JP2013181925A - ねじり試験装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】試験片に対してねじり変形のみ又はねじり変形+圧縮変形を加えることが可能であり、安価であり、しかも、高強度の材料であっても評価することが可能なねじり試験装置を提供すること。
【解決手段】ねじり試験装置10は、筒状のガイド20と、ガイド20に挿入された、試験片60の両端の把持部を把持するための上キャップ30及び下キャップ40と、ガイド20に挿入された、下キャップ40を支持するための剛体又は弾性体からなる支持部材50とを備えている。上キャップ40は、回転しながらガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されており、下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。
【選択図】図1
【解決手段】ねじり試験装置10は、筒状のガイド20と、ガイド20に挿入された、試験片60の両端の把持部を把持するための上キャップ30及び下キャップ40と、ガイド20に挿入された、下キャップ40を支持するための剛体又は弾性体からなる支持部材50とを備えている。上キャップ40は、回転しながらガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されており、下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ねじり試験装置に関し、さらに詳しくは、試験片に対してねじり変形のみ又はねじり変形+圧縮変形を加えることが可能なねじり試験装置に関する。
ねじり試験とは、円形断面の棒状試験片の一端を固定し、他端にねじりを与える試験をいう。ねじり試験時のねじりモーメントとねじれ角を測定することによって、剛性率、ねじり降伏点、ねじり強さ、破断までのねじれ角などを求めることができる。
試験片を単にねじると、試験片に純粋なせん断応力状態を生じさせることができる。しかしながら、実際の構造物においては、ねじり荷重に加えて引張荷重又は圧縮荷重が付加されることが多い。一方、このような複合応力状態を再現するために、複数個の駆動源を備えた評価装置も知られているが、このような評価装置は、一般に高価である。
そのため、ある種の構造物に用いられる材料の評価においては、純粋なせん断応力状態だけでなく、様々な応力状態における材料の変形特性(変形能)を評価できる安価な試験装置が望まれている。
試験片を単にねじると、試験片に純粋なせん断応力状態を生じさせることができる。しかしながら、実際の構造物においては、ねじり荷重に加えて引張荷重又は圧縮荷重が付加されることが多い。一方、このような複合応力状態を再現するために、複数個の駆動源を備えた評価装置も知られているが、このような評価装置は、一般に高価である。
そのため、ある種の構造物に用いられる材料の評価においては、純粋なせん断応力状態だけでなく、様々な応力状態における材料の変形特性(変形能)を評価できる安価な試験装置が望まれている。
そこでこの問題を解決するために、従来から種々の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、単一の軸方向可動の駆動源と、軸方向に沿って角度が変化するラセン溝付き円筒と、ラセン溝付き円筒のラセン溝に係合されて駆動源による軸方向の駆動力をねじり方向の駆動力に変換する回転体と、回転体によって引張/圧縮荷重とねじり荷重を任意の組み合わせで同時に負荷される試験片とを備えた複合負荷試験装置が開示されている。
同文献には、ラセン溝付き円筒のラセン溝は、軸方向に沿って角度が変化しているので、回転体とラセン溝との係合位置を変えることにより、軸方向の駆動力をねじり方向の駆動力に変換することができる点、及び、引張/圧縮荷重とねじり荷重を任意の組み合わせで試験片に負荷することができる点が記載されている。
例えば、特許文献1には、単一の軸方向可動の駆動源と、軸方向に沿って角度が変化するラセン溝付き円筒と、ラセン溝付き円筒のラセン溝に係合されて駆動源による軸方向の駆動力をねじり方向の駆動力に変換する回転体と、回転体によって引張/圧縮荷重とねじり荷重を任意の組み合わせで同時に負荷される試験片とを備えた複合負荷試験装置が開示されている。
同文献には、ラセン溝付き円筒のラセン溝は、軸方向に沿って角度が変化しているので、回転体とラセン溝との係合位置を変えることにより、軸方向の駆動力をねじり方向の駆動力に変換することができる点、及び、引張/圧縮荷重とねじり荷重を任意の組み合わせで試験片に負荷することができる点が記載されている。
また、特許文献2には、軸方向に流体を通じる流体管と、流体管内を流れる速度制御可能な流体と、軸方向に対する角度を制御可能な羽根と、羽根が流体力を受けて発生する軸方向荷重とねじり方向荷重を同時に負荷される試験片とを備えた複合負荷試験装置が開示されている。
同文献には、羽根の角度と流体の速度をそれぞれ制御することにより、試験片に軸方向荷重とねじり方向荷重を任意の組み合わせで同時に負荷することができる点が記載されている。
同文献には、羽根の角度と流体の速度をそれぞれ制御することにより、試験片に軸方向荷重とねじり方向荷重を任意の組み合わせで同時に負荷することができる点が記載されている。
さらに、特許文献3には、ネジ杆に螺合したナットプレートに連結した回転部材と、当該回転部材に対向配置した固定部材を備え、回転部材と固定部材とは、スラストベアリングを介して相互の距離を一定に保持しつつ相互に回転可能に配置したねじり試験装置が開示されている。
同文献には、回転部材と固定部材とで試験片の両端を保持し、ネジ杆を軸方向に前進又は後退移動させることで、試験片にねじり力のみを負荷することができる点が記載されている。
同文献には、回転部材と固定部材とで試験片の両端を保持し、ネジ杆を軸方向に前進又は後退移動させることで、試験片にねじり力のみを負荷することができる点が記載されている。
特許文献1に記載されている複合負荷試験装置の場合、回転体の側面には、ばねと球受で付勢された球が埋め込まれており、球をラセン溝付き円筒のラセン溝に押しつけることによって、アクチュエータの軸方向の駆動力をねじり方向の駆動力に変換している。そのため、球に加わる力がばねの付勢力より過度に大きくなると、球が溝から外れるという問題がある。すなわち、同文献に記載の複合負荷試験装置は、比較的強度の低い材料のみ評価可能であり、高強度の材料の評価には適さない。また、同文献に記載の複合負荷試験装置は、ねじり荷重のみを試験片に負荷することはできない。
同様に、特許文献2に記載されている複合負荷試験装置の場合、羽根が流体力を受けることによって発生する軸方向荷重とねじり方向荷重を試験片に負荷している。そのため、羽根に加わる流体力が過度に大きくなると、羽根が破損するという問題がある。すなわち、同文献に記載の複合負荷試験装置は、比較的強度の低い材料のみ評価可能であり、高強度の材料の評価には適さない。また、同文献に記載の複合負荷試験装置は、ねじり荷重のみを試験片に負荷することはできない。
これに対し、特許文献3に記載のねじり試験装置は、ネジ杆を用いて回転部材を回転させているので、高強度の材料の評価も可能である。
しかしながら、同文献に記載のねじり試験装置は、ねじり荷重と圧縮荷重が重畳した複合的な応力状態における材料の変形能を評価することができない。
しかしながら、同文献に記載のねじり試験装置は、ねじり荷重と圧縮荷重が重畳した複合的な応力状態における材料の変形能を評価することができない。
本発明が解決しようとする課題は、試験片に対してねじり変形のみ又はねじり変形+圧縮変形を加えることが可能であり、安価であり、しかも、高強度の材料であっても評価することが可能なねじり試験装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るねじり試験装置は、以下の構成を備えていることを要旨とする。
(1)前記ねじり試験装置は、
筒状のガイドと、
前記ガイドに挿入された、試験片の上端の把持部を把持するための上キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記試験片の下端の把持部を把持するための下キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記下キャップを支持するための剛体又は弾性体からなる支持部材と
を備え、
前記上キャップは、回転しながら前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されており、
前記下キャップは、回転することなく前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されている。
(2)前記ガイドの先端には、回転対称となるように配置された、複数個のらせん状スロープが設けられ、
前記上キャップの側面には、前記らせん状スロープに沿って摺動可能なピンが設けられている。
(3)前記ガイドの内周面又は前記下キャップの外周面のいずれか一方には、突起が設けられ、
他方には、前記突起を挿入することができ、かつ、前記下キャップを前記ガイドの軸方向に沿って降下させることが可能な溝が設けられている。
(1)前記ねじり試験装置は、
筒状のガイドと、
前記ガイドに挿入された、試験片の上端の把持部を把持するための上キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記試験片の下端の把持部を把持するための下キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記下キャップを支持するための剛体又は弾性体からなる支持部材と
を備え、
前記上キャップは、回転しながら前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されており、
前記下キャップは、回転することなく前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されている。
(2)前記ガイドの先端には、回転対称となるように配置された、複数個のらせん状スロープが設けられ、
前記上キャップの側面には、前記らせん状スロープに沿って摺動可能なピンが設けられている。
(3)前記ガイドの内周面又は前記下キャップの外周面のいずれか一方には、突起が設けられ、
他方には、前記突起を挿入することができ、かつ、前記下キャップを前記ガイドの軸方向に沿って降下させることが可能な溝が設けられている。
両端が上キャップ及び下キャップで拘束された試験片をガイド内に挿入し、上キャップを下方に押圧すると、上キャップの側面に設けられたピンがガイドの先端に設けられたらせん状スロープに沿って摺動する。その結果、上キャップは、回転しながらガイド内を降下する。
一方、上キャップを押圧すると、下キャップも下方に押圧されるが、ガイドの内周面及び下キャップの外周面のいずれか一方に設けられた突起は、他方に設けられた溝に挿入されている。その結果、下キャップは、回転することなくガイド内を降下する。
一方、上キャップを押圧すると、下キャップも下方に押圧されるが、ガイドの内周面及び下キャップの外周面のいずれか一方に設けられた突起は、他方に設けられた溝に挿入されている。その結果、下キャップは、回転することなくガイド内を降下する。
そのため、試験片の両端の把持部を、それぞれ、上キャップ及び下キャップで把持した状態で、上キャップ−試験片−下キャップをガイド内に挿入し、上キャップを下方に押圧すると、試験片にねじり変形を加えることができる。また、下キャップを支持する支持部材の弾性力を調整すると、試験片に対して、純粋なねじり変形だけでなく、圧縮変形させながらねじり変形させる複合的な変形を付与することができる。
本発明に係るねじり試験装置は、圧縮荷重の全部又は一部を容易にねじりモーメントに変換することができるので、汎用の圧縮試験装置にそのまま取り付けて使用することができる。また、各部材の寸法及び材料を任意に選択することができるので、高強度の材料であっても評価することができる。
以下に、本発明の一実施の形態について詳細に説明する。
[1. ねじり試験装置]
図1(a)及び図1(b)に、それぞれ、本発明に係るねじり試験装置の平面図及び正面図を示す。図2(a)及び図2(b)に、それぞれ、図1に示すねじり試験装置のA−A’線断面図及びB−B’線断面図を示す。
図1及び図2において、ねじり試験装置10は、ダイ12と、ガイド20と、上キャップ30と、下キャップ40と、支持部材50とを備えている。
[1. ねじり試験装置]
図1(a)及び図1(b)に、それぞれ、本発明に係るねじり試験装置の平面図及び正面図を示す。図2(a)及び図2(b)に、それぞれ、図1に示すねじり試験装置のA−A’線断面図及びB−B’線断面図を示す。
図1及び図2において、ねじり試験装置10は、ダイ12と、ガイド20と、上キャップ30と、下キャップ40と、支持部材50とを備えている。
[1.1. ダイ]
ダイ12は、ガイド20の下端部を外側から拘束するためのものであり、その中央には、ガイド20を挿入するための貫通穴が設けられている。ダイ12は、ねじり試験中にガイド20が分離したり、あるいは、ガイド20が過度に変形しないように、ガイド20を外側から拘束するためのものである。従って、ガイド20が一体物からなる場合、あるいは、ガイド20に過度の応力が作用しない場合、ダイ12は、必ずしも必要ではない。
ダイ12は、ガイド20の下端部を外側から拘束するためのものであり、その中央には、ガイド20を挿入するための貫通穴が設けられている。ダイ12は、ねじり試験中にガイド20が分離したり、あるいは、ガイド20が過度に変形しないように、ガイド20を外側から拘束するためのものである。従って、ガイド20が一体物からなる場合、あるいは、ガイド20に過度の応力が作用しない場合、ダイ12は、必ずしも必要ではない。
[1.2. ガイド]
ガイド20は、その内周面に沿って上キャップ30及び下キャップ40を降下させるためのものであり、筒状を呈している。ガイド20は、ガイド20の軸方向に沿って2個のガイド素片22、24に分割されている。また、各ガイド素片22、24の先端には、それぞれ、回転対称となるように配置されたらせん状スロープ22a、24aが設けられている。さらに、ガイド素片22の内周面には、ガイド20の軸方向に沿って伸びる溝22bが設けられている。溝22bは、下キャップ40に設けられる突起42を挿入するためのものである。
ガイド20は、その内周面に沿って上キャップ30及び下キャップ40を降下させるためのものであり、筒状を呈している。ガイド20は、ガイド20の軸方向に沿って2個のガイド素片22、24に分割されている。また、各ガイド素片22、24の先端には、それぞれ、回転対称となるように配置されたらせん状スロープ22a、24aが設けられている。さらに、ガイド素片22の内周面には、ガイド20の軸方向に沿って伸びる溝22bが設けられている。溝22bは、下キャップ40に設けられる突起42を挿入するためのものである。
らせん状スロープ22a、24aの傾き(=ガイド20の軸に対して垂直な面と、らせん状スロープ22a、24aの表面とのなす角)は、特に限定されるものではなく、上キャップ30を回転可能な傾きであれば良い。一般に、らせん状スロープ22a、24aの傾きが大きくなるほど、上キャップ30の回転が容易になるが、上キャップ30の単位降下量あたりの回転角度は小さくなる。
ガイド20の先端に、2個又は3個のらせん状スロープ22a、24aを回転対称となるように設ける場合、上キャップ30を円滑に回転させるためには、それらの傾きは、同一である必要がある。一方、4個以上のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、上キャップ30をらせん状スロープに沿って回転させることが可能な限りにおいて、個々のらせん状スロープの傾きを変えても良い。
例えば、4個のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、向かい合うらせん状スロープの傾きを互いに同一とし、隣り合うらせん状スロープの傾きを互いに非同一にしても良い。2組のらせん状スロープの内、いずれか1組を使うことによって、上キャップ30の単位降下量あたりの回転角度を変えることができる。
例えば、4個のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、向かい合うらせん状スロープの傾きを互いに同一とし、隣り合うらせん状スロープの傾きを互いに非同一にしても良い。2組のらせん状スロープの内、いずれか1組を使うことによって、上キャップ30の単位降下量あたりの回転角度を変えることができる。
なお、図1及び図2に示す例において、ガイド20は2分割されているが、ガイド20の分割数は2個に限定されない。すなわち、ガイド20は、一体物でも良く、あるいは、3個以上に分割されていても良い。
また、図1及び図2に示す例において、ガイド20の先端には、180°回転対称となるように、2個のらせん状スロープ22a、24aが設けられているが、らせん状スロープの数は、2個に限定されない。すなわち、ガイド20の先端には、回転対称となるように配置された3個以上のらせん状スロープが設けられていても良い。
さらに、ガイド20を分割する場合、らせん状スロープの位置とは無関係に分割しても良い。しかしながら、ガイド20の加工を容易にするためには、ガイド20は、図1及び図2に示すように、個々のらせん状スロープの境界線に沿って分割するのが好ましい。
また、図1及び図2に示す例において、ガイド20の先端には、180°回転対称となるように、2個のらせん状スロープ22a、24aが設けられているが、らせん状スロープの数は、2個に限定されない。すなわち、ガイド20の先端には、回転対称となるように配置された3個以上のらせん状スロープが設けられていても良い。
さらに、ガイド20を分割する場合、らせん状スロープの位置とは無関係に分割しても良い。しかしながら、ガイド20の加工を容易にするためには、ガイド20は、図1及び図2に示すように、個々のらせん状スロープの境界線に沿って分割するのが好ましい。
[1.3. 上キャップ]
上キャップ30は、試験片60の上端の把持部を把持するためのものである。上キャップ30は、回転しながらガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。上キャップ30には、ガイド20を軸に対して垂直方向に貫通するように、ピン32が挿入されており、ピン32の両端は、それぞれ、らせん状スロープ22a、24aの表面に沿って摺動可能になっている。
さらに、上キャップ30の上面には、一軸の圧縮試験装置(図示せず)から負荷される荷重を上キャップ30に伝達するためのパンチ34が載置されている。
上キャップ30は、試験片60の上端の把持部を把持するためのものである。上キャップ30は、回転しながらガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。上キャップ30には、ガイド20を軸に対して垂直方向に貫通するように、ピン32が挿入されており、ピン32の両端は、それぞれ、らせん状スロープ22a、24aの表面に沿って摺動可能になっている。
さらに、上キャップ30の上面には、一軸の圧縮試験装置(図示せず)から負荷される荷重を上キャップ30に伝達するためのパンチ34が載置されている。
なお、図1及び図2に示す例において、上キャップ30を水平方向に貫通するように、長い1本のピン32が上キャップ30に挿入されているが、上キャップ30の左右に、それぞれ、別個のピンを固定しても良い。
また、らせん状スロープの数が2個又は3個である場合、円滑に上キャップ30を回転させながら降下させるためには、らせん状スロープと同数のピンを上キャップ30に設ける必要がある。一方、4個以上のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、上キャップ30をらせん状スロープに沿って円滑に回転させることが可能な限りにおいて、ピンの数は、らせん状スロープの数より少なくても良い。
例えば、4個のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、4個のらせん状スロープの表面をそれぞれ摺動する4個のピンを設けても良く、あるいは、向かい合う2個のらせん状スロープの表面をそれぞれ摺動する2個のピンを設けても良い。
また、らせん状スロープの数が2個又は3個である場合、円滑に上キャップ30を回転させながら降下させるためには、らせん状スロープと同数のピンを上キャップ30に設ける必要がある。一方、4個以上のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、上キャップ30をらせん状スロープに沿って円滑に回転させることが可能な限りにおいて、ピンの数は、らせん状スロープの数より少なくても良い。
例えば、4個のらせん状スロープを回転対称となるように設ける場合、4個のらせん状スロープの表面をそれぞれ摺動する4個のピンを設けても良く、あるいは、向かい合う2個のらせん状スロープの表面をそれぞれ摺動する2個のピンを設けても良い。
[1.4. 下キャップ]
下キャップ40は、試験片60の下端の把持部を把持するためのものである。下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。下キャップ40の外周面には、突起42が設けられている。突起42は、ガイド素片22に設けられた溝22bに挿入されている。すなわち、下キャップ40を降下させた時に、突起42は、溝22bに沿ってガイド20の軸方向に降下するようになっている。
下キャップ40は、試験片60の下端の把持部を把持するためのものである。下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下可能となるようにガイド20内に挿入されている。下キャップ40の外周面には、突起42が設けられている。突起42は、ガイド素片22に設けられた溝22bに挿入されている。すなわち、下キャップ40を降下させた時に、突起42は、溝22bに沿ってガイド20の軸方向に降下するようになっている。
なお、図1及び図2に示す例において、ガイド20側に溝が設けられ、下キャップ40側に突起42が設けられているが、ガイド20側に突起を設け、下キャップ40側に溝を設けても良い。
また、図1及び図2に示す例において、一組の溝22b及び突起42が設けられているが、溝及び突起は、2組以上設けても良い。
また、図1及び図2に示す例において、一組の溝22b及び突起42が設けられているが、溝及び突起は、2組以上設けても良い。
[1.5. 支持部材]
支持部材50は、下キャップ40を支持するためのものであり、剛体又は弾性体からなる。図1及び図2において、支持部材50はバネ状に描かれているが、これは単なる例示であり、支持部材50はブロック状の剛体又は弾性体であっても良い。
支持部材50が剛体からなる場合、上キャップ30を降下させても、下キャップ40は実質的に降下しない。そのため、ねじり試験片60に対して、ねじり変形と同時に、大きな圧縮変形を加えることができる。
一方、支持部材50が弾性体からなる場合、支持部材50の弾性率が小さくなるほど、試験片60に加えられる圧縮変形を小さくすることができる。また、支持部材50の弾性率が下キャップ40及び試験片60を支持するために必要かつ十分な大きさであるときには、試験片60に純粋なねじり変形のみを加えることができる。
支持部材50は、下キャップ40を支持するためのものであり、剛体又は弾性体からなる。図1及び図2において、支持部材50はバネ状に描かれているが、これは単なる例示であり、支持部材50はブロック状の剛体又は弾性体であっても良い。
支持部材50が剛体からなる場合、上キャップ30を降下させても、下キャップ40は実質的に降下しない。そのため、ねじり試験片60に対して、ねじり変形と同時に、大きな圧縮変形を加えることができる。
一方、支持部材50が弾性体からなる場合、支持部材50の弾性率が小さくなるほど、試験片60に加えられる圧縮変形を小さくすることができる。また、支持部材50の弾性率が下キャップ40及び試験片60を支持するために必要かつ十分な大きさであるときには、試験片60に純粋なねじり変形のみを加えることができる。
[1.6. 上キャップ、下キャップ及び試験片の詳細]
図3(a)に、上キャップ30の正面図、右側面図、左側面図及び底面図、並びに、下キャップ40の正面図、右側面図、左側面図及び平面図を示す。また、図3(b)に、試験片60の正面図、右側面図及び平面図を示す。
図3(a)に、上キャップ30の正面図、右側面図、左側面図及び底面図、並びに、下キャップ40の正面図、右側面図、左側面図及び平面図を示す。また、図3(b)に、試験片60の正面図、右側面図及び平面図を示す。
試験片60は、中央の変形部60aと、変形部60aの両端に設けられた把持部60b、60cとを備えている。変形部60aは、断面が円形になっている。また、把持部60b、60cは、円板の両側を円弧状に切り落とした形状になっている。
上キャップ30の下面には、試験片60の上端の把持部60bを挿入するための凹溝30aが設けられている。また、下キャップ40の上面には、試験片60の下端の把持部60cを挿入するための凹溝40aが設けられている。
上キャップ30の下面には、試験片60の上端の把持部60bを挿入するための凹溝30aが設けられている。また、下キャップ40の上面には、試験片60の下端の把持部60cを挿入するための凹溝40aが設けられている。
[2. ねじり試験装置の作用]
まず、ガイド20内に、支持部材50、下キャップ40、試験片60、及び、上キャップ30を挿入する。この時、
(a)試験片60の把持部60b、60cが、それぞれ、上キャップ30の凹溝30a及び下キャップ40の凹溝40aに挿入され、
(b)下キャップ40の外周面に設けられた突起42が、ガイド20の内周面に設けられた溝22bに挿入され、かつ、
(c)上キャップ30の側面から張り出しているピン32の両端がらせん状スロープ22a、24bの上に均等に乗るように、
下キャップ40、試験片60、及び、上キャップ30の位置合わせを行う。
まず、ガイド20内に、支持部材50、下キャップ40、試験片60、及び、上キャップ30を挿入する。この時、
(a)試験片60の把持部60b、60cが、それぞれ、上キャップ30の凹溝30a及び下キャップ40の凹溝40aに挿入され、
(b)下キャップ40の外周面に設けられた突起42が、ガイド20の内周面に設けられた溝22bに挿入され、かつ、
(c)上キャップ30の側面から張り出しているピン32の両端がらせん状スロープ22a、24bの上に均等に乗るように、
下キャップ40、試験片60、及び、上キャップ30の位置合わせを行う。
この状態で上キャップ30の上にパンチ34を乗せ、一軸の圧縮試験装置(図示せず)を用いてパンチ34を押圧すると、上キャップ30の側面に設けられたピン32がガイド20の先端に設けられたらせん状スロープ22a、24aに沿って摺動する。その結果、上キャップ30は、図1の矢印C方向に回転しながらガイド20内を降下する。
一方、上キャップ30を押圧すると、下キャップ40も下方に押圧されるが、下キャップ40の外周面に設けられた突起42は、ガイド20の内周面に設けられた溝22bに挿入されている。その結果、下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下(図1の矢印D方向に降下)する。
一方、上キャップ30を押圧すると、下キャップ40も下方に押圧されるが、下キャップ40の外周面に設けられた突起42は、ガイド20の内周面に設けられた溝22bに挿入されている。その結果、下キャップ40は、回転することなくガイド20内を降下(図1の矢印D方向に降下)する。
そのため、試験片60の両端の把持部60b、60cを、それぞれ、上キャップ30及び下キャップ40で把持した状態で、上キャップ30−試験片60−下キャップ40をガイド20内に挿入し、上キャップ30を下方に押圧すると、試験片60にねじり変形を加えることができる。また、下キャップ40を支持する支持部材50の弾性力を調整すると、試験片60に対して、純粋なねじり変形だけでなく、圧縮変形させながらねじり変形させる複合的な変形を付与することができる。
本発明に係るねじり試験装置10は、圧縮荷重の全部又は一部を容易にねじりモーメントに変換することができるので、汎用の圧縮試験装置にそのまま取り付けて使用することができる。また、各部材の寸法や材料を任意に選択することができるので、高強度の材料であっても評価することができる。
(実施例1)
[1. 数値解析]
図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いて試験片にねじり変形のみを加えた時の相当ひずみ及び応力三軸度を数値解析により求めた。試験片60の変形部60aの直径は10mmとし、変形部60aの長さは20mmとした。
解析ソフトには、DEFORM 3Dを用いた。試験片60は、JIS S45Cからなる剛塑性体と仮定し、ねじり試験装置10の構成要素は、支持部材50を除き、剛体と仮定した。潤滑条件は固着とし、温度は常温(20℃)とした。また、要素数は、20000とした。
[1. 数値解析]
図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いて試験片にねじり変形のみを加えた時の相当ひずみ及び応力三軸度を数値解析により求めた。試験片60の変形部60aの直径は10mmとし、変形部60aの長さは20mmとした。
解析ソフトには、DEFORM 3Dを用いた。試験片60は、JIS S45Cからなる剛塑性体と仮定し、ねじり試験装置10の構成要素は、支持部材50を除き、剛体と仮定した。潤滑条件は固着とし、温度は常温(20℃)とした。また、要素数は、20000とした。
[2. 結果]
図4に、相当ひずみと応力三軸度との関係を示す。また、図5に、回転角度と相当ひずみとの関係を示す。
図4及び図5より、以下のことがわかる。
(1)図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いると、応力三軸度を0程度に保ちながらねじり試験を行うことができる。
(2)試験片60の回転角度を測定することによって、相当ひずみを算出できる。
図4に、相当ひずみと応力三軸度との関係を示す。また、図5に、回転角度と相当ひずみとの関係を示す。
図4及び図5より、以下のことがわかる。
(1)図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いると、応力三軸度を0程度に保ちながらねじり試験を行うことができる。
(2)試験片60の回転角度を測定することによって、相当ひずみを算出できる。
(実施例2)
[1. 試験方法]
棒材から試験片60を切り出し、図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いてねじり試験を行った。
試験片60の材料には、(1)JIS S45C、(2)JIS S45C SA材(JIS S45Cを球状化処理したもの)、及び、(3)JIS S10C、を用いた。また、棒材から、切り出し角度(棒材の長手方向と試験片60の長手方向とのなす角)θの異なる種々の試験片を切り出し、これらを試験に供した。
ねじり試験は、試験片60が割れるまで行い、割れ発生時の回転角度から相当ひずみ(破壊に至る相当ひずみ)を算出した。
[1. 試験方法]
棒材から試験片60を切り出し、図1及び図2に示すねじり試験装置10を用いてねじり試験を行った。
試験片60の材料には、(1)JIS S45C、(2)JIS S45C SA材(JIS S45Cを球状化処理したもの)、及び、(3)JIS S10C、を用いた。また、棒材から、切り出し角度(棒材の長手方向と試験片60の長手方向とのなす角)θの異なる種々の試験片を切り出し、これらを試験に供した。
ねじり試験は、試験片60が割れるまで行い、割れ発生時の回転角度から相当ひずみ(破壊に至る相当ひずみ)を算出した。
[2. 結果]
図6に、JIS S45C及びJIS S45C SA材から切り出した試験片の切り出し角度θと破壊に至る相当ひずみとの関係を示す。また、図7に、JIS S10Cから切り出した試験片の切り出し角度θと破壊に至る相当ひずみとの関係を示す。
図6及び図7より、以下のことがわかる。
(1)3種類の材料のいずれも、切り出し角度θの増加に伴って、破壊に至る相当ひずみの値が減少した。
(2)球状化処理を行うと、破壊に至る相当ひずみ量が大きくなった。
図6に、JIS S45C及びJIS S45C SA材から切り出した試験片の切り出し角度θと破壊に至る相当ひずみとの関係を示す。また、図7に、JIS S10Cから切り出した試験片の切り出し角度θと破壊に至る相当ひずみとの関係を示す。
図6及び図7より、以下のことがわかる。
(1)3種類の材料のいずれも、切り出し角度θの増加に伴って、破壊に至る相当ひずみの値が減少した。
(2)球状化処理を行うと、破壊に至る相当ひずみ量が大きくなった。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改変が可能である。
本発明に係るねじり試験装置は、各種金属材料の特性評価に使用することができる。
10 ねじり試験装置
20 ガイド
22a、24a らせん状スロープ
22b 溝
30 上キャップ
32 ピン
40 下キャップ
42 突起
50 支持部材
20 ガイド
22a、24a らせん状スロープ
22b 溝
30 上キャップ
32 ピン
40 下キャップ
42 突起
50 支持部材
Claims (2)
- 以下の構成を備えたねじり試験装置。
(1)前記ねじり試験装置は、
筒状のガイドと、
前記ガイドに挿入された、試験片の上端の把持部を把持するための上キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記試験片の下端の把持部を把持するための下キャップと、
前記ガイドに挿入された、前記下キャップを支持するための剛体又は弾性体からなる支持部材と
を備え、
前記上キャップは、回転しながら前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されており、
前記下キャップは、回転することなく前記ガイド内を降下可能となるように前記ガイド内に挿入されている。
(2)前記ガイドの先端には、回転対称となるように配置された、複数個のらせん状スロープが設けられ、
前記上キャップの側面には、前記らせん状スロープに沿って摺動可能なピンが設けられている。
(3)前記ガイドの内周面又は前記下キャップの外周面のいずれか一方には、突起が設けられ、
他方には、前記突起を挿入することができ、かつ、前記下キャップを前記ガイドの軸方向に沿って降下させることが可能な溝が設けられている。 - 前記ガイドの下端部を外側から拘束するためのダイをさらに備え、
前記ガイドは、軸方向に沿って複数個に分割されている
請求項1に記載のねじり試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012047354A JP2013181925A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | ねじり試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012047354A JP2013181925A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | ねじり試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013181925A true JP2013181925A (ja) | 2013-09-12 |
Family
ID=49272655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012047354A Pending JP2013181925A (ja) | 2012-03-02 | 2012-03-02 | ねじり試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013181925A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP3460592A1 (en) | 2017-09-26 | 2019-03-27 | Casio Computer Co., Ltd. | Timepiece, method for controlling timepiece, and storage medium |
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-
2012
- 2012-03-02 JP JP2012047354A patent/JP2013181925A/ja active Pending
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