JP2013172278A - 映像処理装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置が映像信号を表示できる状態であるか否かを正確に判断し、HDMI出力端子に接続されている表示装置に映像信号を送信する映像処理装置を提供すること。
【解決手段】
映像処理装置は、再生装置と接続可能であり、再生装置から送信される映像信号を、表示装置に第1の通信方式及び第2の通信方式によって出力する。映像処理装置は、表示装置と通信可能であるか否かを判断するためのコマンド送信し、コマンドの応答を得られた場合、表示装置が第1の通信方式で送信される映像信号を表示できると判断し、第1出力部から映像信号を送信する。この結果、表示装置が第1出力部から出力される映像信号を受信可能な状態であるにも関わらず、映像処理装置の映像出力部が第2出力部に変更されることを防止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像処理装置の映像信号出力方法に関する。
映像処理装置(以下、AVアンプという。)は、再生装置(DVDプレーヤ、HDDプレーヤ等)とHDMIケーブルまたはアナログ映像ケーブル(RGBケーブル、Sビデオケーブル等)で接続可能であり、再生装置から送信される映像信号を受信する。AVアンプは、再生装置から送信される映像信号を、映像出力端子から表示装置(テレビ、パソコン用モニタ等)へ出力する。
AVアンプは、映像出力端子として、HDMI出力端子、及び、アナログ映像出力端子(コンポーネント、Sビデオ、CVBS等)を備えているが、映像信号処理部を経由した映像信号を、HDMI出力端子又はアナログ映像出力端子のいずれか一方からしか出力できない。
AVアンプは、HDMI出力端子に接続される表示装置から入力されるホットプラグ信号のレベルを監視している。AVアンプは、ホットプラグ信号のレベルによって、映像信号をHDMI出力端子から出力するか、アナログ映像出力端子から出力するかを切り替える。例えば、ホットプラグ信号がローレベルのとき、AVアンプは表示装置の電源がOFFに設定されている状態、または、表示装置が接続されていない状態であると判断し、再生装置から入力される映像信号をアナログ出力端子から出力するよう設定する。ホットプラグ信号がハイレベルのとき、AVアンプは、HDMIケーブルによって表示装置が接続されており、表示装置の電源がONに設定されている状態であると判断し、再生装置から入力される映像信号をHDMI出力端子から出力するよう設定する。
図10は、AVアンプがホットプラグ信号のレベルに応じて映像信号の出力先を変更する従来の動作を説明するフローチャートを示す。
AVアンプの制御部は、表示装置からHDMI出力部に入力されるホットプラグ信号がハイレベルであるか否かを判断し(S701)、ハイレベルであると判断したとき(S701でYES)、HDMI出力部から映像信号を表示装置へ出力するよう設定する。制御部は、HDMI出力部に入力されるホットプラグ信号がローレベルであると判断したとき(S701でNO)、アナログ信号出力部から映像信号を出力するよう設定する。すなわち、AVアンプは、表示装置によって入力されるホットプラグ信号のレベルに応じて、映像信号の出力先をHDMI出力部またはアナログ信号出力部のいずれかに切り替える。
しかしながら、AVアンプに表示装置が接続されており、表示装置の電源がオンの状態であっても、ホットプラグ信号がローレベルになってしまう場合がある。例えば、再生装置からAVアンプに入力される映像信号がAVアンプの映像信号処理部によって処理されるとき、映像信号処理部の処理に時間を要し、AVアンプから表示装置に映像信号が送信されるまでに時間がかかる場合、表示装置は映像信号が入力されないと判断し、ホットプラグをローレベルに落としてしまう。この結果、AVアンプは、HDMI出力端子に表示装置が接続されており、表示装置が電源オンの状態であるにも関わらず、映像信号の出力先をアナログ信号出力部に変更してしまう。
図11は、再生装置からHDMI入力部を介して入力される映像信号(図11:(A))、AVアンプの映像信号処理部のロックレベル(図11:(B))、HDMI出力部のホットプラグ信号レベル(図11:(C))、AVアンプのHDMI出力部から表示装置へ出力される映像信号(図11:(D))のタイムチャートを示す。HDMI出力部のホットプラグ信号レベル(図11:(C))は、表示装置によって変更される信号であり、表示装置がHDMI信号を受信可能な状態であるとき、ホットプラグ信号レベルをハイレベルに設定する。図11の(C)においてホットプラグ信号レベルがハイレベルになった時刻(図11の(C)−1)から、AVアンプが映像信号を表示装置へ出力開始する時刻(図11の(D)−2)までの時間tが長い場合、表示装置によってホットプラグ信号のレベルがローレベルに落とされる(図11の(C)−2)。この結果、アナログ信号入力部からアナログ信号が入力されていない場合であっても、図10のS703の処理によって、AVアンプはアナログ信号出力部から映像信号を出力する経路に切り替えてしまう。
特開2011−4315号公報には、HDMI出力端子に接続されている表示装置からのホットプラグ信号を検出し、ホットプラグ信号がハイレベルであれば映像出力先をHDMI出力端子に設定し、ホットプラグ信号がローレベルであれば、映像出力先をアナログ映像出力端子に設定することが記載されている。
特開2011−4315
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表示装置が表示装置のHDMI入力部から入力される映像信号を表示できる状態であるか否かを正確に判断し、映像信号の出力部を決定する映像処理装置を提供することである。
本発明の好ましい実施形態による映像処理装置は、映像信号を送信する再生装置に接続可能であり、第1の通信方式及び第2の通信方式によって映像信号を表示装置に出力可能な映像処理装置であって、 前記第1の通信方式で映像信号を出力する第1出力部と、前記第2の通信方式で映像信号を出力する第2出力部と、前記第1出力部または前記第2出力部のいずれから映像信号を前記表示装置へ出力するかを設定する設定手段と、前記第1出力部から映像信号を出力するよう設定されている場合、前記表示装置に前記第1の通信方式で前記映像処理装置と通信可能であるか否かを判断するためのコマンドを送信するコマンド送信手段とを備え、前記コマンドによって、前記第1の通信方式で前記表示装置と通信可能であると判断されたとき、前記設定手段が映像信号の出力部を前記第1出力部に設定し、設定された前記第1出力部から前記第1の通信方式によって映像信号を前記表示装置へ送信する送信手段をさらに備える。
映像処理装置は、再生装置と接続可能であり、再生装置から送信される映像信号を、表示装置に第1の通信方式及び第2の通信方式によって出力する。映像処理装置は、表示装置と通信可能であるか否かを判断するためのコマンド送信し、コマンドの応答を取得できた場合、表示装置が第1の通信方式で送信される映像信号を表示できると判断し、第1出力部から映像信号を送信する。この結果、表示装置が第1出力部から出力される映像信号を受信可能な状態であるにも関わらず、映像処理装置の映像出力部が第2出力部に変更されることを防止できる。
本発明の別の好ましい実施形態による映像処理装置は、前記再生装置から前記第1の通信方式で入力される映像信号に映像処理を実行する映像処理手段と、前記再生装置から映像信号が入力されてから、前記映像処理手段が映像処理を実行し終えるまで、前記表示装置に疑似映像信号を送信する疑似映像信号送信手段とをさらに備え、前記映像処理手段が前記映像処理を実行し終えたとき、前記疑似映像信号送信手段が前記疑似映像信号の送信を停止し、前記送信手段が前記映像処理手段によって処理された映像信号を前記表示装置に送信する。
映像処理装置は、第1の通信方式による映像信号が再生装置から入力されたとき、第1出力部から疑似映像信号を出力し、映像処理手段が映像信号を出力できる準備を完了したとき、映像処理手段によって処理された映像信号を出力するので表示装置は第1の通信方式によって映像信号を受信する状態を維持できる。
本発明の別の好ましい実施形態による映像処理装置は、前記映像処理手段によって映像処理が実行された映像信号を記憶する映像信号記憶部をさらに備え、映像信号記憶部に前記映像処理手段によって映像処理が実行された映像信号が記憶され、映像信号を前記表示装置へ送信可能な状態になった後、疑似映像信号の送信を停止し、前記送信手段が映像信号記憶部から映像信号を前記表示装置へ送信する。
映像処理装置は、映像処理手段によって処理された映像信号を映像信号記憶部に記憶し、映像信号記憶部から第1出力部へ映像信号を出力するので、疑似映像信号を出力している間に再生装置から映像処理装置に入力された映像信号を表示装置へ送信できる。
本発明の別の好ましい実施形態による映像処理装置は、前記表示装置を識別するための表示装置識別子を前記表示装置から取得する表示装置識別子取得手段と、前記映像処理装置から送信される前記第1の通信方式による映像信号を受信可能な状態であるか否かを示す出力許可信号を前記表示装置から取得する出力許可信号取得手段と、前記表示装置が映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を許可状態から不許可状態に変更するか否かを示す時間経過後情報を取得する時間経過後情報取得手段と、前記表示装置識別子に対応付けて、前記時間経過後情報を管理する管理手段と、前記映像処理装置に接続されている前記表示装置が、映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を前記不許可状態に変更するか否かを判断する時間経過後情報判断手段とをさらに備え、接続されている前記表示装置が映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を前記不許可状態に変更しないと判断された場合、前記疑似映像信号送信手段が前記表示装置へ前記疑似映像信号を送信しない。
映像処理装置は、映像処理装置に接続される表示装置が、一定時間後に出力許可信号を不許可状態に変更しない表示装置であると判断するとき、表示装置へ疑似映像信号を送信しない。この結果、表示装置に疑似映像が出力されないので、表示装置が疑似映像を表示することによって画面がちらつくことを防止できる。
表示装置がHDMI入力部から入力される映像信号を表示できる状態であるか否かを正確に判断し、映像信号の出力部を決定する映像処理装置を提供できる。
本発明の好ましい実施形態によるブロック図である。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置が入出力する信号である。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置が有するテーブルである。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置の制御部が実行するフローチャートである。 映像処理装置が入出力する信号である。
以下、本発明の好ましい実施形態による映像処理装置について、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。
[実施形態1]
図1は、本発明の好ましい実施形態によるAVアンプ、再生装置及び表示装置のブロック図を示す。
AVレシーバ100は、制御部11、記憶部12、アナログ信号入力部13、ビデオデコーダ14、映像信号処理部15、ビデオエンコーダ16、アナログ信号出力部17(第2の出力部)、HDMI入力部18、及びHDMI出力部19(第1の出力部)を備える。制御部11は記憶部12に格納されたプログラムを実行することによりAVアンプ100全体を制御するものであり、例えばマイコンやCPUである。記憶部12は、AVアンプ100の設定内容などを保持するものであり、例えばROMやRAMである。
アナログ信号入力部13は、再生装置200から送信されるアナログ映像信号(RGB信号、Sビデオ信号等)を受信する。ビデオデコーダ14は、アナログ信号入力部13に入力されるアナログ映像信号を、後述する映像信号処理部15が認識できるフォーマットに変換する。映像信号処理部15は、ビデオデコーダ14によって変換された映像信号に、色補正、画質調整、アスペクト比調整、アップコンバート等を実行する。ビデオエンコーダ16は映像信号処理部15を経由した映像信号をアナログケーブルによって伝送可能なフォーマット(第2の通信方式)に変換し、アナログ信号出力部17に伝送する。
再生装置200からHDMIケーブルを通してHDMI信号(第1の通信方式)として送信される映像信号は、HDMI入力部18に入力され、映像信号処理部15によって色補正、画質調整、アスペクト比調整、アップコンバート等が実行され、HDMI出力部19へ伝送される。HDMI出力部19は、制御部11の指示によって、後述する疑似映像信号を出力することが可能である。HDMI出力部19と、後述する表示装置300のHDMI入力部33とはHDMIケーブルで接続され、HDMI信号を通信するTMDSラインと、ホットプラグ信号を検出するホットプラグ信号ラインと、EDIDなどのデータを通信するDDC(Display Data Channnel)ラインとで構成される。なお、EDIDは、表示装置300の対応解像度、機種名、及びプロダクトID等の情報を含むIDである。
再生装置200は、制御部21、記憶部22、再生部23、アナログ信号出力部24、及びHDMI出力部25を備える。制御部21は記憶部22に格納されたプログラムを実行することにより再生装置200全体を制御するものであり、例えばマイコンやCPUである。記憶部22は、再生装置200の設定内容などを保持するものであり、例えばROMやRAMである。再生部23は、再生装置200に挿入されるディスクなどを再生するものであり、例えばDVD・Blu−ray再生部や、HDD再生部である。再生部23はDVD・Blu−rayディスク等のコンテンツを再生し、再生されたコンテンツの映像信号は、アナログ信号出力部24、またはHDMI出力部25へ出力される。
表示装置300は、制御部31、記憶部32、HDMI入力部33、アナログ信号入力部34、及び表示部35を備える。制御部31は記憶部32に格納されたプログラムを実行することにより表示装置300全体を制御するものであり、例えばマイコンやCPUである。記憶部32は、表示装置300の設定内容などを保持するものであり、例えばROMやRAMである。
HDMI入力部33は、AVアンプ100のHDMI出力部19とHDMIケーブルによって接続されており、HDMI信号を受信する。アナログ信号入力部34は、AVアンプ100のアナログ信号出力部17とアナログケーブルで接続され、アナログ映像信号を受信し、表示部35に表示する。
上記構成を備えるAVアンプ100の制御部11は、HDMI出力部19から映像信号を出力するよう設定されているとき、表示装置300からEDIDを取得できるか否かを判断する。制御部11は、EDIDを取得でき、かつ、アナログ信号入力部13からアナログ映像信号が入力されていないと判断したとき、HDMI出力部からHDMI信号を出力するよう設定する。また、AVアンプ100の制御部11は、映像信号処理部15が映像信号に映像処理を実行し終えるまで、HDMI出力部19に疑似映像信号を送信させるので、表示装置300がホットプラグ信号をローレベルに落とすことがない。この結果、AVアンプ100の制御部11は、表示装置300がHDMI信号を受信、表示できる場合に確実にHDMI出力部19から映像信号を出力できる。
[実施形態1]
図2は、AVレシーバ100の制御部11が実行するフローチャートを示す。本実施形態によると、制御部11は、表示装置300からEDIDを取得できた場合、映像出力部をHDMI出力部19に設定する。
制御部11は、HDMI入力部18に映像信号が入力されたか否かを判断し(S101)、入力信号が入力されたと判断した場合(S101でYES)、HDMI入力部18に入力される映像信号を映像信号処理部15へ入力する(S102)。制御部11は、HDMI入力部18に映像信号が入力されていないと判断したとき(S101でNO)、アナログ信号入力部13から入力される映像信号をビデオデコーダ14を介し、映像信号処理部15に入力する(S103)。
制御部11は、ユーザ操作によって、HDMI出力部19から映像信号を出力するように設定されているか否かを判断する(S104)。なお、AVアンプ100は、再生装置200から送信される映像信号を、HDMI出力部19から出力するか、アナログ信号出力部17から出力するかをユーザ操作によって設定される。
制御部11は、映像信号をHDMI出力部19から出力するよう設定されていないと判断した場合(
S104でNO)、映像信号の出力部をアナログ信号出力部17に設定し(S105)、処理を終了する。
制御部11は、映像信号をHDMI出力部19から出力するよう設定されていると判断した場合(S104でYES)、HDMI出力部19にEDID取得要求を送信するよう指示する(S106)。
制御部11は、表示装置300からEDIDを受信できたか否かを判断する(S107)。表示装置300は、電源がオン状態であり、AVアンプ100から送信される要求に応答できる場合、EDIDをAVアンプ100に送信する。従って、制御部11はEDIDを取得できたと判断した場合(S107でYES)、映像信号の出力先をHDMI出力部19に設定し(S108)、処理を終了する。なお、制御部11が表示装置300の状態を確認するためのコマンドは、EDIDの取得要求に限られない。例えば、制御部11は、EDIDの取得要求を送信する代わりに、他の任意のCECコマンドを表示装置300へ送信し、CECコマンドの応答を受信したとき、表示装置300がHDMI信号を受信できる状態であると判断してもよい。
制御部11は、HDMI出力部19がEDIDを取得できなかったと判断した場合(S107でNO)、表示装置300がHDMI信号を受信できない状態であると判断し、映像信号の出力先をアナログ信号出力部17に設定し(S105)、処理を終了する。
以上の本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、表示装置300からEDIDを取得できるとき、表示装置300がHDMI信号を受信及び表示できると判断し、映像信号をHDMI出力部19から送信する。この結果、表示装置300がHDMI信号を受信可能な状態であるにも関わらず、AVアンプ100の映像出力部がアナログ信号出力部17に変更されることを防止できる。
[実施形態2]
図3は、実施形態2のフローチャートを示す。本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、表示装置300からEDIDを取得できない場合であって、かつ、再生装置200からアナログ信号が入力されていると判断した場合、再生装置200から送信される映像信号をアナログ信号出力部17から出力する。図2と同一の処理には同一符号を付し、説明を省略する。
制御部11は、映像信号をHDMI出力部19から出力するよう設定されていると判断した場合(
S104でYES)、HDMI出力部19にEDIDの取得要求を送信するよう指示する(S106)。制御部11は、表示装置からEDIDを取得できなかったと判断した場合(S107でNO)、アナログ信号入力部13から映像信号が入力されているか否かを判断する(S201)。制御部11は、アナログ信号が入力されていると判断した場合(S201でYES)、映像信号の出力先をアナログ信号出力部17に設定し(S105)、アナログ信号が入力されていないと判断した場合(S201でNO)、映像信号の出力先をHDMI出力部19に設定する(S108)。
以上の本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、表示装置300からEDIDが取得できない場合であっても、再生装置200からアナログ信号が入力されていないときは、映像信号の出力部をHDMI出力部19に設定し続けるので、ユーザが意図しない映像信号出力先の変更を防止できる。
[実施形態3]
図4は、実施形態3のフローチャートを示す。本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、HDMI入力部18に入力された映像信号が映像信号処理部15によって画質等の処理が実行され、映像信号をHDMI出力部19から出力できる状態になるまで、HDMI出力部19に疑似映像信号を出力させる。なお、図4のフローチャートは、図2または図3のいずれかによって映像信号の出力部がHDMI出力部19に設定された場合に実行される。
制御部11は、HDMI入力部18から入力されるHDMI信号の解像度、カラースペース等、映像信号のパラメータを取得する(S301)。
制御部11は、映像信号処理部15に、S301によって取得された映像信号のパラメータを設定する(S302)。
制御部11は、HDMI出力部19に、疑似映像信号を出力するよう指示する(S303)。疑似映像信号は、例えばブルーバック画面を出力する映像信号等であるが、特に映像信号の内容は限定されない。
制御部11は、映像信号処理部15が映像信号をロックしたか否かを判断する(S304)。なお、映像信号処理部15が、映像信号の解像度、カラースペース情報などを解析し終えた状態を、映像信号をロックした状態であるという。制御部11は、映像信号処理部15が映像信号をロックしていないと判断した場合(S304でNO)、映像信号をロックするのを待ち、映像信号をロックしたと判断したとき(S304でYES)、映像信号処理部15が映像信号をHDMI出力部19から出力する準備が完了したか否かを判断する(S305)。なお、制御部11は、映像信号処理部15が、映像信号に、画質調整、色補正、またはアスペクト比の変更等の設定を完了したとき、HDMI出力部19へ映像信号を出力する準備が完了したと判断する。
制御部11は、映像信号処理部15が映像信号をHDMI出力部19から出力する準備が完了していないと判断したとき(S305でNO)、準備の完了を待ち、準備が完了したと判断したとき(S305でYES)、HDMI出力部19に疑似映像信号の出力を停止するよう指示する(S306)。
制御部11は、映像信号処理部15に映像信号を出力するよう指示し(S307)、HDMI出力部19から映像信号が出力される。
図5は、本実施形態における、再生装置200からHDMI入力部18を介して入力される映像信号(図5:(A))、映像信号処理部15のロックレベル(図5:(B))、HDMI出力部19のホットプラグ信号レベル(図5:(C))、HDMI出力部19の出力映像信号(図5:(D))のタイムチャートを示す。
制御部11は、映像信号がHDMI入力部18から入力されたとき(図5の(A)−1)、HDMI出力部19に疑似映像信号を出力させ(図5の(D)−1)、映像信号処理部15が映像信号を出力する準備ができたとき、映像信号を出力するので(図5の(D)−2)、図5の(C)のホットプラグレベルがローレベルに落とされることがない。従って、制御部11は、図11のフローチャートにおいて映像信号の出力先をアナログ信号出力部17に変更しない。
ところで、実施形態3において、疑似映像信号が出力されている間、再生装置200から入力される映像信号は表示装置300に送信されない。従って、図5の(A)−2で示される時間(Dummy Time)に入力された映像信号が表示装置300に表示されないという問題がある。
[実施形態4]
図6は実施形態4のフローチャートを示す。本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、映像信号処理部15に、HDMI入力部18から入力された映像信号を処理した後の映像信号を記憶部12にバッファするよう指示する。制御部11は、映像信号処理部15がバッファを完了したとき、記憶部12のバッファから映像信号をHDMI出力部19に出力する。図4と同一の処理には同一符号を付し、説明を省略する。
制御部11は、映像信号処理部15が映像信号をロックしたと判断したとき(S304でYES)、映像信号処理部15に、映像信号処理部15が処理した後の映像信号を記憶部12に記憶するよう指示する(S401)。制御部11は、バッファが完了したか否かを判断し(S402)、完了していないと判断したとき(S402でNO)、バッファの完了を待ち、完了したと判断したとき(S402でYES)、HDMI出力部19に疑似映像信号の出力を停止するよう指示し(S306)、記憶部12に記憶されている映像信号をHDMI出力部19へ送信する(S403)。なお、本実施形態において、映像信号処理部15によって処理された映像信号は必ず記憶部12に一時的に記憶され、制御部11の指示によって記憶部12からHDMI出力部19へ送信される。なお、制御部11は、表示装置300へ送信済みの映像信号を記憶部12から消去する。なお、映像信号は記憶部12にバッファされてもよいし、記憶部12とは異なるメモリを設置し、バッファしてもよい。
以上の本実施形態によると、AVアンプ100の制御部11は、映像信号処理部15によって処理された映像信号を記憶部12に記憶し、記憶部12からHDMI出力部19へ映像信号を出力するので、疑似映像信号を出力している間に再生装置200から入力された映像信号を表示装置300へ出力できる。
[実施形態5]
図7は、表示装置300のプロダクトIDと、ホットプラグパラメータとを対応付けて管理するテーブルである。プロダクトIDは、EDIDに含まれる表示装置300を識別するためのIDである。ホットプラグパラメータは、表示装置300がホットプラグ信号をハイレベルに設定してから、一定時間AVアンプ100から映像信号が入力されない場合にローレベルに変更する場合はTRUEであり、表示装置300がホットプラグ信号をハイレベルに設定してから、一定時間AVアンプから映像信号が入力されない場合であってもハイレベルを維持する場合はFALSEである。
例えば、図7のテーブルにおいて、表示装置300のプロダクトIDがTV Maker1の場合、ホットプラグパラメータがTRUEであるので、プロダクトIDがTV Maker1の表示装置300はホットプラグ信号をハイレベルに設定してから、一定時間AVアンプ100から映像信号が入力されない場合、ホットプラグ信号をローレベルに変更する。
図8は図7のテーブルを生成するフローチャートを示す。AVアンプ100の制御部11は、表示装置300と接続されたとき、表示装置300からEDIDを取得し、EDIDに含まれるプロダクトIDを取得する(S501)。
制御部11は、HDMI出力部19に表示装置300から入力されるホットプラグ信号がハイレベルであるか否かを判断し(S502)、ハイレベルでないと判断した場合(S502でNO)、ハイレベルに変更されるのを待ち、ハイレベルであると判断した場合(S502でYES)、一定時間、HDMI出力部19から映像信号を送信せずに待機し、ホットプラグ信号のレベルを監視する(S503)。なお、一定時間は例えば3秒などである。
制御部11は、一定時間経過後、ホットプラグ信号のレベルがローレベルに変化したか否かを判断し(S504)、ローレベルに変化したと判断したとき(S504でYES)、S501の処理によって取得したプロダクトIDと、ホットプラグパラメータ(TRUE)とをテーブルに登録する(S506)。制御部11は、ローレベルに変化しないと判断したとき(S504でNO)、S501の処理によって取得したプロダクトIDと、ホットプラグパラメータ(FALSE)とをテーブルに登録する(S505)。以上の処理によって、図7のテーブルが生成される。
図9は、本実施形態のフローチャートを示す。本実施形態によると、AVアンプ100に接続される表示装置300のホットプラグパラメータがFALSEの場合、制御部11は、HDMI出力部19に疑似映像信号を出力するよう指示しない。図4と同一の処理には同一符号を付し、説明を省略する。
制御部11は、表示装置300にEDIDの取得要求を送信し(S601)、EDIDに含まれるプロダクトIDを取得する。制御部11は、図7のテーブルを参照し、プロダクトIDに対応するホットプラグパラメータを取得し、ホットプラグパラメータがTRUEであるか否かを判断する(S602)。制御部11は、ホットプラグパラメータがTRUEであると判断した場合(S602でYES)、表示装置300はホットプラグ信号をローレベルに変更する装置であると判断できるので、ダミーフラグをオンに設定する(S603)。ダミーフラグは、疑似映像信号を送信することを示すフラグであり、初期値はオフである。
制御部11は、映像信号処理部15が映像信号を出力する準備ができたと判断したとき(S305でYES)、ダミーフラグがオンであるか否かを判断し(S604)、オンであると判断したとき(S604でYES)、疑似映像信号の出力を停止するようHDMI出力部19に指示し(S605)、映像信号処理部15に、映像信号をHDMI出力部19から出力するよう指示する(S307)。
制御部11は、ホットプラグパラメータがFALSEであると判断したとき(S602でNO)、疑似映像信号を表示装置300に送信せず、S304の処理によって映像信号処理部15が映像信号をロックしたか否かを判断する。また、制御部11は、ダミーフラグがオフであると判断したとき(S604でNO)、S307の処理を実行する。
以上の本実施形態によると、表示装置300のホットプラグパラメータがFALSEであるとき、疑似映像信号を送信しない。この結果、表示装置300に疑似映像信号による映像が出力されないので、表示装置300が疑似映像を表示することによって画面がちらつくことを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。AVアンプ100に複数の再生装置200、または表示装置300が接続されてもよい。また、AVアンプ100は複数のHDMI入力部18、HDMI出力部19、アナログ信号入力部13、及びアナログ信号出力部17を備えてもよい。HDMI出力部19の代わりに、DVI信号出力部等を備えてもよい。
本発明は、AVアンプ、AVレシーバ等の機器に好適に採用され得る。
100 AVアンプ
200 再生装置
300 表示装置
11 制御部
12 記憶部
13 アナログ信号入力部
14 ビデオデコーダ
15 映像信号処理部
16 ビデオエンコーダ
17 アナログ信号出力部
18 HDMI入力部
19 HDMI出力部
21 制御部
22 記憶部
23 再生部
24 アナログ信号出力部
25 HDMI出力部
31 制御部
32 記憶部
33 HDMI入力部
34 アナログ信号入力部

Claims (5)

  1. 映像信号を送信する再生装置に接続可能であり、第1の通信方式及び第2の通信方式によって映像信号を表示装置に出力可能な映像処理装置であって、
    前記第1の通信方式で映像信号を出力する第1出力部と、
    前記第2の通信方式で映像信号を出力する第2出力部と、
    前記第1出力部または前記第2出力部のいずれから映像信号を前記表示装置へ出力するかを設定する設定手段と、
    前記第1出力部から映像信号を出力するよう設定されている場合、前記表示装置に前記第1の通信方式で前記映像処理装置と通信可能であるか否かを判断するためのコマンドを送信するコマンド送信手段とを備え、
    前記コマンドによって、前記第1の通信方式で前記表示装置と通信可能であると判断されたとき、前記設定手段が映像信号の出力部を前記第1出力部に設定し、
    設定された前記第1出力部から前記第1の通信方式によって映像信号を前記表示装置へ送信する送信手段をさらに備える、映像処理装置。
  2. 前記再生装置から前記第1の通信方式で入力される映像信号に映像処理を実行する映像処理手段と、
    前記再生装置から映像信号が入力されてから、前記映像処理手段が映像処理を実行し終えるまで、前記表示装置に疑似映像信号を送信する疑似映像信号送信手段とをさらに備え、
    前記映像処理手段が前記映像処理を実行し終えたとき、前記疑似映像信号送信手段が前記疑似映像信号の送信を停止し、前記送信手段が前記映像処理手段によって処理された映像信号を前記表示装置に送信する、請求項1に記載の映像処理装置。
  3. 前記映像処理手段によって映像処理が実行された映像信号を記憶する映像信号記憶部をさらに備え、
    映像信号記憶部に前記映像処理手段によって映像処理が実行された映像信号が記憶され、映像信号を前記表示装置へ送信可能な状態になった後、疑似映像信号の送信を停止し、前記送信手段が映像信号記憶部から映像信号を前記表示装置へ送信する、請求項1または2に記載の映像処理装置。
  4. 前記表示装置を識別するための表示装置識別子を前記表示装置から取得する表示装置識別子取得手段と、
    前記映像処理装置から送信される前記第1の通信方式による映像信号を受信可能な状態であるか否かを示す出力許可信号を前記表示装置から取得する出力許可信号取得手段と、
    前記表示装置が映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を許可状態から不許可状態に変更するか否かを示す時間経過後情報を取得する時間経過後情報取得手段と、
    前記表示装置識別子に対応付けて、前記時間経過後情報を管理する管理手段と、
    前記映像処理装置に接続されている前記表示装置が、映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を前記不許可状態に変更するか否かを判断する時間経過後情報判断手段とをさらに備え、
    接続されている前記表示装置が映像信号を一定時間受信しなかったとき、一定時間後に前記出力許可信号を前記不許可状態に変更しないと判断された場合、前記疑似映像信号送信手段が前記表示装置へ前記疑似映像信号を送信しない、請求項2または3に記載の映像処理装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の映像処理装置の各手段を前記映像処理装置に実行させる、映像処理装置プログラム。
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