JP2013172053A - 樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】基板に塗布した蛍光体を含む樹脂において蛍光体の沈降が生じにくく、加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率を低減することができるようにした樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法を提供することを目的とする。
【解決手段】蛍光体を含む樹脂Qが塗布される前の基板を収容した基板供給マガジン11、基板供給マガジン11から作業位置に移送された基板2に対して樹脂Qを塗布する塗布ヘッド23を備えた本体部12、本体部12を挟んで基板供給マガジン11と対向する位置に設けられ、塗布ヘッド23により樹脂Qが塗布された基板2が収容される基板回収マガジン13及び樹脂Qが塗布された基板2を加熱する加熱手段としての加熱ヒータ27を備える。加熱ヒータ27は、例えば、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容されるまでの間の基板2の経路中(基板搬送コンベア22の下方)に設けられる。
【選択図】図1
【解決手段】蛍光体を含む樹脂Qが塗布される前の基板を収容した基板供給マガジン11、基板供給マガジン11から作業位置に移送された基板2に対して樹脂Qを塗布する塗布ヘッド23を備えた本体部12、本体部12を挟んで基板供給マガジン11と対向する位置に設けられ、塗布ヘッド23により樹脂Qが塗布された基板2が収容される基板回収マガジン13及び樹脂Qが塗布された基板2を加熱する加熱手段としての加熱ヒータ27を備える。加熱ヒータ27は、例えば、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容されるまでの間の基板2の経路中(基板搬送コンベア22の下方)に設けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、基板に蛍光体を含む樹脂を塗布する樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法に関するものである。
従来、基板上に樹脂を塗布する装置として知られた樹脂塗布装置は、基板供給部に収容された基板を作業位置に移送し、作業位置で基板に樹脂を塗布した後、その基板を基板回収部に収容して回収する構成となっている(例えば、特許文献1)。このようにして樹脂の塗布がなされた基板は、その後キュア装置に送られて加熱キュアされ、樹脂は熱硬化されて最終的な製品となる。
しかしながら、蛍光体が含まれている樹脂は、基板に塗布された後、しばらく時間が経過すると、樹脂内で蛍光体の沈降が生じてしまう場合がある。このため上記従来の樹脂塗布装置が、例えばLEDパッケージの製造等に用いられる基板を製造するためのものであって樹脂に蛍光体が含まれている場合には、基板に塗布された樹脂は基板回収部に収容された状態でしばらく放置されることとなるため、樹脂内に蛍光体の沈降が生じてしまい、その後の加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率が大きくなるおそれがある。
そこで本発明は、基板に塗布した蛍光体を含む樹脂において蛍光体の沈降が生じにくく、加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率を低減することができるようにした樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の樹脂塗布装置は、蛍光体を含む樹脂が塗布される前の基板を収容した基板供給部と、前記基板供給部から作業位置に移送された基板に対して前記樹脂を塗布する塗布ヘッドを備えた本体部と、前記本体部を挟んで前記基板供給部と対向する位置に設けられ、前記塗布ヘッドにより前記樹脂が塗布された基板を収容する基板回収部と、前記樹脂が塗布された基板を加熱する加熱手段とを備えた。
請求項2に記載の樹脂塗布装置は、請求項1に記載の樹脂塗布装置であって、前記加熱手段は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容されるまでの間の基板の経路中に設けられた。
請求項3に記載の樹脂塗布装置は、請求項1に記載の樹脂塗布装置であって、前記加熱手段は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容される直前に前記基板回収部内に差し入れられるものである。
請求項4に記載の樹脂塗布装置は、請求項1に記載の樹脂塗布装置であって、前記加熱手段は前記基板回収部内全体を加熱するものである。
請求項5に記載の樹脂塗布方法は、基板供給部に収容された、蛍光体を含む樹脂が塗布される前の基板を本体部上の作業位置に移送する基板移送工程と、前記作業位置に移送した基板に対して塗布ヘッドにより前記樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、前記樹脂を塗布した基板を、前記本体部を挟んで前記基板供給部と対向する位置に設けられた基板回収部に収容する基板回収工程と、前記樹脂を塗布した基板を加熱する基板加熱工程とを含む。
請求項6に記載の樹脂塗布方法は、請求項5に記載の樹脂塗布方法であって、前記基板加熱工程は、前記樹脂が塗布された基板を前記基板回収部に収容されるまでの間の基板の移動経路中に設けられた加熱手段により、前記基板回収部に収容される前の基板を加熱して行う。
請求項7に記載の樹脂塗布方法は、請求項5に記載の樹脂塗布方法であって、前記基板加熱工程は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容される直前に前記基板回収部内に差し入れられる加熱手段により、前記基板回収部内に収容された直後の基板を加熱して行う。
請求項8に記載の樹脂塗布方法は、請求項5に記載の樹脂塗布方法であって、前記基板加熱工程は、前記基板回収部内全体を加熱する加熱手段により、前記基板回収部内に収容されてから前記基板回収部内から取り出されるまでの間の基板を加熱して行う。
本発明では、蛍光体を含む樹脂が塗布された基板を樹脂の塗布後の比較的早い時期に加熱して樹脂に予熱を付与するようにしており、蛍光体を含む樹脂が基板に塗布された後、基板回収部内でしばらく放置されてからキュア装置によって初めて加熱されるといったことがなく、樹脂内において蛍光体の沈降が生じにくくなるので、加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率を低減することができる。
(第1実施形態)
図1に示す本発明の第1実施形態における樹脂塗布装置1は、蛍光体を含む樹脂(以下、単に樹脂と称する)Qが塗布される基板2を収容した基板供給部としての基板供給マガジン11、基板供給マガジン11から供給される基板2に対して樹脂Qを塗布する本体部12及び本体部12において樹脂Qが塗布された基板2が収容される基板回収部としての基板回収マガジン13を備えている。
図1に示す本発明の第1実施形態における樹脂塗布装置1は、蛍光体を含む樹脂(以下、単に樹脂と称する)Qが塗布される基板2を収容した基板供給部としての基板供給マガジン11、基板供給マガジン11から供給される基板2に対して樹脂Qを塗布する本体部12及び本体部12において樹脂Qが塗布された基板2が収容される基板回収部としての基板回収マガジン13を備えている。
以下、基板供給マガジン11及び基板回収マガジン13と本体部12が並ぶ方向をX軸方向、X軸方向と直交する水平面内の方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
図1において、本体部12は基台21上にX軸方向に延びて設けられて基板2の搬送及び位置決めを行う複数のベルトコンベアから成る基板搬送コンベア22と、基板搬送コンベア22によって位置決めされた基板2に樹脂Qを塗布する塗布ヘッド23を備えている。塗布ヘッド23は基台21上に設けられた直交座標ロボットから成るヘッド移動機構24によって三次元的に移動される。
図1において、基板供給マガジン11は本体部12の左右方向の一方側に設けられた供給側マガジンガイド25a内に収納されており、基板回収マガジン13は本体部12の左右方向の他方側に設けられた回収側マガジンガイド25b内に収容されている。すなわち、基板回収マガジン13は本体部12を挟んで基板供給マガジン11と対向する位置に設けられている。基板供給マガジン11は供給側マガジンガイド25aに設けられた供給側リフタ26aによって昇降され、基板回収マガジン13は回収側マガジンガイド25bに設けられた回収側リフタ26bによって昇降される。
基板搬送コンベア22は基板供給マガジン11から受け取った基板2を本体部12上に設定された作業位置に位置決めする一方、作業位置において塗布ヘッド23により樹脂Qが塗布された基板2を基板回収マガジン13に受け渡すように動作する。塗布ヘッド23は内部に樹脂Qを収容しており、その収容した樹脂Qを下方に延びた塗布ノズル23aの先端部から下方に吐出する。
供給側リフタ26aによって昇降される基板供給マガジン11は、図2に示すように、左右方向(X軸方向)に貫通する形状をした外郭部31と、外郭部31内に上下方向に並んで設けられた複数の棚部32を有して成る。各棚部32には基板2が載置されて収納され、本体部12から遠い側の背面開口33から本体部12に近い側の正面開口34に向かって基板2が後述する基板押し出し機構35a(図1)によって押し出されることでその基板2を本体部12側に供給する。また、基板回収マガジン13も基板供給マガジン11と同様の構成であり、本体部12に近い側の正面開口34の近傍に位置した基板2を基板引き寄せ機構35bによって本体部12から遠い側の背面開口33に向かってに引き寄せることで基板2を棚部32に載置して収納する。
図1において、供給側マガジンガイド25aの上下中間部の本体部12から遠い側の位置には基板押し出し機構35aが設けられている。この基板押し出し機構35aは本体部12に近い側の先端部に図示しない基板把持部を備えたアーム部35Mを備えており、このアーム部35Mを水平方向に突没自在な構成となっている。
基板押し出し機構35aは、供給側リフタ26aによって昇降される基板供給マガジン11が備える複数の棚部32上の基板2のうち、これから樹脂Qの塗布を行おうとするものが基板搬送コンベア22の高さに位置された状態において、その棚部32上の基板2(樹脂Qが塗布される前の基板2)をアーム部35Mによって背面開口33側から正面開口34側に押し出すことで(図3(a)中に示す矢印A1)、その基板2を本体部12の基板搬送コンベア22に供給し(図3(a)→図3(b))、これにより基板搬送コンベア22による作業位置へ向けての基板2の搬送(図3(b)中に示す矢印A2)を可能にする。
一方、基板引き寄せ機構35bは、回収側リフタ26bによって昇降される基板回収マガジン13が備える複数の棚部32のうち、これから基板2を収容しようとしているものが基板搬送コンベア22の高さに位置された状態において、基板搬送コンベア22によって基板2(樹脂Qが塗布された後の基板2)が正面開口34に送られてきたら(図4(a)中に示す矢印B1)、その基板2をアーム部35Mによって背面開口33側に引き寄せて(図4(b)中に示す矢印B2)、基板2を棚部32に載置させる(図4(a)→図4(b))。
また、樹脂塗布装置1は、図1及び図4(a),(b)に示すように、本体部12の基台21上であって、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容されるまでの間の基板2の経路中、具体的には、基板搬送コンベア22の下方の回収側マガジンガイド25b側の領域に、樹脂Qが塗布された基板2を加熱して樹脂Qに予熱を付与する加熱手段としての加熱ヒータ27が設けられている。
本体部12が備える基板搬送コンベア22による基板2の搬送と位置決め動作の制御、ヘッド移動機構24による塗布ヘッド23の水平面内方向への移動動作の制御、塗布ヘッド23による樹脂Qの吐出動作の制御のほか、供給側リフタ26aによる基板供給マガジン11の昇降制御、回収側リフタ26bによる基板回収マガジン13の昇降制御、基板押し出し機構35aによる基板2の押し出し動作、基板引き寄せ機構35bによる基板2の引き寄せ動作の制御及び加熱ヒータ27の作動制御は、樹脂塗布装置1が備える制御装置40によってなされる(図5)。
制御装置40は、基板2に樹脂Qを塗布するときには、供給側リフタ26aによって基板供給マガジン11を昇降させて、基板供給マガジン11が備える複数の棚部32上の基板2のうち、これから樹脂Qの塗布を行おうとするものを基板搬送コンベア22の高さに位置させる。そして、基板押し出し機構35aのアーム部35Mを作動させてその基板2をアーム部35Mによって背面開口33側から正面開口34側に押し出して基板搬送コンベア22に載置させた後、基板搬送コンベア22を作動させて基板2を本体部12上の作業位置に移送する(基板移送工程)。
制御装置40は、基板2を作業位置に移送したら、その作業位置に移送した基板2に対して塗布ヘッド23により樹脂Qを塗布する(樹脂塗布工程)。この塗布ヘッド23による樹脂Qの塗布では、制御装置40は、ヘッド移動機構24の作動制御を行って塗布ヘッド23を三次元的に移動させ、塗布ヘッド23の塗布ノズル23aを基板2の上方に位置させた状態で行う。
制御装置40は、上記のようにして基板2に対する樹脂Qの塗布を行ったら、基板搬送コンベア22により基板2を作業位置から基板回収マガジン13に向けて搬送するとともに、基板引き寄せ機構35bを作動させて基板回収マガジン13内に樹脂塗布後の基板2を引き寄せて棚部32上に収容し、回収する(基板回収工程)。
制御装置40は、上記のようにして、樹脂Qが塗布された基板2を基板搬送コンベア22によって基板回収マガジン13側に搬送するとき、加熱ヒータ27をオンにして基板2が加熱されるようにし、基板2上の樹脂Qに予熱が付与されるようにする(基板加熱工程。図4(a))。これにより基板2上の樹脂Q内で蛍光体の沈降が生じることが抑制される。
このようにして樹脂Qの塗布がなされて基板回収マガジン13内に回収された基板2は、基板回収マガジン13ごと回収側マガジンガイド25bから取り出され、その後、図示しないキュア装置に1枚ずつ送られて加熱キュアされる。これにより基板2上の樹脂Qは熱硬化され、蛍光体を含む樹脂Qの発光特性を利用する最終的な製品(例えばLEDパッケージ)となる。
このように、第1実施形態における樹脂塗布装置1による樹脂塗布方法は、基板供給マガジン11に収容された、蛍光体を含む樹脂Qが塗布される前の基板2を本体部12上の作業位置に移送する基板移送工程、作業位置に移送した基板2に対して塗布ヘッド23により樹脂Qを塗布する樹脂塗布工程、樹脂Qを塗布した基板2を、本体部12を挟んで基板供給マガジン11と対向する位置に設けられた基板回収マガジン13に収容する基板回収工程及び樹脂Qを塗布した基板2を加熱する基板加熱工程を含むものとなっている。そして、この場合の基板加熱工程は、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容されるまでの間の基板2の移動経路中に設けられた加熱手段(加熱ヒータ27)により、基板回収マガジン13に収容される前の基板2を加熱して行うものとなっている。
このように第1実施形態における樹脂塗布装置1(及び樹脂塗布方法)では、蛍光体を含む樹脂Qが塗布された基板2を樹脂Qの塗布後の比較的早い時期に加熱するようにしており、蛍光体を含む樹脂Qが塗布された基板2が樹脂Qの塗布後、基板回収マガジン13内でしばらく放置されてからキュア装置によって初めて加熱されるといったことがなく、樹脂Q内において蛍光体の沈降が生じにくくなるので、加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率を低減することができる。
なお、図1では基板搬送コンベア22として3つのベルトコンベアが基板2の搬送方向(X軸方向)に並べられた構成のものを示したが、これは一例であり、基板搬送コンベア22は1又は2つのベルトコンベアから成るものであってもよいし、4つ以上のベルトコンベアから成るものであってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態における樹脂塗布装置1は、上述の第1実施形態における樹脂塗布装置1と加熱ヒータ27の位置が異なる。この第2実施形態における樹脂塗布装置1では、加熱ヒータ27は、図6(a),(b)に示すように基板引き寄せ機構35bのアーム部35Mに内蔵されており、これにより、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に回収される直前に加熱ヒータ27が基板回収マガジン13内に差し入れられるようになっている(図6(a)中に示す矢印C)。そして、この基板回収マガジン13内の加熱の後、基板回収マガジン13内に基板2が引き寄せられることで(図6(a)→図6(b))、基板2が基板回収マガジン13内の高温に晒されることで基板2が加熱されて予熱が与えられる。
第2実施形態における樹脂塗布装置1は、上述の第1実施形態における樹脂塗布装置1と加熱ヒータ27の位置が異なる。この第2実施形態における樹脂塗布装置1では、加熱ヒータ27は、図6(a),(b)に示すように基板引き寄せ機構35bのアーム部35Mに内蔵されており、これにより、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に回収される直前に加熱ヒータ27が基板回収マガジン13内に差し入れられるようになっている(図6(a)中に示す矢印C)。そして、この基板回収マガジン13内の加熱の後、基板回収マガジン13内に基板2が引き寄せられることで(図6(a)→図6(b))、基板2が基板回収マガジン13内の高温に晒されることで基板2が加熱されて予熱が与えられる。
すなわち、この第2実施形態における樹脂塗布装置1を用いた樹脂塗布方法では、上記基板加熱工程は、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容される直前に基板回収マガジン13内に差し入れられる加熱手段(加熱ヒータ27)により、基板回収マガジン13内に収容された直後の基板2を加熱して行うものとなっている。
このような構成であっても第1実施形態における樹脂塗布装置1(樹脂塗布方法)の場合と同様の効果を得ることができる。なお、ここでは加熱ヒータ27を基板引き寄せ機構35bのアーム部35Mに内蔵するようにしているが、このような構成に変えて、柄付きの加熱ヒータ27をオペレータが手作業により、樹脂Qが塗布された基板2が基板回収マガジン13に収容される直前に基板回収マガジン13内に差し入れるようにしてもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態における樹脂塗布装置1は、上述の第2実施形態における樹脂塗布装置1の場合と同様、第1実施形態における樹脂塗布装置1と加熱ヒータ27の位置が異なる。この第3実施形態における樹脂塗布装置1では、加熱ヒータ27は、図7(a),(b)に示すように、基板回収マガジン13そのものに内蔵されており、これにより、基板回収マガジン13内全体を常時加熱できるようになっている。そして、このように基板回収マガジン13内が加熱されている状態で基板2が引き寄せられることで(図7(a)→図7(b))、基板2が加熱されて予熱が与えられる。
第3実施形態における樹脂塗布装置1は、上述の第2実施形態における樹脂塗布装置1の場合と同様、第1実施形態における樹脂塗布装置1と加熱ヒータ27の位置が異なる。この第3実施形態における樹脂塗布装置1では、加熱ヒータ27は、図7(a),(b)に示すように、基板回収マガジン13そのものに内蔵されており、これにより、基板回収マガジン13内全体を常時加熱できるようになっている。そして、このように基板回収マガジン13内が加熱されている状態で基板2が引き寄せられることで(図7(a)→図7(b))、基板2が加熱されて予熱が与えられる。
すなわち、この第3実施形態における樹脂塗布装置1を用いた樹脂塗布方法では、上記基板加熱工程は、基板回収マガジン13内全体を加熱する加熱手段(加熱ヒータ27)により、基板回収マガジン13内に収容されてから基板回収マガジン13内から取り出されるまでの間の基板2を加熱して行うものとなっている。
このような構成であっても第1実施形態における樹脂塗布装置1(樹脂塗布方法)の場合と同様の効果を得ることができる。
基板に塗布した蛍光体を含む樹脂において蛍光体の沈降が生じにくく、加熱キュアによって熱硬化された最終的な製品の不良率を低減することができるようにした樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法を提供する。
1 樹脂塗布装置
2 基板
11 基板供給マガジン(基板供給部)
12 本体部
13 基板回収マガジン(基板回収部)
23 塗布ヘッド
27 加熱ヒータ(加熱手段)
Q 樹脂
2 基板
11 基板供給マガジン(基板供給部)
12 本体部
13 基板回収マガジン(基板回収部)
23 塗布ヘッド
27 加熱ヒータ(加熱手段)
Q 樹脂
Claims (8)
- 蛍光体を含む樹脂が塗布される前の基板を収容した基板供給部と、
前記基板供給部から作業位置に移送された基板に対して前記樹脂を塗布する塗布ヘッドを備えた本体部と、
前記本体部を挟んで前記基板供給部と対向する位置に設けられ、前記塗布ヘッドにより前記樹脂が塗布された基板を収容する基板回収部と、
前記樹脂が塗布された基板を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする樹脂塗布装置。 - 前記加熱手段は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容されるまでの間の基板の経路中に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の樹脂塗布装置。
- 前記加熱手段は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容される直前に前記基板回収部内に差し入れられるものであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂塗布装置。
- 前記加熱手段は前記基板回収部内全体を加熱するものであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂塗布装置。
- 基板供給部に収容された、蛍光体を含む樹脂が塗布される前の基板を本体部上の作業位置に移送する基板移送工程と、
前記作業位置に移送した基板に対して塗布ヘッドにより前記樹脂を塗布する樹脂塗布工程と、
前記樹脂を塗布した基板を、前記本体部を挟んで前記基板供給部と対向する位置に設けられた基板回収部に収容する基板回収工程と、
前記樹脂を塗布した基板を加熱する基板加熱工程とを含むことを特徴とする樹脂塗布方法。 - 前記基板加熱工程は、前記樹脂が塗布された基板を前記基板回収部に収容されるまでの間の基板の移動経路中に設けられた加熱手段により、前記基板回収部に収容される前の基板を加熱して行うことを特徴とする請求項5に記載の樹脂塗布方法。
- 前記基板加熱工程は、前記樹脂が塗布された基板が前記基板回収部に収容される直前に前記基板回収部内に差し入れられる加熱手段により、前記基板回収部内に収容された直後の基板を加熱して行うことを特徴とする請求項5に記載の樹脂塗布方法。
- 前記基板加熱工程は、前記基板回収部内全体を加熱する加熱手段により、前記基板回収部内に収容されてから前記基板回収部内から取り出されるまでの間の基板を加熱して行うことを特徴とする請求項5に記載の樹脂塗布方法。
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