JP2013180029A - 洗髪用ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】単なる洗髪用ブラシの機能に加えて、美容効果や汚れ防止効果等の付加機能を付与し得る洗髪用ブラシを提供する。
【解決手段】洗髪用ブラシとして、ブラシ本体1内に水を供給することで炭酸水を生成させ得るようにした炭酸水生成手段2を備え、該炭酸水生成手段2で生成させた炭酸水W2をブラシ本体1の下面側に設けた放水口13から放出させ得るように構成しているので、通常の洗髪用ブラシとしての機能のほかに、炭酸水W2の生成による美容効果や汚れ防止効果等の付加機能を付与し得るようにした。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、シャワー水とともに(シャワー水をかけながら)使用される洗髪用ブラシに関するものである。
近年、炭酸水(水に炭酸ガスが溶解したもの)を肌や頭髪に接触させると美容効果や汚れ除去効果等があることが知られている。即ち、炭酸水で頭皮や頭髪を洗うと、炭酸成分により血行促進作用や汚れ除去作用が発生することが知られている。
尚、炭酸水は、一般に炭酸成分含有物質(代表例として炭酸水素ナトリウムがある)を水に溶解させることで人口的に生成できる。
ところで、一般的な洗髪用ブラシは、ブラシ本体の下面にブラシ部を設けただけのものである。そして、この種の一般的な洗髪用ブラシは、シャンプー時又はシャワー時(シャンプー洗い流し時)にブラシ本体部分を持ってブラシ部を頭皮に擦り付ける(頭髪を梳く)ようにして使用されるが、単なる洗髪用ブラシとしての機能しかないものである。
そこで、本願発明は、ブラシ本体部分にシャワー水を通水させることで炭酸水を生成させ得る機能を付加し、該ブラシ本体内で生成させた炭酸水を用いて洗髪することで、頭皮や頭髪に対して美容効果や汚れ除去効果を付与できるようにした洗髪用ブラシを提供することを目的としている。
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。
[本願請求項1の発明]
本願請求項1の発明は、ブラシによる洗髪と同時に炭酸水による美容効果や汚れ除去効果を達成し得るようにした洗髪用ブラシを対象にしたものである。
そして、本願請求項1の洗髪用ブラシは、添付図面に例示するように、ブラシ本体1内に水を供給することで炭酸水W2を生成させ得るようにした炭酸水生成手段2を備え、該炭酸水生成手段2で生成させた炭酸水W2をブラシ本体1の下面側に設けた放水口13(又は18)から放出させ得るように構成したものである。
尚、本願で使用する洗髪用ブラシのブラシ本体1としては、全体を手で掴める程度の大きさの円形(楕円形も含む)ブラシや柄つきの長方形ブラシ等が採用できる。又、この請求項1の洗髪用ブラシは、図1〜図4に示す第1実施例のものと図5〜図7に示す第2実施例のものとを包含するものである。
請求項1の洗髪用ブラシに適用する炭酸水生成手段2は、ブラシ本体1内に炭酸成分Aを収容し、該炭酸成分Aにブラシ本体1の上面側から水をかけることにより、炭酸成分Aを水に溶解させて炭酸水W2を生成させるようにしたものである。そして、該炭酸水生成手段2により生成させた炭酸水W2は、ブラシ本体1の下面側に設けた放水口13(又は18)から放出(自然流下)させ得るようになっている。
本願発明で使用する炭酸水生成用の炭酸成分Aとしては、代表例として炭酸水素ナトリウムがあるが、水を加えることで炭酸ガスを発生して炭酸水を生成し得るものであれば適宜の成分のもの(1種類でも複数種類混合したものでもよい)を使用できる。又、この炭酸成分Aは、所定大きさのブロック状(又は板状)に成形したものや、粒状に成形したもの等の形態で使用できる。
この請求項1の洗髪用ブラシは、洗髪時にシャワー水W1とともに使用するものである。即ち、この洗髪用ブラシは、ブラシ本体1部分を手に持ってその下面側のブラシ部10を頭皮に擦り付けることで洗髪するが、シャンプー後に該シャンプーを洗い流す際にブラシ本体1の上面にもシャワー水W1をかける。すると、そのシャワー水W1が炭酸水生成手段2に設けた炭酸成分Aを濡らすことにより、該炭酸成分Aから炭酸ガスが発生し、該炭酸ガスが水に溶解して炭酸水W2を生成するようになる。そして、ブラシ本体1内で生成された炭酸水W2は、ブラシ本体1の下面側に設けた放水口13(又は18)から放出される。
従って、この洗髪用ブラシを使用してシャワー水をかけながら洗髪すると、炭酸水生成手段2で生成される炭酸水W2が頭髪及び頭皮に接触するので、洗髪と同時に炭酸水W2による美容効果や汚れ除去効果が期待できる。
[本願請求項2の発明]
本願請求項2の発明は、図1〜図4に示す第1実施例の洗髪用ブラシを対象にしたものである。
そして、この請求項2の発明は、上記請求項1の洗髪用ブラシにおいて、炭酸水生成手段2として、内部に炭酸成分Aを収納し得る炭酸成分収納容器21と、ブラシ本体1内に設けられていて炭酸成分収納容器21を出し入れ自在に収納し得る容器収容室11とを備えたものを使用している。
容器収容室11は、ブラシ本体1を上下に貫通する空所12を設けている。又、この容器収容室11は、空所12内に炭酸成分収納容器21を収容した状態で、該炭酸成分収納容器21を位置保持できる(炭酸成分収納容器21が脱落しない)構造となっている。
炭酸成分収納容器21の形状は、後述の請求項3で特定したボール状(球体)のものが好ましいが、本願請求項2で使用できる炭酸成分収納容器21としては、球形以外の適宜の形状(例えば直方体や円柱体等)であってもよい。尚、この炭酸成分収納容器21は、内部に炭酸成分Aを収容するのに、蓋付きにしたものや半割りにして分離・合体させ得るようにしたものを採用できる。
又、この炭酸成分収納容器21は、その外周面に多数の通水穴24を設けたものを使用している。
そして、この請求項2の洗髪用ブラシを使用可能状態にするには、炭酸成分収納容器21をブラシ本体1から取り外して該収納容器21内に所定量の炭酸成分Aを充填し、その炭酸成分入り収納容器21をブラシ本体1の容器収容室11内に戻せば、炭酸水生成機能つきの洗髪用ブラシとして使用できる。
又、洗髪時にシャワー水W1をブラシ本体1の上面からかけると、その一部の水がブラシ本体1の容器収容室11内に流入するが、その侵入水は炭酸成分収納容器21の外周面(上面側)に設けている多数の通水穴24から中空部23内に侵入し、該中空部23内の炭酸成分Aに接触して炭酸水W2を生成した後、その炭酸水W2が下面側の通水穴24からブラシ下方に流出するようになっている(頭髪及び頭皮に注がれる)。
[本願請求項3の発明]
本願請求項3の発明も、図1〜図4に示す第1実施例の洗髪用ブラシを対象にしたものである。
そして、この本願請求項3の発明は、上記請求項2の洗髪用ブラシにおいて、炭酸成分収納容器21として中空のボール体を採用し、該ボール体21を容器収容室11に収容した状態でボール体21の一部がブラシ本体1の下面より下方に突出する状態で保持されているとともに、ボール体21の下方突出部分が頭髪・頭皮等にこすれることでボール体21が容器収容室11内で転動するようにしていることを特徴としている。
この請求項3の洗髪用ブラシでは、洗髪時に炭酸成分収納容器(ボール体)21を頭皮に押付けた状態でこすると、該ボール体21が転動するので、ボール体21内で炭酸成分Aが撹拌され、該炭酸成分Aに対する水の接触作用が促進される。
又、洗髪時に、ボール体21が頭皮上で転動することにより、頭皮に対してマッサージ機能を付与することができる。
[本願請求項4の発明]
本願請求項4の発明は、図5〜図7に示す第2実施例の洗髪用ブラシを対象にしたものである。
そして、この本願請求項4の発明は、上記請求項1の洗髪用ブラシにおいて、炭酸水生成手段2として、ブラシ本体1内に水と炭酸成分Aとを収容し得るタンク部15を設けて構成している。
このタンク部15は、上部に開閉自在な蓋16が被覆されるが、該蓋16を開放することで、タンク部15内に炭酸成分Aを収容し得るようになっている。又、タンク部15の蓋16には、給水用開口16aが形成されていて、ブラシ本体1の上面にシャワー水W1をかけることで該シャワー水の一部が蓋16の給水用開口16aを通ってタンク部15内に収容されるようになっている。
他方、この請求項4の洗髪用ブラシでは、タンク部15の底部に放水通路17を設け、該放水通路17部分に該放水通路17を開閉する弁装置5を設けている。
又、この請求項4の洗髪用ブラシには、ブラシ本体1に、ブラシ下面を頭皮に押付けることで弁装置5を開弁させ得る開弁手段6を設けている。尚、この請求項4における開弁手段6は、ブラシ下面を頭皮に押付けることで弁装置5を開弁させ得るものであれば、適宜の構成のものが採用できる。
この請求項4の洗髪用ブラシは次のようにして使用される。
まず、ブラシ本体1のタンク部15内に炭酸成分Aを収容する必要があるが、該炭酸成分Aをタンク部15内に収容するには、蓋16を開いてタンク部15の底面上に炭酸成分Aを置き、その後に蓋16を被せるだけでよい。
そして、炭酸成分A入りの洗髪用ブラシを実際に洗髪用として使用するには、ブラシ本体1の上面側からシャワー水W1をかける。すると、そのシャワー水W1の一部が蓋16の給水用開口16aからタンク部15内に侵入し、その侵入水がタンク部15内の炭酸成分Aに接触して炭酸水W2を生成する(炭酸成分Aに水が接触すると炭酸ガスが発生し、その炭酸ガスが水に溶解して炭酸水W2となる)。
タンク部15内に炭酸水W2が貯留された状態で(又はシャワー水W1をかけながら)、ブラシ下面を頭皮に押付けると、開弁手段6が弁装置5を開弁して、タンク部15内の炭酸水W2が放水通路17を通ってブラシ下方(頭皮上)に放出される。
従って、この請求項4の洗髪用ブラシでも、洗髪時(シャワー水使用時)には、炭酸水生成手段2で生成される炭酸水W2が頭髪及び頭皮に注がれるので、該炭酸水W2による美容効果や汚れ除去効果を期待できる。
[本願請求項5の発明]
本願請求項5の発明は、上記請求項4の洗髪用ブラシにおいて、開弁手段6は、放水通路17内において上下動自在及び転動自在に収容された球体61を使用している一方、該球体61の下部側の一部を放水通路17の下端から下方に突出させているとともに、球体61を頭皮に押付けることで該球体61が上動して弁装置5を開弁させ得るようにしたものである。
この請求項5の洗髪用ブラシでは、開弁手段6として放水通路17内で上下動自在及び転動自在な球体61を使用していることにより、洗髪時に該球体61を頭皮に押付けることで弁装置5を開弁させ、それに続いて球体61を頭皮に擦り付けると該球体61が転動しながら頭皮上を移動するようになる(頭皮に対するマッサージ機能が発生する)。
[本願請求項1の発明の効果]
本願請求項1の洗髪用ブラシは、ブラシ本体1内に水(シャワー水)を供給することで炭酸水W2を生成させ得るようにした炭酸水生成手段2を備え、該炭酸水生成手段2で生成させた炭酸水W2をブラシ本体1の下面側に設けた放水口13(又は18)から放出させ得るように構成したものである。
そして、この請求項1の洗髪用ブラシは、洗髪時に(特にシャンプー後にシャワー水で洗い流す際に)ブラシ本体1の上面にもシャワー水W1をかけることで、炭酸水生成手段2により炭酸水W2を生成させることができる。
従って、この請求項1の洗髪用ブラシは、洗髪時(シャワー水使用時)に使用すると、炭酸水生成手段2で生成される炭酸水W2が頭髪及び頭皮に注がれるので、本来の洗髪機能のほかに炭酸水W2による美容効果や汚れ除去効果が期待できるという効果がある。
[本願請求項2の発明の効果]
本願請求項2の発明は、上記請求項1の洗髪用ブラシにおいて、炭酸水生成手段2として、ブラシ本体1に、炭酸成分収納容器21を出し入れ自在に収容でき且つブラシ本体1を上下に貫通する容器収容室11を設け、炭酸成分収納容器21として内部の中空部23に炭酸成分Aを補給でき且つ外周面に多数の通水穴24を設けたものを使用している。
そして、この請求項2の洗髪用ブラシでは、炭酸成分収納容器21内に所定量の炭酸成分Aを充填し、その炭酸成分入り収納容器21をブラシ本体1の容器収容室11内に戻せば、炭酸水生成機能つきの洗髪用ブラシとして使用できる。
従って、この請求項2の洗髪用ブラシでは、上記請求項1の効果に加えて、炭酸水W2を生成させるための炭酸水生成手段2(特に炭酸成分収納容器21)の取り扱いが簡便となるとともに、ブラシ本体1の上面側からシャワー水W1をかけるだけで炭酸水W2を連続して生成できるという効果がある。
[本願請求項3の発明の効果]
本願請求項3の発明は、請求項2の洗髪用ブラシにおいて、炭酸成分収納容器21として中空のボール体を採用しているとともに、該ボール体21が頭髪・頭皮等にこすれることでボール体21が容器収容室11内で転動するようにしている。
従って、この請求項3の洗髪用ブラシは、上記請求項2の効果に加えて、洗髪時にボール体21が回転することでボール体21内の炭酸成分Aが撹拌されるので、炭酸成分Aに対する水の接触作用が促進され、それによって炭酸水生成効率がよくなるという効果がある。又、ボール体21が頭皮に接触しながら転動するので、該ボール体21による頭皮に対するマッサージ効果が期待できるという効果もある。
[本願請求項4の発明の効果]
本願請求項4の発明は、請求項1の洗髪用ブラシにおいて、炭酸水生成手段2としてブラシ本体1内に水と炭酸成分Aとを収容し得るタンク部15を設けて構成している一方、タンク部15の底部に放水通路17を設け、放水通路17部分に弁装置5を設けるとともに、ブラシ本体1にブラシ下面を頭皮に押付けることで弁装置5を開弁させ得る開弁手段6を設けたものである。
この請求項4の洗髪用ブラシでは、ブラシ本体1の上面側にシャワー水W1をかけると、そのシャワー水の一部がタンク部15内に侵入し、その侵入水がタンク部15内の炭酸成分Aに接触して炭酸水W2を生成し、該炭酸水W2をタンク部15内に貯留し得る。そして、ブラシ下面を頭皮に押付けると、開弁手段6が弁装置5を開弁して、タンク部15内の炭酸水W2が放水通路17を通ってブラシ下方(頭皮上)に放出されるが、該炭酸水W2の放出は洗髪時(ブラシ下面を頭皮に押付けたとき)のみに行われる。
従って、この請求項4の洗髪用ブラシでは、上記請求項1の効果に加えて、タンク部15内で生成した炭酸水W2の有効利用率を向上させることができるという効果がある。つまり、頭髪や頭皮に接触せずに無駄に流出する炭酸水W2の量を減らすことができる。
[本願請求項5の発明の効果]
本願請求項5の発明は、上記請求項4の洗髪用ブラシにおいて、開弁手段6に球体61を使用し、該球体61を頭皮に押付けることで弁装置5を開弁させ、それに続いて球体61を頭皮に擦り付けると該球体61が転動しながら頭皮上を移動するように構成されている。
従って、この請求項5の洗髪用ブラシは、上記請求項4の効果に加えて、開弁手段6となる球体61が、弁装置5の開弁手段としての機能のほかに頭皮に対してマッサージ効果を付与し得るという効果がある。
本願第1実施例の洗髪用ブラシの側面図である。 図1の洗髪用ブラシの平面図である。 図1の洗髪用ブラシの下面図である。 図1の洗髪用ブラシの縦断面図(図2のVI−VI断面図)である。 本願第2実施例の洗髪用ブラシの側面図である。 図5の洗髪用ブラシの縦断面図(図4相当図)である。 図6からの状態変化図(開弁状態図)である。
以下、添付の図面を参照して本願の実施例を説明すると、図1〜図4には本願第1実施例の洗髪用ブラシを示し、図5〜図7には本願第2実施例の洗髪用ブラシを示している。尚、図1〜図4に示す第1実施例の洗髪用ブラシは、本願請求項1、2及び3に対応するものであり、図5〜図7に示す第2実施例の洗髪用ブラシは、本願請求項4及び5に対応するものである。
[図1〜図4の第1実施例]
図1〜図4に示す第1実施例の洗髪用ブラシは、プラスチック製で、平面視略楕円形状に成形されたものである。そして、この第1実施例の洗髪用ブラシは、ブラシ本体1の下面側に多数本のブラシ部10,10・・を突出させている一方、ブラシ本体1の上面側外周部分に取手(指掛け部)3を設けて構成されている。尚、他の実施例では、本願の洗髪用ブラシとして、平面視円形のブラシや柄つきの長方形ブラシを採用してもよい。
ブラシ本体1の大きさは、手のひらで包み込める程度のものが適当であるが、後述するようにブラシ本体1内に炭酸水生成手段2を設ける関係で、上下厚さをやや厚くしている(例えば20〜30mm程度の厚さ)。
ところで、炭酸水(水に炭酸ガスが溶解したもの)で頭皮や頭髪を洗うと、炭酸成分により頭皮に対する血行促進作用や頭皮及び頭髪に対する汚れ除去作用等が発生することが知られている。
そこで、本願発明の洗髪用ブラシは、洗髪用としての機能のほかに、洗髪しながら炭酸水W2を生成・放出し得る機能を備えたものであるが、図1〜図4に示す第1実施例の洗髪用ブラシは、次のように構成されている。
即ち、この第1実施例の洗髪用ブラシは、ブラシ本体1内に水を供給することで炭酸水W2(図4参照)を生成させ得るようにした炭酸水生成手段2を備えている。
炭酸水生成手段2は、この第1実施例では、内部に炭酸成分Aを収納し得る炭酸成分収納容器21と、ブラシ本体1内に設けられていて炭酸成分収納容器21を出し入れ自在に収納し得る容器収容室11とを備えたものを使用している。
この第1実施例では、炭酸成分収納容器21として内部を中空部23としたボール体を採用している。尚、この第1実施例の説明では、炭酸成分収納容器21のことをボール体と表現する。
ボール体21は、2つの半割り容器22,22を分離・合体自在に結合させ得るようにしたものを採用している。このボール体21の大きさは、特に限定するものではないが、例えば直径が30〜35mm程度のものが採用できる。
この第1実施例では、ボール体21内に収納される炭酸成分Aとして所定粒径(例えば4〜10mmの粒径)の粒状体を使用している。尚、この第1実施例で使用される炭酸成分Aの形状としては、粒状に代えて矩形板状等の適宜のものを採用できる。
そして、ボール体21内に炭酸成分Aを収納するには、図4に鎖線図示(符号22′)するように半割り容器22,22を分離してその何れか一方の半割り容器22′内に炭酸成分Aを所定量収納した後、他方の半割り容器22′をかぶせることでボール体21内に所定量の炭酸成分Aを収納できる。
ボール体21の外周面(全周面)には、所定小径(例えば2〜4mm程度)の通水穴24,24・・が点在的に多数形成されている。
容器収容室11は、ブラシ本体1の中央位置において上下に貫通する空所12で構成されている。この空所12は、横断面が円形で、上記ボール体21の外形より僅かに大きい程度の内径を有している。又、該空所12の下端部13は、ボール体21の外形より僅かに小さい内径となるように絞り込んでおり、図4に示すように容器収容室11内に収容したボール体21が該容器収容室11の下方に抜け出さないようにしている。尚、容器収容室11の下端部13は、後述するようにボール体21内で生成された炭酸水W2の放水口となるものである。
容器収容室11(空所12)の上部開口には、空所12内にボール体21を収容した状態で、該ボール体21が上方に抜け出さないようにするための抜け止めリング14が着脱自在に嵌挿(無理嵌め)されている。この抜け止めリング14には、中央部にかなり大径(ボール体21の外形よりやや小径)の穴14aが形成されているが、この穴14aは、容器収容室1内にシャワー水W1を注入するための注入口となるものである。尚、この抜け止めリング14を図4の符号14′で示すように容器収容室11から抜き外すと、容器収容室11内にその上部開口からボール体21を出し入れできる。
ボール体21を容器収容室11内に収容した状態では、該ボール体21の下部寄り部分(全体の約1/3の高さ範囲)が容器収容室11の下端部(放水口)13から下方に突出している。尚、この洗髪用ブラシの下面側を頭皮T(図4参照)に押付けると、ボール体21の下面が頭皮Tに圧接して、該ボール体21が容器収容室11内で若干高さだけ上動し得るようになっている(放水口13の内周面とボール体21の外周面との間に放水用の隙間ができる)。
又、ボール体21を容器収容室11に収容した状態(ボール体21の下部がブラシ本体1の下面より下方に突出している状態)では、ボール体21の下方突出部分が頭髪・頭皮等にこすれることでボール体21が容器収容室11内で転動するようになっている。
この第1実施例の洗髪用ブラシは次のようにして使用される。
この洗髪用ブラシを使用するには、図4に示すようにボール体21内に所定量の炭酸成分Aを収容し、その炭酸成分入りボール体21をブラシ本体1の容器収容室11内に収容しておく。尚、炭酸成分入りボール体21を容器収容室11内にセットするには、抜け止めリング14を符号14′で示すように容器収容室11から取外して容器収容室11内からボール体21を抜き出し、2つの半割り容器を符号22′,22′で示すように分離し、その一方の半割り容器22′内に所定量の炭酸成分Aを収納した後、両半割り容器22′,22′を合体させ、その炭酸成分入りボール体21を容器収容室11内に収容し、容器収容室11の上部開口に抜け止めリング14を嵌挿させればよい。
この第1実施例の洗髪用ブラシは、シャンプー時にも使用できるが、シャンプーによる洗浄時にはシャワー水を使用しない(ボール体21内の炭酸成分Aに水がかからない)ので、無駄に炭酸水が生成されない。
そして、シャンプー後にシャワー水W1で洗い流すが、ブラシ本体1の上面側からシャワー水W1をかけると、その水の一部が容器収容室11内に入り、さらに符号W1(図4)で示すようにボール体21の上面側にある各通水穴24,24・・から中空部23内に侵入する。
すると、中空部23内の炭酸成分Aが濡らされることにより、該炭酸成分Aから炭酸ガスを発生させ、その炭酸ガスが水に溶解することでボール体21内で炭酸水が生成される。そして、ボール体21内で生成された炭酸水は、符号W2(図4)で示すようにボール体21の下面側にある各通水穴24,24・・からブラシ下方に流出し、該炭酸水W2が頭髪及び頭皮に接触する。従って、この洗髪用ブラシを使用した洗髪時(シャワー水使用時)には、炭酸水生成手段2で生成される炭酸水W2が頭髪及び頭皮Tに接触するので、洗髪と同時に炭酸水W2による美容効果や汚れ除去効果が期待できる。
又、この第1実施例の洗髪用ブラシでは、ボール体21を容器収容室11に収容した状態で該ボール体21の一部がブラシ本体1の下面より下方に突出する状態で保持されており、この状態でブラシ下面を頭皮Tに擦り付けると、ボール体21が容器収容室11内で転動するようになる。このように、ボール体21が容器収容室11内で転動すると、ボール体21内の炭酸成分Aが撹拌されるので、該炭酸成分Aに対する水の接触作用が促進され、それによって炭酸水生成効率がよくなるという効果がある。又、ボール体21が頭皮に接触しながら転動するので、該ボール体21による頭皮に対するマッサージ効果が期待できるという効果もある。
[図5〜図7の第2実施例]
図5〜図7に示す第2実施例の洗髪用ブラシも、上記第1実施例と同様に、略楕円形の外形を有したブラシ本体1の下面に多数のブラシ部10を設けている一方、ブラシ本体1の上面側外周部分に取手(指掛け部)3を設けたものである。
この第2実施例の洗髪用ブラシでも、ブラシ本体1の上面側にシャワー水W1をかけることで炭酸水W2を生成し得るようにした炭酸水生成手段2を装備しているが、この第2実施例で用いられている炭酸水生成手段2は、次の構成を有している。
即ち、この第2実施例で用いられている炭酸水生成手段2は、ブラシ本体1内に水(シャワー水W1)と炭酸成分Aとを収容し得るタンク部15を設けて構成している。
このタンク部15は、上部に開閉自在な蓋16が被覆されているが、該蓋16を開放することで、タンク部15内に炭酸成分Aを収容し得るようになっている。尚、この第2実施例では、炭酸成分Aとして矩形板状のものを使用している。
タンク部15の蓋16には、複数箇所(左右に3箇所づつと中央部に1箇所の合計7箇所)に給水用開口16aが形成されていて、ブラシ本体1の上面にシャワー水W1をかけることで該シャワー水の一部(符号W1)が蓋16の各給水用開口16aを通ってタンク部15内に収容されるようになっている。従って、タンク部15の底部に炭酸成分Aを置いていると、該タンク部15に水(シャワー水W1)が侵入する(貯留される)ことで該炭酸成分Aが水で濡らされ、該炭酸成分Aから炭酸ガスが発生することによりタンク部15内で炭酸水W2が生成される。
蓋16の上面には、図5に示すように、左右に位置する各3箇所づつの給水用開口16a,16a,16aの下側近傍位置をガードするように堰止め突壁16bが設けられていて、蓋16の上面を流下してくるシャワー水W1を各給水用開口16aからタンク部15内に効率よく流入させ得るようにしている。
又、この第2実施例の洗髪用ブラシでは、タンク部115の底部に放水通路17を設け、該放水通路17部分に該放水通路17を開閉する弁装置5を設けている。
この弁装置5は、放水通路17の上端位置に設けた弁座52を弁体51で開閉するものであるが、弁体51は軸53に取付けられていて、該軸53を上下動させることで弁体51を開閉し得るようになっている。
弁体51は、スプリング54によって下方閉弁方向に付勢されていて、自然状態では図6に示すように弁体51が閉弁状態を維持するようになっている。
又、この第2実施例の洗髪用ブラシには、ブラシ下面を頭皮Tに押付けることで弁装置5(弁体51)を開弁させ得る開弁手段6を設けている。
この第2実施例で採用している開弁手段6は、放水通路17内において上下動自在及び転動自在に収容された球体61を使用している。尚、放水通路17の下端部の内径(放水口18となる)は、球体61の外形より僅かに小径となるように絞り込んでおり、放水通路17内に収容した球体61が放水通路下端部(放水口18)から脱落しないようにしている。
又、この球体61は、その下部側の一部を放水通路17の下端(放水口18)から下方に突出させているとともに、該球体61を弁装置5の軸53を介してスプリング54で下方に押付けている。
そして、この球体61は、図7に示すように、ブラシ部10を頭皮Tに接触させたときに球体下面が頭皮Tに押付けられることで、該球体61が上動して弁装置5(弁体51)を開弁させ得るように機能する。
又、この第2実施例では、図7に示すように球体61を頭皮Tに押し当てた状態では、該球体61がスプリング54によって下方に付勢されていて、該球体61の下面が頭皮Tに圧接している。そして、その状態で、球体61を頭皮Tにこすり付けると該球体61が転動しながら頭皮上を移動するので、頭皮Tに対するマッサージ機能が発生する。
図5〜図7に示す第2実施例の洗髪用ブラシは次のようにして使用される。
まず、ブラシ本体1のタンク部15内に炭酸成分Aを収容する必要があるが、該炭酸成分Aをタンク部15内に収容するには、蓋16を開いてタンク部15の底面上に炭酸成分Aを置き、その後に蓋16を被せるだけでよい。
そして、炭酸成分A入りの洗髪用ブラシを実際に洗髪用として使用するには、図6に示すようにブラシ本体1の上面側からシャワー水W1をかける。すると、そのシャワー水W1の一部が蓋16の各給水用開口16aからタンク部15内に侵入し、その侵入水がタンク部15内の炭酸成分Aを濡らして炭酸水W2を生成する(炭酸成分Aが水で濡れると炭酸ガスが発生し、その炭酸ガスが水に溶解して炭酸水W2となる)。
タンク部15内に炭酸水W2が貯留された状態で(又はシャワー水W1をかけながら)、ブラシ下面を頭皮Tに押付けると、図7に示すように球体61が上動して弁装置5(弁体51)を開弁し、タンク部15内の炭酸水W2が放水通路17を通ってブラシ下方(頭皮T上)に放出される。
従って、洗髪時(シャワー水使用時)には、炭酸水生成手段2で生成される炭酸水W2が頭髪及び頭皮に接触するので、該炭酸水W2による美容効果や汚れ除去効果を期待できる。
又、この第2実施例の洗髪用ブラシでは、洗髪時において球体61を頭皮Tに擦り付けると該球体61が転動しながら頭皮上を移動するので、球体61が弁装置5の開弁手段としての機能のほかに、頭皮Tに対してマッサージ効果を付与し得るという付加価値が発生する。
1はブラシ本体、2は炭酸水生成手段、5は弁装置、6は開弁手段、10はブラシ部、11は容器収容室、12は空所、13は放水口、15はタンク部、16は蓋、16aは給水用開口、17は放水通路、18は放水口、21は炭酸成分収納容器(ボール体)、22は半割り容器、23は中空部、24は通水穴、51は弁体、Aは炭酸成分、W1はシャワー水、W2は炭酸水である。

Claims (5)

  1. ブラシ本体(1)内に水を供給することで炭酸水を生成させ得るようにした炭酸水生成手段(2)を備え、
    該炭酸水生成手段(2)で生成させた炭酸水(W2)をブラシ本体(1)の下面側に設けた放水口(13,18)から放出させ得るように構成している、
    ことを特徴とする洗髪用ブラシ。
  2. 請求項1において、
    上記炭酸水生成手段(2)は、内部に炭酸成分(A)を収納し得る炭酸成分収納容器(21)と、ブラシ本体(1)内に設けられていて上記炭酸成分収納容器(21)を出し入れ自在に収容し得る容器収容室(11)とを備え、
    上記容器収容室(11)は、上記ブラシ本体(1)を上下に貫通する空所(12)を設けている一方、
    上記炭酸成分収納容器(21)は、外周面に多数の通水穴(24)を設けたものを使用している、
    ことを特徴とする洗髪用ブラシ。
  3. 請求項2において、
    上記炭酸成分収納容器(21)として中空のボール体を採用し、
    該ボール体(21)を上記容器収容室(11)に収容した状態では上記ボール体(21)の一部がブラシ本体(1)の下面より下方に突出する状態で保持されるとともに、
    上記ボール体(21)の下方突出部分が頭皮に擦れることで該ボール体(21)が上記容器収容室(11)内で転動するようにしている、
    ことを特徴とする洗髪用ブラシ。
  4. 請求項1において、
    上記炭酸水生成手段(2)は、上記ブラシ本体(1)内に水と炭酸成分(A)とを収容し得るタンク部(15)で構成し、
    該タンク部(15)の底部に放水通路(17)を設け、
    上記放水通路(17)部分に該放水通路(17)を開閉する弁装置(5)を設けているとともに、
    上記ブラシ本体(1)に、ブラシ下面を頭皮に押付けることで上記弁装置(5)を開弁させ得る開弁手段(6)を設けている、
    ことを特徴とする洗髪用ブラシ。
  5. 請求項4において、
    上記開弁手段(6)は、上記放水通路(17)内において上下動自在及び転動自在に収容された球体(61)を使用している一方、
    該球体(61)の下部側の一部を上記放水通路(17)の下端から下方に突出させているとともに、
    上記球体(61)を頭皮に押付けることで該球体(61)を上動させて上記弁装置(5)を開弁させ得るようにしている、
    ことを特徴とする洗髪用ブラシ。
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