサーバシステムである。クライアント管理システム1は、1つまたは複数のサーバ(物理サーバ)によって実現することができる。ここでは、このクライアント管理システム1が、複数のサーバによって実現されている場合を想定する。
図1に示すように、クライアント管理システム1は、管理サーバ21、仮想マシン管理サーバ22、ドメインコントローラ23、仮想イメージ作成&配信サーバ24、シンクライアント実行サーバ25、コネクションブローカ26、プロファイルストレージ27および仮想イメージストレージ28等を備える。
管理サーバ21、仮想マシン管理サーバ22、ドメインコントローラ23、仮想イメージ作成&配信サーバ24、シンクライアント実行サーバ25、コネクションブローカ26およびプロファイルストレージ27は、例えばLAN(Local area network)等のネットワークに接続されている。第1タイプのクライアント端末11、第2タイプのクライアント端末12および管理者端末13も、このネットワークに接続されている。
クライアント管理システム1は、例えばオフィス環境において構築される。クライアント管理システム1は、オフィス内に配置された複数のクライアント端末を管理サーバ21によって集中管理する。さらに、このクライアント管理システム1では、複数のクライアント端末に適用される複数のユーザプロファイルが、プロファイルストレージ27に格納される。各ユーザプロファイルは、このユーザプロファイルが適用されるクライアント端末のユーザ環境を設定するための設定情報、例えば、各アプリケーションプログラムに関する各種設定情報、デスクトップ画面に関する各種設定情報を含む。さらに、各ユーザプロファイルは、ユーザがアプリケーションプログラムを用いて作成したドキュメントファイルのようなユーザデータも含む。
本実施形態のクライアント管理システム1は、第1タイプおよび第2タイプの2種類のクライアント端末を管理することができる。図1に示されるクライアント端末11は、第1タイプのクライアント端末である。第1タイプのクライアント端末は、いわゆる仮想化クライアント端末である。第1タイプのクライアント端末が備えるローカルストレージには、仮想マシンモニタ(ハイパーバイザ)が仮想化ソフトウェアとしてインストールされている。第1タイプのクライアント端末は、この仮想化ソフトウェアと、クライアント管理システム1から配信される仮想イメージファイル内のOSおよびアプリケーションプログラムとを実行する。
即ち、第1タイプのクライアント端末(以下、リッチクライアント端末11と称する)においては、CPU、メモリ、ストレージ、各種I/Oデバイスといった物理ハードウェア101上で仮想マシンモニタ102が実行される。仮想マシンモニタ102は、ハイパーバイザのような仮想化ソフトウェアであり、物理ハードウェア101のリソースをエミュレートすることによって、物理ハードウェア101上の仮想化層として機能する。仮想化層である仮想マシンモニタ102上では、いくつかの仮想マシンが実行される。図1では、2つの仮想マシン103,104が仮想マシンモニタ102上で実行される場合が想定されている。仮想マシン103は、管理OS(ホストOS)201を実行するための仮想マシンである。一方、仮想マシン104は、クライアント管理システム1から配信される仮想イメージファイル内の仮想OS(ゲストOS)301およびアプリケーションプログラム302を実行する。仮想マシン104、つまり、仮想OS(ゲストOS)301およびアプリケーションプログラム302は、リッチクライアント端末11のデスクトップ環境として動作する。
管理OS(ホストOS)201は、仮想マシンモニタ102と協働して、仮想マシン104を制御することができる。管理OS(ホストOS)201は、管理モジュール201Aを備える。管理モジュール201Aは、クライアント管理システム1の仮想イメージ作成&配信サーバ24から仮想イメージファイルをダウンロードすることができる。仮想OS(ゲストOS)301は、エージェント301Aを備える。エージェント301Aは、クライアント管理システム1とリッチクライアント端末11とを連携させる処理を実行するプログラムである。
第2タイプのクライアント端末は、シンクライアント端末である。これらシンクライアント端末12は、画面転送プロトコルを使用して、クライアント管理システム1のシンクライアント実行サーバ25上で実行される仮想マシン504それぞれと通信する。換言すれば、複数のシンクライアント端末12は、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)を使用してデスクトップ仮想化を実現するための端末(ベース端末)である。これらシンクライアント端末12それぞれのデスクトップ環境(OS、アプリケーションプログラム)は、仮想化サーバであるシンクライアント実行サーバ25によって一元管理される。各シンクライアント端末12には、シンクライアント実行サーバ25上の仮想マシン504の1つが割り当てられる。OS、アプリケーションプログラムは、シンクライアント端末12上ではなく、シンクライアント実行サーバ25上の仮想マシン504によって実行される。
各シンクライアント端末12は、ユーザによる入力デバイス(例えばキーボード、マウス等)の操作に応じた入力情報をシンクライアント実行サーバ25内の対応する仮想マシン504に送信する。また、各シンクライアント端末12は、シンクライアント実行サーバ25内の対応する仮想マシン504から、入力情報を反映した画面情報を受信する。
即ち、シンクライアント端末12においては、画面転送ソフトウェア403が実行される。画面転送ソフトウェア403は、画面転送プロトコルを使用して、シンクライアント実行サーバ25内の仮想マシン504と通信するプログラムである。画面転送ソフトウェア403は、OS上で動作するアプリケーションプログラムであってもよい。この場合、シンクライアント端末12においては、CPU、メモリ、各種I/Oデバイスといった物理ハードウェア401上でOS402が実行され、このOS402上で画面転送ソフトウェア403が実行される。
次に、クライアント管理システム1の各コンポーネントについて説明する。
管理サーバ21は、本実施形態の情報処理装置であり、クライアント管理システム1の動作を管理するためのサーバである。管理サーバ21は、ネットワーク、例えばLANに接続された管理者端末13の操作に応じて、クライアント管理システム1を使用可能な各ユーザの管理および各リッチクライアント端末11に対応する仮想イメージファイルの管理等を実行することができる。本実施形態の情報処理装置、即ち、管理サーバ21は、この仮想イメージファイルを効率的に管理する仕組みを備えたものであり、以下、この点について詳述する。
仮想マシン管理サーバ22は、シンクライアント実行サーバ25を管理するためのサーバである。ドメインコントローラ23は、各ユーザおよび各クライアント端末を認証するためのサーバである。仮想イメージ作成&配信サーバ24は、OSおよびアプリケーションプログラムを各々が含む仮想イメージファイルを、複数のリッチクライアント端末11に配信する配信サーバとして機能する。仮想イメージ作成&配信サーバ24は、リッチクライアント端末11用の仮想イメージファイルのみならず、シンクライアント端末12用の仮想イメージファイルを作成することもできる。リッチクライアント端末11用の仮想イメージファイルは、各リッチクライアント端末11に配信される。一方、シンクライアント端末12用の仮想イメージファイルは、シンクライアント実行サーバ25に配信される。各仮想イメージファイルは、例えば仮想ハードディスク(VHD)フォーマットのようなディスクイメージファイルであり、後述する、マスタファイル801と、差分ファイルである初期化マスタファイル802および個別イメージファイル803とからなる。
シンクライアント実行サーバ25は、複数のシンクライアント端末12と画面転送プロトコルを使用して通信するための複数の仮想マシンを実行するサーバである。シンクライアント実行サーバ25は、例えば、サーバ仮想化技術によって仮想化された1つの物理サーバによって実現してもよい。
このシンクライアント実行サーバ25においては、CPU、メモリ、ストレージ、各種I/Oデバイスといった物理ハードウェア501上で仮想マシンモニタ502が実行される。仮想マシンモニタ502は、ハイパーバイザのような仮想化ソフトウェアであり、物理ハードウェア501のリソースをエミュレートすることによって、物理ハードウェア501上の仮想化層として機能する。仮想マシンモニタ502上では、管理用の1つの仮想マシン503と、仮想デスクトップ環境を実行するための複数の仮想マシン504とが実行される。仮想マシン503は、管理OS(ホストOS)503Aを実行する。一方、各仮想マシン504は、仮想イメージ作成&配信サーバ24から配信される仮想イメージファイル内の仮想OS(ゲストOS)601およびアプリケーションプログラム602を実行する。
管理OS(ホストOS)503は、仮想マシンモニタ502と協働して、各仮想マシン504を制御することができる。仮想OS(ゲストOS)601は、エージェント601Aを備える。エージェント601Aは、リッチクライアント端末11の仮想マシン104内のエージェント301Aと同様に、クライアント管理システム1と各シンクライアント端末12とを連携させる処理を実行するプログラムである。
コネクションブローカ26は、ユーザプロファイルの管理等のためにクライアント管理システム1に適用されるサーバである。コネクションブローカ26は、1つの物理サーバによって実現することができる。
コネクションブローカ26は、複数のユーザそれぞれに対応する複数のユーザプロファイルを格納するプロファイルストレージ27を使用して、複数のユーザプロファイルを管理する。また、コネクションブローカ26は、シンクライアント端末12上でログオン操作を実行したユーザに対して、シンクライアント実行サーバ25上の使用可能な仮想マシンを割り当てるための機能も有している。さらに、コネクションブローカ26は、たとえ各ユーザがどのクライアント端末上でログオン操作を行っても、各ユーザが同じユーザ環境を利用できるようにするための機能(ローミング機能)を有している。
プロファイルストレージ27は、クライアント管理システム1を使用可能な多数のユーザの識別子(ユーザID)にそれぞれ関連付けられた多数のユーザプロファイルを格納する。即ち、プロファイルストレージ27は、多数のユーザにそれぞれ対応するユーザプロファイルを格納するための多数の格納場所を備える。あるユーザがあるクライアント端末をクライアント管理システム1に接続(ログオン)するためのログオン操作を行った場合には、そのクライアント端末に対応する仮想マシンのファイルシステムには、そのユーザのユーザIDに関連付けられたユーザプロファイルが自動的にマウントされる。例えば、リッチクライアント端末11のログオン処理においては、ログオン操作を行ったユーザに対応するユーザプロファイルは、そのリッチクライアント端末11内の仮想マシン104のファイルシステム上にマウントされる。リッチクライアント端末11内のローカルストレージには、ユーザプロファイル(設定情報、ユーザデータ)の実体は存在せず、ユーザプロファイルの実体はクライアント管理システム1内で管理される。従って、リッチクライアント端末11のセキュリティ強化を図ることができる。
一方、シンライアント端末12のログオン処理においては、ログオン操作を行ったユーザのユーザIDに関連づけられたユーザプロファイルが、そのシンクライアント端末12に対応するシンクライアント実行サーバ25内の仮想マシン504のファイルシステム上に自動的にマウントされる。
これにより、各ユーザは、リッチクライアント端末11およびシンクライアント端末12のどちらを操作してクライアント管理システム1にログオンした場合でも、同じユーザ環境(同じユーザプロファイル)を使用することができる。
仮想イメージストレージ28は、仮想イメージ作成&配信サーバ24によって作成された仮想イメージファイル、即ち、マスタファイル801、初期化マスタファイル802および個別イメージファイル803を格納するためのストレージである。
ここで、図2を参照して、リッチクライアント端末11の動作シーケンスについて説明する。
(1)リッチクライアント端末11内の管理モジュール201Aまたはエージェント301Aは、リッチクライアント端末11に適用すべき配信イメージ(仮想イメージファイル)が存在するか否かを管理サーバ21に問い合わせる。例えば、リッチクライアント端末11のローカルストレージに仮想イメージファイルが存在しない場合、または、リッチクライアント端末11に既に配信された仮想イメージファイルに対応する更新された仮想イメージファイルがクライアント管理システム1内に存在する場合、管理サーバ21は、ダウンロードすべき仮想イメージファイルの識別子を管理モジュール201Aまたはエージェント301Aに通知する。
(2)管理モジュール201Aまたはエージェント301Aは、通知された識別子を有する仮想イメージファイルを仮想イメージ作成&配信サーバ24に要求し、その仮想イメージファイルを仮想イメージ作成&配信サーバ24からダウンロードする。仮想マシン104を起動または再起動することにより、ダウンロードされた仮想イメージファイル内のOS(仮想OS)301がスタートされる。
(3)仮想OS301によってログオン画面が表示される。ユーザは、ログオン画面上でログオン操作を行う。仮想OS301は、ドメインコントローラ23と協働してユーザ認証を行う。ユーザ認証が成功すると、仮想マシン104(エージェント301A)は、接続要求をコネクションブローカ26に送信して、ログオン操作を行ったユーザに対応するユーザプロファイルの格納場所をコネクションブローカ26に問い合わせる。接続要求は、リッチクライアント端末11をクライアント管理システム1に接続(ログオン)するためのリクエストであり、ログオン操作を行ったユーザのユーザカウント(ユーザID)を含む。ユーザIDは、ユーザを一意に識別するための識別子である。コネクションブローカ26は、このユーザのユーザIDに関連づけられたユーザプロファイルを格納するプロファイルストレージ27内の格納場所へのパスを示す情報、即ち、ストレージパスを仮想マシン104(エージェント301A)に送信する。
(4)仮想マシン104(エージェント301A)は、プロファイルストレージ27内のユーザプロファイルの格納場所を、仮想マシン104(仮想OS301)のファイルシステム上にマウントする。以降、仮想マシン104は、ユーザプロファイルをリードまたはライトするために、リッチクライアント端末11のローカルストレージではなく、プロファイルストレージ27内のユーザプロファイルの格納場所をアクセスする。
続いて、図3を参照して、シンクライアント端末12の動作シーケンスについて説明する。
(1)シンクライアント12のOS402または画面転送ソフトウェア403は、使用可能な仮想マシンをコネクションブローカ26に問い合わせる。コネクションブローカ26は、シンクライアント端末12が使用可能なシンクライアント実行サーバ25上の仮想マシン504を指定する情報を、シンクライアント端末12に送る。この場合、コネクションブローカ26は、シンクライアント端末12が使用可能なシンクライアント実行サーバ25上の仮想マシン504のリストを、シンクライアント端末12に送ってもよい。例えば、コネクションブローカ26は、問い合わせに含まれるユーザIDに基づいて、このユーザに対応するデスクトップ環境を実行可能で、かつ、現在使用されていない仮想マシン504のリストを表示するための画面を、シンクライアント端末12に送ることができる。ユーザは、表示された仮想マシン504のリスト内から、1つの仮想マシン504を選択する。
(2)OS402または画面転送ソフトウェア403は、コネクションブローカ26によって指定された仮想マシン504、または、仮想マシン504のリスト内から選択された仮想マシン504に接続し、接続した仮想マシン504を起動する。これにより、仮想マシン504内の仮想OS601がスタートされる。
(3)仮想OS601によってログオン画面が表示される。ユーザは、ログオン画面上でログオン操作を行う。仮想OS601は、ドメインコントローラ23と協働してユーザ認証を行う。ユーザ認証が成功すると、仮想マシン504(エージェント601A)は、接続要求をコネクションブローカ26に送信して、ログオン操作を行ったユーザに対応するユーザプロファイルの格納場所をコネクションブローカ26に問い合わせる。接続要求は、シンクライアント端末12をクライアント管理システム1に接続(ログオン)するためのリクエストであり、ログオン操作を行ったユーザのユーザカウント(ユーザID)を含む。コネクションブローカ26は、このユーザのユーザIDに関連づけられたユーザプロファイルを格納するプロファイルストレージ27内の格納場所へのパスを示す情報、即ち、ストレージパスを仮想マシン504(エージェント601A)に通知する。
(4)仮想マシン504(エージェント601A)は、プロファイルストレージ27内のユーザプロファイルの格納場所を仮想マシン504(仮想OS601)のファイルシステム上に自動的にマウントする。以降、仮想マシン504は、ユーザプロファイルをリードまたはライトするために、シンクライアント実行サーバ25のローカルストレージではなく、プロファイルストレージ2内のユーザプロファイルの格納場所をアクセスする。
次に、図4を参照して、コネクションブローカ26によって実行されるローミング機能について説明する。
このローミング機能は、各ユーザがどのリッチクライアント端末11を使用しても、または、どのシンクライアント端末12を使用しても、そのユーザに対応する同一のユーザプロファイルを利用できるようにする機能である。
ここで、各ユーザの席上には、リッチクライアント端末11が配置され、会議室やパブリックスペースには、シンクライアント端末12が配置されている場合を想定する。各ユーザは、自分の席上のリッチクライアント端末11を操作してクライアント管理システム1にログオンすることができる。ユーザが会議室またはパブリックスペースに移動した場合には、ユーザは、シンクライアント端末12を操作してクライアント管理システム1にログオンすることができる。この場合、ユーザがどのクライアント端末を使用する場合でも、ローミング機能は、それらクライアント端末に対応する仮想マシンに、同じユーザプロファイルを提供する。
まず、リッチクライアント端末11上でログオン操作が行われた際にコネクションブローカ26によって実行される処理について説明する。
(1)ユーザ(User1)は、自分の席上のリッチクライアント端末11をクライアント管理システム1に接続するためのログオン操作を行う。リッチクライアント端末11の仮想マシン104、例えばエージェント301Aは、コネクションブローカ26に接続要求を送信して、ログオン操作を行ったユーザ(User1)に対応するユーザプロファイルの格納場所をコネクションブローカ26に問い合わせる。
(2)コネクションブローカ26は、ユーザ(User1)のユーザプロファイルのストレージパスをリッチクライアント端末11の仮想マシン104に送信する。仮想マシン104は、ユーザ(User1)のユーザプロファイルを仮想マシン104のファイルシステム上にマウントする。仮想マシン104のファイルシステムは、仮想マシン104内の仮想OS301によって管理されるファイルシステムである。
プロファイルストレージ27内の各ユーザプロファイルは、仮想ハードディスク(VHD)フォーマットのような仮想イメージファイルであってよい。この場合、ユーザプロファイルの仮想イメージファイルは、仮想マシン104のファイルシステム上の所定のマウントポイントにマウントされる。例えば、ユーザプロファイルを格納するための、ファイルシステム内の所定のディレクトリ(ユーザプロファイルディレクトリ)が、前述のマウントポイントとして使用される。この様子を図5に示す。図5に示すように、プロファイルストレージ27においては、複数のユーザID(ユーザID1,ユーザID2,…)に対応するフォルダ(ユーザID1¥,ユーザID2¥、…)が存在する。これらフォルダ(ユーザID1¥,ユーザID2¥,…)には、複数のユーザID(ユーザID1,ユーザID2,…)にそれぞれ関連づけられたユーザプロファイル(UserProfile1.vhd、UserProfile2.vhd、…)が格納されている。仮想マシン104のファイルシステム上のユーザプロファイルディレクトリ(ユーザID1)には、UserProfile1.vhdがマウントされる。
仮想OS301は、ファイルシステム上にマウントされたユーザプロファイルをプロファイルストレージ27からリードし、そのユーザプロファイル内の設定情報に基づいて、アプリケーションプログラムの設定およびデスクトップ環境の設定等を行うことができる。また、各種ドキュメントのようなユーザデータも、ユーザプロファイル内に存在する。仮想OS301は、ファイルシステム上にマウントされたユーザプロファイル内のユーザデータをプロファイルストレージ27からリードし、そのユーザデータをリッチクライアント端末11のディスプレイ上に表示することができる。さらに、更新されたユーザデータまたは設定情報等は、リッチクライアント端末11のローカルストレージではなく、プロファイルストレージ27に格納される。
次に、シンクライアント端末12上でログオン操作が行われた際にコネクションブローカ26によって実行される処理について説明する。
(1)ユーザ(User1)は、例えばパブリックスペース等に設置されているシンクライアント端末12をクライアント管理システム1に接続するためのログオン操作を行う。シンクライアント端末12に対応する、シンクライアント実行サーバ45上の仮想マシン504、例えばエージェント601Aは、コネクションブローカ26に接続要求を送信して、ログオン操作を行ったユーザ(user1)に対応するユーザプロファイルの格納場所をコネクションブローカ26に問い合わせる。
(2)コネクションブローカ26は、ユーザ(User1)のユーザプロファイルのストレージパスを、シンクライアント端末12に対応する、シンクライアント実行サーバ25上の仮想マシン504に送信する。仮想マシン504は、ユーザ(User1)のユーザプロファイルを仮想マシン504のファイルシステム上にマウントする。仮想マシン504のファイルシステムは、仮想マシン504内の仮想OS601によって管理されるファイルシステムである。仮想OS601は、ファイルシステム上にマウントされたユーザプロファイルをプロファイルストレージ27からリードし、そのユーザプロファイル内の設定情報に基づいて、アプリケーションプログラムの設定およびデスクトップ環境の設定等を行うことができる。
このように、各ユーザは、どのクライアント端末上でログオン操作を行っても、同じユーザ環境を利用することができる。
ところで、クライアント端末が膨大な数に上ると、仮想イメージファイルを格納する仮想イメージストレージ28を大量に消費することになる。そこで、管理サーバ21は、クライアント管理システム1として管理すべき仮想イメージファイルの数が激増したとしても、必要とする仮想イメージストレージ28の容量を極力抑えるための仮想イメージファイルの管理処理を実行する。
図6および図7を参照して、管理サーバ21によって実行される仮想イメージファイルの管理処理を説明する。図6は、クライアント管理システム1内における仮想イメージファイルの取扱いのための連携を説明するための図である。
リッチクライアント端末11用またはシンクライアント端末12用の仮想イメージファイルを作成する場合、管理者端末13から管理サーバ21に対して、仮想イメージファイルの作成要求が通知される(図6の(1))。この通知を受けた管理サーバ21は、仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、要求された仮想イメージファイルの作成指示を通知する(図6の(2))。管理サーバ21は、仮想イメージファイルの管理処理を司る仮想イメージ管理処理部211を備えている。また、管理サーバ21は、後述する更新パッチ情報211Aを管理する。
図6に示すように、仮想イメージ作成&配信サーバ24においては、CPU、メモリ、ストレージ、各種I/Oデバイスといった物理ハードウェア701上で仮想マシンモニタ702が実行される。仮想マシンモニタ702は、ハイパーバイザのような仮想化ソフトウェアであり、物理ハードウェア701のリソースをエミュレートすることによって、物理ハードウェア701上の仮想化層として機能する。仮想マシンモニタ702上では、管理用の1つの仮想マシン703と、仮想イメージファイルを作成するための複数の仮想マシン704,705とが実行される。仮想マシン703は、管理OS(ホストOS)703Aを実行する。一方、仮想マシン704,705は、管理サーバ21から指示された仮想イメージファイルの作成処理を実行する。
仮想イメージ作成&配信サーバ24は、仮想イメージファイルの作成指示を管理サーバ21から受け取ると、この仮想イメージファイルの作成に使用すべき仮想マシン704,705を示す情報を管理サーバ21に返信する。管理サーバ21は、(仮想イメージファイルの作成要求に対する応答として)仮想イメージ作成&配信サーバ24上の仮想マシン704,705を指定する情報を、管理者端末13に転送する。管理者端末13は、管理者サーバ21によって指定された仮想マシン704,705に接続し、接続した仮想マシン704,705を起動する(図6の(3))。これにより、ユーザ(管理者)が、管理者端末13を操作して、仮想イメージファイルの作成を仮想イメージ作成&配信サーバ24に実行させることが可能となる。仮想イメージ作成&配信サーバ24によって作成された仮想イメージファイルは、仮想イメージストレージ28に格納される。
図7は、仮想イメージ作成&配信サーバ24によって作成される仮想イメージファイルの構造を説明するための図である。
前述したように、仮想イメージファイルは、マスタファイル801と、差分ファイルである初期化マスタファイル802および個別イメージファイル803とからなる。図6に示される仮想イメージ作成&配信サーバ24上の仮想マシン704は、マスタファイル801と初期化マスタファイル802とを作成するための仮想マシンである。また、仮想マシン705は、個別イメージファイル803を作成するための仮想マシンである。
リッチクライアント端末11用の仮想イメージファイルを作成する場合、まず、仮想マシン704上において仮想OS301およびアプリケーションプログラム302のインストールが実行され、これら仮想OS301およびアプリケーションプログラム302がインストールされたディスクのイメージファイル(ディスクイメージファイル)が作成される。一方、シンクライアント端末12用の仮想イメージファイルを作成する場合には、仮想マシン704上において仮想OS601およびアプリケーションプログラム602のインストールが実行され、これら仮想OS601およびアプリケーションプログラム602がインストールされたディスクのイメージファイル(ディスクイメージファイル)が作成される。このインストール時、機器固有情報(ID:0)が暫定的に入力され、作成されるディスクイメージファイルに内包される。マスタファイル801は、この暫定的に入力された機器固有情報(ID:0)を含んだ状態のディスクイメージファイルである。
マスタファイル801が作成されると、続いて、仮想マシン704上において、マスタファイル801に含まれる機器固有情報(ID:0)をリセットする処理が行われる。初期化マスタファイル802は、機器固有情報がリセットされた状態(ID:リセット)のディスクイメージファイルである。初期化マスタファイル802の実体は、マスタファイル801に差分ファイル802Aを追加したものである。従って、マスタファイル801に含まれる機器固有情報(ID:0)をリセットする処理とは、即ち、差分ファイル802Aを作成する処理である。
仮想マシン705上においては、リッチクライアント端末11またはシンクライアント端末12の機器固有情報(ID:a,b,c,…)を初期化マスタファイル802にセットする処理が行われる。この処理によって作成されるディスクイメージファイルが個別イメージファイル803である。個別イメージファイル802の実体は、初期化マスタファイル802に差分ファイル803Aを追加したもの、即ち、マスタファイル801に差分ファイル802Aと差分ファイル803Aとを追加したものである。従って、リッチクライアント端末11またはシンクライアント端末12の機器固有情報(ID:a,b,c,…)を初期化マスタファイル802にセットする処理とは、即ち、差分ファイル803Aを作成する処理である。この差分ファイル803Aは、仮想イメージファイルの数だけ存在する。よって、例えばリッチクライアント端末11の数が増加すると、これに伴い、差分ファイル803Aの数も増加する。
ここまでの説明から明らかなように、仮想イメージストレージ28には、マスタファイル801、(マスタファイル801を基にして初期化マスタファイル802を構築するための)差分ファイル802Aおよび(初期化マスタファイル802を基にして個別イメージファイル803を構築するための)差分ファイル803Aが格納される。そして、これらマスタファイル801、差分ファイル802Aおよび差分ファイル803Aが、仮想イメージファイルとして、仮想イメージ作成&配信サーバ24からリッチクライアント端末11やシンクライアント実行サーバ25に配信される。
再び図6を参照する。
リッチクライアント端末11やシンクライアント実行サーバ25は、仮想イメージ作成&配信サーバからダウンロードすべき仮想イメージファイルが存在するか否かを管理サーバ21に問い合わせる(図6の(4))。ダウンロードすべき仮想イメージファイルが存在し、その識別子が管理サーバ21から通知された場合、リッチクライアント端末11やシンクライアント実行サーバ25は、通知された識別子を有する仮想イメージファイルを仮想イメージ作成&配信サーバ24に要求し、その仮想イメージファイルを仮想イメージ作成&配信サーバ24からダウンロードする(図6の(5))。
リッチクライアント端末11やシンクライアント実行サーバ25は、仮想イメージ作成&配信サーバ24からの仮想イメージファイルのダウンロードが完了したら、その旨を管理サーバ21に通知する(図6の(6))。この通知を受けると、管理サーバ21は、仮想イメージ作成&配信サーバ24に対し、ダウンロードが完了した仮想イメージファイル用の差分ファイル803Aの削除指示を通知する(図6の(7))。仮想イメージ作成&配信サーバ24は、管理サーバ21から削除指示を受けた差分ファイル803Aを仮想イメージストレージ28から削除する。
このように、本実施形態のクライアント管理システム1では、管理サーバ21が、仮想イメージ作成&配信サーバ24からリッチクライアント端末11またはシンクライアント実行サーバ25による取得が完了した仮想イメージファイル用の差分ファイル803Aを仮想イメージストレージ28から削除するように制御する。これにより、クライアント端末の増加に伴って、仮想イメージストレージ28の消費容量がリニアに増加することを防止する。なお、仮想イメージファイルを再供給しなければならない事象が発生しても、マスタファイル801と差分ファイル802Aとからなる初期化マスタファイル802が仮想イメージストレージ28に存在するので、差分ファイル803Aのリカバリは容易に可能である。即ち、管理サーバ21は、クライアント端末のデスクトップ環境(仮想イメージファイル)を効率的に管理することを実現する。
図8は、仮想イメージファイルの取扱いに関するシーケンス図を示している。
管理サーバ21は、仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、仮想イメージファイルの作成指示を通知する(ステップA1)。この通知を受けた仮想イメージ作成&配信サーバ24は、仮想イメージファイルの作成処理を実行する(ステップA1.1)。作成された仮想イメージファイルは、仮想イメージストレージ28に格納される。
リッチクライアント端末11は、管理サーバ21に対して、新たな仮想イメージファイルが存在するか否かを問い合わせる(ステップA2)。リッチクライアント端末11は、管理サーバ21からの回答に基づき、新たな仮想イメージファイルを仮想イメージ作成&配信サーバ24からダウンロードする(ステップA3)。そして、リッチクライアント端末11は、仮想イメージファイルの更新処理を実行し(ステップA4)、更新成功を管理サーバ21に通知する(ステップA5)。
管理サーバ21は、リッチクライアント端末11から仮想イメージファイルの更新成功を通知されると、仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、そのリッチクライアント端末11用の個別イメージファイル(差分ファイル)の削除指示を通知する(ステップA6)。この通知を受けた仮想イメージ作成&配信サーバ24は、(仮想イメージストレージ28に格納された)指示されたリッチクライアント端末11用の個別イメージファイル(差分ファイル)の削除処理を実行する(ステップA6.1)。
図9は、個別イメージファイル803(差分ファイル803A)を含む仮想イメージファイルの削除処理のシーケンスを示す図である。
管理サーバ21は、仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、仮想イメージファイルの削除を指示する(ステップB1)。この指示を受けた仮想イメージ作成&配信サーバ24は、削除対象の仮想イメージファイルをロックする(ステップB1.1)。仮想イメージ作成&配信サーバ24は、まず、削除対象の仮想イメージファイルの管理情報ファイルを削除し(ステップB1.2)。続いて、削除対象の仮想イメージファイルの削除を実行する(ステップB1.3)。
仮想イメージ作成&配信サーバ24は、ロックの解除を行い(ステップB1.4)、仮想イメージファイルの削除完了を管理サーバ21に通知する。
なお、例えば、リッチクライアント端末11の数が増大した場合、仮想イメージ作成&配信サーバ24を増設して、仮想イメージファイルを分散管理することも考えられる。このような場合に、管理サーバ21は、この仮想イメージファイルの分散管理を適切に実行する。
図10は、仮想イメージファイルを2つの仮想イメージ作成&配信サーバ24によって分散管理する場合の一態様を示す図である。
図10に示すように、ここでは、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24と仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24とで、仮想イメージファイルを分散管理する場合を想定する。また、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24がマスタ、仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24がスレーブの役割をそれぞれ担っているものと想定する。
この場合、仮想イメージファイルを構成するマスタファイル801、初期化マスタファイル802(差分ファイル802A)、個別イメージファイル803(差分ファイル803A)の3つのファイルのうち、マスタファイル801および初期化マスタファイル802(差分ファイル802A)の2つは、マスタたる仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24側の仮想イメージストレージ28に格納される。換言すると、マスタファイル801および初期化マスタファイル802(差分ファイル802A)の作成処理は、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24によって実行される。
従って、個別イメージファイル803(差分ファイル803A)のみが、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24または仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24に振り分けられて、各々の仮想イメージストレージ28に格納される。マスタファイル801と初期化マスタファイル802(差分ファイル802A)とが格納される仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24側の仮想イメージストレージ28のフォルダは、仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24からアクセス可能な共有フォルダとして設定されている。仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24は、必要に応じて、この共有フォルダからマスタファイル801や初期化マスタファイル802(差分ファイル802A)を読み出す。
管理サーバ21は、例えばあるリッチクライアント端末11用の仮想イメージファイルの作成を管理者端末13から指示されると(図10の(1))。この仮想イメージファイルを構築するための個別イメージファイル803(差分ファイル803A)を、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24または仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24のいずれに振り分けるべきかを決定し、振り分け先として決定した仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、当該リッチクライアント端末11用の仮想イメージファイルの作成を指示する(図10の(2))。
図11は、管理サーバ21が仮想イメージファイルの振り分け先を決定する第1の原理を説明するための図である。
管理サーバ21は、個別イメージファイルの作成処理を開始すると(ステップC1)、まず、各仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、空き容量の確認を指示する(ステップC1.1,C1.2)。管理サーバ21は、各仮想イメージ作成&配信サーバ24から返送されてきた空き容量の中で最も大きいものを選び、その空き容量を返送してきた仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、個別イメージファイルの作成を指示する(ステップC1.3)。即ち、管理サーバ21は、その時々で最も大きい空き容量をもつ仮想イメージ作成&配信サーバ24に仮想イメージファイルを振り分ける。
図11中、(A)は、仮想イメージ作成&配信サーバ[1]24の空き容量の方が大きかった場合のシーケンス、(B)は、仮想イメージ作成&配信サーバ[2]24の空き容量の方が大きかった場合のシーケンス、をそれぞれ示している。
また、仮想イメージファイルは、例えば部や課などのセクション単位に一括して作成されることが考えられる。即ち、複数の仮想イメージファイルが一時に作成されることが考えられる。
図12は、管理サーバ21が仮想イメージファイルの振り分け先を決定する第2の原理を説明するための図である。図12には、仮想イメージ作成&配信サーバ[3]24がさらに増設された状態が示されている。また、ここでは、複数のリッチクライアント端末11(例えば100台)の個別イメージファイルを作成する場合を想定する。
管理者端末13によって個別イメージファイルを作成するための操作が行われると(ステップD1)、管理サーバ21は、まず、(ダウンロードされなかった、ダウンロード時の削除に失敗した、等によって)残存する更新前の個別イメージファイルを削除する処理を実行する(ステップD2)。より具体的には、対象の個別イメージファイルを仮想イメージストレージ28に格納する仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、その個別イメージファイルの削除を指示する(ステップD2.1)。
管理サーバ21は、個別イメージファイルの作成要求数を確認し(ステップD3)、その数を算出したら(ステップD4)、各仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、個別イメージファイルの作成可能数を問い合わせる(ステップD5)。この問い合わせを受けた各仮想イメージ作成&配信サーバ24は、その時の仮想イメージストレージ28の空き容量から個別イメージファイルの作成可能数を算出し(ステップD5.1)、その算出結果を管理サーバ21に返送する(ステップD5.2)。
管理サーバ21は、各仮想イメージ作成&配信サーバ24から返送された個別イメージファイルの作成可能数の合計が作成要求数よりも多いことを確認し(ステップD6)、作成要求数を仮想イメージ作成&配信サーバ24の数で割って得た値(商)を、各仮想イメージ作成&配信サーバ24に振り分ける個別イメージファイルの数として暫定的に決定する(ステップD7)。この仮決め後、管理サーバ21は、個別イメージファイルの作成可能数が振り分け数に満たない仮想イメージ作成&配信サーバ24の不足分を他の仮想イメージ作成&配信サーバ24に振り替える等の調整を行う(ステップD8)。そして、管理サーバ21は、各仮想イメージ作成&配信サーバ24に対して、最終決定した分の個別イメージファイルの作成を指示する(ステップD9)。各仮想イメージ作成&配信サーバ24は、この指示を受信し(ステップD9.1)、指定された個別イメージファイルの作成を実行する。
即ち、管理サーバ21は、その時々の空き容量に応じて、各仮想イメージ作成&配信サーバ24に対する仮想イメージファイルの振り分けを実行する。
ところで、OSやアプリケーションプログラムは、例えば不具合を修正する等のためのプログラム(更新パッチ)が不定期に提供される場合がある。このような更新パッチを適用するために、例えば1か月毎に、仮想イメージファイルの更新を実行している。即ち、1か月間に提供された更新パッチを蓄積しておき、更新時に、それらを仮想イメージファイルに一括して反映させるといった運用を行っているのが一般的である。
このような運用の場合、更新パッチの反映が最長で1か月間遅延することになる。そこで、管理サーバ1は、例えば1日毎の仮想イメージファイルの更新処理において、更新パッチの有無を判定し、更新パッチが存在したならば、(該当する)仮想イメージファイルの更新処理を実行するように制御する。図6に示した更新パッチ情報211Aは、更新パッチの有無を示す情報である。更新パッチ本体は、例えばクライアント管理システム1内の図示しないファイルサーバ内のストレージに格納される。
図13は、仮想イメージファイルの更新に関する運用を説明するための図である。
図13中、(A)は、前述した、例えば1か月毎に、その間に蓄積された更新パッチを一括して仮想イメージファイルに反映させる運用を示している。一方、(B)は、管理サーバ21によって制御される、更新パッチが存在したならば、仮想イメージファイルの更新処理を実行する運用を示している。
図13から明らかなように、(B)に示す運用によれば、更新パッチをタイムリーに仮想イメージファイルに反映させることが可能となる。また、仮想イメージファイルの更新処理を毎日実施しても、更新パッチが無ければ、無駄な更新処理が実行されてしまうことがない。即ち、管理サーバ21は、仮想イメージファイルの管理を適切に実行する。
なお、各実施形態の動作制御処理は、ソフトウェア(プログラム)によって実現することができるので、このソフトウェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのソフトウェアを通常のコンピュータにインストールして実行することにより、各実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…リッチクライアント端末、12…シンクライアント端末、13…管理者端末、21…管理サーバ、24…仮想イメージ作成&配信サーバ、25…シンクライアント実行サーバ、28…仮想イメージストレージ、211…仮想イメージ管理処理部、211A…更新パッチ情報、801…マスタファイル、802…初期化マスタファイル、803…個別イメージファイル。

Claims (12)

  1. 複数のクライアント端末のデスクトップ環境を管理するクライアント管理システムに適用される情報処理装置であって、
    前記デスクトップ環境用のディスクイメージファイルであって前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含まない第1のイメージファイルと、前記第1のイメージファイルを基にして前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含む第2のイメージファイルを構築するための差分ファイルとの作成処理を制御する第1の制御手段と、
    前記複数のクライアント端末中の対応するクライアント端末による前記第2のイメージファイルの取得が完了した前記差分ファイルの削除処理を制御する第2の制御手段と、
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記第1の制御手段は、前記差分ファイルが分散管理されている場合、空き容量の最も大きい拠点に前記差分ファイルが格納されるように制御することを含む請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記差分ファイルが分散管理されている場合、各拠点の空き容量に応じて前記差分ファイルが振り分けられて格納されるように制御することを含む請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の制御手段は、前記第1のイメージファイルの更新有無を判定し、更新があった場合に、前記第1のイメージファイルの更新が反映された前記第2のイメージファイルを再構築するための前記差分ファイルを再作成するように前記第2のイメージファイルの更新処理を制御することを含む請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 複数のクライアント端末のデスクトップ環境を管理するクライアント管理システムに適用される情報処理装置のイメージファイル管理方法であって、
    前記デスクトップ環境用のディスクイメージファイルであって前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含まない第1のイメージファイルと、前記第1のイメージファイルを基にして前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含む第2のイメージファイルを構築するための差分ファイルとの作成処理を制御し、
    前記複数のクライアント端末中の対応するクライアント端末による前記第2のイメージファイルの取得が完了した前記差分ファイルの削除処理を制御する、
    イメージファイル管理方法。
  6. 前記差分ファイルの作成処理を制御することは、前記差分ファイルが分散管理されている場合、空き容量の最も大きい拠点に前記差分ファイルが格納されるように制御することを含む請求項5に記載のイメージファイル管理方法。
  7. 前記差分ファイルの作成処理を制御することは、前記差分ファイルが分散管理されている場合、各拠点の空き容量に応じて前記差分ファイルが振り分けられて格納されるように制御することを含む請求項5に記載のイメージファイル管理方法。
  8. 前記差分ファイルの作成処理を制御することは、前記第1のイメージファイルの更新有無を判定し、更新があった場合に、前記第1のイメージファイルの更新が反映された前記第2のイメージファイルを再構築するための前記差分ファイルを再作成するように前記第2のイメージファイルの更新処理を制御することを含む請求項5に記載のイメージファイル管理方法。
  9. 複数のクライアント端末のデスクトップ環境を管理するクライアント管理システムに適用されるコンピュータを、
    前記デスクトップ環境用のディスクイメージファイルであって前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含まない第1のイメージファイルと、前記第1のイメージファイルを基にして前記複数のクライアント端末それぞれに固有の情報を含む第2のイメージファイルを構築するための差分ファイルとの作成処理を制御する第1の制御手段、
    前記複数のクライアント端末中の対応するクライアント端末による前記第2のイメージファイルの取得が完了した前記差分ファイルの削除処理を制御する第2の制御手段、
    として機能させるためのプログラム。
  10. 前記第1の制御手段は、前記差分ファイルが分散管理されている場合、空き容量の最も大きい拠点に前記差分ファイルが格納されるように制御することを含む請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記第1の制御手段は、前記差分ファイルが分散管理されている場合、各拠点の空き容量に応じて前記差分ファイルが振り分けられて格納されるように制御することを含む請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記第1の制御手段は、前記第1のイメージファイルの更新有無を判定し、更新があった場合に、前記第1のイメージファイルの更新が反映された前記第2のイメージファイルを再構築するための前記差分ファイルを再作成するように前記第2のイメージファイルの更新処理を制御することを含む請求項9に記載のプログラム。
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