JP2013178305A - Developing device, process cartridge, and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、現像剤担持体及び供給ローラを備える現像装置、これを備えるプロセスカートリッジ並びに画像形成装置に関する。 The present invention relates to a developing device including a developer carrier and a supply roller, a process cartridge including the same, and an image forming apparatus.
従来、インライン方式の画像形成装置に関する発明として、特許文献1に記載の画像形成装置が開示されている。特許文献1に記載の発明では、複数の感光体ドラムが、中間転写体、記録材搬送体の下方に配置されている。こうした構成では、中間転写体や記録材搬送体を間に挟む態様で、例えば、定着装置と現像装置(または露光装置)とを互いに離れた位置に配置できる。そのために、現像装置(露光装置)が定着装置の熱の影響を受け難い等の利点が得られる。
Conventionally, as an invention related to an in-line image forming apparatus, an image forming apparatus described in
一方で、こうした構成では、現像装置において、重力に反して、現像ローラや供給ローラへと現像剤を供給する必要が生じる。このときに、供給ローラへの現像剤の供給は、供給ローラの回転方向の下流側で現像ローラと供給ローラのニップ部の直後の部位に、現像剤を搬送するのが最も効率が良い。それは、外周部に複数のセルを有する弾性層が設けられた供給ローラにおいて、ニップ部の直後の部位はニップ部内から出てくる弾性部が圧力から開放され、それに伴いセルが開く作用がある。このとき吸気が行われ、現像剤の吸い込みが行われる。従って、現像剤を供給ローラに効率的に保持させるには、この吸い込み部にトナーを直接送り込むのが好ましい。 On the other hand, in such a configuration, it is necessary to supply the developer to the developing roller and the supply roller in the developing device against gravity. At this time, it is most efficient to supply the developer to the supply roller by transporting the developer to a portion immediately downstream of the nip portion between the development roller and the supply roller on the downstream side in the rotation direction of the supply roller. That is, in the supply roller provided with an elastic layer having a plurality of cells on the outer peripheral portion, the elastic portion coming out from the nip portion is released from the pressure immediately after the nip portion, and the cell opens accordingly. At this time, intake is performed and developer is sucked. Therefore, in order to efficiently hold the developer on the supply roller, it is preferable to feed the toner directly into the suction portion.
ただし、重力に反して現像剤を供給する現像装置においては、簡易な構成で吸い込み部まで現像剤を多量に送り込むことは困難である。また、吸い込み部の付近に現像剤を送り込んだとしても、一部は吸い込まれるものの、ほとんどの現像剤は供給ローラの回転に伴って収納室等に戻されてしまう。 However, in a developing device that supplies developer against gravity, it is difficult to feed a large amount of developer to the suction portion with a simple configuration. Even if the developer is sent to the vicinity of the suction portion, a part of the developer is sucked, but most of the developer is returned to the storage chamber or the like with the rotation of the supply roller.
そこで、特許文献1の現像装置では、供給ローラの下側部分で現像剤を供給する技術が提案されている。特許文献1では、現像ローラ(現像剤担持体)と供給ローラの当接部において、供給ローラは、下方から上方へと回転する。そして、供給ローラの下方にはトナー受け部材が設けられ、トナー受け部材に受けシートの基端部が取付けられ、この受けシートが供給ローラの下方に適当な線圧で接触する。こうした構成によれば、供給ローラに付着した現像剤は、受けシートによって受け止められて、重力によって落下する現象が抑制され、また、現像ローラに供給できる現像剤の減少が抑制され、ベタ濃度の低下が抑制される。
Therefore, in the developing device of
しかしながら、特許文献1に記載の現像剤の供給機構では、低印字率の画像パターンで耐久を行った場合に、現像される現像剤量が少ないために、供給ローラと受けシートの間に、循環しない現像剤が多量に存在する場合がある。つまり、供給ローラの下方に現像剤が溜まるものの、低印字率の画像パターンの耐久では、溜まった現像剤の消費が進まない。そのために、供給ローラの回転に伴ってその下方に現像剤が次々と供給され、現像剤が凝集してパッキングしてしまい、供給ローラへの現像剤の供給ムラによる濃度ムラ等の画像品質の悪化が引き起こされる場合がある。
However, in the developer supply mechanism described in
本発明は、上記実情に鑑み、供給ローラへの現像剤の供給を効率良く行え、ベタ濃度の安定性を向上させ、高品位な画像を供給することができる現像装置を提供することを目的とする。 In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a developing device that can efficiently supply a developer to a supply roller, improve solid density stability, and supply a high-quality image. To do.
上記目的を達成するために、本発明の現像装置は、現像剤を担持しつつ回転自在な現像剤担持体と、前記現像剤担持体にニップ部で接触又は侵入され、前記ニップ部で前記現像剤担持体の表面に対して反対方向に回転自在で、前記現像剤担持体に現像剤を供給するために現像剤を内包する供給ローラと、前記供給ローラの上方に配置されて現像剤を貯留する貯留部と、前記貯留部よりも下方に配置されて現像剤を収納する収納室と、前記収納室の内部に配置され、前記収納室から前記貯留部へと現像剤を搬送する搬送部材と、前記ニップ部に対する前記供給ローラの回転方向の下流領域で、前記供給ローラに近い側で前記供給ローラに近傍で対向、接触又は侵入する第1縁部、及び、前記供給ローラから遠い側に形成されて長手方向で前記第1縁部からの位置が異なる第2縁部を有する現像剤返し部材と、を備えることを特徴とする。 In order to achieve the above object, a developing device according to the present invention includes a developer carrying member that is rotatable while carrying a developer, and contacts or enters the developer carrying member at a nip portion. A supply roller that is rotatable in the opposite direction with respect to the surface of the developer carrier and contains developer to supply the developer to the developer carrier, and is disposed above the supply roller to store the developer. A storage section that is disposed below the storage section and stores the developer; a transport member that is disposed inside the storage chamber and transports the developer from the storage chamber to the storage section; A first edge that faces, contacts or enters the supply roller in the vicinity of the supply roller in the downstream region in the rotation direction of the supply roller with respect to the nip portion, and a side far from the supply roller. Being said in the longitudinal direction Characterized in that it comprises a developer flashing member position from the edge portion has a different second edge portion.
本発明によれば、供給ローラへの現像剤の供給を効率良く行え、ベタ濃度の安定性を向上させ、高品位な画像を供給することができる。 According to the present invention, the developer can be efficiently supplied to the supply roller, the solid density stability can be improved, and a high-quality image can be supplied.
以下、図面を参照して、この発明を実施するための形態を実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対位置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、実施例1〜3に記載された技術思想は、適宜組み合わせることも可能である。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be exemplarily described in detail with reference to the drawings. However, since the dimensions, materials, shapes, relative positions, etc. of the components described in this embodiment are appropriately changed depending on the configuration of the apparatus to which the invention is applied and various conditions, there is no specific description. As long as the scope of the invention is not limited to these, it is not intended. Further, the technical ideas described in the first to third embodiments can be appropriately combined.
図1は、本発明の実施例1に係る画像形成装置100の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、電子写真画像形成プロセスを利用したインライン方式、中間転写方式を採用したフルカラーレーザプリンタ等の画像形成装置である。画像形成装置100は、画像情報に従って、記録材12(例えば、記録用紙、プラスチックシート、布など)にフルカラー画像を形成することができる。
FIG. 1 is a cross-sectional view illustrating a configuration of an
図1に示されるように、画像形成装置100は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)100Aを有し、この装置本体100Aの内部には、画像を形成する画像形成部SY、SM、SC、SKが設けられる。画像形成部SY、SM、SC、SKは、『像担持体』である感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、『転写装置』である転写ローラ8Y、8M、8C、8K等を含む。
As shown in FIG. 1, the
画像形成装置100は、複数の画像形成部として、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための第1、第2、第3、第4の画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKは、鉛直方向と交差する方向に一列に配置されている。
The
尚、本実施例では、第1〜第4の画像形成部SY、SM、SC、SKの構成及び動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字Y、M、C、Kは省略して、総括的に説明する。 In the present embodiment, the configurations and operations of the first to fourth image forming units SY, SM, SC, and SK are substantially the same except that the colors of images to be formed are different. Therefore, in the following, unless there is a particular distinction, the subscripts Y, M, C, and K given to the reference numerals to indicate that they are elements provided for any color are omitted, and generally explain.
画像形成装置100は、静電像を担持する複数の『像担持体』として、鉛直方向と交差する方向に並設された4個のドラム型の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム1を有する。感光体ドラム1は、図示の矢印A方向(時計方向)に図示しない駆動手段(駆動源)により回転駆動される。
The
感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1の表面を均―に帯電する帯電手段としての帯電ローラ2、画像情報に基づきレーザを照射して感光体ドラム1上に静電像(静電像)を形成する露光手段としてのスキャナユニット(露光装置)3が配置されている。感光体ドラム1の周囲には、静電像をトナー像として現像する『現像手段』である『現像装置』としての現像ユニット4、転写後の感光体ドラム1の表面に残ったトナーT(転写残トナー)を除去するクリーニング手段としてのクリーニング部材6が配置されている。更に、4個の感光体ドラム1に対向して、感光体ドラム1上のトナー像を記録材12に転写するための中間転写体としての中間転写ベルト5が配置されている。
Around the
ここでは、感光体ドラム1と、感光体ドラム1に作用するプロセス手段としての帯電ローラ2、現像ユニット4及びクリーニング部材6とは、一体的にカートリッジ化されている。そして、装置本体100Aに着脱自在な『プロセスカートリッジ』であるカートリッジ7を形成している。
Here, the
中間転写体としての無端状のベルトで形成された中間転写ベルト5は、全ての感光体ドラム1に当接し、図示の矢印B方向(反時計方向)に循環移動(回転)する。中間転写ベルト5は、複数の支持部材として、駆動ローラ61、二次転写対向ローラ62、従動ローラ63に掛け渡されている。
The
中間転写ベルト5の内周面側には、各感光体ドラム1に対向するように、一次転写手段としての、4個の一次転写ローラ8が並設されており、感光体ドラム1上のトナー像が中間転写ベルト5上に転写(一次転写)される。また、中間転写ベルト5の外周面側において二次転写対向ローラ62に対向する位置には、二次転写手段としての二次転写ローラ9が配置されており、中間転写ベルト5上のトナー像が記録材12に転写(二次転写)される。
On the inner peripheral surface side of the
トナー像が転写された記録材12は、定着手段としての定着装置10に搬送される。定着装置10において記録材12に熱及び圧力が加えられることで、記録材12にトナー像が定着される。又、一次転写工程後に感光体ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニング部材6によって除去、回収される。又、二次転写工程後に中間転写ベルト5上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置11によって清掃される。なお、感光体ドラム1と一次転写ローラ8とは、ニップN1を形成しており、二次転写対向ローラ62と二次転写ローラ9とは、ニップN2を形成している。
The
図2は、カートリッジ7の構成を示す断面図であり、感光体ドラム1の長手方向(回転軸方向)に沿う方向から見た断面図に相当する。なお、ここでは、収容している現像剤の種類(色)を除いて、各色用のカートリッジ7の構成及び動作は実質的に同一である。カートリッジ7は、感光体ドラム1等を備えた感光体ユニット13と、現像ローラ17等を備えた現像ユニット4と、を有する。
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the configuration of the
感光体ユニット13は、感光体ユニット13内の各種要素を支持する枠体としてのクリーニング枠体14を有する。クリーニング枠体14には、感光体ドラム1が図示しない軸受を介して回転可能に取り付けられている。感光体ドラム1は、図示しない駆動手段(駆動源)としての駆動モータの駆動力が感光体ユニット13に伝達されることで、画像形成動作に応じて図示の矢印A方向(時計方向)に回転駆動される。
The
感光体ユニット13には、感光体ドラム1の周面上に接触するように、クリーニング部材6、帯電ローラ2が配置されている。クリーニング部材6によって感光体ドラム1の表面から除去された転写残トナーは、クリーニング枠体14内に落下して、収容される。
In the
帯電手段である帯電ローラ2は、導電性ゴムのローラ部を感光体ドラム1に加圧接触することで従動回転する。ここで帯電ローラ2の芯金には、帯電工程として、感光体ドラム1に対して所定の直流電圧が印加されており、これにより感光体ドラム1の表面には、一様な暗部電位(Vd)が形成される。前述のスキャナユニット3からのレーザ光によって、感光体ドラム1を露光し、露光された部位は、キャリア発生層からのキャリアにより表面の電荷が消失し、電位が低下する。この結果、露光部位は所定の明部電位(Vl)、未露光部位は所定の暗部電位(Vd)の静電像が、感光体ドラム1上に形成される。
The charging
一方、現像ユニット4は、本実施例の特徴であるトナー返し部材50の他に、現像ローラ17、現像ブレード21、供給ローラ20、トナーT、及び現像に寄与するトナーTを格納する収納室18を有する。『現像剤担持体』である現像ローラ17は、『現像剤』であるトナーTを担持しつつ回転自在なローラである。なお、収納室18の開口に現像ローラ17が回転自在に支持されている。
On the other hand, the developing
収納室18の内部には、収納室18から貯留部QへとトナーTを搬送する『搬送部材』である撹拌部材22が配置されている。すなわち、 撹拌部材22は、収納室18内に収納されたトナーTを撹拌すると共に、供給ローラ20の上部に向けて図中矢印G方向にトナーTを搬送するためのものでもある。
Inside the
現像ブレード21は、現像ローラ17にカウンターで当接しており、供給ローラ20によって供給されたトナーTのコート量規制及び電荷付与を行っている。現像ブレード21は薄い板状部材からなり、薄板のバネ弾性を利用して当接圧力を形成し、その表面がトナーT及び現像ローラ17に接触している。トナーTは現像ブレード21と現像ローラ17との摺擦により摩擦帯電されて電荷を付与されると同時に層厚規制される。また、本実施例においては、現像ブレード21に不図示のブレードバイアス電源から所定電圧を印加し、トナーコートの安定化を図っている。
The developing
本実施形態においては、現像ローラ17に印加された所定のDCバイアスに対して、摩擦帯電によりマイナスに帯電したトナーTが、感光体ドラム1に接触する現像部において、その電位差から、明部電位部にのみ転移して静電像を顕像化する。
In the present embodiment, the toner T, which is negatively charged by frictional charging with respect to a predetermined DC bias applied to the developing
供給ローラ20は、現像ローラ17により現像ローラ17の周面上と所定のニップを形成するニップ部Nで接触又は侵入されている。ニップ部Nで現像ローラ17の表面に対して『反対方向』である回転方向E(反時計方向)に回転自在で、現像ローラ17にトナーTを供給するためにトナーTを内包するローラである。供給ローラ20は導電性芯金20aの外周に発泡体である発泡ウレタン層20bを形成した弾性スポンジローラである。供給ローラ20と現像ローラ17は所定の侵入量を持って接触している。接触部において互いに逆方向に移動するよう回転している(供給ローラ20が回転方向E方向に回転しており、現像ローラ17が矢印D方向に回転している)。
The
この動作により、感光体ドラム1と現像ローラ17の当接部において可視化に用いられなかった現像ローラ17上の現像残トナーTは、現像ローラ17の回転によって現像ユニット4の内部に戻される。そして現像ローラ17上の現像残トナーTは供給ローラ20によって現像ローラ17から剥ぎ取られる。それと同時に供給ローラ20の回転によって、現像ローラ17上に新たなトナーTが供給され、再び現像ブレード21と現像ローラ17の当接部に搬送される。
By this operation, the undeveloped toner T on the developing
また、供給ローラ20の軸方向における両端部は非画像形成領域であるため、常に現像残トナーTの量が多い。したがって、供給ローラ20が繰り返しで剥ぎ取り供給の動作をすることになり、連続的に摺擦負荷や熱ストレスの影響を受けやすくなる。それらの影響でトナー劣化が促進されると現像ローラ17や現像ブレード21等にトナーTが融着して画像不良が発生する場合がある。したがって、現像器の寿命が長い場合には端部でのトナー劣化を低減する必要が生じてくる。
Further, since both end portions in the axial direction of the
また、供給ローラ20の上方に、トナーTを貯留する貯留部Qが配置されている。貯留部Qよりも下方に、トナーTを収納する収納室18が配置されている。貯留部Qは、現像ローラ17、供給ローラ20、及び、トナー返し部材50(図1参照)(実施例2、3では、トナー返し部材70、80、図6及び図7参照)で囲まれる空間で形成される。
A storage portion Q that stores the toner T is disposed above the
ここで、以下に、本実施例1〜3において用いられる供給ローラ20の詳細について説明する。本実施例における供給ローラ20は、導電性支持体と、導電性支持体に支持される発泡層と、を備える。具体的には、導電性支持体たる外径φ5(mm)の芯金電極である導電性芯金20aと、その周囲に気泡同士がつながっている連続気泡体(連泡)から構成される発泡層としての発泡ウレタン層20bが設けられており、回転方向Eに回転する。また、本実施例で用いた供給ローラ20の長手幅は220mmである。表層のウレタンを連続気泡体とすることで、供給ローラ20の内部にトナーTが多量に進入可能となる。また、本実施例における供給ローラ20の抵抗は1×109(Ω)である。次に、図3を参照しつつ、実施例1〜実施例3の供給ローラ20の表面通期量の測定方法を説明する。
Here, the details of the
図3(a)は、「表面通気量」の測定方法を示す説明図である。図3(b)は、測定治具41の構成を示す斜視図である。図3(c)は、通気ホルダ42の構成を示す斜視図である。以下、これらの図3(a)〜図3(c)を参照しつつ、供給ローラ20の抵抗の測定方法を説明する。供給ローラ20を、直径30mmのアルミスリーブに対し、後述する侵入量が1.5mmとなるように、当接させる。このアルミスリーブを回転させることにより、供給ローラ20を30rpmでアルミスリーブに対して従動回転させる。
FIG. 3A is an explanatory diagram showing a method of measuring “surface ventilation”. FIG. 3B is a perspective view showing the configuration of the
次に、現像ローラ17に、−50Vの直流電圧を印加する。その際、アース側に10kΩの抵抗を設け、その両端の電圧を測定することで電流を算出し、供給ローラ20の抵抗を算出する。ここでは、供給ローラ20の表面セル径を50μm〜1000μm、空隙率を0.6とした。
Next, a DC voltage of −50 V is applied to the developing
ここで、セル径とは、任意断面の発泡セルの平均径をいい、まず任意断面の拡大画像から最大である発泡セルの面積を測定し、この面積から真円相当径を換算し最大セル径を得る。そしてこの最大セル径の1/2以下である発泡セルをノイズとして削除した後、残りの個々のセル面積から同様に換算した個々のセル径の平均値のことを指す。また、空隙率とは、任意断面における発泡セルの割合をいい、まず任意断面の拡大画像からそれぞれの発泡セルの面積を測定し、発泡セルの総面積を求める。そして、この発泡セルの総面積が任意断面に占める割合を求め、その値を空隙率とした。 Here, the cell diameter means the average diameter of the foamed cells having an arbitrary cross section. First, the area of the foamed cell that is the maximum is measured from the enlarged image of the arbitrary cross section, and the maximum cell diameter is converted from this area by converting the equivalent circle diameter. Get. And after deleting the foam cell which is 1/2 or less of this maximum cell diameter as noise, it points out the average value of each cell diameter converted similarly from the remaining individual cell area. The porosity means the ratio of foam cells in an arbitrary cross section. First, the area of each foam cell is measured from an enlarged image of the arbitrary cross section, and the total area of the foam cells is obtained. And the ratio for which the total area of this foaming cell occupied in arbitrary cross sections was calculated | required, and the value was made into the porosity.
なお、供給ローラ20の表面通気量は、1.8(リットル/分)のものを用いた。ここで、供給ローラ20の「表面通気量」について詳細に説明する。
The supply air flow rate of the
供給ローラ20内外のトナーTの吸い込みと吐き出しが円滑に行われ、供給ローラ20の内部と供給ローラ20の外部が平衡状態になるように「通気量」を規定するものである。空気と混じり合い、粉流体と化したトナーTの排出・吸入は供給ローラ20の「表層面」を通じて行われるものであるから、「表層面を通過する通気量」を直接規定することが重要である。
The “aeration amount” is defined so that the toner T in and out of the
まず、供給ローラ20を、図3(b)に示すような測定冶具41に挿入する。測定冶具41は、中空円筒体の側面にφ10(mm)の貫通孔41aを通したもので、貫通孔41aの中心軸と円筒孔41bの円筒軸が直交するように作られている。
First, the
供給ローラ20は、外径φ20(mm)であるので、測定冶具41内径はφ19(mm)である。供給ローラ20が挿入された測定冶具41は、図3(c)に示すような通気ホルダ42に取り付けられる。
Since the
連結パイプ42bの内径は、測定冶具41の貫通孔41aよりも大きくなるように設定される。本実施例では、連結パイプ42bの内径をφ12(mm)とした。通気ホルダ42の中空円筒体42aの内径は測定冶具41の外径とほぼ同寸法であり、測定冶具41を中空円筒体42aに挿入できるようになっている。図3(a)に示すように、測定冶具41の貫通孔41aの一方が中空円筒体42aの切り欠き部分42cに全て露出し、貫通孔41aの他方が連結パイプ42bの内径にほぼ正対するように設置する。
The inner diameter of the
通気ホルダ42の中空円筒体42aの左右には、図3(a)に示すように、中空円筒体42aに連結される一端を塞がれたアクリル・パイプ45a、45bが設置される。通気管44の途中には、流量計46(KZ型通気量測定器:大栄化学精器製作所)、及び差圧調整弁47が設置されている。
As shown in FIG. 3A,
「表面通気量」の測定は、以下のように行う。まず、図3(a)において、供給ローラ20を設置しない状態で、減圧ポンプ43を作動させ、差圧調整弁47で流量計46の測定値が安定して10.8(リットル/分)となるように調節する。この後、測定対象である供給ローラ20を設置して、上記と同一の排気条件で流量計46の測定値を「表面通気量」として計測する。
The “surface aeration” is measured as follows. First, in FIG. 3A, the decompression pump 43 is operated without the
供給ローラ20を通過する空気流は、測定冶具41の露出している貫通孔41aに位置する発泡ウレタン層20bの表面から流入し、発泡ウレタン層20bの内部を通過して、測定冶具41の他方の貫通孔41aに位置する発泡ウレタン層20bの表面から流出する。
The air flow passing through the
上記の表面の状態に影響を受ける場合があり、JIS−L1096のようなバルク通気量の測定だけでは、その挙動を捕らえられない。従って、本発明では上記のような、発泡ウレタン層20bの表面から流入・流出する空気流を測定する通気量測定法を採用し、これで前述のトナー粉流体の平衡状態(もしくはそれに近い状態)を出現させる主要なパラメータとした。
It may be influenced by the above-mentioned surface condition, and the behavior cannot be captured only by measuring the bulk air flow rate as in JIS-L1096. Therefore, in the present invention, the above-described air flow measurement method for measuring the air flow flowing in / out from the surface of the
このように表面通気量の大きな供給ローラ20を用いることにより供給ローラ20の内外へのトナーTの入れ替わりが円滑に行われる為、特定のトナーTが供給ローラ20の内に留まることがなく、トナーTの劣化が抑制される。
By using the
図4は、現像ローラ17及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。この図4を参照しつつトナー返し部材50に関して以下に説明する。図4では、供給ローラ20の吸込部Mの近傍の構成を示しており、撹拌部材22によって、トナーTが供給ローラ20に搬送されて、その後のトナーTの動きが示されている。撹拌部材22によるトナーTの搬送は、供給ローラ20の吸込部Mの方向に向けて行われるのが効率がよい。そこで、本発明は、トナー返し部材50を設置することにより、トナーTを効率よく供給ローラ20内に取り込み、供給ローラ20による現像ローラ17へのトナー搬送量を増やすものである。
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the developing
撹拌部材22によって図中矢印Gの軌道をもって吸込部Mの近傍に搬送されたトナーTは、一部は吸込部Mに取り込まれ、多くは図中矢印F1方向に搬送される。トナー返し部材50の作用は、吸込部Mの付近で供給ローラ20に取り込まれずに図中矢印F1方向に流されたトナーTを跳ね返して、再度、吸込部Mの付近にトナーTを持っていくトナー循環F(F1、F2、F3を合わせた循環)を作り出すことである。この作用により、トナーTを供給ローラ20に効率よく取り込むことが可能になるのである。なお、供給ローラ20が、現像ローラ17によって凹状になっているその凹み量は、図中では、△Eとなっている。また、トナー返し部材50は、収納室18に取付けられている(後述のトナー返し部材70、80も同様である。)
A part of the toner T conveyed to the vicinity of the suction part M by the agitating
図5は、トナー返し部材50及び供給ローラ20の構成を示す図である。図5(a)は、トナー返し部材50、現像ローラ17及び供給ローラ20の構成を上方から見た平面図である。図5(b)は、トナー返し部材50及び供給ローラ20の構成を水平方向から見た側面図である。図5(c)〜(e)は、トナー返し部材50及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。特に、図5(c)は、矢印K方向から見た図5(b)中のA−A線に沿う断面図である。図5(d)は、矢印K方向から見た図5(b)中のB−B線に沿う断面図である。図5(e)は、矢印K方向から見た図5(b)中のC−C線に沿う断面図である。
FIG. 5 is a diagram illustrating the configuration of the
供給ローラ20は、現像ローラ17とニップ部Nを形成して接触しており、ニップ部Nで現像ローラ17の表面に対して反対方向である回転方向Eに回転する(図4参照)。『現像剤返し部材』であるトナー返し部材50は、ニップ部Nに対する供給ローラ20の回転方向Eの下流領域に配置され、供給ローラ20に近接する(図4参照)。
The
図5(b)〜(e)に示されるように、トナー返し部材50は、供給ローラ20と近い側で供給ローラ20に近傍で対向、接触又は侵入する『第1縁部』である近接部59(近接部分)を有する。また、トナー返し部材50は供給ローラ20から遠い側に形成されて長手方向Zで近接部59からの位置が異なる『第2縁部』である上縁部51a及び上縁部58a(離間部分)を有する。ここでは、近接部59は、供給ローラ20の近傍で対向する部分である。上縁部51aは、近接部59から寸法H1だけ離間する両端部51の上の縁部である。上縁部58aは、近接部59から寸法H2だけ離間する中央部58の上の縁部である。また、近接部59から(両端部51及び中央部58)に亘って、鉛直方向に沿う板状の部材で形成されている。
As shown in FIGS. 5B to 5E, the
このように、両端部51、58は、長手方向Zの両端側に区画される両端部51の『両端上縁部』である上縁部51a、及び、長手方向Zの中央側に区画される中央部58の『中央上縁部』である上縁部58aを有する。上縁部51aは上縁部58aよりも近接部59に近い位置に設定されている。詳しくは、供給ローラ20の中央部(B−B断面)では、トナー返し部材50における中央部58の上縁部58aが高く(重力方向上側へ長く延びる)なっている(高さH2)。これに対し、供給ローラ20の両端部(A−A断面とC−C断面)では、トナー返し部材50における両端部51の上縁部51aが低く(重力方向上側へ短く延びる)なっている(高さH1)。
As described above, the both
このため、前述のように、トナー返し部材50は、長手方向Zの各部位に、上縁部51aと上縁部58aといった供給ローラ20の軸と直交する軸直交方向で異なった高さとなる形状を有していることになる。
For this reason, as described above, the
図5(a)に示されるように、現像ローラ17及び供給ローラ20の間の貯留部Qでは、トナーTが動いている。この図5(a)は、貯留部Qに貯留しているトナーTの動きを重力方向上側から見た図に相当する。トナーTは、収納室18から撹拌部材22によって貯留部Qへと搬送され、貯留部Qの内部で矢印F4方向に進んでから矢印F5方向へと搬送され、両端部51の上縁部51aを乗り越えて収納室18へと戻る。
As shown in FIG. 5A, the toner T is moving in the storage portion Q between the developing
図5(d)に示されるように、トナーTは、貯留部Qの内部で、供給ローラ20の回転と共に矢印F4方向に進んで中央部58によって跳ね返される。中央部58の高さH2が両端部51の高さH1よりも大きいために、トナーTが跳ね返されることになる。
As shown in FIG. 5D, the toner T advances in the direction of arrow F <b> 4 along with the rotation of the
図5(c)及び図5(e)に示されるように、トナーTは、貯留部Qの内部で、供給ローラ20の回転と共に矢印F5方向に進んで両端部51の上縁部51aを乗り越える。両端部51の上縁部51aが中央部58の上縁部58aよりも小さいために、トナーTが乗り越えて収納室18へと搬送される。
As shown in FIGS. 5C and 5E, the toner T advances in the direction of the arrow F5 along with the rotation of the
これらの作用により、貯留部Qの内部のトナーTは、供給ローラ20の中央部から両端部の方向に流れると共に、両端部に滞留することなく収納室18へと流れる。このことにより、貯留部Qの内部のトナーTは、貯留部Qの内部で長手方向Zに循環しつつ、供給ローラ20の両端部に滞留したままになる量が減少して連続的に摺擦負荷や熱ストレスを受ける現象が抑制される。こうして、供給ローラ20の両端部におけるトナーTの劣化が抑制され、現像寿命が長くてもトナーTの融着が生じ難くなる。
By these actions, the toner T inside the storage portion Q flows from the central portion of the
なお、ここでは、現像ローラ17、供給ローラ20は、ともに外径φ20である。トナー返し部材50の配置としては、供給ローラ20に非接触で且つ極近傍に配設されている。これは、トナー返し部材50が供給ローラ20から離れすぎてしまうと、矢印F4方向に流れたトナーを充分ブロックできず、跳ね返す量が少なくなってしまう為である。トナー返し部材50と供給ローラ20との距離は、2mm以下が望ましく1mm以下がより好ましい。本実施例においては1.0mmに設定した。
Here, both the developing
また、トナー返し部材50における中央部58、51の高さは、吸込部Mに対して高い位置にあることが好ましい。すなわち、本実施例においては、長手中央の中央部58が吸込部Mの高さに対して高さXが5.0mmに設定され、長手両端から5.0mmの領域の両端部51が吸込部Mの高さに対して高さXが1.0mmに設定された。また、トナー返し部材50については現像容器(収納室18)と同じ材質で厚み1.0mmとした。
Further, the height of the
トナー返し部材50における供給ローラ20に遠隔した第2縁部の高さを長手方向Zの一部で低くするような、貯留部Qにおけるトナー剤面高さに勾配を作る手段であれば、本実施例の構成に限定されなくても良い。例えば、図8(c)〜(e)に示すように、『第2縁部』である上縁部58aは、近接部59から遠い側に形成され、「長手方向の両端側に区画される両端部51、及び、長手方向の中央側に区画される中央部58」の上縁部であると想定する。この場合に、両端部51の一部に穴71が形成され(図8(c)参照)、又は、両端部51の上部151(又は両端側の一部)が供給ローラ20の回転方向Eの下流側に向かって(収納室18の側に)折り曲げられている(図8(d)(e)参照)構成でも良い。これらの構成でも、貯留部Qにおけるトナー剤面高さに勾配を作る手段となる。こうした構成でも、トナーを収納室18に戻して、貯留部Q内でトナーTを長手方向Zに移動させて長手方向Zで循環を形成する効果を得ることができる。
As long as it is a means for making a gradient in the toner agent surface height in the storage portion Q such that the height of the second edge portion remote from the
なお、図8(c)は、図5(b)に対応する実施例1の変形例を示す側面図である。図8(d)は、図5(d)に対応する実施例1の変形例を示す断面図である。図8(e)は、図5(e)に対応する実施例1の変形例を示す断面図である。前述してきた実施例1の構成によれば、トナー返し部材50を好適な形状で配設することにより、供給ローラ20へのトナーTの供給を効率良く行え、ベタ濃度の安定性を改善し、トナー劣化によるトナー融着画像を防止して、高品位な画像を供給することができる。
In addition, FIG.8 (c) is a side view which shows the modification of Example 1 corresponding to FIG.5 (b). FIG.8 (d) is sectional drawing which shows the modification of Example 1 corresponding to FIG.5 (d). FIG.8 (e) is sectional drawing which shows the modification of Example 1 corresponding to FIG.5 (e). According to the configuration of the first embodiment described above, by arranging the
図6は、実施例2に係る現像ユニットが備えるトナー返し部材70及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。図6(a)は、トナー返し部材70、現像ローラ17及び供給ローラ20の構成を上方から見た平面図である。図6(b)は、トナー返し部材70及び供給ローラ20の構成を水平方向から見た側面図である。図6(c)〜(e)は、トナー返し部材70及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。特に、図6(c)は、矢印K方向から見た図6(b)中のA−A線に沿う断面図である。図6(d)は、矢印K方向から見た図6(b)中のB−B線に沿う断面図である。図6(e)は、矢印K方向から見た図6(b)中のC−C線に沿う断面図である。
FIG. 6 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
実施例2の現像ユニットの構成のうち実施例1の現像ユニット4と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2の現像ユニットでは、上縁部52a、158aは、長手方向Zの両端側に区画される両端部52の『両端上縁部』である上縁部52a、及び、長手方向Zの中央側に区画される中央部158の『中央上縁部』である上縁部158aを有する。そして、両端部52は中央部158よりも供給ローラ20及び現像ローラ17のニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央の方向に向かって折り曲げられている点が特徴的である。このようなトナー返し部材70を供給ローラ20に近接して配置させている。以下、詳述する。
Of the configuration of the developing unit of the second embodiment, the same configurations and effects as those of the developing
実施例2の前提として、トナー返し部材70以外の装置本体100Aの内部の構成、及び、画像形成条件は、実施例1と同条件になっている。トナー返し部材70は、供給ローラ20に近接する近接部59(近接部分)と、供給ローラ20から離間する両端部52及び中央部158(離間部分)と、を有する。近接部59は、供給ローラ20に対向する部分である。中央部158は、鉛直方向に沿う板状の部分である(図6(b)の台形状の部分)。両端部52は、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央の方向に向かって折り曲げられている(非近接折り曲げ部分)(図6(b)中の三角状の部分)。このために、『現像剤返し部材』であるトナー返し部材70は、長手方向Zで近接部59からの位置が異なって供給ローラ20から遠い側の『第2縁部』である上縁部52a、158aを有することとなる。
As a premise of the second embodiment, the internal configuration of the apparatus
こうした構成によれば、供給ローラ20が回転すると、貯留部Qにおける供給ローラ20の両端のトナーTは、長手方向Zの中央に向かって搬送される効果が得られる。そのために、貯留部Qの長手方向Zの広範囲に亘ってトナーTが循環する。特に、撹拌部材22がシート状に形成される場合に、その撹拌部材22の長手方向Zの撓み方が異なることがあり、貯留部Qに対するトナーTの供給ムラが発生し易い。そのような場合でも、貯留部Qの内部でトナーTが循環することで、供給ローラ20が吸込部Mにおいて、撹拌ムラの少ないトナーTが吸い込まれるようにすることができる。
According to such a configuration, when the
図6(b)〜図6(e)に示されるように、供給ローラ20の中央部(B−B断面)では、トナー返し部材70における中央部158(非近接部分)(非近接部)は直線的に延びている。これに対し、供給ローラ20の両端部(A−A断面とC−C断面)では、トナー返し部材70の両端部52(非近接部分)(非近接部)が供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に向かって折り曲げられる角度は、角度R1に設定されている。この部分は、非近接折り曲げ部分とも表現できる。
As shown in FIGS. 6B to 6E, in the central portion (BB cross section) of the
ここでは、例えば、供給ローラ20の両端部から5.0mmの位置(A−A断面とC−C断面)では、トナー返し部材70における両端部52が供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に角度R1=30度となるように折り曲げられている。
Here, for example, at the position of 5.0 mm from both ends of the supply roller 20 (AA cross section and CC cross section), both
図6(a)に示されるように、現像ローラ17及び供給ローラ20の間の貯留部Qでは、トナーTが動いている。この図6(a)は、貯留部Qに貯留しているトナーTの動きを重力方向上側から見た図に相当する。トナーTは、貯留部Qにおいて供給ローラ20の長手方向Zの中央側へと搬送され、中央部158に跳ね返されて矢印F6方向から矢印F7方向へ(即ち、供給ローラ20の長手中央から長手両端部へと向かう方向)へと広がっていく。
As shown in FIG. 6A, the toner T moves in the storage portion Q between the developing
前述したように、貯留部Qにおける供給ローラ20の両端部では、トナー返し部材70の両端部52が、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向、及び、長手方向Zの中央の方向へと折り曲げられている。そのために、トナーTは、両端部52によって矢印F7方向のように、ニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央に向かって跳ね返される。その後、吸込部Mから搬送されたトナーTと合流して、矢印F6方向のように再びトナー返し部材70に到達する。
As described above, at both end portions of the
このようにして、貯留部Qの内部で長手方向Zにトナー循環をさせることで、撹拌部材22のトナー供給ムラが発生する場合でも、トナーTが循環するので供給ローラ20が均一なトナーTを吸い込むことが可能になる。
In this way, by circulating the toner in the longitudinal direction Z inside the storage portion Q, the toner T circulates even when the toner supply unevenness of the stirring
また、実施例1と同様に長手方向Zに異なる印字率の画像パターンを多く出力した場合でも、貯留部Qの内部でトナーTが循環するので、局所的な劣化が小さくなり、トナー劣化を低減し、トナー融着等を防止することが可能になった。以上説明したように、実施例2の構成によれば、供給ローラ20へのトナーTの供給を効率良く行え、ベタ濃度の安定性を改善し、高品位な画像を供給することができる。
In addition, even when a large number of image patterns having different printing ratios are output in the longitudinal direction Z as in the first embodiment, since the toner T circulates inside the storage portion Q, local deterioration is reduced and toner deterioration is reduced. This makes it possible to prevent toner fusion and the like. As described above, according to the configuration of the second embodiment, the toner T can be efficiently supplied to the
図7は、実施例3に係る現像ユニットが備えるトナー返し部材80及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。図7(a)は、トナー返し部材80、現像ローラ17及び供給ローラ20の構成を上方から見た平面図である。図7(b)は、トナー返し部材80及び供給ローラ20の構成を水平方向から見た側面図である。図7(c)〜(e)は、トナー返し部材80及び供給ローラ20の構成を示す断面図である。特に、図7(c)は、矢印K方向から見た図7(b)中のA−A線に沿う断面図である。図7(d)は、矢印K方向から見た図7(b)中のB−B線に沿う断面図である。図7(e)は、矢印K方向から見た図7(b)中のC−C線に沿う断面図である。
FIG. 7 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
実施例3の現像ユニットの構成のうち実施例1の現像ユニット4と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例3においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例3の現像ユニットでは、両端部54だけでなく中央部53も、供給ローラ20及び現像ローラ17のニップ部Nの方向へ向かって折り曲げられている点が特徴的である。このようなトナー返し部材80を供給ローラ20に侵入させて配置させている。以下、詳述する。
Of the configuration of the developing unit of the third embodiment, the same configurations and effects as those of the developing
実施例3の前提として、トナー返し部材80以外の装置本体100Aの内部の構成、及び、画像形成条件は、実施例1と同条件になっている。トナー返し部材80は、供給ローラ20に侵入する侵入部159(侵入部分)と、供給ローラ20にしていない非侵入部258(非侵入部分)と、中央部53(離間部分)と、両端部54(離間部分)と、を有している。
As a premise of the third embodiment, the internal configuration of the apparatus
ここでは、図7(c)〜図7(e)に示されるように、非侵入部258は鉛直方向に沿う面を有するように配置される。図7(d)に示されるように、中央部53は、非侵入部258の上端に連続して形成され、鉛直方向に対して角度R1だけ傾斜する面を有するように折り曲げられている。図7(c)及び図7(e)に示されるように、両端部54は、中央部53の上端の両端側に連続して形成され、鉛直方向に対して角度R2だけ傾斜する面を有するように折り曲げられている。こうした構成で、トナー返し部材80の形状は、供給ローラ20の長手方向Zの広範囲の領域で、異なる形状(特に、中央部53の上縁部53a及び両端部54の上縁部54aの形状)となっている。また、トナー返し部材80が供給ローラ20に侵入する侵入量は、1.5mmとした。
Here, as shown in FIG. 7C to FIG. 7E, the
図7(b)〜図7(e)に示されるように、供給ローラ20の中央部(B−B断面)では、トナー返し部材80における中央部53は供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に1回折り曲げられている(非侵入折り曲げ部分、角度R1)。そして、供給ローラ20の両端部(A−A断面とC−C断面)では、トナー返し部材80における両端部54は、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央に向かってさらにもう1回折り曲げられている。両端部54は、非侵入折り曲げ部分とも表現でき、角度R2に設定されている。
As shown in FIGS. 7B to 7E, in the central portion (BB cross section) of the
まとめると、『現像剤返し部材』であるトナー返し部材80は、供給ローラ20と近い側で供給ローラ20に近傍で対向、接触又は侵入する『第1縁部』である侵入部159を有する。また、トナー返し部材80は、長手方向Zで近接部59からの位置が異なって供給ローラ20から遠い側の『第2縁部』である上縁部53a及び上縁部54aを有する。
In summary, the
ここでは、例えば、供給ローラ20の中央部(B−B断面)では、中央部53が供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に角度R1=30度となるように折り曲げられている。また、供給ローラ20の両端部から5.0mmの位置(A−A断面とC−C断面)では、両端部54が供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に角度R2=60度となるように、さらにもう一回折り曲げられている。
Here, for example, at the central portion (BB cross section) of the
図7(a)に示されるように、現像ローラ17及び供給ローラ20の間の貯留部Qでは、トナーTが動いている。この図7(a)は、貯留部Qに貯留しているトナーTの動きを重力方向上側から見た図に相当する。トナーTは、貯留部Qにおける供給ローラ20の長手方向Zの中央側へと搬送され、非侵入部258及び中央部53に跳ね返されて矢印F8方向から矢印F9方向へ(即ち、供給ローラ20の長手中央から長手両端部へと向かう方向)へと広がっていく。
As shown in FIG. 7A, the toner T moves in the storage portion Q between the developing
前述したように、貯留部Qにおける供給ローラ20の両端部では、トナー返し部材80の両端部54が、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央の方向に向かって折り曲げられている。そのために、トナーTは、両端部54によって矢印F9方向のように、ニップ部Nの方向、かつ、長手方向Zの中央の方向に向かって跳ね返される。その後、吸込部Mから搬送されたトナーTと合流して、矢印F8方向のように再びトナー返し部材80に到達する。
As described above, at both end portions of the
このようにして、貯留部Qの内部で長手方向Zにトナー循環をさせることで、撹拌部材22のトナー供給ムラが発生する場合でも、トナーTが循環するので供給ローラ20が均一なトナーを吸い込むことが可能になる。
In this way, by circulating the toner in the longitudinal direction Z inside the storage portion Q, the toner T circulates even when the toner supply unevenness of the agitating
また、実施例1又は2と同様に長手方向Zに異なる印字率の画像パターンを多く出力した場合でも、貯留部Qの内部でトナーTが循環するので、局所的な劣化が小さくなり、トナー劣化を低減し、トナー融着等を防止することが可能になった。 Further, even when a large number of image patterns having different printing ratios are output in the longitudinal direction Z as in the first or second embodiment, the toner T circulates inside the storage portion Q, so that local deterioration is reduced and toner deterioration is reduced. This makes it possible to prevent toner fusion and the like.
また、トナー返し部材80の中央部53の長手全域が、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に折り曲げられている(非侵入折り曲げ部分、角度R1)ことによって、撹拌部材22から搬送されたトナーTの搬送が容易になる。
Further, the entire length of the
図8は、撹拌部材22が搬送するトナーTが搬送される軌跡を示す断面図である。図8(a)は、トナー返し部材90が折り曲げられた構成を示す断面図である。図8(b)は、トナー返し部材90が折り曲げられていない構成を示す断面図である。図8(b)に示されるように、トナー返し部材90の近接部59(非侵入部)及び中央部58が一体的に直線的に伸びる構成の場合には、トナー軌跡G1では、貯留部QにトナーTを搬送することができず、より搬送能力が必要なより高いトナー軌跡G2が必要となる。トナー軌跡G2でないと、トナーTがトナー返し部材91を超えられない。
FIG. 8 is a cross-sectional view illustrating a trajectory in which the toner T transported by the stirring
これに対して、図8(a)に示されるように、トナー返し部材90の近接部59(非侵入部)及び中央部58が供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nに向かって折り曲げられる構成の場合には、トナー軌跡G1でも、貯留部QにトナーTを搬送できる。ちなみに、ここでは、中央部53の鉛直方向に対する角度R1となっている。このために、撹拌部材22によるトナーTの汲み上げ能力が最小限で済まされる。
On the other hand, as shown in FIG. 8A, the proximity portion 59 (non-intrusion portion) and the
また、トナー返し部材の中央部53の長手全域が、供給ローラ20と現像ローラ17のニップ部Nの方向に折り曲げられている(非侵入折り曲げ部分、角度R1)ことによって、貯留部Qに貯留したトナーが収納室18に戻りにくくなる。つまり、プロセススピードを変化させたときの供給ローラ20の回転速度が増加した場合やプリンタ紙詰まり時にカートリッジを出し入れ時にカートリッジを傾けた場合などでも、以下のようになる。つまり、貯留部Qに貯留したトナーTが収納室18に戻りにくく、撹拌部材22によって搬送したトナーTを効率よく貯留部Qに保持し、供給ローラ20に供給することが可能となる。
Further, the entire length of the
これにより現像ローラ17に対して必要な分だけトナーを供給し、且つ、不要な分は一時、貯留部Qに貯めることができるため、撹拌部材22によるトナー汲み上げを最小限にすることができる。
As a result, the necessary amount of toner can be supplied to the developing
以上説明したように、実施例3の構成によれば、供給ローラ20へのトナーTの供給を効率良く行え、ベタ濃度の安定性を改善し、高品位な画像を供給することができる。
As described above, according to the configuration of the third embodiment, the toner T can be efficiently supplied to the
なお、前述した実施例1、2のトナー返し部材50、70は供給ローラ20に対して近傍で対向する構成であり、実施例3のトナー返し部材80は供給ローラ20に対して侵入する構成であったが、この構成に限定されなくても良い。すなわち、トナー返し部材50、70、80は、供給ローラ20に対して近傍で対向、接触、侵入のいずれの構成であっても良い。
The
以上、実施例1〜3について説明をした。前述した実施例1〜3では、カラー画像形成が可能な画像形成装置を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。モノクロ画像形成が可能な画像形成装置であっても良く、前記画像形成装置における現像装置に本発明を通用することにより同様の効果を得ることができる。 The examples 1 to 3 have been described above. In the first to third embodiments described above, an image forming apparatus capable of forming a color image is illustrated, but the present invention is not limited to this. An image forming apparatus capable of forming a monochrome image may be used, and the same effect can be obtained by applying the present invention to the developing device in the image forming apparatus.
また、前述した実施例1〜3では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、これらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置や、記録剤担持体を使用し、前記記録剤担持体に担持された記録材に各色のトナー像を順次重ね合わせて転写する画像形成装置であっても良い。この場合には、前記画像形成装置における現像装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。 In the first to third embodiments, the printer is exemplified as the image forming apparatus. However, the present invention is not limited to this. That is, for example, another image forming apparatus such as a copying machine or a facsimile machine, another image forming apparatus such as a combined machine combining these functions, or a recording agent carrier is used and is carried on the recording agent carrier. Further, the image forming apparatus may sequentially transfer the toner images of the respective colors onto the recording material. In this case, the same effect can be obtained by applying the present invention to the developing device in the image forming apparatus.
4・・・現像ユニット(現像装置)、17・・・現像ローラ(現像剤担持体)、20・・・供給ローラ、18・・・収納室、22・・・撹拌部材(搬送部材)
51・・・両端部、51a・・・上縁部(第2端部)、58・・・中央部、58a・・・上縁部(第2端部)
52・・・両端部、52a・・・上縁部(第2端部)、158・・・中央部、158a・・・上縁部(第2端部)
54・・・両端部、54a・・・上縁部(第2端部)、53・・・中央部、53a・・・上縁部(第2端部)
59・・・近接部(第1端部)、159・・・侵入部(第1端部)
E・・・回転方向(反対方向)、N・・・ニップ部、T・・・トナー、Q・・・貯留部、Z・・・長手方向
DESCRIPTION OF
51 ... Both ends, 51a ... Upper edge (second end), 58 ... Center, 58a ... Upper edge (second end)
52 ... Both ends, 52a ... Upper edge (second end), 158 ... Center, 158a ... Upper edge (second end)
54 ... Both ends, 54a ... Upper edge (second end), 53 ... Center, 53a ... Upper edge (second end)
59 ... Proximity part (first end part), 159 ... Intrusion part (first end part)
E: rotational direction (opposite direction), N: nip, T: toner, Q: reservoir, Z: longitudinal direction
Claims (7)
前記現像剤担持体にニップ部で接触又は侵入され、前記ニップ部で前記現像剤担持体の表面に対して反対方向に回転自在で、前記現像剤担持体に現像剤を供給するために現像剤を内包する供給ローラと、
前記供給ローラの上方に配置されて現像剤を貯留する貯留部と、
前記貯留部よりも下方に配置されて現像剤を収納する収納室と、
前記収納室の内部に配置され、前記収納室から前記貯留部へと現像剤を搬送する搬送部材と、
前記ニップ部に対する前記供給ローラの回転方向の下流領域で、前記供給ローラに近い側で前記供給ローラに近傍で対向、接触又は侵入する第1縁部、及び、前記供給ローラから遠い側に形成されて長手方向で前記第1縁部からの位置が異なる第2縁部を有する現像剤返し部材と、
を備えることを特徴とする現像装置。 A developer carrying member that is rotatable while carrying the developer;
A developer that contacts or intrudes into the developer carrying member at a nip portion and is rotatable in the opposite direction with respect to the surface of the developer carrying member at the nip portion to supply the developer to the developer carrying member. A supply roller containing
A storage unit disposed above the supply roller for storing the developer;
A storage chamber that is disposed below the reservoir and stores the developer;
A transport member disposed inside the storage chamber and transporting the developer from the storage chamber to the reservoir;
In the downstream region in the rotation direction of the supply roller with respect to the nip portion, a first edge that opposes, contacts, or enters the supply roller in the vicinity of the supply roller on the side close to the supply roller, and a side far from the supply roller is formed. And a developer return member having a second edge that is different in position from the first edge in the longitudinal direction;
A developing device comprising:
前記両端上縁部は前記中央上縁部よりも前記第1縁部に近い位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 The second edge portion includes upper edge portions at both ends of the both end portions defined on both ends in the longitudinal direction of the developer returning member, and a center portion defined on the center side in the longitudinal direction of the developer returning member. Having a central upper edge,
The developing device according to claim 1, wherein the upper edge portions of both ends are set closer to the first edge portion than the central upper edge portion.
前記両端部は、前記中央部よりも前記供給ローラ及び前記現像剤担持体のニップ部の方向、かつ、長手方向の中央の方向へ向かって折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 The second edge portion includes upper edge portions at both ends of the both end portions defined on both ends in the longitudinal direction of the developer returning member, and a center portion defined on the center side in the longitudinal direction of the developer returning member. Having a central upper edge,
The both end portions are bent toward the nip portion of the supply roller and the developer carrier and toward the center in the longitudinal direction from the center portion. Development device.
前記現像剤担持体にニップ部で接触又は侵入され、前記ニップ部で前記現像剤担持体の表面に対して反対方向に回転自在で、前記現像剤担持体に現像剤を供給するために現像剤を内包する供給ローラと、
前記供給ローラの上方に配置されて現像剤を貯留する貯留部と、
前記貯留部よりも下方に配置されて現像剤を収納する収納室と、
前記収納室の内部に配置され、前記収納室から前記貯留部へと現像剤を搬送する搬送部材と、
前記ニップ部に対する前記供給ローラの回転方向の下流領域で、前記供給ローラに近い側で前記供給ローラに近傍で対向、接触又は侵入する第1縁部、及び、前記供給ローラから遠い側に形成される第2縁部を有する現像剤返し部材と、
を備え、
前記第2縁部は、前記現像剤返し部材の長手方向の両端側に区画される両端部、及び、前記現像剤返し部材の長手方向の中央側に区画される中央部の上縁部であり、
前記両端部の一部に穴が形成され、又は、前記両端部の上部が前記供給ローラの回転方向の下流側に向かって折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 A developer carrying member that is rotatable while carrying the developer;
A developer that contacts or intrudes into the developer carrying member at a nip portion and is rotatable in the opposite direction with respect to the surface of the developer carrying member at the nip portion to supply the developer to the developer carrying member. A supply roller containing
A storage unit disposed above the supply roller for storing the developer;
A storage chamber that is disposed below the reservoir and stores the developer;
A transport member disposed inside the storage chamber and transporting the developer from the storage chamber to the reservoir;
In the downstream region in the rotation direction of the supply roller with respect to the nip portion, a first edge that opposes, contacts or enters the supply roller in the vicinity of the supply roller on the side close to the supply roller, and a side far from the supply roller is formed. A developer return member having a second edge;
With
The second edge part is an upper edge part of a center part partitioned at both ends of the developer return member in the longitudinal direction and a center part of the developer return member in the longitudinal direction. ,
The developing device according to claim 1, wherein a hole is formed in a part of the both end portions, or an upper portion of the both end portions is bent toward a downstream side in a rotation direction of the supply roller.
画像形成装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ。 A developing device according to any one of claims 1 to 5,
A process cartridge that is detachable from the main body of the image forming apparatus.
請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の現像装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 An image carrier for carrying an electrostatic image;
A developing device according to any one of claims 1 to 5,
An image forming apparatus comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012040943A JP2013178305A (en) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | Developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012040943A JP2013178305A (en) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | Developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013178305A true JP2013178305A (en) | 2013-09-09 |
Family
ID=49270013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012040943A Pending JP2013178305A (en) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | Developing device, process cartridge, and image forming apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013178305A (en) |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012040943A patent/JP2013178305A/en active Pending
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