JP2013178894A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制する。
【解決手段】扁平な直方体形状の複数の角形電池セル2と、隣接する角形電池セル2の間に配置されるスペーサ3とを備えた電源装置であって、角形電池セル2は、上面23と、底面と、一対の幅広面と、一対の側面とを有しており、さらに、角形電池セル2の底面を被覆する底面被覆部と、角形電池セル2の幅広面を被覆する幅広面被覆部7aと、角形電池セル2の側面を被覆する側面被覆部7bとを有する絶縁性フィルム7を備え、幅広面被覆部は、フィルム同士が重なって熱溶着される熱溶着部7dを有しており、スペーサ3が、熱溶着部7dと対向する位置に、熱溶着部7dを収容する収容空間を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の角形電池セルを備えた電源装置に関するものである。
ハイブリッドカーや電気自動車、大型の蓄電装置等に使用される電源装置は、高電圧出力であることや高電流容量であることが求められる。この種の電源装置として、複数の電池セルを積層して形成される電源装置があり、電池セルを直列に接続することで電源装置の出力電圧を高く、並列に接続することで電源装置の電流容量を大きくすることができる。電源装置を構成する電池セルとしては、繰り返し充放電ができるように、二次電池が使用される。
この種の電源装置としては、例えば、電池セルとして、直方体形状の外装缶を有する角形電池セルと、角形電池セルを保持する絶縁性スペーサとを交互に積層して形成される電池ブロックと、電池ブロックの両端に配設される一対のエンドプレートと、エンドプレートに架設され、積層されている角形電池セルを積層方向に加圧した状態で締結するバインドバーとを備えた電源装置が知られている(特許文献1)。また、電池セルは、高温度下での使用により電池セルの寿命が低下するので、特許文献1の電源装置は、上述した構成に加えて、外装缶を金属で形成し、電池セルの放熱性能を高めると共に、電池ブロックの下部に当接する冷却プレートを介して、各電池セルを冷却できるように構成されている。
一方、このような電源装置は、様々な用途の電源装置として用いられ、種々の外的環境で使用されるため、結露水等の水が電池セルに付着することがある。特許文献1の電源装置は、絶縁性スペーサを用いて、隣接する電池セル同士を絶縁しているが、結露水等の水が電池セルに付着すると、結露水等の水を介して、隣接する電池セルの短絡が生じたり、外装缶を腐食させたりするおそれがある。この問題を解決する防水構造を備えた電池セルとして、外装缶をシュリンクチューブで覆う構成の角形電池セルが知られている(特許文献2)。シュリンクチューブは、絶縁性フィルムで形成されており、電池セルの外装缶をシュリンクチューブで覆った状態で熱を加えることで、電池セルの外装缶の周囲を水密に覆うことができるようになっている。
特開2010−157450号公報 特開2003−223872号公報
しかしながら、特許文献1の電源装置において、特許文献2の構成の電池セルを採用すると、電池ブロックの寸法が増大し、電源装置が大型化する問題がある。近年は、高出力大容量の電源装置が求められており、積層する電池セルの数が多くなる傾向にある。例えば、10個の電池セルを積層した電池ブロックにおいて、厚さ0.5mmのシュリンクチューブを使用した場合、電池セルの積層方向に10mm寸法が大きくなる。特に、車載用の電源装置の場合、スペースが限られていることもあり、常に小型化することが望まれている。
また、特許文献2の角形電池セルは、具体的には、チューブ状の絶縁性フィルムを電池セルの外装缶の寸法に合わせて切断し、片側の開口端を熱溶着させて袋形状のシュリンク
チューブを形成し、袋形状のシュリンクチューブに角形電池セルを挿入して、シュリンクチューブを熱収縮させて角形電池セルを形成するようになっている。熱溶着した部分は、特に凹凸が形成されやすくなる上に、熱溶着する前の絶縁性フィルムよりも厚くなる。そのため、特許文献1の電源装置において、特許文献2のシュリンクチューブを介した防水構造を採用すると、熱溶着部の凹凸により、冷却プレートと電池ブロックとの密着性が悪くなって冷却性能が低下する問題もある。冷却プレートと電池ブロックとの密着性の問題は、熱伝導シートを介在させることで改善できるが、このような構成では、比較的厚みのある熱伝導シートを採用することとなり、電源装置がさらに大型化する問題がある。
本発明は、斯かる問題を鑑みてなされたものであり、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる電源装置を提供することを目的とするものである。
本発明の電源装置は、扁平な直方体形状の複数の角形電池セルと、隣接する角形電池セルの間に配置されるスペーサとを備えた電源装置であって、角形電池セルは、上面と、底面と、一対の幅広面と、一対の側面とを有しており、さらに、角形電池セルの底面を被覆する底面被覆部と、角形電池セルの幅広面を被覆する幅広面被覆部と、角形電池セルの側面を被覆する側面被覆部とを有する絶縁性フィルムを備え、幅広面被覆部は、絶縁フィルム同士が重なって熱溶着される熱溶着部を有しており、スペーサが、熱溶着部と対向する位置に、熱溶着部を収容する収容空間を有する。
角形電池セルとスペーサとを交互に積層した状態で締結する締結具を備え、スペーサは、角形電池セルの幅広面と対向する対向面を有すると共に、対向面の周縁に形成される収納部と、対向面の中央に形成され、締結具を介して角形電池セルの幅広面の中央を押圧する押圧部とを有することが好ましい。
さらに、絶縁性フィルムは、一枚のシート状のフィルムで形成されており、側面被覆部と幅広面被覆部とは、熱溶着部を介して固定されることが好ましい。
さらに、側面被覆部及び底面被覆部を覆い、角形電池セルと熱的に接触した状態で配置される熱伝導シートを備えることが好ましい。
または、底面被覆部は、側面被覆部側の両端に、絶縁フィルム同士が重なって熱溶着される底面熱溶着部を有しており、さらに、角形電池セルの底面と熱的に接触した状態で配置される熱伝導シートを備え、熱伝導シートが、底面熱溶着部の間に位置することが好ましい。
さらに、絶縁性フィルムは、三枚のシート状のフィルムで形成されており、側面被覆部と幅広面被覆部とは、熱溶着部を介して固定され、側面被覆部と底面被覆部とは、底面熱溶着部を介して固定されることが好ましい。
さらに、熱伝導シートを介して、角形電池セルと熱的に接触した状態で配置される冷却プレートを有し、該冷却プレートは、角形電池セルと熱結合状態に配置され、内部に冷媒が流れる冷媒配管を有することが好ましい。
本発明の車両は、上記電源装置を備える。
本発明の蓄電装置は、上記電源装置を備える。
請求項1の構成によると、凹凸が形成される熱溶着部をスペーサの収納部に収納することができ、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる等の効果を奏する。
請求項2の構成によると、スペーサは、対向面に電池セルを押圧する押圧部と、熱溶着部を収納する収納部とを形成することができる。扁平な直方体形状の電池セルは、幅広面の中央が特に膨張するため、この構成によると、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することに加え、電池セルの膨張を効率よく抑制することができる等の効果を奏する。
請求項3の構成によると、前記絶縁性フィルムは一枚のシートで形成することができると共に、電池セルの側面及び底面をフラットにすることができる等の効果を奏する。
請求項4の構成によると、フラットに形成されている側面被覆部及び底面被覆部を熱伝導シートと効率よく密着させることができ、冷却性能を高めることができる等の効果を奏する。
請求項5の構成によると、底面被覆部に底面熱溶着部を形成しても、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができるので、絶縁性フィルムの設計の自由度を高めることができる等の効果を奏する。
請求項6の構成によると、絶縁性フィルムを三枚のシートで形成することで、熱溶着部及び底面熱溶着部は、二枚のシートが重なり合う形状となり、熱溶着部及び底面熱溶着部の厚さを最小限の寸法とすることができる等の効果を奏する。
請求項7の構成によると、冷却機構として冷媒配管を有する冷却プレートを電池セルと熱的に接触させることができる。この構成では、冷却プレートと電池セルとの密着性を高めるための熱伝導シートが底面被覆部や側面被覆部等のフラットな面に配置されているため、熱伝導シートを最小限の厚さとすることができ、高い冷却性能を有しながら、電源装置の寸法の増大を抑制することができる等の効果を奏する。
請求項8の構成によると、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる電源装置を備えた車両を提供することができる等の効果を奏する。
請求項9の構成によると、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる電源装置を備えた蓄電装置を提供することができる等の効果を奏する。
本発明の第一実施形態における電源装置の斜視図である。 同電池ブロックの分解斜視図である。 同角形電池セルの斜視図である。 同絶縁性フィルム7を備えた角形電池セルの斜視図である。 同絶縁性フィルム7の展開図である。 同絶縁性フィルム7の組立工程を説明するための斜視図である。 図6の次の工程を説明するための斜視図である。 図7の次の工程を説明するための斜視図である。 本発明の第一実施形態におけるスペーサと絶縁性フィルム7の構成を説明するための上面図である。 同電源装置において、冷却機構を備えた電源装置の分解斜視図である。 本発明の第二実施形態における絶縁性フィルム9を備えた角形電池セルの斜視図である。 同絶縁性フィルム9の展開図である。 同絶縁性フィルム9の組立工程を説明するための斜視図である。 図12の次の工程を説明するための斜視図である。 本発明の第二実施形態におけるスペーサと絶縁性フィルム7の構成を説明するための上面図である。 同電源装置における熱伝導シートの位置を説明するための底面側から見た斜視図である。 同電源装置において、冷却機構を備えた電源装置の斜視図である。 電源装置を搭載した車両の一例を示すブロック図である。 電源装置を搭載した車両の他の例を示すブロック図である。 蓄電用の電源装置に適用する例を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態を図1乃至図10に基づいて以下に詳述する。
図1は、本発明の第一実施形態における電源装置1の斜視図で、図2は電池ブロック4の分解斜視図である。図1及び図2に示すように、電源装置1は、角形電池セル2と絶縁性のスペーサ3とを交互に積層して形成される電池ブロック4と、電池ブロック4の両端に配設されるエンドプレート5と、エンドプレート5に架設され、電池ブロック4を積層方向に加圧した状態で締結する締結具として、バインドバー6とを備えている。
電池ブロック4を構成する角形電池セル2は、出力端子21が電池ブロック4の上面に並ぶように積層される。隣接している角形電池セル2同士は、バスバー(図示せず)を介して接続される。角形電池セル2は直列に接続され、電源装置1の出力電圧を大きくしている。電池ブロック4の両端に配設されているエンドプレート5は、外形が角形電池セル2の外形とほぼ等しい直方体形状で、アルミニウムやアルミニウム合金等の比較的高い強度を有する金属等で形成されている。エンドプレート5の四隅には、上下に並設される一対のバインドバー6を、ネジ止め固定するためのネジ穴51が形成されており、バインドバー6を架設できるようになっている。本発明の実施形態では、バスバー(図示せず)は出力端子に溶接で固定されるが、出力端子にネジ溝(図示せず)を設け、出力端子に螺合されるナットを介して固定される構成や、出力端子同士を直接固定する構成であっても良い。
尚、上記実施形態では、各角形電池セル2は直列に接続されているが、並列に接続してもよい。角形電池セル2を並列に接続することで、電源装置1の電流容量を大きくすることができる。また、目的の出力電圧や電流容量に応じて、並列接続や直列接続を組み合わせて電池ブロック4を構成することもできる。また、上記実施形態では、バインドバー6を用いた締結構造を例示しているが、例えば、他の構成としては、先端がネジきりされたロッドを備え、両端のエンドプレートを貫通させた状態で、先端にナットを螺合させて、電池セルを加圧する構成や、電池セルを収納する収納ボックスを備え、電池セルが収納ボックスの寸法より膨張しないように抑制する構成等もある。これら締結構造の目的は、電池セルの集合化と、電池セルの膨張に伴う電池セルの性能低下の抑制であり、本発明の電源装置は、いずれの構成も採用することができる。
図3は本発明の第一実施形態における角形電池セル2の斜視図であり、後述する絶縁性フィルム7で覆われる前の状態の角形電池セル2の構成を説明するための図である。角形電池セル2は、上面を開口した直方体形状の外装缶22と、外装缶22を封止する封口体23と、外装缶22内に封入される発電要素とを有している。外装缶22は、アルミニウムやアルミニウム合金等の金属で形成されており、放熱性能を高めるように構成されている。封口体23には、正極や負極と電気的に接続される一対の出力端子21が設けられて
おり、出力端子21を介して電力を出力することができるようになっている。また、封口体23は、外装缶22にレーザー溶接等により接合されている。外装缶22は、上面の開口を封止する封口体23と、底面22cと、一対の側面22bと、一対の幅広面22aとを備える扁平な直方体形状に形成されている。扁平な直方体形状の角形電池セル2は、電池セルを積層して形成される電源装置において、無駄なスペースを極力排除することができ、優れたエネルギー密度を有する電源装置を構成することができる。
尚、本発明の実施形態における角形電池セル2の発電要素は、電解液と、正極と負極からなるシート状の電極と、正極と負極とを絶縁するシート状のセパレータとで構成されているが、発電要素の構成は、この構成に限定されるものではなく、その他の構成の電池セルを採用することもできる。
図4に示すように、角形電池セル2は、さらに外装缶22を水密に覆う絶縁性フィルム7を有している。絶縁性フィルム7は、外装缶22の底面22cを覆う底面被覆部7cと、外装缶22の側面22bを覆う側面被覆部7bと、外装缶22の幅広面22aを覆う幅広面被覆部7aとで構成される。また、幅広面被覆部7aは、絶縁性フィルムが重なり合った状態で熱溶着される熱溶着部7dを有している。図5の展開図に示すように、絶縁性フィルム7は、熱溶着部7dが熱溶着される前の状態において、一枚のシートで形成されおり、一対の幅広面被覆部7aの間に底面被覆部7cを設け、底面被覆部7cの両側には、側面被覆部7bが突出するように設けられている。また、側面被覆部7bと幅広面被覆部7aは、熱溶着されて熱溶着部7dとなる糊代部7Dが隣接して設けられている。図6乃至図8に示す組立工程を経て、上述の図4に示すように、絶縁性フィルムが重なり合った状態で、糊代部7Dが熱溶着されて幅広面被覆部7aの側面側の両端に熱溶着部7dが形成される。
この構成の絶縁性フィルム7は、角形電池セル2の外装缶22の側面22b及び底面22cを絶縁性のフィルムで覆うと共に、絶縁性フィルム7の側面被覆部7bと幅広面被覆部7aをフラットな面とすることができる。
図2や図9に示すように、スペーサ3は、角形電池セル2の幅広面22aと対向する対向面において、中央が突出して外周に段差が設けられる形状に形成されており、外装缶22の幅広面の中央を押圧する押圧部31と、外装缶22の周縁とスペーサ3との間に空隙を形成する周縁部32とが形成されている。幅広面22aの両側端部に形成される空隙は、収容空間3Vとして形成されており、上述の絶縁性フィルム7の熱溶着部7dを押圧することなく収容することができるようになっている。つまり、収容空間3Vと熱溶着部7dは互いに対応する位置に形成されている。
このような構成により、電池ブロック4を締結することで、電池ブロック4を構成する角形電池セル2の外装缶22を押圧して、角形電池セル2の膨張を抑制することができる。また、スペーサ3は、上述の通り、押圧部31と周縁部32を備える構成となっており、バインドバー6で締結された状態において、外装缶22の幅広面22aの中央を押圧しながら、スペーサ3の周縁部32と外装缶22とは当接しないように構成されている。つまり、周縁部32に形成される段差は、バインドバー6で締結された状態であっても、常に空隙を維持するようになっている。尚、この空隙は、上述の通り、熱溶着部7dが収容される収容空間3Vとして機能するが、バインドバー6で電池ブロック4を締結した状態であっても、熱溶着部7dをスペーサ3の周縁部32が押圧しないように構成されている。熱溶着部7dとスペーサ3の周縁部32については、必ずしも当接しないように構成する必要はなく、外装缶22の周縁に不要な負荷がかからないように構成されていれば良い。すなわち、上記実施形態において、熱溶着部7dとスペーサ3の周縁部32の間に空隙を設ける構成とすることができることは言うまでもなく、外装缶22の周縁を加圧しない
程度に、熱溶着部7dとスペーサ3の周縁部32とが接触する構成とすることもできる。
また、封口体23を外装缶22に溶接する構成の電池セルでは、封口体23の溶接部分が外装缶の幅広面から若干突出することがあり、電池ブロック4をバインドバーで締結した際に、この溶接部分とスペーサとが接触して、封口体23に負荷がかかるおそれがある。スペーサを上記の構成とすることで、スペーサ3の周縁部32と外装缶22との間には、空隙が形成されるため、封口体23の溶接部分が外装缶の幅広面から突出した状態であっても、スペーサ3と封口体23の溶接部分が当接することがなく、封口体23に負荷がかからないようにすることができる。
さらに、扁平な直方体形状の外装缶22は、中央部分が最も膨張しやすいため、スペーサ3を中央部分のみを押圧する形状とすることで、効率よく電池セルの膨張を抑制することができる。詳述すると、外装缶22の幅広面22aの周縁を押圧する構成は、電池セルの膨張の抑制にほとんど寄与しないだけでなく、例えば、膨張していない状態の角形電池セル2の外装缶22を締結する際、変形しにくい外装缶22の角とスペーサ3とが当接し、電池ブロック4を締結するバインドバー6の拘束力が増大するおそれがある。これに対して、本願発明のように、外装缶22とスペーサ3との間に空隙を設ける構成とすることで、外装缶22の幅広面22aの周縁を押圧しないように構成することができ、不要な拘束力の増加を抑制することができる。
以上の構成の電源装置は、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる。
図10に示す電源装置は、冷却機構を備えた電源装置であり、側面被覆部7b及び底面被覆部7cを覆う熱伝導シート8を備えている。この電源装置をバッテリケース(図示せず)に配置することで、熱伝導シート8を介して、電池ブロック4の熱をバッテリケースへ熱伝導させることができる。具体的には、熱伝導シート8は、電池ブロックと対向する面に粘着層を有しており、バインドバー6で電池ブロック4を締結する前に、熱伝導シート8を電池ブロックに貼付する。そして、熱伝導シート8が貼付された電池ブロックにバインドバー6を架設して電源装置を形成し、バッテリケースへ配置するようになっている。上述の通り、本発明の電源装置は、外装缶の側面と底面を覆う絶縁性フィルム7の側面被覆部7bと、底面被覆部7cとをフラットな面にすることができるので、比較的薄い熱伝導シート8で、側面被覆部7b及び底面被覆部7cと熱伝導シートとの密着性を高めることができる。
熱伝導シートは、電源装置を構成する部材の中では比較的高価な部材であるため、従来の構成では、本発明の実施形態のような電池ブロックの三面に熱伝導シートを配置する構成は現実的ではなかった。そのため、自然放熱を利用する場合、ある程度、冷却能力を犠牲にすることとなり、電源装置に接続される負荷が大きいと電池セルの温度が高くなるため、電源装置の性能を充分に活用できないという問題があった。
しかしながら、本願発明の実施形態によると、上述の通り、比較的薄い熱伝導シート8で、充分な冷却効果を獲ることができるので、コスト増加を低減することができる。これにより、比較的安価な構成で、電池ブロック4の三面に熱伝導シート8を配置することができ、充分な冷却能力を有する自然放熱による電池セルの冷却機構を提供することができる。さらに、この構成では、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することができる上に、冷却プレートや送風ファン等の高価な冷却部材を必要としないため、大幅な電源装置の小型化を行うことができる。
尚、上記実施形態では、バッテリケースへの熱伝導を利用した自然放熱の冷却機構を備
えた電源装置を例示したが、そのほかの冷却プレートや送風ファンを利用した冷却構成の電源装置であってもよい。このような構成の電源装置であっても、上述の通り、防水構造を備えると共に、防水構造に伴う寸法の増大を抑制することは可能である。冷却プレートや送風ファンを利用した冷却機構を備える電源装置では、電池セルの積極的な冷却を行うことができ、電池セルの性能を最大限に活かすことができる。
次に、本発明の第二実施形態を図11乃至図16に基づいて以下に詳述する。尚、上述した第一実施形態と同一部品は同一符号を附して説明を省略する。
図11乃至図15に示すように、第二実施形態における角形電池セル2は、外装缶22を水密に覆う絶縁性フィルム9を有している。絶縁性フィルム9は、外装缶22の底面22cを覆う底面被覆部9cと、外装缶22の側面22bを覆う側面被覆部9bと、外装缶22の幅広面22aを覆う幅広面被覆部9aとで構成される。また、図15に示すように、幅広面被覆部9aは、絶縁性フィルムが重なり合った状態で熱溶着される熱溶着部9dを有し、さらに、底面被覆部9cは、絶縁性フィルムが重なり合った状態で熱溶着される底面熱溶着部9eを有している。図12の展開図に示すように、絶縁性フィルム9は、熱溶着部9dが熱溶着される前の状態において、三枚のシートで形成されおり、一対の幅広面被覆部9aの間に底面被覆部9cが設けられるメインシート91と、三つの糊代部を備えた側面被覆部9bが設けられる一対のサブシート92で構成される。糊代部は、幅広面被覆部9aと熱溶着されて熱溶着部9dとなる幅広面糊代部9Dと、底面被覆部9cと熱溶着されて底面熱溶着部9eとなる底面糊代部9Eとで構成される。図12及び図14の組立工程を経て、上述の図11に示すように、絶縁性フィルムが重なり合う部分を熱溶着することで、幅広面被覆部9aの側面22b側の両端に熱溶着部9dが形成され、底面被覆部9cの側面22b側の両端に、底面熱溶着部9eが形成されるようになっている。
この構成によると、熱溶着部9d及び底面熱溶着部9eは、2枚の絶縁性フィルムが重なるのみであるため、厚さを比較的薄く構成することができ、上述の収容空間3Vの寸法も小さくすることができる。そのため、スペーサ3を薄く形成することができるので、電池ブロックの積層方向の寸法を縮小することができ、電源装置を小型化することができる。
図16は、第二実施形態における電源装置において、冷却機構を備えた電源装置の構成を説明するための図面である。図17に示すように、電池ブロック4は、熱伝導シート10を介して、冷却プレート11の上に載置される。冷却プレート11の上に載置された電池ブロック4は、熱伝導シート10を介して、電池ブロック4を構成する角形電池セル2を冷却することができる。冷却プレート11は、内部に冷媒配管12が配管されており、冷媒配管12内を流れる冷媒液を介して、冷却プレート11が冷却されるようになっている。冷媒液の冷却については、ラジエータを介した自然放熱や、コンプレッサを利用した強制冷却等、周知の冷却技術を用いることができる。また、高温状態で電池セルの充放電を行うと、電池セルの寿命が低下するが、一方で、極低温状態では、電池セル内の化学反応が進まず、出力が低下することがある。そのため、極低温状態では、電池セルを加温する構成とすることがある。上記の冷媒を利用した冷却は、冷媒と角形電池セルとの熱交換であるため、例えば、エンジンの廃熱等を利用して冷媒の温度を上昇させることで、角形電池セルを加温することもできる。
尚、熱伝導シートは、冷却プレートと電池ブロックとの密着性を高めることで、熱の移動を効率よくすることができるものであるが、必要以上に厚くしても熱伝導の効率が上がるわけではない。上記構成によると、比較的薄い熱伝導シートで密着性を保つことができるので、従来の構成よりも冷却効率や加温効率を高めることもできる。
また、図16に示すように、第二実施形態の電源装置の電池ブロック4は、底面に底面
熱溶着部9eを有している。この電源装置は、底面被覆部9cに熱伝導シート10を配置すると共に、熱伝導シート10が底面熱溶着部9eの間に位置するように構成されている。即ち、熱伝導シート10は、底面熱溶着部9eと干渉しないようになっている。底面熱溶着部9eは、二枚の絶縁性フィルムが重なっているため、一枚の絶縁性フィルムで覆われる部分と比較して厚くなるが、底面熱溶着部9eを除く底面被覆部9cはフラットな面となっている。そのため、上記構成とすることで、熱伝導シート10が熱的に接触する面は、フラットな面であり、熱伝導シート10を比較的薄く形成することができる。また、熱伝導シート10の厚さは、絶縁性フィルムの厚さより厚くなるように形成されており、上述の通り、熱伝導シート10が底面熱溶着部9eを避けるように配置されるため、冷却プレート11と底面熱溶着部9eとが当接しない状態で、電池ブロック4を冷却プレートの上に載置することができるようになっている。
第二実施形態の電源装置は、上記構成とすることにより、積層方向の寸法を縮小することができる。また、冷却機構として、図17に示す冷却プレートの構成を採用することで、底面熱溶着部9eの突出部分を収容する空間を熱伝導シート10の構成により形成することができる。つまり、熱溶着により、絶縁性フィルムを水密構造とする構成は、熱溶着した部分の凹凸が問題となるが、第二実施形態では、スペーサ3と熱伝導シート10の構成により、熱溶着による凹凸を吸収させることができ、電源装置を小型化することができる。
以上の電源装置は、車載用のバッテリシステムとして利用できる。電源装置を搭載する車両としては、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、あるいはモータのみで走行する電気自動車などの電動車両が利用でき、これらの車両の電源として使用される。
エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカー(車両HV)に電源装置を搭載する例を図18に示す。この図に示す電源装置を搭載した車両HVは、車両HVを走行させるエンジン110A及び走行用のモータ120Aと、モータ120Aに電力を供給するバッテリシステム100Aと、バッテリシステム100Aの電池を充電する発電機130Aとを備えている。バッテリシステム100Aは、DC/ACインバータ121Aを介してモータ120Aと発電機130Aに接続している。車両HVは、バッテリシステム100Aの電池を充放電しながらモータ120Aとエンジン110Aの両方で走行する。モータ120Aは、エンジン効率の悪い領域、たとえば加速時や低速走行時に駆動されて車両を走行させる。モータ120Aは、バッテリシステム100Aから電力が供給されて駆動する。発電機130Aは、エンジン110Aで駆動され、あるいは車両にブレーキをかけるときの回生制動で駆動されて、バッテリシステム100Aの電池を充電する。
また、モータのみで走行する電気自動車(車両EV)に電源装置を搭載する例を図19に示す。この図に示す電源装置を搭載した車両EVは、車両EVを走行させる走行用のモータ120Bと、このモータ120Bに電力を供給するバッテリシステム100Bと、このバッテリシステム100Bの電池を充電する発電機130Bとを備えている。バッテリシステム100Bは、DC/ACインバータ121Bを介してモータ120Bと発電機130Bに接続している。モータ120Bは、バッテリシステム100Bから電力が供給されて駆動する。発電機130Bは、車両EVを回生制動する時のエネルギーで駆動されて、バッテリシステム100Bの電池を充電する。
さらに、この電源装置は、移動体用の動力源としてのみならず、載置型の蓄電用設備としても利用できる。例えば家庭用、工場用の電源として、太陽光や深夜電力等で充電し、必要時に放電する電源システム、あるいは日中の太陽光を充電して夜間に放電する街路灯用の電源や、停電時に駆動する信号機用のバックアップ電源等にも利用できる。このよう
な例を図20に示す。この図に示す電源装置100Cは、複数の電池積層構造体141Cをユニット状に接続して電池ユニット140Cを構成している。各電池積層構造体141Cは、複数の角形電池セルが直列及び/又は並列に接続されている。各電池積層構造体141Cは、電源コントローラ150Cにより制御される。この電源装置100Cは、電池ユニット140Cを充電用電源CPで充電した後、負荷LDを駆動する。このため電源装置100Cは、充電モードと放電モードを備える。負荷LDと充電用電源CPはそれぞれ、放電スイッチDS及び充電スイッチCSを介して電源装置100Cと接続されている。放電スイッチDS及び充電スイッチCSのON/OFFは、電源装置100Cの電源コントローラ150Cによって切り替えられる。充電モードにおいては、電源コントローラ150Cは充電スイッチCSをONに、放電スイッチDSをOFFに切り替えて、充電用電源CPから電源装置100Cへの充電を許可する。また充電が完了し満充電になると、あるいは所定値以上の容量が充電された状態で負荷LDからの要求に応じて、電源コントローラ150Cは充電スイッチCSをOFFに、放電スイッチDSをONにして放電モードに切り替え、電源装置100Cから負荷LDへの放電を許可する。また、必要に応じて、充電スイッチCSをONに、放電スイッチDSをONにして、負荷LDの電力供給と、電源装置100Cへの充電を同時に行うこともできる。
電源装置100Cで駆動される負荷LDは、放電スイッチDSを介して電源装置100Cと接続されている。電源装置100Cの放電モードにおいては、電源コントローラ150Cが放電スイッチDSをONに切り替えて、負荷LDに接続し、電源装置100Cからの電力で負荷LDを駆動する。放電スイッチDSはFET等のスイッチング素子が利用できる。放電スイッチDSのON/OFFは、電源装置100Cの電源コントローラ150Cによって制御される。図11の例では、UARTやRS−232C等の既存の通信プロトコルに従い、ホスト機器HTと接続されている。また電源コントローラ150Cは、外部機器と通信するための通信インターフェースを備えている。また必要に応じて、電源システムに対してユーザが操作を行うためのユーザインターフェースを設けることもできる。
各電池積層構造体141Cは、信号端子と電源端子を備える。信号端子は、パック入出力端子DIと、パック異常出力端子DAと、パック接続端子DOとを含む。パック入出力端子DIは、他のパック電池や電源コントローラ150Cからの信号を入出力するための端子であり、パック接続端子DOは子パックである他のパック電池に対して信号を入出力するための端子である。またパック異常出力端子DAは、パック電池の異常を外部に出力するための端子である。さらに電源端子は、電池積層構造体141C同士を直列、並列に接続するための端子である。
さらに、この電源装置100Cは、電池ユニット140Cの均等化のための均等化モードを備える。電池ユニット140Cは並列接続スイッチ151Cを介して出力ラインOLに接続されて互いに並列に接続されている。このため電源コントローラ150Cに制御される均等化回路160Cを備えている。均等化回路160Cによって、複数の電池ユニット140C間の電池残存容量のばらつきを抑制される。
本発明は、電源装置に広く利用可能である。
1 電源装置
2 角形電池セル
21 出力端子
22 外装缶
22a 幅広面
22b 側面
22c 底面
23 封口体
3 スペーサ
31 押圧部
32 周縁部
3V 収容空間
4 電池ブロック
5 エンドプレート
51 ネジ穴
6 バインドバー
7 絶縁性フィルム
7a 幅広面被覆部
7b 側面被覆部
7c 底面被覆部
7d 熱溶着部
7D 糊代部
8 熱伝導シート
9 絶縁性フィルム
91 メインシート
92 サブシート
9a 幅広面被覆部
9b 側面被覆部
9c 底面被覆部
9d 熱溶着部
9D 幅広面糊代部
9e 底面熱溶着部
9E 底面糊代部
10 熱伝導シート
11 冷却プレート
12 冷媒配管
100A バッテリシステム
110A エンジン
120A モータ
121A DC/ACインバータ
130A 発電機
100B バッテリシステム
120B モータ
121B DC/ACインバータ
130B 発電機
100C 電源装置
140C 電池ユニット
141C 電池積層構造体
150C 電源コントローラ
151C 並列接続スイッチ
160C 均等化回路
HV 車両
EV 車両
LD 負荷
CP 充電用電源
DS 放電スイッチ
CS 充電スイッチ
OL 出力ライン
HT ホスト機器
DI パック入出力端子
DA パック異常出力端子
DO パック接続端子

Claims (9)

  1. 扁平な直方体形状の複数の角形電池セルと、隣接する角形電池セルの間に配置されるスペーサとを備えた電源装置であって、
    前記角形電池セルは、上面と、底面と、一対の幅広面と、一対の側面とを有しており、
    さらに、前記角形電池セルの底面を被覆する底面被覆部と、前記角形電池セルの幅広面を被覆する幅広面被覆部と、前記角形電池セルの側面を被覆する側面被覆部とを有する絶縁性フィルムを備え、
    前記幅広面被覆部は、絶縁フィルム同士が重なって熱溶着される熱溶着部を有しており、
    前記スペーサが、前記熱溶着部と対向する位置に、前記熱溶着部を収容する収容空間を有することを特徴とする電源装置。
  2. 請求項1記載の電源装置であって、
    さらに、前記角形電池セルと前記スペーサとを積層した状態で締結する締結具を備え、
    前記スペーサは、前記角形電池セルの幅広面と対向する対向面を有すると共に、
    前記対向面の周縁に形成される前記周縁部と、前記対向面の中央に形成され、前記締結具を介して前記角形電池セルの幅広面の中央を押圧する押圧部とを有することを特徴とする電源装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の電源装置であって、
    前記絶縁性フィルムは、一枚のシート状のフィルムで形成されており、
    前記側面被覆部と前記幅広面被覆部とは、前記熱溶着部を介して固定されることを特徴とする電源装置。
  4. 請求項3記載の電源装置であって、
    前記側面被覆部及び前記底面被覆部を覆い、前記角形電池セルと熱的に接触した状態で配置される熱伝導シートを備えることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項2記載の電源装置であって、
    前記底面被覆部は、前記側面被覆部側の両端に、絶縁フィルム同士が重なって熱溶着される底面熱溶着部を有しており、
    さらに、前記角形電池セルの底面と熱的に接触した状態で配置される熱伝導シートを備え、
    前記熱伝導シートが、前記底面熱溶着部の間に位置することを特徴とする電源装置。
  6. 請求項5に記載の電源装置であって、
    前記絶縁性フィルムは、メインシートと一対のサブシートで構成されおり、
    さらに、前記メインシートは、一対の前記幅広面被覆部の間に底面被覆部が設けられ、前記サブシートは、側面被覆部が設けられ、前記メインシート及び前記サブシートは、前記熱溶着部及び前記底面熱溶着部を介して、固定されることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項4から請求項6のいずれか記載の電源装置であって、
    前記熱伝導シートを介して、前記角形電池セルと熱的に接触した状態で配置される冷却プレートを有し、該冷却プレートは、前記角形電池セルと熱結合状態に配置され、内部に冷媒が流れる冷媒配管を有することを特徴とする電源装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電源装置を備える車両。
  9. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の電源装置を備える蓄電装置。
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