JP2013184027A - 水薬調剤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水薬調剤装置において、1又は複数の水薬の自動分注後に、ユーザー指示に基づいて賦形剤を注ぎ足し分注できるようにする。
【解決手段】1又は複数の水薬の自動分注後における容器画像86Aを観察することによって、ユーザーにおいて液面レベル100が目標水平線102まで到達していないことが認識される。ユーザーがボタン104を押圧操作すると、投薬容器内に単位量の賦形剤が分注される。すなわち、注ぎ足し分注が実行される。必要に応じて、ボタン104の操作を繰り返せば、注ぎ足し量を増大できる。液面付近を表す拡大画像を表示するようにしてもよい。
【選択図】図3

Description

本発明は水薬調剤装置に関し、特に注入量の調整に関する。
水薬調剤装置は、病院の薬剤部、調剤薬局等において、薬剤師による調剤を支援するための装置である。特許文献1に記載された水薬調剤装置においては、処方箋データに従って、複数の水薬が順番に指定されつつ複数の注入工程(分注工程)が段階的に実行されている。個々の注入工程では、指定された水薬容器(元容器、水薬瓶、水薬ボトル)から取り出された特定の水薬が投薬容器(分注先容器、処方瓶、調剤ボトル)へ吐出される。ここで、水薬は分注対象であって、一般に薬効を有する液状の薬剤を指すが、本願においては水薬の概念に賦形剤も含めるものとする。
賦形剤は、その追加によっても薬剤の薬効に影響を与えないものであり、シロップ、水(蒸留水)等からなる。例えば、一回の投薬量が10.3mlになった場、1ml単位の目盛りが刻まれた計量カップを利用して、そのような中途半端な量を計量するのは困難であるので、そのような場合には一回の投薬量当たり0.7mlの賦形剤が追加される。すなわち、1回の投与量を整数値とするために賦形剤が追加される。また、投薬ボトルに刻まれている目盛りに総量を合わせるために賦形剤が追加される。より具体的に説明すると、薬剤師の手技による調剤時においては、薬効をもった複数の水薬の注入後に、投薬ボトル内の総量(液面レベル)を投薬ボトルの外壁面に形成された目盛(例えば10ml単位の目盛、日数単位の目盛等)に合わせるために、賦形剤の追加注入が実施されている。なお、特許文献2には鑑査用画像を表示する水薬調剤装置が開示されている。
特開2009−112673号公報 特開2009−112636号公報
従来の水薬調剤装置においては、賦形剤の注入量が上記のように数値的な観点から単純に決定されており、実際の投薬容器上の目盛りとの関係(特に賦形剤注入後において最終的な液面レベルが目盛り上のどこに達するのか)までは考慮されていない。
投薬容器は一般に樹脂成型品として構成され、それは比較的柔らかく、内容物によってある程度変形するものである。成形誤差の可能性も指摘できる。そのような要因により、その外面上に付されている目盛りが正確な液量を表示しないこともある。そうであっても患者においてはその目盛りを頼りに内容量を認識する。目盛り上、到達すべきレベルまで実際の液面レベルが到達していない場合、それが僅かであっても患者にとっては大きな不安要因となる。
その一方、水薬調剤装置においては、かなり細かく個々の水薬の注入量を制御可能であり、また実際の注入量は一般に非常に正確である。賦形剤注入量が計算上妥当であっても、実際に投薬容器へすべての水薬を入れてみると、最終的な液面レベルが目盛り上の規定レベルに合わなくなることもある。最終的な液面レベルが規定レベルを越えている場合、患者にとって不安感はあまりないようである。一回の投薬ごとに計量カップを利用した計量が行われるからである。最後に投薬容器内に多少の水薬が残留しても特に問題ではない。その一方、最終的な液面レベルが見掛け上規定レベルを下回っている場合、それを渡された患者において大きな不安感、危惧感が生じる。これを原因として薬剤師への苦情、不信感が生じる。
本発明の目的は、見かけ上の液量不足を簡便に解消できる水薬調剤装置を提供することにある。
本発明に係る水薬調剤装置は、目盛りを有する投薬容器と、ユーザーにより賦形剤の注ぎ足しを指示するための指示手段と、前記投薬容器に対して1又は複数の水薬を分注する規定分注を制御すると共に、前記規定分注後において前記投薬容器の目盛りと前記投薬容器内の液面レベルとを比較した前記ユーザーによって前記賦形剤の注ぎ足しが指示された場合に、前記投薬容器に対して前記賦形剤を継ぎ足して前記投薬容器内の液面レベルを上昇させる注ぎ足し分注を制御する制御手段と、を含むものである。
上記構成によれば、投薬容器への1又は複数の水薬の自動分注(規定分注)が完了した時点で、ユーザーによって直接的に又は間接的に投薬容器の目盛りと投薬容器内の液面レベルとが対比され、ユーザーにおいて賦形剤の注ぎ足しが必要と判断されたならば、ユーザーにおいて指示手段を操作することにより、投薬容器内へ賦形剤を注ぎ足す注ぎ足し分注を実行させることができる。つまり、液量不足が認識された時点で、指示手段を操作すれば、簡便に液量を増大可能である。これは自動分注と手動分注(あるいは半自動分注)とを併用したもの又は連携させたものであり、換言すれば、自動分注で生じてしまう問題を事後的に対処するものである。実際の投薬容器(原物)を基準として賦形剤を追加できるから、投薬容器の変形、成形不良等に起因して見かけ上の液量不足が生じていても、その不足量に応じた適度な注ぎ足しを行って、患者において不安感等が生じることを未然に防止できる。見かけ上の液量不足の判断及び注ぎ足し量の確認のため、投薬容器を画像として表示するように構成するのが望ましい。投薬容器を直接視認しながら賦形剤の注ぎ足し分注を指示するように構成することも可能である。その場合には、分注ポジションにある投薬容器を外部から視認可能な構成を採用するか、分注ポジションにある投薬容器をそれを視認可能なポジションへ一時的に移動させる構成を採用するのが望ましい。規定分注の対象に賦形剤が含まれてもよい。その場合には、同じ賦形剤が規定分注の対象となり、注ぎ足し分注の対象となる。あるいは、規定分注の対象となる賦形剤と注ぎ足し分注の対象となる賦形剤を異ならせることも可能である。
望ましくは、前記投薬容器を撮像して容器画像を取得する撮像手段と、前記容器画像を表示する表示手段と、を含み、前記表示手段には、前記容器画像として、少なくとも前記注ぎ足し分注前の投薬容器を表す画像と前記注ぎ足し分注後の投薬容器を表す画像とが表示される。それらの画像は異なるタイミングで表示され、あるいは一緒に表示される。上記構成によれば、容器画像の表示によって投薬容器の目盛りや液面レベルを画像として観察することが可能である。容器画像を取得すれば鑑査結果を電子的な記録として保存しておくこともできる。
望ましくは、前記注ぎ足し分注の実行過程において前記容器画像が動画像として表示される。投薬容器の状態を動画像として表示すれば注ぎ足し不足等を直ちに判断可能であり、あるいは、注ぎ足し過程における何らかの異常を迅速に判断可能である。
望ましくは、前記表示手段には、前記容器画像として、前記投薬容器の高さ方向の全体を全体的に表す通常画像、及び、前記投薬容器内の液面レベル付近を表す拡大画像と、が表示される。目盛り中の特定の水平線を目安として注ぎ足しを行う場合において、拡大画像を表示すれば、液面レベルと特定の水平線の高さ比較を容易に行える。通常画像上において目盛りが鮮明に表示されていないような場合にも拡大画像を表示すればその明瞭度を上げることができる。通常画像は少なくとも液面レベルがとり得る高さ範囲を表わした画像である。
望ましくは、前記指示手段に対する1回の注ぎ足し指示により前記投薬容器に対して単位量の注ぎ足しが行われ、前記指示手段に対して注ぎ足し指示を繰り返すことにより、注ぎ足し指示数に相当する量の賦形剤が注ぎ足される。このような構成によれば、過剰な注ぎ足しの可能性を低減できる。1回の注ぎ足しでどの程度液面が上昇するのかを把握できれば最初の操作時において注ぎ足し回数を指定してもよい。注ぎ足し前において、その時点での液面レベルを画像解析から自動的に検知し、それを基準として単位量及び投薬容器種別から注ぎ足し後の液面レベルを事前に予測し、それを表すラインを容器画像上に表示するようにしてもよい。望ましくは、前記単位量を可変設定する手段を含む。
望ましくは、前記指示手段は、第1単位量の注ぎ足しを指示するための第1指示手段と、前記第1単位量とは異なる第2単位量の注ぎ足しを指示するための第2指示手段と、を含む。この構成によれば、注ぎ足し必要量に応じて操作対象を切り替えて、迅速かつ簡便な注ぎ足し指示を行える。各指示手段を鑑査用画像と共に表示される仮想的なボタン(アイコン)として構成することも可能である。その場合には、注ぎ足し量の誤認を防止するため、ボタンに隣接して単位量を表すのが望ましい。
望ましくは、前記制御手段は、前記ユーザーが前記指示手段を操作した時間長に応じて注ぎ足し量を可変設定する。この構成によれば必要な注ぎ足し量が得られるまで操作を継続すればよいので簡便である。もっとも、応答の遅れから注ぎ足し量が過剰気味となるような場合には単位量ごとに注ぎ足す方式を採用するのが望ましい。
本発明によれば、投薬容器での見掛け上の液量不足を簡便に解消できる。
本発明に係る水薬調剤装置の好適な実施形態を示す概念図である。 図1に示した水薬調剤装置の機能ブロック図である。 表示画像の第1例を示す図である。 段階的な賦形剤の注ぎ足しを説明するための図である。 賦形剤の注ぎ足しによる液面上昇を説明するための図である。 投薬ボトルの一例を示す図である。 投薬ボトルセットの一例を示す図である。 動作例を示すフローチャートである。 表示画像の第2例を示す図である。 表示画像の第3例を示す図である。 表示画像の第4例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明に係る水薬調剤装置の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示す概念図である。この水薬調剤装置は、病院の薬剤部や調剤薬局等に設置されるものであり、薬剤師による調剤を支援する装置である。
図1において、水薬調剤装置10は暗室としての調剤室10Aを有しており、その調剤室10A内には複数の分注ユニット(注入ユニット)12,14,16が設けられている。水薬調剤装置10の下部には搬送機構18が設けられており、その搬送機構18は可動体20を水平方向に搬送する機構である。本実施形態においては、可動体20のX方向の位置及びY方向の位置を自在に設定することが可能である。可動体20は水薬が注入される投薬容器すなわち投薬ボトル22を備えている。投薬ボトル22は透明性を有する樹脂成型品であり、その外面上には下から上に並んだ複数の水平線からなる目盛りが設けられている(後に図6を用いて詳述する)。なお、投薬ボトル22のキャップは取り外されている。
水薬調剤装置10において、調剤室10Aは通路10Bを介して外界と連通しており、通路10Bの出口側が取り出しポジションP1である。符号20Aで示されるように、その取り出しポジションP1に可動体が位置決められた状態において、投薬ボトル22Aの取り出し及びセットが行われる。それらの行為は本実施形態においてユーザーによって行われているが、もちろんそれを自動化してもよい。取り出しポジションP1の上方には、正面側を向いたタッチパネル23が設けられており、そのタッチパネル23は後に説明するように表示器及び入力器として機能する。符号24は制御部を表しており、制御部24はCPU及び動作プログラムに相当する。
上述したように、調剤室10Aの上部には本実施形態において3つの分注ユニット12,14,16が設けられている。それらは互いに同一の構成を有しており、以下においては分注ユニット12を取り上げ、その構成を詳述する。
分注ユニット12は、回転台26を有しており、その回転台26は、符号30で示すように、図示されていない回転機構によって回転駆動されるものである。図においては、回転台26の倒立状態が示されている。回転台26には本実施形態において3つの水薬ボトル28が着脱自在に装着される。図1においては、X方向に3つの水薬ボトル28が並んでいるように描かれているが、実際には3つの水薬ボトル28はX方向に直交するY方向に配列されている。この場合において、回転台26の回転軸はX方向に平行となる。
各水薬ボトル28は水薬注入用ノズル32を備えている。ノズル32は例えばストレートな形状を有し、それは例えば樹脂チューブにより構成される。ノズル32における所定の位置にバルブ34が設けられている。バルブ34を開状態にすると、倒立状態にある水薬ボトル28から水薬がノズル32内を下っていき、投薬ボトル22内に滴下する。バルブ34を閉状態とすれば、水薬の分注を停止させることができる。
各水薬ボトル28にはバーコードラベル38が貼付されており、一方、各水薬ボトル28をセットする位置にもそれぞれバーコードラベル40が設けられている。図示されていないバーコードリーダーによってそれぞれのバーコードラベル38,40を読み取ることにより、個々の位置にどの水薬がセットされたのかを認識することが可能である。
ちなみに、回転台26の正立姿勢において、それぞれの水薬ボトル28がセットされ、セッティング完了後において、回転台26が180度回転し、各水薬ボトル28が倒立姿勢となる。分注対象となった水薬ボトルの下方に投薬ボトル22が位置決められ、つまり、それが有するノズルが投薬ボトルの上部開口の中心に位置するように投薬ボトルのXY座標が定められ、その状態で水薬分注が実施される。
回転台26を正方向及び逆方向に交互に回転させることにより、それぞれの水薬についての攪拌を行うことが可能である。ボトル交換が必要となった場合、分注ユニット12,14,16が装置の手前側に引き出され、その状態においてボトル交換が実行される。本実施形態においては、調剤室10A内に9つの水薬ボトル28をセットすることが可能であるが、それ以上又はそれ以下の個数の水薬ボトルがセットされるようにしてもよい。また9つの水薬ボトル28の中に、同じ水薬を収容した複数の水薬ボトルが含まれてもよい。
本実施形態においては、9個の水薬ボトルがX方向及びY方向に二次元整列しており、所望の水薬ボトルの直下に投薬ボトルが位置決められ、その状態で水薬分注が実行されているが、投薬ボトルを固定しておき、水薬ボトル列を運動させるようにしてもよい。例えば、ターンテーブル上に複数の水薬ボトルを設置しておき、ターンテーブルを回転させることにより、所望の水薬ボトルが選択されるように構成することも可能である。
可動体20は、上述したように投薬ボトル22を備え、それを水平方向に搬送するためのステージを構成する。可動体20はベース42及びホルダ44を有している。ベース42上には重量センサ46が設けられ、投薬ボトル22の重量、より具体的には内容物の重量(分注量に相当)が検出されている。本実施形態では、重量センサ46の出力信号に基づいて分注停止が判断されている。
ホルダ44は投薬ボトル22を着脱自在に保持する機構である。投薬ボトル22の種類に応じて適切な高さにその投薬ボトル22を位置決めするために高さ方向に保持位置を調整可能な機構を採用してもよい。あるいは、投薬ボトル22の高さを自動調整する機構を設けるようにしてもよい。そのような構成によれば、対象となる水薬ボトルの直下に投薬ボトル22を位置決めた上で、それを上方に持ち上げて、投薬ボトル22の上部開口内にノズル32の先端を差し込むことが可能となる。より簡便に、投薬ボトルの種類ごとにホルダを用意してもよい。
可動体20は、本実施形態において、カメラ50を搭載している。カメラ50は例えば二次元CCDカメラであり、投薬ボトル22を撮像し容器画像データを出力している。容器画像は静止画像であってもよいし、動画像であってもよい。望ましくは、分注実行中において動画像の撮像を行い、分注完了後に動画像をフリーズするか新しく静止画像を取り込む。カメラ50は支持部材48を介してベース42に固定されており、より詳しくは、投薬ボトル22からその横方向に所定距離隔てた位置にカメラ50が設けられている。ベース上には光源も搭載されており、その光源は、投薬ボトル22から見てカメラ50側に設けられ、あるいは、それとは逆側に設けられる。後者の場合、シルエット像が取得される。カメラ50による撮像に当たっては、望ましくは平行投影結果が得られるように、画像データに対して画像補正が適用され、あるいは、光学系が設けられる。カメラを上下に移動させながら複数の画像を撮像し、それらをつなぎ合わせるようにしてもよい。また上下に並んだ複数の撮像素子を設けるようにしてもよい。垂直方向に並んだ複数の検出器からなる一次元のカメラを利用することも可能である。
本実施形態においては、可動体20にカメラ50を搭載したので、分注過程を動画像として撮影することが可能である。一方、暗室10A内に撮像ポジションを設け、そこに可動体20つまり投薬ボトル22を位置決め、そこで撮像を行うようにしてもよい。その場合、各分注後に撮像が実行される。図1においては、撮像ポジションP2の一例が示されている。そこには、例えば、互いに一定距離隔てられたカメラ51及び光源(バックライト)52が設けられる。複数の固定カメラを設置して、個々の分注ポジションで撮影を行えるようにしてもよい。なお、図1に示される水薬調剤装置は、上述した以外にも各種のセンサを備えており、例えば投薬ボトル22にキャップが設けられているか否かを判定するセンサや、投薬ボトルの種別を判定するセンサ等を有している。
図2には図1に示した水薬調剤装置の機能がブロック図として示されている。制御部24は各構成の動作制御及び画像処理を行うものである。制御部24は上述した3つの分注ユニット12,14,16を制御している。具体的には、各分注ユニット12,14,16に設けられている電磁バルブ及び回転機構等の制御を行っている。撮像機構54は上述したようにカメラ50と光源53とからなり、カメラ50の出力信号が制御部24に送られている。制御部24は光源53の制御も行っている。制御部24に対しては、上位システムからの処方箋データ等の情報が与えられる。制御部24はそのようなデータに基づいて各分注工程における分注量(すなわち分注指示量)の演算や設定等を行う。制御部24は搬送機構18を制御しており、複数の分注工程の実行に際しては、搬送機構18を制御しながらそれぞれの分注ユニット12,14,16の動作制御を行っている。タッチパネル23は表示器56及び入力器58からなり、表示されている画面上において所定のボタンに対して指先でタッチを行うことによりユーザー入力を行うことが可能である。
より詳しくは、制御部24は注ぎ足し制御部62を有している。注ぎ足し制御部62は、自動分注対象となった1又は複数の水薬についての分注(規定分注)が完了した後に、ユーザー指示に基づいて、賦形剤を継ぎ足すための分注(注ぎ足し分注)を制御するものである。その場合においては、後に詳述するように、投薬ボトルが動画像として表示され、それに含まれる目盛りと液面レベルとを比較しながら、必要に応じて、ユーザーによって賦形剤の注ぎ足し指示が与えられる。規定分注の中に賦形剤の分注が含まれてもよい。その場合には、規定分注後に必要に応じて同一の賦形剤が注ぎ足される。もちろん、異なる賦形剤が注ぎ足されてもよい。いずれにしても、投薬ボトル内の液面レベルが実目盛り中の所定水平線に到達するようにあるいはそれを超えるように目視判断をもって賦形剤を簡便に継ぎ足せるように構成するのが望ましい。そのような構成によれば、自動分注後に半自動分注を行って、実ボトル上の目盛りを基準として液量を調整することにより、患者における不安感や薬剤師への不信感が生じることを未然に防止することが可能である。ここで、賦形剤は、薬効を有しないシロップ、蒸留水等である。1種類の賦形剤を利用してもよいし、複数種類の賦形剤が併用されてもよい。制御部24は、以下に説明する画像を形成する機能も有している。
図3には表示器に表示される画像の第1例が示されている。表示画面64上には、薬剤リスト66、鑑査用画像(モニタリング画像)68、各種情報70、ボタン群72等が表示されている。薬剤リスト66は、特定の処方箋に基づく調剤において使用される1又は複数の水薬の名称を列記したものである。符号74は水薬番号を示しており、それは同時に分注順序を示している。符号76は水薬名を示しており、符号78は分注量(指示値)を示している。ここでは、1番から6番までの水薬が列記されており、符号82で示す6番目の水薬は賦形剤である。それは1番から5番までの薬効を有する水剤の分注後に投薬ボトルの内容量を調整するために注入されるものである。総量80を整数値とするために賦形剤が注入される他、本実施形態においては、ユーザーの目視判断及び指示に基づき、実際の投薬ボトルの目盛り上において、ボトル変形や成形誤差等によって実際の液面レベルが規定レベルより下回らないようにするために賦形剤が注ぎ足されている。符号84で示す賦形剤の分注量(数値)は、賦形剤の調整量が確定あるいは実測された段階で表示又は更新される。総量80も同様である。
鑑査用画像68は、複数の分注工程の実行に際して取得された複数の容器画像86を水平方向に連結してなるものであって、個々の容器画像は投薬ボトルの全体画像又は部分画像である。いずれの場合にも投薬ボトルの外表面に成形された目盛りが映り込むように画像が取得され、あるいは画像の加工が行われる。ここで、符号86Aは、規定分注後(注ぎ足し分注前)の容器画像を示している。符号88で示す数字は分注工程を示している。個々の投薬画像86は、動画像として表示され、つまり分注動作の過程を動画として観察可能である。各水薬の分注完了後において動画像がフリーズされ、あるいはその後においては別途取得された静止画像が表示される。単一の容器画像が動画像として表示されてもよい。
鑑査用画像68によれば、分注進行中においてあるいは分注完了後において、個々の分注工程が的確に実行されたことを液面レベルの推移(又は位置)として容易に確認することができる。例えば、分注量に不足が生じた場合、それがどの段階でどの程度生じたのかを直ちに特定可能である。また、異物や泡立ちが生じた場合、それがどの段階でどの程度生じたのかを直ちに特定可能である。
水平ライン列90は、図示の例において、等間隔で上下方向に並んだ複数の水平ラインからなり、それらは容器画像内に映り込んでいる目盛り(実目盛り)を構成する複数の水平線上に描かれている。目盛りが目視上、あまり明瞭に表現されていないような場合でも、それらの水平ラインの表示によって個々の段階における液量を明確に認識することができる。符号92で示すように、各水平ラインに付随して液量が数値表示されている。符号94は各分注工程での分注量を示している。それは重量センサに基づく実績値であるのが望ましいが、指示値であってもよい。
規定分注(自動分注)完了時点での液面レベルを示す容器画像86Aにおいては、液面レベル100が目盛り上における特定の水平線102よりも下がっている。その時点での総量が正確なものであったとしても、そのような状態にある投薬ボトルを患者に手渡すと、患者において不安感が生じる可能性があり、あるいは、薬剤師に対する不信感が生じる可能性がある。そこで、本実施形態においては、画面64内に賦形剤注ぎ足しを指示するためのボタン(アイコン)104が表示されており、ユーザーによる、そこへのタッチ入力によって、賦形剤を継ぎ足すことが可能である。具体的には、ボタン104に対する操作が認識されると、投薬ボトル内へ賦形剤を単位量注入する制御が実行される。その場合、賦形剤の注ぎ足し過程を動画像として観察可能であり、注ぎ足し後の液面レベルが未だ目標レベル(特定の水平線あるいはそれを超えるレベル)まで到達していない場合には、更にボタン104へタッチ入力を行うことにより、投薬ボトル内へ単位量の賦形剤を更に注入することができる。動画像を見ながら、このような過程を必要回数繰り返すことにより、投薬ボトル内の液量を所望のものにすることができる。単位量の注ぎ足しごとに、賦形剤の分注量を示す数値が更新される。すなわち、符号84で示す賦形剤分注量が更新され、それと同時に、総量80、最終分注工程に対応する6番目の分注量94及び累計96も更新される。なお、注ぎ足し分注の開始前に、賦形剤分注ポジションに投薬ボトルが位置決められる。但し、直前に賦形剤分注が行われている場合には投薬ボトルの搬送は不要となる。
一回の注ぎ足し操作によって注入される量(単位量)をユーザーにおいて可変設定できるように構成するのが望ましい。ボタン104の上部には符号106で示すように単位量が数値として表示されている。後に説明するように、互いに異なる単位量の注入を指示する複数のボタンを設けるようにしてもよい。また、複数種類の賦形剤がセットされている場合、継ぎ足す賦形剤の種別を選択できるように構成してもよい。更にボタン104が押されている時間長に相当する分の賦形剤が注入されるようにしてもよい。
図4には、段階的な注ぎ足しによる液面レベルの段階的な上昇が示されている。(A)は注ぎ足し開始前の投薬ボトル108Aを示し、(B)は1回目の注ぎ足し後の投薬ボトル108Bを示し、(C)は2回目の注ぎ足し後の投薬ボトル108Cを示し、(D)は3回目の注ぎ足し後の投薬ボトル108Dを示している。段階的な注ぎ足しにより、当初の液面レベル110が、符号112で示すレベル、符号114で示すレベル,符号116で示すレベルに、段階的に上昇している。レベル差Δhは単位量に相当し、つまりそれは単位量の賦形剤を注入することによる液面レベル変化である。最終的な液面レベル116は、目標水平線118を僅かに超えている。
図5には、必要な回数分の注ぎ足し分注が完了した後の鑑査用画像68Aが示されている。符号120で示すように、最後の容器画像86Aにおいて、液面レベルが上昇しており(図3も参照のこと)、現在の液面レベル124は目標水平線122にほぼ一致している。鑑査用画像68Aの生成に際して、注ぎ足し分注工程を示す容器画像を別途加えるようにしてもよい。そのような構成によれば、注ぎ足し前の状態と注ぎ足し後の状態を直接的に比較することが可能となる。
図6には、投薬ボトルの一例が示されている。投薬ボトル126には複数の目盛り128,130,132が設けられている。それらは投薬ボトル126の外表面上における周囲方向に並んでおり、それぞれの単位は異なっている。例えばml単位の目盛りや日数単位の目盛りが設けられている。したがって、鑑査用の画像の取得に際しては、処方箋に対応したあるいは分注条件に対応した目盛りを選択する必要があり、またその目盛りを含む画像部分が切り出される必要がある。本実施形態においては、水薬調剤装置においてボトルの種別が特定され、且つ、処方箋データにしたがって投薬単位が認識されると、容器画像内において特定の目盛りを含む切り出し領域が特定されている。つまり、投薬画像として対象目盛りを含んだ部分画像が生成されている。
図7には投薬ボトルセットの例が示されている。投薬ボトル126の上部126Aにはキャップ134が設けられており、それを包み込むように計量カップ136が取付けられている。計量カップ136は、個々の投薬時において患者自身が計量を行うためのものである。投薬ボトル126を水薬調剤装置にセットする場合に、計量カップ136は取り外され、またキャップ134も取り外される。
なお、目盛りは複数の水平線からなり、それらは上下方向に一定の間隔をもって配列されている。各水平線は凹部又は凸部として構成され、あるいは印刷によって描かれたものである。粗面加工等によって水平線が表示されることもある。
図8には、図1に示した装置の動作例がフローチャートして示されている。S10においては、注ぎ足し単位量の変更を行うか否かが判断される。ユーザーにおいて、そのような変更を行わないと判断された場合、S12において、注ぎ足し単位量としてデフォルト値が設定される。一方、注ぎ足し単位量の変更が必要な場合、S14において注ぎ足し単位量としてユーザーにより指定された値が設定される。S16においては、図3に示したような画像の表示が開始される。S18においては1又は複数の水薬についての分注が実行される。その分注は処方箋データに基づいて行われるものであり、それは規定分注と称することができる。規定分注の中に、賦形剤の分注が含まれてもよい。例えば、小数値を解消して整数値に揃えるために賦形剤が加えられるが、そのような賦形剤の分注が規定分注の中に含まれてもよい。
規定分注が完了すると、S20において、注ぎ足し分注の要否がユーザーにおいて判断される。すなわち、規定分注を構成する複数の分注工程の段階的な実行に伴い、図3に示したように鑑査用画像が表示され、すなわち各分注工程で撮影された容器画像が表示される。最後の分注工程の完了後の状態を表す容器画像において、そこに含まれている目盛り内の特定の水平線(目標水平線)と実際の液面レベルとが目視により比較され、これにより見掛け上の液量不足の有無が判断される。見掛け上の液量不足を解消するため、注ぎ足し分注が必要と判断されれば、図3に示した所定のボタンがユーザーにより操作される。すると、S22において単位量の賦形剤が投薬容器内に分注される。もちろん、それに先立って、必要であれば、投薬ボトルを賦形剤の分注ポジションに位置決める搬送制御が実行される。賦形剤の注ぎ足し1回分が終了すると、その1回分の量を反映させるために、賦形剤の分注量や累積値が更新される。S24においては、鑑査用画像を観察したユーザーにおいて総量が適切なものであるか否かが判断される。
S24において、鑑査結果に対して妥当性を欠くと判断された場合、所定のNGボタンが操作され、それを契機としてエラー処理が実行される。例えば再度の分注処理等が実行される。S26においては鑑査画像等の画像の表示が終了する。必要に応じて、鑑査画像が電子データとして記録される。
したがって、上記の動作例によれば、所定のボタンを必要回数操作することにより、必要量の賦形剤を投薬ボトル内に注入して、見掛け上の液量不足を簡便かつ迅速に解消することができる。これによって、患者において不安感等が生じることを未然に防止することが可能となる。
図9には、第2表示例が示されている。表示画面64Aには、拡大表示を指示するためのボタン135が含まれており、それに対して操作を行うと、ポップアップ画像136が画面上に表示される。当該画像136は投薬ボトルの一部を表した拡大画像137を含んでいる。その拡大画像137は液面付近を拡大して表したものである。すなわち、鑑査用画像68において、最後の分注工程の実行後に表示された容器画像86Aにおいては、目標とする水平線106に対して実際の液面レベル104が下がっており、これを解消するために賦形剤の注ぎ足し分注が実行されるが、それに先立って拡大画像137を表示させることにより、目標とする水平線と液面レベルとの位置関係をより明瞭に表示することが可能となる。
このような拡大画像137は動画像として表示され、注ぎ足し分注を実行していくと、液面レベルの上方移動を動画像として観察することが可能である。拡大画像137の表示が不要となった場合には所定のボタン138を操作すればよい。
ちなみに、賦形剤の注ぎ足し分注を指示する場合、所定のボタン104が操作される。所定のボタン104の上方にはそれに隣接して表示欄106が設けられ、そこには1回の注ぎ足し分注で加えられる単位量が数値として表示されている。
図10には第3表示例が示されている。表示画面64B上には、薬剤リスト140が表示されている。ここで符号142は規定分注に含まれる賦形剤の分注を表しており、符号144は注ぎ足し分注としての賦形剤の分注を表している。それぞれごとに分注量が数値で表示されている。145は賦形剤についての規定分注及び注ぎ足し分注の総和を数値として表示する欄である。
鑑査用画像146は、図10に示す例において、単一の容器画像により構成されており、それは動画像である。図示の例においては、符号148で示される容器画像の一部分が符号150で示されるように拡大画像として表示されている。図9に示した表示例と同じように、このような拡大画像150を表示することにより、実際の液面レベルと目盛りとの関係を明確に認識することが可能である。
図11には第4表示例が示されている。表示画面64C上には注ぎ足し用の第1ボタン104Aと第2ボタン104Bとが含まれている。第1ボタン104Aの上部にはそれに隣接して単位量を表す表示106Aが設けられており、これと同様に、第2ボタン104Bの上方にはそれに隣接して単位量を表す表示106Bが設けられている。それぞれの単位量は異なっており、すなわち多めの注ぎ足し及び少なめの注ぎ足しのいずれかを選択して装置に対して指示することが可能である。それぞれの単位量についてはユーザーにおいて事前に登録できるように構成するのが望ましい。
注ぎ足しの要否を判断する容器画像の表示にあたって、画像解析により液面レベルを検出し、その液面レベルを基準として、単位量及び容器種別から注ぎ足し後の液面レベルを推定し、それを表すラインを表示するようにしてもよい。これによれば、注ぎ足し前に注ぎ足し後の液面レベルをおよそ把握できるから、過剰な注ぎ足し等を防止できるという利点を得られる。また、2つの単位量が設定されている場合、それぞれの単位量に応じたラインを表示させることにより、いずれのボタンを選択した方がよいのかを事前に判断できるという利点を得られる。
上記実施形態においては、注ぎ足しの要否が容器画像を介してユーザーにおいて判断されていたが、例えば投薬ボトルが観察可能な態様で設置されるような水薬調剤装置の構成が採用されている場合、目盛りと液面レベルとを直接的に目視して、その目視結果に基づいて注ぎ足しの要否を判断するようにしてもよい。またそのような観察により注ぎ足し量を判断するようにしてもよい。そのような場合においても、自動分注が行われた結果に対して半自動分注による事後調整を適用して、それぞれの利点を生かした調剤プロセスを実現できるという利点が得られる。
10 水薬調剤装置、12,14,16 分注ユニット、18 搬送機構、20 可動体、22 投薬ボトル、62 注ぎ足し制御部、66 薬剤リスト、68 鑑査画像(鑑査用画像)。

Claims (8)

  1. 目盛りを有する投薬容器と、
    ユーザーにより賦形剤の注ぎ足しを指示するための指示手段と、
    前記投薬容器に対して1又は複数の水薬を分注する規定分注を制御すると共に、前記規定分注後において前記投薬容器の目盛りと前記投薬容器内の液面レベルとを比較した前記ユーザーによって前記賦形剤の注ぎ足しが指示された場合に、前記投薬容器に対して前記賦形剤を継ぎ足して前記投薬容器内の液面レベルを上昇させる注ぎ足し分注を制御する制御手段と、
    を含むことを特徴とする水薬調剤装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記投薬容器を撮像して容器画像を取得する撮像手段と、
    前記容器画像を表示する表示手段と、
    を含み、
    前記表示手段には、前記容器画像として、少なくとも前記注ぎ足し分注前の投薬容器を表す画像と前記注ぎ足し分注後の投薬容器を表す画像とが表示される、ことを特徴とする水薬調剤装置。
  3. 請求項2記載の装置において、
    前記注ぎ足し分注の実行過程において前記容器画像が動画像として表示される、ことを特徴とする水薬調剤装置。
  4. 請求項2記載の装置において、
    前記表示手段には、前記容器画像として、前記投薬容器を全体的に表す通常画像、及び、前記投薬容器内の液面レベル付近を表す拡大画像と、が表示される、ことを特徴とする水薬調剤装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記指示手段に対する1回の注ぎ足し指示により前記投薬容器に対して単位量の注ぎ足しが行われ、
    前記指示手段に対して注ぎ足し指示を繰り返すことにより、注ぎ足し指示数に相当する量の賦形剤が注ぎ足される、ことを特徴とする水薬調剤装置。
  6. 請求項5記載の装置において、
    前記単位量を可変設定する手段を含む、ことを特徴とする水薬調剤装置。
  7. 請求項5記載の装置において、
    前記指示手段は、
    第1単位量の注ぎ足しを指示するための第1指示手段と、
    前記第1単位量とは異なる第2単位量の注ぎ足しを指示するための第2指示手段と、
    を含むことを特徴とする水薬調剤装置。
  8. 請求項1記載の装置において、
    前記制御手段は、前記ユーザーが前記指示手段を操作した時間長に応じて注ぎ足し量を可変設定する、ことを特徴とする水薬調剤装置。
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