JP2013180618A - 浮体式発電プラント - Google Patents

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Abstract

【課題】海上を移動可能な発電プラントを冷却する冷却効率を高めることができる浮体式発電プラントを提供する。
【解決手段】浮体式発電プラントは、水上に浮かぶと共に、取水口121A、121B及び排水口122A、122Bを備える船体101と、船体101に搭載される発電プラント1と、船体101に搭載されると共に発電プラント1へ燃料を供給する燃料プラント3と、発電プラント1を冷却する冷却水を取水口121A、121Bから取水する取水装置74と、取水した冷却水を排水口122A、122Bから排水する排水装置75と、を含む。
【選択図】図2−2

Description

本発明は、発電プラントを搭載した浮体である浮体式発電プラントに関する。
例えば、特許文献1には、液化天然ガスなどの可燃性液化ガスを運搬する船舶において、液化ガスタンクにおけるボイルオフガスを推進用燃料として使用する技術が記載されている。また、特許文献1の技術では、排ガスボイラで発生した蒸気で駆動されるターボ発電機が設けられ、ターボ発電機の発電機で生じた電力を船内へ供給することが記載されている。
特許文献2には、海底油田またはガス田の生産設備に付属するストレージパージ等を係留する装置として、一点係留装置の技術が記載されている。特許文献3には、ガスタービン発電系と、その排熱エネルギにより駆動される蒸気タービン発電系とを組合せた複合発電システムの技術が記載されている。
特開昭58−033594号公報 特開昭61−143285号公報 特開昭63−085207号公報
ところで、特許文献1及び特許文献2に記載の技術には、浮体に搭載した発電プラントを冷却する冷却効率について考慮されていない。また、特許文献3のような発電プラントを陸上に建設するには、時間がかかる。
本発明は上述した課題を解決するものであり、海上を移動可能な発電プラントを冷却する冷却効率を高めることができる浮体式発電プラントを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、浮体式発電プラントは、水上に浮かぶと共に、取水口及び排水口を備える浮体と、前記浮体に搭載される発電プラントと、前記浮体に搭載されると共に前記発電プラントへ燃料を供給する燃料プラントと、前記発電プラントを冷却する冷却水を、前記取水口から取水する取水装置と、取水した前記冷却水を前記排水口から排水する排水装置と、を含むことを特徴とする。
上記構成により、陸上の需要地近くの海へ浮体式発電プラントが海上を移動し、発電プラントが発電した電力を、電力需要が高まった陸上の受電設備へ送電することができる。このため、浮体式発電プラントは、発電プラントを移動させ、時間のかかる発電プラントの建設を待たずに、電力需要に合わせて電力を供給することができる。
浮体式発電プラントは、海洋上の浮体である。発電プラントは、冷却のため大量の冷却水を必要とする。浮体式発電プラントは、海洋上にあるので海水を取水し、海水を発電プラントの冷却に使用することができる。しかし、浮体の取水口と排水口とを近傍に設置した場合、排水により温度が上昇した海水を取水してしまうことから、発電プラントの冷却効率を低下させてしまうおそれがある。上記構成により、浮体式発電プラントは、浮体の取水口と排水口との間を十分な距離を取って設置するか、または、取水口がある側面と異なる側面から排水する。このため、排水により温度の上昇した海水を冷却水として取り込むおそれが低減され、発電プラントの冷却効率を高めることができる。
本発明の望ましい態様として、複数組の前記取水口及び前記排水口が前記浮体に備えられ、前記取水装置と前記排水装置とは、複数組の前記取水口及び前記排水口のうち1組以上の前記取水口及び前記排水口から取水及び排水することにより浮体の姿勢制御を行うことが好ましい。
浮体式発電プラントは、海洋上の浮体であるので、海底に係留していても風波等の影響を受けることがある。上記構成により、取水した海水と、排水した海水が生じさせる推進力を利用して、浮体式発電プラントは姿勢を制御することができる。このため、浮体式発電プラントは、風波等の影響を減じるように姿勢を一定に保ち、安定して電力を供給することができる。
本発明の望ましい態様として、前記浮体を係留する係留装置と、前記発電プラントが発電した電力を陸上の受電設備へ送電するため、前記係留装置を介して前記浮体外の水中へ延長される送電ケーブルとをさらに備えることが好ましい。
陸上の受電設備に送電する発電プラントの電力は、水中の送電ケーブルを介して送電されるため、送電ケーブルの耐久性を高め、漏電などのおそれを低減する必要がある。浮体式発電プラントは、送電ケーブルが船体の係留時の回転運動の中心となる係留装置を介して浮体外の水中へ延長される。このため、発電プラント搭載船舶は、風波等の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる、送電ケーブルの捻れを低減することができる。その結果、発電プラント搭載船舶は、送電ケーブルの耐久性を高め、漏電などのおそれを低減することができる。そして、発電プラント搭載船舶は、電力を陸上の受電設備へ安定して送電することができる。
本発明の望ましい態様として、前記燃料プラントは、海底からライザー管を介して供給される燃料原料を前記燃料に精製することが好ましい。
上記構成により、海底にある油田またはガス田などの燃料埋蔵領域近くで発電プラントに必要な燃料を精製することができる。このため、陸上へ燃料原料を移送するための海底パイプライン等のコストを低減することができる。
本発明の望ましい態様として、前記燃料プラントは、液化燃料ガスを貯蔵するタンクと、前記液化燃料ガスを気化する気化設備を備えることが好ましい。
上記構成により、液化燃料ガスを貯蔵するタンクと発電プラントとを繋ぐ燃料移送管を短縮することができる。また、燃料プラントは、液化燃料ガスを気化する際に必要な気化熱を発電プラントの排熱でまかなうことができる。そして、発電プラントは、発電プラントの吸気装置の吸気空気を気化設備で冷却し、発電効率を高めることができる。また、吸気冷却を行わない場合、発電プラントは、は、気化設備で排熱を奪うことにより、蒸気タービンの蒸気等の発電設備を冷却することができる。その結果、発電設備が必要な冷却用の海水を低減できる。
本発明によれば、海上を移動可能な発電プラントを冷却する冷却効率を高めることができる浮体式発電プラントを提供することができる。
図1は、実施形態1に係る浮体式発電プラントの給電システムを表す概略構成図である。 図2−1は、実施形態1に係る浮体式発電プラントである発電プラント搭載船舶を説明する説明図である。 図2−2は、図2−1の浮体式発電プラントを上面視でみた説明図である。 図3−1は、風波に対する発電プラント搭載船舶の姿勢を説明するための説明図である。 図3−2は、風波に対する発電プラント搭載船舶の姿勢を説明するための説明図である。 図4は、実施形態1に係る発電プラントを説明する説明図である。 図5は、実施形態1に係る係留装置を示す模式図である。 図6−1は、実施形態1に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。 図6−2は、図6−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。 図7−1は、実施形態2に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。 図7−2は、図7−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。 図8−1は、実施形態3に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。 図8−2は、図8−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。 図9は、実施形態4に係る燃料プラントを説明する説明図である。 図10は、実施形態5に係る浮体式発電プラントである発電プラント搭載浮体を説明する説明図である。 図11は、図10の発電プラント搭載浮体を上面視でみた説明図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る浮体式発電プラントの給電システムを表す概略構成図である。図1に示すように、浮体式発電プラントの給電システムは、海Wに浮かぶ浮体である発電プラント搭載船舶(発電プラント搭載浮体)100と、発電プラント搭載船舶100の船体101が搭載する発電プラント1と、船体101が搭載すると共に発電プラント1へ燃料を供給する燃料プラント3と、陸Gの上に配置された受電設備6と、発電プラント1から受電設備6へ送電する送電ケーブル4とを含む。
送電ケーブル4は、船体101に備えられた係留装置2を介して、海W内の水中に延在する。そして、送電ケーブル4は、例えば300km離れた陸Gの受電設備6へ海底WG(例えば1500mの深海)に沿うように敷設されている。送電ケーブル4は、発電プラント1が発電する、例えば20万kW以上の大電力を送電する。受電設備6は、例えば変電所であり、送電ケーブル4により海W上の発電プラント1から給電された電力を変換(変圧)し、変換した電力を地上の送電線6Aを介して図示しない電力消費設備へ供給する。
実施形態1に係る浮体式発電プラントの給電システムでは、海底WGにある油田またはガス田などの燃料埋蔵領域50から燃料原料を採取する原料採取装置53が海底WGに設置されている。ライザー管5は、船体101と原料採取装置53とを接続し、原料採取装置53から燃料原料を船体101の燃料プラント3に移送する燃料原料の移送管である。
図2−1は、実施形態1に係る浮体式発電プラントである発電プラント搭載船舶を説明する説明図である。図2−2は、図2−1の浮体式発電プラントを上面視でみた説明図である。図2−1及び図2−2に示すように、発電プラント搭載船舶100の船体101には、船舶の主推進力源となる主機関111と、主機関111に接続し推進力を伝達するプロペラ112と、船体101の方向を制御する舵113とを含む推進機関110を有している。
発電プラント搭載船舶100は、プロペラ112の回転及び舵113の操舵方向により船体101の任意の方向の推進力を与ることができる。実施形態1に係る発電プラント搭載船舶100は、発電プラント1と、取水装置74と、排水装置75と、発電プラント1へ燃料を供給する燃料プラント3とを船体101に備えている。また、実施形態1に係る発電プラント搭載船舶100は、推進機関110とは反対側の船体101の船首に、係留装置2を備えている。
取水装置74は、取水口121Aまたは取水口121Bのどちらか一方を選択すると共にポンプにより海水を取水し、発電プラント1へ海水を供給する。排水装置75は、排水口122Aまたは排水口122Bのどちらか一方を選択すると共にポンプにより海水を排水し、発電プラント1で加熱された海水を供給する。取水装置74が船体101の右舷(右側側面)にある取水口121Aから取水する場合、排水装置75は、船体101の左舷(左側側面)にある排水口122Aから排水する。取水装置74が船体101の左舷(左側側面)にある取水口121Bから取水する場合、排水装置75は、船体101の右舷(右側側面)にある排水口122Bから排水する。
発電プラント搭載船舶100は、海洋上の浮体である。発電プラント1は、冷却のため大量の冷却水を必要とする。発電プラント搭載船舶100は、海洋上にあるので海水を取水し、海水を発電プラントの冷却に使用することができる。しかし、船体101の同一側面から取水すると共に排水すると、排水により温度が上昇した海水を取水してしまうことから、発電プラント1の冷却効率を低下させてしまうおそれがある。発電プラント搭載船舶100は、取水口121A(121B)がある側面と別の側面の排水口122A(122B)から排水することから、排水により温度の上昇した海水の影響を低減して、発電プラント1の冷却効率を高めることができる。
ライザー管5は、係留装置2を介して接続され、船体101内の燃料原料を移送するための配管である燃料原料移送管51と接続され、燃料原料移送管51が燃料原料を燃料プラント3に供給する。燃料プラント3は、原料採取装置53からライザー管5を介して移送してきた燃料原料を天然ガスに精製する精製プラントである。燃料プラント3は、精製した天然ガス等の燃料ガスを燃料として、燃料移送管52を介して発電プラント1へ供給する。このため、燃料ガスを液化燃焼ガスとして保存しておく必要がないので、発電プラント1の燃料コストを低減することができる。
燃料プラント3は、海底WGにある油田またはガス田などの燃料埋蔵領域50の近くで発電プラント1に必要な燃料を精製することができる。このため、浮体式発電プラントの給電システムまたは発電プラント搭載船舶100は、陸G上へ燃料原料を移送するための海底パイプライン等のコストを低減することができる。
発電プラント1は、供給された燃料から電力を発電して、船体101内の電力線41に電力を送電する。船体101内の電力線41と送電ケーブル4とは、係留装置2を介して接続されている。
図3−1及び図3−2は、風波に対する発電プラント搭載船舶の姿勢を説明するための説明図である。図3−1に示すように、発電プラント搭載船舶100は、風波w1に対向するように船体101の船首が向いている状態で係留装置2に係留されている。このため、発電プラント搭載船舶100は、風波w1に対する影響を抑制できる。風波w1の方向が風波w2の方向、例えばx方向からy方向のように変化した場合、図3−1に示す発電プラント搭載船舶100は、風波w2の影響を受け、動揺する。このため、オペレータは、発電プラント搭載船舶100の船体101をR1方向に回転させる。発電プラント搭載船舶100は、図2−2に示す取水装置74が取水口121Aから海水を取水しP1方向に海水の推進力を与えるとともに、図2−2に示す排水装置75が排水口122Aから海水を排水しQ1方向に推進力を与える。このように、P1方向及びQ1方向をほぼ同一方向に揃えることで、スラスタ機構のように作用し、船体101は、取水及び排水した海水の推進力によりR1方向に回転する。そして発電プラント搭載船舶100は、風波w2に対向するように船体101の船首が向くように回動して風波w2に対する影響を抑制する。なお、図3−1、図3−2では、一点係留の係留位置を船首側に配置したイメージ図を表しているが、係留位置は船舶に対して船主側に必ずある必要はなく、船尾側や、船体中央付近など、配置場所を特定しない。
発電プラント搭載船舶100は、発電プラント搭載船舶100の回転する動きの回転中心Zrとなる船首に係留装置2を備えている。この係留装置2は、いわゆる一点係留装置とよばれ、船体101の係留時の回転運動の中心となるタレット部に設けられている。回転中心Zrでは、送電ケーブル4の捻れ角度は小さくなる。そして、係留装置2を介した送電ケーブル4は、捻りの蓄積が抑制される。また、捻りの抑制された送電ケーブル4の導体及び被覆には負荷が少ない。その結果、発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4の断線または漏電のおそれを抑制することができる。
発電プラント搭載船舶100は、図3−1に示すようにR1方向に回転し続けると、逆に、図3−2に示すように、逆向きの回転R2方向に回転する必要が生じる場合がある。この場合、図2−2に示す取水装置74が取水口121Bから海水を取水しP2方向に海水の推進力を与えるとともに、図2−2に示す排水装置75が排水口122Bから海水を排水しQ2方向に推進力を与える。このように、発電プラント搭載船舶100は、複数組の取水口121A、121B及び排水口122A、122Bが船体101に備えられ、取水装置74と排水装置75とは、複数組の取水口及び排水口のうち1組の取水口121A及び排水口122Aまたは取水口121B及び排水口122Bのどちらか1組から取水及び排水することにより浮体の姿勢制御を行うことができる。このため、発電プラント搭載船舶100は、風波等の影響を減じるように姿勢を一定に保ち、安定して電力を供給することができる。
実施形態1に係る発電プラント1は、例えば、燃料と空気とをガスタービンで燃焼し、発生した燃焼ガスにより発電すると共に、前記ガスタービンから排出された排気ガスを排熱回収ボイラに送って蒸気を生成し、生成された前記蒸気を蒸気タービンに送って発電する複合発電プラントである。図4は、実施形態1に係る発電プラントを説明する説明図である。
図4に示すように、発電プラント1は、ガスタービン11と、排熱回収ボイラ71と、蒸気タービン72と、復水器73と、発電機16と、を含む。
ガスタービン11は、圧縮機12と燃焼器13とタービン14とを含む。ガスタービン11は、タービン軸15を介して発電機16を連結している。発電機16は、例えばサイリスタモータであって、ガスタービン起動用モータとして機能すると共に、ガスタービン起動後の発電機として機能する。そして、ガスタービン11における圧縮機12の入口側には、フィルタを有する吸気装置17が吸気管を介して連結される一方、タービン14の出口側には排気管を介して排熱回収ボイラ71が連結されている。
上述した燃料プラント3は、原料採取装置53からライザー管5を介して移送してきた燃料原料を燃料である燃焼ガス(例えば、天然ガス)に精製する燃料精製プラント31と、精製した燃料ガスを昇圧するコンプレッサ32と、昇圧した燃料ガスを供給する燃料供給装置33とを備えている。ガスタービン11は、燃料供給装置33から供給された燃料ガスと、吸気装置17から供給された空気とを燃焼器13で燃焼する。発生した燃焼ガスによりタービン軸15が回転して、この回転が伝達された発電機16が発電する。
排熱回収ボイラ71は、例えば、高圧ボイラと中圧ボイラと低圧ボイラとを有しており、ガスタービン11からの排気ガスにより各ボイラでそれぞれ蒸気を発生させることができる。
蒸気タービン72は、排熱回収ボイラ71で発生した蒸気が配管により供給されることで駆動し、連結された発電機16を運転することができる。そして、この蒸気タービン72に供給された蒸気は配管により復水器73に送られて凝縮された後、復水ポンプにより水が排熱回収ボイラ71に送られるようになっている。復水器73は、蒸気を凝縮するために、取水装置74から海Wの海水を取り込み、排水装置75を介して海水と蒸気とを熱交換して加熱された海水を海Wへ排出する。つまり、発電プラント1は、ガスタービン11から排出された排気ガスを排熱回収ボイラ71に送って蒸気を生成し、生成された蒸気を蒸気タービン72に送って発電する。
上述したガスタービン11では、吸気装置17を通して圧縮機12に取り込まれた空気が圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となる。この圧縮空気が燃焼器13に送られ、圧縮空気に対して所定量の燃料が供給されることで、燃焼器13は、燃料を燃焼する。そして、燃焼器13で生成された高温・高圧の燃焼ガスが、タービン14に送られて複数の静翼及び動翼を通過することでタービン軸を駆動回転し、発電機16を回転駆動して発電を行う。
タービン14から排出された排気ガスは、排気管を通って排熱回収ボイラ71に送られる。そして、排熱回収ボイラ71は、高温・高圧の排気ガスにより蒸気を生成する。排熱回収ボイラ71で生成された蒸気は、配管を通って蒸気タービン72に送られる。この蒸気は、蒸気タービン72を駆動することで発電機16を回転駆動して発電を行う。また、蒸気タービン72に供給された蒸気は、配管により復水器73に送られる。そして、復水器73は、蒸気を凝縮する。凝縮された水は、復水ポンプにより排熱回収ボイラ71に戻される。
以上説明したように、発電プラント1は、燃料と空気とをガスタービン11で燃焼し、発生した燃焼ガスにより発電すると共に、ガスタービン11から排出された排気ガスを排熱回収ボイラ71に送って蒸気を生成し、生成された蒸気を蒸気タービン72に送って発電機16が発電する。発電された電力は、送電用変電設備18で、上述した陸Gの受電設備6が受電可能な電圧に変圧される。変圧された電力は、係留装置2を介して送電ケーブル4に送電される。送電ケーブル4は、陸G上の受電設備6に接続され、発電プラント1の電力が受電設備6に供給される。
係留装置2の構造については、図5、図6−1、図6−2を用いて詳細に説明する。図5は、実施形態1に係る係留装置を示す模式図である。図6−1は、実施形態1に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。図6−2は、図6−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。図5に示すように、係留装置2は、船体101と固定される固定部21と、固定部に対して回転可能な回転部22と、固定部21に対して回転部22を回転自在とする上部ベアリング部61と、下部ベアリング部62とを含むスイベル機構を有している。回転部22は、略円筒形であり、底面には、図1に示す海底WGに係留した係留チェーン63が接続されている。図1に示すライザー管5は、例えば複数あってもよく、例えば図5に示す採油用のライザー管5Aと、採ガス用のライザー管5Bとがある。採油用のライザー管5Aと、採ガス用のライザー管5Bと、送電ケーブル4とは、回転部22を貫通し、船体101内の燃料原料移送管51A、燃料原料移送管51B、電力線41に接続されている。
図6−1及び図6−2に示すように、送電ケーブル4と船体101内の電力線41とは、非接触給電で給電されていることが望ましい。図6−1及び図6−2に示す電力線41と、固定部21とは一体となるように固定されている。回転部22は、回転部22の回転軸を含む断面でみたときに、係留チェーン63が接続される下部回転体23と、下部回転体23とは独立して回転する上部回転体25と、上部回転体25と下部回転体23との間で転動するスラストベアリング24とを含む。そして、係留装置2は、船体101に固定される固定部21と、固定部21に対し回転自在な回転部22とを含み、送電ケーブル4が回転部22に固定されている。送電ケーブル4が船体101の動きと独立して回転できるため、風波等の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる、送電ケーブル4の捻れが低減されて、送電ケーブル4の耐久性を高め、漏電などのおそれを低減することができる。また、係留装置2は、上部回転体25上で送電ケーブル4と船体101内の電力線41とを非接触で給電する非接触給電部26とを備える。
非接触給電部26は、例えば、電力線41側の電力を1次コイルで励磁し、送電ケーブル4側の2次コイルに起電力を生じさせて伝達する電磁誘導を利用した給電を行う。または、非接触給電部26は、例えば、電力線41側の電力を電磁波に変換し、送電ケーブル4側のアンテナに起電力を生じさせて電力を伝達する電波誘導を利用した給電を行ってもよい。あるいは、非接触給電部26は、例えば、電力線41側の電力を電磁共鳴させ、送電ケーブル4側のコイル導体に共振を生じさせて電力を伝達する電波誘導を利用した給電を行う。
実施形態1に係る発電プラント搭載船舶100は、非接触給電部26を介して電力を送電ケーブル4に供給するので、非接触給電部26での損傷による、漏電のおそれが低減できる。また、上記構造により、下部回転体23の回転がスラストベアリング24を介して緩和され、上部回転体25上の非接触給電部26に伝達されにくくなる。これにより、非接触給電部26の損傷のおそれが低減される。
以上説明したように、実施形態1に係る発電プラント搭載船舶100は、水上に浮かぶと共に、取水口121A(121B)と、排水口122A(122B)とそれぞれ異なる側面に備える船体101と、船体101に搭載される発電プラント1と、船体101に搭載されると共に発電プラント1へ燃料を供給する燃料プラント3と、発電プラント1を冷却する冷却水(海水)を取水口121A(121B)から取水する取水装置74と、取水した冷却水(海水)を排水口122A(122B)から排水する排水装置75と、を含む。この発電プラント搭載船舶100は、取水口121A(121B)がある船体101の側面と異なる側面から排水することから、排水により温度の上昇した海水を冷却水として取り込むおそれが低減され、発電プラント1の冷却効率を高めることができる。
発電プラント搭載船舶100は、陸G上の需要地近くの海へ移動し、発電プラント搭載船舶100の発電プラント1が発電した電力を、電力需要が高まった陸G上の受電設備6へ送電することができる。このため、発電プラント搭載船舶100は、発電プラント1を移動させ、時間のかかる発電プラント1の建設を待たずに、電力需要に合わせて電力を供給することができる。
また、発電プラント搭載船舶100は、船体101を係留する係留装置2と、発電プラント1が発電した電力を陸G上の受電設備6へ送電するため、係留装置2を介して浮体外の水中へ延長される送電ケーブル4と、をさらに含む。
発電プラント搭載船舶100は、海洋上の浮体であるので、海底WGに係留していても風波等の影響を受けることがある。陸G上の受電設備6Aに送電する発電プラント1の電力は、水中の送電ケーブル4を介して送電されるため、送電ケーブル4の耐久性を高め、漏電などのおそれを低減する必要がある。発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4が船体101の係留時の回転運動の中心となる係留装置2を介して浮体外の水中へ延長される。このため、発電プラント搭載船舶100は、風波等の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる、送電ケーブル4の捻れを低減することができる。その結果、発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブルの耐久性を高め、漏電などのおそれを低減することができる。そして、発電プラント搭載船舶100は、電力を陸G上の受電設備6へ安定して送電することができる。
(実施形態2)
図7−1は、実施形態2に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。図7−2は、図7−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。実施形態2に係る発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4に対して、電磁誘導を利用した給電を行う。次の説明においては、実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図7−1及び図7−2に示すように、船体101内の電力線41は、非磁性の固定部21A内に埋め込まれた導電体のコイル28に接続されている。送電ケーブル4は、非磁性の回転部22A内に埋め込まれた導電体のコイル29に接続されている。そして、船体101と固定されている固定部21Aと、固定部21Aと回転自在に支持される回転部22Aとの間には、図7−2に示す回転軸を含む面でみて空隙8を有しており、回転部22Aの回転が固定部21Aに影響を及ぼさない。また、空隙8は、固定部21Aと回転部22Aとを非接触とする絶縁部である。空隙8には、空気の代わりに絶縁性材料が充填されていてもよい。
固定部21Aは、内部に電磁鋼板などの強磁性体からなるコア(鉄心)27が埋め込まれている。コア27は、固定部21Aから突出しており、突出したコア27が回転部22Aの凹部27aに挿入されている。コア27の外周には、コイル28が巻回されると共に、コイル29も巻回されている。非接触給電部26Aは、コイル28と、コイル29と、コア27とを含む。非接触給電部26Aは、電力線41側の電力を1次コイルであるコイル28で励磁し、送電ケーブル4側の2次コイルであるコイル29に起電力を生じさせて伝達することができる。このように、実施形態2に係る係留装置2の給電機構は、固定部21Aが1次コイルであるコイル28を備え、回転部22Aが2次コイルであるコイル29を備え、発電プラント1の電力がコイル28とコイル29とにより変圧されて送電ケーブル4に給電される。
発電プラント搭載船舶100は、発電プラント1の電力を変圧する送電用変電設備18を省略または規模を低減することができる。その結果、発電プラント搭載船舶100は、発電プラント1のコストを低減することができる。
実施形態2に係る発電プラント搭載船舶100は、非接触給電部26を介して電力を送電ケーブル4に供給するので、非接触給電部26Aでの損傷による、漏電のおそれが低減できる。そして、発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4の耐久性を高め、漏電などのおそれを低減することができる。
(実施形態3)
図8−1は、実施形態3に係る係留装置の給電機構を模式的に説明するための説明図である。図8−2は、図8−1に示す給電機構の断面を模式的に説明するための説明図である。実施形態3に係る発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4に対して電力線41を直接接続して給電を行う。次の説明においては、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図8−1及び図8−2に示すように、電力線41と、固定部21とは一体となるように固定されている。回転部22は、回転部22の回転軸を含む断面でみたときに、係留チェーン63が接続される下部回転体23と、下部回転体23とは独立して回転する上部回転体25と、上部回転体25と下部回転体23との間で転動するスラストベアリング24とを含む。そして、係留装置2は、上部回転体25上で送電ケーブル4と船体101内の電力線41とを直接電気的に接続する給電部26Bとを備える。このため、給電部26Bにおける電力線41と送電ケーブル4との電力ロスが低減され、送電する電力量を高めることができる。
実施形態3に係る発電プラント搭載船舶100は、送電ケーブル4が船体101の係留時の回転運動の中心となる係留装置2を介して浮体外の水中へ延長される。このため、発電プラント搭載船舶100は、風波等の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる、送電ケーブル4の捻れを低減することができる。また、発電プラント搭載船舶100は、下部回転体23の回転がスラストベアリング24を介して緩和され、上部回転体25上の給電部26Bに伝達されにくくなる。これにより、給電部26Bの損傷のおそれが低減される。なお、係留装置2から海底WGまでの距離が送電ケーブル4の外径に対して十分に大きい場合には、発電プラント搭載船舶100の動揺の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる送電ケーブル4の捻れの影響は問題とならないので、必ずしも非接触給電方式を採用する必要はなく、適宜、選択すればよい。
(実施形態4)
図9は、実施形態4に係る燃料プラントを説明する説明図である。実施形態4に係る発電プラント搭載船舶100は、燃料プラント3がLNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)タンクである。次の説明においては、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図9に示すように、実施形態4の燃料プラント3は、液化天然ガス(液化燃料ガス)を貯蔵できるLNGタンク34と、LNGタンク34からの液化天然ガスを気化させるLNG気化設備35と、コンプレッサ32と、燃料供給装置33とを含む。実施形態4に係る発電プラント搭載船舶100は、図1に示す燃料埋蔵領域50に係わらず、海W上であればどこでも係留することができる。また、実施形態4に係る浮体式発電プラントの給電システムは、図1に示すライザー管5及び原料採取装置53が不用である。
LNG気化設備35では、LNGタンク34からの液化天然ガスを気化させる場合、再ガス化のための熱が必要である。LNG気化設備35は、吸気装置17と水を循環する配管で接続されている。LNG気化設備35は、水を媒体として、吸気装置17で熱交換して奪った熱を受け取り、LNG気化設備35で生じる再ガス化の反応で冷却した水を送出し吸気装置17が吸気する空気を冷却する。このため、ガスタービン11の熱効率を高めることができる。また、LNG気化設備35は、復水器73と水を循環する配管で接続されている。LNG気化設備35は、水を媒体として、復水器73で熱交換して奪った熱を受け取り、LNG気化設備35で生じる再ガス化の反応で蒸気タービン72からの蒸気を凝縮する効率を高める。このため、復水器73が必要な冷却用の海水を低減できる。
(実施形態5)
図10は、実施形態5に係る浮体式発電プラントである発電プラント搭載浮体を説明する説明図である。図11は、図10の発電プラント搭載浮体を上面視でみた説明図である。次の説明においては、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
実施形態5に係る発電プラント搭載浮体100Aは、海W等の水に浮かぶ浮体102と、浮体102に搭載される発電プラント1と、浮体102に搭載されると共に発電プラント1へ燃料を供給する燃料プラント3と、を含む。
取水装置74は、取水口121A、取水口121B、取水口121C、取水口121Dのいずれか1つを選択すると共にポンプにより海水を取水し、発電プラント1へ海水を供給する。排水装置75は、排水口122A、排水口122B、排水口122C、排水口122Cのいずれか1つを選択すると共にポンプにより海水を排水し、発電プラント1で加熱された海水を供給する。
取水装置74が船体101の右側側面にある取水口121Aから取水する場合、排水装置75は、船体101の右側側面とは異なる側面にある排水口122A、122C、122Dの少なくとも1つから排水する。取水装置74が船体101の左側側面にある取水口121Bから取水する場合、排水装置75は、船体101の左側側面とは異なる側面にある排水口122B、122C、122Dの少なくとも1つから排水する。
取水装置74が船体101の側面にある取水口121Cから取水する場合、排水装置75は、取水口121Cのある船体101の側面とは異なる側面にある排水口122A、122B、122Dの少なくとも1つから排水する。取水装置74が船体101の側面にある取水口121Dから取水する場合、排水装置75は、取水口121Dのある船体101の異なる側面にある排水口122A、122B、122Cの少なくとも1つから排水する。
発電プラント搭載浮体100Aは、複数組の取水口121A、取水口121B、取水口121C、取水口121Dと、排水口122A、排水口122B、排水口122C、排水口122Dとが船体101に備えられ、取水装置74と排水装置75とは、取水装置74が取水した取水口のある浮体102の側面とは異なる側面にある排水口から排水することにより、図11に示すx−y平面の任意の位置に移動する浮体102の姿勢制御を行うことができる。このため、発電プラント搭載浮体100Aは、風波等の影響を減じるように姿勢を一定に保ち、安定して電力を供給することができる。
また、発電プラント搭載浮体100Aは、浮体102を係留する係留装置2Aと、発電プラント1が発電した電力を陸G上の受電設備6へ送電するため、係留装置2Aを介して浮体外の水中へ延長される送電ケーブル4と、をさらに含む。なお、ライザー管5も係留装置2Aを介して浮体外の水中へ延長される。
係留装置2Aは浮体102の中央付近に配置され、送電ケーブル4が浮体102の係留時の回転運動の中心となる。発電プラント搭載浮体100Aは、風波等の影響を抑制しようとして姿勢を変えることにより生じる、送電ケーブル4の捻れを低減することができる。その結果、発電プラント搭載浮体100Aは、送電ケーブルの耐久性を高め、漏電などのおそれを低減することができる。そして、発電プラント搭載浮体100Aは、電力を陸G上の受電設備6へ安定して送電することができる。
1 発電プラント
2、2A 係留装置
3 燃料プラント
4 送電ケーブル
5、5A、5B ライザー管
6 受電設備
11 ガスタービン
12 圧縮機
13 燃焼器
14 タービン
15 タービン軸
16 発電機
17 吸気装置
18 送電用変電設備
21、21A 固定部
22、22A 回転部
23 下部回転体
24 スラストベアリング
25 上部回転体
26、26A 非接触給電部
26B 給電部
27 コア
27a 凹部
28、29 コイル
31 燃料精製プラント
32 コンプレッサ
33 燃料供給装置
34 LNGタンク
35 LNG気化設備
41 電力線
50 燃料埋蔵領域
51、51A、51B 燃料原料移送管
52 燃料移送管
53 原料採取装置
61 上部ベアリング部
62 下部ベアリング部
63 係留チェーン
71 排熱回収ボイラ
72 蒸気タービン
73 復水器
74 取水装置
75 排水装置
100 発電プラント搭載船舶
100A 発電プラント搭載浮体
101 船体
110 推進機関
111 主機関
112 プロペラ
113 舵
121A、121B、121C、121D 取水口
122A、122B、122C、122D 排水口

Claims (5)

  1. 水上に浮かぶと共に、取水口及び排水口を側面に備える浮体と、
    前記浮体に搭載される発電プラントと、
    前記浮体に搭載されると共に前記発電プラントへ燃料を供給する燃料プラントと、
    前記発電プラントを冷却する冷却水を、前記取水口から取水する取水装置と、
    取水した前記冷却水を前記排水口から排水する排水装置と、
    を含むことを特徴とする浮体式発電プラント。
  2. 複数組の前記取水口及び前記排水口が前記浮体に備えられ、
    前記取水装置と前記排水装置とは、複数組の前記取水口及び前記排水口のうち1組以上の前記取水口及び前記排水口から取水及び排水することにより浮体の姿勢制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の浮体式発電プラント。
  3. 前記浮体を係留する係留装置と、前記発電プラントが発電した電力を陸上の受電設備へ送電するため、前記係留装置を介して前記浮体外の水中へ延長される送電ケーブルとをさらに備える請求項1または請求項2に記載の浮体式発電プラント。
  4. 前記燃料プラントは、海底からライザー管を介して供給される燃料原料を前記燃料に精製する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の浮体式発電プラント。
  5. 前記燃料プラントは、液化燃料ガスを貯蔵するタンクと、前記液化燃料ガスを気化する気化設備を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の浮体式発電プラント。
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