JP2013171725A - 電子部品のはんだ付け構造 - Google Patents

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JP2013171725A JP2012035188A JP2012035188A JP2013171725A JP 2013171725 A JP2013171725 A JP 2013171725A JP 2012035188 A JP2012035188 A JP 2012035188A JP 2012035188 A JP2012035188 A JP 2012035188A JP 2013171725 A JP2013171725 A JP 2013171725A
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Yoshinuki Ogawa
嘉貫 小川
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

【課題】
切り欠き部で他の部品を傷付けず、ターミナルの強度が確保され、安全な構造の電子部品のはんだ付け構造を提供すること。
【解決手段】
バスバー5は、内側に孔部7を有し、孔部7の位置でインシュレータ6にモールド成形されたバスバー5を、はんだ付け部8にて、基板4のスルーホール4aにはんだ9ではんだ付けされるはんだ付け構造とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、基板に対して電子部品や電気部品等と接続されるターミナルが基板に形成される取付孔(スルーホール)に挿入され、挿入部にはんだ付けが成される電子部品のはんだ付け構造に関するものである。
従来、電子部品のはんだ付け構造は、一端が電気回路を構成する電子部品または電気部品と電気的に接続され、他端が基板のスルーホールに対してはんだ付けが成されるターミナルを備え、ターミナルを基板のスルーホールに挿入し、ターミナルの基板への挿入部をはんだ付けを行う場合、はんだからターミナルを介して電気回路へ熱が伝達されるが、その熱の伝導を抑制するため、ターミナルの延在方向に対して直交するターミナルの幅方向の両端に切り欠き部が設けられる構造が、例えば、特許文献1等で知られている。
例えば、図4は特許文献1に示されるような従来のターミナル5bと基板4とのはんだ付け構造を示す。図4では、電気回路とターミナル5bとを絶縁するインシュレータ6とはんだ付け部8bとの間のターミナル5bの延在方向(図4に示す左右方向(基板4の板厚方向))に対して直交するターミナル5bの幅方向(図4に示す上下方向(基板4の延在方向))の両端に内側に凹んだ切り欠き部7bが設けられる構成となっている。
特開2000−200629号公報
しかしながら、特許文献1に示される電子部品のはんだ付け構造では、ターミナルの切り欠き部がターミナルの延在方向に対して直交するターミナルの幅方向の両端に設けられることで、ターミナルを電子部品等が組み付けられる基板に組付ける時には、ターミナルの幅方向の両端に形成された切り欠き部のエッジにより他の部品(例えば、ターミナルの基板への挿入部の近傍に配設される回路部品、例えば、コンデンサ、トランジスタ、抵抗、コイル等の電子部品)を傷付ける虞があり、はんだ付け時に人がターミナルを取り扱う場合にも何らかの安全対策が必要となる。
従来の構成では、切り欠き部によってターミナルの幅方向の長さが切り欠き部の形成で狭くなり、ターミナルの絶縁を図るインシュレータから外部に露出した状態となるため、ターミナルの強度が従来よりも低下してしまうものとなってしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて成されたものであり、切り欠き部で周囲の部品を傷付けることなく、はんだ付け後もターミナルの強度が従来よりも確保され、安全な構造の電子部品のはんだ付け構造とすることである。
本発明の課題解決手段は、一端が電気回路を構成する回路部品に電気的に接続され、他端が基板とはんだ付けが成されるターミナルと、前記ターミナルの一部に設けられ、周囲との電気的絶縁を図るインシュレータとを備え、前記ターミナルは、延在方向の途中にはんだ付けする際の熱の伝導を抑制する孔部を有し、前記孔部の位置が前記インシュレータによりモールドされている構成とした。
この場合、前記孔部は多角形状または円形状または楕円形状であることが好ましい。
本発明によれば、ターミナルの延在方向に対して直交するターミナルの幅方向の両端ではなく内側に孔部を設け、孔部が設けられる位置をインシュレータによりモールドしたことにより、切り欠き部のエッジで周囲部品等を傷付けることを抑制することができ、ターミナルのプレスでの打ち抜きと同時に孔部を形成し、その位置を樹脂等によりモールドすればよいので、コストアップすることなく安全対策を施すことができる。
この場合、孔部がインシュレータ内にモールド成形されるため、従来のように切り欠き部により両側面の幅が狭くならず、ターミナルの強度を確保することができる。
本発明の実施形態に係る電気部品のはんだ付け構造を電動ポンプに適用した場合の発明要所の部分拡大図である。 図1に示す電動ポンプに用いられるターミナルと基板とのはんだ付け構造の説明図である。 図2の変形例に係る電動ポンプのターミナルと基板とのはんだ付け構造の説明図である。 従来におけるターミナルと基板とのはんだ付け構造の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る構造を電動ポンプ1に適用した場合の発明要所の部分拡大図である。電動ポンプ1は、流体(水、油等)を図示しない吸入口より吸い込み、モーター3を回転させることによりインペラあるいはロータを回転させ、図示しない吐出口より吐出させるものである。
電動ポンプ1は、主として回路部品の一つであるコイル2を積層されたコアに巻回したロータをハウジング内に内包するモーター3と、モーター3を制御する基板4と、コイル2と基板4とを電気的に接続する略L字状のバスバー5(ターミナル)と、バスバー5を電動ポンプ1内の所定位置に固定し、モーター3のハウジング等の周辺に位置する金属部材と電気的絶縁を図るインシュレータ6を備えている。コイル2は、積層コアからなるステータコア2aに巻回され、コイル2の一端がバスバー5方向に延出し、バスバー5の一端に電気的に接続される構成となっている。
図2は、図1に示すバスバー5の基板4へのはんだ付け構造を示す。バスバー5は、直線状に延在した導電部材から成り、その延在方向(図2に示す左右方向(基板4の板厚方向))の内側に四角形状(多角形状であれば良い)の孔部7をプレス加工により有している。孔部7は、バスバー5における、電気部品であるコイル2側からはんだ付け部8側に延在する途中に設けられている。バスバー5は、孔部7の位置で樹脂等のインシュレータ6によりモールド成形され、バスバー5の先端のはんだ付け部8を、基板4に形成されたスルーホール4a中に挿入し、はんだ付け部8をはんだ9により電気的に接続および固定する構造を取っている。
この場合、インシュレータ6を形成する樹脂により孔部7の周囲を内包するようバスバー5に対してモールド成形を行い、その後、バスバー5をインシュレータ6を介してモーター3のハウジング内部の所定位置に位置決めしてネジ等の締結部材により固定する構造を取っている。
次に、本発明の効果について説明する。
本発明の実施形態は、図4における従来のようにバスバー5bの延在方向(図4に示す左右方向(基板4の板厚方向))に対して直交するバスバー5bの幅方向(図4に示す上下方向(基板4の延在方向))の両端に切り欠き部7bを設けることなく、バスバー5の延在方向の途中の内側に孔部7を設ける構成としたため、切り欠き部7bのエッジで周囲の部品を傷付けることを抑制することができる。
また、孔部7がインシュレータ6内にモールド成形されるため、モールド成形後のバスバー5の強度が確保できる。なお、図4においては、参考のため本発明の実施の形態に対応する部位に同様の符号を付した。
本実施形態ではバスバー5の一端にコイル2が電気的に接続されるようにしたが、孔部7をインシュレータの中に設けることにより、バスバー5を基板4に対してはんだを溶融させてはんだ付けを行う場合に、はんだ付け部よりはんだ付けに伴う熱が孔部7によってコイル側に逃げにくくなるので、特に大型モータのコイルの一端に接続されるターミナルを基板に対してはんだ付けをする場合には、はんだ付け温度を必要以上に上げなくても熱量を確保して、はんだ付けを行うことが可能である。
孔部7は、ターミナルを形成する際にプレス加工により一緒に形成することができ、ターミナルの外形寸法を変えることなく熱をコイル側に伝えなくする構成とすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、以下に示す態様に変更しても良い。
図3は、本発明の変形例に係る電動ポンプのバスバー5aのはんだ付け構造の説明図である。バスバー5aは、バスバー5aの延在方向(図3に示す左右方向(基板4の板厚方向))の途中の内側に楕円形状(円形状でも良い)の孔部7aを有し、孔部7aの位置でインシュレータ6にモールド成形されたバスバー5aを、はんだ付け部8aにて、基板4のスルーホール4aにはんだ9ではんだ付けを行い電気的に接続される構成としても良い。
また、実施形態・変形例では電動ポンプの電子部品のはんだ付け構造について説明したが、電動ポンプ以外の電子部品のはんだ付け構造にも本発明は適用することができる。
1 電動ポンプ
2 コイル(電気回路)
3 モーター
4 基板
5 バスバー(ターミナル)
6 インシュレータ
7 孔部
8 はんだ付け部
9 はんだ

Claims (2)

  1. 一端が電気回路を構成する回路部品に電気的に接続され、他端が基板とはんだ付けが成されるターミナルと、
    前記ターミナルの一部に設けられ、周囲との電気的絶縁を図るインシュレータとを備え、
    前記ターミナルは、延在方向の途中にはんだ付けする際の熱の伝導を抑制する孔部を有し、
    前記孔部の位置が前記インシュレータによりモールドされている電子部品のはんだ付け構造。
  2. 前記孔部は、多角形状または円形状または楕円形状である請求項1に記載の電子部品のはんだ付け構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6019153U (ja) * 1983-07-15 1985-02-08 日本メクトロン株式会社 電源母線
JPH11162538A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配線板

Patent Citations (2)

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