JP2013183222A - 画素処理装置、及び画素処理方法 - Google Patents

画素処理装置、及び画素処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理負担を軽減する。
【解決手段】記憶手段と、第1、第2の加算手段とを備え、記憶手段は異なる視差を有する複数の視差画像情報を表示可能な表示手段の表示領域に含まれる所定の画素に割り当てられる視差を示す視差初期値と、所定の画素に表示される視差画像情報の座標を示す座標初期値と、1の画素に割り当てられる視差を示す視差値から他の画素に割り当てられる視差値を算出するための視差差分と、1の画素に表示する視差画像情報の座標から他の画素に表示する視差画像情報の座標を算出するための座標差分とを記憶する。第1加算手段は視差初期値に視差差分を加算し、他の画素の視差値を算出した後、視差差分の加算を繰り返して、各画素に割り当てられる視差値を算出する。第2加算手段は、座標初期値に、座標差分を加算し、他の画素の座標を算出した後、座標差分の加算を繰り返して、各画素に割り当てられる視差画像情報の座標を算出する。
【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、画素処理装置、及び画素処理方法に関する。
従来から、立体視を実現するための様々な技術が提案されている。例えば、パララックスバリア方式やレンチキュラー方式は、立体視を実現するための眼鏡を装着せずに、ユーザの視差を用いて、立体視を実現している。
パララックスバリア方式やレンチキュラー方式では、異なる視差を有する複数の視差画像に含まれている画素を並べ替えて表示することで、ユーザに対する立体視を実現している。そして、画素の並べ替えを行うための基本アルゴリズムがいくつか提案されている。
C.V.Berkel, "Image preparation for 3D-LCD", Proc.SPIE, Stereoscopic Displays and Virtual Reality Systems, vol.3639, pp. 84-91, 1999
しかしながら、従来技術においては、除算や剰余を用いたアルゴリズムであることが多く、処理負担が大きいという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、処理負担を軽減する画素処理装置、及び画素処理方法を提案する。
実施形態の画素処理装置は、記憶手段と、第1の加算手段と、第2の加算手段と、を備える。記憶手段は、異なる視差を有する複数の視差画像情報を表示可能な表示手段の表示領域に含まれる所定の画素に割り当てられる視差を示す視差初期値と、所定の画素に表示される視差画像情報の座標を示す座標初期値と、1の画素に割り当てられる視差を示す視差値から他の画素に割り当てられる視差値を算出するための視差差分と、1の画素に表示する視差画像情報の座標から他の画素に表示する視差画像情報の座標を算出するための座標差分と、を記憶する。第1の加算手段は、視差初期値に、視差差分を加算し、所定の画素と異なる他の画素の視差値を算出した後、算出された視差値に視差差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる視差値を算出する。第2の加算手段は、座標初期値に、座標差分を加算し、所定の画素と異なる他の画素の座標を算出した後、算出された座標に座標差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる視差画像情報の座標を算出する。
図1は、第1の実施形態にかかるテレビジョン受信装置の構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかるテレビジョン受信装置が表示する視差画像(8×6画素)の例を示した図である。 図3は、第1の実施形態にかかる表示装置が備える表示パネル(16×12画素)の例を示した図である。 図4は、レンチキュラー方式の原理を示した図である。 図5は、図2に示した視差画像を、図3に示した表示装置に合わせた例を示した図である。 図6は、第1の実施形態にかかる画素変換部により補正された後の視差画像の表示例を示した図である。 図7は、第1の実施形態にかかる表示装置に配置されている各画素に割り当てられる視差を示した図である。 図8は、第1の実施形態にかかる表示装置に配置されている各画素に割り当てられる視差画像データの座標を示した図である。 図9は、従来のアルゴリズムを用いて実現した回路構成を示した図である。 図10は、第1の実施形態にかかる映像処理部の画素変換部に含まれる回路構成を示した図である。 図11は、12個の並列処理で実現する構成を示したブロック図である。 図12は、第1の実施形態の変形例にかかる映像処理部の画素変換部に含まれる回路構成を示した図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかるテレビジョン受信装置100の構成の一例を示す図である。図1に示すように、テレビジョン受信装置100は、入力側に放送波受信用のアンテナ11が接続されている。テレビジョン受信装置100のユーザは、テレビジョン受信装置100に設けられた操作部26又はリモートコントローラ28を介して、本装置の操作を行うことが可能となっている。
テレビジョン受信装置100は、受信したデジタルテレビジョン放送信号をデコードすることにより放送番組を表示し、ユーザは受信した放送番組を視聴できるようになっている。また、外部の表示装置や音声出力装置を利用して放送番組を視聴できるようにもなっており、受信した放送番組を記録することも可能である。
放送波受信用のアンテナ11で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子12を介して地上デジタル放送用のチューナ13に供給される。
チューナ13は、制御部16の制御に従い、所望のチャネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号を復調器14に出力する。復調器14は、制御部16の制御に従い、チューナ13で選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、復号器15に出力する。
復号器15は、制御部16の制御に従い、トランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号をデパケットすることにより得たPES(Packetized Elementary Stream)を信号処理部17内のSTDバッファ(図示せず)へ出力する。また、復号器15は、デジタル放送により送られているセクション情報を信号処理部17内のセクション部172へ出力する。ここで、信号処理部17は、デコーダ171とセクション部172とを備え、入力された信号の処理を行う。
デコーダ171は、テレビ視聴時には、復号器15から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部18及び音声処理部19に出力する。一方、番組録画時には、復号器15から供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施した信号を、制御部16を介して記憶装置29(例えば、HDD)に記憶(録画)する。
また、デコーダ171は、録画番組再生時には、制御部16を介して記憶装置29から読み出された録画番組のデータに、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部18及び音声処理部19に出力している。
さらに、デコーダ171は、外部機器の表示画面表示時には、テレビジョン受信装置100に接続された外部機器から制御部16を介して受信したデータに、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部18及び音声処理部19に出力している。
制御部16には、信号処理部17から、番組を取得するための各種データ(B−CASデスクランブル用の鍵情報等)や電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)が入力されている。制御部16は、これら入力された情報からEPG、字幕を表示するため画像生成処理を行い、この生成した画像情報をグラフィック処理部18へ出力する。
また、制御部16は、番組録画及び番組予約録画を制御する機能を有する。番組予約受付時には、表示装置22が有する液晶ディスプレイ上に電子番組ガイド(EPG)情報を表示し、操作部26又はリモートコントローラ28を介したユーザ入力により予約内容を所定の記憶手段に設定する。そして、設定された時刻に予約番組を録画するようチューナ13、復調器14、復号器15及び信号処理部17を制御する。
セクション部172は、復号器15から入力されたセクション情報の中から、番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報、番組属性情報(番組ジャンル等)、字幕情報等(サービス情報、SIやPSI)を制御部16へ出力する。
グラフィック処理部18は、信号処理部17内のデコーダ171から供給されるデジタルの映像信号と、OSD(On Screen Display)信号生成部20で生成されるOSD信号と、データ放送による画像データと、制御部16により生成されたEPG、字幕信号とを合成して映像処理部21へ出力する機能を有する。また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部18は、制御部16からの制御による字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。グラフィック処理部18から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部21に供給される。
映像処理部21は、入力されたデジタルの映像信号を、液晶ディスプレイ等で構成される表示装置22で表示可能なアナログ映像信号に変換した後、表示装置22に出力して、表示装置22の表示画面上に映像表示させる。また、出力端子23を介して外部の表示装置(図示せず)に、当該外部の表示装置で表示可能なフォーマットの映像信号を出力して映像表示させることもできる。
また、映像処理部21は、入力された複数の視差画像データを用いた表示処理を行う。さらに、映像処理部21は、入力された画像データから複数の視差画像データの生成等を行ってもよい。さらに、映像処理部21は、後述する画素変換部1000を含むものとする。
表示装置22は、複数の視差画像データを表示することで、ユーザに対して立体視可能な構成を備えている。本実施形態にかかる表示装置22は、レンチキュラー方式で立体視可能とする。
また、音声処理部19は、入力されたデジタルの音声信号を、音声出力装置24で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、音声出力装置24に出力して音声を再生させる。また、出力端子25を介して外部の音声出力装置(図示せず)に、当該音声出力装置で再生可能なフォーマットの音声信号を出力して音声再生させることもできる。
ここで、このテレビジョン受信装置100は、各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部16によって制御している。制御部16は、CPU(central processing Unit)161、CPU161が実行するプログラムを格納したROM(Read Only Memory)162、CPU161に作業エリアを提供するためのRAM(Random Access Memory)163、各種の設定情報や制御情報等が格納された不揮発性メモリ164を有している。CPU161は、各種プログラムと協働することで、各部の動作を統括的に制御する。
具体的に、制御部16は、操作部26からの操作情報を受け、又は、リモートコントローラ28から送出された操作情報を受光部27を介して受信し、その操作内容(例えば、チャネル切替操作等)が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
また、制御部16は、操作部26又はリモートコントローラ28を介したユーザ入力に応じて、テレビジョン受信装置100の状態を稼動状態又はスタンバイ状態に切り替える機能を有する。具体的に、制御部16は、電源オンの指示を受け付けると、後述する電源供給制御部31を制御し、テレビジョン受信装置100の各部(後述する給電コネクタ32は除く)へ電源を供給させることで、テレビジョン受信装置100を稼動状態に移行させる。また、制御部16は、電源オフの指示を受け付けると、後述する電源供給制御部31を制御し、テレビジョン受信装置100の各部への電源供給量を減少させることで、稼動状態よりも消費電力が少ないスタンバイ状態へ移行させる。なお、スタンバイ状態では、受光部27や制御部16の一部、後述する電源供給制御部31等、稼動状態へ移行するのに必要な部位に電源供給が行われる。
電源部30には、配線用差込接続器等を介して外部からAC電源(商用電源)が供給される。電源部30は、供給されたAC電源に整流等の処理を施した後、電源供給線L1を介して電源供給制御部31と給電コネクタ32とに供給する。
電源供給制御部31は、制御部16の制御に従い、テレビジョン受信装置100の稼働時(稼働状態)において、給電コネクタ32を除くテレビジョン受信装置100の各部へ電源を供給する。また、電源供給制御部31は、テレビジョン受信装置100のスタンバイ時(スタンバイ状態)において、例えば受光部27や制御部16等、スタンバイ時に電源を必要とする構成へ電源を供給する。
給電コネクタ32は、電源部30から供給された電源を、当該給電コネクタ32に着脱自在に接続される携帯機器MEに供給することで、接続された携帯機器MEの充電等を行う。なお、給電コネクタ32のコネクタ形状は特に問わないものとするが、携帯電話等の携帯型情報装置や携帯型音楽プレーヤ等の携帯機器MEで汎用的に用いられる規格(例えば、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394等)に準じることが好ましい。本実施形態では、USB Type A Receptacleと呼ばれるコネクタ形状を用いた例について説明する。また、給電コネクタ32と携帯機器MEとの接続は、接続ケーブル等を介して接続する形態としてもよいし、直接接続する形態としてもよい。
本実施形態にかかるテレビジョン受信装置100が視差画像データを表示する態様について説明する。図2は、テレビジョン受信装置100が表示する視差画像(8×6画素)の例を示した図である。図2に示す画素数は説明を容易にするためであり、唐草模様は隣接画素との境界を区別するための便宜上のものとする。なお、図2に示す画像データの画素数及び表示パターンは例として示したものであり、表示対象となる画像データに制限を設けるものではない。
図3は、表示装置22が備える表示パネルの例を示した図である。図3に示すように、本実施形態にかかる表示装置22の表示パネル300の表面に備え付けられているフィルムには、太線で区切られた間隔毎に、レンチキュラー(カマボコ型のレンズ)が設けられている。
図4は、レンチキュラー方式の原理を示した図である。図4に示すように、視差画像が表示される表示装置22の表示パネル300の前面に光線制御素子となるレンチキュラーシート410を設ける。
図4に示す例では、表示装置22から出た光は、レンチキュラーシート410により、複数の異なる指向方向に屈折されて進行する。
図4に示す例では、観察者は、ある視点位置から表示装置22を観察すると、「1」の番号がついた複数のサブ画素から出た光を一方の眼で知覚し、「2」の番号がついた複数のサブ画素から出た光を他方の眼で知覚する。例えば、観察者の右眼は「1」の番号のサブ画素401を観察し、観察者の左眼は、「2」の番号がついた複数のサブ画素402を観察する。
同じ番号のサブ画素の集合は、一の視差方向から見た視差画像である。すなわち、「1」の番号がついた複数のサブ画素の集合は、一の視差方向から見た視差画像であり、「2」の番号がついた複数のサブ画素の集合は、他の視差方向から見た視差画像である。観察者は、このように左右の眼で異なる視差画像を観察することにより、立体表示された画像データを知覚する。
そして、本実施形態にかかる映像処理部21に含まれている画素変換部は、視差画像を表示する際に、図3に示す表示装置22の表示パネル(16×12画素)にマッピングする。なお、図3に示す表示パネルでは、サブ画素単位(R、G、B)で示される。なお、本実施形態は、1画素あたりRGBの3色の場合について説明するが、1画素あたりの色数を制限するものではない。1画素あたり3色以上でもよく、例えば1画素あたりRGBY等の4色でも良い。
そして、映像処理部21に含まれている画素変換部が、表示装置22の表示パネル上のサブ画素に対して視差画像を割り当てる場合、視差画像をパネルサイズに合うように拡大して割り当てる。図5は、図2に示した視差画像を、図3に示した表示装置22に合わせた例とする。図5に示す例では、視差画像の縦横をそれぞれ2倍にしてパネルサイズに合わせている。
しかしながら、実際には、同一のレンチキュラーレンズ上では、横軸方向において、視差画像の同一座標を表示する必要がある。このため、画素変換部が、視差画像を表示する際に、レンチキュラーレンズの幅単位で表示するように、視差画像を補正する。図6は、画素変換部により補正された後の視差画像の表示例を示した図である。図6に示す例では、唐草模様の各色が、レンチキュラーレンズの幅単位で表示されていることが確認できる。
次に、表示装置22に配置されている画素毎に割り当てられる視差について説明する。図7は、表示装置22に配置されている各画素に割り当てられる視差を示した図である。図7に示す例では、視差数が9の例とする。そして、レンズの左端の視差が‘0’(例えば画素701)であり、右端の視差が‘8’となる(例えば画素706)。図7に示す各画素は、サブ画素であり、それぞれ‘R(赤)’、‘G(緑)’、‘B(青)’が割り当てられている。
図7に示すように、横方向に隣接するサブ画素間の視差が一定となる。例えば、画素702の視差‘1.000’、画素703の視差‘3.000’、画素704の視差‘5.000’、画素705の視差‘7.000’となる。これら各画素の視差で示されるように、画素が1個右にずれる度に、視差が‘2.000’増加する。
ただし、横方向でレンズをまたぐ場合、視差数で残余をとる。例えば、画素706の視差‘8.000’から、1個ずれた場合、視差が‘2.000’加算されるが、レンズをまたぐことで‘10.000’から視差数‘9’の残余(mod)がとられる。これにより、画素707の視差は、‘1.000’となる。
また、縦方向に隣接するサブ画素間の視差も一定となる。各サブ画素の視差は、レンチキュラーレンズの角度を基準に割り当てられる。そして、例えば、画素708の視差‘7.000’、画素709の視差‘6.333’、画素710の視差‘5.667’となる。これら各画素の視差で示されるように、縦方向に画素が1個下にずれる毎に、視差が‘0.667’減少する。
このようにして、画素毎の視差が割り当てられることになる。図7に示すように、算出された視差値は、小数点を取る場合があるが、映像処理部21に含まれている画素変換部が、画素に実際の視差を割り当てる際には、小数点以下を切り捨てる。
次に、表示装置22に配置されている画素毎に割り当てられる視差画像データの座標について説明する。図8は、表示装置22に配置されている各画素に割り当てられる視差画像データの座標を示した図である。図8に示す例では、レンチキュラーレンズ2個分の幅のサブ画素で、複数の視差画像データ1画素を表示する例とする。このため、画素801から画素802、画素803から画素804、画素805から画素806のように1個ずれる毎に、座標が‘0.5’加算される。なお、映像処理部21に含まれている画素変換部が、画素に実際の座標を割り当てる際には、小数点以下を切り捨てる。これにより座標‘0.5’が割り当てられている画素の実際の座標は‘0’となる。
縦方向に隣接するサブ画素間の座標の差も一定となる。例えば、画素807の座標‘1.500’、画素808の座標‘1.537’、画素809の座標‘1.574’となる。これら各画素の座標の差で示されるように、縦方向に画素が1個下にずれる度に、座標が‘0.037’増加する。
映像処理部21に含まれている画素変換部は、上述した規則に基づいて、各画素に対して視差及び座標を割り当てる必要がある。
上述した規則に従って、各サブ画素に割り当てられる視差の値P_{N}を算出する式(1)は、以下に示す通りとなる。なお、変数Nはサブ画素のx軸方向における各画素の位置を示している。ΔPは、画素間の視差の差分とする。NPは、視差数とする。
P_{N}=(P_{N―1}+ΔP) mod (NP)……(1)
さらに、上述した規則に従って、各サブ画素に割り当てられる視差画像データの座標X_{N}を算出する式(2)は、以下に示す通りとなる。なお、ΔXは、隣接するレンズの座標の差分、換言すればレンズを跨いだ場合に増加する座標となる。
X_{N}=X_{N−1}+ROUNDDOWN((P_{N−1}+ΔP)/(NP))*ΔX……(2)
ところで、各画素に対して割り当てる視差及び座標を算出する文献としては、「C.V.Berkel, “Image preparation for 3D-LCD,” Proc. SPIE, Stereoscopic Displays and Virtual Reality Systems, vol. 3639, pp.84-91, 1999」がある。
この文献では、座標(k,l)、及び視差は、以下に示す式(3)で表されている。なお、x座標方向のnは、サブ画素単位であり、y座標方向のlは画素単位とする。
P_{k,l}=((k+k_offset―3・l・tanα) mod Xn)*N_tot/Xn……(3)
式(3)に示す例では、k_offsetは、y=lの際のレンズのずれを示している。Xnは、レンズのX(横)方向の幅(サブ画素単位)を示している。N_totは、視差数を示している。式(3)に示された‘3’は、1画素辺りのサブ画素の数を示している。式(3)は、以下に示す変形を行うことができる。
P_{k,l}={(k+k_offset−3・l・tanα) mod Xn}*(N_tot/Xn)……(3)
={(k+k_offset−3・l・tanα)*(N_tot/Xn)} mod N_tot
={(k−1+k_offset−3・l・tanα+1)*(N_tot/Xn)} mod N_tot
={(k−1+k_offset−3・l・tanα)*(N_tot/Xn)+(N_tot/Xn)} mod N_tot
=[[{(k−1+k_offset−3・l・tanα)*(N_tot/Xn)} mod N_tot]+(N_tot/Xn)] mod N_tot
=(P_{k,l}+(N_tot/Xn)) mod N_tot……(4)
そして、式(4)にΔP=N_tot/Xnを代入すると、式(5)となり、式(1)と等化になっていることが確認できる。
P_{k,l}=(P_{k,l}+ΔP) mod N_tot……(5)
次に視差について説明する。表示パネルに視差画像を割り当てる際、各レンズの幅が一定の場合、レンズ間の参照する視差画像の座標の値は一定になる。このため、式(6)で示すことができる。
ΔX=Xn/3*(X_image/X_panel)……(6)
Xnは、レンズのx方向のサイズ(サブ画素単位)、X_imageは視差画像の横幅、X_panelはパネルの横幅を示す。
レンズを跨がない場合、座標(N−1,L)と座標(N,L)との関係は以下の式(7)で示すことができる。
X_{N,L}=X_{N−1,L}……(7)
レンズを跨ぐ場合、座標(N−1,L)と座標(N,L)との関係は以下の式(8)で示すことができる。
X_{N,L}=X_{N−1,L}+ΔX……(8)
そして、座標(N−1,L)と座標(N,L)の間でレンズを跨ぐ条件はP_{N−1}+ΔP≧NPのため、式(7)と式(8)を以下に示す式(9)にまとめることができる。このように式(2)と等化になることが確認できる。
X_{N,L}=X_{N−1,L}+(ROUNDDOWN((P_{N−1}+ΔP)/NP))*ΔX……(9)
このように、グラスレスで立体視をするためのパネルマッピングのアルゴリズムが式(1)、式(2)で示すようになる。そこで、式(1)、式(2)を用いて、画素毎の視差、及び座標を求める構成を、映像処理部21の画素変換部に適用することが考えられる。
図9は、従来のアルゴリズムである、式(1)、式(2)で示した処理を実現した回路構成を示した図である。図9に示す回路構成は、第1の加算器901と、剰余器902と、レジスタ903と、除算部904と、乗算器905と、第2の加算器906と、レジスタ907とを備えている。さらに、回路構成として、第1の入力ポート910と、第2の入力ポート911と、第3の入力ポート912と、第1の出力ポート913と、第2の出力ポート914とを備える。
そして、第1の入力ポート910から、加算器901のBに入力される値は、ΔP*Sである。第2の入力ポート911から、剰余器902のB及び除算器904のBに入力される値はNPである。第3の入力ポート912から、乗算器905のBに入力される値は、ΔXとなる。
そして、第1の出力ポート913がレジスタ903から受け取って出力する値は、視差P_{N}となる。第2の出力ポート914がレジスタ907から受け取って出力する値が座標X{N}となる。
図9に示す回路では、乗算器、除算器、及び剰余器を備えているため、処理の負荷が大きくなる。
そこで、本実施形態にかかる映像処理部22の画素変換部1000は、以下に示す構成で実現することとした。図10は、本実施形態にかかる映像処理部22の画素変換部1000に含まれる回路構成を示した図である。
図10に示すように、本実施形態にかかる画素変換部1000は、第1の加算器1001と、第2の加算器1002と、第3の加算器1006と、第4の加算器1007と、比較器1004と、第1のセレクタ1003と、第2のセレクタ1008と、第1のレジスタ1005と、第2のレジスタ1009と、を含んだ構成となる。さらに、画素変換部1000は、第1の入力ポート1010と、第2の入力ポート1011と、第3の入力ポート1012と、第4の入力ポート1013と、第5の入力ポート1014と、第1の出力ポート1015と、第2の出力ポート1016とを備える。
本実施形態にかかる画素変換部1000は、図10に示す構成を備えることで、図9で示した回路構成と比べて、処理負担を軽減することが可能となる。次に、図10で示す回路構成を実現するための根拠となる計算式について説明する。
さらに、画素1個毎に順次処理を行うと時間がかかるため、本実施形態では、複数の画素を並列処理することも併せて行う。
式(1)及び式(2)に基づくアルゴリズムを並列処理する場合、サブ画素の視差、座標を算出する際に、1つ前のサブ画素の視差、座標ではなく、それよりも前のサブ画素の視差、座標を用いる必要がある。例えば、S個のサブ画素を並列処理する場合,式(1)及び式(2)は、それぞれ以下に示す式(10)及び式(11)となる。
P_{N}=(P_{N−S}+ΔP*S) mod (NP)……(10)
X_{N}=X_{N−S}+ROUNDDOWN((P_{N−S}+ΔP*S)/(NP))*ΔX……(11)
式(10)は、“P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)”がNP以上となるか否かに応じて、以下に示す2つの式で示すことができる。つまり、(P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)<NP)の場合、換言すればP_{N−S}とP_{N}の間でレンズを跨がない場合、視差の値P_{N}は式(12)で算出される。
P_{N}=P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)……(12)
さらに、(P_{N−S}+(ΔP*S) mod NP)≧NP)の場合、換言すればP_{N−S}とP_{N}の間でレンズを跨ぐ場合、視差の値P_{N}は式(13)で算出される。
P_{N}=(P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)−NP……(13)
さらに、式(11)も、“P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)”がNP以上となるか否かに応じて、以下に示す2つの式で示すことができる。つまり、(P_{N−S}+((ΔP*S) mod NP)<NP)の場合、座標X_{N}は式(14)で算出される。
X_{N}=X_{N−S}+ROUNDDOWN((ΔP*S)/(NP))*ΔX……(14)
さらに、(P_{N−S}+(ΔP*S) mod NP)≧NP)の場合、座標X_{N}は式(15)で算出される。
X_{N}=X_{N−S}+(ROUNDDOWN((ΔP*S)/(NP))+1)*ΔX……(15)
上述した式(12)、式(13)、式(14)、式(15)を回路で実現するために、変化しないパラメータ群を、固定パラメータとしてまとめる。
例えば、ΔP0=((ΔP*S) mod NP), ΔP1=((ΔP*S) mod NP)−NP, ΔX0=ROUNDDOWN((ΔP*S)/(NP))*ΔX, ΔX1=ROUNDDOWN((ΔP*S)/(NP))+1)*ΔXとまとめる。これにより、視差を算出する式(12)は、式(16)と示し、式(13)は式(17)と示すことができる。
P_{N}=P_{N−S}+ΔP0……(16) (P_{N−S}+ΔP0<NP)
P_{N}=P_{N−S}+ΔP1……(17) (P_{N−S}+ΔP0≧NP)
また、座標を算出する式(14)は、式(18)と示し、式(15)は式(19)と示すことができる。
X_{N}=X_{N−S}+ΔX0……(18) (X_{N−S}+ΔP0<NP)
X_{N}=X_{N−S}+ΔX1……(19) (X_{N−S}+ΔP0≧NP)
これら式(16)〜式(19)で示した処理を実現した回路構成が、図10に示す本実施形態にかかる回路構成である。図10に示す回路構成では、図9と比べて乗算器、除算器、及び剰余器がない単純な回路で実現できている。
なお、式(16)〜式(19)に示した処理を実現した回路は、漸化式的な振舞いをする。このため、処理の開始時に初期値を入力する必要がある。初期値はP_0,X_0である。P_0,X_0は、例えば表示装置22の表示パネル上の処理を開始するラインの左端のサブ画素の視差、座標となる。左端のサブ画素の視差、座標は、外部から取得する必要がある。
本実施形態にかかるROM162が、視差の初期値及び座標の初期値となる、左端のサブ画素の視差、座標を記憶する。そして、画素変換部1000は、各画素の視差及び座標を算出する際に、ROM162から左端のサブ画素の視差、座標を取得する。しかしながら、ROM162から取得することに制限するものではなく、制御部16等で算出した値を取得しても良い。
さらに、ROM162が、ΔP0、ΔP1、ΔX0、及びΔX1を記憶する。ΔP0及びΔP1は、1の画素に割り当てられる視差から、他の画素に割り当てられる視差を算出するための視差の差分である。ΔX0及びΔX1は、1の画素に表示する視差画像データの座標から他の画素に表示する視差画像データの座標を算出するための座標の差分である。
そして、第1の入力ポート1010から、第1の加算器1001のBに入力される値は、ΔP0である。第2の入力ポート1011から、第2の加算器1002のBに入力される値はΔP1である。第3の入力ポート1012から、第3の加算器1006のBに入力される値はΔX1である。第4の入力ポート1013から、第4の加算器1007のBに入力される値はΔX2である。第5の入力ポート1014から、比較器1004のBに入力される値はNPである。
そして、第1の出力ポート1015が第1のレジスタ1005から受け取って出力する値は、視差P_{N}となる。第2の出力ポート1016が第2のレジスタ1009から受け取って出力する値は、座標X{N}となる。
第1の加算器1001において、‘A’には処理開始時に視差の初期値が入力された後、次から第1のレジスタ1005に記憶された視差の値が入力される。‘B’にはΔP0が入力される。そして、第1の加算器1001は、視差の初期値に、視差差分ΔP0を加算し、初期の画素から並行処理する数Sだけ右にずれた他の画素の視差を算出する。その後、第1の加算器1001は、第1のレジスタ1005に保持された視差に、視差差分ΔP0を加算することを繰り返す。
第2の加算器1002において、‘A’には処理開始時に視差の初期値が入力された後、次から第1のレジスタ1005に記憶された視差の値が入力される。‘B’にはΔP1が入力される。そして、第2の加算器1002は、視差の初期値に、視差差分ΔP1を加算し、初期の画素から並行処理する数Sだけ右にずれた他の画素の視差を算出する。その後、第2の加算器1002は、第1のレジスタ1005に保持された視差に、視差差分ΔP1を加算することを繰り返す。
第1の加算器1001で算出された視差値、及び第2の加算器1002で算出された視差値のうち、どちらを用いるのかは、比較器1004による比較結果に基づいて決定される。
比較器1004は、‘A’には第1の加算器1001による算出結果が入力される。‘B’には、視差数NPが入力される。そして、比較器1004は、第1の加算器1001による算出結果、つまり第1のレジスタ1005に記憶されていた前回の視差に視差差分ΔP0を加算した値が、視差数NP以上となるか否かを判定する。そして、比較器1004は、判定結果を、第1のセレクタ1003、及び第2のセレクタ1008に出力する。
第1のセレクタ1003は、比較器1004により前回の視差に視差差分ΔP0を加算した値が、視差数NP以上と判定された場合に、第2の加算器1002の加算結果を選択して出力する。また、第1のセレクタ1003は、比較器1004により前回の視差に視差差分ΔP0を加算した値が、視差数NPより小さいと判定された場合に、第1の加算器1001の加算結果を選択して出力する。
第1のレジスタ1005は、第1のセレクタ1003から出力された加算結果を記憶し、外部に出力するとともに、次の視差を算出するために第1の加算器1001及び第2の加算器1002に出力する。
次に、座標を算出するための構成について説明する。座標を算出する場合にも、比較器1004による比較結果を用いる。
第3の加算器1006は、‘A’には処理開始時に座標の初期値が入力された後、次から第2のレジスタ1009に記憶された座標が入力される。‘B’にはΔX0が入力される。そして、第3の加算器1006は、座標の初期値に、座標差分ΔX0を加算し、初期の画素から並行処理する数Sだけ右にずれた画素の座標を算出する。その後、第3の加算器1006は、第2のレジスタ1009に保持された座標に、座標差分ΔX0を加算することを繰り返す。
第4の加算器1007は、‘A’には処理開始時に座標の初期値が入力された後、次から第2のレジスタ1009に記憶された座標が入力される。‘B’にはΔX1が入力される。そして、第4の加算器1007は、座標の初期値に、座標差分ΔX1を加算し、初期の画素から並行処理する数Sだけ右にずれた画素の座標を算出する。その後、第4の加算器1007は、第2のレジスタ1009に保持された座標に、座標差分ΔX1を加算することを繰り返す。
第2のセレクタ1008は、比較器1004により前回の視差に視差差分ΔP0を加算した値が、視差数NP以上と判定された場合に、第4の加算器1007の加算結果を選択して出力する。また、第2のセレクタ1008は、比較器1004により前回の視差に視差差分ΔP0を加算した値が、視差数NPより小さいと判定された場合に、第3の加算器1006の加算結果を選択して出力する。
第2のレジスタ1009は、第2のセレクタ1008から出力された加算結果を記憶し、外部に出力するとともに、次の座標を算出するために第3の加算器1006及び第4の加算器1007に出力する。
図10で示した例は、実際に行っている演算を把握しやすいように示した図である。実際に、並列処理をする場合は、並列数分の初期値と、並行処理分の演算回路が必要となる。例えば並行処理数S=12の場合は、12個のサブ画素分の初期値が必要となる。1画素あたり3サブ画素の場合、例えば左端4画素分の視差、座標となる。つまり、並行処理数S=12の場合、ROM162が、左端4画素分の視差、座標を記憶することになる。
図11は、図10で示した回路を12個の並列で実現する構成を示したブロック図である。図11に示す例では、画素変換部1000は、第1の画素視差座標算出回路1101と、第2の画素視差座標算出回路1102と、第3の画素視差座標算出回路1103と、第4の画素視差座標算出回路1104と、を備えている。
第1の画素視差座標算出回路1101、第2の画素視差座標算出回路1102、第3の画素視差座標算出回路1103、及び第4の画素視差座標算出回路1104は、1画素に含まれている3個のサブ画素のそれぞれについて視差と座標とを算出している。
第1の画素視差座標算出回路1101は、サブ画素視差座標算出回路(R成分)1111と、サブ画素視差座標算出回路(G成分)1112と、サブ画素視差座標算出回路(B成分)1113と、を備えている。
そして、サブ画素視差座標算出回路(R成分)1111、サブ画素視差座標算出回路(G成分)1112、及びサブ画素視差座標算出回路(B成分)1113は、それぞれ図10に示す回路構成を備えている。つまり、第1の画素視差座標算出回路1101で3個のサブ画素について並行処理を行う。
なお、第2の画素視差座標算出回路1102、第3の画素視差座標算出回路1103、及び第4の画素視差座標算出回路1104も、第1の画素視差座標算出回路1101と同様の構成を備えているものとして、説明を省略する。
そして、第1の画素視差座標算出回路1101、第2の画素視差座標算出回路1102、第3の画素視差座標算出回路1103、及び第4の画素視差座標算出回路1104により、12個のサブ画素について並行処理が行われる。
図11に示す例では、回路毎に異なる画素の初期値が入力される。例えば、第1の画素視差座標算出回路1101には左端の画素の初期値が、第2の画素視差座標算出回路1102には左から2番目の画素の初期値が、第3の画素視差座標算出回路1103には左から3番目の画素の初期値が、第4の画素視差座標算出回路1104には左から3番目の画素の初期値が入力される。
なお、ΔP0、ΔP1、ΔX0,ΔX1,NPの各パラメータは回路を問わず共通しているため、全ての画素視差座標算出回路には、全て同一のΔP0、ΔP1、ΔX0,ΔX1,NPが入力される。
本実施形態では、画素変換部が、上述した構成を備えることで、4個の画素に含まれている12個のサブ画素各々の視差及び座標を求める演算を、並行処理できる。
(第1の実施形態の変形例)
第1の実施形態の図10に示した回路構成に制限するものではない。図12は、第1の実施形態の変形例にかかる映像処理部21の画素変換部1200に含まれる回路構成を示した図である。
図12に示す画素変換部1200は、第1の実施形態の画素変換部1000の構成と比べて、各加算部で演算された結果を記憶するレジスタ1201〜レジスタ1204が追加された構成となっている。
図12に示すように、加算器1001、1002、1006、1007、比較器1004、及びセレクタ1003、1008の間にレジスタ1201〜レジスタ1204が追加されたことで、各加算器1001、1002、1006、1007による演算結果をすぐにセレクタ1003、1008に提供できるため、第1の実施形態と比べて、回路の遅延を削減できる。これにより、高速に動作することが可能となる。
ただし、変形例では、図12に示す構成を備えたことで、演算結果が出力されるまでに2サイクル要することになる。このため、第1の実施形態と比べて、さらに2倍の並列数のパラメータが必要となる。
図12に示す構成で、12個のサブ画素について並列処理を行う場合には、S=24となる。
また、一つのサブ画素視差座標算出回路に入力する初期値は、左端からi番目(0≦i<12)の画素の視差及び座標と、i+12番目の画素の視差及び座標が必要となる。
本実施形態及び変形例では、従来のアルゴリズムに従って剰余器、乗算器、除算器を用いて実現した場合と同様の処理を、加算器、比較器、及びセレクタで実現しているため、処理負担の軽減が可能となる。
さらに、上述した実施形態及び変形例では、複数画素の視差及び座標の算出処理の並列化を実現した。上述した回路構成では、入力するパラメータに周期性を考慮しているため、低消費電力、小型化(小面積化)が可能となる。
また、上述した実施形態及び変形例では、省電力化の代りにクロックを向上させて、高速化を実現することもできる。
本発明の実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1000、1200…画素変換部、1001…第1の加算器、1002…第2の加算器、1003…第1のセレクタ、1004…比較器、1005…第1のレジスタ、1006…第3の加算器、1007…第4の加算器、1008…第2のセレクタ、1009…第2のレジスタ、1101…第1の画素視差座標算出回路、1102…第2の画素視差座標算出回路、1103…第3の画素視差座標算出回路、1104…第4の画素視差座標算出回路、1200…画素変換部、1201、1202、1203、1204…レジスタ
実施形態の画素処理装置は、記憶手段と、第1の加算手段と、第2の加算手段と、判定手段と、第1の選択手段と、第2の選択手段と、を備える。記憶手段は、異なる視差を有する複数の視差画像情報を表示可能な表示手段の表示領域に含まれる所定の画素に割り当てられる前記視差を示す視差初期値と、前記所定の画素に表示される視差画像情報の座標を示す座標初期値と、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅の値を、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した余りである第1の視差差分と、前記第1の視差差分から前記表示手段が表示可能な視差の数を減算した第2の視差差分と、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅に、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した値から小数点以下を切り捨てた値に、前記表示領域で画素のずれで視差が戻るまでに増加する座標の幅を乗算して求められた第1の座標差分と、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅を、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した値から小数点以下を切り捨てた値に1を加算した後、前記表示領域で画素のずれで視差が戻るまでに増加する座標の幅を乗算して求められた第2の座標差分と、を記憶する。第1の加算手段は、前記視差初期値に前第1の視差差分加算と、前記視差初期値に前記第2の視差差分の加算と、を行う。第2の加算手段は、前記座標初期値に前記第1の座標差分の加算と、前記座標初期値に前記第2の座標差分の加算と、を行う。判定手段は、前記第1の加算手段により前記第1の視差差分が加算された結果が、前記表示手段が表示可能な視差の数以上となるか否かを判定する。第1の選択手段は、前記判定手段により前記視差の数以上と判定された場合に、前記第1の加算手段により前記第2の視差差分が加算された結果を処理結果として選択し、前記視差の数より小さいと判定された場合に、前記第1の加算手段により前記第1の視差差分が加算された結果を処理結果として選択する。第2の選択手段は、前記判定手段により前記視差の数以上と判定された場合に、前記第2の加算手段により前記第2の座標差分が加算された結果を処理結果として選択し、前記判定手段により前記視差の数より小さいと判定された場合に、前記第2の加算手段により前記第1の座標差分が加算された結果を処理結果として選択する。前記第1の加算手段は、さらに、前記第1の選択手段により選択された処理結果である視差値に前第1の視差差分加算と、選択された処理結果である当該視差値に前記第2の視差差分の加算と、を繰り返して、各画素に割り当てられる視差値を算出し、前記第2の加算手段は、さらに、前記第2の選択手段により選択された処理結果である座標に前記第1の座標差分の加算と、選択された処理結果である座標に前記第2の座標差分の加算と、を繰り返して、各画素に割り当てられる前記視差画像情報の座標を算出する。

Claims (7)

  1. 異なる視差を有する複数の視差画像情報を表示可能な表示手段の表示領域に含まれる所定の画素に割り当てられる前記視差を示す視差初期値と、前記所定の画素に表示される視差画像情報の座標を示す座標初期値と、1の画素に割り当てられる視差を示す視差値から他の画素に割り当てられる視差値を算出するための視差差分と、1の画素に表示する視差画像情報の座標から他の画素に表示する視差画像情報の座標を算出するための座標差分と、を記憶する記憶手段と、
    前記視差初期値に、前記視差差分を加算し、前記所定の画素と異なる他の画素の視差値を算出した後、算出された視差値に前記視差差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる視差値を算出する第1の加算手段と、
    前記座標初期値に、前記座標差分を加算し、前記所定の画素と異なる他の画素の座標を算出した後、算出された座標に前記座標差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる前記視差画像情報の座標を算出する第2の加算手段と、
    を備える画素処理装置。
  2. 前記記憶手段は、予め定められた画素数分の前記視差初期値と、前記予め定められた画素数分の前記座標初期値とを記憶し、1の画素に割り当てられる視差を示す視差値から前記予め定められた画素数分ずれた視差値を算出するための前記視差差分と、1の画素に表示する視差画像情報の座標から前記予め定められた画素数分ずれた画素に表示する視差画像情報の座標を算出するための座標差分と、
    前記第1の加算手段は、前記所定の画素の視差値に前記視差差分を加算し、前記所定の画素から前記予め定められた画素数分ずれた画素の視差値を算出する処理を、前記予め定められた画素数と同一の数だけ並行して行い、
    前記第2の加算手段は、前記所定の画素の座標値に前記座標差分を加算し、前記所定の画素から前記予め定められた画素数分ずれた画素の座標を算出する処理を、前記予め定められた画素数と同一の数だけ並行して行い、
    前記第1の加算手段及び前記第2の加算手段では、前記並行する処理毎に、前記所定の画素が異なっている、
    請求項1に記載の画素処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記視差差分として、第1の視差差分と、第1の視差差分と異なる値の第2の視差差分と、を記憶すると共に、前記座標差分として、第1の座標差分と、第1の座標差分と異なる値の第2の座標差分と、を記憶し、
    前記第1の加算手段は、前記視差値に前記第1の視差差分の加算と、前記視差値に前記第2の視差差分の加算と、を行い、
    前記第2の加算手段は、前記座標に前記第1の座標差分の加算と、前記座標に前記第2の座標差分の加算と、を行い、
    前記第1の加算手段により前記視差値に前記第1の視差差分を加算された場合に、前記表示手段が表示可能な視差の数以上となるか否かを判定する判定手段と、
    前記第1の加算手段により行われた複数の加算処理のうち、前記判定手段により前記視差の数以上と判定された場合に、前記視差値に前記第2の視差差分を加算した結果を処理結果として選択し、前記視差の数より小さいと判定された場合に、前記視差値に前記第1の視差差分を加算した結果を処理結果として選択する第1の選択手段と、
    前記第2の加算手段により行われた複数の加算処理のうち、前記判定手段により前記視差の数以上と判定された場合に、前記座標に前記第2の座標差分を加算した結果を処理結果として選択し、前記判定手段により前記視差の数より小さいと判定された場合に、前記座標に前記第1の座標差分を加算した結果を処理結果として選択する第2の選択手段と、
    をさらに備える請求項2に記載の画素処理装置。
  4. 前記記憶手段が記憶する前記第1の視差差分は、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅に、並行処理する画素の数を乗算した値に、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した余りであり、
    前記記憶手段が記憶する前記第2の視差差分は、前記第1の視差差分から、前記視差の数を減算した値である、
    請求項3に記載の画素処理装置。
  5. 前記記憶手段が記憶する前記第1の座標差分は、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅に、並行処理する画素の数を乗算した値に、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した値から小数点以下を切り捨てた値に、前記表示領域で画素のずれで視差が戻るまでに増加する座標の幅を乗算して求められた値であり、
    前記記憶手段が記憶する前記第2の座標差分は、画素が1個ずれた場合の視差のずれ幅に、前記予め定められた画素の数を乗算した値に、前記表示手段が表示可能な視差の数で除算した値から小数点以下を切り捨てた値に、1を加算した後、前記表示領域で画素のずれで視差が戻るまでに増加する座標の幅を乗算して求められた値である、
    請求項3又は4に記載の画素処理装置。
  6. 前記第1の加算手段と、前記第1の選択手段との間に、前記第1の加算手段による加算結果を記憶する第1のレジスタと、
    前記第2の加算手段と、前記第2の選択手段との間に、前記第2の加算手段による加算結果を記憶する第2のレジスタと、
    をさらに備える請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画素処理装置。
  7. 画素処理装置で実行される画素処理方法であって、
    前記画素処理装置は、異なる視差を有する複数の視差画像情報を表示可能な表示手段の表示領域に含まれる所定の画素に割り当てられる前記視差を示す視差初期値と、前記所定の画素に表示される視差画像情報の座標を示す座標初期値と、1の画素に割り当てられる視差を示す視差値から他の画素に割り当てられる視差値を算出するための視差差分と、1の画素に表示する視差画像情報の座標から他の画素に表示する視差画像情報の座標を算出するための座標差分と、を記憶する記憶手段を備え、
    第1の加算手段が、前記視差初期値に、前記視差差分を加算し、前記所定の画素と異なる他の画素の視差値を算出した後、算出された視差値に前記視差差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる視差値を算出する第1の加算ステップと、
    第2の加算手段が、前記座標初期値に、前記座標差分を加算し、前記所定の画素と異なる他の画素の座標を算出した後、算出された座標に前記座標差分を加算することを繰り返して、各画素に割り当てられる視差画像情報の座標を算出する第2の加算ステップと、
    を含む画素処理方法。
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