JP2013174509A - 収着発熱性測定装置および測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より精度が良く再現性が向上した収着発熱性測定装置および測定方法を提供する。
【解決手段】収着発熱性測定装置1は、主として、乾燥空気を供給するエアポンプ2と、乾燥空気を加し加湿空気を供給するバブリング器3と、測定を行う試料10に乾燥空気または加湿空気が接触するよう空気が流入する反応測定器4と、反応測定器4に流入する少なくとも加湿空気の流量を計測する流量計測器5とから構成されている。これらの反応機器は、乾燥空気または加湿空気が流れる流路によって繋がれている。さらに、少なくとも加湿空気の流量を調節する加湿空気供給系ニードルバルブ13が備えられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、水分子の収着による発熱の効果を有する素材の収着発熱性を測定する、収着発熱性測定装置および測定方法に関する。
ウール等の衣料でよく知られているような収着による発熱機能(収着発熱性機能;吸収と吸着が同時に行われ、発熱する機能)を合成繊維等に付与し、繊維等自身が発熱して保温効果を高める技術が注目されている。この技術は繊維のみならず、わた状物、織物、編物または不織布等に応用されている他に、粉末状収着発熱材料を分散させたコーティング剤で加工したり、フィルムに分散させたり、または、シート状物もしくは紙に成形する等種々の応用も試みられている。そこで、これら収着発熱性を適切に評価する技術は、付加価値の高い商品の開発を促進するためにも重要な事である。
近年、収着発熱性の試験方法としてよく知られている技術としては、まず、採取した試料より調整し、デシケータ中に絶乾試料を投入、さらに放置してデシケータ中の雰囲気の温度および湿度を安定化させると同時に、試験片の温度および水分率も安定化させ、その後にデシケータの蓋を解放する等して高湿度雰囲気にさらし、温度センサで試料の表面温度を測定する方法が主流である。
例えば、特許文献1には、吸着熱および熱伝導性による発熱性素材の測定装置および測定方法が記載されている。具体的には、精密迅速熱物性測定部と、温度等を測定する測定部と、ポンプ等から構成される水供給部と、空気供給部とを備えており、吸着熱による上昇温度と見かけの熱伝導性とを同時に測定可能とした収着発熱性の測定装置が開示されている。
また、特許文献2にも、収着による発熱性試験方法および試験装置が記載されている。具体的には、反応容器を2枚の試験片で側方に三つに仕切り1つの中央隔室および2つの側方隔室を設け、これら3つの隔室内雰囲気の湿度を初期条件にした後、中央隔室内または側方隔室内の雰囲気を試験条件に変更し、2枚の試験片またはその近傍の温度を同時に測定し、試験片の収着による発熱性を評価するという方法が開示されている。
特開2006−329746号公報 特開2003−337111号公報
前述した特許文献1に記載されている収着発熱性素材の測定装置および測定方法では、エアポンプ等から構成される水供給部または空気供給部から、直接、水蒸気が測定素材へと供給される。特許文献2において開示されている収着による発熱性試験装置および試験方法でも、空気の湿度が調節される調湿雰囲気供給部から、直接、初期条件湿度または試験条件湿度の空気が試料へと供給される。
しかし、供給部から流出する空気の湿度を一定としていても、ポンプからチューブまたはバブリング器を通過するにあたり、さらには時間を経過するにあたり、収着発熱性を評価する試料(測定素材)へと接触する際には、当該単位時間当たりの水分付与量(以下、簡単に流量とも言う)が異なり正確な温度測定ができているとは限らない。その結果、当該試料における正確な収着発熱性が評価できているとは限らない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、より精度と再現性が向上された収着発熱性測定装置および測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る収着発熱性測定装置は、
乾燥空気供給部と、
加湿空気供給部と、
前記乾燥空気供給部から供給される乾燥空気、または前記加湿空気供給部から供給される加湿空気が流入し、保持する試料に前記供給される乾燥空気または前記供給される加湿空気が接触する、少なくとも1つの反応測定部と、
前記反応測定部に流入する前記乾燥空気または前記加湿空気のうち、少なくとも前記加湿空気の流量を調節する流量調節部と、
前記反応測定部に流入する前記乾燥空気または前記加湿空気のうち、少なくとも前記加湿空気の流量を測る流量計測部とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に係る収着発熱性測定方法は、
試料を保持する反応測定部に乾燥空気を流入する乾燥工程と、
前記乾燥工程の後に、前記試料を保持する反応測定部に加湿空気を流入する加湿工程と、
前記加湿工程で、前記反応測定部に流入する加湿空気の流量を計測する計測工程と、
前記計測工程で計測する前記反応測定部に流入する加湿空気の流量を、定めた流量に調節する調節工程と、
前記調節工程で前記加湿空気の流量を調節した状態において、前記反応測定部に保持された試料の近傍に配置される温度センサで、温度を計測する温度計測工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、より精度と再現性が向上された収着発熱性測定装置および測定方法が提供される。
実施の形態1に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。 実施の形態1に係る反応測定器の内部配置を示す斜視図である。 実施の形態2に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。 実施の形態2に係る収着発熱性測定の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。 実施の形態4に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。図1に示すように、収着発熱性測定装置1は、主として、エアポンプ2とバブリング器3と反応測定器4と流量計測器5とから構成されている。これらの反応機器は、乾燥空気または加湿空気が流れる流路によって繋がれている。流路の間には、流路を切り替えるための切替バルブ11、乾燥空気の流量を調節する乾燥空気供給系ニードルバルブ12、および加湿空気の流量を調節する加湿空気供給系ニードルバルブ13が備えられている。図1では、切替バルブ11は、空気がエアポンプ2、バブリング器3および加湿空気供給系ニードルバルブ13を流れる方向に、設定されていることを示す。反応測定器4は、測定器の土台上の第1の発泡断熱材6と、温度センサ7と、試料10を保持する試料ホルダ8と、第2の発泡断熱材9とから構成されている。
当該収着発熱性測定装置1を用いる試料10の収着発熱性を測定する方法について、詳細に説明する。試料10は、例えば、繊維を用いた織物、編み物、不織布、シート状物、フィルム、紙、粉末成型品、または、これらを用いるか、もしくは加工した衣料、資材等の、試験用の断片または成型物をいう。測定の前に、好ましくは、収着発熱性測定装置1の前処理(乾燥空気の供給等)を行っておく。また、好ましくは、加湿空気を供給する前に、乾燥空気が供給された場合での試料10の温度を測定しておく。
乾燥空気が供給された場合での試料10の温度測定過程は、流路が乾燥空気供給系ニードルバルブ12を通る方向となるよう切替バルブ11を設定することを除き、後述する加湿空気での過程と同様である。また、加湿空気が供給される直前の温度を乾燥空気での測定温度としてもよい。一般的に、乾燥空気については流量を調節せず、乾燥空気供給系ニードルバルブ12は無くても構わないし、一定の流量に設定しておいてもよい。しかし、後述する加湿空気の場合と同様に、乾燥空気についても乾燥空気供給系ニードルバルブ12を用いて流量を調節しても構わない。
加湿空気が供給された場合での試料10の温度測定過程について説明する。エアポンプ2から、流路が水を含有しているバブリング器3および加湿空気供給系ニードルバルブ13を通る方向となるよう切替バルブ11を設定し、加湿空気を流量計測器5に流入させる。流量計測器5では、加湿空気の流量が計測される。ここで、当該測定方法では、加湿空気の流量がある一定の範囲の流量となっているか否かを確認する。当該確認過程では、例えば、作業者が直接目視にて確認してもよいし、当該一定の範囲から外れていた場合、流量計測器5から音または光等の手段により作業者へ警告情報が送られるようになっていてもよい。
ある一定の範囲の流量(定めた値とも言う)とは、予め基準とする標準布(既に、収着発熱性を測定されている評価の基準となるもの)の収着発熱性測定を行った際に、基準の温度測定値が得られる範囲の流量である。確認した加湿空気の流量が当該一定の範囲から外れていた場合、加湿空気供給系ニードルバルブ13を、例えば手動にて緩め、または閉め、加湿空気の流量を当該一定の範囲の流量となるよう調節する。このように当該一定の範囲の流量に調節された加湿空気、または計測された時点で当該一定の範囲の流量であった加湿空気は、反応測定器4の土台を通り、その内部へ流入する。
図2は、実施の形態1に係る反応測定器の内部配置を示す斜視図である。図2に示すように、反応測定器4の内部へ流入した加湿空気は、まず、吐出穴14が形成されている第1の発泡断熱材6に接触する。第1の発泡断熱材6は、試料10の収着発熱性測定を行うに当たり、模擬皮膚に相当するものである。その後、加湿空気は吐出穴14から流入し、第1の発泡断熱材6において接触した面の反対方向の面へと流出する。なお、図2に示す吐出穴14の数は4個であるが、当該数は限定されない。
図2に示すように、第1の発泡断熱材6の当該反対方向の面には、温度センサ7が配置されている。温度センサ7は、好ましくはフィルム状であり、第1の発泡断熱材6の面上に粘着テープ等によって貼付されている。また、温度センサ7の温度を感知する部分は、試料10に接触するよう配置されている。
試料ホルダ8は、温度センサ7を含む領域の周縁で、試料10に温度センサ7の温度を感知する部分が接触するよう、第1の発泡断熱材6とで挟んで試料10を保持している。図2に示すように、例えば、試料ホルダ8は円筒状の形状をしており、その底部に試料10がテープ等で付着している。試料10が衣料品等の試験片の場合、好ましくは、肌に触れる面に温度センサ7が直接接触するよう、試料10を底部に付着させることによって、より精密に収着発熱性を評価することができる。
試料ホルダ8の円筒状の形状の内部には、試料10が付着している底部から空間をおき、円形状の第2の発泡断熱材9が詰められた状態で配置されている。詳細には、第2の発泡断熱材9は、第1の発泡断熱材6に対向した状態で配置されている。
このような構成となっている反応測定器4の内部に、第1の発泡断熱材6の吐出穴14から加湿空気が流出し、例えば30分間程度加湿空気を供給しながら、一定時間ごとに試料10の温度を温度センサ7によって測定する。
なお、乾燥空気または加湿空気が第1の発泡断熱材6の吐出穴14から流出している際には、図1に示すように、第1の発泡断熱材6と対向する第2の発泡断熱材9とによって試料10は挟まれており、通気による放熱が発生しにくい条件にて、精密に温度が測定されるようになっている。そのため、例えば前述したような衣料品の試験片である試料10の肌に触れる面を直接温度測定する状況下の場合、実際に衣料を着用した状況下と類似した評価を行うことが可能である。
最後に、試料10での乾燥空気または加湿空気にて測定された温度差(測定時の平均温度または最高到達温度等による温度差)により、当該試料10の収着発熱性を評価することが可能となる。同条件下での同じ試料10において、温度差にばらつきがある場合には追試を行い異常値を除くことが好ましい。
このように、本実施の形態1に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法では、反応測定器4の内部へ直接流入する加湿空気の流入量を計測、調節しているため、単位時間あたりの水分付与量を制御することができる。その結果、より精度が良く再現性が向上した収着発熱性の評価結果を出すことが可能となる。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。図3に示すように、本実施の形態2に係る収着発熱性測定装置1と、前述の実施の形態1に係る収着発熱性測定装置1との差異は、流量計測器5と加湿空気供給系ニードルバルブ13との間に、制御部15が備わっていることと、一定条件の雰囲気空気内部に配置されていることである。
収着発熱性測定を一定条件の雰囲気空気内部(例えば、恒温恒湿室内等)で行うと、エアポンプ2から供給される空気の温度が一定であり、温度測定からの収着発熱性の評価に誤差が出にくいため好ましい。乾燥空気供給系ニードルバルブ12は無くても構わないし、一定の流量に設定しておいてもよい。
本実施の形態2に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法について説明する。乾燥空気または加湿空気が反応測定器4に流入した後の温度測定の過程については、前述の実施の形態1と同様である。しかし、加湿空気が反応測定器4に流入する前の過程において、前述の実施の形態1とは異なる点が1点存在する。以下、詳細に説明する。
当該異なる点とは、流量計測器5で加湿空気の流量が計測され、流量がある一定の範囲の流量となっているか否か、さらにはその後の判断を制御部15が行うことである。この差異を踏まえ、詳細の過程は前述の実施の形態1と同様であることから、本実施の形態2に係る収着発熱性測定の方法をフローチャート形式にて簡単に解説する。
制御部15は、流量計測器5から流量の検出値を入力し、定めた流量になるように、加湿空気供給系ニードルバルブ13を調節する。また、所定のタイミングで、温度センサ7から温度の検出値を入力して記録する。なお、図3には示されていないが、エアポンプ2および切替バルブ11についても全て制御部15によって制御し、自動的に空気の供給および流路の切り替えを行えるようにしても構わない。
流量を検出するには、例えば、しぼり流量計(ベンチュリ計)、差圧式流量計、超音波流量計などを用いて、しぼり前後の圧力差、プレート前後の圧力差、超音波伝播時間などを計測し、流量を示す電気的信号の値を入力する。流量を調節するには、例えば、ニードルバルブの操作部にアクチュエータをつけて、アクチュエータの動きを制御することによって、調節することができる。その他、流量の計測、流量の調節をどのような方法で実現しても構わない。
図4は、実施の形態2に係る収着発熱性測定の動作の1例を示すフローチャートである。まず、図4に示すように、乾燥空気供給系により反応測定器4の内部に乾燥空気を流入し(ステップS101)、例えば1〜2分間後の試料10の温度を測定する(ステップS102)。次いで、加湿空気が供給されるよう切替バルブ11により流路を切り替える(ステップS103)。そして、加湿空気の流量を流量計測器5によって測定する(ステップS104)。ここで、制御部15のシステムにおいて、流量がある一定の範囲であるか否かを判断し(ステップS105)、当該一定の範囲から外れていた場合(ステップS105;NO)、加湿空気供給系ニードルバルブ13にて調節が自動に行われるよう情報が送られる(ステップS106)。このように、加湿空気供給系ニードルバルブ13にて、適宜、加湿空気の流量が調節され、再度、加湿空気の流量測定の段階へ戻る(ステップS104)。
流量がある一定の範囲(定めた値)であった場合(ステップS105;YES)、所定時間経過していれば(ステップS107;YES)、試料10の温度を測定する(ステップS108)。所定時間は、例えば、温度を計測する周期である。所定時間は、調節流量、試料10の素材または雰囲気状況下等により、適宜決定することができる。所定時間が経過していない場合(ステップS107;NO)、再度、加湿空気の流量測定の段階へ戻る(ステップS104)。
所定時間が経過した場合(ステップS107;YES)、試料10の温度を測定し(ステップS108)、次いで、温度測定は終了か否かを判断する(ステップS109)。例えば、複数回温度測定を行う場合は、規定の回数(または時間)の温度測定が終了していない場合(ステップS109;NO)、再度、加湿空気の流量測定の段階へ戻る(ステップS104)。規定した回数(または時間)の温度測定を終了した場合(ステップS109;YES)、当該収着発熱性測定を終了する。
このように、本実施の形態2に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法では、実施の形態1と同様に、反応測定器4の内部へ直接流入する加湿空気の流入量を計測、調節しているため、単位時間あたりの水分付与量を制御することができる。その結果、より精度が良く再現性が向上した収着発熱性の評価結果を出すことが可能となる。また、制御部15も備わっているため、より簡易で効率的である。
(実施の形態3)
図5は、実施の形態3に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。図5に示すように、本実施の形態3に係る収着発熱性測定装置1と、前述の実施の形態1に係る収着発熱性測定装置1との差異は、全体として反応測定器4および流量計測器5を複数備えていることと、それぞれの供給流路と流量計測器5との間にニードルバルブ16を備えていることである。
本実施の形態3に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法について説明する。乾燥空気または加湿空気が複数の反応測定器4に流入した後の温度測定の過程については、前述の実施の形態1および2と同様である。また、当該収着発熱性測定を、一定条件の雰囲気空気内部(例えば、恒温恒湿室内等)で行うことについては、前述の実施の形態2と同様である。しかし、前述の実施の形態1および2とは異なる点が1点存在する。以下、詳細に説明する。
本実施の形態3に係る収着発熱性の測定方法において、加湿空気がバブリング器3から供給されるまでの過程は、前述の実施の形態1および2を組み合わせた工程と同様である。しかし、その後、加湿空気は複数の流路に分かれ、複数のニードルバルブ16を通過し、それぞれのニードルバルブ16と繋がっている流量計測器5により流量が測定される。
それぞれの測定された流量が、ある一定の範囲の流量となっているか否かを確認し、当該一定の範囲から外れていた場合、流量が外れていた流量計測器5と繋がっているニードルバルブ16を、例えば手動にて緩め、または閉め、加湿空気の流量を調節し、当該一定の範囲の流量とする。当該一定の範囲の流量に調節されたそれぞれの流路での加湿空気は、それぞれのニードルバルブ16および流量計測器5と繋がっている反応測定器4の内部へ流入し、前述の実施の形態1および2と同様の測定方法にて収着発熱性が評価される。それぞれの反応測定器4で測定される試料10は、様々な種類の試験片で行うことが可能である。
本実施の形態3の場合、乾燥空気供給系ニードルバルブ12はもちろん、加湿空気供給系ニードルバルブ13も無くても構わないし、一定の流量に設定しておいてもよい。また、加湿空気供給系ニードルバルブ13は、大まかな加湿空気の供給量の調節に使用してもよい。なお、図5では4つの流路しか描かれていないが、残りの反応測定器4の流路は省略されており、実際の図5に示す収着発熱性測定装置1では最大16種類の試験片の実験を同時に行うことが可能である。
このように、本実施の形態3に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法では、実施の形態1と同様に、反応測定器4の内部へ直接流入する加湿空気の流入量を計測、調節しているため、単位時間あたりの水分付与量を制御することができる。その結果、より精度が良く再現性が向上した収着発熱性の評価結果を出すことが可能となる。また、1度の作業で多数の試料10について収着発熱性を評価できるため、より簡易で効率的である。
(実施の形態4)
図6は、実施の形態4に係る収着発熱性測定装置を示す概要構成図である。図6に示すように、本実施の形態4に係る収着発熱性測定装置1と、前述の実施の形態1に係る収着発熱性測定装置1との差異は、エアポンプ2と乾燥空気供給系ニードルバルブ12とを繋ぐ流路の間にシリカゲル充填管17を備えていることである。
本実施の形態4に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法では、前述の実施の形態1に係る測定方法と比較すると、エアポンプ2の乾燥空気にシリカゲル充填管17を通過させ、より乾燥させた空気を反応測定器4に流入させる点のみにおいて異なる。すなわち、乾燥空気での試料10の測定温度と、加湿空気での試料10の測定温度との差が大きくなる。なお、シリカゲル以外の物質でも塩化カルシウム等の水分を吸収する物質であればどのようなものでも構わない。
このように、本実施の形態4に係る収着発熱性測定装置1を用いた測定方法では、反応測定器4の内部へ直接流入する乾燥空気および加湿空気の流入量を計測、調節しているため、単位時間あたりの水分付与量を制御することができる。その結果、より精度が良く再現性が向上した収着発熱性の評価結果を出すことが可能となる。さらに、乾燥空気でと加湿空気とでの測定温度差が大きくなるため、微小な差異の収着発熱性の評価についても行うことが可能となる。
本発明は、上記発明の実施の形態および下記実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。例えば、前述の実施の形態1ないし4の要素を組み合わせた形態も本発明に含まれる。
また、乾燥空気供給系ニードルバルブ12、加湿空気供給系ニードルバルブ13もしくはニードルバルブ16を用いた空気の流量の調節は、エアポンプ2を用いた微調整によって、または、これらの機器を組み合わせた調節によって代替しても構わない。さらには、空気流量の計測と調節とを同時に行う市販のバルブ付流量計を接続しても構わない。その他、当該技術分野の当業者に公知である空気流量の計測、調節器具または方法を利用してもよい。
なお、図1ないし3、5および6に示す収着発熱性測定装置1または反応測定器4の構成器具の形状および配置等は1例である。本発明と同様の条件にて試験片の温度を測定可能であり、収着発熱性の評価も可能であればどのような形状および配置等でも構わない。
(具体例)
以下、前述の図5において示した好ましい形態を、具体例にて説明する。
図5に示す空気供給系統を、市販の機器を用い、手動バルブ(切替バルブ11)により乾燥空気(20℃×40%RH)と加湿空気(20℃×90%RH)とに切替供給可能な構成とする。乾燥空気(20℃×40%RH)は、恒温恒湿室の雰囲気空気である。それぞれの流量計測器5およびニードルバルブ16は、代替となる市販のバルブ付流量計を使用する。
それぞれに接続された反応測定器4の内部について説明する。第1の発泡断熱材6は、厚さ5〜7mmの発泡スチレン板で50mm角であって、半径10mmの円周上に4つの吐出穴14(Φ5mm)が形成され、模擬皮膚として機能する。温度センサ7はフィルム状の薄膜温度センサで、両面テープにて第1の発泡断熱材6に固定される。試料ホルダ8は、プラスチック製の円筒状(内径40mm/外径50mm)で、試料10を付着する位置から高さ2mmの位置を第2の発泡断熱材9である発泡スチレン板で塞ぎ、測定の際には滞留空気層を形成させる。また、試料10(10cm角程度)の付着は試料ホルダ8の底部に両面テープにてしわを付けないよう付着させる。この際、衣料品の試験片である試料10の肌に触れる面とは逆の面を試料ホルダ8に付着させる。その後、試料ホルダ8を温度センサ7が固定された第1の発泡断熱材6の面上に置く(図1および2参照)。
1 収着発熱性測定装置
2 エアポンプ
3 バブリング器
4 反応測定器
5 流量計測器
6 第1の発泡断熱材
7 温度センサ
8 試料ホルダ
9 第2の発泡断熱材
10 試料
11 切替バルブ
12 乾燥空気供給系ニードルバルブ
13 加湿空気供給系ニードルバルブ
14 吐出穴
15 制御部
16 ニードルバルブ
17 シリカゲル充填管

Claims (7)

  1. 乾燥空気供給部と、
    加湿空気供給部と、
    前記乾燥空気供給部から供給される乾燥空気、または前記加湿空気供給部から供給される加湿空気が流入し、保持する試料に前記供給される乾燥空気または前記供給される加湿空気が接触する、少なくとも1つの反応測定部と、
    前記反応測定部に流入する前記乾燥空気または前記加湿空気のうち、少なくとも前記加湿空気の流量を調節する流量調節部と、
    前記反応測定部に流入する前記乾燥空気または前記加湿空気のうち、少なくとも前記加湿空気の流量を測る流量計測部と、
    を備えることを特徴とする、収着発熱性測定装置。
  2. 前記収着発熱性測定装置は、複数の前記反応測定部を備え、
    前記流量調節部は、前記反応測定部ごとに独立に前記加湿空気の流量を調節し、
    前記流量計測部は、前記反応測定部ごとに独立に前記加湿空気の流量を計測する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の収着発熱性測定装置。
  3. 前記反応測定部は、
    前記流入する乾燥空気または前記加湿空気が一方の面から流入し他方の面に流出する吐出穴が形成され、断熱材から構成される第1の層と、
    前記第1の層の前記乾燥空気または前記加湿空気が流出する面に配置された温度センサと、
    前記温度センサを含む領域の周縁で、前記試料を前記第1の層とで挟んで保持する試料ホルダと、
    前記温度センサを含む領域で試料を介在して前記第1の層に対向して配置され、断熱材から構成される第2の層と、
    を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の収着発熱性測定装置。
  4. 前記流量計測部で計測する流量が、定めた値になるように、前記流量調節部を調節する制御部をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の収着発熱性測定装置。
  5. 試料を保持する反応測定部に乾燥空気を流入する乾燥工程と、
    前記乾燥工程の後に、前記試料を保持する反応測定部に加湿空気を流入する加湿工程と、
    前記加湿工程で、前記反応測定部に流入する加湿空気の流量を計測する計測工程と、
    前記計測工程で計測する前記反応測定部に流入する加湿空気の流量を、定めた流量に調節する調節工程と、
    前記調節工程で前記加湿空気の流量を調節した状態において、前記反応測定部に保持された試料の近傍に配置される温度センサで、温度を計測する温度計測工程とを備えることを特徴とする、収着発熱性測定方法。
  6. 前記反応測定部は、前記加湿空気が一方の面から流入し他方の面に流出する吐出穴が形成され、断熱材から構成される第1の層を有し、
    前記温度計測工程では、前記反応測定部が有する前記第1の層の加湿空気が流出する面に配置された温度センサで温度を計測することを特徴とする、請求項5に記載の収着発熱性測定方法。
  7. 前記調節工程では、予め計測された基準となる標準布が規定の温度上昇特性になる場合の流量に調節することを特徴とする、請求項5または6に記載の収着発熱性測定方法。
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