JP2013182123A - 端末装置、コンテンツ再生システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電子教材に関連付けられたコンテンツを再生又は表示する順番を適切に設定することが可能なコンテンツ再生システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】端末装置3は、コンテンツが関連付けられた電子教科書2の関連付けエリアに関する関連付けエリア情報を記憶する。そして、端末装置3は、ユーザのタッチパネル操作に基づき、関連付けエリアが複数設けられた電子教科書2の見開き頁において、関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を設定する。
【選択図】図7
【解決手段】端末装置3は、コンテンツが関連付けられた電子教科書2の関連付けエリアに関する関連付けエリア情報を記憶する。そして、端末装置3は、ユーザのタッチパネル操作に基づき、関連付けエリアが複数設けられた電子教科書2の見開き頁において、関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を設定する。
【選択図】図7
Description
本発明は、電子教材に関連付けられた動画像などのコンテンツを再生する技術に関する。
従来から、電子教材をスクリーンなどに投影表示しつつ、必要に応じて表示中の頁に関連するコンテンツの再生などを行うことが可能な教育支援システムが知られている。例えば、特許文献1には、授業の際には、予め用意されたシナリオに基づき、教材データをスクリーン上に表示する授業支援システムが記載されている。この授業支援システムでは、「次頁」と表示されたボタンが画面上で選択されることで、画面内に設けられた表示領域全体が予め用意されたシナリオ通りに遷移する。
電子教科書(教材)の所定の図面部分などに関連する動画などのコンテンツを関連付けておき、授業中では、スクリーン等に電子教材を表示させつつ、コンテンツを関連付けたエリアを適宜選択して、そのコンテンツを講師の任意のタイミングで再生することができると便宜である。一方、電子教材の各頁又は見開き頁ごとに複数のコンテンツが関連付けられている場合には、講師は、授業中でのコンテンツの再生順番を間違えてしまう可能性がある。従って、この場合には、これらの複数のコンテンツを再生又は表示する順番を予め設定することができると便宜である。そこで、本発明は、電子教材に関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を適切に設定することが可能な端末装置、コンテンツ再生システム及びプログラムを提供することを主な課題とする。
本発明に係る端末装置は、電子教材を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記電子教材の所定の頁内のエリアであって、コンテンツと関連付けられた関連付けエリアの情報を記憶する記憶手段と、外部入力に基づき、前記関連付けエリアが複数設けられた前記電子教材の頁又は見開き頁における当該関連付けエリアに関連付けられた前記コンテンツの再生又は表示の順番を設定する再生順番設定手段と、を有する。
上記の端末装置は、表示制御手段と、記憶手段と、再生順番設定手段とを有し、電子教材の各頁又は見開き頁のうち、関連付けエリアを複数有する頁又は見開き頁に関連付けられたコンテンツの再生順番を定める。このとき、端末装置は、電子教材を表示し、ユーザ操作等の外部入力に基づきコンテンツの再生順番を定める。これにより、授業などにおいて、ユーザは、再生すべきコンテンツの順番を間違えることなく想定した順番通りにコンテンツの再生又は表示を行うことができる。
上記端末装置の一態様では、前記再生順番設定手段は、前記外部入力に基づき前記関連付けエリアが選択された選択順に基づき、前記再生又は表示の順番を定める。この態様により、ユーザは、表示手段に表示された関連付けエリアを順に選択することで、同一頁又は同一見開き頁に関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を定めることができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記電子教材の各頁又は各見開き頁には、前記再生又は表示の順番を定める処理を開始するための順番設定用アイコンが設けられ、前記再生順番設定手段は、前記順番設定用アイコンが選択された後に前記関連付けエリアが選択された前記選択順を認識する。この態様により、端末装置は、同一頁又は同一見開き頁に関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を、ユーザの任意のタイミングで定めることができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記電子教材の各頁又は各見開き頁には、前記再生順番設定手段が設定した前記再生又は表示の順番に基づき前記コンテンツを再生又は表示させるための再生用アイコンが設けられ、前記再生用アイコンが選択された場合、再生又は表示すべき順番にあたる前記コンテンツの再生又は表示を行う再生制御手段をさらに有する。この態様により、ユーザは、再生用アイコンを選択する操作を行うだけで、順番を設定したコンテンツを、順に端末装置に再生又は表示させることができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記再生又は表示の順番が設定されたコンテンツに対応する前記電子教材の前記関連付けエリアを前記表示手段に表示させる場合、当該関連付けエリアと対応させて前記コンテンツの前記再生又は表示の順番の表示を付す。このようにすることで、端末装置は、ディスプレイ上に電子教材を表示した場合に、設定された再生又は表示の順番を容易に視認させることが可能となる。
上記端末装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記電子教材の前記関連付けエリアを前記表示手段に表示させる場合、当該関連付けエリアを対応するコンテンツの種類ごとに色分けして前記表示手段に表示させる。このようにすることで、端末装置は、関連付けエリアに関連付けられているコンテンツの種類を、ユーザに容易に認識させることができる。
上記端末装置の他の一態様では、前記表示制御手段は、前記コンテンツが再生中又は表示中であっても、入力手段により入力されたストロークを前記電子教材に描画する。このようにすることで、端末装置は、コンテンツの再生時等であっても、電子教材上への書込みを実行させることができ、利便性を向上させることができる。
本発明に係るコンテンツ再生システムは、上記記載の端末装置と、接触位置を検知し、当該接触位置を示す検知信号を前記端末装置へ送信する電子シートと、前記端末装置から送信される画像信号に基づく光を前記電子シートの表面に出射するプロジェクタと、を備えるコンテンツ再生システムであって、前記表示制御手段は、前記再生順番設定手段が設定した前記再生又は表示の順番に基づき前記コンテンツを再生又は表示させるための再生用アイコンを、前記プロジェクタにより前記電子シートに投影表示させ、前記検知信号に基づき前記再生用アイコンが選択されたと判断した場合、再生又は表示すべき順番にあたる前記コンテンツの再生又は表示を行う再生制御手段をさらに有する。この態様によれば、ユーザは、プロジェクタによって電子シートに投影された再生用アイコンを選択することで、予め再生順番を設定したコンテンツを順番通りに再生又は表示させることができる。
本発明に係るコンテンツ再生システムの他の態様では、端末装置と、接触位置を検知し、当該接触位置を示す検知信号を前記端末装置へ送信する電子シートと、前記端末装置から送信される画像信号に基づく光を前記電子シートの表面に出射するプロジェクタと、を備えるコンテンツ再生システムであって、前記端末装置は、電子教材を前記プロジェクタにより前記電子シートに投影表示させる表示制御手段と、前記電子教材の所定の頁内のエリアであって、コンテンツと関連付けられた関連付けエリアの情報を記憶する記憶手段と、前記検知信号に基づき、前記関連付けエリアが複数設けられた前記電子教材の頁又は見開き頁における当該関連付けエリアに関連付けられた前記コンテンツの再生又は表示の順番を設定する再生順番設定手段と、を有することを特徴とする。この態様により、コンテンツ再生システムは、電子シートに電子教材を表示し、当該電子シート上への操作に基づき、同一頁又は同一見開き頁に関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を好適に定めることができる。
本発明に係るプログラムは、上記記載のいずれか一つの端末装置として機能させる。これらのプログラムを端末装置にインストールして機能させることで、本発明に係る端末装置を構成させることができる。
本発明によれば、端末装置は、電子教材を表示すると共に、コンテンツに関連付けられたエリアを複数有する頁又は見開き頁内でのコンテンツの再生順番を、外部入力に基づき定める。これにより、授業などにおいて、ユーザは、再生すべきコンテンツの順番を間違えることなく想定した順番通りにコンテンツの再生又は表示を行うことができる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するのに好適な実施形態について説明する。以下に説明するコンテンツ再生システムは、学校の授業などに好適に用いられ、電子化された電子教科書(教材)の任意の範囲と動画などのコンテンツとが関連付けられており、同一の見開き頁内に関連付けられたコンテンツの再生順番を予め設定可能なシステムである。なお、「見開き頁」とは、電子教科書が表示された場合に上下又は左右に並ぶ頁の組を指す。
[コンテンツ再生システムの構成]
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示す。図1に示すように、コンテンツ再生システムは、後述する電子教科書2を表示すると共にユーザからの入力に基づき所定の処理を行う端末装置3と、端末装置3と接続され、そのディスプレイの表示画面と同じ画像を電子黒板5に投影するプロジェクタ4と、接触された位置を検知可能な電子黒板(電子シート)5とを備える。以下、これらの各構成要素について説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示す。図1に示すように、コンテンツ再生システムは、後述する電子教科書2を表示すると共にユーザからの入力に基づき所定の処理を行う端末装置3と、端末装置3と接続され、そのディスプレイの表示画面と同じ画像を電子黒板5に投影するプロジェクタ4と、接触された位置を検知可能な電子黒板(電子シート)5とを備える。以下、これらの各構成要素について説明する。
(電子教科書)
まず、端末装置3のディスプレイに表示される電子教科書2について説明する。図2は、ある頁(第22、23頁)が見開き状態で表示された電子教科書2の上面図を示す。なお、図2に示す電子教科書2は、電子黒板5にも同様に表示される。
まず、端末装置3のディスプレイに表示される電子教科書2について説明する。図2は、ある頁(第22、23頁)が見開き状態で表示された電子教科書2の上面図を示す。なお、図2に示す電子教科書2は、電子黒板5にも同様に表示される。
図2に示すように、電子教科書2は、見開き頁ごとに表示され、各見開き頁は、教科書の内容が記載された内容表示領域20と、選択可能な各アイコン41乃至61が表示された操作領域40とを有する。
内容表示領域20は、動画、画像、PDF(登録商標)、音声データなどのコンテンツと関連付けられている領域(「関連付けエリア」とも呼ぶ。)を有する。関連付けエリアが選択された場合、当該領域に関連付けられたコンテンツ(「関連付けコンテンツ」とも呼ぶ。)が端末装置3により再生される。
次に、各アイコン41乃至61に関連付けられた機能について説明する。アイコン41は、後述する図3に示す電子教科書2の目次を端末装置3のディスプレイに表示させるための操作領域である。アイコン42は、端末装置3のディスプレイにコンテンツが再生又は表示されている場合に、当該コンテンツの前面に電子教科書2を表示させるための操作領域である。アイコン43は、端末装置3のディスプレイに表示されている電子教科書2の見開き頁を、2頁分だけ前に戻すための操作領域である。アイコン44は、端末装置3のディスプレイに表示されている電子教科書2の見開き頁を、2頁分だけ進めるための操作領域である。
アイコン45、46は、書込みモードに切り替えるための操作領域である。具体的には、アイコン45は、電子教科書2上でスタイラスなどが接触した位置の軌跡を再現した自由曲線のストロークを電子教科書2上に描画する書込みモードに切り替えるための操作領域である。アイコン46は、電子教科書2上でスタイラスなどが接触した位置の軌跡に基づく直線のストロークを電子教科書2上に描画する書込みモードに切り替えるための操作領域である。アイコン47は、アイコン45又は46に対応する書込みモードにおいて描画されたストロークの色を赤色に指定するための操作領域であり、アイコン48は、上述のストロークの色を青色に指定するための操作領域である。なお、後述するように、ユーザは、コンテンツの再生中においても、アイコン45又は46を選択し、ディスプレイ上におけるスタイラス等の接触位置の軌跡に基づくストロークを電子教科書2上に描画させることが可能である。
アイコン49は、アイコン45又は46に対応する書込みモードにおいて描画されたストロークの表示及び非表示を切り替えるための操作領域である。アイコン50は、電子教科書2上に描画されたストロークの表示位置をドラッグ操作に基づき移動させるモードに切り替えるための操作領域である。アイコン51は、ドラッグ操作により指定された領域を拡大表示するための操作領域である。アイコン52は、ディスプレイ上で接触を検知した位置に存在するストロークを消去するための操作領域である。アイコン53は、当該アイコン53が印刷されている見開き頁に描画されたストロークを全て消去するための操作領域である。アイコン54は、停止中または一時停止中の動画の再生を開始するための操作領域である。アイコン55は、再生中の動画の巻き戻しをするための操作領域である。アイコン56は、再生中の動画を一時停止するための操作領域である。アイコン57は、再生中の動画を早送りするための操作領域である。アイコン58は、再生中の動画を停止するための操作領域である。
アイコン59は、電子教科書2内の関連付けエリアを色付きで強調表示するための操作領域である。アイコン59が選択された場合の表示例については、[関連付けエリアの表示]のセクションで詳しく説明する。順番設定用アイコン60は、同一の見開き頁にある関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生順番を設定するモード(「再生順番設定モード」とも呼ぶ。)の開始及び終了を指示するための操作領域である。再生順序設定モードについては、[再生順番の設定]のセクションで詳しく説明する。再生用アイコン61は、設定された再生順番に従い、関連付けコンテンツを順に再生する指示を行う操作領域である。アイコン61に関連付けられた機能については、[コンテンツの再生]のセクションで詳しく説明する。
(プロジェクタ)
プロジェクタ4は、電子黒板5に対して鉛直上方向から斜め下向きに光を出射するプロジェクタであり、例えば教室の壁等に設置される。プロジェクタ4は、端末装置3から画像信号を受信し、端末装置3の画面と同じ画像を構成する光を所定の投影範囲50に投影する。投影範囲50には、電子教科書2などが表示される。なお、プロジェクタ4は、電子黒板5の正面へ向けて光を出射するフロントプロジェクタ、又は、電子黒板5の背面へ向けて光を出射するリアプロジェクタであってもよい。
プロジェクタ4は、電子黒板5に対して鉛直上方向から斜め下向きに光を出射するプロジェクタであり、例えば教室の壁等に設置される。プロジェクタ4は、端末装置3から画像信号を受信し、端末装置3の画面と同じ画像を構成する光を所定の投影範囲50に投影する。投影範囲50には、電子教科書2などが表示される。なお、プロジェクタ4は、電子黒板5の正面へ向けて光を出射するフロントプロジェクタ、又は、電子黒板5の背面へ向けて光を出射するリアプロジェクタであってもよい。
(電子黒板)
電子黒板5は、圧力を検知することが可能に構成された感圧式ボード(シート)である。そして、電子黒板5に所定のペン(スタイラス)により圧力が加わるとボード中に設けられた電気伝導性の2枚のシートが接触して電気信号が発生し、当該電気信号に基づく入力情報を端末装置3に送信する。そして、端末装置3は、電子黒板5から受信した入力情報に基づき、接触位置を検出する。
電子黒板5は、圧力を検知することが可能に構成された感圧式ボード(シート)である。そして、電子黒板5に所定のペン(スタイラス)により圧力が加わるとボード中に設けられた電気伝導性の2枚のシートが接触して電気信号が発生し、当該電気信号に基づく入力情報を端末装置3に送信する。そして、端末装置3は、電子黒板5から受信した入力情報に基づき、接触位置を検出する。
また、電子黒板5の投影範囲50には、端末装置3の画面と同じ画像を構成する光がプロジェクタ4により投影される。具体的には、投影範囲50には、図2に示す電子教科書2が投影表示される。
なお、電子黒板5は、ボード表面の直下にワイヤが埋め込まれた電磁式ボードであってもよい。この場合、コンテンツ再生システムは、コイルを埋め込んだスタイラスを備え、スタイラスを電磁式ボードに接触させると、電磁式ボードは、スタイラスとの電磁誘導に基づき接触位置に相当する電気信号を発生し、当該電気信号に基づき、端末装置3は、接触位置を検出する。
そして、電子黒板5がいずれの入力方式である場合も、端末装置3は、後述するように、電子黒板5にかかる座標系を端末装置3のディスプレイにかかる座標系に変換するための座標変換関数を予め求める。そして、端末装置3は、求められた座標変換関数を用いて、ボード上の接触位置に相当する座標データを受信した場合に、表示手段36のディスプレイにかかる座標系のデータに変換し、表示された電子教科書2内のいずれのアイコン41乃至61又は関連付けエリアが選択されたか等を検知する。
(端末装置)
次に、端末装置3について説明する。端末装置3は、ハードウェアとして、電子黒板5とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成される。なお、端末装置3は、iPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)、またはディスプレイを備えるPC(パーソナルコンピュータ)等で構成されてもよい。ここでは、一例として、端末装置3は、タッチパネルによる入力が可能なタブレットPCであるものとする。
次に、端末装置3について説明する。端末装置3は、ハードウェアとして、電子黒板5とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等で構成される。なお、端末装置3は、iPad(登録商標)などのタブレットPCやPDA(Personal Data Assistance)、またはディスプレイを備えるPC(パーソナルコンピュータ)等で構成されてもよい。ここでは、一例として、端末装置3は、タッチパネルによる入力が可能なタブレットPCであるものとする。
図3は、端末装置3の機能ブロック図である。端末装置3は、機能的には、タッチパネルなどの入力手段31、通信手段32、記憶手段33、処理手段34、表示手段36、インターフェース38を備える。通信手段32は、アンテナ受信回路等により構成され、電子黒板5から入力情報を受信し、受信した情報を処理手段34に伝送する。表示手段36は、ディスプレイ等によって構成され、処理手段34によって指示された内容を表示する。インターフェース38は、プロジェクタ4と接続するためのインターフェースである。インターフェース38は、処理手段34の処理命令に基づき、表示手段36に画像を表示するための画像信号をプロジェクタ4に送信し、表示手段36の画像と同じ画像を同期して投影させる。
処理手段34は、CPU等のプロセッサによって構成され、端末装置3の全体の制御を行う。処理手段34は、表示制御手段341と、再生順番設定手段342と、再生制御手段343とを備える。そして、処理手段34は、表示手段36のディスプレイに表示されたアイコン41乃至61がタッチパネル操作により選択されたことを検知した場合、選択されたアイコンに関連付けられた機能に応じて所定の処理を行う。
具体的には、タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン41乃至44の場合、処理手段34の表示制御手段341は、タッチパネル操作により選択されたアイコンに関連付けられた機能に従い、電子教科書2の所定の頁を見開き状態で表示手段36に表示させる。
また、タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン45または46の場合、表示制御手段341は、書込みモードを開始する。具体的には、表示制御手段341は、書込みモード時には、タッチパネルが検知した接触位置の位置座標に基づき、自由曲線又は直線のストロークを電子教科書2上に描画する。この場合、表示制御手段341は、コンテンツが再生中か否かに関わらず、ストロークを描画する。なお、書込みモードでは、表示制御手段341は、電子教科書2と表示中のコンテンツとを並べて表示してもよく、コンテンツが動画の場合には、当該コンテンツに対応する関連付けエリア内でコンテンツを表示してもよい。また、コンテンツが音声データの場合には、スピーカ(不図示)に音声を出力させつつ、表示制御手段341は、音声データを再生するソフトウェアの表示を非表示として、電子教科書2のみを表示してもよい。
タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン47乃至53の場合、表示制御手段341は、タッチパネル操作により選択されたアイコンに関連付けられた機能に従い、所定の処理を実行する。また、再生制御手段343は、タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン54乃至58の場合、タッチパネル操作により選択されたアイコンに関連付けられた機能に従い、再生対象の動画コンテンツの再生制御を行う。また、タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン59の場合、表示制御手段341は、関連付けられたコンテンツの種類に応じて、関連付けエリアを色分けして表示する。
タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン60の場合、処理手段34は、再生順番設定モードを開始する。再生順番設定モードでは、処理手段34の再生順番設定手段342は、同一の見開き頁にある関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生順番を決定する。この処理については、[再生順番の設定]のセクションで具体的に説明する。タッチパネル操作により選択されたアイコンがアイコン61の場合、再生制御手段343は、設定された再生順番に従い、次に再生すべき関連付けコンテンツを再生する。この処理については、[コンテンツ再生]のセクションで具体的に説明する。また、処理手段34は、電子教科書2の関連付けエリアが選択された場合、後述する関連付けエリア情報を参照し、タッチパネル操作により選択された関連付けエリアに関連付けられたコンテンツを再生又は表示する。
また、処理手段34は、キャリブレーション用マークを少なくとも2以上、表示手段36に表示させることにより、プロジェクタ4に対し、電子黒板5にもキャリブレーション用マークを投影させ、キャリブレーション用マークが投影された位置に対応する入力情報を受信することで、電子黒板5にかかる座標系を表示手段36のディスプレイにかかる座標系に変換するための座標変換関数を求める(キャリブレーション処理機能)。さらに、処理手段34は、そのキャリブレーション処理により求められた座標変換関数を用いて、電子黒板5にかかる座標系のデータを受信したときに、表示手段36のディスプレイにかかる座標系のデータに変換する。そして、処理手段34は、変換後のディスプレイにかかる座標系のデータに基づき、電子黒板5に表示されたアイコン41乃至61が選択されたことを認識した場合、端末装置3のディスプレイに表示されたアイコン41乃至61が選択された場合と同様の処理を実行する。また、処理手段34は、変換後のディスプレイにかかる座標系のデータに基づき、電子黒板5に表示された関連付けエリアが選択されたことを認識した場合、後述する関連付けエリア情報を参照し、選択された関連付けエリアに関連付けられたコンテンツを再生又は表示する。
記憶手段33は、ROMやRAMといったメモリによって構成される。記憶手段33は、各教科書を電子化した電子教科書2を記憶する。さらに、記憶手段33は、各関連付けエリアに関連付けられるコンテンツを記憶すると共に、各関連付けエリアに関連する情報(「関連付けエリア情報」とも呼ぶ。)を記憶する。図4は、関連付けエリア情報のデータ構造を示す。図4に示すように、関連付けエリア情報には、各関連付けエリアの識別番号を示す「エリア番号」の項目と、電子教科書2の識別情報を示す「教科書ID」の項目と、関連付けエリアの頁番号を示す「頁番号」の項目と、頁内における相対的な位置を示す「頁内位置」の項目と、関連付けコンテンツのパス及びファイル名を示す「関連付けコンテンツ」の項目と、同一の見開き頁内における関連付けコンテンツの再生順番を示す「再生順番」の項目とに対応する情報がそれぞれ関連付けられている。なお、ここでは、図2に示す電子教科書2の教科書IDは「R01」であるものとし、頁内位置は、角の位置座標(Xn,Yn)、高さ(Y方向)、幅(X方向)で規定されている。また、「再生順番」の項目の値は、後述する[再生順番の設定]のセクションで述べる処理に基づき設定される。
なお、再生順番以外の関連付けエリア情報は、予め記憶手段33に記憶されていてもよく、ユーザの入力に基づき処理手段34が生成してもよい。後者の場合、例えば、処理手段34は、電子教科書2を表示した状態で、関連付けエリアとする領域をタッチパネルへのドラッグ操作などによりユーザに指定させると共に、当該関連付けエリアに関連付けるコンテンツをファイル選択用のGUI(Graphical User Interface)などを表示することでユーザに指定させる。関連付けコンテンツは、講師が授業用に自らビデオカメラ等の撮影手段を用いて撮影を行った結果生成された映像データなどであってもよく、静止画像データであってもよく、ワークシートなどであってもよい。
[関連付けエリアの表示]
次に、アイコン59が選択された場合の電子教科書2の表示について説明する。図5は、アイコン59が選択される直前の端末装置3のディスプレイ画面を示す。
次に、アイコン59が選択された場合の電子教科書2の表示について説明する。図5は、アイコン59が選択される直前の端末装置3のディスプレイ画面を示す。
図5に示すように、アイコン59が選択される直前では、図4の関連付けエリア情報に記憶された22頁に存在するエリア番号N1の関連付けエリアと、23頁に存在するエリア番号N2の関連付けエリアとがいずれも他のエリアと判別できない態様で、22頁及び23頁の見開き頁が表示されている。そして、ユーザは、関連付けコンテンツの再生順番を設定する場合などに、指先で端末装置3のディスプレイ画面におけるアイコン59の表示部分をタッチする。
図6は、アイコン59が選択された後の端末装置3のディスプレイ画面を示す。図6に示すように、アイコン59が選択された場合、表示制御手段341は、対応する関連付けコンテンツの種類ごとに、各関連付けエリアを色分けして表示する。具体的には、拡張子が「pdf」のPDFファイル「ワークシート1.pdf」と関連付けられたエリア番号N1の関連付けエリア「21」は、青に着色された状態で表示されている。一方、拡張子が「mp4」の動画ファイル「断層○○町.mp4」と関連付けられた関連付けエリア「22」は、赤に着色された状態で表示される。このようにすることで、ユーザは、各関連付けエリアの位置及び範囲並びに当該関連付けエリアに関連付けられているコンテンツの種類を容易に把握することができる。そして、アイコン59が再びタッチされた場合、表示制御手段36は、図6に示す表示から、図5に示す表示に再び切り替える。
なお、図5及び図6に示すディスプレイ画面の表示は、電子黒板5の投影範囲50に投影される表示と同一であり、電子黒板5に投影表示されたアイコン59が選択された場合も同様に、図5に示す表示と図6に示す表示とが切り替わる。
[再生順番の設定]
次に、同一の見開き頁内に複数の関連付けエリアが存在する場合の関連付けコンテンツの再生順番の設定方法について具体的に説明する。概略的には、再生順番設定手段342は、再生順番設定モード時において、端末装置3のディスプレイ上でタッチされた関連付けエリアの順番に基づき、関連付けコンテンツの再生順番を定める。
次に、同一の見開き頁内に複数の関連付けエリアが存在する場合の関連付けコンテンツの再生順番の設定方法について具体的に説明する。概略的には、再生順番設定手段342は、再生順番設定モード時において、端末装置3のディスプレイ上でタッチされた関連付けエリアの順番に基づき、関連付けコンテンツの再生順番を定める。
図7は、端末装置3のディスプレイ画面に表示された電子教科書2上での再生順番の設定に伴う操作する指先の位置変化を示す図である。まず、アイコン60が指先80によりタッチされる(第1ステップ)。この場合、処理手段34は、タッチパネルから送信される検出信号に基づき、アイコン60がタッチされたことを認識し、再生順番設定モードを開始する。以降は、ユーザの意思により、同一の見開き頁内に存在する複数の関連付けエリアを、関連付けられたコンテンツを再生たい順番でタッチする。
図7に示す例では、関連付けエリア21が指先80によりタッチされる(第2ステップ)。この場合、処理手段34の再生順番設定手段342は、タッチパネルから送信される検出信号に基づき、関連付けエリア21がタッチされたことを認識する。そして、再生順番設定手段342は、見開き頁(ここでは22、23頁)に関連した関連付けコンテンツのうち、関連付けエリア21に関連付けられたコンテンツの再生順番を1番に設定する。
その後、関連付けエリア22が指先80によりタッチされる(第3ステップ)。この場合、処理手段34の再生順番設定手段342は、関連付けエリア22がタッチパネル操作により選択されたことを認識する。そして、再生順番設定手段342は、見開き頁に関連した関連付けコンテンツのうち、関連付けエリア22に関連付けられた関連付けコンテンツの再生順番を2番に設定する。
次に、アイコン60が指先80により再びタッチされる(第4ステップ)。この場合、再生順番設定手段342は、タッチパネルにより検出した接触位置に基づき、アイコン60がタッチされたことを認識し、再生順番設定モードを終了する。これにより、再生順番設定手段342は、端末装置3のディスプレイに表示された見開き頁における再生順番を確定する。具体的には、再生順番設定手段342は、前述した図4に示すように、関連付けエリア21に関連付けられたコンテンツである「ワークシート1.pdf」の再生順番が1番である旨を関連付けエリア情報に記憶し、関連付けエリア22に関連付けられたコンテンツである「断層○○町.mp4」の再生順番が2番である旨を関連付けエリア情報に記憶する。
このように、再生順番設定手段342は、複数の関連付けエリアがある任意の見開き頁において、関連付けコンテンツの再生順番を、ユーザに複雑な操作を要求することなく、ユーザの意図してタッチした順番に即して定めることができる。
なお、電子黒板5の投影範囲50に投影表示された電子教科書2のアイコン60が選択された場合も、同様に、再生順番設定手段342は、再生順番設定モードを開始する。そして、再生順番設定手段342は、再生順番設定モードでは、電子黒板5の投影範囲50に投影表示された電子教科書2の関連付けエリアが選択された順番を記憶する。そして、再びアイコン61が選択されて再生順番設定モードを終了する際に、再生順番設定手段342は、電子黒板5に投影表示された見開き頁における再生順番を、再生順番設定モードにおいて関連付けエリアが選択された順番に基づき決定し、図4に示す関連付けエリア情報に記憶する。
[再生順番設定後の表示]
次に、再生順番が設定された後の端末装置3のディスプレイ画面について図8を参照して説明する。図8は、再生順番が設定された見開き頁が表示された端末装置3のディスプレイ画面を示す。
次に、再生順番が設定された後の端末装置3のディスプレイ画面について図8を参照して説明する。図8は、再生順番が設定された見開き頁が表示された端末装置3のディスプレイ画面を示す。
図8に示すように、表示制御手段341は、再生順番が設定された見開き頁を表示する場合、再生順番が定められた関連付けエリア21、22上に、対応する関連付けコンテンツの再生順番の番号を重畳表示する。図8に示す例は、再生順番が1番に設定された関連付けエリア21には、「(1)」の表示が付され、再生順番が2番に設定された関連付けエリア22には、「(2)」の表示が付されている。
このように、表示制御手段341は、再生順番が設定された見開き頁を端末装置3のディスプレイに表示させる場合、設定された再生順番をユーザが視認できるように、設定された再生順番を示す表示を、対応する関連付けエリアに付す。これにより、ユーザは、設定した再生順番を、端末装置3のディスプレイ上又は電子黒板5上で容易に把握することができる。なお、表示制御手段341は、端末装置3のディスプレイ又は電子黒板5上に表示されたアイコン59が選択された場合、色による強調表示と同様、再生順番の表示の有無を切り替えてもよい。
[コンテンツの再生]
次に、再生順番が設定されたコンテンツの再生方法について説明する。概略的には、再生制御手段343は、アイコン61がタッチされる毎に、再生すべき再生順番にある関連コンテンツの再生を開始する。
次に、再生順番が設定されたコンテンツの再生方法について説明する。概略的には、再生制御手段343は、アイコン61がタッチされる毎に、再生すべき再生順番にある関連コンテンツの再生を開始する。
図9は、再生順番が設定された後、端末装置3のディスプレイに表示された見開き頁上で操作が行われていることを示す図である。
図9において、まず、アイコン61が指先80によりタッチされる。この場合、処理手段34の再生制御手段343は、アイコン61がタッチパネル操作により選択されたことを認識する。そして、この場合、再生制御手段343は、図4に示す関連付けエリア情報を参照し、当該見開き頁(22、23頁)において、再生順番が1番に設定された関連付けコンテンツを再生又は表示する。具体的には、再生制御手段343は、関連付けエリア21に関連付けられた「ワークシート1.pdf」をディスプレイ画面上に表示する。また、この場合、電子黒板5の投影範囲50にも同様に、「ワークシート1.pdf」が投影表示される。
図10は、ファイル「ワークシート1.pdf」の表示例を示す。図10に示すように、ファイル「ワークシート1.pdf」は、解答欄70A〜70Eを有する。そして、電子黒板5に表示された「ワークシート1.pdf」の解答欄70A〜70Eへ生徒等が書込み用のペン(スタイラス)などにより書込みを行った場合、処理手段34は、電子黒板5から送信された入力情報に含まれる座標情報を、座標変換関数に基づき表示手段36の画面上での座標情報に変換し、当該座標情報に基づきストロークを表示手段36に描画する。また、処理手段34は、表示手段36に画像を表示させるための画像信号をプロジェクタ4に送信し、表示手段36の画像と同じ画像を同期して投影させる。これにより、電子黒板5にも同様に、記入者が描いたストロークが投影される。
再び図9を参照して関連付けコンテンツの再生について説明する。ファイル「ワークシート1.pdf」がディスプレイ上に表示された後、アイコン61が指先80により再びタッチされる。この場合、処理手段34の再生制御手段343は、タッチパネルから送信される検出信号に基づき、アイコン61がタッチされたことを認識する。そして、この場合、再生制御手段343は、図4に示す関連付けエリア情報を参照し、当該見開き頁(22、23頁)において、再生順番が2番に設定された関連付けコンテンツを再生又は表示する。具体的には、再生制御手段343は、関連付けエリア22に関連付けられた動画コンテンツ「断層○○町.mp4」を再生する。また、この場合、電子黒板5の投影範囲50にも同様に、動画コンテンツ「断層○○町.mp4」が投影表示される。なお、再生制御手段343は、動画コンテンツ「断層○○町.mp4」を再生する場合に、コンテンツ「ワークシート1.pdf」を強制的に終了させてもよく、動画コンテンツ「断層○○町.mp4」の背面に表示位置を遷移させる処理のみを行ってもよい。
このように、再生制御手段343は、ユーザである講師が予定していた授業の流れに沿って、授業中、再生順番に間違いを生じさせることなく、コンテンツを適切に再生することができる。
なお、電子黒板5の投影範囲50に投影表示された電子教科書2のアイコン61がタッチされた場合も、同様に、端末装置3は、設定された再生順番に従い関連付けコンテンツを再生する。具体的には、投影範囲50内におけるアイコン61の表示位置がスタイラスなどによりタッチされた場合、再生制御手段343は、電子黒板5から受信した入力情報の座標情報を座標変換関数により表示手段36のディスプレイにかかる座標系に変換し、変換後の位置座標に基づき、アイコン61が指定されたことを認識する。そして、この場合、再生制御手段343は、関連付けエリア情報を参照し、現在ディスプレイ上に表示中の見開き頁を対象に、再生すべき再生順番にある関連付けコンテンツを再生する。
[本実施形態のコンテンツ再生システムによる作用効果]
本実施形態のコンテンツ再生システムによれば、端末装置3は、コンテンツが関連付けられた電子教科書2の関連付けエリアに関する関連付けエリア情報を記憶する。そして、端末装置3は、ユーザのタッチパネル操作に基づき、関連付けエリアが複数設けられた電子教科書2の見開き頁において、関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を設定する。これにより、授業などにおいて、ユーザは、再生すべきコンテンツの順番を間違えることなく想定した順番通りにコンテンツの再生又は表示を行うことができる。
本実施形態のコンテンツ再生システムによれば、端末装置3は、コンテンツが関連付けられた電子教科書2の関連付けエリアに関する関連付けエリア情報を記憶する。そして、端末装置3は、ユーザのタッチパネル操作に基づき、関連付けエリアが複数設けられた電子教科書2の見開き頁において、関連付けエリアに関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を設定する。これにより、授業などにおいて、ユーザは、再生すべきコンテンツの順番を間違えることなく想定した順番通りにコンテンツの再生又は表示を行うことができる。
また、電子教科書2の操作領域40には、再生順番設定モードの開始及び終了を指定するためのアイコン60が設けられ、端末装置3は、再生順番設定モード時に、選択された関連付けエリアの選択順に基づき、関連付けコンテンツの再生又は表示の順番を設定する。これにより、ユーザは、同一頁又は同一見開き頁に関連付けられたコンテンツの再生又は表示の順番を容易に定めることができる。
また、電子教科書2の操作領域40には、設定された再生順番に基づきコンテンツを再生又は表示するためのアイコン61が設けられ、端末装置3は、アイコン61が選択されたことを検知する度に、再生又は表示すべき順番にあたるコンテンツの再生又は表示を行う。これにより、ユーザは、アイコン61を選択する操作を行うだけで、順番を設定したコンテンツを、順番通りに端末装置3に再生又は表示させることができる。
[変形例]
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下の変形例は、任意に組み合わせて上述の実施形態に適用してもよい。
(変形例1)
端末装置3のディスプレイに表示されたアイコン41乃至61及び関連付けエリアを選択する操作は、指先80によるタッチ操作に限定されず、スタイラスによるタッチ操作であってもよく、又は、端末装置3がマウスを有する場合には、マウスのクリック操作であってもよい。
端末装置3のディスプレイに表示されたアイコン41乃至61及び関連付けエリアを選択する操作は、指先80によるタッチ操作に限定されず、スタイラスによるタッチ操作であってもよく、又は、端末装置3がマウスを有する場合には、マウスのクリック操作であってもよい。
(変形例2)
図8に示す関連付けエリア情報では、「関連付けコンテンツ」の項目には、関連付けコンテンツを特定するための情報として、当該関連付けコンテンツのパス及びファイル名が記憶されていた。これに代えて、「関連付けコンテンツ」の項目には、電子コンテンツを閲覧可能な動画サイトを開くためのURL(Uniform Resource Locator)や、端末装置3とネットワークを介して通信可能なサーバ装置が記憶した映像等の再生を行うためのURLが記憶されていてもよい。
図8に示す関連付けエリア情報では、「関連付けコンテンツ」の項目には、関連付けコンテンツを特定するための情報として、当該関連付けコンテンツのパス及びファイル名が記憶されていた。これに代えて、「関連付けコンテンツ」の項目には、電子コンテンツを閲覧可能な動画サイトを開くためのURL(Uniform Resource Locator)や、端末装置3とネットワークを介して通信可能なサーバ装置が記憶した映像等の再生を行うためのURLが記憶されていてもよい。
この場合、再生制御手段343は、再生すべき再生順番にある関連付けコンテンツが関連付けエリア情報中でURLにより特定されていた場合には、当該URLに基づき、所定のWEBサイトを表示したり、サーバ装置と接続してストリーミング再生等を開始したりする。この場合、URLに基づき表示されるWEBサイト及び映像等は、本発明における「コンテンツ」の一例である。
(変形例3)
図6に示す電子教科書2では、関連付けエリア21、22が色付きで強調表示されていた。これに代えて、又は、これに加えて、表示制御手段341は、関連付けエリア21、22と対応する位置に、関連付けられたコンテンツのファイル名又は/及び当該コンテンツを小さく表示した画像又は映像を表示させてもよい。例えば、表示制御手段341は、関連付けエリア21、22を同一の色で着色すると共に、これらのエリアと重なる位置又は近接する位置に関連付けコンテンツのファイル名を表示させる。
図6に示す電子教科書2では、関連付けエリア21、22が色付きで強調表示されていた。これに代えて、又は、これに加えて、表示制御手段341は、関連付けエリア21、22と対応する位置に、関連付けられたコンテンツのファイル名又は/及び当該コンテンツを小さく表示した画像又は映像を表示させてもよい。例えば、表示制御手段341は、関連付けエリア21、22を同一の色で着色すると共に、これらのエリアと重なる位置又は近接する位置に関連付けコンテンツのファイル名を表示させる。
これによっても、表示制御手段341は、各関連付けエリア21、22に関連付けられたコンテンツの種類又はファイル名をユーザに認識させることができる。
(変形例4)
端末装置3は、同一の見開き頁内における関連付けコンテンツの再生順番を設定する代わりに、1頁ごとの関連付けコンテンツの再生順番を設定してもよい。例えば、この場合、電子教科書2の頁ごとにアイコン60及びアイコン61が表示される。そして、端末装置3は、アイコン60が選択された場合、当該アイコン60が表示された頁を対象に再生順番設定モードを開始し、アイコン61が選択された場合、当該アイコン61が表示された頁を対象に再生順番に従った再生を行う。
端末装置3は、同一の見開き頁内における関連付けコンテンツの再生順番を設定する代わりに、1頁ごとの関連付けコンテンツの再生順番を設定してもよい。例えば、この場合、電子教科書2の頁ごとにアイコン60及びアイコン61が表示される。そして、端末装置3は、アイコン60が選択された場合、当該アイコン60が表示された頁を対象に再生順番設定モードを開始し、アイコン61が選択された場合、当該アイコン61が表示された頁を対象に再生順番に従った再生を行う。
2…電子教科書
3…端末装置
4…プロジェクタ
5…電子黒板
3…端末装置
4…プロジェクタ
5…電子黒板
Claims (12)
- 電子教材を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記電子教材の所定の頁内のエリアであって、コンテンツと関連付けられた関連付けエリアの情報を記憶する記憶手段と、
外部入力に基づき、前記関連付けエリアが複数設けられた前記電子教材の頁又は見開き頁における当該関連付けエリアに関連付けられた前記コンテンツの再生又は表示の順番を設定する再生順番設定手段と、
を有することを特徴とする端末装置。 - 前記再生順番設定手段は、前記外部入力に基づき前記関連付けエリアが選択された選択順に基づき、前記再生又は表示の順番を定めることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
- 前記電子教材の各頁又は各見開き頁には、前記再生又は表示の順番を定める処理を開始するための順番設定用アイコンが設けられ、
前記再生順番設定手段は、前記順番設定用アイコンが選択された後に前記関連付けエリアが選択された前記選択順を認識することを特徴とする請求項2に記載の端末装置。 - 前記電子教材の各頁又は各見開き頁には、前記再生順番設定手段が設定した前記再生又は表示の順番に基づき前記コンテンツを再生又は表示させるための再生用アイコンが設けられ、
前記再生用アイコンが選択された場合、再生又は表示すべき順番にあたる前記コンテンツの再生又は表示を行う再生制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記表示制御手段は、前記再生又は表示の順番が設定されたコンテンツに対応する前記電子教材の前記関連付けエリアを前記表示手段に表示させる場合、当該関連付けエリアと対応させて前記コンテンツの前記再生又は表示の順番の表示を付すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の端末装置。
- 前記表示制御手段は、前記電子教材の前記関連付けエリアを前記表示手段に表示させる場合、当該関連付けエリアを対応するコンテンツの種類ごとに色分けして前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の端末装置。
- 前記表示制御手段は、前記コンテンツが再生中又は表示中であっても、入力手段により入力されたストロークを前記電子教材に描画することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の端末装置。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の端末装置と、
接触位置を検知し、当該接触位置を示す検知信号を前記端末装置へ送信する電子シートと、
前記端末装置から送信される画像信号に基づく光を前記電子シートの表面に出射するプロジェクタと、を備えるコンテンツ再生システムであって、
前記表示制御手段は、前記再生順番設定手段が設定した前記再生又は表示の順番に基づき前記コンテンツを再生又は表示させるための再生用アイコンを、前記プロジェクタにより前記電子シートに投影表示させ、
前記検知信号に基づき前記再生用アイコンが選択されたと判断した場合、再生又は表示すべき順番にあたる前記コンテンツの再生又は表示を行う再生制御手段をさらに有することを特徴とするコンテンツ再生システム。 - 端末装置と、
接触位置を検知し、当該接触位置を示す検知信号を前記端末装置へ送信する電子シートと、
前記端末装置から送信される画像信号に基づく光を前記電子シートの表面に出射するプロジェクタと、を備えるコンテンツ再生システムであって、
前記端末装置は、
電子教材を前記プロジェクタにより前記電子シートに投影表示させる表示制御手段と、
前記電子教材の所定の頁内のエリアであって、コンテンツと関連付けられた関連付けエリアの情報を記憶する記憶手段と、
前記検知信号に基づき、前記関連付けエリアが複数設けられた前記電子教材の頁又は見開き頁における当該関連付けエリアに関連付けられた前記コンテンツの再生又は表示の順番を設定する再生順番設定手段と、
を有することを特徴とするコンテンツ再生システム。 - 前記再生順番設定手段は、前記検知信号に基づき、前記電子シートに投影表示された前記関連付けエリアが選択された選択順を認識し、当該選択順に基づき、前記再生又は表示の順番を定めることを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生システム。
- 前記電子シートに投影表示された前記電子教材の各頁又は各見開き頁には、前記再生又は表示の順番を定める処理を開始するための順番設定用アイコンが設けられ、
前記再生順番設定手段は、当該順番設定用アイコンが選択された後に前記関連付けエリアが選択された前記選択順を認識することを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ再生システム。 - 請求項1乃至11のいずれか一項に記載の端末装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019175456A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社ノースアイランド | プレゼンテーション資料組立システム |
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- 2012-03-01 JP JP2012045776A patent/JP2013182123A/ja active Pending
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