JP2013182560A - 人間関係推定システム - Google Patents

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龍俊 村田
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Abstract

【課題】言動が行われた場面を考慮して人間関係を推定する。
【解決手段】複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて言動情報記憶部に記憶し、言動情報記憶部を参照し、指定された場面を示す場面情報に対応づけられた言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、人間関係推定システムに関する。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及に伴い、複数のユーザの繋がりを示す情報をコンピュータの画面上に表示することが行われている。例えば、あるコミュニティにおいて友人関係にあるユーザ同士を線で繋ぐことにより、複数のユーザの人間関係を表すことができる。さらに、例えば、コミュニティ内におけるユーザ間のコミュニケーションの頻度や、コミュニケーションが行われたエリア等の情報に基づいて、ユーザ間の人間関係の程度を推定することが提案されている(特許文献1)。
特開2010−165097号公報
しかしながら、複数のユーザ間の人間関係は固定ではなく、言動が行われる場面によって変化することが多い。例えば、同じユーザが参加する会議であっても、会議のテーマによってキーパーソンが異なり、それに応じてテーマごとに異なる人間関係が構築されていることもある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、言動が行われた場面を考慮して人間関係を推定することを目的とする。
本発明の一側面に係る人間関係推定システムは、複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて記憶する言動情報記憶部と、言動情報記憶部を参照し、指定された場面を示す場面情報に対応づけられた言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する。
なお、本発明において、「部」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や装置が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や装置の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
本発明によれば、言動が行われた場面を考慮して人間関係を推定することが可能となる。
本発明の一実施形態である人間関係推定システムの構成を示す図である。 人間関係の一例を示す図である。 ユーザ間の関係の存在を示す関係情報の一例を示す図である。 ユーザの属性を示す関係情報の一例を示す図である。 議事録に関する情報を受け付ける画面の一例を示す図である。 会議基本情報の一例を示す図である。 参加者情報の一例を示す図である。 場面情報の一例を示す図である。 言動情報の一例を示す図である。 関係度情報の一例を示す図である。 人間関係の程度を示す画面の一例である。 関係度情報の一例を示す図である。 人間関係の程度を示す画面の一例である。 人間関係の程度を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態である情報処理システムの構成を示す図である。図1に示すように、情報処理システムは、人間関係システム10、ソーシャルネットワークシステム12、及びユーザ端末14を含んで構成される。なお、図1では、ソーシャルネットワークシステム12及びユーザ端末14は、それぞれ1つしか示されていないが、いずれも1つに限定されるものではなく、複数であってもよい。
人間関係推定システム10は、あらゆる場面でユーザ間でやりとりされる言動等に基づいて、各場面における人間関係の程度を推定する情報処理システムである。ソーシャルネットワークシステム12は、ユーザに対してコミュニティ内でのコミュニケーションの場を提供する情報処理システムであり、例えばインターネット等を介して人間関係システム10と通信可能に接続されている。ユーザ端末14は、人間関係システム10のユーザが利用する情報処理装置であり、例えば,LAN(Local Area Network)等の組織内ネットワークやインターネット等を介して人間関係システム10と通信可能に接続されている。
図1に示すように、人間関係推定システム10は、関係情報取得部20、関係情報記憶部22、言動情報受付部24、言動情報記憶部26、重要度記憶部28、場面選択部30、人間関係推定部32、関係度記憶部34、及び人間関係表示部34を含んで構成される。人間関係推定システム10は、例えば、1台または複数台の情報処理装置を用いて構成することが可能である。そして、人間関係推定システム10を構成する各部は、メモリや記憶装置等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されているプログラムをプロセッサが実行したりすることにより実現することができる。
関係情報取得部20は、例えば、ソーシャルネットワークシステム12にアクセスすることにより、既知の人間関係を示す情報である関係情報を取得し、関係情報記憶部22に格納することができる。ソーシャルネットワークシステム12が保有する関係情報は、ソーシャルネットワークシステム12のユーザ間のつながりを示すものであり、ソーシャルグラフとも呼ばれる。なお、関係情報取得部20は、ソーシャルネットワークシステム12に限らず、任意の情報処理装置から関係情報を取得することができる。例えば、関係情報取得部20は、社内ネットワーク内にあるサーバ等から、企業の組織における体制情報や取引企業間における窓口担当者に関する情報等を関係情報として取得することとしてもよい。また、関係情報取得部20は、ユーザ端末14において入力される関係情報を取得することとしてもよい。
図2には、人間関係の一例が示されている。図2に示す例では、A社の営業部及びシステム部の人間と、B社のシステム1部及びシステム2部の人間との間における人間関係が示されている。なお、本実施形態では、人間関係にあらわれる各人間のことを「ユーザ」ともいう。図2では、例えば「A100」等のユーザIDが示された1つのアイコンが1人のユーザをあらわしている。本実施形態では、ユーザIDが「X」のユーザをユーザXともいう。図2では、組織上の上下関係や、会社間の取引関係等、何らかの関係があるユーザ間は実線で結ばれている。例えば、図2を見ると、ユーザA100とユーザB100との間には関係があることがわかる。その他のユーザ間においても同様である。
なお、本実施形態では、主に、企業の組織内の体制および取引企業間における繋がりを人間関係の一例として説明するが、人間関係はこれに限られず、任意の人間関係を対象とすることができる。例えば、前述したように、人間関係システム10は、ソーシャルネットワークシステム12から取得した関係情報を用いることにより、ソーシャルネットワークシステム12のコミュニティにおける人間関係を考慮することも可能である。また、人間関係推定システム10は、複数の人間関係を組み合わせて考慮することも可能である。例えば、人間関係推定システム10は、組織内の人間関係とソーシャルネットワークシステム12における人間関係とを組み合わせて用いることも可能である。
図3及び図4には、図2に示した人間関係を示す関係情報の一例が示されている。図3に示す関係情報は、関係の存在を示す情報であり、関係番号、ユーザID(1)、ユーザID(2)を含んでいる。例えば、関係番号「1000」の関係情報は、ユーザA100とユーザB100との間に関係があることを示している。図4に示す関係情報は、各ユーザの属性を示す情報であり、ユーザID、会社、部、課、役職、氏名を含んでいる。なお、図4に示した項目は一例であり、ユーザの属性を示す情報はこれに限られない。例えば、ソーシャルネットワークシステム12から取得した関係情報が用いられる場合においては、ソーシャルネットワークシステム12のコミュニティを識別するための情報や、コミュニティ内での役割を示す情報等が含まれていてもよい。
図1に戻り、言動情報受付部24は、例えば、ネットワークを介して接続されたユーザ端末14から、ユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを受け付け、言動情報記憶部26に格納する。本実施形態では、主に、会議の議事録に関する情報を言動情報や場面情報の一例として説明する。なお、言動情報や場面情報はこれに限られず、ユーザ間の言動に関連する情報であれば任意の情報を対象とすることができる。例えば、メールや電話、ソーシャルネットワークシステム12におけるコミュニケーション等を言動情報とすることも可能である。
図5は、議事録に関する情報を受け付ける画面の一例を示す図である。言動情報受付部24は、例えば、図5に示す画面をユーザ端末14に表示することにより、言動情報や場面情報を受け付けることができる。図5に示す画面では、会議の日時・参加者に関する情報や、議事内容に関する情報を入力可能である。日時・参加者に関する情報には、例えば、会議が開催された日付、時間、場所を示す会議基本情報や、会議の参加者を示す参加者情報が含まれる。また、議事内容に関する情報には、発言が行われた場面を示す場面情報や、発言内容や発言レベルを示す言動情報が含まれる。図6〜図9には、これらの情報の一例が示されている。なお、会議基本情報や参加者情報を場面情報の一部としてもよい。
図6に示すように、会議基本情報には、会議ID、日付、時間、場所に関する情報が含まれる。会議IDは、会議の識別子である。また、図7に示すように、参加者情報には、会議ID、ユーザIDが含まれる。
図8に示すように、場面情報には、会議ID、議題番号、テーマ名、種別、工程に関する情報が含まれる。議題番号は、議題を識別するための情報である。本実施形態において、議題とは、テーマ名、種別、工程の組み合わせによって定まるものであり、場面を選択する際の切り口として用いられる。なお、場面の切り口は議題に限られず、あるユーザの参加有無等を場面を選択する際の切り口として用いることも可能である。テーマ名は、会議において対象とされるテーマ(プロジェクト)の名称である。種別は、テーマ(プロジェクト)において議論の対象となる内容である。例えば、種別としては、「提案」や「スケジュール」などが挙げられる。工程は、テーマ(プロジェクト)のどの段階における議論であるかを示す情報である。例えば、工程としては、「プロジェクト管理」や「設計」などが挙げられる。
図9に示すように、言動情報には、会議ID、議題番号、FROM、TO、発言内容、発言レベルに関する情報が含まれる。FROMは、発言主であるユーザを示し、TOは、発言の宛先であるユーザを示す情報である。発言内容は、発言の具体的な内容を示す情報である。発言レベルは、人間関係の程度を推定する際の指標の1つであり、例えば、発言が肯定的なものであるか否定的なものであるか、また、肯定や否定の程度などを示す情報である。図5に示した画面では、発言レベルの一例として、肯定的(P)、否定的(N)のそれぞれについて、3段階(1〜3)が設けられている。この場合、図9に示す言動情報では、例えば、肯定的な発言レベルについては、そのレベルに応じた正の値(例えば+1〜+3)が与えられ、否定的な発言レベルについては、そのレベルに応じた負の値(例えば−1〜−3)が与えられることとすることができる。
なお、図6〜図9では、言動情報や場面情報の一例として、議事録に関する情報を示したが、他の情報であっても同様に、言動情報と場面情報とを対応づけて言動情報記憶部26に記憶しておくことができる。例えば、言動情報受付部24は、メールサーバに蓄積されているメールの履歴から、発信者、受信者、送信日時、メッセージ内容等を抽出して解析することにより、言動情報や場面情報を抽出することができる。さらに、言動情報受付部24は、肯定的な用語や否定的な用語が登録されたデータベースを参照することにより、メールのメッセージ内容が肯定的なものであるか否定的なものであるかを解析し、発言レベルを決定することとしてもよい。また、言動情報受付部24は、例えば、メールのメッセージに含まれる文言から場面を判断して場面情報を生成することとしてもよいし、メールの件名(サブジェクト)や宛先に含まれるメンバーから場面を判断して場面情報を生成することとしてもよい。ソーシャルネットワークシステム12におけるコミュニケーションについても、メールの場合と同様に用いることができる。また、例えば、言動情報受付部24は、電話での通話内容の録音データから、通話者、通話日時、通話内容等を抽出して解析することにより、言動情報や場面情報を抽出することができる。この場合、言動情報受付部24は、通話内容に加えて、例えば、通話時の声の大きさやトーンを発言レベルを決定する際の要素として用いることも可能である。また、議事録やメール等の複数の情報ソースから得られる言動情報及び場面情報をまとめて言動情報記憶部26に格納することも可能である。この場合において、情報ソースを示す情報を、場面情報の一部としてもよい。
図1に戻り、重要度記憶部28は、各場面における各ユーザの重要度を示す重要度情報を記憶する。重要度情報としては、例えば、各場面においてどのユーザの発言の重要度が高くなるかを示す情報が考えられる。より具体的には、例えば、コストに関連する場面や、業務要件に近い場面の場合には、営業部門のユーザの発言の重要度が高くなるという情報などである。また、例えば、設計のレビューを行う場面であれば、設計部門のユーザの発言の重要度が高くなるという情報などである。重要度記憶部28は、場面を識別する情報と、当該場面におけるユーザの重要度を示す情報とを対応づけた情報を重要度情報として記憶しておくことができる。重要度情報には、例えば、ある場面におけるユーザの発言レベルに対する重みづけを示す情報が含まれることとすることができる。その他、重要度記憶部28は、組織におけるユーザの上下関係を示す情報を重要度情報の一部として記憶しておくこともできる。また、重要度記憶部28は、ソーシャルネットワークシステム12のコミュニティ内におけるユーザの立場(例えば、議長や参加者等)を重要度情報の一部として記憶しておくことも可能である。
場面選択部30は、人間関係の程度を推定する対象となる場面の選択をユーザ端末14から受け付けることができる。例えば、場面選択部30は、言動情報記憶部26を参照し、言動情報に含まれる場面を選択可能にユーザ端末14に提示することとしてもよい。
人間関係推定部32は、言動情報記憶部26を参照し、場面選択部30によって選択された場面における言動情報に基づいて、当該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定することができる。そして、人間関係推定部32は、推定した人間関係の程度を示す関係度情報を生成し、関係度記憶部34に格納する。本実施形態では、人間関係推定部32は、選択された場面(議題)の言動情報を抽出し、抽出された言動情報における発言レベルをユーザ間の関係ごとに集計することにより、各ユーザ関係における関係の程度を推定することができる。
図10には、人間関係推定部32により生成される関係度情報の一例が示されている。図10に示す例では、関係度情報は、議題番号、関係番号、ユーザID(1)、ユーザID(2)、及び関係度を含んでいる。本実施形態では、前述のとおり、各議題を場面の切り口として用いることとしている。すなわち、図10は、議題番号「001」の議題が、人間関係の程度を推定する対象となる場面として選択された場合の関係度情報の一例を示している。
図10に示すように、関係度は、関係番号ごと、すなわち、ユーザ間の関係ごとに求められている。例えば、関係番号「1000」は、ユーザA100とユーザB100との関係を示すものであり、この関係における関係度は「+3」となっている。例えば、人間関係推定部32は、言動情報におけるユーザA100とユーザB100との間の発言の発言レベルを集計することにより、ユーザA100とユーザB100との関係を示す関係度を求めることができる。なお、人間関係推定部32は、関係度を算出する際に、重要度記憶部28を参照し、重要度情報に基づいて各発言の重みづけを行うこととしてもよい。例えば、議題番号「001」の場面ではユーザA100の発言の重要性が高いということを示す重要度情報が重要度記憶部28に記憶されている場合であれば、ユーザA100の発言の発言レベルの重みづけが高くされることとしてもよい。
図1に戻り、人間関係表示部36は、関係度記憶部34を参照し、場面選択部30によって選択された場面におけるユーザ間の人間関係の程度を示す情報をユーザ端末14に表示することができる。図11には、人間関係表示部36により表示される人間関係の程度を示す画面の一例が示されている。なお、図11は、図10に示した関係度情報に基づいて表示された情報の一例である。図10に示す関係度情報では、ユーザA100とユーザB100との関係度が「+3」、ユーザA100とユーザB200との関係度が「−2」となっている。人間関係表示部36は、これらの関係度を示す情報を表示することができる。
例えば、図11に示すように、人間関係表示部36は、ユーザA100とユーザB100との関係度が「+3」であることを示すために、ユーザA100とユーザB100とを結ぶ線を関係度のプラスの度合いに応じて太くした実線で表示することができる。また、例えば、図11に示すように、人間関係表示部36は、ユーザA100とユーザB200との関係度が「−2」であることを示すために、ユーザA100とユーザB200とを結ぶ線を関係度のマイナスの度合いに応じて太くした破線で表示することができる。なお、図11に示した表示方法は一例であり、関係度に応じた表示方法には任意の手法を採用することができる。例えば、関係度に応じて線の色が変更されることとしてもよいし、ユーザを示すアイコンの表示形態が変更されることとしてもよい。
また、図11に示すように、人間関係の程度が表示される画面において、場面が選択可能であってもよい。つまり、場面選択部30は、図11に示す画面において選択される場面を示す情報を受け付けることができる。例えば、図11に示す画面において、場面選択部30は、種別を「スケジュール」に変更する入力を受け付けることができる。これにより、場面として、テーマ「Xプロジェクト」、種別「スケジュール」、工程「プロジェクト管理」が選択されたこととなる。図8に示した場面情報の例では、この場面は議題番号「002」に対応している。人間関係推定部32は、変更された場面における人間関係の程度を推定することができる。
図12には、人間関係推定部32により生成される、変更された場面における関係度情報の一例が示されている。図12に示す関係度情報では、ユーザA300とユーザB300との関係度が「+3」、ユーザA300とユーザB211との関係度が「−3」となっている。人間関係表示部36は、例えば図13に示すように、これらの関係度を示す情報を表示することができる。
なお、図11、図13に示した例では、選択される場面の切り口として議題(テーマ名、種別、工程)が用いられることとしたが、前述したように、場面の切り口はこれに限られない。例えば、会議の参加者や、会議の開催時間帯等、会議に関連する任意の情報を場面の切り口として用いることができる。また、会議に限らず、メール、ソーシャルネットワークシステム12におけるコミュニケーション、通話内容等、様々な情報から抽出された情報を場面の切り口として用いることができる。例えば、メールの場合であれば、宛先に含まれるユーザやメーリングリスト、メールの件名に含まれるキーワード等を場面の切り口として用いることができる。また、複数の情報ソースからの言動情報が用いられる場合であれば、情報ソースを場面の切り口としてもよい。
図14は、人間関係の程度を推定する処理の一例を示すフローチャートである。まず、言動情報受付部24は、ユーザ端末14から言動情報を受け付け、言動情報記憶部26に格納する(S1401)。この言動情報の受け付けは、例えば、会議が開催された都度等、繰り返し行うことができる。また、例えば、言動情報受付部24は、定期的にソーシャルネットワークシステム12にアクセスすることにより、ソーシャルネットワークシステム12のコミュニティにおけるコミュニケーション情報を取得し、言動情報や場面情報を抽出することとしてもよい。メールや通話情報等についても同様である。
その後、任意のタイミングにおいて、場面選択部30は、人間関係を表示する対象となる場面(議題)を選択するための情報を受け付ける(S1402)。場面が選択されると、人間関係推定部32は、言動情報記憶部26を参照し、選択された場面における言動情報の言動レベルを集計する(S1403)。このとき、人間関係推定部32は、重要度記憶部28を参照し、重要度情報に基づいて言動レベルに重みづけを付与することができる。そして、人間関係推定部32は、集計した言動レベルを人間関係の関係度として設定した関係度情報を生成し、関係度記憶部34に格納する(S1404)。
最後に、人間関係表示部36は、関係度記憶部34を参照し、選択された場面における人間関係の程度を示す情報をユーザ端末14に表示する(S1405)。なお、前述したように、場面の選択を変更することが可能であり、その場合、場面の選択の受け付けから人間関係の表示までの処理(S1402〜S1405)が繰り返し実行されることとなる。
以上、本実施形態について説明した。本実施形態によれば、複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて記憶しておき、指定された場面の言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定することができる。これにより、言動が行われた場面を考慮して人間関係を推定することが可能となる。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、本実施形態では、ユーザ間の言動が行われる場面の主な一例として会議を用いて説明したが、これに限られず様々な場面において、本実施形態と同様に、選択された場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定することができる。
10 人間関係推定システム
12 ソーシャルネットワークシステム
14 ユーザ端末
20 関係情報取得部
22 関係情報記憶部
24 言動情報受付部
26 言動情報記憶部
28 重要度記憶部
30 場面選択部
32 人間関係推定部
34 関係度記憶部
36 人間関係表示部

Claims (9)

  1. 複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて記憶する言動情報記憶部と、
    前記言動情報記憶部を参照し、指定された場面を示す前記場面情報に対応づけられた前記言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する人間関係推定部と、
    を備える人間関係推定システム。
  2. 請求項1に記載の人間関係推定システムであって、
    前記言動情報には、言動のレベルを示すレベル情報が含まれており、
    前記人間関係推定部は、前記レベル情報に基づいて、前記ユーザ間の人間関係の程度を推定する、
    人間関係推定システム。
  3. 請求項1または2に記載の人間関係推定システムであって、
    前記場面情報には、言動が行われた場面における議題を示す議題情報が含まれている、
    人間関係推定システム。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の人間関係推定システムであって、
    前記場面情報には、言動が行われた場面における参加者を示す参加者情報が含まれている、
    人間関係推定システム。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の人間関係推定システムであって、
    各場面における各ユーザの重要度を示す重要度情報を記憶する重要度記憶部をさらに備え、
    前記人間関係推定部は、前記言動情報記憶部及び前記重要度記憶部を参照し、指定された場面を示す前記場面情報に対応づけられた前記言動情報と、該場面におけるユーザの重要度とに基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する、
    人間関係推定システム。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の人間関係推定システムであって、
    前記推定された人間関係の程度を表示する人間関係表示部をさらに備える、
    人間関係推定システム。
  7. 請求項6に記載の人間関係推定システムであって、
    前記人間関係の程度を推定する対象となる場面を選択するための情報を受け付ける場面選択部をさらに備え、
    前記人間関係推定部は、前記選択された場面を示す前記場面情報に対応づけられた前記言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定し、
    前記人間関係表示部は、前記推定された人間関係の程度を表示する、
    人間関係推定システム。
  8. コンピュータが、
    複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて言動情報記憶部に記憶し、
    前記言動情報記憶部を参照し、指定された場面を示す前記場面情報に対応づけられた前記言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する、
    人間関係推定方法。
  9. コンピュータに、
    複数のユーザにおけるユーザ間の各言動に関する言動情報と、各言動が行われた場面を示す場面情報とを対応づけて言動情報記憶部に記憶する機能と、
    前記言動情報記憶部を参照し、指定された場面を示す前記場面情報に対応づけられた前記言動情報に基づいて、該場面におけるユーザ間の人間関係の程度を推定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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