JP2013181656A - 流量調節バルブに回転数表示器を連結するための機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】流量調節バルブAの操作ノブの回転数を再現性良く表示すること。
【解決手段】平板状ナットA2はギャップブロックCに挟まれた状態になっていて、ギャップブロックCが回転すると、平板状ナットA2も回転し、平板状ナットA2が回転すると流量調節バルブAの内部機構により軸方向に動き、流量の調節が可能になる。流量調節バルブAと回転数表示器Bの間には連結体Dがあり、回転数表示器Bの背面に突出したトルクピンB2が連結体Dの同位置の穴に挿入され、さらにネジで背面から両者を固定する。さらに連結体Dには2本のピンが立てられていて、回転数表示器Bを挟み込むことにより、両者の位置関係を保持する。
【選択図】図1
【解決手段】平板状ナットA2はギャップブロックCに挟まれた状態になっていて、ギャップブロックCが回転すると、平板状ナットA2も回転し、平板状ナットA2が回転すると流量調節バルブAの内部機構により軸方向に動き、流量の調節が可能になる。流量調節バルブAと回転数表示器Bの間には連結体Dがあり、回転数表示器Bの背面に突出したトルクピンB2が連結体Dの同位置の穴に挿入され、さらにネジで背面から両者を固定する。さらに連結体Dには2本のピンが立てられていて、回転数表示器Bを挟み込むことにより、両者の位置関係を保持する。
【選択図】図1
Description
この発明は、流量調節バルブのバルブ開度を表示するために回転数表示器を流量調節バルブに連結する方法に関する。
流量調節バルブと回転数表示器を連接したものとして、特許文献1にバルブの操作ネジをダイヤル内部のメネジに直結する方法が開示されている。流量調節弁の弁体が回転しないように、ニードル弁体の側面がカットされていて、この2面がシート部材に軸に平行な切り込みに嵌った状態にすることによりダイヤルのノブを回転すると、弁体が軸方向に動く構造になっている。
特許文献1の機構での問題点は、バルブ操作軸がバルブ本体の端部のメネジと螺合しているタイプのバルブには適用できないことである。従って、市販されている殆どのバルブにこの方法は適用できないことである。
従来のバルブでは、通常マイクロメータなどに用いられるアナログ表示の回転数表示機構を搭載したものはあったが、本発明のように、デジタル表示の回転数表示機構を搭載したものはなかった。その理由は、量産されているデジタル表示機構は、流量調節バルブを結合させるためには不向きで使えないものとされ、また、流量調節バルブ専用にデジタル表示の回転数表示器を製作するためには、コストが掛かりすぎるためと考えられる。
従来のバルブでは、通常マイクロメータなどに用いられるアナログ表示の回転数表示機構を搭載したものはあったが、本発明のように、デジタル表示の回転数表示機構を搭載したものはなかった。その理由は、量産されているデジタル表示機構は、流量調節バルブを結合させるためには不向きで使えないものとされ、また、流量調節バルブ専用にデジタル表示の回転数表示器を製作するためには、コストが掛かりすぎるためと考えられる。
本発明は、上記事実を考慮して、明快で読み取り容易なデジタル表示の回転数表示器を、流量調節バルブに連結する方法を工夫し、量産されている安価な市販の表示器を通常構造の流量調節バルブに搭載できるようにすることが目的である。
円筒棒の片端面側から、中心軸に平行な深いすり割り状の切り込みを設け、この切り込みの幅に挿入し回転方向と中心軸方向に摺動可能で中心部分が流量調節バルブの操作軸と結合した直方体ナットを備え、前記切り込みを持つ円筒棒は回転数表示器の回転軸の貫通穴に挿嵌し、切り込みと反対側の端面に近い外周面で、前記回転数表示器の回転軸の外側から半径方向に設けられたネジ穴に外側からの固定ネジを用いて固結されており、前記回転数表示器の操作ノブを回転すると、前記切り込みを持つ円筒棒Cが回転し、前記直方体ナットが摺動しながら回転することにより、バルブ操作軸を所定の回転数位置に合わせ込むことを可能にした。
請求項1の回転数表示器と流量調節バルブの位置関係を保持する手段として、両者の中間に保持体を設け、一方の流量調節バルブとは流量調節バルブの円筒部に嵌合する穴を設け、止めネジで両者を固定し、他方の回転数表示器とは、回転数表示器の裏面に突起しているトルクピンの中心に保持体側からネジで固定するとともに、前記回転数表示器の左右の側面2箇所に回転方向の動きを制約するためのピンを前記保持体に立てたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明により、操作ノブの回転、および、回転により生じる操作軸の前後への移動は、回転表示機構の回転軸内の貫通穴内部でなされてしまうため、回転数表示機能付きの流量調節バルブとして極めてコンパクトに構成可能になっている。
請求項2に記載の本発明に係わる、保持体により、量産されている安価なデジタル回転数表示器を流量調節バルブに直結することが可能になり、高精度で高分解能かつ明快なデジタル表示のダイヤル付き流量調節バルブを提供することが可能になった。
剛性の高い回転軸にガッチリ固定して用いるために設計された回転数表示器を流量調節バルブのノブ回転数の表示に利用するための工夫が本発明である。この回転数表示器には、裏面にトルクピンと称する円形の突起があるだけで、これ以外この回転数表示器を他の部分に固定するためのネジ穴とかが一切ない。これを如何にして流量調節バルブと連結し、かつ、全体を、パネルなどに固定できるようにするかが本発明の課題である。
以下本発明の実施例を図1〜図7により説明する。本発明の請求項1に述べてある通り、バルブ操作に必要なノブを回転させるために、バルブのノブA3を図5のような直方体ナットA2とし、その両側面を図4に示した部品ギャップブロックCで挟んでいる。これらの部品の組立位置関係を図6に示す。図2は流量調節バルブの一例であり、バルブ本体A1に螺合している操作軸A2の先端に、回転操作するためのノブA3が取り付けられており、ノブA3を回転すると操作軸A2がバルブ内部の弁体を開閉する機構になっている。
図3は市販されている回転数表示器の一例である。この回転数表示器は回転軸B1の中心に穴が貫通している。通常この穴に工作機械の回転軸を挿入し、止めネジB5により回転軸に固定する。突起しているトルクピンB5を工作機械の静止部分に挿入して回転止めにしている。
このタイプの回転数表示器はドイツのSIKO社の製品が広く世界中で使われている。工作機械で使う場合には非常に便利なものである。SIKO社製品には、回転方向が時計方向で回転をカウントするタイプと、反時計方向の回転で計数するもの、1回転でデジタル100カウントになっているものなど、豊富なバリエーションがある。この中から、流量調節バルブに応用するのに最も相応しいものとして図3のものを選択使用した。ところが、この回転数表示器は工作機械に装着するためには便利であるが、流量調節バルブに適用するには相応しくない構造になっており、従来この表示器が流量調節バルブに応用されることはなかった。
図3の回転数表示器で、回転数は4桁の数値とその1桁下まで読み取れる目盛りで構成されており、中央ある縦線B4が小数点の位置を表わしている。この例では、回転数は12.340回転と読み取ることが出来る。
図3の回転数表示器の裏面上部には本体から突き出たトルクピンB2が突出している。このトルクピンの中心にはφ3深さ5mmの穴があいており、この穴を利用してM3.5のタッピングネジを挿入することが可能なことを見出した。この穴はあくまでも、モールド成型するために、部品の肉厚を出来るだけ均等にするために設けられたものと考えられるが、我々は、この穴をこの回転数表示器に用意された唯一のネジ止め部分として利用できることを発見した。
図7の連結体Dには、トルクピンB2がピッタリ挿入可能な穴D3に挿入され、図1に示すようにタッピングネジ3で回転数表示器に固定される。ピンとしては、スプリングピンを用いると、穴位置が僅かに干渉する場合でも、ピンが変形し、組立可能になるというメリットがある。
本発明の請求項1に述べてある通り、バルブ操作に必要なノブを回転させるために、バルブのノブA3を図5のような直方体ナットA2とし、その両側面図4に示した部品切り込みを持つ円筒棒Cで挟んでいる。これらの部品の組立位置関係を図6に示す。
本発明の請求項1に述べてある通り、バルブ操作に必要なノブを回転させるために、バルブのノブA3を図5のような直方体ナットA2とし、その両側面図4に示した部品切り込みを持つ円筒棒Cで挟んでいる。これらの部品の組立位置関係を図6に示す。
1 操作ノブ
2 止めネジ
3 バインドネジ
4 止めネジ
5 止めネジ
6 ダイヤル位置を決めるためのピン
A 流量調節バルブ
A1 流量調節バルブの操作軸
A2 直方体ナット
B 回転数表示器
B1 回転数表示器のパイプ状の回転軸
B2 回転数表示器のトルクピン
B3 回転数表示器の回転数表示の数字
B4 小数点位置を表示する線
B5 回転数表示器の回転軸とギャップブロックを固定する止めネジ
C 切り込みを持つ円筒棒C
D 連結体
D1 回転数表示器付き流量調節バルブをパネルに固定するための4個の穴
D2 回転数表示器の回転止めの2本のスプリングピン
D3 回転数表示器のトルクピンを挿入する穴
2 止めネジ
3 バインドネジ
4 止めネジ
5 止めネジ
6 ダイヤル位置を決めるためのピン
A 流量調節バルブ
A1 流量調節バルブの操作軸
A2 直方体ナット
B 回転数表示器
B1 回転数表示器のパイプ状の回転軸
B2 回転数表示器のトルクピン
B3 回転数表示器の回転数表示の数字
B4 小数点位置を表示する線
B5 回転数表示器の回転軸とギャップブロックを固定する止めネジ
C 切り込みを持つ円筒棒C
D 連結体
D1 回転数表示器付き流量調節バルブをパネルに固定するための4個の穴
D2 回転数表示器の回転止めの2本のスプリングピン
D3 回転数表示器のトルクピンを挿入する穴
Claims (2)
- 円筒棒の片端面側から、中心軸に平行な深いすり割り状の切り込みを設け、この切り込みの幅に挿入し回転方向と中心軸方向に摺動可能で中心部分が流量調節バルブの操作軸と結合した直方体を備え、前記切り込みを持つ円筒棒は回転数表示器の回転軸の貫通穴に挿嵌し、切り込みと反対側の端面に近い外周面で、前記回転数表示器の回転軸の外側から半径方向に設けられたネジ穴に外側からの固定ネジを用いて固結されており、前記回転数表示器の操作ノブを回転すると、前記切り込みを持つ円筒棒が回転し、前記直方体が摺動しながら回転することにより、バルブ操作軸を所定の回転数位置に合わせ込むことを可能にした、前記回転数表示器と流量調節バルブの操作軸の回転伝達機構。
- 請求項1の回転数表示器と流量調節バルブの位置関係を保持する手段として、両者の中間に保持体を設け、一方の流量調節バルブとは流量調節バルブの円筒部に嵌合する穴を設け、止めネジで両者を固定し、他方の回転数表示器とは、回転数表示器の裏面に突起しているトルクピンの中心に保持体側からネジで固定するとともに、前記回転数表示器の左右の側面2箇所に回転方向の動きを制約するためのピンを前記保持体に立てたことを特徴とする、請求項1の回転数伝達機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012061081A JP2013181656A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 流量調節バルブに回転数表示器を連結するための機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012061081A JP2013181656A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 流量調節バルブに回転数表示器を連結するための機構 |
Publications (1)
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JP2013181656A true JP2013181656A (ja) | 2013-09-12 |
Family
ID=49272452
Family Applications (1)
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JP2012061081A Pending JP2013181656A (ja) | 2012-02-29 | 2012-02-29 | 流量調節バルブに回転数表示器を連結するための機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013181656A (ja) |
-
2012
- 2012-02-29 JP JP2012061081A patent/JP2013181656A/ja active Pending
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