JP2013171534A - 情報処理装置、フォルダ監視方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホットフォルダ内の複数のファイルを選択的に結合して処理対象にできる情報処理装置を提供すること。
【解決手段】ファイルが格納されるフォルダ202と、前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブル220と、を有する情報処理装置200であって、前記フォルダに格納されたファイルを検知し、ファイルのファイル名に含まれる結合数を抽出して、他のファイルと結合するか否かを判定するファイル検知手段203と、前記ファイル検知手段が他のファイルと結合すると判定した場合、同一フォルダ内のファイル名に共通部がある前記結合数のファイルを1つのファイルに結合するファイル結合手段204と、前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するジョブ実行手段205と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ファイルが格納されるフォルダ202と、前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブル220と、を有する情報処理装置200であって、前記フォルダに格納されたファイルを検知し、ファイルのファイル名に含まれる結合数を抽出して、他のファイルと結合するか否かを判定するファイル検知手段203と、前記ファイル検知手段が他のファイルと結合すると判定した場合、同一フォルダ内のファイル名に共通部がある前記結合数のファイルを1つのファイルに結合するファイル結合手段204と、前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するジョブ実行手段205と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファイルが格納されるフォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブを実行する情報処理装置に関する。
記憶装置にはファイルを分類して格納するためにいくつかのフォルダ(又はディレクトリと呼ばれる場合がある)が作成されることがある。フォルダにユーザなどが処理を設定しておき、フォルダにファイルが格納されると、処理手段がファイルに対し処理を施す処理方法が知られている。このようなファイルの処理方法に使用されるフォルダをホットフォルダという。ホットフォルダをいくつか用意しておけば、ユーザは施す処理に応じてホットフォルダにファイルを格納すればよいので、処理の度に処理内容を設定したり、処理手段を起動させるなどの煩わしい操作から解放される。
このホットフォルダの機能を拡張する試みが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、フォルダに投入された2つ以上のファイルが所定の条件を満たした場合に、当該2つ以上のファイルをそれぞれ結合して1つのファイルを生成し、生成された1つのファイルに基づく印刷データを生成し、生成した当該印刷データを印刷装置に対して出力する情報処理装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された情報処理装置では、フォルダに格納されたファイルの数をカウントし、投入されたファイルの数が所定数に達した場合に処理を開始する。このため、フォルダに誤ってファイルが格納されたような場合も処理が実行されてしまうという問題がある。また、ユーザがホットフォルダに格納しても処理対象とはしたくないファイルまで処理されてしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、ホットフォルダ内の複数のファイルを選択的に結合して処理対象にできる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、ファイルが格納されるフォルダと、前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブルと、を有する情報処理装置であって、前記フォルダに格納されたファイルを検知し、ファイルのファイル名に含まれる結合数を抽出して、他のファイルと結合するか否かを判定するファイル検知手段と、前記ファイル検知手段が他のファイルと結合すると判定した場合、同一フォルダ内のファイル名に共通部がある前記結合数のファイルを1つのファイルに結合するファイル結合手段と、前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するジョブ実行手段と、を有することを特徴とする。
ホットフォルダ内の複数のファイルを選択的に結合して処理対象にできる情報処理装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施例の情報処理装置によるホットファイルの概略的な特徴を説明する図の一例である。ホットフォルダには複数のファイルを結合して、ワークフローとして所定のジョブを実行するジョブ実行条件が設定されている。また、ファイルを結合するための結合条件がファイルの種類(ここではファイルA、B,Cなどのファイル名)毎に設定されている。結合条件は、例えば、ファイルAが2個、及び、ファイルBが3個、ホットフォルダに格納されることである。
ファイル検知部は、ホットフォルダを監視しており、結合条件を満たすファイルが格納されたか否かを監視している。例えば、ユーザはファイルA1、A2、B1、B2、B3、ファイルC1をホットフォルダに格納していく。
ファイル検知部は例えばファイルが格納される毎に、ファイルの種別毎にファイル数をカウントし、結合条件を満たすか否かを判定する。例えば、ファイルA1,B1,C1が格納されても、ファイル検知部は結合条件を満たしたとは判定しない。そして、ファイルA1,A2が格納されるか、又は、ファイルB1,B2、B3が格納されると、結合条件を満たしたと判定する。これにより、ファイルA1とA2、ファイルB1とB2とB3はそれぞれ結合される。結合されたファイルはジョブ実行条件に従いジョブの実行に用いられる。
このように、本実施例のホットフォルダは、所定のファイル名の複数のファイルが定められた数だけ格納されると、ファイル名が共通する複数のファイルのみを結合することができる。換言すると、ユーザは同じホットフォルダ内の複数のフォルダを選択的に結合させジョブを実行できる。
〔構成例〕
図2は、情報処理システムの概略構成図の一例を示す。本実施例の情報処理システム500では、画像形成装置100、携帯端末装置400、及び、ユーザ端末300がネットワーク600を介して接続されており、情報処理装置200が画像形成装置100と一体又は専用線で接続されている。情報処理装置200は直接、ネットワーク600に接続されていてもよい。ネットワーク600は、社内LANであることが多いが、インターネットと接続されていてもよい。また、ネットワーク600は一部又は全てを無線で構成することもできる。
図2は、情報処理システムの概略構成図の一例を示す。本実施例の情報処理システム500では、画像形成装置100、携帯端末装置400、及び、ユーザ端末300がネットワーク600を介して接続されており、情報処理装置200が画像形成装置100と一体又は専用線で接続されている。情報処理装置200は直接、ネットワーク600に接続されていてもよい。ネットワーク600は、社内LANであることが多いが、インターネットと接続されていてもよい。また、ネットワーク600は一部又は全てを無線で構成することもできる。
画像形成装置100は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(MultiFunction Peripheral:複合機)である。しかしながら、画像形成装置100は、これらの機能の1つ以上を有していればその他の機能を有していなくてもよい。
情報処理装置200は、画像形成装置100が搭載していない機能(例えば、OCR処理、画像の形式変換、PDF化、高精細処理化など)の実行や、または、画像形成装置100が有していても処理負荷を低減するため画像形成装置100と同一の機能を有している。また、情報処理装置200は、ファイルサーバの機能を有しており、一部のフォルダがホットフォルダとして設定されている。
携帯端末装置400は、主にユーザが携帯するスマートフォンやタブレット、携帯電話、ノートPC(Personal Computer)などである。携帯端末装置400には、iphone(登録商標)OSやAndroid (登録商標)OSが搭載されている。ユーザ端末300は、一般的なPCであり、Windows(登録商標)、MacOS(登録商標)、Linux(登録商標)、AndoroidなどのOSが搭載されている。
携帯端末装置400もユーザ端末300もファイルを情報処理装置200に格納したり、ワークフローの設定を行ったり、複数のファイルの結合条件を設定するものであり、いずれか一方があればよい。
図3は、本実施例の情報処理装置200のハードウェア構成図の一例を示す。情報処理装置200は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を有している。すなわち、本実施例に係る情報処理装置200は、バス60を介して接続されている、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びネットワークI/F50を有している。ネットワークI/F50は、例えばEthernet(登録商標)である、有線又は無線でLAN、WANと接続され、また、ルータやファイアウォールなどを介してインターネットに接続される。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。また、HDD40にはホットフォルダが形成される。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40又は図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施例の機能を実現する次述の機能ブロックが構成される。
なお、プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラムは、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで情報処理装置200に配布される。
ユーザ端末300と携帯端末装置400のハードウェア構成においても、主要部は同様であるので図示は省略する。ただし、携帯端末装置400は、CDMA(Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)などの通信方式に対応した通信装置を有している。
図4は、画像形成装置100の概略構成図の一例を示す。画像形成装置100は、コントローラ160、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
ネットワークI/F108は、画像形成装置100が情報処理装置200と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、MACアドレスに基づく通信制御を行い、これとOSやミドルウェアが処理するTCP/IPプロトコル、アプリケーションが処理するSMBプロトコル、HTTPプロトコル、FTPプロトコルなどにより情報処理装置200と通信する。
また、ネットワークI/F108は、画像形成装置100がファクシミリとして機能する際に、ファクシミリ送信を実行するためのインタフェースとしても機能する。そのため、ネットワークI/F108は、電話回線にも接続されている。
主制御部110は、コントローラ160に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ160の各部に命令を与える。エンジン制御部120は、プリントエンジン106、スキャナユニット102、ADF101、給紙テーブル105、排紙トレイ107等を制御又は駆動する駆動手段としての役割を担う。
コントローラ160は、エンジン制御部120,画像処理部130、操作表示制御部140、文書記憶部115、主制御部110、及び、入出力制御部150を有する。
画像処理部130は、主制御部110の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。描画情報は文書記憶部115に記憶される。
また、画像処理部130は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置1の記憶領域である文書記憶部115に格納され又はネットワークI/F108を介して他の機器に送信される情報である。
操作表示制御部140は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い又はディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部110に通知する。入出力制御部150は、ネットワークI/F108を介して入力される情報を主制御部110に入力する。また、主制御部110は、入出力制御部150を制御し、ネットワークI/F108及びネットワークを介して情報処理装置200や、他のネットワークに接続された機器にアクセスする。
ADF101は、エンジン制御部120からの指示により、ユーザが載置した原稿を一枚ずつコンタクトガラス上に送出し、スキャナユニット102が画像を読み取ると、排紙トレイ103に排出することを繰り返す。エンジン制御部120は画像データを画像処理部130に送出するので上記の画像処理が行われる。
給紙テーブル105は、エンジン制御部120からの指示により、ユーザが選択した用紙サイズの用紙トレイから用紙を一枚ずつ給紙する。給紙された用紙は搬送路を通ってプリントエンジン106まで搬送される。
プリントエンジン106はレーザを画像データにより変調して感光体ドラムに潜像を形成しトナーで現像し用紙に転写することで、用紙に画像を形成する。または、インクジェット方式により、画像データに基づきインクの液滴を用紙に吐出することで画像を形成してもよい。排紙トレイ107は、画像が形成された用紙を蓄積するためのトレイである。
〔情報処理装置の機能〕
図5は、情報処理装置200の機能構成を示すブロック図の一例である。図5に示すように、本実施例に係る情報処理装置200は、ネットワークI/F209、及び、コントローラ210内の、OS201、ファイルサーバ202、ファイル検知部203、ファイル変換部204、ジョブ実行部205、印刷実行部206、送信実行部207、及び、WebUI(システム設定部)208を有する。
図5は、情報処理装置200の機能構成を示すブロック図の一例である。図5に示すように、本実施例に係る情報処理装置200は、ネットワークI/F209、及び、コントローラ210内の、OS201、ファイルサーバ202、ファイル検知部203、ファイル変換部204、ジョブ実行部205、印刷実行部206、送信実行部207、及び、WebUI(システム設定部)208を有する。
ネットワークI/F209は、情報処理装置200がネットワークを介して、画像形成装置100、ユーザ端末300又は携帯端末装置400等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えばEthernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
OS201は情報処理装置200のオペレーティングシステムであり、システム全体を制御する。例えばWindows、Linux、MAC、Androidなどがある。ファイルサーバ202は、ネットワーク上に公開されたフォルダである。ユーザ端末300や携帯端末装置400が共有にアクセスできるので共有フォルダと読んでもよい。ファイルサーバ202は例えばSMBやWebDAVのプロトコルによって実装される。ユーザ端末300や携帯端末装置400もSMBやWebDAVのプロトコルの処理部を有している。なお、SMBやWebDAVのプロトコルはOS、ミドルウェア、又は、アプリケーションにより提供される。ユーザはユーザ端末300や携帯端末装置400を操作して、ネットワークI/F209を介してファイルサーバ(ホットフォルダ)202にアクセスする。
図6は、ファイルサーバ202のディレクトリ構造を模式的に説明する図の一例である。ファイルサーバ202のフォルダには、全ての人がアクセスできる(アクセス制限のない)フォルダ「AllUsers」フォルダーと、あるユーザのみがアクセスできる「UserA」フォルダがある。「UserA」の"A"はユーザ名などユーザを識別する情報である。
さらにそれぞれのフォルダの配下に、ワークフローフォルダ(WorkFlow_○○○)とデータフォルダ(data)が存在する。図では「AllUsers」フォルダの配下に2つのワークフローフォルダと、1つのデータフォルダがある。
ワークフローフォルダは、ファイルが格納されると、ファイルに対し予め設定されたワークフローが実行されるフォルダである。データフォルダはユーザが自由に使えるフォルダであり、ユーザ同士がファイルを共有する場合に使用する。
図5に戻り、WebUI208は、ネットワークI/F209と接続されている。WebUI208はユーザ端末300や携帯端末装置400にHTMLなどで記述されたWebページを送信し、ユーザがWebブラウザを使用して送信する設定を受け付ける。WebUI208はこの設定を設定テーブル220として保持(記憶)している。本実施例では、ワークフローフォルダに対するワークフローの設定テーブル220が保持されている。
図7(a)は、WebUI208が保持するワークフローの設定テーブル220の一例を示す図である。ワークフローフォルダ毎に、「ワークフロー名」「フォルダパス」「実行ジョブ」「ジョブ実行条件」「結果出力フォルダ」「入力ファイルフォルダ」が登録されている。「フォルダパス」はこのワークフローが適用されるフォルダへのパスであり、「実行ジョブ」はこのワークフローにおけるファイルに対する処理内容であり、「ジョブ実行条件」は「実行ジョブ」の設定条件であり、「結果出力フォルダ」はジョブの実行結果が格納されるフォルダであり、「入力ファイルフォルダ」は、ワークフローに使用されたファイルが格納されるフォルダである。
「ワークフロー名」が"メールワークフロー"のワークフローでは、ファイルを"メール送信"する処理が行われる。メール送信時の「ジョブ実行条件」は"メール宛先(メールアドレス)"、"ファイル形式"である。"ファイル形式"はPDF+OCR(OCR付きのPDF)である。また、ジョブの実行結果は "AllUsers¥workflow_mail¥output"に出力され、メール送信されたファイルは"AllUsers¥workflow_mail¥input"に出力される。実行結果はテキストやhtmlなどをフォーマットとすればよく、例えば、正常送信完了、宛先不明などが記述される。
例えば、ユーザがworkflow_mailフォルダにファイルを格納した場合、ファイル変換部204がファイル(結合されている場合と結合されていない場合がある)をOCR付きのPDFに変換し、ジョブ実行部205はファイルを設定された宛先に送信する。
図5に戻り、ファイル検知部203は、ファイルサーバ202の各フォルダにファイルが格納されたことを検知するモジュールである。検知する方法は、ポーリングする方法やファイルシステムからのコールバックを受け取る方法がある。
また、ファイル検知部203は、結合条件に基づき、ファイルを結合するかどうかを判断する。ファイル変換部204は、ファイル検知部203の依頼に基づき複数のファイルを結合したり、別のファイルフォーマットに変換する処理を行う。
ジョブ実行部205は、図7に示した、ユーザが予めWebUI208にて設定したワークフローの設定テーブル220に基づいて出力処理を実行する。印刷実行部206はジョブ実行部205の依頼に基づき印刷を実行する。送信実行部207はジョブ実行部205の依頼に基づき、ファイル送信やメール送信を実行する。
〔動作手順〕
図8は、情報処理装置200の全体の動作を示すシーケンス図の一例である。ここでは、情報処理装置200上のワークフローフォルダにファイルが格納された場合を説明する。
S1:ファイル検知部203は情報処理装置200が起動すると、ファイルサーバ202の全てのワークフローフォルダに対してファイル検知する処理を開始する(S1)。ワークフローフォルダのフォルダパスは設定テーブル220に登録されている。
S2:情報処理装置200の起動後、ユーザは例えばユーザ端末上のエクスプローラ(ファイルシステム)を操作してファイルサーバ202にアクセスし、ワークフローフォルダにファイルをドラッグアンドドロップする。
S3:ファイル検知部203は、ワークフローフォルダにファイルが格納されたことを検知する。
S4:ファイル検知部203はファイル名を解析する。ファイル名の解析については図9にて説明するが、ファイル名の解析はファイルの種類毎にファイル数をカウントして閾値に到達したか否かを判定する処理である。
S5:ユーザは、続けてワークフローフォルダにファイルをドラッグアンドドロップする、
S6:ファイル検知部203はファイルを検知する。
S7:ファイル検知部203はこのファイルのファイル名に対しても解析する処理を行う。
S8:ファイル検知部203は結合すべきファイルが揃ったと判定すると、ファイル変換部204にファイル変換処理要求を行う。
S9:ファイル変換部204は、WebUI208のワークフローフォルダの設定テーブル220から、ファイルが格納されたワークフローフォルダのワークフローの設定「ジョブ実行条件」を取得する。
S10:ファイル変換部204は、ファイルの結合処理を実行して設定されたファイル形式に変換処理を実行する。すなわち、「ジョブ実行条件」が"PDF+OCR"なので、OCR処理を行いテキスト付きのPDFに変換する。
S11:ファイル変換部204はジョブ実行部205に変換したファイルを渡し、処理を依頼する。すなわち、メール送信を依頼する。
S12:ジョブ実行部205は、WebUI208のワークフローフォルダの設定テーブル220から、「実行ジョブ」「ジョブ実行条件」を取得する。
S13:ジョブ実行部205は「実行ジョブ」「ジョブ実行条件」にしたがいジョブを実行する。この場合、例えば送信実行部207にファイルの送信を要求する。送信実行部207はジョブ実行部205に結果を通知する。
S14:ジョブ実行部205は、ジョブの実行結果をワークフローフォルダの配下の「outputフォルダ」へ出力する。ユーザはこの「outputフォルダ」を確認する事により、ワークフローフォルダに設定したジョブの実行結果をエクスプローラ上で確認ができる。
S15:ジョブ実行部205はワークフローフォルダの配下の「inputフォルダ」に、ファイル変換部204から渡された変換ファイルを保存する。ユーザはこの「inputフォルダ」を確認する事により、ファイル結合されてファイル変換されたファイルをエクスプローラ上で確認する事ができる。
図8は、情報処理装置200の全体の動作を示すシーケンス図の一例である。ここでは、情報処理装置200上のワークフローフォルダにファイルが格納された場合を説明する。
S1:ファイル検知部203は情報処理装置200が起動すると、ファイルサーバ202の全てのワークフローフォルダに対してファイル検知する処理を開始する(S1)。ワークフローフォルダのフォルダパスは設定テーブル220に登録されている。
S2:情報処理装置200の起動後、ユーザは例えばユーザ端末上のエクスプローラ(ファイルシステム)を操作してファイルサーバ202にアクセスし、ワークフローフォルダにファイルをドラッグアンドドロップする。
S3:ファイル検知部203は、ワークフローフォルダにファイルが格納されたことを検知する。
S4:ファイル検知部203はファイル名を解析する。ファイル名の解析については図9にて説明するが、ファイル名の解析はファイルの種類毎にファイル数をカウントして閾値に到達したか否かを判定する処理である。
S5:ユーザは、続けてワークフローフォルダにファイルをドラッグアンドドロップする、
S6:ファイル検知部203はファイルを検知する。
S7:ファイル検知部203はこのファイルのファイル名に対しても解析する処理を行う。
S8:ファイル検知部203は結合すべきファイルが揃ったと判定すると、ファイル変換部204にファイル変換処理要求を行う。
S9:ファイル変換部204は、WebUI208のワークフローフォルダの設定テーブル220から、ファイルが格納されたワークフローフォルダのワークフローの設定「ジョブ実行条件」を取得する。
S10:ファイル変換部204は、ファイルの結合処理を実行して設定されたファイル形式に変換処理を実行する。すなわち、「ジョブ実行条件」が"PDF+OCR"なので、OCR処理を行いテキスト付きのPDFに変換する。
S11:ファイル変換部204はジョブ実行部205に変換したファイルを渡し、処理を依頼する。すなわち、メール送信を依頼する。
S12:ジョブ実行部205は、WebUI208のワークフローフォルダの設定テーブル220から、「実行ジョブ」「ジョブ実行条件」を取得する。
S13:ジョブ実行部205は「実行ジョブ」「ジョブ実行条件」にしたがいジョブを実行する。この場合、例えば送信実行部207にファイルの送信を要求する。送信実行部207はジョブ実行部205に結果を通知する。
S14:ジョブ実行部205は、ジョブの実行結果をワークフローフォルダの配下の「outputフォルダ」へ出力する。ユーザはこの「outputフォルダ」を確認する事により、ワークフローフォルダに設定したジョブの実行結果をエクスプローラ上で確認ができる。
S15:ジョブ実行部205はワークフローフォルダの配下の「inputフォルダ」に、ファイル変換部204から渡された変換ファイルを保存する。ユーザはこの「inputフォルダ」を確認する事により、ファイル結合されてファイル変換されたファイルをエクスプローラ上で確認する事ができる。
図9は、上記S10のファイル検知部203の処理手順を示すフローチャート図の一例である。
まず、ファイル検知部203はワークフローフォルダにファイルが格納された事を検知すると、ファイル種類名、総ファイル数、及び、ファイル番号を取得する(S101)。ファイル検知部203は、予め定められた結合条件に基づき、ファイルを結合するか否か、結合する場合のファイルの結合数を決定する。
図7(b)はファイルの結合条件を説明する図の一例である。例えば、結合対象のファイルのファイル名の命名規則を、
「ファイル種類名」+「ファイル番号」+「−」+「総ファイル数」
とする。すなわち、ファイル名が「議事録1-2.doc」の場合、「ファイル種類名」は"議事録"、「ファイル番号」は"1"、「総ファイル数」は"2"である。
「ファイル種類名」+「ファイル番号」+「−」+「総ファイル数」
とする。すなわち、ファイル名が「議事録1-2.doc」の場合、「ファイル種類名」は"議事録"、「ファイル番号」は"1"、「総ファイル数」は"2"である。
この場合、結合条件は、「ファイル種類名」が"議事録"のファイルは、「総ファイル数」である"2"個、ファイルサーバ202に格納された場合に結合される、となる。
なお、この例は一例に過ぎず、ファイルの先頭に「ファイル番号」、末尾に「総ファイル数」があると規則を定めてもよいし、この逆にファイルの先頭に「総ファイル数」、末尾に「ファイル番号」があると規則を定めてもよい。結合規則はユーザがWebUI208に設定することができる。
ファイル検知部203は、総ファイル数と"1"を比較する(S102)。
総ファイル数が"1"より大きい場合(S102のYes)、結合が必要なファイルと判断し、処理はS103に移行する。
総ファイル数が"1"の場合、又は、ファイル名に設定されていない場合は、ファイルの結合は不要と判断し、処理はステップS106に移行する。
S103では、ファイル検知部203は、ファイル種類名毎にカウンタを1つ大きくする(S103)。カウントについては図10にて説明する。
次に、ファイル検知部203は、カウンタが総ファイル数より小さいか否かを判定する(S104)。
カウンタが総ファイル数より小さい場合(S104のYes)、結合すべきファイルが揃っていないと判断し、処理はステップS105に移行する。
総ファイル数がカウンタと同じ場合(S104のNo)、結合すべきファイルが揃っていると判断し、処理はステップS106に移行する。
ステップS105では、ユーザが次の結合すべきファイルをドラックアンドドロップするまで待機する。
ファイルが全て揃った場合(S104のNo)、ファイル種類名が同じファイルを、総ファイル数個まとめてファイル変換部204に渡す(S106)。
図10(a)は、ファイル検知部203がカウントするファイル種類名毎のカウンタを説明する図の一例である。「ファイル名」に対し「ファイル種類名」「ファイル番号」「総ファイル数」「カウンタ」が図示されている。ファイル名が"議事録1−2.doc""議事録2−2.doc"のファイル種類名は同じ"議事録"である。一方、「ファイル番号」はそれぞれ"1""2"、「総ファイル数」は"2"である。したがって、ファイル検知部203は、"議事録1−2.doc"がファイルサーバ202に格納された場合、カウンタを"1"にして、"議事録2−2.doc"が ファイルサーバ202に格納された場合、カウンタを"2"にする。
この時、カウンタが総ファイル数に一致するので、ファイル検知部203はファイル変換部204にファイル変換を依頼する。
ファイル名が"サンプル.jpg"のファイル種類名は"サンプル"である。ファイル番号と総ファイル数は設定されていないため"0"である。したがって、ファイル検知部203は、"サンプル.jpg"が ファイルサーバ202に格納された時、ファイル変換部204にファイル変換を依頼する。
なお、例えば、同じファイル種類名なのに、総ファイル数が一致しない場合が生じうる。この場合、後からファイルサーバ202に格納されたファイルの総ファイル数を有効にすることで、ユーザが後からファイルを結合するファイル数を増やすことを可能にできる。
図10(b)は、総ファイル数の変更時について説明する図の一例である。図10(a)と比較すると、"議事録1−2.doc"がファイルサーバ202に格納された後、"議事録2−3.doc"が ファイルサーバ202に格納されている。この場合、ファイル検知部203は、総ファイル数が"3"に増えたものとして、カウンタが"2"になってもファイル変換部204にファイル変換を依頼しない。
ユーザが総ファイル数を少なくする場合も生じうる。この場合は、ファイル検知部203は後からファイルサーバ202に格納されたファイル名の総ファイル数を有効にしない。仮に、ユーザが間違えて総ファイル数を小さくしてしまった場合、結合すべきファイルがないまま結合されてしまうためである。
ユーザが意識的に総ファイル数を小さくしたい場合には、例えば、ユーザ操作により強制的に結合を開始するような操作をWebUI208が受け付ける。
同様に、ユーザが仮に間違えて総ファイル数を大きくてしてしまった場合、ユーザが結合されていると思っても、結合されない状況が継続する。しかし、この場合、ユーザは「結果出力フォルダ」を参照して、ジョブが実行されていないことから、強制的に結合を開始するような操作を行えばよい。
図11(a)は、ファイル変換部204によるファイルの結合を説明する図の一例である。"議事録1−2.doc"が2ページ、"議事録2−2.doc"が3ページの場合、ファイル変換部204は合計5ページの"議事録.doc"を作成する。このように、ページに分かれているファイルはページ単位で加えればよい。
ファイル変換部204は、結合後ファイルのファイル名を、「ファイル種類名」とする。この他、結合の日時、ファイルの作成者などをファイル名としてもよい。
ファイル変換部204はファイル番号の順番にファイルを結合する。この場合、ファイル番号が小さいものほど、結合後ファイルで小さいページ番号が付与されるように結合する。逆に、ファイル番号が大きいものほど、結合後ファイルで小さいページ番号が付与されるように結合してもよく、ファイルの結合順は、ユーザがWebUI208から設定することができる。
一方、図11(b)に示すように、ファイルが、JPEGファイルのようにマルチページに対応していないフォーマットの場合、ファイル変換部204は、JPEGファイルをいったんPDFに変換する。そして、各PDFをページ単位で加える。こうすることで、ファイルの種類に関係なくファイルを結合できる。
ページ番号が付与されていないファイルに対しては、結合後ファイルに通し番号のページ番号、又は、結合前のファイルが切り替わる毎に1に戻るページ番号を付与することが好適である。
ページ番号が付与されているファイルに対しては、そのまま結合すればよい。元のページ番号を消去して結合後ファイルに通し番号のページ番号を付与してもよい。
以上説明したように、本実施例の情報処理装置200を使用するユーザは、結合するファイルと結合したくないファイルを同時にワークフローフォルダ上に格納することができるようになる。例えば、最初に「議事録1-2.doc」をユーザが格納すると、情報処理装置200はこのファイルと結合すべきファイル(議事録2-2.doc)が置かれるまでファイルを待機する。次にユーザーが「サンプル.jpg」を置くと、情報処理装置200は、これは結合が不要なファイルと判断しすぐにワークフローフォルダに設定されたジョブを実行する。ユーザが「議事録2-2.doc」を格納すると、情報処理装置200は「議事録1-2.doc」と結合し、ワークフローフォルダに設定されたジョブを実行する。
本実施例では、ワークフローフォルダの配下のフォルダのファイルを結合対象とする情報処理装置200について説明する。
本実施例では、ファイル検知部203は以下の結合条件によりファイルを結合するか否かを判定する。
(i) ユーザがワークフローフォルダの配下のフォルダにファイルを格納した場合、連続して格納される複数のファイルの格納間隔が所定時間内である場合に限り、そのフォルダに格納された全てのファイルを結合対象とする。
(ii) ユーザがワークフローフォルダのルートにファイルを格納した場合、そのフォルダに格納されたファイルを結合対象としない(1ファイルずつジョブに用いられる)。
(i) ユーザがワークフローフォルダの配下のフォルダにファイルを格納した場合、連続して格納される複数のファイルの格納間隔が所定時間内である場合に限り、そのフォルダに格納された全てのファイルを結合対象とする。
(ii) ユーザがワークフローフォルダのルートにファイルを格納した場合、そのフォルダに格納されたファイルを結合対象としない(1ファイルずつジョブに用いられる)。
このような規則では、ユーザは結合したくないファイルは、ワークフローフォルダのルートに格納し、結合したいファイルの場合はワークフローフォルダの配下にフォルダを作成してファイルを格納すればよい。本実施例では、ファイル検知部203が総ファイル数になるまで格納されたファイルの数をカウントする処理は不要になるので、ファイル名の解析が不要になる。
図12は、ファイルサーバ202のディレクトリ構造を模式的に説明する図の一例である。図12では、図6の状態のディレクトリ構造に対し、ユーザがワークフローフォルダ"Workflow_mail"の配下に、フォルダ"join"を作成している。この場合、"Workflow_mail"がワークフローフォルダのルートで、"join"がワークフローフォルダの配下のフォルダである。
図13は、実施例1のS10のファイル検知部の処理手順を示すフローチャート図の一例である。なお、全体的なシーケンス図は実施例1と同様なので省略する。
ファイル検知部203はファイルが格納されたディレクトリ情報をファイルシステムなどから取得する(S201)。
このディレクトリがワークフローフォルダのルートの場合(S202のYes)、ファイル検知部203は、結合は不要と判断し、処理はステップS206に移行する。
ディレクトリがルートでない場合(S202のNo)、ファイル検知部203は結合が必要なファイルと判断し、処理はステップS203へ移行する。
ステップS203では、ファイル検知部203は、ファイルが格納されてからの経過時間を測定するタイマーの計測を開始する(S203)。このタイマーはファイルが格納されるたびに、リセットされる。
ファイル検知部203は、タイマーが例えば1分以上経過したか否かを判定する(S204)。
タイマーが1分以上経過していない場合(S204のYes)、結合されるファイルが格納される可能性があると判断して待機する(S205)。
タイマーが1分以上経過した場合(S204のNo)、結合されるファイルは全て格納されたと判断して、処理はステップS206に移行する。
この場合、ファイル検知部203は、ワークフローフォルダの配下のファイルをまとめてファイル変換部204に渡し、ファイル変換部204はファイルの結合処理を行う(S206)。
本実施例ではファイル番号が不明なので、ファイル変換部204は例えば、ファイルスタンプを監視して、古い順又は新しい順にファイルを結合する。こうすることで、ユーザは結合されたファイルを、古いページから又は新しいページから順に読むことができる。ファイルの結合順は、ユーザがWebUI208から設定することができる。
したがって、本実施例の情報処理装置200は、実施例1と同様の効果を奏するが、ファイル名の付与規則の設定や解析が不要になるというメリットがある。
100 画像形成装置
200 情報処理装置
201 OS
202 ファイルサーバ
203 ファイル検知部
204 ファイル変換部
205 ジョブ実行部
206 印刷実行部
207 送信実行部
208 WebUI
209 ネットワークI/F
300 ユーザ端末
400 携帯端末装置
500 情報処理システム
600 ネットワーク
200 情報処理装置
201 OS
202 ファイルサーバ
203 ファイル検知部
204 ファイル変換部
205 ジョブ実行部
206 印刷実行部
207 送信実行部
208 WebUI
209 ネットワークI/F
300 ユーザ端末
400 携帯端末装置
500 情報処理システム
600 ネットワーク
Claims (8)
- ファイルが格納されるフォルダと、
前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブルと、を有する情報処理装置であって、
前記フォルダに格納されたファイルを検知し、ファイルのファイル名に含まれる結合数を抽出して、他のファイルと結合するか否かを判定するファイル検知手段と、
前記ファイル検知手段が他のファイルと結合すると判定した場合、前記フォルダ内のファイル名に共通部がある前記結合数のファイルを1つのファイルに結合するファイル結合手段と、
前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するジョブ実行手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ファイル検知手段は、1つの前記フォルダに格納されたファイルのうち、ファイル名に共通部があるファイルの数をカウントし、カウント値が前記結合数になると、1つの前記フォルダに格納された複数のファイルを結合すると判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - ファイルが格納される1つ以上のフォルダと、
前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブルと、を有する情報処理装置であって、
複数のファイルを結合する前記フォルダとして予め定められている前記フォルダに、格納されたファイルを検知し、連続して格納されるファイルの格納間隔が所定時間内の複数のファイルを結合すると判定するファイル検知手段と、
前記ファイル検知手段が結合すると判定した、前記フォルダ内の全てのファイルを1つのファイルに結合するファイル結合手段と、
前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するジョブ実行手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ファイル検知手段は、前記フォルダに最後にファイルが格納されてから所定時間が経過した場合、1つめのファイルとして検知されたファイルから最後に前記フォルダに格納されたファイルまでの全てのファイルを結合するファイルであると判定する、
ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。 - 前記ジョブ実行手段が実行したジョブの実行結果を記憶するジョブ実行結果記憶フォルダを有する、
ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記ジョブ実行手段が実行したジョブに用いられたファイルを記憶するジョブ実行ファイル記憶フォルダを有する、
ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の情報処理装置。 - 前記ファイル結合手段は、結合した複数のファイルのファイル名の共通部を結合後のファイルのファイル名として付与する、
ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の情報処理装置。 - ファイルが格納される1つ以上のフォルダと、
前記フォルダ毎に、格納されたファイルを用いたジョブのジョブ設定情報が記述された処理内容テーブルと、を有する情報処理装置のフォルダ監視方法であって、
ファイル検知手段が、前記フォルダに格納されたファイルを検知し、ファイルのファイル名に含まれる結合数を抽出して、他のファイルと結合するか否かを判定するステップと、
ファイル結合手段が、前記ファイル検知手段が他のファイルと結合すると判定した場合、前記フォルダ内のファイル名に共通部がある前記結合数のファイルを1つのファイルに結合するステップと、
ジョブ実行手段が、前記処理内容テーブルに記述された前記ジョブ設定情報にしたがい、結合されたファイルを用いたジョブを実行するステップと、
を有することを特徴とするフォルダ監視方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012036753A JP2013171534A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | 情報処理装置、フォルダ監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012036753A JP2013171534A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | 情報処理装置、フォルダ監視方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013171534A true JP2013171534A (ja) | 2013-09-02 |
Family
ID=49265406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012036753A Pending JP2013171534A (ja) | 2012-02-22 | 2012-02-22 | 情報処理装置、フォルダ監視方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013171534A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017027590A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-02-02 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム |
JP2018014709A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-01-25 | 株式会社リコー | 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2018116498A (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | キヤノン株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム |
JP2020053742A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
US11135625B2 (en) | 2014-12-30 | 2021-10-05 | Koninklijke Philips N.V. | System for anti-biofouling |
-
2012
- 2012-02-22 JP JP2012036753A patent/JP2013171534A/ja active Pending
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