JP2013184138A - 気体溶解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな気泡の流出を抑制することができる気体溶解装置を提供すること。
【解決手段】気液混合槽6と中間槽7とを区画する第1仕切り壁3を、溶解タンク2の側壁部2cから内方へ向かって延びる水平部31と、この水平部31の端部31aから下方へ垂下する垂下部32とを有するものとし、水平部31、中間槽7、気液分離槽8の上方には、溶解タンク2の水平方向に連通する連通空間Sが形成され、この連通空間S内に、中間槽7を通過した流体5の液面が位置する溶解タンク2を備えた気体溶解装置1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細気泡が発生する湯水の生成などに利用可能な気体溶解装置に関する。
本出願人は、気液混合槽、大泡流出防止槽(中間槽)、気液分離槽に区画された溶解タンクを備えた気体溶解装置を提案している(特許文献1)。
特許文献1の気体溶解装置では、溶解タンクの気液混合槽と大泡流出防止槽(中間槽)を区画する第1仕切り壁に対向する面、または第1仕切り壁において第2仕切り壁に対向する面に、溶解タンクの縦方向に延びる縦リブが設けられている。このため、特許文献1の気体溶解装置は、大泡流出防止槽(中間槽)において、気体が溶解した流体の流れが整流され、流れの向きが縦方向に一様となり、液体中に大きな気泡が混入するのを抑制することができる。
特開2010−227782号公報
一方、本発明者らによるその後の検討によれば、特許文献1の気体溶解装置においては、溶解タンクの気液分離槽における気液分離について、さらなる検討や改善の余地があるのではないかと考えられた。すなわち、溶解タンクの中間槽を通過した流体中の気泡を効率的に気相へ放出させることができれば、さらに流体中の大きな気泡が分離され、より確実に大きな気泡の流出を抑制することができると考えられた。
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、大きな気泡の流出を抑制することができる気体溶解装置を提供することを課題としている。
本発明の気体溶解装置は、第1仕切り壁および第2仕切り壁の2つの仕切り壁によって内部が、流体の流れに関しその上流側から下流側にかけて、気液混合槽、中間槽、気液分離槽の順に区画されるとともに、気液分離槽の上方に排気部を有する溶解タンクを備え、この溶解タンク内に流入する液体と気体とが前記気液混合槽において混合され、気体が溶解した流体が生成され、この流体は、前記中間槽、前記気液分離槽を順次流れ、気液分離槽から溶解タンクの外部に流出する気体溶解装置であって、前記気液混合槽と前記中間槽とを区画する前記第1仕切り壁は、溶解タンクの側壁部から内方へ向かって延びる水平部と、この水平部の端部から下方へ垂下する垂下部とを有するとともに、前記水平部、前記中間槽、前記気液分離槽の上方には、溶解タンクの水平方向に連通する連通空間が形成されており、前記中間槽を通過した流体の液面が、前記連通空間内に位置することを特徴としている。
この気体溶解装置では、前記水平部と前記垂下部との間のコーナー部が湾曲して形成されていること好ましい。
この気体溶解装置では、前記溶解タンクは、底壁部側から上壁部側へ向かって拡開した形状であることがさらに好ましい。
本発明の気体溶解装置によれば、大きな気泡の流出を抑制することができる。
本発明の気体溶解装置の一実施形態における溶解タンクを例示した一部切欠斜視図である。 図1に示した溶解タンクの正面図である。 図2に示した溶解タンクの背面側からの縦断面図である。 図1に示した溶解タンクを備えた、本発明の気体溶解装置の一実施形態を例示した斜視図である。 (A)(B)溶解タンクの別の形態を簡略化して例示した断面概略図である。
図1は、本発明の気体溶解装置の一実施形態における溶解タンクを例示した一部切欠斜視図である。図2は、図1に示した溶解タンクの正面図である。図3は、図2に示した溶解タンクの背面側からの縦断面図である。図4は、図1に示した溶解タンクを備えた、本発明の気体溶解装置の一実施形態を例示した斜視図である。
図1−3に示したように、気体溶解装置1は、やや縦長の箱状の形状を有する中空な溶解タンク2を備えている。溶解タンク2の内部には、2つの仕切り壁、すなわち、第1仕切り壁3および第2仕切り壁4が設けられ、後述する流体5の流れに関しその最も上流側に気液混合槽6が、第1仕切り壁3によって区画形成されている。また、気液混合槽6の下流側に、第1仕切り壁3とともに第2仕切り壁4によって中間槽7が区画形成され、中間槽7は気液混合槽6に隣接して配置されている。流体5の流れに関し最も下流側には、気液分離槽8が、第2仕切り壁4によって区画形成され、中間槽7に隣接して配置されている。
図1、図3に示したように、第1仕切り壁3は、溶解タンク2の側壁部2cから内方へ向かって略水平に延びる水平部31と、この水平部31の端部31aから略直角に屈曲して下方へ垂下する垂下部32とによって形成されている。垂下部32の下端32aは、底壁部2bに達してなく、底壁部2bとの間に隙間が形成され、この隙間を流体5の流路として気液混合槽6と中間槽7は互いに連通している。
第2仕切り壁4は、溶解タンク2の底壁部2bから上壁部2aに向かって垂直上方に延びている。第2仕切り壁4は、筒状に形成され、断面は長円状の形状を有している。中間槽7側に位置する第2仕切り壁4の上端4aは、溶解タンク2の上壁部2aの下方に位置している。
第1仕切り壁3の水平部31と、溶解タンク2の上壁部2aの間には空間が形成されており、中間槽7の上方の空間と連通している。また、第2仕切り壁4の上端4aの上方において中間槽7と気液分離槽8とが互いに連通している。したがって、水平部31、中間槽7、気液分離槽8の上方には、溶解タンク2の水平方向に連通する連通空間Sが形成されている。連通空間Sは、中間槽7の上方において、溶解タンク2の側壁部2cに囲まれた空間と略等しい断面積を有している。
また、溶解タンク2には、気液混合槽6における底壁部2bに、下方に開口する流入管接続部12が設けられている。流入管接続部12には、後述するポンプの吐出側に一端部が接続された流入管の他端部が接続される。気液分離槽8には、下端部に、正面側に開口する流出管接続部13が設けられている。流出管接続部13には、溶解タンク2で生成した、流体(気体が溶解した液体)5を浴槽などの供給部に送り出す流出管の一端部が接続される。
さらに、溶解タンク2には、溶解タンク2の外側を通って溶解タンク2の上端部と下端部とを接続し、互いに連通させる気体循環経路14が設けられている。気体循環経路14は、後述するように、流体5の生成に際し、溶解タンク2内に貯留している気体を溶解タンク2から一旦取り出した後、溶解タンク2内に戻して循環させるものである。
さらにまた、溶解タンク2には、上壁部2aにおいて、気液分離槽8の上端部に対応する部分に、気体放出弁を備えた排気部15が設けられている。排気部15は、流体5の生成に際し、連通空間Sにおける流体5の液面の高さに追随して浮沈し、上下方向に移動可能なフロートを有している。排気部15は、フロートが液面の高さの変化にともない上下動することによって、溶解タンク2内に貯留している気体の放出と停止を行うことができる。溶解タンク2の上壁部2aにおいて排気部15が設けられる部分は、気液分離槽8の上端部に対応し、図2に示したように、中間槽7と気液分離槽8との境界部16から、境界部16に対向する溶解タンク2の上壁部2aの端縁部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面部2dとされている。
上記のとおりの溶解タンク2は、また、高さ方向の中央部よりやや下側において分割され、上側を上部ユニット17、下側を下部ユニット18としている。第1仕切り壁3は、上部ユニット17に一体に組み込まれ、第2仕切り壁4は、下部ユニット18に一体に組み込まれている。また、上部ユニット17の下端縁部および下部ユニット18の上端縁部には、外側方に突出して延びるフランジ部19、20が設けられている。溶解タンク2は、フランジ部19、20を互いに重ね合わせ、重なり合うフランジ部19、20の所定の部位においてボルトにより、また、必要に応じてナットを用い、上部ユニット17と下部ユニット18を締結することによって組み立てられ、一体となる。
図4に示したように、気体溶解装置1では、溶解タンク2は、流入管接続部12において、溶解タンク2の下方に縦列して配置されたポンプ21の吐出側に一端部が接続された流入管22の他端部に接続されている。一端部14aにおいて溶解タンク2の上壁部2aに接続された気体循環経路14は、他端部14bにおいて、流入管22と流入管接続部12との接続部に配設された気体循環エジェクタ23に接続されている。また、溶解タンク2の流出管接続部13には、浴槽などの、流体(気体が溶解した液体)5の供給部に供給するための流出管24の一端部が接続されている。
ポンプ21の吸い込み側には、浴槽などの供給部に連通して一端部が接続された吸い込み配管25の他端部が接続されている。吸い込み配管25の一端部は、たとえば浴槽の場合、浴槽内の湯水を吸い込むために浴槽内部に連通する吸込口26に連通し、一端部が流出管接続部13に接続された流出管24の他端部は、浴槽内部に連通し、浴槽内に空気が溶解した湯水を吐出するための吐出口27に連通している。図6には、吸込口26と吐出口27をともに備えた吸い込み・吐出プラグ28を例示している。吸い込み・吐出プラグ28は、例えば、浴槽の槽壁部に取り付けられるものであり、吸込口26から吸い込み配管25に連通する第1流路と、吐出口27から流出管24に連通する第2流路とを備えている。これら第1流路および第2流路は、吸い込み・吐出プラグ28において互いに独立しており、相互に連通してはいない。
また、気体溶解装置1では、溶解タンク2内の気体の濃度を高く保持するなどのために、溶解タンク2の上壁部2aの上方に気体供給口29を配置するとともに、ポンプ21の吸い込み側と吸い込み配管25との接続部付近に気体導入エジェクタ30を介設することができる。気体供給口29と気体導入エジェクタ30とは気体導入配管Lを介して連通接続される。
このような気体溶解装置1では、流体(気体が溶解した液体)5において空気などの溶質となる気体が、運転前に溶解タンク2内に貯留している。ポンプ21を作動させ、運転を開始すると、浴槽内の湯水などの、流体5において溶媒となる液体が吸込口26から吸い込まれる。吸い込まれた液体は、吸い込み配管25および流入管22を通じて溶解タンク2の気液混合槽6に、その下部から供給され、気液混合槽6に噴出する。この液体の噴出は、ポンプ21によって所定の圧力に加圧されていることによって起こるものである。また、気液混合槽6に導入する流体5は、液体と、溶解タンク2内に貯留している気体と同じ種類の気体とを混合した気液混合流体とすることもでき、この場合、気液混合槽6には気液混合流体が噴出する。以下、流体単独(液体)および気液混合流体をまとめて「流体」と記載する。
流体5は、図1−3に示した気液混合槽6に、第1仕切り壁3の水平部31の内面(気液混合槽6側の面)に向かって噴出して流入する。このとき、流体5は、第1仕切り壁3の水平部31、垂下部32の内面に衝突し、跳ね返り、次第に気液混合槽6の底部に溜まっていく。また、跳ね返る流体5は、気液混合槽6に貯留する流体5の液面に衝突し、流体5を攪拌する。
このときの攪拌などによって、溶解タンク2内に貯留している気体と流体5が混合され、気体の溶解が促進され、気体が溶解した流体5が生成される。これは、攪拌による剪断によって流体5に気泡として混合される気体が細分化され、流体5と接触する表面積が大きくなるのに加え、液面付近における気体の溶解濃度が攪拌による均一化によって低減され、気体の流体5への溶解速度が上昇することによる。
このようにして気体が溶解した流体5は、第1仕切り壁3の垂下部32の下端32aと溶解タンク2の底壁部2bとの間の隙間を流路として中間槽7に流入し、次第に中間槽7に溜まっていく。流体5は、溶解タンク2の底部において中間槽7に流入するため、流体5中への大きな気泡の混入が抑制される。
中間槽7において流体5の液面(水位)が第2仕切り壁4の上端4aに接近するとき、第2仕切り壁4によって流体5の流れが気液界面である液面付近にまで持ち上げられるので、大きな気泡は浮力によって上昇し、液面において破裂する。その結果、気液分離が促進される。
このとき、中間槽7を通過した流体5は、液面が連通空間S内に位置するまで上昇する。すなわち、中間槽7を通過した流体5の液面W(図3に図示)の位置は、第1仕切り壁3の水平部31より高く、連通空間Sの下方領域に流体5が満たされた状態となる。したがって、中間槽7を通過した流体5は、連通空間Sにおいて気相との接触を伴って気液分離槽8へと流入する。このとき、中間槽7を通過した流体5中に含まれる余剰の気体(気泡)は、連通空間Sに至る際に広範囲に拡がりながら浮き上がり、効率的に気相に放出される。すなわち、連通空間Sにおいては、気相と接する流体5の液面積が広くなるため、気液分離が促進され、大きな気泡の流出を抑制することができる。
また、気液分離槽8には、溶解タンク2の底壁部2bに流出管接続部13が設けられているので、未溶解の気体による気泡が流体5中に混合されていたとしても、大きな気泡の流出を抑制することができる。気泡は、貯留する流体5の上側ほど密に存在し、液面付近の大きな気泡は、底壁部2b付近にはあまり存在しない。流体5は、溶解タンク2の底部から流出管接続部13を通じて溶解タンク2の外部に流出し、取り出されるため、大きな気泡の流出が抑制される。
流出管接続部13を通じて溶解タンク2の外部に流出する流体5は、図6に示した流出管24を経て吐出口27から浴槽などの供給部に送り出される。
また、気体溶解装置1では、運転中に、溶解タンク2内の、気体循環経路14の一端部14aおよび他端部14bの両端付近に圧力差が生じる。溶解タンク2の上端部に臨む一端部14a付近の圧力は溶解タンク2の下端部に臨む他端部14b付近の圧力よりも高い。この圧力差にしたがって、また、気体循環エジェクタ23によって、溶解タンク2内の上部などに貯留している未溶解の気体は吸引され、一端部14aから他端部14bへと気体循環経路14を流れ、溶解タンク2の気液混合槽6に送り出される。
このように、気体溶解装置1では、溶解タンク2内に貯留している気体を循環させながら流体5に溶解させることができる。気体循環経路14を経て流体5に導入される気体は気泡として流体5に取り込まれ、気体の溶解効率が高くなる。また、未溶解の気体を溶解タンク2の上端部から気体循環経路14に取り出すので、未溶解の気体がなくなるまで気体の循環を行うことができ、長時間の循環運転が可能となる。しかも、未溶解の気体を流体5に溶解させる分、流体5の体積流量が増加し、流速が速くなるので、気液の攪拌がさらに良好に行われ、気体の溶解効率の向上が促進されるとともに、大きな気泡を消滅させるのに有効となる。
本発明の気体溶解装置1は、上記実施形態に示したように、気体が溶解した流体5が溶解タンク2から外部に流出する際の大きな気泡の流出を十分に抑制することができる。
また、図1−4に示した気体循環経路14は、必ずしも本発明の気体溶解装置に必須なものではなく、流体5中に気体が所定の濃度で溶解する限りにおいて省略することが可能である。
図5(A)(B)は、図1−3に示した溶解タンクとは、別の形態の溶解タンクを簡略化して例示した断面概略図である。図1−3に示した溶解タンクと共通する部分には、同一の符号を付し、以下では説明を省略する。また、図5(A)(B)では、例えば、流入管接続部、流出管接続部、気体循環経路、排気部などの図示は省略している。
図5(A)に例示した形態では、溶解タンク2は、第1仕切り壁3の水平部31と垂下部32との間のコーナー部Cが湾曲して形成されている。したがって、第1仕切り壁3は、水平部31から垂下部32へ向かって下方に滑らか曲がる曲面状とされている。気液混合槽6に流入した流体5は、第1仕切り壁3の水平部31の内面に衝突し、跳ね返り、気液混合槽6の底部に溜まっていくが、この際、コーナー部Cが湾曲して形成されていることで、この部分における流体5の流れがスムーズになる。このため、コーナー部Cの内面付近における流体5の渦の発生を抑制することができるとともに、溶解できなかった気体(気泡)の滞留を抑制することができる。
図5(B)に例示した形態では、図5(A)に例示した形態と同様に、第1仕切り壁3の水平部31と垂下部32との間のコーナー部Cが湾曲して形成されている。さらに、図5(B)に例示した形態では、溶解タンク2は、底壁部2b側から上壁部2a側へ向かって拡開した形状に形成されている。このため、溶解タンク2の上方の連通空間Sを広く形成することができるため、中間槽7を通過した流体5中に含まれる余剰の気体(気泡)は、連通空間Sにおいて一層広範囲に拡がって浮き上がり、より効率的に気相に放出される。したがって、連通空間Sにおいて気液分離が促進され、大きな気泡の流出を抑制することができる。
本発明の気体溶解装置は、以上の形態に限定されることはない。例えば、第1仕切り壁の水平部が配設される高さなどは、溶解タンクの容量や、流入する流体の量などに応じて適宜設定することができる。また、第1仕切り壁の水平部は、必ずしも平板状である必要はなく、例えば、上方にわずかに湾曲した形状などであってもよい。さらに、流出管接続部の配設位置なども特に限定されず、例えば、気液分離槽の中間に設けることなどもできる。
1 気体溶解装置
2 溶解タンク
3 第1仕切り壁
31 水平部
32 垂下部
4 第2仕切り壁
5 流体
6 気液混合槽
7 中間槽
8 気液分離槽
S 連通空間
W 水面

Claims (3)

  1. 第1仕切り壁および第2仕切り壁の2つの仕切り壁によって内部が、流体の流れに関しその上流側から下流側にかけて、気液混合槽、中間槽、気液分離槽の順に区画されるとともに、気液分離槽の上方に排気部を有する溶解タンクを備え、この溶解タンク内に流入する液体と気体とが前記気液混合槽において混合され、気体が溶解した流体が生成され、この流体は、前記中間槽、前記気液分離槽を順次流れ、気液分離槽から溶解タンクの外部に流出する気体溶解装置であって、
    前記気液混合槽と前記中間槽とを区画する前記第1仕切り壁は、溶解タンクの側壁部から内方へ向かって延びる水平部と、この水平部の端部から下方へ垂下する垂下部とを有するとともに、前記水平部、前記中間槽、前記気液分離槽の上方には、溶解タンクの水平方向に連通する連通空間が形成されており、前記中間槽を通過した流体の液面が、前記連通空間内に位置することを特徴とする気体溶解装置。
  2. 前記水平部と前記垂下部との間のコーナー部が湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の気体溶解装置。
  3. 前記溶解タンクは、底壁部側から上壁部側へ向かって拡開した形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の気体溶解装置。
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