JP2013176630A - 四肢高気圧装置用制御装置 - Google Patents

四肢高気圧装置用制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高い効率および短い処理時間で患者の体の種々の外傷または損傷を治療するための高気圧外傷治療装置および方法を提供する。
【解決手段】高気圧装置100は、装置内の高気圧外傷治療チャンバ114の領域に気体を選択的に供給し、領域から気体を選択的に排気するように、操作可能な制御装置を備える。制御装置は、四肢を挿通させる目的で装置に十分な剛性をもたらすために装置の通路を膨張させ、四肢に対してシールを生成するために膨張性カフ112を膨張させるように、機能している。また、制御装置は、チャンバ内に溜まっている周囲空気を排気し、その後で四肢の治療のために酸素をチャンバ内に導くように、機能することが可能である。カフは、膨張して四肢に対してシールを生成したとき、治療気体がチャンバ内に供給されるとき、任意選択的にチャンバ内に少なくとも部分的に配置されている。
【選択図】図9

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2007年5月31に出願された米国仮特許出願第60/932,708号および2007年11月6日に出願された米国仮特許出願第61/002,077号の出願日の利得を主張するものであり、これらの開示内容は、参照することにより、ここに含まれるものとする。
高気圧チャンバは、患者の体の損傷または外傷の治癒を早めるために、治療気体を加えるための密封環境を作り出す装置である。特許文献1を参照されたい。この開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。加圧酸素をこのようなカプセル化された環境内に導入することによって、様々な種類の損傷および外傷の治癒が促進されることになる。特に、高気圧チャンバによる損傷および外傷の治療を種々の刺激剤と併せて行うことによって、肉芽化が促進され、毛細血管の酸素圧が高められ、血管新成に関連する成長因子VEGF、HB−EGI、およびKGFの発現を高め、これによって、細菌の増殖を抑止するのに必要な白血球機能を刺激することができる。また、高気圧チャンバ内への湿気の導入も、良好な結果をもたらすことができる。
高気圧チャンバが損傷および外傷を治癒するために最初に導入されたときは、これらの高気圧チャンバは、体の全体を包み込むようになっていた。時間が経過すると共に、高気圧チャンバは、より精巧になり、かつ多くの機能を含むようになり、例えば、特許文献1に記載されているような局所用高気圧チャンバも開発されてきた。
米国特許第5,060,644号明細書
しかし、高い効率および短い処理時間で患者の体の種々の外傷または損傷を治療するための高気圧外傷治療装置および方法が、今もなお必要とされている。
本発明の一態様によれば、高気圧外傷治療装置は、内部および内部と連通している開端を有しているチャンバと、チャンバに連結された膨張性四肢スリーブであって、チャンバの開端の近くでチャンバの内部に少なくとも部分的に配置可能になっている、膨張性四肢スリーブと、を備えている。
本発明の一実施形態では、高気圧外傷治療装置を操作する方法は、四肢を膨張性四肢 スリーブを通して装置のチャンバの開端内に挿入することを含んでいる。ここで、スリーブは、チャンバに連結されており、開端においてチャンバ内に少なくとも部分的に配置可能になっている。本方法は、四肢がスリーブ内に配置されたとき、スリーブを膨張状態に膨張させ、これによって、四肢の周囲にスリーブを密封することをさらに含んでいる。
他の実施形態では、高気圧外傷治療装置は、開端を有しているチャンバと、挿通される患者の四肢を受け入れるために、チャンバに連結された手段と、を備えている。この手段は、四肢を受け入れることができる第1の状態から、四肢の周囲に少なくとも部分的シールを形成する第2の状態に膨張可能になっている。第2の状態にあるとき、この手段は、チャンバの開端に隣接して、チャンバ内に少なくとも部分的に配置可能になっている。
さらに他の実施形態では、患者の四肢を治療する高気圧外傷治療装置は、治療される患者の四肢の一部を受け入れるように構成された内部を画定している柔軟チャンバであって、チャンバの内部と連通している開端を有している、柔軟チャンバを備えている。本装置は、開端に隣接して、チャンバに連結された膨張性スリーブをさらに備えている。スリーブは、内壁から離間された外壁を備えており、それらの内壁と外壁との間に内部領域を画定している。スリーブの少なくとも一部は、チャンバの開端に隣接して、チャンバの内部に拡張可能になっている。スリーブは、患者の四肢がスリーブを通してチャンバの内部の一部内に挿入可能となる第1の状態と、スリーブがチャンバ内に受け入れられている患者の四肢の周囲に少なくとも部分的シールを形成する第2の状態との間で膨張可能になっている。
本発明の他の態様では、高気圧外傷治療装置を制御するための制御装置は、負圧を生じさせるように操作可能な気体搬送アセンブリと、気体搬送アセンブリに連結された制御装置とを備えている。制御機器は、気体搬送アセンブリの一部が治療装置と連通している状態をもたらし、かつ治療装置内から周囲空気のような気体を少なくとも部分的に排気することによって、治療装置内に負圧を生じさせるように、気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっている。
一実施形態では、高気圧外傷治療制御装置は、高気圧外傷治療装置の少なくとも一部内に負圧を生じさせるための手段を備えている。本制御装置は、手段に連結された制御機器であって、手段が治療装置の一部と連通している状態をもたらし、かつ治療装置の一部内から気体を少なくとも部分的に排気することによって、治療装置の一部内に負圧を生じさせるように、手段を制御すべく操作可能になっている、制御機器をさらに備えている。
他の実施形態では、高気圧外傷治療装置に気体を出入りさせる方法は、四肢を治療チャンバの開端内に挿入し、開端においてチャンバを密封した後、治療装置の治療チャンバ内に負圧を生じることを含んでいる。本方法は、治療チャンバ内から気体を少なくとも部分的に排気させることと、治療チャンバから気体が排気された後、治療チャンバ内に治療気体を供給することと、をさらに含んでいる。
さらに他の実施形態では、折畳み式高気圧外傷装置に出入りする気体の流れを制御する方法は、開端を有する装置の治療チャンバ内に四肢を挿入する前に、装置を剛性状態に保持するための装置の膨張性リブを、気体によって少なくとも部分的に膨張させることを含んでいる。本方法は、患者の四肢を受け入れるための装置の膨張性スリーブを、チャンバの開端において四肢を少なくとも部分的に密封する膨張状態に膨張させることをさらに含んでいる。加えて、本方法は、チャンバおよびリブの少なくとも1つから気体を少なくとも部分的に排気することと、この排気の後、チャンバに治療気体を供給することと、を含んでいる。
さらに他の実施形態では、折畳み式高気圧外傷治療装置に出入りする気体流れを制御する制御装置は、治療装置の膨張性スリーブ、治療チャンバ、および膨張性リブにそれぞれ連結されるように構成された第1の制御弁、第2の制御弁、および第3の制御弁を備えている。治療装置内において、膨張性リブは、治療装置を剛性状態に保持するためのものであり、治療チャンバは、患者の四肢を受け入れるための開端を備えており、膨張性スリーブは、スリーブが膨張状態にあるとき、チャンバの開端において四肢を密封するためのものである。本制御装置は、これらの制御弁を選択的に制御し、かつ第1の弁、第2の弁、および第3の弁の少なくとも1つが気体源またはポンプと流体連通している状態を選択的にもたらすプロセッサをさらに備えている。プロセッサは、四肢がチャンバ内に受け入れられる前に、リブを気体によって少なくとも部分的に膨張させるために第3の弁を制御し、チャンバの開端において四肢に対してスリーブを少なくとも部分的に密封するために第1の弁を制御し、スリーブを膨張させて、四肢に対してスリーブを密封した後、ポンプの操作に基づいて、チャンバから気体を少なくとも部分的に排気させるために第2の弁を制御し、かつ気体源から治療気体をチャンバに供給するために第2の弁を制御すべく、操作可能になっている。
本発明の他の態様では、高気圧外傷治療装置は、内部および内部と連通している開端を有しているチャンバと、四肢を受入れるように構成され、かつチャンバに連結された膨張性四肢スリーブと、を備えている。スリーブは、開端に隣接して、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置可能になっている。本装置は、スリーブおよびチャンバの内部に連結された、負圧を生じさせるための気体搬送アセンブリと、気体搬送アセンブリに連結された制御機器とをさらに備えている。制御機器は、スリーブが開端においてチャンバの内部に少なくとも部分的に配置されている状態で、チャンバの開端に隣接して、四肢を少なくとも部分的に密封する膨張状態にスリーブを膨張させ、かつスリーブの膨張の後、チャンバの内部から気体を排気させることによって、チャンバの内部に負圧を生じさせるように、気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっている。
さらに他の実施形態では、高気圧外傷治療装置に治療気体を供給する方法は、四肢を膨張性スリーブを通して装置のチャンバの内部に挿入した後、(ここで、チャンバは、内部と連通している開端を有し、膨張性スリーブは、チャンバに連結され、開端に隣接して、チャンバの内部に少なくとも部分的に配置可能になっており)、四肢スリーブがチャンバの内部に少なくとも部分的に配置された状態で、開端に隣接して、四肢とスリーブとの間に少なくとも部分的シールを生成する膨張状態に、四肢スリーブを膨張させることを含んでいる。また、本方法は、シールを生成させた後、チャンバの内部から気体を少なくとも部分的に排気させることと、チャンバの内部から気体を排気させた後、チャンバの内部に治療気体を供給することと、を含んでいる。
本発明の付加的な特徴および利点は、開示される実施形態の以下の詳細な説明を検討すれば、当業者に明らかになるだろう。
本発明の種々の目的、利点、および特徴は、添付の図面と関連して、以下の詳細な説明を読むことから、さらに十分に明らかになるだろう。なお、図面において、同様の参照番号は、同様の部品を指すものとする。
本発明の一態様による例示的な制御装置の斜視図である。 図1の制御装置の内部を示す概略図である。 本発明の実施形態による制御装置の制御モジュールの制御に基づく例示的な制御回路の部分的略ブロック図である。 本発明の態様によるプロセスのフローチャートである。 本発明の態様による高気圧外傷治療装置に連結された制御装置の部分的略ブロック図である。 高気圧外傷治療装置の実施形態の概略図である。 図6の高気圧外傷治療装置の一部の実施形態を示す断面図である。 高気圧外傷治療装置の他の実施形態の概略図である。 高気圧外傷治療装置用のシールの概略図である。 本発明による制御装置と共に用いられる局所用高気圧外傷治療装置の概略図である。
図1は、本発明の態様による柔軟な高気圧外傷治療装置の操作を制御するように構成された高気圧制御装置10の斜視図である。制御装置10は、望ましくは、可搬式であり、オペレータによって、容易に持ち上げられ、異なる手術位置に移動されることが可能になっている。制御装置10のハウジング11は、側パネル12A,12B、端パネル13A,13B、底パネル(図示せず)、および上パネル14を備えている。以下に記載されると共に図示される本発明の実施形態は、柔軟式の外傷治療チャンバであるが、本発明による制御装置は、米国特許第5,060,644号明細書に記載されているような剛性式の外傷治療チャンバと共に利用されてもよいことを理解されたい。
図1を参照すると、上パネル14は、表示器または表示灯68,70,72と、制御装置10の操作を制御するスイッチ26,28,34とを有している。表示灯68,70,72は、それぞれ、「リブを充填(fill ribs)」、「カフを充填(fill cuff)」、および「高気圧治療(hyperbaric therapy)」のような操作モードまたは操作サイクルを示し、スイッチ26,28,34には、それぞれ、「カフ充填(cuff fill)」、「停止(stop)」、および「開始(start)」のラベルが付されている。従って、制御装置10は、理解するのが容易でかつ用いるのが容易なスイッチ、および実施される具体的な操作に関してユーザに注意を喚起する表示器を備えていることになる。代替的実施形態では、表示灯に加えて、制御装置10の表示器は、どのような他の形態、例えば、音声的、視覚的、またはその両方の形態であってもよい。
図2も参照すると、空気電磁制御弁36,38,40および圧力除去弁42,43,44が、ハウジング11の裏面の側パネル12Bに取り付けられている。真空ポンプ41が、端パネル13Aに取り付けられ、電力スイッチ74および120VAC電源コード23を備えている電源58が、端パネル13Bに取り付けられている。空気電磁制御弁は、クリッパード(Clippard) MME−3PDS(Clippard Instrument Laboratory、オハイオ州シンシナティ)とすることができ、圧力除去弁は、エアトロール(Airtrol)RV−5300−10−W/K(Airtrol Components Inc.、ウィスコンシン州ニューバーリン)とすることができ、真空ポンプは、メド(Medo)VP0125−V1005−D2−0511(Medo USA、イリノイ州ハノ−バーパーク)とすることができる。空気電磁制御弁に加えて、制御装置10は、当技術分野において知られている制御装置の操作を行うどのような形式の弁などを含んでいてもよい。さらに、圧力除去弁に加えて、他の形式の弁が利用されてもよい。ここに述べた電磁弁に加えて、比例電磁弁が利用されてもよい。
図2をさらに参照すると共に、図3および図5も参照すると、供給源(図示せず)からの酸素のような治療気体が、側パネル12Aに取り付けられた給気口45bを介して制御装置10内に入り、それぞれの制御弁36,38,40の供給口に送給されることになる。給排気口45c,45d、および給排気口アセンブリ45eが、側パネル12Aに取り付けられており、それぞれ、制御弁38,36,40に接続されている。アセンブリ45eは、制御装置10のマイクロプロセッサ60に電気的に接続された従来式の圧力センサ145eを備えている。圧力除去弁42,43,44は、それぞれ、制御弁36,38,40と給排気口45d,45cおよび給排気口アセンブリ45eとの間の流路に接続されている。真空ポンプ41は、空気制御弁38,40の排気口に接続されている。除去弁42,43,44、真空ポンプ41、およびカフ制御弁36のそれぞれの排気口は、側パネル12Aに取り付けられた脱気口45aに通じている。給排気口、給排気口アセンブリ、制御弁、除去弁、およびポンプ41を相互接続する管類は、従来の1/4インチ(0.64センチ)径管類とすることができる。脱気口45aに接続される排気ライン用の管類は、従来の1/8インチ径管類とすることができる。外傷治療装置のチャンバ、カフまたはリブに出入りする気体、例えば、空気または治療気体を制御するために、どのような装置または構成が利用されてもよい。
図2および図3を参照すると、電源コード23は、制御装置10内の電子制御回路90に電力を供給する目的で、+12Vおよび+5Vを生成するために、スイッチ74および電源モジュール58に繋がれている。制御モジュール22が、上パネル14に取り付けられている。制御モジュール22は、制御装置10の制御回路90に繋がれたプログラム可能マイクロプロセッサ60を備えている。以下に詳細に説明するように、制御モジュール22のマイクロプロセッサ60は、気体を弁36,38,40を介して高気圧外傷装置に出入りさせるように、弁36,38,40に繋がれた制御回路90を制御すべく操作可能になっている。一実施形態では、制御モジュール22は、制御装置10の制御弁に接続された制御回路90の電子回路の一部または全てを含むことができ、マイクロプロセッサ、弁、および制御回路を組み合わせて操作することによって、高気圧外傷装置に気体を出入りさせることができる。どのような形式の電力構成または電源が利用されてもよい。例えば、電源は、バッテリであってもよい。
さらに、図3を参照すると共に、図5をさらに参照すると、制御回路90は、酸素のような気体の流れを柔軟な高気圧装置100にもたらす制御弁36,38、40の各々の操作を制御するために、用いられるものである。主電力スイッチ74によって、120VACの電力が印加され、供給モジュール58に供給されて、この供給モジュール58が、制御回路90を操作するための+12Vおよび5Vをもたらすようになっている。制御モジュール22は、制御装置10の機能、例えば、時間シーケンス、圧力シーケンス、および間欠的圧縮を操作するようになっている。間欠的圧縮は、当技術分野においてよく知られている技術により、任意選択的に、圧力センサ145eによって装置100のチャンバ114内で検出された圧力に基づいて、制御モジュール22によって決定され、かつ調整されるようになっている。
プログラム可能マイクロプロセッサ60は、制御装置10のソフトウエアプログラム制御をもたらすものである。以下にさらに詳細に説明することになるが、マイクロプロセッサ60は、一般的に、使用時において、カフ112,リブ110、およびチャンバ114を備えている高気圧装置100を操作する指令を含んでいる。一実施形態では、マイクロプロセッサ60は、循環に関する指令を含んでおり、望ましくは、B7において受信した(圧力センサ145eによって検出されるようなチャンバ114内の圧力を表す)信号に基づいて、装置100のチャンバ114内に気体を循環させるようになっている。マイクロプロセッサ60は、オペレータが患者に対して高気圧治療の準備を開始するときに作動されるスイッチ34から開始信号を受信するようになっている。次いで、マイクロプロセッサ60は、トランジスタ62,62,62,62の各々のベースを制御する出力信号を、それぞれ、ポートA2,B1,B2,B3に与えることになる。代替的実施形態では、循環は、オペレータによって入力された情報に基づいて、行われてもよい。オペレータは、必要に応じて、治療時間を設定し、かつ調整することができる。例えば、深部静脈血栓症(DVT)の場合、循環は行われない。
出力信号ポートA2,B1,B2,B3からの主力電流は、それぞれ、抵抗61,61,61,61によって制限される電流である。抵抗61,61,61,61の各々の値は、望ましくは、1Kオームである。各制御リレー52,54,56,57は、フライバックダイオード66を有している。このフライバックダイオードは、もし設けられていないとマイクロプロセッサ60を損傷させることがある過渡電圧を抑止するものである。リレー52,54,56,57の制御に加えて、マイクロプロセッサ60は、3つの表示灯、すなわち、「リブを充填」表示灯68、「カフを充填」表示灯70、および「高気圧治療」表示灯72も制御するようになっている。表示灯68,70,72の各々は、制御装置10が実際に操作されている操作サイクルを制御装置10のオペレータに表示するものである。表示灯68,70,72は、それぞれ、マイクロプロセッサ60からの「オン」信号および「オフ」信号に応じて、トランジスタ62,62,62によって切り換えられるようになっている。マイクロプロセッサ60は、アリゾナ州チャンドラーのMicrochip Technology Inc. によって製造されている1Kバイトの内部ROM記憶装置を有する8ビットマイクロコントローラであるモデルPIC16F84Aであるとよい。スイッチングトランジスタ62〜62は、市販されている2N3904である。制御リレーは、イリノイ州シャンバーグのOmron Electronics LICによって製造されているモデルG2R−1S−ASI−DC12であるとよい。マイクロプロセッサ60は、内部に記憶されている指令を実行することができるどのような形式のコンピュータ、プロセッサ、または電子部品であってもよい。
図6は、米国特許出願公開第2006/0185670号明細書に開示されているような、内部214および外部216を備える主チャンバ114を有している局所用高気圧外傷治療装置100を示している。この開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。チャンバ114は、一端218で閉鎖され、他端220で開口されており、患者の四肢、例えば、脚222を受け入れる内部214を画定するように寸法決めされ、かつ形作られている。他端220に隣接しているのは、四肢222を密封するための膨張性カフシール112である。
図7も参照すると、チャンバ114は、外側シート224および内側シート226を備える折畳み式バッグによって画定されており、これら2つのシート224,226間に、空間225が画定されている。装置100は、流体口120,121,122を備えている。流体口120,121,122は、それぞれ、カフ112の内部、空間225、およびチャンバ114の内部214に連通しており、これらの流体口を通って、気体が制御装置10の操作に基づいて運ばれるようになっている。制御装置10の給排気口45c,45dおよび給排気口アセンブリ45eは、それぞれ、装置100の流体口121,120,122に流体連通して接続されている。
一実施形態では、制御装置10によって、気体がシート224,226間の空間225に送られ、装置100を剛性状態に膨張させ、チャンバ114の内部の気体圧が略周囲圧と周囲圧を超える圧力との間で循環されるとき、装置100を剛性状態に保持するようになっている。他の実施形態では、チャンバ114の内側の治療気体が、制御装置10によって、少なくとも略大気圧または略周囲圧と大気圧または周囲圧を最大で略50mmHg超える圧力との間で循環されていてもよい。
図6を参照すると、装置100は、シート224,226間に形成された複数の相互接続ポケット230または小形チャンバをさらに備えていてもよい。ポケットは、材料シートの一部を選択された不連続な箇所において互いに固着させることによって、形成することができる。これらのシートは、選択された部分において、どのような適切な手段によって固着されてもよい。例えば、シートは、ワッフル・パターン状に配列された不連続な選択箇所において、接着によるシール、ヒートシール、または超音波溶接によって、互いに固着されてもよい。本発明は、相互接続ポケット230を形成するための特定パターンに制限されるものではなく、他のパターンが利用されてもよい。
図8は、本発明の付加的な実施形態を示している。相互接続ポケット230を用いる代わりに、高気圧治療装置210は、装置210の両側に沿って少なくとも部分的に延在する膨張性リブ110を有することができる。この実施形態では、2枚のシート224,226は、それらの間で直線状に互いに固着され、これによって、長い通路または長い膨張性リブ110をもたらすようになっているとよい。リブ110は、チャンバ114を全体的または部分的に取り巻くことができ、どのような数のこのようなリブ110が設けられてもよい。リブ110は、前述した方法のいずれによって、形成されてもよい。
図4は、制御装置10の操作を制御するために、マイクロプロセッサ60が実行する操作を含んでいるフローチャート75である。本発明の特徴を説明するために、高気圧装置100と関連させて、制御装置10の操作を説明する。図4と図1、図5および図6を参照すると、ブロック76において、オペレータは、主電力スイッチ74をオン操作し、マイクロプロセッサ60および関連する電子制御回路90を初期設定することによって、高気圧バッグの準備サイクルを開始する。次いで、オペレータは、「開始(start)」スイッチ34を押し、信号をマイクロプロセッサ60に送信する。これによって、リブ充填弁38を作動させる信号がポートB3に与えられ、「リブ充填」表示灯68を作動させる信号がポートA3に与えられることになる。酸素、窒素のような他の気体、または周囲空気が給排気口45cに供給され、リブ110を膨張させ、余剰の酸素は、リブ用圧力除去弁43を通って、脱気口45aに流れることになる。一実施形態では、弁38は、装置100の相互接続ポケット230に出入りする気体の流れを制御してもよい。
次に、ブロック78において、マイクロプロセッサ60は、5分タイマーを始動させ、オペレータが準備手順の停止を望んでいることを示す「停止(stop)」スイッチ28のオン操作が行われるかどうかの判断を確認する。「停止」スイッチ28が押された場合、マイクロプロセッサ60は、空気電磁制御弁36,38,40を休止状態にする指令を出力し、もし真空ポンプ41が作動しているなら、この真空ポンプを停止させ、もし表示灯68,70,72が点灯しているなら、これらの表示灯を消灯させることになる。五分タイマーが切れた後、ブロック80において、マイクロプロセッサ60は、「リブ充填」空気電磁制御弁38を停止する指令、および「リブを充填」表示灯68を消灯する指令を、それぞれ、ポートB3およびポートA3に与える。
リブ110が十分に膨張した状態で、患者の四肢がブロック83においてチャンバ114内に置かれ、「カフ充填」スイッチ26が作動されることになる。カフ充填スイッチからの信号を受信すると、マイクロプロセッサ60は、カフ充填弁36を作動する信号をポートA2に与え、「カフを充填」表示灯70を作動させる信号をポートA1に与える。カフ112は、周囲の大気からの空気を用いて膨張されてもよいし、または窒素などの他の気体を用いて、膨張されてもよいことを理解されたい。
次に、ブロック85において、マイクロプロセッサ60は、2分タイマーを始動させ、オペレータが準備手順の停止を望んでいることを示す「停止」スイッチ28のオン操作が行われるかどうかの判断を確認する。2分タイマーが切れた後、マイクロプロセッサ60は、ポートA1,A2の両方をオン状態のままとし、酸素が「カフ充填」空気電磁制御弁36および弁45d内を流れている状態を保持すると共に、「カフを充填」表示灯70が点灯している状態を保つことになる。カフ112に流れている余剰の酸素は、圧力除去弁42によって排出され、脱気口45aを通って制御装置10の外に放出されるようになっている。カフ112が十分に膨張した状態で、柔軟な高気圧バッグ100は、患者の四肢に密封されていることになる。
次に、ブロック86において、真空ポンプ41を利用し、チャンバ114内に存在する周囲空気をチャンバ114から除去することになる。場合によっては、膨張したリブ110は、この周囲空気の排気に耐えて、剛性状態を持続することができるようになっていてもよい。
しかし、他の例では、選択される真空ポンプの大きさにもよるが、チャンバ114とリブ110の両方における気体を同時に排気させると、有利である。この同時排気は、チャンバ114の排気が、チャンバ114の壁に圧力を加え、これらの壁を内方に引っ張ることによって、生じることになる。チャンバ114が排気されている間、リブ110を膨張状態に保つこともできるが、これは、リブ110に過度の応力を加える可能性があることが分かっている。この応力は、チャンバ114の排気がリブ110を外傷に向かって内方に引っ張っている間、リブ110が剛性状態を持続しようとすることによって、生じるものである。従って、リブ110へのこの過度の応力を除去するために、リブ110を短期間排気するとよく、これによって、チャンバ114の排気が生じるとき、リブ110内の気体が壁に加えられた圧力に対抗することなく、リブ110が内方に引っ張られることが可能になる。リブ110およびチャンバ114は、チャンバ114の壁が外傷と接触しないように、排気されるようにすることができる。従って、ブロック86において、マイクロプロセッサ60のポートB1は、+5Vを印加する指令を出力し、リレー57と係合しているトランジスタ62の接合点を飽和させ、これによって、真空ポンプ41が、リブ110内の気体および治療チャンバ114内の気体の除去を開始することになる。排気が開始される前にチャンバ114に元々存在していた気体の約95%以下が排気されるとよく、これによって、排気の後、チャンバ114内に元々存在していた気体、例えば、周囲空気の約5%がチャンバ114内に残ることになる。
代替的に、排気中、チャンバ114内の圧力に打ち勝つために、付加的な気体がリブ110に供給されてもよい。
次に、ブロック87において、マイクロプロセッサ60は、5分タイマーを始動させ、オペレータが準備手順の停止を望んでいることを示す「停止」スイッチ28のオン操作が行われるかどうかの判断を確認する。ブロック88において、5分タイマーが切れた後、マイクロプロセッサ60は、真空ポンプ41を停止する指令をポートB1に与える。リブ110が委縮し、かつチャンバ114が排気されているので、ブロック89において、マイクロプロセッサ60は、「治療チャンバ」空気電磁制御弁40を作動する指令をポートB2に与え、弁38を作動させる指令をポートB3に与える。酸素のような治療気体が、給気口45bから、弁40および給排気口アセンブリ45eを通って、治療チャンバ114内に流れることになる。一実施形態では、リブ110は、治療気体がチャンバ114に供給されるとき、同時に空気または他の気体によって膨張されるようになっている。しかし、リブ110が委縮していない場合、ブロック89において、チャンバ114のみが酸素によって充填され、治療が開始されることになる。
次に、ブロック90において、マイクロプロセッサ60は、5分タイマーを始動させ、「停止」スイッチ28のオン操作が行われるかどうかの判断を確認する。もしこのブロック中、または高気圧治療期間中の任意の時点で、治療チャンバ114内の圧力が1気圧(ATA)を50mmHg超えた場合、すなわち、810mmHgに達したとき、酸素が圧力除去弁44によって排出され、脱気ポート45aを通って制御装置10のボックスから放出されることになる。
ブロック91において、5分タイマーが切れた後、マイクロプロセッサ60は、空気電磁制御弁40を停止する指令、および「カフを充填」表示灯70を消灯する指令を、それぞれ、ポートB2およびポートA1に与える。また、マイクロプロセッサ60は、「高気圧治療」表示灯72を点灯する指令をポートB6に与える。次いで、マイクロプロセッサ60は、ブロック92において「停止」ボタン28が押されたかどうかを継続して判断することになる。最後に、ブロック93において、もし緊急事態または高気圧治療の完了のいずれかによって、「停止」ボタン28が押された場合、マイクロプロセッサ60は、カフ112への酸素流れを遮断する指令、および「高気圧治療」表示灯72を消灯する指令を、それぞれ、ポートA2およびポートB6に与える。カフ112内の酸素は、空気電磁制御弁36の排気ポートを介して、脱気ポート45aを通って制御装置10から大気に放出されることになる。タイマーが全体を通して用いられているが、本発明の実施形態では、ここに記載されているブロックのいくつかまたは全てにおいて、タイマーは必ずしも必要ではなく、または必ずしも用いられなくてもよい。タイマーが内蔵されていない場合、停止ボタンを押すことによって、動作中のプロセスを簡単に停止することができる。他の実施形態では、タイマーに代わって、圧力センサのようなイベント駆動式のセンサなどが用いられてもよい。
高気圧治療の目的および例示的実施形態は、「高気圧酸素装置および供給方法」という表題の米国特許出願公開第2006/0185670A1号明細書に十分に開示されている。この開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする。
一実施形態では、制御装置10は、万一治療中にチャンバ114内の圧力がその設定圧力、例えば、1ATAよりも100mmHg高い最大圧力、すなわち、860mmHgを超えた場合に備えて、内蔵型安全機能を有していてもよい。このような実施形態では、図3および図5を参照すると、制御装置10は、1Kレジスタ61を介してトランジスタ62のベースに接続されたポートB8を備えており、フライバックダイオード66を有する制御リレー59が、トランジスタ62のコレクタをダンプ(排出)空気電磁制御弁39に連結している。「停止」スイッチ28が作動されると、制御装置10は、給排気口アセンブリ45eに流体連通している弁39を開く指令をポートB8に与え、これによって、チャンバ114を自動的に0mmHgに減圧させ、止血帯効果が生じる危険を避けるようになっている。止血帯効果は、治療圧が人体の毛細血管を閉鎖する圧力よりも高い圧力(16−33mmHg)に設定された場合、または誤動作が生じたとき、例えば、圧力センサが正確に作動していない場合、またはチャンバ114が略22mmHgを超える一定圧力に保持されているときに、生じることがある。制御装置10のこの安全機能は、慢性的外傷を患っている患者、下肢に極めて脆弱な血管系を有している患者、および毛細血管閉鎖を生じる危険が高い患者に利点をもたらすことになる。代替的実施形態では、制御装置10は、圧力センサ145eによって得られるチャンバ114内の圧力を表す信号に基づいて、弁39を開く指令をポートB8に与えるようになっている。
図9に示されている本発明の他の態様では、高気圧治療装置100のカフ112は、膨張状態にあるとき、チャンバ114の内側に部分的または全体的に配置されることが可能になっている。図9を参照すると、カフ112は、管状の膨張性スリーブ240を備えている。スリーブ240は、四肢がスリーブ240を通ってチャンバ114内に挿入されたとき、四肢に対して気密シールをもたらすことができる。スリーブは、長さLと共に内径Idおよび外径Odを有している。スリーブ240は、内壁242、外壁244、および内壁242と外壁244とを互いに接続する側壁246をさらに備えている。内径Idは、内壁242によって形成され、外径Odは、外壁244によって形成されている。
スリーブ240は、このスリーブ240に配置された空気弁248を用いて、膨張されるようになっている。一実施形態では、弁248は、制御装置10の弁45dに流体連通して繋がれている。空気または任意の適切な気体が、内壁242と外壁244との間に導入され、スリーブ240を膨張させることになる。膨張前、内径Idは、Xである。膨張時、内径は、X未満である。これによって、膨張前のスリーブ240の直径は、スリーブ240内を摺動する四肢を収容するのに十分なほど大きいが、この直径を四肢の治療されない他の部分をぴったりと取り囲むのに十分な程度まで減少させることが確実なものとなる。一実施形態では、スリーブ240は、膨張していない状態または部分的にしか膨張していない状態では、十分に大きい直径を有するように構成されている。従って、スリーブ240がこのような状態にあるとき、治療のためにチャンバ114内に挿入された四肢の一部が、スリーブの内壁242に接触することなく、スリーブ240内を摺動することができ、その一方、スリーブの直径を四肢の治療されない他の部分をぴったりと取り囲むのに十分な程度まで減少させることができる。
一実施形態では、外壁244および側壁246は、内壁242の厚みよりも大きい厚みを有しているとよい。この厚みの差によって、スリーブ240が膨張したとき、概して、これらの厚い壁は、屈曲に耐えて、それらの大きさおよび寸法を保持し、内壁242が膨張を吸収することが確実なものとなる。このように、その薄い厚みによって、内壁242は、伸長し、膨張に適合して、内径Idが四肢を密封するのに十分な大きさまで減少することになる。これによって、スリーブ240が、どのような大きさまたは形状の異なる四肢の箇所、例えば、膝または足首に対しても十分な密封をもたらすことが可能になる。
一実施形態では、スリーブの壁厚は、シート224,226によって形成されたチャンバ壁の厚みよりも大きくなっている。これは、スリーブ240が、スリーブ240の膨張によるスリーブ内の圧力と、チャンバ114内の気体によってスリーブの外側に加えられる圧力と、に耐えねばならないからである。すなわち、スリーブ240は、スリーブ240の内側からの圧力およびチャンバ114の内側からの圧力を受けることになる。スリーブ240内の圧力は、チャンバ114内の最大圧力よりも著しく小さくなっている。従って、スリーブ240の内圧および外圧は、互いに相殺されることがない。
スリーブ240をチャンバ114内に配置する利点は、スリーブ240が四肢から脱落する発生率を低減させることが確実になる点である。チャンバ114の内側の気体は、外壁244に正圧を加え、スリーブ240を四肢の適所に保持することになる。膨張中、スリーブ240は、1psi以下の圧力で膨張されるようになっている。従って、スリーブ240を四肢に保持するのに、チャンバ114の外側に配置される他の形式の外傷治療シールまたはスリーブよりも低い圧力しか必要ではない。
チャンバ114の内側に配置されるこの種のスリーブ240は、再使用可能なチャンバ、米国特許第5,060,644号明細書(この開示内容は、参照することによって、ここに含まれるものとする)に開示されているような剛性構造を有するチャンバ、および使い捨て式チャンバと共に、用いられてもよい。使い捨て式チャンバの場合、現在用いられているラテックスシールの代わりに、これらのスリーブ240を用いることができる。これは、患者によっては、ラテックスによって副作用を受けることがあるという点において、特に有利である。
図9をさらに参照すると、装置100の代替的実施形態では、スリーブ240の外壁244は、チャンバ114の内壁面249に付着されている。加えて、スリーブ240は、十分に柔軟な材料から作製されている。従って、スリーブ240が膨張していないとき、または最小限しか膨張していないとき、スリーブ240を折り畳むかまたは巻き込むことができる。望ましい一実施形態では、スリーブ240は、装置100の内部114が膨張していないかまたは最小限しか膨張していないとき、スリーブ240が内部114に存在しないように、スリーブ240を折り畳むことができる。
高気圧チャンバ装置100の説明は、単なる例示にすぎず、ここに述べた制御装置10は、どのような形式の高気圧チャンバと共に用いられてもよいことを理解されたい。例えば、制御装置10は、再使用可能なチャンバ、胴部用チャンバまたは腹部用チャンバのような局所用高気圧チャンバ、またはチャンバ114内に複数のチャンバを形成するいくつかの内部リングを有する使い捨て式高気圧チャンバと共に用いられてもよい。また、この制御装置は、減圧によって外傷を治療するチャンバ、または圧縮治療または種々の治療の組合せを行うチャンバと共に用いられるように構成されてもよい。
本発明の一実施形態では、ここに説明した制御装置10は、図10に示されているような局所用高気圧チャンバ装置300と共に利用されてもよい。米国特許第5,154,697号明細書を参照されたい。この開示内容も、参照することによって、ここに含まれるものとする。図10を参照すると、局所用装置300は、内部領域314を画定する上シート302および下シート304を備えている。加えて、局所用チャンバ300は、患者に密着して領域314と連通しているシール308を有する開口306を備えている。さらに、局所用チャンバ300は、制御装置10の真空ポンプ41および弁に接続される連結具310を備えている。いったん患者に取り付けられると、局所用装置300は、装置100の方法と同様の方法によって、制御装置10によって操作されることが可能である。
本発明をここでは特定の実施形態を参照して説明してきたが、これらの実施形態は、本発明の原理および応用の単なる例示にすぎないことを理解されたい。従って、例示的実施形態に対して多くの修正がなされてもよいこと、および添付の請求項に記載されている本発明の精神および範囲から逸脱することなく、他の構成が考案されてもよいことを理解されたい。

Claims (46)

  1. 高気圧外傷治療装置において、
    内部および前記内部に連通している開端を有しているチャンバと、
    四肢を受け入れるように構成され、かつ前記チャンバに連結された膨張性四肢スリーブであって、前記開端の近くで前記チャンバの前記内部に少なくとも部分的に配置可能になっている、膨張性四肢スリーブと、
    前記スリーブおよび前記チャンバの前記内部に連結された、負圧を生じさせるための気体搬送アセンブリと、
    前記気体搬送アセンブリに連結された制御機器であって、
    前記スリーブが前記開端において前記チャンバの前記内部に少なくとも部分的に配置されている状態で、前記チャンバの前記開端に隣接して、前記四肢を少なくとも部分的に密封する膨張状態に、前記スリーブを膨張させるように、かつ
    前記スリーブの膨張の後、前記チャンバの前記内部から気体を排気することによって、前記チャンバの前記内部に負圧を生じさせるように、
    前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっている、制御機器と、
    を備えていることを特徴とする高気圧外傷治療装置。
  2. 前記気体搬送アセンブリは、前記チャンバの前記内部の排気の後、治療気体源から治療気体を前記チャンバの前記内部に供給するように、操作可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記治療気体は、前記チャンバの前記内部を前記膨張状態にある前記スリーブ内の圧力を超える圧力で保持するように、前記チャンバの前記内部に供給されるようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  4. 前記チャンバの前記内部内において保持される前記圧力は、前記膨張状態にある前記スリーブ内の前記圧力を超えるようになっており、これによって、前記チャンバの前記内部の前記圧力は、前記四肢に対する前記スリーブの密封に寄与することになることを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記スリーブは、外径を画定している外壁および内径を画定している内壁を備えており、 前記四肢が前記スリーブ内に受け入れられている前記膨張状態において、前記内壁は、前記四肢に密封接触しており、前記外壁は、前記チャンバの前記内部の一部を画定していることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 前記外壁は、前記内壁の厚みよりも大きい厚みを有していることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記スリーブの前記膨張状態において、前記内壁の前記内径は、前記スリーブが前記膨張状態に膨張する前の前記内壁の前記内径よりも小さくなっており、前記外壁の前記外径は、前記スリーブが前記膨張状態に膨張する前の前記外壁の前記外径と実質的に同じになっていることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  8. 前記スリーブが前記膨張状態にあるとき、前記スリーブ内の圧力は、前記チャンバの前記内部の圧力よりも小さくなっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  9. 前記スリーブは、外壁および内壁を備えており、前記外壁および前記内壁は、それらの間に内部を画定しており、前記気体搬送アセンブリは、弁手段を備えており、前記弁手段を通して、気体が前記スリーブの内部および前記チャンバの内部にそれぞれ出入りすることが可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記チャンバは、前記チャンバの前記開端に開口を有すると共に前記四肢を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られた折畳み式バッグと、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブとを備えており、前記制御機器は、
    前記スリーブを前記膨張状態に膨張させる前に、前記リブを少なくとも部分的に膨張させるように、前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  11. 前記制御機器は、
    前記チャンバの内部から気体を排気させている間またはその後に、前記リブに加圧下で気体を供給するように、前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 前記気体搬送アセンブリは、ポンプおよび制御弁の少なくとも1つを備えていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  13. 前記制御機器は、
    前記チャンバの前記内部から気体を少なくとも部分的に排気させた後、気体源から加圧下で気体を前記チャンバに供給するように、前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  14. 高気圧外傷治療装置に治療気体を供給する方法であって、前記装置は、内部および前記内部に連通している開端を有しているチャンバと、前記チャンバに連結されており、前記開端に隣接して、前記チャンバの内部に少なくとも部分的に配置可能になっている膨張性スリーブとを備えている、方法において、
    四肢を前記スリーブを通して前記チャンバの前記内部に挿入した後、前記スリーブが前記チャンバの前記内部に少なくとも部分的に配置された状態で、前記開端に隣接して、前記四肢と前記スリーブとの間に少なくとも部分的シールを生成する膨張状態に、前記四肢スリーブを膨張させることと、
    前記シールを生成させた後、前記チャンバの前記内部から気体を少なくとも部分的に排気させることと、
    前記チャンバの前記内部から気体を排気させた後、前記チャンバの前記内部に治療気体を供給することと、
    を含んでいることを特徴とする方法。
  15. 前記チャンバは、折畳み式バッグを備えており、前記折畳み式バッグは、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性通路を備えており、前記方法は、
    前記チャンバの前記内部に前記治療気体を供給する前に、前記膨張性通路から気体を少なくとも部分的に排気すること
    をさらに含んでいることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記膨張性通路は、膨張性リブであることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  17. 前記治療気体は、前記チャンバの前記内部を前記膨張状態にある前記スリーブ内の圧力を超える圧力で保持するように、前記チャンバの前記内部に供給されるようになっていることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  18. 前記チャンバの前記内部において保持される前記圧力は、前記膨張状態にある前記スリーブ内の前記圧力を超えるようになっており、これによって、前記チャンバの前記内部の前記圧力は、前記スリーブと前記四肢との間にシールを生成するのに寄与することになることを特徴とする、請求項17に記載の方法、
  19. 前記スリーブは、外径を画定している外壁および内径を画定している内壁を備えており、 前記四肢が前記スリーブ内に受け入れられている前記膨張状態において、前記内壁は、前記四肢に密封接触しており、前記外壁は、前記チャンバの前記内部の一部を画定していることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  20. 前記外壁は、前記内壁の厚みよりも大きい厚みを有していることを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 前記スリーブの前記膨張状態において、前記内壁の前記内径は、前記スリーブが前記膨張状態に膨張する前の前記内壁の前記内径よりも小さくなっており、前記外壁の前記外径は、前記スリーブが前記膨張状態に膨張する前の前記外壁の前記外径と実質的に同じになっていることを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  22. 前記スリーブが前記膨張状態にあるとき、前記スリーブ内の圧力は、前記チャンバの前記内部の圧力よりも小さくなっていることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  23. 前記チャンバは、前記チャンバの前記開端に開口を有すると共に前記四肢を受け入れるように寸法決めされ、かつ形作られた折畳み式バッグと、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブとを備えており、前記方法は、
    前記四肢が前記スリーブを通って前記チャンバの前記内部に挿入される前に、前記リブを少なくとも部分的に膨張させること
    をさらに含んでいることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  24. 前記チャンバの前記内部から気体を排気している間またはその後に、前記リブに加圧下で気体を供給することをさらに含んでいることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  25. 高気圧外傷治療装置を制御するための制御装置において、
    負圧を生じさせるように操作可能な気体搬送アセンブリと、
    前記気体搬送アセンブリに連結された制御機器であって、
    前記気体搬送アセンブリの一部が前記治療装置と流体連通している状態をもたらすように、かつ
    前記治療装置内から気体を少なくとも部分的に排気させることによって、前記治療装置内に負圧を生じさせるように、
    前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっている、制御機器と、
    を備えていることを特徴とする制御装置。
  26. 前記制御機器は、
    前記気体搬送アセンブリの前記一部が患者の四肢が受け入れられている前記治療装置のチャンバに流体連通している状態をもたらすように、かつ
    前記チャンバ内から気体を少なくとも部分的に排気させることによって、前記チャンバ内に負圧を生じさせるように、
    前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項25に記載の制御装置。
  27. 前記制御機器は、
    気体源および前記治療装置が互いに流体連通している状態をもたらすように、および
    前記治療装置から気体を少なくとも部分的に排気させた後、前記気体源から前記治療装置に加圧下で気体を供給するように、
    前記気体搬送アセンブリを制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項25に記載の制御装置。
  28. 前記排気は、患者の四肢が受け入れられている前記治療装置のチャンバからの排気であり、前記気体の供給は、該チャンバへの気体の供給であることを特徴とする、請求項27に記載の制御装置。
  29. 前記治療装置は、折畳み式バッグを備えており、前記折畳み式バッグは、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブを備えており、前記制御機器は、前記リブの内部を排気するように操作可能になっていることを特徴とする、請求項27に記載の制御装置。
  30. 前記気体搬送アセンブリは、ポンプおよび制御弁の少なくとも1つを備えていることを特徴とする、請求項25に記載の制御装置。
  31. 前記気体搬送アセンブリは、前記治療装置に流体連通している弁を備えていることを特徴とする、請求項25に記載の制御装置。
  32. 前記弁は、前記弁が前記治療装置内の治療チャンバおよび通路の少なくとも1つに流体連通している状態をもたらすように、制御可能であり、前記制御機器は、
    前記チャンバおよび前記通路の少なくとも1つから気体を少なくとも部分的に排気させることによって、前記チャンバおよび前記通路の少なくとも1つに負圧を生じさせるように、
    前記弁を制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項31に記載の制御装置。
  33. 前記治療装置は、折畳み式バッグを備えており、前記通路は、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブであることを特徴とする、請求項32に記載の制御装置。
  34. 前記気体搬送アセンブリは、複数の通気口を備えており、かつ
    前記通気口の選択された少なくとも1つを通して、前記治療装置に加圧下で気体を供給すること、および
    前記通気口の少なくとも1つを通して、前記治療装置から気体を少なくとも部分的に排気することによって、前記通気口の選択された少なくとも1つを通して、前記治療装置内に負圧を生じさせること、
    の少なくとも1つを行うように操作可能になっていることを特徴とする、請求項25に記載の制御装置。
  35. 高気圧外傷制御装置において、
    高気圧外傷治療装置の少なくとも一部内に負圧を生じさせるための手段と、
    前記手段に連結されかつ操作可能となっている制御機器であって、
    前記手段が前記治療装置の前記一部と流体連通している状態をもたらし、かつ
    前記治療装置の前記一部内から気体を少なくとも部分的に排気させることによって、前記治療装置の前記一部内に負圧を生じさせるように、
    前記手段を制御すべく操作可能になっている、制御機器と、
    を備えていることを特徴とする高気圧外傷制御装置。
  36. 前記一部は、治療チャンバであり、前記手段は、さらに気体供給源から加圧下で治療気体を供給するためのものであり、前記制御機器は、前記治療チャンバから気体の少なくとも一部を排気させた後、前記チャンバに加圧下で前記治療気体を供給すべく、前記手段を制御するようになっていることを特徴とする、請求項35に記載の装置。
  37. 前記治療チャンバから排気される前記気体は、周囲空気であることを特徴とする、請求項36に記載の装置。
  38. 前記制御機器は、周囲圧と周囲圧を超える圧力との間で、前記治療気体を前記治療チャンバ内に循環させるようになっていることを特徴とする、請求項36に記載の装置。
  39. 前記治療装置は、開端を有する治療チャンバと、前記治療チャンバの前記開端において患者の四肢を密封するためのスリーブとを備えており、
    前記手段は、さらに前記治療装置に気体を選択的に出入りさせるためのものであり、
    前記制御機器は、前記治療チャンバおよび前記スリーブに気体を選択的に出入りさせるように、前記手段を制御すべく操作可能になっていることを特徴とする、請求項35に記載の装置。
  40. 前記治療装置は、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブを備えており、
    前記制御機器は、四肢が前記開端を通って前記バッグ内に挿入される前に、前記リブを膨張させるべく、前記リブを制御するようになっていることを特徴とする、請求項39に記載の装置。
  41. 前記制御機器は、治療気体が前記バッグに供給される前に、前記リブから気体を少なくとも部分的に排気させるべく、前記手段を制御するようになっていることを特徴とする、請求項40に記載の装置。
  42. 高気圧外傷治療装置に気体を出入りさせる方法において、
    四肢を前記装置の治療チャンバの開端内に挿入し、前記開端において前記チャンバを密封した後、前記治療チャンバ内に負圧を生じさせることと、
    前記治療チャンバ内から気体を少なくとも部分的に排気させることと、
    前記治療チャンバから気体を排気させた後、前記治療チャンバに治療気体を供給することと、
    を含んでいることを特徴とする方法。
  43. 前記装置は、折畳み式バッグを備えており、前記折畳み式バッグは、前記バッグを剛性状態に保持するための膨張性リブを備えており、前記方法は、
    前記リブを膨張させることと、
    前記四肢を前記治療チャンバ内に挿入し、前記開端において前記治療チャンバを密封することと、
    前記治療気体を前記治療チャンバに供給する前に、前記リブから気体を排気させることと、
    をさらに含んでいることを特徴とする、請求項42に記載の方法。
  44. 前記バッグは、前記治療チャンバの前記開端に隣接してスリーブを備えており、前記方法は、
    前記四肢に対して前記スリーブを少なくとも部分的に密封するために、前記スリーブを膨張させること
    をさらに含んでいることを特徴とする、請求項43に記載の方法。
  45. 折畳み式高気圧外傷装置に出入りする気体の流れを制御する方法であって、前記装置は、前記装置を剛性状態に保持するための膨張性リブと、開端を有する治療チャンバと、膨張状態にあるときに、患者の四肢を受入れて、前記チャンバの前記開端において前記四肢を密封する膨張性スリーブとを備えている、方法において、
    前記四肢を前記チャンバ内に挿入する前に、前記リブを気体によって少なくとも部分的に膨張させることと、
    前記チャンバの前記開端において前記四肢に対して前記スリーブを少なくとも部分的に密封するために、前記スリーブを膨張させることと、
    前記チャンバおよび前記リブの少なくとも1つから気体を少なくとも部分的に排気させることと、
    前記排気の後、前記チャンバに治療気体を供給することと、
    を含んでいることを特徴とする方法。
  46. 前記供給は、
    前記リブから気体が排気させた後、前記リブに気体を供給すること
    を含んでいることを特徴とする、請求項45に記載の方法。
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