JP2013186751A - 制御インターロック設定装置及び監視制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電源が切れている制御装置や外部配線されていない制御装置からの伝送情報をインターロック式で使用している場合でも、インターロック試験を進めることが可能な制御インターロック設定装置を提供する。
【解決手段】施設内に配設される設備機器を制御する複数の制御装置を監視する監視制御システムで用いられる制御インターロック設定装置10は、データベース、変換部13及びロード部14を具備する。第1のデータベース17は、制御装置が設備機器の動作を制御するための第1の制御演算論理式を記録する。第2のデータベース18は、複数の制御装置のうち、アクセス不可能な制御装置の情報を記録する。変換部は、第1のデータベースに記録される第1の制御演算論理式から第2のデータベースに記録される制御装置に係る部分を削除した第2の制御演算論理式を作成する。ロード部は、作成された第2の制御演算論理式を複数の制御装置へロードする。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、制御インターロック条件に基づいて、施設に配設される構成機器を監視/制御する監視制御システムと、このシステムで用いられる制御インターロック設定装置に関する。
例えば、変電所に設けられる監視制御システムにおいて、運転者は、変電所内の例えば開閉器等の構成機器を制御する制御装置にインターロック式を書き込んでおく。運転者が変電所の開閉器の操作指令を出したとき、制御装置は、インターロック式が成立しているかを判定する処理を実行する。インターロック式とは、変電所内の設備機器操作時の制御インターロック条件を、変電所内の設備機器全てを一意に見分けられる名称等の情報を項として組み合わせた論理式である。
従来の監視制御システムでは、パソコン等を使用した保守装置にて、インターロック式を制御装置に書き込むようにしている。
特開2008−71142号公報 特開2007−334438号公報
従来の監視制御システムでは、電源の入っていない制御装置や外部配線されていない制御装置等のアクセス不可能な制御装置からの伝送情報をインターロック式で使用している場合、変電所内の全制御装置の立ち上げ、全ての外部配線の作業が終了するまで、制御装置がインターロック式を正常に判定出来ているかをチェックするインターロック試験を進められないという課題がある。また、電源の入っていない制御装置や外部配線されていない制御装置からの伝送情報をインターロック式で使用している場合であっても、インターロック式を編集し直し、電源が切れている制御装置や外部配線されていない制御装置からの伝送情報をインターロック式から除くことで、試験を進めることも可能である。しかしながら、各制御装置に設定するインターロック式は複雑であり、変電所内の制御装置の台数も多いため、後でインターロック式の戻し忘れが生じる可能性や、元の条件式に編集し直す際、誤って編集する可能性がある。
そこで、目的は、電源が切れている制御装置や外部配線されていない制御装置からの伝送情報をインターロック式で使用している場合であっても、インターロック試験を進めることが可能な監視制御システム及びこのシステムで用いられる制御インターロック設定装置を提供することにある。
実施形態によれば、施設内に配設される設備機器を制御する複数の制御装置を監視する監視制御システムで用いられる制御インターロック設定装置は、第1及び第2のデータベース、変換部及びロード部を具備する。第1のデータベースは、前記制御装置が前記設備機器の動作を制御するための第1の制御演算論理式を記録する。第2のデータベースは、前記複数の制御装置のうち、アクセス不可能な制御装置の情報を記録する。変換部は、前記第1のデータベースに記録される前記第1の制御演算論理式から前記第2のデータベースに記録される制御装置に係る部分を削除した第2の制御演算論理式を作成する。ロード部は、前記作成された第2の制御演算論理式を前記複数の制御装置へロードする。
第1の実施形態に係る監視制御システムの機能構成の例を示すブロック図である。 図1に示す制御インターロック設定部の機能構成を示すブロック図である。 図2に示す制御インターロック設定部の動作を示すフローチャートである。 図2に示すインターロック式保存データベースに記録されるインターロック式の例を示す図である。 図2に示すロジック図表示部が図4に示すインターロック式に基づいて作成するロジック図を示す図である。 図2に示すインターロック式変換部により作成される変換後のインターロック式の例を示す図である。 図2に示すロジック図表示部が図6に示すインターロック式を参照して作成するロジック図を示す図である。 第2の実施形態に係る制御インターロック設定部の機能構成の例を示すブロック図である。 図8に示すインターロック式変換部により作成される変換後のインターロック式の例を示す図である。 図8に示すロジック図表示部が図9に示すインターロック式を参照して作成するロジック図を示す図である。 インターロック式を構成する信号数が多い場合のロジック図の表示例を示す図である。 図8に示すロジック図表示部が図6に示すインターロック式と、接続チェックの結果とを参照して作成するロジック図を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る監視制御システムの機能構成の例を示すブロック図である。図1に示す監視制御システムは、変電所に設けられ、一つのベイ毎に一台の制御装置が設置される場合を示している。ここでベイとは、変電所内で母線から分岐する送電線や変圧器につながる回線を指す。監視制御システムは、制御インターロック設定部10と、ベイ1に設置される制御装置B1及び開閉器Q0,Q1,Q2,Q9,Q51,Q52,Q53と、ベイ2に設置される制御装置B2及び開閉器Q0,Q1,Q2,Q15,Q51,Q52と、ベイ3に設置される制御装置B3及び開閉器Q0,Q11,Q12,Q51,Q52と、ベイ4に設置される制御装置B4及び開閉器Q0,Q21,Q22,Q51,Q52と、ベイ5に設置される制御装置B5及び開閉器Q0,Q1,Q2,Q51,Q52とを具備する。
制御装置B1〜B5は、それぞれのベイに設置される開閉器とケーブルで接続する。また、制御装置B1〜B5は、制御インターロック設定部10と、ネットワークを介して接続する。また、制御装置B1〜B5は、他ベイに設置される制御装置と制御装置間通信により接続する。
制御装置B1〜B5は、ケーブルを介し、接続される開閉器の状態についての情報を取り込む。ここで、開閉器の状態とは、「開」状態であるか、「閉」状態であるかである。
制御装置B1〜B5は、取り込んだ情報をネットワーク経由で制御インターロック設定部10へ送信する。
制御装置B1〜B5は、他ベイに設置される開閉器の状態についての情報を、制御装置間通信により接続される他ベイの制御装置から送信される信号に基づいて取得する。
図2は、第1の実施形態に係る制御インターロック設定部10の機能構成を示すブロック図である。制御インターロック設定部10は、監視制御システムにおける制御対象機器の制御インターロック式を設定する。ここで、インターロック式とは、変電所内の開閉器操作時の制御インターロック条件を、変電所内の開閉器全てを一意に見分けられる名称等の情報を項として組み合わせた論理式である。
制御インターロック設定部10は、例えば、PC及びストレージを備える。PCは、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備える。ROM及び/又はRAMには、CPUが処理を実行するためのプログラムやデータを格納する格納領域が含まれる。制御インターロック設定部10は、CRT(Cathode-ray tube)と、キーボード及びマウス等の入力装置と接続する。
制御インターロック設定部10は、CPUにプログラムを実行させることで、後述の処理を実行する構成要素を実現する。すなわち、制御インターロック設定部10は、インターロック式編集部11、制御装置登録部12、インターロック式変換部13、ロード部14及びロジック図表示部15を備える。
また、制御インターロック設定部10は、ストレージに三つの記憶領域を形成する。すなわち、制御インターロック設定部10は、変電所データベース16、インターロック式保存データベース17及び制御装置データベース18を備える。
インターロック式編集部11は、入力装置から入力される入力情報を反映させ、インターロック式保存データベース17へインターロック式を記録する。また、インターロック式編集部11は、入力装置から入力される入力情報に基づいて、インターロック式保存データベース17に記録されているインターロック式を編集する。なお、編集処理内容は、従来技術及び/又は汎用技術を使用する。インターロック式編集部11は、インターロック式保存データベース17で記録されているインターロック式をCRTに表示する。
制御装置登録部12は、入力装置から入力される入力情報を制御装置の装置名、装置番号に反映させ、制御装置データベース18に記録される制御装置の装置名、装置番号を更新する。例えば、入力装置から、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式から削除したい信号の作成元である制御装置の装置名及び装置番号が入力された場合、制御装置登録部12は、入力された制御装置の装置名及び装置番号を、制御装置データベース18へ登録する。制御装置登録部12は、制御装置データベース18に登録される制御装置の装置名及び装置番号をCRTに表示する。
インターロック式変換部13は、制御インターロック設定部10が起動された場合、インターロック式保存データベース17に保存されたインターロック式から、制御装置データベース18に登録された制御装置により作成される信号を削除することで、新たなインターロック式を作成する。すなわち、インターロック式変換部13は、制御インターロック設定部10が起動された場合、インターロック式保存データベース17に保存されているインターロック式を、制御装置データベース18に登録されている制御装置に基づいて、新たなインターロック式へ変換する。なお、制御装置データベース18に制御装置が登録されていない場合、インターロック式変換部13は、インターロック式の変換処理を実施しない。
ロジック図表示部15は、インターロック式変換部13により新たなインターロック式が変換された場合、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、新たなインターロック式とを参照し、インターロック式の変更点が明示されるロジック図を作成する。このとき、ロジック図表示部15は、制御装置データベース18に登録されている制御装置により作成される信号が、他の制御装置により作成される信号と区別されるようにロジック図を作成する。ロジック図表示部15は、インターロック式変換部13により新たなインターロック式が変換されない場合、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式に基づいてロジック図を作成する。ロジック図表示部15は、作成したロジック図をCRTに表示する。
ロード部14は、運転者からの指令に従い、インターロック式変換部13で作成された新たなインターロック式を制御装置B1〜B5にロードする。
変電所データベース16は、制御装置B1〜B5から供給される、開閉器の状態についての情報を取得する。変電所データベース16は、取得した情報に基づいて、変電所内の各開閉器の状態についての情報を記録する。
インターロック式保存データベース17は、変電所内の開閉器の操作時のインターロック式を保存している。また、インターロック式保存データベース17は、インターロック式編集部11により、保存しているインターロック式が編集された場合、編集後のインターロック式を保存する。
制御装置データベース18は、制御装置登録部12からの指示に従い、制御装置の装置名及び装置番号を記録する。なお、制御装置データベース18に記録されるのは、装置名及び装置番号に限定されず、変電所内の制御装置全てを一意に見分けられる情報であるなら、他のものであっても構わない。
次に、上記構成の制御インターロック設定部10の動作を詳細に説明する。図3は、第1の実施形態に係る制御インターロック設定部10の動作を示すフローチャートである。
以下では、図4に示すインターロック式がインターロック式保存データベース17に記録され、制御装置B2及び制御装置B5が制御装置データベース18に登録されている場合を例に説明する。
図4では、例えば、ベイ1に設置される開閉器Q0,Q1,Q2,Q9,Q51,Q52,Q53の閉状態を「機器名」、開状態を「!機器名」、論理積を「*」、論理和を「+」として表現する。インターロック式保存データベース17では、図4に示すようなインターロック式を例えばベイ毎に記録している。制御対象の開閉器と同じベイの開閉器についてはその機器名称だけを指定し、制御対象の開閉器と別のベイの開閉器を指定する際はベイ名称と機器名称を指定する。これにより、変電所内の全ての開閉器の指定と入力の簡素化を実現する。
図4で例示したインターロック式の意味は次のようになる。制御対象のベイ1に属する開閉器Q1の閉操作を行う際に必要なインターロック条件は、「ベイ1の開閉器Q0が開状態かつベイ1の開閉器Q2が開状態かつベイ1の開閉器Q51が開状態かつベイ1の開閉器Q52が開状態かつベイ1の開閉器Q53が開状態かつベイ2の開閉器Q15が開状態、もしくは、ベイ1の開閉器Q0が閉状態かつベイ1の開閉器Q2が閉状態かつベイ1の開閉器Q9が閉状態かつベイ2の開閉器Q0が閉状態かつベイ2の開閉器Q1が閉状態かつベイ2の開閉器Q2が閉状態、もしくは、ベイ1の開閉器Q0が閉状態かつベイ1の開閉器Q2が閉状態かつベイ1の開閉器Q9が閉状態かつベイ3の開閉器Q0が閉状態かつベイ3の開閉器Q11が閉状態かつベイ3の開閉器Q12が閉状態かつベイ4の開閉器Q0が閉状態かつベイ4の開閉器Q21が閉状態かつベイ4の開閉器Q22が閉状態かつベイ5の開閉器Q0が閉状態かつベイ5の開閉器Q1が閉状態かつベイ5の開閉器Q2が閉状態、もしくは、ベイ2の開閉器Q15が閉状態かつベイ1の開閉器Q52が閉状態」である。
インターロック式変換部13は、制御インターロック設定部10が起動された場合(ステップS31のYes)、制御装置データベース18に制御装置の装置名及び装置番号が登録されているか否かを判断する(ステップS32)。制御装置データベース18に制御装置の装置名及び装置番号が登録されている場合(ステップS32のYes)、インターロック式変換部13は、インターロック式保存データベース17に保存されるインターロック式と、制御装置データベース18に登録される装置名及び装置番号に基づいて新たなインターロック式を作成する(ステップS33)。本実施形態では、インターロック式変換部13は、インターロック式保存データベース17に保存される図4に示すインターロック式と、制御装置データベース18に登録される制御装置B2及び制御装置B5とから、図6に示す新たなインターロック式を作成する。
制御装置データベース18に制御装置の装置名及び装置番号が登録されていない場合(ステップS32のNo)、ロジック図表示部15は、図3に示すインターロック式に基づいて、ロジック図を作成し、作成したロジック図をCRTに表示する(ステップS34)。図5は、第1の実施形態に係るロジック図表示部15が図4に示すインターロック式に基づいて作成したロジック図を示す。図5では、図4に示すインターロック式の各項が入力部5aに整列表示され、各項の論理積、論理和が論理演算子ブロック5bとして表示され、インターロック式の出力が出力部5cとして表示されている。
ステップS33の後、ロジック図表示部15は、インターロック式変換部13により作成された新たなインターロック式と、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式とに基づいてロジック図を作成する。図7は、第1の実施形態に係るロジック図表示部15が、図6に示す新たなインターロック式と、インターロック式保存データベース17に記録される図4に示すインターロック式とに基づいて作成されるロジック図を示す。図7では、制御装置データベース18に登録される制御装置B2,B5により作成される信号が破線で示され、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、新たなインターロック式との変更点が視認可能なようになっている。ロジック図表示部15は、作成したロジック図をCRTに表示し(ステップS35)、処理を終了させる。
運転者は、図7に示すロジック図が表示されたCRTを視認する。運転者は、表示されたロジック図に異常がない場合、ロード部14に対し、新たなインターロック式を制御装置B1〜B5へロードするように指示を出す。
ロード部14は、運転者からの指示を受けると、新たなインターロック式を、制御装置B1〜B5へロードする。
インターロック式がロードされた制御装置は、変電所の運転者からインターロック式の試験指示があった場合、ロードしたインターロック式についてのインターロック試験を行う。ここで、インターロック試験とは、インターロック条件の成立状況を確認するための試験である。例えば、インターロック式の試験指示があった場合、ベイ1に設置される制御装置B1は、ベイ1に設置される開閉器Q0,Q1,Q2,Q9,Q51,Q52,Q53の状態をケーブル経由で取り込み、他ベイであるベイ2〜5に設置される開閉器の状態を制御装置間通信により制御装置B2〜B5からの送信信号に基づいて取り込む。制御装置B1は、取り込んだ開閉器の状態に基づいて、ロードしたインターロック式のインターロック試験を行う。
以上のように、第1の実施形態では、インターロック式変換部13は、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、制御装置データベース18に登録される制御装置の情報に基づいて、新たなインターロック式を作成する。そして、ロード部14は、作成した新たなインターロック式を制御装置B1〜B5へロードするようにしている。これにより、制御インターロック設定部10は、監視制御システムにおいて実際の運用時に使用する正式のインターロック式を完成させた後に、インターロック試験のためにインターロック式から除外したい信号がある場合であっても、インターロック式を編集、作成し直すことなく、新たなインターロック式を作成し、作成した新たなインターロック式を制御装置B1〜B5へロードすることが可能となる。
したがって、第1の実施形態に係る監視制御システムによれば、制御インターロック設定部10は、電源が切れている制御装置や外部配線されていない制御装置(セットアップが完了していない制御装置)がある場合であっても、インターロック試験を実施する試験員に、インターロック試験を進めさせることができる。
従来技術では、変電所内にセットアップが完了していない制御装置が存在する場合、全ての制御装置のセットアップが完了した後でなければ、インターロック試験を進めることが一切できなかった。変電所内にセットアップが完了していない制御装置が存在する場合であっても、セットアップが完了していない制御装置からの信号をインターロック式から除く編集をすることで、インターロック試験を続行することも可能だが、各制御装置に設定するインターロック式は複雑であり、変電所内の制御装置の台数も多いため、後でインターロック式の戻し忘れが生じる可能性や、元の条件式に編集し直す際、誤って編集する可能性がある。
これに対し、第1の実施形態に係る制御インターロック設定部10では、試験員がインターロック式の編集作業をすることなく、インターロック試験を進めることが可能であるため、変電所内の全制御装置のセットアップが完了した時に、インターロック式を編集し直すことなく、インターロック式保存データベース17に記録される正式のインターロック式を制御装置にロードすることが可能である。このため、インターロック式から除外していた信号の部分を追加試験するだけでインターロックの試験を完了させることができ、結果として、インターロック試験の作業完了日の前倒しが可能となる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る制御インターロック設定部20の機能構成の例を示すブロック図である。なお、第1の実施形態に係る制御インターロック設定部10と同様の動作を行う構成要素には同一の符号を付す。
インターロック式変換部19は、制御装置データベース18に登録された情報に変化があった場合、インターロック式保存データベース17に保存されたインターロック式から、制御装置データベース18に登録された制御装置により作成される信号を削除することで、新たなインターロック式を作成する。すなわち、インターロック式変換部19は、制御装置データベース18に記録された情報に変化があった場合、インターロック式保存データベース17に保存されているインターロック式を、制御装置データベース18に登録されている制御装置に基づいて、新たなインターロック式へ変換する。図9は、インターロック式変換部19で作成される新たなインターロック式の一例を示す。図6は、制御装置データベース18に制御装置B2及び制御装置B5が登録されている場合のインターロック式を示しており、インターロック式変換部19は、制御装置データベース18から制御装置B2が削除された際に、自動的にインターロック式を図6に示す式から図9に示す式に変換する。
第1の実施形態では、インターロック式変換部13は、運転者が制御インターロック設定部10を起動した際に、その時点での制御装置データベース18に記録された情報を元にインターロック式を変換する。一方、第2の実施形態では、インターロック式変換部19は、制御装置データベース18に保存された情報に変化があった際にインターロック式を再変換するようにしている。
これにより、制御インターロック設定部20は、変電所内のある制御装置B1〜B5のセットアップが完了した際、制御装置データベース18へ制御装置を記録させるだけで、又は、制御装置データベース18から制御装置を削除するだけで、インターロック式を編集し直すことなく、自動的にインターロック式が再変換されることになる。
したがって、第2の実施形態に係る制御インターロック設定部20は、電源が切れている制御装置や外部配線されていない制御装置(セットアップが完了していない制御装置)がある場合であっても、インターロック試験を実施する試験員に、制御装置の登録をさせるだけで、インターロック試験を進めさせることができる。このため、インターロック試験を実施する試験員の負担が軽減されることとなる。
なお、第2の実施形態では、ロジック図表示部15は、インターロック式変換部19で新たなインターロック式が作成された際に、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、新たなインターロック式とを参照し、インターロック式の変更点が明示されるロジック図を作成するようにしている。図10は、ロジック図表示部15が、図3に示すインターロック式と、図9に示すインターロック式とを参照して作成するロジック図を示す。しかしながら、ロジック図表示部15の動作はこれに限定される訳ではない。例えば、ロジック図表示部15は、例えば、1秒周期等、予め設定された周期で、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、上記周期経過時に制御インターロック設定部20で設定されているインターロック式とを参照し、インターロック式の変更点が明示されるロジック図を作成するようにしても構わない。なお、制御インターロック設定部20で設定されているインターロック式とは、インターロック式変換部19によりインターロック式の変換が実施されている場合は、直前に変換されたインターロック式のことを指し、インターロック式変換部19によるインターロック式の変換が実施されていない場合は、インターロック式保存データベース17に記録されているインターロック式を指す。
これにより、ロジック図表示部15は、定期的にロジック図を再表示することになる。このため、試験員は、制御インターロック設定部20に対して、制御装置を指定するだけで、その制御装置による信号がインターロック式から除外された後のインターロック式のロジック図表示をリアルタイムで見ることができる。
また、ロジック図表示部15は、インターロック式変換部19でインターロック式の変換が実施されたか否かを確認する変換チェック機能を有していても良い。
ロジック図表示部15は、変換チェック機能により、予め設定された周期で、インターロック式保存データベース17に記録されている正式なインターロック式を読み出し、読み出したインターロック式と、上記周期経過時において制御インターロック設定部20で設定されているインターロック式とが同一であるか否かを確認する。それぞれのインターロック式の内容が異なる場合、ロジック図表示部15は、インターロック式の変換が実施されている旨をCRTに表示する。
また、ロジック図表示部15は、変換チェック機能により、制御装置データベース18に登録されている制御装置があるか否かを確認するようにしても良い。制御装置データベース18に登録されている制御装置がある場合、ロジック図表示部15は、インターロック式の変換が実施されている旨をCRTに表示する。表示方法の具体例としては、メッセージ付きウィンドウをCRTに表示させる方法がある。
これにより、インターロック式を構成する信号数が多いため、図11に示すようにロジック図の全体を一画面で表示できない場合に、ロジック図表示をスクロールしてインターロック式全てをチェックすることなく、インターロック式保存データベース17に保存されているインターロック式が変換されているのか否かを知ることが可能となる。このため、インターロック試験を実施する試験員は、インターロック式のロジック図表示画面をスクロールすることなく、実際に制御装置にロードすべきインターロック式が正式のインターロック式から変換されたものであるか否かを知ること可能となる。
また、ロード部14は、制御装置B1〜B5へロードされているインターロック式が、直近に変換されたインターロック式と一致するか否かを確認する不一致検出機能を有していても良い。
ロード部14は、不一致検出機能により、予め設定された周期で、制御装置のインターロック式を読み出し、その内容が、上記周期の経過時において、制御インターロック設定部20で設定されているインターロック式と一致するか否かを確認する。インターロック式が不一致である場合、ロード部14は、不一致である旨を試験員へ通知する。通知方法としては、CRTへの表示が例として挙げられる。
第2の実施形態に係る制御インターロック設定部20で用いられるインターロック式変換部19は、制御装置データベース18に保存された情報に変化があった際にインターロック式を再変換するが、その際、制御装置B1〜B5にインターロック式をロードし忘れた場合であっても、不一致検出機能により、制御装置にロードされているインターロック式と、制御インターロック設定部10とが有するインターロック式が不一致である旨を表示することにより、制御装置B1〜B5へのインターロック式のロード漏れを防止できる。
このため、インターロック試験を実施する試験員は、インターロック式のロジック図表示画面に表示されているインターロック式が実際に制御装置B1〜B5にロードされているか否かを知ることができ、制御装置へのインターロック式のロード漏れを防止できる。
(その他の実施形態)
第1及び第2の実施形態に示すロジック図表示部15は、制御装置と伝送接続できているか否かをチェックする伝送接続チェック機能を有していても構わない。
ロジック図表示部15は、伝送接続チェック機能により、制御装置データベース18に登録されている制御装置と伝送接続できているか否かを、予め設定された周期で確認する。ロジック図表示部15は、インターロック式保存データベース17に記録されるインターロック式と、上記周期の経過時に変換済みのインターロック式と、伝送接続チェックの結果とを参照し、インターロック式の変更点が明示され、かつ、伝送接続されていない制御装置と、伝送接続できている制御装置とが区別されるロジック図を作成する。図12は、ロジック図表示部15が、図3に示すインターロック式と、図6に示すインターロック式と、伝送接続チェックの結果とを参照して作成するロジック図を示す。図12においては、ロジック図表示部15は、制御装置B2が伝送接続され、制御装置B5が伝送接続できていない場合を例に示している。そのため、制御装置B2により作成される信号は破線で示され、制御装置B5により作成される信号は一点鎖線で示される。
これにより、伝送接続できている制御装置については、インターロック式から除外しているものの、外部配線作業の実施、またはハード信号の模擬入力を行うことを条件としてインターロック式から除外せずに試験が可能な状況であることを、インターロック試験を実施する試験員が、インターロック式のロジック図表示から定期的に知ることができる。このため、試験の作業効率が向上することとなる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…制御インターロック設定部、11…インターロック式編集部、12…制御装置登録部、13,19…インターロック式変換部、14…ロード部、15…ロジック図表示部、16…変電所データベース、17…インターロック式保存データベース、18…制御装置データベース、B1〜B5…制御装置、Q…開閉器

Claims (8)

  1. 施設内に配設される設備機器を制御する複数の制御装置を監視する監視制御システムで用いられる制御インターロック設定装置において、
    前記制御装置が前記設備機器の動作を制御するための第1の制御演算論理式を記録する第1のデータベースと、
    前記複数の制御装置のうち、アクセス不可能な制御装置の情報を記録する第2のデータベースと、
    前記第1のデータベースに記録される前記第1の制御演算論理式から前記第2のデータベースに記録される制御装置に係る部分を削除した第2の制御演算論理式を作成する変換部と、
    前記作成された第2の制御演算論理式を前記複数の制御装置へロードするロード部と
    を具備することを特徴とする制御インターロック設定装置。
  2. 前記第1の制御演算論理式及び前記第2の制御演算論理式に基づいて、前記第1の制御演算論理式から前記第2の制御演算論理式への変更部分が視認可能なロジック図を作成し、作成したロジック図を表示部に表示させるロジック図表示部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の制御インターロック設定装置。
  3. 前記変換部は、前記第2のデータベースに記録される情報に変化があった場合、前記第2の制御演算論理式を作成することを特徴とする請求項2記載の制御インターロック設定装置。
  4. 前記ロジック図表示部は、予め設定された周期で前記ロジック図を作成することを特徴とする請求項3記載の制御インターロック設定装置。
  5. 前記ロジック図表示部は、予め設定された周期で、前記変換部により第2の制御演算論理式の作成が行われたか否かを確認する変換チェック機能を有し、作成が行われた場合、作成が行われたことを前記表示部へ表示させることを特徴とする請求項3又は4記載の制御インターロック設定装置。
  6. 前記ロジック図表示部は、予め設定された周期で、前記制御装置が伝送接続できているか否かを確認する伝送接続チェック機能を有し、前記ロジック図において伝送接続できている制御装置と、伝送接続されていない制御装置とを区別することを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の制御インターロック設定装置。
  7. 前記ロード部は、予め設定された周期で、前記制御装置にロードされている第2の制御演算論理式が、最新の第2の制御演算論理式と一致するか否かを確認する不一致検出機能を有し、一致しない場合、一致しないことを通知することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の制御インターロック設定装置。
  8. 施設内に配設される設備機器と、
    前記設備機器を制御する複数の制御装置と、
    前記制御装置が前記設備機器の動作を制御するための第1の制御演算論理式を記録する第1のデータベースと、
    前記複数の制御装置のうち、アクセス不可能な制御装置の情報を記録する第2のデータベースと、
    前記第1のデータベースに記録される前記第1の制御演算論理式から前記第2のデータベースに記録される制御装置に係る部分を削除した第2の制御演算論理式を作成する変換部と、
    前記作成された第2の制御演算論理式を前記複数の制御装置へロードするロード部と
    を具備することを特徴とする監視制御システム。
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