JP2013183271A - クロックデータリカバリ回路 - Google Patents

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Hiroyuki Nakano
博之 中野
Hideo Nagano
英生 長野
Keisuke Aoyanagi
圭祐 青柳
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Abstract

【課題】ロックが外れた場合に、短時間でリカバリすることができるクロックデータリカバリ回路を提供する。
【解決手段】調整回路58は、第1のモードにおいて、所定の基準クロック信号を用いてクロック信号を所望の周波数にロックさせ、第1のモードの後の第2のモードにおいてクロック信号をデータ信号に位相同期させる。ロック外れ検出制御部1は、第2のモードの実行中において、クロック信号の周波数ロック外れを検出したときに、調整回路58にデータ信号とクロック信号との位相比較を行なわせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、クロックデータリカバリ回路に関する。
近年、製品のインタフェース速度が高速化しており、高速シリアル通信を使ったデータ伝送システムの開発が進んでいる。このようなシステムの場合、伝送信号はデータのみであり、受信側でデータに同期したクロックを再生し、データを抽出する必要がある。入力データと内部クロックとの位相は同期していないことから、データを抽出するためにクロックデータリカバリ(Clock Data Recovery:CDR)回路が一般的に用いられている(たとえば特許文献1参照)。
クロックデータリカバリ回路は、シリアル伝送される入力データに対して位相および周波数の合った再生クロックを抽出し、該再生クロックにより入力データのリタイミングを行なう。
特開2003−60628号公報
ところで、突発的なノイズなどによって、ロックが外れた場合には、リカバリさせる必要がある。
特許文献1では、このようなリカバリのために、スキュー補正装置といった複雑な構成を追加しなければならず、スキュー補正用データパターンを送信側に送信させる必要があり、処理が複雑となる。
それゆえに、本発明の目的は、ロックが外れた場合に、短時間でリカバリすることができるクロックデータリカバリ回路を提供することである。
本発明の一実施形態のクロックデータリカバリ回路は、リンクトレーニング期間である第1のモードに続く第2のモードの実行中において、クロック信号の周波数ロック外れを検出したときに、調整回路にデータ信号とクロック信号との位相比較を行なわせる制御回路を備える。
本発明の一実施形態によれば、VCOの周波数ロック外れが検出された場合に、もう一度第1のモードからやり直す必要がないので、クロックデータリカバリ回路のスループットが落ちるのを防止できる。
本実施の形態のデータ伝送システムの構成例を示すブロック図である。 送信側インタフェースと受信側インタフェースとを説明するための図である。 第1の実施形態におけるCDR回路50の構成を表わす図である。 図3のCDR回路50の動作例を示したタイミングチャートである。 第2の実施形態の受信側インタフェースの構成を表わす図である。 第3の実施形態の受信側インタフェースの構成を表わす図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施の形態のデータ伝送システムの構成例を示すブロック図である。
図1を参照して、データ伝送システムは、画像処理装置10と、タイミングコントローラチップ30と、フラットパネルディスプレイ40とから構成される。
画像処理装置10は、図示しない入力端子から与えられるビデオデータを受信して出力するためのレシーバ部として、受信したアナログビデオデータをデジタル信号に変換するADC(Analog Digital Converter)102と、HDMI(High Definition Multimedia
Interface)104と、DVI(Digital Visual Interface)106とを含む。
画像処理装置10は、さらに、DTV(Digital Television)エンジン108と、送信側インタフェース110とを備える。
DTVエンジン108は、レシーバ部から出力されたビデオデータを表示のための信号に変換して出力する。
送信側インタフェース110は、DTVエンジン108から入力されるビデオデータのパラレル信号をシリアル信号に変換し、シリアル信号を出力する。
対応するLVDS送信部から差動振幅信号として出力される電流を電圧として受信するLVDS受信器と、LVDS受信器から出力されるビデオデータのシリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル・パラレル変換回路とを含む。
タイミングコントローラチップ30は、受信側インタフェース300と、タイミングコントローラ(TCON)308と、LVDS送信部310とをさらに含む。
受信側インタフェース300は、送信側インタフェース110から送信されたシリアル信号を受信する。受信側インタフェース300は、CDR回路50を含む。
CDR回路50は、受信したシリアル信号から再生クロックを抽出してタイミングコントローラ308へ出力する。
タイミングコントローラ308は、受信側インタフェース300から出力されるビデオデータを、CDR回路50で生成された再生クロックのタイミングに基づいて、LVDS送信部310を介してフラットパネルディスプレイ40へ出力する。
フラットパネルディスプレイ40は、LVDS受信部400を介してタイミングコントローラ308によりタイミング制御されたビデオデータを受けて液晶パネル402に画像を表示させる。
図2を参照して、送信側インタフェース110は、装置間を送信する信号の基準クロック信号CLKrおよびデータ信号DATAを多重化する。
受信側インタフェース300は、送信側インタフェース110から出力される信号を受信する。この受信側インタフェース300は、CDR回路50を含む。CDR回路50は、シリアル信号を受信して、データ信号DATAに同期したクロック信号CLKを生成する。CDR回路50は、生成したクロック信号CLKをデータ信号DATAとともに出力する。
図3は、第1の実施形態におけるCDR回路50の構成を表わす図である。
図3に示すように、CDR回路50は、エッジ検出回路(ED)90と、周波数位相比較器(FPD)60と、チャージポンプ回路(CP)92と、ループフィルタ(LPF)94と、VCO70と、ロック外れ検出制御部1と、ロック検出回路(LD1)66と、とを備える。
ロック外れ検出制御部1は、自走発振VCO5と、分周器2と、入力信号周波数カウンタ3および入力信号周波数ラッチ4からなる検出保持部150と、分周器6と、VCO周波数カウンタ7と、位相比較制御回路8とを備える。
周波数位相比較器60、チャージポンプ回路92、ループフィルタ94、VCO70は、基準クロック信号CLKrとVCO70の出力クロック信号CLKとの位相および周波数の比較を行ない、該比較結果に応じてVCO70からの出力クロック信号CLKの周波数を調整する調整回路58を構成する。
CDR回路50は、通常動作モードとLTモードの2つのモードで動作する。
以下に、LTモードおよび通常動作モードにおけるCDR回路の動作を説明する。
(LTモード)
LTモードの実行時には、送信側インタフェース110が所定の基準クロック信号CLKrを生成して受信側インタフェース300へ送信する。ここで、所定の基準クロック信号CLKrは、ハイレベルとロウレベルとが交互に繰返されるクロックパターン(D10.2パターン)である。
受信側インタフェース300のCDR回路50は、周波数ループ58を用いて動作する。周波数ループ58では、基準クロック信号CLKrを使ってVCO70を通常動作周波数にロックさせる。
具体的には、周波数位相比較器60は、送信側インタフェース110からの基準クロック信号CLKrとVCO70の出力クロック信号CLKとの位相および周波数を比較し、これらの信号の周波数および位相差に応じたデューティの誤差パルス信号(UP信号、DOWN信号)を出力する。
チャージポンプ回路(CP)92は、誤差パルス信号に応じてループフィルタ94に出力する電圧を上昇または下降させる。ループフィルタ94は、チャージポンプ回路92により変更されるDC電圧に重畳された高域成分を除去し、シングルエンドのVCO制御電圧として、VCO70に入力する。
VCO70は、ループフィルタ94からのVCO制御電圧に対応する発振周波数を発生させる。VCO70は、発生させた発振周波数のクロック信号CLKを、シングルエンドにより、外部に出力するとともに、周波数位相比較器60に出力する。
また、上記動作と並行して、ロックはずれを検出するために、基準クロック信号CLKrの周波数を記憶する処理が行われる。すなわち、分周器2は、基準クロック信号CLKrを分周比Nで分周する。入力周波数カウンタ13は、自走発振VCOから出力される内部基準クロックICLKを使用して、N分周された基準クロック信号CLKrの周波数をカウントして入力信号周波数ラッチ4へ出力する。入力信号周波数ラッチ4は、LTモード時には、入力された周波数で記憶しているデータを更新する。
VCO70が所望の周波数でロックしたときに、ロック検出回路66は、ロック信号FLOCKをLレベルからHレベルに立上げる。ロック検出回路66は、このロック信号FLOCKをLTモード終了フラグとして、送信側インタフェース110に出力する。送信側インタフェース110は、LTモード終了フラグを受けると、データ伝送システムを通常動作モードに切替える。
(通常動作モード)
通常動作モードの実行時、送信側インタフェース110は、基準クロック信号CLKrに代えて、実際のビデオデータをエンコードして生成されたデータ信号DATAを受信側インタフェース300に送信する。
ここで、データ信号DATAは、基準クロック信号CLKrのようにロウレベルとハイレベルとが交互に繰返されるクロックパターンではなく、連続したロウベル、または連続したハイレベルを含み得る。そのため、上述した周波数ループ58では、VCO70のロックが外れてしまう可能性がある。
エッジ検出回路(ED)90は、入力されるデータ信号DATAの信号レベルが変化する変化点、たとえばデータ信号DATAがLレベルからHレベルへの立上りエッジを検出する。エッジ検出回路90は、データ信号DATAの立上りエッジを検出すると、周波数位相比較器60をイネーブルとするための第1のイネーブル信号EN1を生成して、周波数位相比較器60へ出力する。このように立上りエッジを検出するようにした理由は、実際のビデオデータでは、位相の遷移が常時あるわけではなく、「H」レベルが連続したり、「L」レベルが連続したりする場合がある。このような場合にも、位相を調整したのでは、VCO70の周波数ロックが外れてしまうことがあるからである。
周波数位相比較器60は、第1のイネーブル信号EN1を受けると、VCO70の出力クロック信号CLKとの位相および周波数を比較し、これらの信号の周波数および位相差に応じたデューティの誤差パルス信号(UP信号、DOWN信号)を出力する。
チャージポンプ回路(CP)92は、誤差パルス信号に応じてループフィルタ94に出力する電圧を上昇または下降させる。ループフィルタ94は、チャージポンプ回路92により変更されるDC電圧に重畳された高域成分を除去し、シングルエンドのVCO制御電圧として、VCO70に入力する。
VCO70は、ループフィルタ94からのVCO制御電圧に対応する発振周波数を発生させる。VCO70は、発生させた発振周波数のクロック信号CLKを、シングルエンドにより、外部に出力するとともに、周波数位相比較器60に出力する。
また、上記動作と並行して、VCO70の周波数ロックの外れを検出する処理が実行される。通常動作モードでは、データ信号DATAはランダムなデータのため、HレベルもしくはLレベルが連続するパターンもあり、位相の遷移がD10.2パターンのように常時あるわけではない。このようなランダムパターンが入力されて、エッジが検出されたときのみ位相比較が行われるとすると、仮にVCO70の出力クロックがノイズなどの影響でちょうど1/2の周波数になったときにも位相さえあっていれば、周波数ロックの外れを検出することができないからである。1/3、1/4の周波数のときにも同様である。このよう周波数ロックの外れに陥った場合に対応するために以下の処理が行われる。
分周器6は、VCO70から出力されるクロック信号CLKを分周比Nで分周する。
VCO周波数カウンタ7は、自走発振VCOから出力される内部基準クロックICLKを使用して、VCO70の出力クロックCLKをN分周したクロックの周波数をカウントする。
位相比較制御回路8は、入力信号周波数ラッチ4に保持されたN分周された基準クロック信号CLKrの周波数(f1)と、VCO周波数カウンタ7に保持されたVCO70の出力クロックCLKをN分周したクロックの周波数(f2)とを比較する。
位相比較制御回路8は、周波数f1と周波数f2とが相違する場合には、周波数位相比較器60をイネーブルとするための第2のイネーブル信号EN2を生成して、周波数位相比較器60へ出力する。
周波数位相比較器60は、第1のイネーブル信号EN1を受けると、VCO70の出力クロック信号CLKとの位相および周波数を比較し、これらの信号の周波数および位相差に応じたデューティの誤差パルス信号(UP信号、DOWN信号)を出力する。
チャージポンプ回路(CP)92は、誤差パルス信号に応じてループフィルタ94に出力する電圧を上昇または下降させる。ループフィルタ94は、チャージポンプ回路92により変更されるDC電圧に重畳された高域成分を除去し、シングルエンドのVCO制御電圧として、VCO70に入力する。
VCO70は、ループフィルタ94からのVCO制御電圧に対応する発振周波数を発生させる。VCO70は、発生させた発振周波数のクロック信号CLKを、シングルエンドにより、外部に出力するとともに、周波数位相比較器60に出力する。
また、上記動作と並行して、分周器2は、基準クロック信号CLKrを分周比Nで分周する。入力周波数カウンタ13は、自走発振VCOから出力される内部基準クロックICLKを使用して、N分周された基準クロック信号CLKrの周波数をカウントして入力信号周波数ラッチ4へ出力する。入力信号周波数ラッチ4は、通常動作モード時には、入力された周波数で記憶されたデータを更新しない。ここで、入力周波数カウンタ13は、N分周された基準クロック信号CLKrの周波数が「0」のときには、周波数位相比較器60の動作を停止する。
(タイミングチャート)
図4は、図3のCDR回路50の動作例を示したタイミングチャートである。
図4を参照して、LTモードでは、ロウレベルとハイレベルとが交互に繰返される基準クロック信号CLKrと、VCO70から出力されるクロック信号CLKとの周波数が比較され、該周波数差に応じてVCO70が制御されることにより、VCO70の出力クロック信号CLKを通常動作周波数にロックさせることができる。
一方、通常動作モードでは、図4に示すようなランダムなデータ信号DATAが周波数位相比較器60に入力される。エッジ検出回路90は、データ信号DATAの立上り(図中のタイミングt11,t12)を検出すると、Hレベルに活性化されたエッジ検出信号を周波数位相比較器60に出力する。
周波数位相比較器60は、エッジ検出信号がHレベルとなったときにイネーブルとなり、データ信号DATAと、分周器72で分周されたクロック信号CLKとの位相を比較し、これらの信号の位相差に応じたデューティの誤差パルス信号(UP信号、DOWN信号)を出力する。
インタフェースに8B10Bエンコードシステムを採用しているため、6データに1回は必ずデータの遷移が保証されている。そのため、位相ロックが外れ続けるということはなく、定期的に位相ロックがかかる。よって、入力データ信号DATAとクロック信号CLKとの位相関係を保つことができる。また、データ信号DATAの立上りをトリガとして周波数位相比較器60が動作するため、データ信号DATAがハイレベルまたはロウレベルが連続する信号であっても、位相ロックが外れるのを防止することができる。しかしながら、上述のように周波数ロックが外れた場合に、それを検出して、強制的に周波数位相比較器60が動作するようにロック外れ検出制御部1が設けられている。
以上のように、本実施の形態では、LTモード時に取得した基準クロックCLKrの周波数を記憶しておき、これを参照することによって、通常動作モードでのVCOの周波数ロック外れを検出する。さらにVCOの周波数ロック外れを検出した場合に、周波数位相比較器60に周波数および位相の比較をさせる。これによって、VCOの周波数ロック外れを簡易に検出できるとともに、周波数ロック外れが検出された場合に、従来のように、もう一度LTモードからやり直す必要がないので、CDR回路のスループットが落ちるのを防止できる。
[第2の実施形態]
図5は、第2の実施形態の受信側インタフェースの構成を表わす図である。
この受信側インタフェース310は、CDR回路21と、分周器22と、PLL(Phase Locked Loop)回路23と、分周器24と、最適値テーブル記憶部26と、分周比設定部25とを備える。
CDR回路21から出力されるクロックCDRCLKのレートは固定されるのに対して、タイミングコントローラ308へ供給するクロックは伝送する映像信号に応じて変化する。映像信号に応じたクロックを再生するためにPLL回路23が用いられている。
CDR回路21として、たとえば第1の実施形態で説明したCDR回路50を用いることができる。
分周器22は、CDR回路21から出力されるクロックCDRCLKを分周比設定部25で設定された分周比で分周する。
PLL回路23は、位相比較器、チャージポンプ、フィルタ、VCOを含み、分周器22から出力される信号の周波数のM倍(分周器24の分周比)の周波数のクロックPixel_Clockを生成する。
分周器24は、PLL回路23から出力されるクロックPixel_Clockを分周比設定部25で設定された分周比で分周して、PLL回路23へフィードバックする。
最適値テーブル記憶部26は、MvidおよびNvidの組み合わせに対して、分周器22および分周器24の分周比を定めたテーブルを記憶する。
分周比設定部25は、最適値テーブルを参照して、CDR回路21から出力されるNvidに対応する分周器22の分周比N、CDR回路21から出力されるMvidに対応する分周器24の分周比Mを設定する。
たとえば、CDR回路21に入力される信号の周波数が324Mhzで、PLL回路23の出力先のタイミングコントローラ308(図1)で要求されるクロックPixel_Clockが74.25MHzの場合には、CDR21からは、Nvidとして1360、Mvidとして297が与えられ。このような場合に、分周器22にNvidの値である「1360」を分周比として与えて、「1360」分周させ、分周器23にMvidの値である「297」を分周比として与えて、「297」分周させると、PLL回路23かた出力されクロックPixel_Clockを74.25MHzにすることができる。しかし、このように分周器22および分周器24の分周比を大きな値に設定すると、クロックixel_Clockのジッタが大きくなるという問題がある。
本実施の形態では、分周器22および分周器24の分周比をこのような大きな値に設定しないようにする。すなわち、タイミングコントローラ308(図1)で要求されるクロックPixel_Clockが74.25MHzである場合に、多少ずれたクロックPixel_Clock(たとえば81MHz)を供給しても、LCDパネル402での表示上問題とならないことが多い。そこで、最適値テーブルを用いて、クロックPixel_Clockの周波数のずれが問題とならない範囲で、分周器22および分周器24の分周比を操作する。この場合、最適値テーブルには、MvidおよびNvidが「297」、「1360」である組み合わせに対して、分周比N=4、分周比M=1が定められているものとする。分周比設定部25は、分周器22の分周比Nを「4」に設定し、分周器23の分周比Mを「1」に設定する。これにより、PLL回路23から出力されるクロックPixel_Clockを81MHzにする。これにより、クロックPixel_Clockの周囲数を問題とならない程度にずらした上で、分周器22および分周器23の分周比を小さくすることができるので、クロックixel_Clockのジッタが大きくなるという問題を解決することができる。
[第3の実施形態]
図6は、第3の実施形態の受信側インタフェースの構成を表わす図である。
この受信側インタフェース320は、受信側インタフェース310に含まれていたPLL回路23および分周器24を備えない。
最適値テーブル記憶部126は、MvidおよびNvidの組み合わせに対して、分周器122の分周比を定めたテーブルを記憶する。
分周比設定部125は、最適値テーブルを参照して、CDR回路21から出力されるNvidに対応する分周器122の分周比Nを設定する。
第2の実施形態の例のように、この最適値テーブルには、MvidおよびNvidが「297」、「1360」である組み合わせに対して、分周比N=4が定められているものとする。分周比設定部125は、分周器122の分周比を「4」に設定する。
第3の実施形態では、第2の実施形態で必要としたPLL回路23と分周器24を含まないので、第2の実施形態よりも、受信側インタフェースの回路面積を小さくすることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ロック外れ検出制御部、2,6,22,24,122 分周器、3 入力信号周波数カウンタ、4 入力信号周波数ラッチ、5 自走発振VCO、7 VCO周波数カウンタ、8 位相比較制御回路、23 PLL回路、25,125 分周比設定部、26,126 最適値テーブル、10 画像処理装置、30 タイミングコントローラチップ、40 フラットパネルディスプレイ、50,21 CDR回路、60 FPD、66 LD、70 VCO、90 ED、92 CP、94 LPF、102 ADC、104 HDMI、106 DVI、108 DTVエンジン、110 送信側インタフェース、300,310,320 受信側インタフェース、308 TCON,310 LVDS_Tx,400 LVDS_Rx,402 LCDパネル、58 調整回路。

Claims (6)

  1. シリアル伝送されたデータ信号からパラレルデータを抽出するためのクロック信号を生成して出力するクロックデータリカバリ回路であって、
    第1のモードにおいて、所定の基準クロック信号を用いて前記クロック信号を所望の周波数にロックさせ、前記第1のモードの後の第2のモードにおいて前記クロック信号を前記データ信号に位相同期させる調整回路と、
    前記第2のモードの実行中において、前記クロック信号の周波数ロック外れを検出したときに、前記調整回路に前記データ信号と前記クロック信号との位相比較を行なわせる制御回路とを備える、クロックデータリカバリ回路。
  2. 前記制御回路は、前記第1のモード時に、前記所定の基準クロック信号の周波数を表わす特性を検出し、前記第2のモード時に、前記クロック信号の周波数を表わす特性を検出し、両者が異なる場合に、前記調整回路に前記データ信号と前記クロック信号との位相比較を行なわせる、請求項1記載のクロックデータリカバリ回路。
  3. 前記調整回路は、
    入力された制御電圧に応じて発振動作が制御され、前記クロック信号を生成して出力する電圧制御発振回路と、
    入力された信号を平滑化して前記制御電圧を生成し前記電圧制御発振回路に出力する平滑回路と、
    誤差パルス信号に応じて前記平滑回路に出力する電圧を上昇または下降させるチャージポンプ回路と、
    入力される前記データ信号または前記基準クロック信号との周波数位相比較を行ない、前記比較結果に応じたデューティの誤差パルスを前記チャージポンプ回路に出力する周波数位相比較回路とを含む、請求項2記載のクロックデータリカバリ回路。
  4. 前記制御回路は、
    前記第1のモード時に、前記基準クロック信号を受けて、所定の分周比で分周する第1の分周器と、
    前記第1のモード時に、内部基準クロックに従って、前記第1の分周器から出力される信号の周波数をカウントする第1のカウンタを含み、前記第1のカウンタでカウントされた周波数をモードが変化しても保持し続ける検出保持部と、
    前記第2のモード時に、前記クロック信号を受けて、所定の分周比で分周する第2の分周器と、
    前記第2のモード時に、前記内部基準クロックに従って、前記第2の分周器から出力される信号の周波数をカウントする第2のカウンタと、
    前記第2のモード時に、前記検出保持部で保持された周波数と前記第2のカウンタの周波数とを比較して、相違する場合に、前記調整回路に前記データ信号と前記クロック信号との位相比較を行なわせる信号を出力する比較制御回路とを含む、請求項3記載のクロックデータリカバリ回路。
  5. 前記第1の分周器は、前記第2のモード時に、前記データ信号を受けて、前記所定の分周比で分周し、
    前記第1のカウンタは、前記第2のモード時に、前記第1の分周器から出力される信号の周波数をカウントし、
    前記検出保持部は、さらに、
    前記第1のモード時に、前記第1のカウンタでカウントされた周波数で保持する値を更新し、前記第2のモードでは、保持する値を変更しないラッチを備え、
    前記比較制御回路は、前記第2のモード時に、前記ラッチで記憶された周波数と前記第2のカウンタの周波数とを比較し、
    前記第1のカウンタは、前記第2のモード時に、カウントした周波数が「0」のときに、前記周波数位相比較回路の動作を停止させる、請求項4記載のクロックデータリカバリ回路。
  6. 前記クロックデータリカバリ回路は、さらに、
    前記第2のモードの実行中において、前記データ信号が所定の信号レベルへ変化したことを検出したときに、前記調整回路に前記データ信号と前記クロック信号との位相比較を行なわせるエッジ検出回路を備える、請求項1記載のクロックデータリカバリ回路。
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CN110289850A (zh) * 2019-05-14 2019-09-27 中国人民解放军战略支援部队信息工程大学 基于恢复时钟与本地时钟的数据监测电路、系统和方法
JP2021068968A (ja) * 2019-10-21 2021-04-30 富士通株式会社 伝送システム、伝送装置、及びクロック同期方法

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