JP2013182997A - 交流直流変換回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】力率向上を図ることができる交流直流変換回路を提供する。
【解決手段】 交流直流変換回路1は、整流回路2と電圧変換回路4と一端が整流回路2の高電位側の出力端に負荷11を介して接続され且つ他端が整流回路2の低電位側の出力端に接続されたコンデンサC2を有し、コンデンサC2の一端から整流回路2の高電位側の出力端へコンデンサC2に蓄積された電荷を放電するための放電経路を有する。そして、整流回路2の出力電圧の瞬時値Vinが電圧閾値Vth以上の場合、整流回路2から負荷11を経由して流れる電流によりコンデンサC2を充電し、整流回路2の出力電圧瞬時値Vinが電圧閾値Vth未満の場合、コンデンサC2から整流回路2の高電位側に放電経路を介して電流を放出する充放電回路3とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流直流変換回路に関し、 特に、交流電源からみた場合における力率の向上を図る技術に関する。
近年、発光ダイオード(以下、LEDと称す)の発光効率が向上し一般照明用の光源として注目されてきている。このLEDを駆動するための電源としては、直流電源が必要である。
これに対して、従来から家庭用の交流電源から供給される交流を直流に変換して出力する交流直流変換回路が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1に記載された交流直流変換回路では、ダイオードブリッジからなる整流回路の出力端間に平滑用のコンデンサが接続され、当該コンデンサの両端間の電圧が降圧回路に入力される。この交流直流変換回路では、交流電源からダイオードブリッジを介してコンデンサに流れる電流によりコンデンサが充電され、それと同時に、コンデンサに蓄積された電荷が降圧回路に放電されることにより、降圧回路に電力が供給される。
特開2011−90901号公報
ところで、交流電源から流出した電流が、整流回路を介してコンデンサに流入するのは、整流回路の出力電圧がコンデンサの両端間の電圧よりも高くなる期間だけである。
これに対して、特許文献1に記載された交流直流変換回路では、コンデンサの最大充電電圧が整流回路の出力電圧の最大値に等しくなっている。従って、交流電源から供給される交流の半周期において、整流回路の出力電圧が最大値に到達した後は、整流回路の出力電圧がコンデンサの両端間に生じる電圧よりも小さくなり、交流電源から整流回路を介してコンデンサに流れこむ電流が遮断される。このように、上記交流の半周期において、整流回路の出力電圧が最大値に到達した後に交流電源から整流回路に電流が流れなくなる分、上記交流の半周期全体に亘って交流電源から整流回路に電流が流れている場合に比べて力率が低下してしまう。一方、降圧回路に入力される電圧は、降圧回路の出力電圧以下となると正常に動かなくなる。従って、交流直流変換回路を安定的に動作させるためには、降圧回路への入力電圧が高圧回路の出力電圧未満とならないようにしておく必要がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、動作安定性を維持しながらも、力率向上を図ることができる交流直流変換回路を提供することを目的とする。
本発明に係る交流直流変換回路は、交流電源から供給される交流を整流する整流回路と、負荷とコンデンサとの接続点の電圧を整流回路の出力電圧の変動に連動して変動させることにより負荷の両端間の電圧変動を抑制する電圧変換回路と、一端が整流回路の高電位側および低電位側のいずれか一方の出力端に負荷を介して接続され且つ他端が整流回路の他方の出力端に接続されたコンデンサを有し、当該コンデンサの一端および他端のうち整流回路の高電位側に接続される方から整流回路の高電位側の出力端へコンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電経路を有し、整流回路の出力電圧瞬時値が負荷の両端間の電圧以上の場合、整流回路から負荷を経由して流れる電流によりコンデンサを充電し、整流回路の出力電圧瞬時値が負荷の両端間の電圧未満の場合、コンデンサから整流回路の高電位側の出力端に放電経路を介して放電する充放電回路とを備える。
本構成によれば、充放電回路は、整流回路の出力電圧の瞬時値が負荷の両端間の電圧以上の場合、整流回路の高電位側から電圧変換回路に電流が流れるとともに、負荷を経由する電流によりコンデンサを充電する。また、このコンデンサは、負荷と直列に接続されており、負荷に加わる電圧は電圧変換回路により変動が抑制されている。従って、コンデンサの両端間の最大充電電圧は、整流回路の最大電圧瞬時値よりも負荷に加わる電圧だけ低くなる。これにより、交流電源から供給される交流の半周期において、整流回路の出力電圧が最大値に到達した後に整流回路の出力電圧がコンデンサの両端間に生じる電圧よりも大きくなる期間が生じることとなり、この期間中、交流電源から整流回路を介して電圧変換回路に電流が流れ続ける。従って、上記交流の半周期において、整流回路の出力電圧が最大値が到達した後、交流電源から整流回路を介して電圧変換回路に流れる電流が遮断される構成に比べて、力率向上を図ることができる。
また、充放電回路は、整流回路の出力電圧が負荷の両端間の電圧未満の場合、コンデンサから電圧変換回路に放電経路を介して電流を放出する。これにより、整流回路から電圧変換回路への入力電圧が電圧変換回路の出力電圧よりも大幅に小さくなることを抑制できるので、動作安定性の維持を図ることができる。
実施の形態に係る交流直流変換回路の回路図である。 実施の形態に係る交流直流変換回路の回路図と、交流直流変換回路内における電流の流れとを示す図である。 実施の形態に係る交流直流変換回路の回路図と、交流直流変換回路内における電流の流れとを示す図である。 実施の形態に係る交流直流変換回路について、(a)は充放電回路の出力端の電圧Vinの電圧波形を示し、(b)は整流回路に流れる電流Iinの電流波形を示し、(b)は負荷の両端間の電圧VLEDの電圧波形を示す。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図と、交流直流変換回路内における電流の流れとを示す図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図と、交流直流変換回路内における電流の流れとを示す図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路において、(a)は充放電回路からの出力電圧の時間波形を示し、(b)は駆動回路からスイッチング素子それぞれに入力される信号電圧の時間波形を示す。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。 変形例に係る交流直流変換回路の回路図である。
<実施の形態>
<1>構成
本実施の形態に係る交流直流変換回路1の回路図を図1に示す。
交流直流変換回路1は、交流電源ACに接続されたダイオードブリッジからなる整流回路2と、整流回路2の出力端に接続された充放電回路3と、充放電回路3の接続された電圧変換回路4と、電圧変換回路4を駆動するための駆動回路U1とを備えている。また、交流直流変換回路1は、駆動回路U1に一定の電圧を供給する定電圧回路5を備えている。ここで、整流回路2の高電位側の出力端は、電圧変換回路4の高電位側の入力端に接続されている。
電圧変換回路4の出力端には、複数のLEDを直列に接続してなる直列回路からなる負荷11が接続されている。この負荷11は、負荷11の両端間の電圧が直列に接続するLEDの個数によって規定される一定の値となる。この点、例えば、蛍光ランプ等の抵抗性インピーダンスを有する負荷とは相違する。
交流電源ACは、例えば、電圧実効値100Vの交流を出力するものである。交流電源ACと整流回路2との間には、交流電源ACから整流回路2に過電流が流れるのを防止するために限流用の抵抗R1が接続されている。
<1−1>充放電回路
充放電回路3は、コンデンサC2と、ダイオードD2と、ダイオードD3とから構成される。
ダイオードD2は、アノードがコンデンサC2の一端に接続され、カソードが整流回路2の高電位側の出力端に接続されている。つまり、ダイオードD2は、コンデンサC2から整流回路2の高電位側、即ち、電圧変換回路4の高電位側の入力端に向かって流れる電流のみ導通する一方向性素子(第1一方向性素子)である。これにより、整流回路2の出力電圧がコンデンサC2の両端間の電圧よりも高い場合に、整流回路2の高電位側の出力端からコンデンサC2に直接電流が流入するのを防止している。
ダイオードD3は、アノードが電圧変換回路4の低電位側の出力端に接続され、カソードがコンデンサC2の上記一端に接続されている。つまり、ダイオードD3は、電圧変換回路4からコンデンサC2に向かって流れる電流のみ導通する一方向性素子(第2一方向性素子)である。これにより、コンデンサC2に蓄積された電荷が、負荷11側に逆流するのを防止している。
コンデンサC2は、電解コンデンサからなり、他端が整流回路2の低電位側の出力端に接続されている。このコンデンサC2は、ダイオードD2のアノードに接続される側が正極性となっている。なお、コンデンサC2は、例えば、高誘電率系セラミックスコンデンサやフィルムコンデンサ等から構成されてもよい。
ここにおいて、コンデンサC2に蓄積された電荷を電圧変換回路4に放電するための放電経路は、コンデンサC2の高電位側からダイオードD2を経由して電圧変換回路4の高電位側の入力端に至り、負荷11、電圧変換回路4の低電位側の入力端を経由してコンデンサC2に戻る経路である。
<1−2>電圧変換回路
電圧変換回路4は、スイッチング素子Q1と、インダクタL2と、ダイオードD1と、コンデンサC4と、抵抗R2とを備える。スイッチング素子Q1は、Nチャネル型MOSFETからなり、ソースが抵抗R2を介して整流回路2の低電位側の出力端に接続され且つゲートが抵抗R11を介して駆動回路U1に接続されるとともに、ドレインがインダクタL2に接続されている。ここで、抵抗R2は、その両端間に生じる電圧に基づいてスイッチング素子Q1に流れるドレイン電流を検出するためのものである。インダクタL2は、一端がスイッチング素子Q1のドレインに接続され、他端がコンデンサC4に接続されている。ダイオードD1は、アノードがスイッチング素子Q1とインダクタL2との接続点に接続され、カソードが整流回路2の高電位側の出力端に接続されている。ここで、スイッチング素子Q1とインダクタL2とダイオードD1とから、降圧チョッパ回路が構成されている。コンデンサC4は、電解コンデンサからなり、インダクタL2の上記他端とダイオードD1のカソードとの間に接続されている。このコンデンサC4は、ダイオードD1のカソードに接続される側が正極性となっている。そして、負荷11は、このコンデンサC4と並列に接続されている。このコンデンサC4は、負荷11の両端間に印加される電圧を平滑化する役割を担う。そして、電圧変換回路4は、コンデンサC4の両端間に生じる電圧を負荷11に出力する。ここにおいて、電圧変換回路4は、スイッチング素子Q1を適切にオンオフすることにより、負荷11の電圧や電流、電力を略一定に維持する。
<1−3>駆動回路
駆動回路U1は、第1スイッチング素子Q1をPWM(Pulse Width Modulation)制御により駆動させるための矩形波状の電圧波形を有する制御信号(以下、「PWM信号」と称す)を出力する。
駆動回路U1は、電源端子te0と、出力端子te1と、接地端子te2と、スイッチング素子Q1に流れるドレイン電流を検出するための電流検出端子te3とを備える。電源端子te0は、定電圧回路5の出力端に接続されている。接地端子te2は、整流回路2の低電位側の出力端に接続されている。出力端子te1は、抵抗R11を介してスイッチング素子Q1のゲートに接続されている。電流検出端子te2は、スイッチング素子Q1のソースと抵抗R2との間に接続されている。
この駆動回路U1は、スイッチング素子Q1のゲートにPWM信号を入力する。そして、駆動回路U1は、電流検出端子te2と接地端子te2との間に生じる電圧(抵抗R2の両端間電圧)に基づいてスイッチング素子Q1に流れるドレイン電流を検出し、検出したドレイン電流が一定となるようにPWM信号のパルス幅を調節する。ここにおいて、PWM信号のパルス幅を変化させると、スイッチング素子Q1のゲート電圧がスイッチング素子Q1のターンオン電圧以上の電圧に維持される期間、即ち、スイッチング素子Q1がオン状態で維持される期間の割合(以下、「オンデューティ」と称す。)が変化する。このようにして、駆動回路U1は、スイッチング素子Q1を定電流制御により駆動させる。
<1−4>定電圧回路
定電圧回路5は、抵抗R51,R52と、コンデンサC53と、ツェナーダイオードZD54とを備える。ここで、抵抗R51,R52は、整流回路2の出力端間に直列に接続されている。そして、抵抗R51は、一端が整流回路2の高電位側の出力端に接続されており、抵抗R52は、抵抗R51の他端と整流回路2の低電位側の出力端との間に接続されている。コンデンサC53は、抵抗R52の両端間に接続されている。ツェナーダイオードZD54は、アノードが整流回路2の低電位側の出力端に接続され、カソードが抵抗R51,R52の接続点に接続されるとともに駆動回路U1の電源端子te0に接続されている。これにより、駆動回路U1の電源端子te0の電位は、ツェナーダイオードZD54のカソードに生じる一定の電位に維持される。
また、定電圧回路5は、更に、コンデンサC55と、抵抗R56と、ダイオードD57、D58とを備える。コンデンサC55は、一端が電圧変換回路4のダイオードD1のアノードに接続されている。ダイオードD57は、アノードが抵抗R56を介してコンデンサC55の他端に接続され、カソードが駆動回路U1の電源端子te0に接続されている。ダイオードD58は、アノードが整流回路2の低電位側の出力端に接続され、カソードが抵抗R56とダイオードD57のアノードとの接続点に接続されている。このダイオードD58は、コンデンサC55の電荷を放電するためのものである。これにより、コンデンサC53、C55が、スイッチング素子Q1のオフ期間中に充電し、スイッチング素子Q1のオン期間中にコンデンサC55を放電することにより、コンデンサC55に蓄積した分の電荷をコンデンサC53へ送るいわゆるチャージポンプを行う構成となっている。このチャージポンプを行う構成により、駆動回路U1の電源端子te0に電圧変換回路3側から電力が供給可能となっている。
<2>動作
次に、本実施の形態に係る交流直流変換回路1の動作について説明する。
交流直流変換回路1の回路図と、交流直流変換回路1内における電流の流れとを図2(a)および(b)並びに図3(a)および(b)に示す。
図2は、整流回路2の出力電圧瞬時値Vinが負荷の両端間の電圧(以下、「電圧閾値」と称する。)以上であって、且つ、コンデンサC2の電圧以上場合であって、(a)はスイッチング素子Q1がオンのときの電流の流れを示し、(b)はスイッチング素子Q1がオフのときの電流の流れを示している。このコンデンサC2の最大充電電圧は、整流回路2の出力電圧瞬時値の最大値Vinmaxと負荷11に加わる電圧VLEDとの差に相当する。
図2(a)に示すように、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、整流回路2の高電位側の出力端から流出した電流は、負荷11、インダクタL2、スイッチング素子Q1、抵抗R2の順に経由して、整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このとき、整流回路2の高電位側の出力端の電位に比べて、コンデンサC2とダイオードD2のアノードとの接続点の電位が負荷11での電圧降下分だけ低くなっている。これにより、ダイオードD2は非導通状態となる。また、インダクタL2に電流が流れることにより、インダクタL2には磁気的エネルギが蓄積される。ここにおいて、負荷11から流出する電流の一部は、ダイオードD3およびコンデンサC2を経由して整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このコンデンサC2を経由する電流により、コンデンサC2が充電される。
一方、図2(b)に示すように、スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、インダクタL2から流出した電流は、ダイオードD1、負荷11の順に経由して、インダクタL2に戻る。ここにおいて、インダクタL2に蓄積された磁気的エネルギは、負荷11側に放出される。また、整流回路2の高電位側の出力端から流出した電流が、負荷11、ダイオードD3、コンデンサC2の順に経由して整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このコンデンサC2を経由する電流により、コンデンサC2が充電される。
このように、整流回路2の出力電圧の瞬時値が電圧閾値以上の場合、整流回路2から電圧変換回路4側に電流が流れ続ける。また、スイッチング素子がオン状態およびオフ状態のいずれにおいても、コンデンサC2は、整流回路2の高電位側から負荷11を経由して流れる電流により充電される。これにより、電源投入時のインラッシュ電流が、負荷11により限流されるので、過度のインラッシュ電流が流れることを防止でき、ひいては、整流回路2を構成するダイオード等の破損を防止することができる。
図3は、整流回路2から充放電回路3への入力電圧が電圧閾値未満の場合であって、(a)はスイッチング素子Q1がオンのときの電流の流れを示し、(b)はスイッチング素子Q1がオフのときの電流の流れを示している。
図3(a)に示すように、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、コンデンサC2の高電位側から流出した電流は、ダイオードD2、負荷11、インダクタL2、スイッチング素子Q1、抵抗R2の順に経由して、コンデンサC2の低電位側に流れ込む。このとき、整流回路2の高電位側の出力端の電位に比べて、コンデンサC2とダイオードD2のアノードとの接続点の電位が高くなっている。これにより、ダイオードD2は導通状態となる。また、コンデンサC2は、最大充電電圧(整流回路2の出力電圧の最大瞬時値から負荷11の電圧降下分だけ低い電圧)で充電された状態からコンデンサC2の静電容量で定まる時定数で減少していく。そのため、整流回路2の出力電圧Vinが電圧閾値未満になっている期間中は、コンデンサC2とダイオードD2の接続点の電位が電圧変換回路4の低電位側の出力端の電位、即ち、負荷11とインダクタL2との接続点の電位よりも高い状態となっている。これにより、ダイオードD3は非導通状態となる。また、インダクタL2に電流が流れることにより、インダクタL2に磁気的エネルギが蓄積される。
一方、図3(b)に示すように、スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、インダクタL2から流出した電流は、ダイオードD1、負荷11の順に経由して、インダクタL2に戻る。ここにおいて、インダクタL2に蓄積された磁気的エネルギは、負荷11側に放出される。また、負荷11とインダクタL2との接続点の電位は、スイッチング素子Q1のオン時オフ時で略一定に維持される。従って、前述のように、コンデンサC2とダイオードD2の接続点の電位が電圧変換回路4の低電位側の出力端の電位、即ち、負荷11とインダクタL2との接続点の電位よりも高い状態で維持される。これにより、ダイオードD3は非導通状態を維持する。
このように、整流回路2の出力電圧の瞬時値が電圧閾値未満の場合、整流回路2から電圧変換回路4側に流れる電流は遮断された状態となる。
交流直流変換回路1について、整流回路2の出力電圧Vinの時間波形を図4(a)に示し、交流電源ACから整流回路2に流れる電流Iinの時間波形を図4(b)に示し、負荷11の両端間の電圧VLEDの時間波形を図4(c)に示す。
ここにおいて、電圧変換回路4について、コンデンサC2の静電容量を1.0μF、コンデンサC4の静電容量を82μF、抵抗R2の抵抗値を2.2Ωに設定した。そして、コンデンサC4とインダクタL2との間の接続点と、整流回路2の低電位側の出力端との間には、コンデンサ(図示せず)を挿入している。また、抵抗R51,R52の抵抗値をそれぞれ820kΩ、100kΩとし、コンデンサC55の静電容量を150pFとした。
図4(a)および(b)に示すように、整流回路2の出力電圧の瞬時値が電圧閾値以上の期間(図4中の期間Ti1)では、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に電流が流れる。ここで、図4(b)に示すように、交流電源ACから整流回路2を介して充放電回路3に流れる電流Iinは、2つのピークを有する。1つ目のピークは、電源から電圧変換回路4を直接動作させて負荷に電流を流すために生じるものである。
この1つ目のピークは、駆動回路U1の過渡性能によるものと思われる。定電圧回路5内のコンデンサC55は、スイッチング素子Q1のスナバ回路を兼用しているので、スイッチングQ1がオンオフ動作をする度に瞬時に完全充放電を繰り返す。また、コンデンサC53は、静電容量が大きいので、常時、スイッチング素子Q1の駆動電流供給のために充電されつづけており、両端間の電圧は略一定である。例えば、図1に示す構成の回路の動作シミュレーションではこの1つ目のピークはでず平坦になる。以上のことから1つ目のピークは、駆動回路U1の過渡性能に依存するものと考えられる。
そして、2つ目のピークは、コンデンサC2,C4が充電が完了していない期間において、充放電回路3から定電圧回路5内に多くの電流が流れこむために生じるものである。このように2つのピークが生じるのは、コンデンサC53およびC55の静電容量と、コンデンサC2,C4の静電容量とが大きく異なるためである。
一方、図4(a)および(b)に示すように、整流回路2の出力電圧が電圧閾値未満の期間(図4中の期間Ti2)では、充放電回路3の一部を構成するコンデンサC2に蓄積された電荷が電圧変換回路4に放電される。このとき、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に流れる電流は遮断される。
また、図4(c)に示すように、負荷11の両端間の電圧VLEDは、負荷11に並列に接続されたコンデンサC4により電圧VLEDの変動が抑制され、電圧閾値Vthで略一定に維持することができる。
以上のことから、交流直流変換回路1では、整流回路2の出力電圧が電圧閾値以上であってコンデンサC2の両端間の電圧以上となる期間(図4中の期間Ti1)を長くすれば、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に電流が流れ続ける期間が長くなり、その分、力率を向上させることができる。また、負荷11と並列にコンデンサC4が接続されていることにより、負荷11の両端間の電圧VLEDも略一定に維持することができる。実際、本実施の形態に係る交流直流変換回路1では、力率を0.73まで向上させることができる。
<3>まとめ
結局、本実施の形態に係る交流直流変換回路1は、充放電回路3は、整流回路2の出力電圧Vinの瞬時値が電圧閾値以上の場合、整流回路2の高電位側から電圧変換回路4に電流が流れるとともに、負荷11を経由する電流によりコンデンサC2を充電する。また、このコンデンサC2は、負荷11と直列に接続されており、負荷11に加わる電圧は、電圧変換回路4により変動が抑制されている。従って、コンデンサC2の両端間の電圧は、整流回路2の最大電圧瞬時値Vinmaxよりも負荷11に加わる電圧VLEDだけ低くなる。これにより、交流電源ACから供給される交流の半周期において、整流回路2の出力電圧Vinが最大値Vinmaxに到達した後に整流回路2の出力電圧VinがコンデンサC2の両端間に生じる電圧よりも大きくなる期間(図12(a)のA期間)が生じることとなり、このA期間中、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に電流が流れ続ける。従って、上記交流の半周期において、整流回路2の出力電圧Vinが最大値Vinmaxが到達した後、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に流れる電流が遮断される構成に比べて、力率向上を図ることができる。
また、充放電回路3は、整流回路2の出力電圧が電圧閾値未満であって、且つ、コンデンサC2の両端間の電圧未満の場合、コンデンサC2に蓄積された電荷を電圧変換回路4に放電する。これにより、整流回路2から電圧変換回路4への入力電圧が電圧変換回路4の出力電圧よりも大幅に小さくなることを抑制できるので、動作安定性の維持を図ることができる。
また、整流回路2の出力電圧の瞬時値が電圧閾値以上の場合および整流回路2の出力電圧の瞬時値が電圧閾値未満の場合のいずれにおいても、コンデンサC2は、整流回路2の高電位側から負荷11を経由して流れる電流により充電される。これにより、電源投入時のインラッシュ電流が、負荷11により限流されるので、過度のインラッシュ電流が流れることを防止でき、ひいては、整流回路2を構成するダイオード等の破損を防止することができる。また、抵抗R1の抵抗値を大きくしなくても良いので、その損失が減少し、回路効率も良くなる。
更に、交流直流変換回路1では、整流回路2の出力端間に直接コンデンサを接続する構成に比べて、コンデンサC2,C4に必要な耐圧を小さくすることができる。また、コンデンサは一般的に耐圧の高いものほどコストがかかる。従って、交流直流変換回路1では、コンデンサとして比較的耐圧の低いものを使用することができるので、その分、部品コストの低減を図ることができる。
<変形例>
(1)実施の形態では、整流回路2の出力電圧が電圧閾値以上の場合、充放電回路3では、電圧変換回路4からダイオードD3を介してコンデンサC2が充電される例について説明したが、これに限定されるものではない。
本変形例に係る交流直流変換回路401の回路図を図5に示す。この交流直流変換回路401は、充放電回路403と、電圧変換回路404とを備えている。なお、実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
また、本変形例に係る交流直流変換回路401では、駆動回路U1の電源端子te0がインダクタL42と負荷11との間の接続点に接続されている。これは、交流直流変換回路401のようなハイサイドスイッチング方式を採用する回路に特有な電源取得方法である。この場合、実施の形態で説明した定電圧回路5が不要となる分、回路構成を簡素化することができるという利点がある。
図5に示すように、充放電回路403は、コンデンサC22と、ダイオードD22と、ダイオードD43とから構成される。ダイオードD22は、アノードが整流回路2の低電位側の出力端、即ち、電圧変換回路4の低電位側の入力端に接続され、カソードがコンデンサC22の一端に接続されている。つまり、ダイオードD43は、電圧変換回路4の低電位側の入力端からコンデンサC22の一端に向かって流れる電流のみ導通する一方向性素子(第3一方向性素子)である。これにより、整流回路2の出力電圧が電圧閾値以上の場合に、コンデンサC2から整流回路2の低電位側に流れてしまうのを防止している。ダイオードD43は、アノードがコンデンサC22の上記一端に接続され、カソードが電圧変換回路404のインダクタL42と負荷11との接続点に接続されている。つまり、ダイオードD43は、コンデンサC22の一端から電圧変換回路4の高電位側の出力端に向かって流れる電流のみ導通する一方向性素子(第4一方向性素子)である。これにより、コンデンサC2からインダクタL42と負荷11との接続点まで流れた電流が、負荷11側に流れずにコンデンサC2側に流れてしまうのを防止している。コンデンサC22は、電解コンデンサからなり、他端が整流回路2の高電位側の出力端に接続されている。このコンデンサC22は、このコンデンサC2は、整流回路2の高電位側の出力端が正極性となっている。なお、コンデンサC22は、例えば、高誘電率系セラミックスコンデンサやフィルムコンデンサ等から構成されてもよい。
ここにおいて、コンデンサC22に蓄積された電荷を電圧変換回路403に放電するための放電経路は、コンデンサC22の高電位側から電圧変換回路4の高電位側の入力端に至り、負荷11、電圧変換回路4の低電位側の入力端、ダイオードD22を経由してコンデンサC22に戻る経路である。
電圧変換回路404は、スイッチング素子Q1と、インダクタL42と、ダイオードD41と、コンデンサC44と、抵抗R42とを備える。スイッチング素子Q1は、Nチャネル型MOSFETからなり、ソースが抵抗R42を介してインダクタL42に接続され且つゲートが抵抗R11を介して駆動回路U1に接続されるとともに、ドレインが整流回路2の高電位側の出力端に接続されている。この抵抗R42は、その両端間に生じる電圧に基づいてスイッチング素子Q1に流れるドレイン電流を検出するためのものである。インダクタL42は、一端がスイッチング素子Q1に接続され、他端がコンデンサC44に接続されている。ダイオードD41は、アノードが整流回路2の低電位側の出力端に接続され、カソードが抵抗R42とインダクタL42との接続点に接続されている。コンデンサC44は、電解コンデンサからなり、一端がインダクタL42の上記他端に接続され、他端が整流回路2の低電位側の出力端に接続されている。そして、負荷11は、このコンデンサC44と並列に接続されている。このコンデンサC44は、負荷11の両端間に印加される電圧を平滑化する役割を担う。
次に、本変形例に係る交流直流変換回路401の動作について説明する。
交流直流変換回路401の回路図と、交流直流変換回路401内における電流の流れとを図6(a)および(b)並びに図7(a)および(b)に示す。
図6は、整流回路2から充放電回路3への入力電圧が、コンデンサC22の両端間の電圧以上の場合であって、(a)はスイッチング素子Q1がオンのときの電流の流れを示し、(b)はスイッチング素子Q1がオフのときの電流の流れを示している。このコンデンサC22の最大充電電圧は、整流回路2の出力電圧の最大値Vinmaxと負荷11に加わる電圧VLEDとの電圧閾値に相当する。
図6(a)に示すように、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、整流回路2の高電位側の出力端から流出した電流は、スイッチング素子Q1、抵抗R42、インダクタL42、負荷11の順に経由して、整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このとき、整流回路2の低電位側の出力端の電位に比べて、コンデンサC22とダイオードD22のカソードとの接続点の電位が負荷11での電圧降下分だけ高くなっている。これにより、ダイオードD22は非導通状態となる。また、インダクタL42に電流が流れることにより、インダクタL42には磁気的エネルギが蓄積される。ここにおいて、整流回路2の高電位側の出力端から流出する電流の一部は、コンデンサC22、ダイオードD43および負荷11を経由して整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このコンデンサC22を経由する電流により、コンデンサC22が充電される。
一方、図6(b)に示すように、スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、インダクタL42から流出した電流は、負荷11、ダイオードD41の順に経由して、インダクタL42に戻る。ここにおいて、インダクタL42に蓄積された磁気的エネルギは、負荷11側に放出される。また、整流回路2の高電位側の出力端から流出した電流が、コンデンサC22、ダイオードD43、負荷11の順に経由して整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む。このコンデンサC22を経由する電流により、コンデンサC22が充電される。
このように、整流回路2の出力電圧の瞬時値がコンデンサC22の両端間の電圧以上の場合、整流回路2から電圧変換回路4側に電流が流れ続ける。また、スイッチング素子Q1がオン状態のときおよびオフ状態のときのいずれにおいても、コンデンサC22は、整流回路2の高電位側から負荷11を経由して流れる電流により充電される。これにより、電源投入時のインラッシュ電流が、負荷11により限流されるので、過度のインラッシュ電流が流れることを防止でき、ひいては、整流回路2を構成するダイオード等の破損を防止することができる。
図7は、整流回路2から充放電回路3への入力電圧がコンデンサC22の両端間の電圧未満の場合であって、(a)はスイッチング素子Q1がオンのときの電流の流れを示し、(b)はスイッチング素子Q1がオフのときの電流の流れを示している。
図7(a)に示すように、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、電流は、コンデンサC22の高電位側からスイッチング素子Q1、抵抗R42、インダクタL42、負荷11、ダイオードD22の順に経由して、コンデンサC22の低電位側に流れ込む。このとき、整流回路2の低電位側の出力端の電位に比べて、コンデンサC22とダイオードD22のカソードとの接続点の電位が低くなっている。これにより、ダイオードD22は導通状態となる。また、コンデンサC44は、最大充電電圧(負荷11の電圧降下分)で充電された状態からコンデンサC44の静電容量で定まる時定数で減少していく。そのため、整流回路2の出力電圧がコンデンサC22の両端間の電圧未満になっている期間中は、コンデンサC44の高電位側の電位が整流回路2の高電位側の出力端の電位よりも高い状態となっている。このとき、負荷11とインダクタL42との接続点の電位は、コンデンサC22とダイオードD22のカソードとの接続点の電位よりも高くなっている。これにより、ダイオードD43は非導通状態となる。また、インダクタL42に電流が流れることにより、インダクタL42に磁気的エネルギが蓄積される。
一方、図7(b)に示すように、スイッチング素子Q1がオフ状態のとき、インダクタL42から流出した電流は、負荷11、ダイオードD41の順に経由して、インダクタL42に戻る。ここにおいて、インダクタL42に蓄積された磁気的エネルギは、負荷11側に放出される。また、負荷11とインダクタL2との接続点の電位は、スイッチング素子Q1のオン状態のときに比べて上昇し、負荷11とインダクタL2との接続点の電位は、コンデンサC22とダイオードD2のカソードとの接続点の電位よりも高くなる。これにより、ダイオードD43は非導通状態を維持する。
このように、整流回路2の出力電圧の瞬時値がコンデンサC22の両端間の電圧未満の場合、整流回路2から電圧変換回路4側に流れる電流は遮断された状態となる。
以上のことから、本変形例に係る交流直流変換回路301では、整流回路2の出力電圧が電圧変換回路4の出力電圧以上となる期間を長くすれば、交流電源ACから整流回路2を介して電圧変換回路4に電流が流れ続ける期間が長くなり、その分、力率を向上させることができる。また、負荷11と並列にコンデンサC44が接続されていることにより、負荷11の両端間の電圧VLEDも略一定に維持することができる。
(2)実施の形態では、スイッチング素子Q1がオン状態のとき、整流回路2の高電位側の出力端から流出した電流が、負荷11、インダクタL2、スイッチング素子Q1、抵抗R2の順に経由して、整流回路2の低電位側の出力端に流れ込むとともに、負荷11から流出する電流の一部が、ダイオードD3およびコンデンサC2を経由して整流回路2の低電位側の出力端に流れ込む例について説明したが、これに限定されるものではなく、インダクタL2に蓄積された磁気エネルギを放出するタイミングにおいて、コンデンサC2に流れ込む電流を遮断するようにしてもよい。
本変形例に係る交流直流変換回路501の回路図を図8に示す。なお、実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
図8に示すように、交流直流変換回路501では、電圧変換回路4のインダクタL2とコンデンサC4との間の接続点と、充放電回路3のダイオードD3のアノードとの間にスイッチング素子Q501が介挿されている。また、駆動回路U2は、スイッチング素子Q501を制御するための制御用の信号電圧を出力する制御端子te4を備えている。
スイッチング素子Q501は、Nチャネル型MOSFETから構成されている。このスイッチング素子Q501は、ソースがダイオードD3のアノードに接続され且つゲートが抵抗R502を介して駆動回路U2の制御端子te4に接続されるとともに、ドレインがコンデンサC4およびインダクタL2の接続点に接続されている。
ここにおいて、駆動回路U2は、出力端子te1の信号電圧を0Vよりも大きい所定の電圧にしてスイッチング素子Q1をオン状態にしている間、制御端子te4の信号電圧を0Vよりも大きい所定の電圧にすることによりスイッチング素子Q501をオン状態にする。一方、駆動回路U2は、出力端子te1の信号電圧を略0Vにしてスイッチング素子Q1をオフ状態にしている間、制御端子te4の信号電圧を略0Vにすることによりスイッチング素子Q501をオフ状態にする。ここで、スイッチング素子Q501のオン期間を変えることにより、コンデンサC2への充電時間を変えることができ、力率を変えることができる。また、コンデンサC2への充電電流が負荷11を介して流れるので、整流回路2の出力電圧Vinが高過ぎる場合に、スイッチング素子Q501をターンオフさせて、所定の出力電圧Vinの範囲まで低下させることができる。従って、スイッチング素子Q501をターンオンさせることにより、負荷11に流れる電流ピーク値を低くすることができるので、負荷11の寿命を長くすることもできる。
なお、図8に示す構成の変形例では、スイッチング素子Q501のオンオフ動作を駆動回路U2が制御する例について説明したが、スイッチング素子Q501のオンオフ動作の制御方法は、これに限定されるものではない。
他の変形例に係る交流直流変換回路601の回路図を図9に示す。なお。図8に示す構成と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
図9に示すように、電圧変換回路604がトランスTF1を備えている点と、トランスTF1の二次巻線L22の両端間に抵抗R62,R63からなる分圧回路を備えている点とが図8に示す構成とは相違する。ここで、トランスTF1の一次巻線L21は、一端がスイッチング素子Q1に接続され、他端がコンデンサC4に接続されている。また、トランスTFにおいて、一次巻線L21と二次巻線L22とは極性が同じになっている。また、分圧回路を構成する抵抗R62,R63の接続点は、スイッチング素子Q501のゲートに接続されている。そして、抵抗R63における抵抗R62側とは反対側が整流回路2の低電位側の出力端に接続されている。
ここにおいて、スイッチング素子Q1がオン状態の場合、一次巻線L21の両端間には、コンデンサC4側がスイッチング素子Q1側よりも高電位となるような電圧が発生し、二次巻線L22の両端間には、抵抗R62に接続される側が抵抗R63に接続される側(整流回路2の低電位側の出力端に接続される側)よりも高くなるような電圧が発生する。すると、抵抗R62,R63の接続点に生じる電位は、整流回路2の低電位側の出力端の電位よりも高くなり、スイッチング素子Q501がターンオンする。一方、スイッチング素子Q1がオフ状態の場合、一次巻線L21の両端間には、コンデンサC4側がスイッチング素子Q1側よりも低くなるような電圧が発生し、二次巻線L22の両端間には、抵抗R62に接続される側が整流回路2の低電位側の出力端に接続される側よりも低くなるような電圧が発生する。すると、抵抗R62,R63の接続点に生じる電位は、整流回路2の低電位側の出力端の電位よりも低くなり、スイッチング素子Q501がターンオフする。
本構成によれば、トランスTF1を用いた簡単な構成によりスイッチング素子Q501のオンオフ動作を制御することができるので、回路構成の簡易化を図ることができる。
(3)実施の形態では、充放電回路3のコンデンサC2および電圧変換回路4のコンデンサC4それぞれの静電容量が一定である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、各コンデンサC2,C4を可変コンデンサに置き換えたものであってもよい。
本変形例に係る交流直流変換回路701の回路図を図10に示す。
図10に示すように、充放電回路3が可変コンデンサC72を備え、電圧変換回路704が可変コンデンサC74を備えている。この可変コンデンサC72,C74としては、例えば、ポリバリコンやセラミックトリマコンデンサ等がある。そして、各可変コンデンサC72,C74は、可変コンデンサC72,C74の静電容量を制御する制御回路13に接続されている。この制御回路13には、ユーザインターフェース装置が接続されており、ユーザがユーザインターフェース装置から所望する力率や、負荷11に流れる電流についての所望のリプル率を入力すると、制御回路13が入力された力率やリプル率に応じて可変コンデンサC72,C74の静電容量を適宜調節する。
本構成によれば、可変コンデンサC72の静電容量を調節することにより、力率を自由に設定することができる。また、可変コンデンサC74の静電容量を調節することにより、負荷11に流れる電流のリプル率を自由に設定することができる。従って、ユーザが、交流直流変換回路701の用途に応じて、制御回路13を用いて可変コンデンサC72,C74の静電容量を適宜設定することができるので、汎用性が高いという利点がある。
(4)実施の形態では、充放電回路3が整流素子としてダイオードD2,D3を備え、電圧変換回路4が整流素子としてダイオードD1を備える例について説明したが、整流素子としてはダイオードに限定されるものではない。
本変形例に係る交流直流変換回路801の回路図を図11に示す。
図11に示すように、充放電回路803が、Nチャネル型MOSFETからなるスイッチング素子Q82,Q83を備え、電圧変換回路804が、Nチャネル型MOSFETからなるスイッチング素子Q81を備える。そして、駆動回路U3は、各スイッチング素子Q81,Q82,Q83をオンオフ動作を制御するための信号電圧を出力する制御端子te4,te5,te6を備えている。
スイッチング素子Q83は、ソースが整流回路2の高電位側の出力端に接続され且つゲートが抵抗R87を介して駆動回路U3の制御端子te6に接続されるとともに、ドレインがコンデンサC2に接続されている。スイッチング素子Q82は、ソースがコンデンサC2に接続され且つゲートが抵抗R86を介して駆動回路U3の制御端子te5に接続されるとともに、ドレインが電圧変換回路804のインダクタL2とスイッチング素子Q1の接続点に接続されている。
スイッチング素子Q81は、ソースが整流回路2の高電位側の出力端に接続され且つゲートが抵抗R85を介して駆動回路U3の制御端子te4に接続されるとともに、ドレインが整流回路2の高電位側の出力端に接続されている。
本変形例に係る交流直流変換回路801において、充放電回路3からの出力電圧波形を図12(a)に示し、駆動回路U3からスイッチング素子Q1,Q81,Q82,Q83それぞれに入力される信号電圧の時間波形を図12(b)に示す。なお、図12(a)に示すように、整流回路2からの出力電圧瞬時値が電圧閾値Vth以上の期間をA期間とし、整流回路2からの出力電圧瞬時値が電圧閾値Vthよりも小さい期間をB期間と定義する。
図12(b)に示すように、駆動回路U3は、A期間において、スイッチング素子Q1,Q82に位相が同期した矩形波状の信号電圧を入力し、スイッチング素子Q81にスイッチング素子Q1,Q82に入力する信号電圧から半周期だけずれた信号電圧を入力する。そして、駆動回路U3は、スイッチング素子Q83に入力する信号電圧を略0Vに維持し、スイッチング素子Q83をオフ状態で維持する。
図12(b)に示すように、駆動回路U3は、B期間において、スイッチング素子Q1に位相が同期した矩形波状の信号電圧を入力し、スイッチング素子Q81にスイッチング素子Q1に入力する信号電圧から半周期だけずれた信号電圧を入力する。そして、駆動回路U3は、スイッチング素子Q82に入力する信号電圧を略0Vに維持し、スイッチング素子Q82をオフ状態で維持する。また、駆動回路U3は、スイッチング素子Q83に入力する信号電圧をスイッチング素子Q83のターンオン電圧以上に維持し、スイッチング素子Q83をオン状態で維持する。
(5)実施の形態では、コンデンサC53、C55が、スイッチング素子Q1のオフ期間中に充電し、スイッチング素子Q1のオン期間中にコンデンサC55を放電することにより、コンデンサC55に蓄積した分の電荷をコンデンサC53へ送るいわゆるチャージポンプの構成となっている例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、インダクタL2の代わりにトランスを設けて、このトランスの二次巻線から定電圧回路に電流を流す(定電圧回路を充電する)ようにしてもよい。
本変形例に係る交流直流変換回路901の回路図を図13に示す。なお、実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
交流直流変換回路901では、電圧変換回路904が一次巻線L911および二次巻線L912を有するトランスTr902を備えている。このトランスTr902は、一次巻線L911の極性と二次巻線L912の極性とが同じになっている。そして、定電圧回路905では、トランスTr902の二次巻線L912と抵抗R56との接続点と整流回路2の低電位側の出力端との間にコンデンサC955が接続されている。このコンデンサC955は、二次巻線L912に対していわゆるスナバコンデンサとして機能するものである。本変形例によれば、スイッチング素子Q1がオフするタイミング(トランスTr902の一次巻線L911が磁気的エネルギを放出するタイミング)で、二次巻線L912から定電圧回路905に電流が供給される。具体的には、二次巻線L912から抵抗R56、ダイオードD57を経由してコンデンサC53に電流が流れ込み、コンデンサC53が充電されることになる。
なお、図13に示す構成の交流直流変換回路901では、トランスTr902の一次巻線L911の極性と二次巻線L912との極性とが同じである例について説明したが、一次巻線L911の極性と二次巻線L912の極性とが反対であってもよい。この場合、スイッチング素子Q1がオンするタイミング(一次巻線L911に磁気的エネルギが蓄積されるタイミング)で、二次巻線L912から定電圧回路905に電流が供給される。
なお、図13に示す構成の変形例では、一次巻線L911が磁気的エネルギを放出するタイミング、或いは、一次巻線L911に磁気的エネルギが蓄積されるタイミングのいずれか一方で、二次巻線L912から定電圧回路905に電流が供給される例について説明したが、これに限定されるものではなく、一次巻線L911が磁気的エネルギを放出するタイミング、および、一次巻線L911に磁気的エネルギが蓄積されるタイミングの両方で、二次巻線L912から定電圧回路905に電流が供給されるものであってもよい。
他の変形例に係る交流直流変換回路1001の回路図を図14に示す。なお。図13に示す構成と同様の構成については同一の符号を付して適宜説明を省略する。
交流直流変換回路1001では、電圧変換回路905がトランスTr902の二次巻線L912の両端間に入力端が接続されたダイオードブリッジDBを備えている点が、図13に示す構成とは相違する。ここで、ダイオードブリッジDBの高電位側の出力端が、定電圧回路905に接続され、低電位側の出力端が整流回路2の低電位側の出力端に接続されている。なお、トランスTr902において、一次巻線L911の極性と二次巻線L912とは極性とが反対であってもよい。また、定電圧回路905の一部を構成するダイオードD57は無くてもよい。
ここにおいて、スイッチング素子Q1がオンするタイミングおよびオフするタイミングのいずれにおいても、ダイオードブリッジDBから定電圧回路905に電流が供給される。
(6)実施の形態では、電圧変換回路4の一部を構成するスイッチング素子Q1がNチャネル型MOSトランジスタから構成される例について説明したが、これに限定されるものではなく、Pチャネル型MOSトランジスタを用いてもよい。さらに、スイッチング素子Q1をバイポーラトランジスタから構成してもよい。
本発明は、交流直流変換回路を備えた装置に広く利用することができる。
1,401,501,601,701,801,901 交流直流変換回路
2 整流回路
3,403,803 充放電回路
4,404,604,704,804 電圧変換回路
5 定電圧回路
11 負荷
13 制御回路
C2,C4,C22,C44,C53,C55 コンデンサ
C72,C74 可変コンデンサ
D1,D2,D3,D22,D41,D43,D57 ダイオード
L2,L42 インダクタ
L21 一次巻線
L22 二次巻線
Q1,Q81,Q82,Q83,Q501,Q901 スイッチング素子
R1,R2,R11,R42,R51,R52,R56,R62,R63,R85,R86,R87,R502,R902 抵抗
TF1 トランス
U1,U2,U3 駆動回路
ZD54 ツェナーダイオード

Claims (7)

  1. 交流電源から供給される交流を整流する整流回路と、
    前記負荷と前記コンデンサとの接続点の電圧を前記整流回路の出力電圧の変動に連動して変動させることにより前記負荷の両端間の電圧変動を抑制する電圧変換回路と、
    一端が前記整流回路の高電位側および低電位側のいずれか一方の出力端に負荷を介して接続され且つ他端が前記整流回路の他方の出力端に接続されたコンデンサを有し、当該コンデンサの一端および他端のうち前記整流回路の高電位側に接続される方から前記整流回路の高電位側の出力端へ前記コンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電経路を有し、前記整流回路の出力電圧瞬時値が前記負荷の両端間の電圧以上の場合、前記整流回路から前記負荷を経由して流れる電流により前記コンデンサを充電し、前記整流回路の出力電圧瞬時値が前記負荷の両端間の電圧未満の場合、前記コンデンサから前記整流回路の高電位側の出力端に前記放電経路を介して放電する充放電回路とを備える
    ことを特徴とする交流直流変換回路。
  2. 前記コンデンサの一端は、前記整流回路の高電位側の出力端に負荷を介して接続され、
    前記コンデンサの他端は、前記整流回路の低電位側の出力端に接続され、
    前記充放電回路は、更に、
    前記放電経路に介挿され、前記コンデンサの一端から前記整流回路の高電位側の出力端に向かって流れる電流のみ導通する第1一方向性素子と、
    前記コンデンサの一端と前記負荷との間に介挿され、前記負荷から前記コンデンサの一端に向かって流れる電流のみ導通する第2一方向性素子とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の交流直流変換回路。
  3. 前記第1一方向性素子は、アノードが前記コンデンサの一端に接続され且つカソードが前記整流回路の高電位側の出力端に接続されたダイオードであり、
    前記第2一方向性素子は、アノードが前記負荷に接続され且つカソードが前記コンデンサの一端に接続されたダイオードである
    ことを特徴とする請求項2記載の交流直流変換回路。
  4. 前記電圧変換回路は、
    スイッチング素子と、
    一端が前記スイッチング素子に接続され且つ他端が前記負荷と前記コンデンサとの接続点に接続されたインダクタと、
    アノードが前記スイッチング素子と前記インダクタとの接続点に接続され且つカソードが前記整流回路の高電位側の出力端に接続された第3ダイオードと、
    前記インダクタの他端と前記第3ダイオードのカソードとの間に接続されたコンデンサとを備える
    ことを特徴とする請求項3記載の交流直流変換回路。
  5. 前記コンデンサの一端は、前記整流回路の低電位側の出力端に負荷を介して接続され、
    前記コンデンサの他端は、前記整流回路の高電位側の出力端に接続され、
    前記充放電回路は、更に、
    前記放電経路に介挿され、前記整流回路の低電位側の出力端から前記コンデンサの一端に向かって流れる電流のみ導通する第3一方向性素子と、
    前記コンデンサの一端と前記負荷との間に介挿され、前記コンデンサの一端から前記負荷に向かって流れる電流のみ導通する第4一方向性素子とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の交流直流変換回路。
  6. 前記第3一方向性素子は、アノードが前記整流回路の低電位側の出力端に接続され且つカソードが前記コンデンサの一端に接続されたダイオードであり
    前記第4一方向性素子は、アノードが前記コンデンサの一端に接続され且つカソードが前記負荷に接続されたダイオードである
    ことを特徴とする請求項5記載の交流直流変換回路。
  7. 前記電圧変換回路は、
    スイッチング素子と、
    一端が前記スイッチング素子に接続され且つ他端が負荷と前記コンデンサとの接続点に接続されたインダクタと、
    アノードが前記整流回路の低電位側の出力端に接続され且つカソードが前記スイッチング素子と前記インダクタとの接続点に接続された第6ダイオードと、
    前記インダクタの他端と前記第6ダイオードのカソードとの間に接続されたコンデンサとを備える
    ことを特徴とする請求項6記載の交流直流変換回路。
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