JP2013169272A - 洗濯機 - Google Patents

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Koichi Izawa
浩一 井澤
Yoshinori Kaneda
至功 金田
Shinichiro Kawabata
真一郎 川端
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Abstract

【課題】作動流体に磁気粘性流体を使用するダンパで水槽の振動を減衰するものにおける、リード線の保護処理並びにその処理の解除を伴う組立て性の向上、並びに製品としての信頼性の向上を図り得るようにする。
【解決手段】ダンパ21のロッド23と上下両ヨーク48,49及び中間ヨーク39との間の磁気粘性流体56に上下電磁コイル44,45から磁力を印加して該磁気粘性流体56の粘度を高めることにより、ロッド23の往復動に対する摩擦抵抗を増加させて減衰力を大きくし、水槽に振動が発生しにくくするものにおいて、両電磁コイル44,45に通電するリード線50を、シリンダ22から導出されたコイル側リード線50aと、給電回路に接続される回路側リード線50bとに分けて、それらを中継接続するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は洗濯機に関する。
従来より、洗濯機、中でもドラム式洗濯機においては、外箱の内部に水槽が存在し、この水槽の内部に回転槽であるドラムが収容されていて、このドラムが水槽外のモータにより回転駆動されるようになっている。又、水槽は、外箱の底板上にサスペンションにより弾性支持して設けられており、そのサスペンションに、ドラムの回転振動に伴う水槽の振動を減衰するダンパが具えられている。この種のダンパには、通常、減衰力が不変のものが用いられているが、近年、減衰力が可変のものを用いる考えがあり、それには作動流体に磁気粘性流体(MR流体)を使用することが考えられている。
磁気粘性流体は、例えば、オイルの中に鉄、カルボニル鉄などの強磁性粒子を分散させたものであって、磁力が印加されると強磁性粒子が鎖状のクラスタを形成することで粘度が上昇するものであり、それによって、例えば、脱水行程起動時の水槽の共振が現れる回転速度域で、磁気粘性流体の粘度を上げてダンパの減衰力を大きくすることにより、水槽の共振の発生を回避して脱水回転の立ち上がり性能を良くし、それ以後の脱水行程定常(高速回転)域では、磁気粘性流体の粘度を下げて減衰力を小さくすることにより、水槽の振動が外箱に伝わるのを避け、更にその振動が洗濯機を設置した家屋の床面に伝わるのを避けるようにすることが可能である。
そして、上述の磁気粘性流体を使用するダンパは、シリンダの内部に、電磁コイルと、この電磁コイルが発生する磁界を誘導するヨークが設けられ、その電磁コイルとヨークとをロッドが電磁コイル及びヨークとの間に微小な間隙を存し貫通してシリンダに挿設され、そのロッドと電磁コイル及びヨークとの間の間隙に磁気粘性流体が充填されているものであって、電磁コイルが発生した磁界により、ヨークを介して磁気粘性流体に磁力を印加するようになっている。
しかして、このものにおいては、電磁コイルに給電するためのリード線を、電磁コイルに連ねてシリンダから導出し、その先端部にコネクタを設けて、このコネクタにより給電回路に接続するようにしている(例えば特許文献1参照)。
又、それとは異なるものとして、電磁コイルに接続してシリンダにコネクタを設け、リード線をシリンダとは別に設けて、その両端部にコネクタを設け、その一方のコネクタを上記シリンダに設けたコネクタに接続し、他方のコネクタを給電回路に接続するようにしたものもある(例えば特許文献2、3参照)。
特開2011−254977号公報 特開2011−41690号公報 特開2006−75465号公報
上記磁気粘性流体を使用するダンパの電磁コイルに給電するためのリード線は、ダンパから給電回路までの距離にダンパの振動量を見越して更に必要な余裕長を持たせた長さとして、例えば約1.5(m)の長さを有している。
この長いリード線はダンパの組立て時に傷付くおそれがある。
図9及び図10は、そのダンパ組立て時中の特にシリンダの開放端部の絞りを行う工程の様子を表している。この図9及び図10において、101は従動ローラを示しており、2個ずつが3列存在し、共通の支軸102で自由回転可能に支持されている。これらの従動ローラ101に対応して、その上方には駆動ローラ103が1個ずつ3列存在し、共通の駆動軸104に取付けられて、図示しない駆動源であるモータにより矢印A方向に回転駆動されるようになっている。又、最先方(図9では左端)の駆動ローラ103の更に先方には、円盤状のかしめ用へら105が、駆動軸106に取付けられて、駆動ローラ103とは直角に異なる角度で存在し、図示しない駆動源であるモータにより矢印B方向に回転駆動されるようになっている。
これらに対して、3列の従動ローラ101上にはシリンダ107がセットされる。このシリンダ107には、このとき、前記電磁コイルと、ヨーク、ロッド108、及び磁気粘性流体がシリンダ107の図9で左側の開放端部からシリンダ107の内部に収納されており、且つ、リード線109があらかじめ電磁コイルに連ねた状態でシリンダ107から導出されている。
このとき又、3列の駆動ローラ103とかしめ用へら105は、そのうちの駆動ローラ103を図10に二点鎖線で代表して示すように、シリンダ107のセットの邪魔にならぬよう、実線図示の位置よりも上方に離れて存在する。そして、その状態から、3列の駆動ローラ103を降下させ、3列の従動ローラ101との間でシリンダ107を挟む。次いで、3列の駆動ローラ103を回転させることにより、シリンダ107を矢印A方向とは反対の矢印C方向に回転させる。この回転に伴い、3列の従動ローラ101は矢印A方向に従動回転する。
こうした状態で、次に、かしめ用へら105を回転させつつ降下させ、シリンダ107の前記開放端部に押し当てて、そのシリンダ107の開放端部をかしめ、すなわちローリングかしめして絞る。このようにシリンダ107の開放端部をかしめて絞ったことにより、シリンダ101に収納された上記部品の抜け止めがなされる。
このようなローリングかしめを行うとき、リード線109が、駆動ローラ103、従動ローラ101、及びかしめ用へら105と、シリンダ107との間に巻き込まれて傷付くおそれがあるのである。
このため、如上のローリングかしめを行うときには、リード線109の保護処理として、リード線109をシリンダ107の左端と中央の駆動ローラ103間の部分に多数回巻き付け、加えてバンド110で巻き締め固定している。
そして、ローリングかしめを行った後には、3列の駆動ローラ103とかしめ用へら105をシリンダ107から上方に離間させて戻し、シリンダ107を取出して後、バンド110を取り除いて、リード線109を巻き戻すようになっている。
これらのダンパの組立て時におけるリード線109の保護処理並びに保護解除処理の作業が面倒であり、組立て性を悪くしていた。
一方、特許文献2、3に記載のものにおいては、電磁コイルへのリード線の接続をダンパの組立て後にコネクタで行うものであり、そのため、上述のような面倒な作業を必要としない。しかしながら、ダンパは回転槽の回転時に振動するものであり、その振動によってコネクタが抜脱するおそれがあり、もしくは抜脱しないまでも緩むおそれがあって接触抵抗が増加するなど、製品としての信頼性に欠けるものであった。
そこで、作動流体に磁気粘性流体を使用するダンパで水槽の振動を減衰するものにおける、リード線の保護処理並びにその処理の解除を伴う組立て性の向上、並びに製品としての信頼性の向上を図り得る洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパを有する洗濯機において、前記ダンパは、シリンダと、このシリンダの内部に収容された電磁コイルと、
この電磁コイルに給電するリード線と、前記シリンダの内部に収容され、前記電磁コイルが発生する磁界を誘導するヨークと、このヨークをそれとの間に微小な間隙を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、このロッドと前記ヨークとの間の前記間隙に充填された磁気粘性流体とを具備するものであって、前記リード線を、前記電磁コイルに連なって前記シリンダから導出されたコイル側リード線と、前記電磁コイルに給電する給電回路に接続される回路側リード線とに分けて、それらコイル側リード線と回路側リード線とを中継接続して成ることを特徴とする。
第1の実施形態を示す、ダンパを含むサスペンション単体の縦断面図 リード線の、一部を省略した正面図 接続端子単体の拡大斜視図 リード線の中継接続部分の斜視図 ダンパ・シリンダの開放端部のローリングかしめを行う装置の側面図 洗濯機の全体を一部破断で示す縦断側面図 第2の実施形態を示す図1相当図 図2相当図 従来の図5相当図 ダンパ・シリンダの開放端部のローリングかしめを行う装置の背面図
以下、第1の実施形態につき、図1ないし図6を参照して説明する。
まず、図6には、ドラム式洗濯機の全体構造を示しており、外箱1を外殻としている。この外箱1は、直方体状を成しており、そのうちの前面部(図6で右側)に洗濯物出入口2を形成し、この洗濯物出入口2を開閉する扉3を外箱1に枢支して設けている。又、外箱1の前面部の上部には、操作パネル4を設けており、その裏側(外箱1内)に、操作パネル4が有する操作キーに対応するスイッチや表示部に対応する表示素子を具える操作・表示系の電子ユニット5を配置している。
外箱1の内部には、水槽6を配設している。この水槽6は軸方向が前後(図6で右左)の横軸円筒状を成すものであり、それを外箱1内の底板部1a上に、左右一対(一方のみ図示)のサスペンション7によって前上がりの傾斜状に弾性支持している。サスペンション7の詳細については、後に述べる。
水槽6の背部には、モータ8を取付けている。このモータ8は、この場合、例えば直流のブラシレスモータから成るもので、アウターロータ形であり、ロータ8aの中心部に取付けた回転軸(図示省略)を、軸受ハウジング9を介して水槽6の内部に挿通している。
水槽6の内部には、ドラム10を配設している。このドラム10も軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、それを後部の中心部で上記モータ8の回転軸の先端部に取付けることにより、水槽6と同心の前上がりの傾斜状に支持している。又、その結果、ドラム10はモータ8により回転されるようになっており、従って、ドラム10は回転槽であり、モータ8はドラム10を回転させる回転槽駆動装置として機能するようになっている。
ドラム10の周側部(胴部)には、小孔11を全域にわたって多数形成している。又、ドラム10及び水槽6は、ともに前面部に開口部12,13を有しており、そのうちの水槽6の開口部13と前記洗濯物出入口2との間を環状のベローズ14で連ねている。この結果、洗濯物出入口2は、ベローズ14、水槽6の開口部13、及びドラム10の開口部12を介して、ドラム10の内部に連なっている。
水槽6の最低部である底部の後部には、排水弁15を介して、外箱1外に連なる排水ホース16を接続している。又、水槽6の背部から上方そして前方には、乾燥ユニット17を配設している。この乾燥ユニット17は、除湿器18と、送風機19、及び加熱器20を有しており、ドラム10内の空気を吸引して除湿し、次いで加熱して、ドラム10内に戻す循環を行わしめることにより、洗濯物を乾燥させるようになっている。
ここで、サスペンション7の詳細について述べる。サスペンション7はダンパ21を有しており、このダンパ21は、図1に示すように、主部材として、磁性材から成るシリンダ22と、同じく磁性材から成るロッド23とを具えている。このうち、シリンダ22は上方の端部が開放した有底の円筒状を成していて、下端部にロッド状の取付部24を同心状に有し、この取付部24を、図6に示すように、前記外箱1の底板部1aに、主として取付板25、クッション26,27、及びナット28で取付けている。
これに対して、ロッド23は円棒状を成していて、上端部を、前記水槽6の左右両側における下部の前後の中間部に、主として取付板29、クッション30,31、及びナット32で取付けている。
シリンダ22の内部には、図1に示すように、下端部近くの一箇所に凸部33を、それより上方の上下中間部の周囲部に突出部34を、更にその直上部の一箇所に凸部35を形成している。このうち、凸部33と凸部35は、シリンダ22の各該当部を径方向の外方から内方へ押込んでハーフカットすることにより形成したものである。
それに対して、突出部34は、シリンダ22の該当部の内周部の全周に形成したものであって、特には、シリンダ22の外方から内方へ突出させて形成したものであり、その関係上、突出部34の外側には溝36が形成されている。
加えて、シリンダ22の上端部の一箇所には、該シリンダ22の開放端部から軸方向の下方へU字状の欠除部37を形成している。
一方、ロッド23には、磁場ユニット38を嵌装している。この磁場ユニット38は、リング状の中間ヨーク39と、これの上下にOリング40,41を介して配置した上下両ボビン42,43、及びこの両ボビン42,43にそれぞれあらかじめ巻装した上下両電磁コイル44,45、上下両ボビン42,43の更に上下にOリング46,47を介して配置した上下両ヨーク48,49、下電磁コイル45から上電磁コイル44にかけてそれらの外側に配設したリード線50、リード線50のシリンダ22からの導出部分を覆ったブッシュ51を有し、これらをモールド樹脂52で覆って、該樹脂52を成形固化させることにより、一体化したものである。
上記磁場ユニット38における中間ヨーク39と上下両ボビン42,43及び上下両ヨーク48,49と、ロッド23との間には、微小な間隙53が存在しており、従って、ロッド23は中間ヨーク39と上下両ボビン42,43及び上下両ヨーク48,49をそれらとの間に微小な間隙53を存し貫通している。
加えて、上記磁場ユニット38の上下部である上ヨーク48の上部と下ヨーク49の下部には、上下両オイルシール54,55を密嵌しており、ロッド23はこの両オイルシール54,55に密接してそれらをも貫通しており、その上で、上述の間隙53には磁気粘性流体(MR流体)56を充填している。
磁気粘性流体56は、既述のように、例えば、オイルの中に鉄、カルボニル鉄などの強磁性粒子を分散させたもので、磁力が印加されると強磁性粒子が鎖状のクラスタを形成することで粘度が上昇するものである。上下両オイルシール54,55は、その磁気粘性流体56の、磁場ユニット38からの漏出を抑止すべく機能するものである。
上記上下両オイルシール54,55の更に上下に位置してロッド23には、第2の上オイルシール57及び上軸受58を収容したケース59と、下軸受60を収容したハウジング61とを嵌装している。この場合、軸受58,60は、ともに焼結含油メタルから成るものであり、下軸受60はロッド23の磁場ユニット38より一端(下端)側を、上軸受58はロッド23の磁場ユニット38より他端(上端)側を、それぞれ軸方向(上下方向)移動可能に支承すべく機能するものである。
又、前記下ヨーク49には下方へ突出する突起62をあらかじめ形成しており、それに対応して、ハウジング61には凹部63を形成し、これらを嵌合させて係合させることにより、下ヨーク49にハウジング61を回り止めしている。ハウジング61には又、シリンダ22の前記凸部35と対応する凹部64を形成している。
そして、ロッド23の下端部にはストップリング65を取付けて、ロッド23の抜け止めをしている。
以上のように構成して後、ロッド23と共にハウジング61、磁場ユニット38及びケース59を、上方よりシリンダ22の内部に挿入し、ハウジング61をシリンダ22の突出部34に当接させている。これにより、ハウジング61がシリンダ22の軸方向に位置決めされ、ひいては磁場ユニット38及びケース59もシリンダ22の軸方向に位置決めされている。
又、そのとき、ハウジング61は先に凹部63を下ヨーク49の突起62に係合させて回り止めしており、このハウジング61の凹部64をシリンダ22の凸部35に係合させている。これにより、上記ハウジング61、磁場ユニット38及びケース59がシリンダ22に回り止めされ、同時に、磁場ユニット38のブッシュ51部分(リード線50の導出部分)の位置がシリンダ22の欠除部37の位置に合致されて、その欠除部37にブッシュ51が挿入されている。
この後、シリンダ22の、ケース59が収納された部分である上方の開放端部を、先の図9及び図10に示した装置にてローリングかしめすることにより、絞り部22aで示すように径方向の内方へ絞り、上記ハウジング61、磁場ユニット38及びケース59をその絞り部22aにより抜け止め固定している。
そして、シリンダ22の上記絞り部22aには、それを覆うキャップ66を圧嵌しており、それによって、シリンダ22の前記欠除部37に挿入したブッシュ51の抜け止めをし、かくして、ダンパ21を組成している。
キャップ66は中心部に孔67を有しており、それに対して、ケース59は中心部に前記上軸受58を収容して上方へ突出する突部59aを有していて、シリンダ22の上記絞り部22aにキャップ66を圧嵌したのに伴い、突部59aが孔67を貫通してキャップ66外に突出しており、その突出部にはスプリング68の下端部を被嵌している。スプリング68は圧縮コイルスプリングである。
又、ロッド23には、ダンパ21より所定距離上方の箇所にばね座69を装着しており、このばね座69と上記キャップ66との間に上記スプリング68を介在させ、かくして前記サスペンション7を構成し、このサスペンション7の、前記外箱1の底板部1aに対する取付け並びに前記水槽6に対する取付けにより、外箱1の底板部1a上に水槽6を弾性支持するようにしている。
さて、前記リード線50は、前記上下両電磁コイル44,45に給電するためのもので、詳細には、両電磁コイル44,45に連なってシリンダ22から導出されたコイル側リード線50aと、両電磁コイル44,45に給電する後述の給電回路に接続される回路側リード線50bとに分けて、それらコイル側リード線50aと回路側リード線50bとを中継接続部分70で示すように中継接続して成るものである。
更に詳細には、図2に示すように、コイル側リード線50a及び回路側リード線50bともに、2条ずつ存在し、そのうちのコイル側リード線50aの1条50aが直接には下電磁コイル45の巻き始端部に連なり、コイル側リード線50aの他の1条50aが上電磁コイル44の巻き終端部に連なっているが、下電磁コイル45の巻き終端部と上電磁コイル44の巻き始端部との間は図示しない渡り線で連ねており、すなわち、下電磁コイル45と上電磁コイル44は直列に接続している。
又、コイル側リード線50a及び回路側リード線50bの長さについては、コイル側リード線50aの長さを、回路側リード線50bの長さより短くしている。特には、前述のように、シリンダ22の開放端部がローリングかしめにより絞られ、そのローリングかしめ時にシリンダ22に接する、隣り合うローラ(2つの駆動ローラ103、2つの従動ローラ101)の間隔距離L(図5参照)以下に、コイル側リード線50aの長さを定めている。具体的には、コイル側リード線50aの長さを約10〜15〔cm〕とし、回路側リード線50bの長さを約135〜140〔cm〕として、合計で前述の約1.5〔m〕としている。
更に、コイル側リード線50aの絶縁被覆71の材質を高耐熱性(具体的には例えばフッ素樹脂)としており、回路側リード線50bの絶縁被覆72の材質を低耐熱性(具体的には例えば塩化ビニル)としている。
加えて、回路側リード線50bは、中継接続部分70近くから先端部側までの大部分を絶縁チューブ73で覆っている。
コイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続には、図3に示すU字形の導電性を有する金属性の接続端子74を2つ用い、図4に示すように、この接続端子74の1つの片側に前記コイル側リード線50aの1条50aの裸状端部を収め、同接続端子74の1つの残る片側には回路側リード線50bの1条50bの裸状端部を収めて、それらを同接続端子74の1つで包み込み圧着するように同接続端子74の1つをかしめることで、コイル側リード線50aの1条50aと回路側リード線50bの1条50bとを接続している。
又、接続端子74の他の1つの片側にはコイル側リード線50aの他の1条50aの裸状端部を収め、同接続端子74の他の1つの残る片側には回路側リード線50bの他の1条50bの裸状端部を収めて、それらを上述同様に同接続端子74の他の1つで包み込み圧着するように同接続端子74の他の1つをかしめることで、コイル側リード線50aの他の1条50aと回路側リード線50bの他の1条50bとを接続している。
そして、上記接続端子74のそれぞれから各両側のコイル側リード線50aの2条50a1,50aの端部及び前記絶縁被覆71の端部と、回路側リード線50bの2条50b1,50bの端部及び前記絶縁被覆72の端部に並びに前記絶縁チューブ73の端部にかけては、図1及び図2に示すように、それらを電気絶縁材料であるモールド樹脂(具体的には例えばポリアミド樹脂)75で隔離し且つ共通に覆って、該樹脂を例えば直方体状に成形固化させることにより一体化し、もってコイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続部分70を樹脂モールドして覆っている。
なお、回路側リード線50bの先端部にはコネクタ76を接続して設けている。
しかして、以上のリード線50は、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとを中継接続する前の、コイル側リード線50a単体の状態で、前記ダンパ21におけるシリンダ22の欠除部37にブッシュ51を挿入することで、前記ダンパ21のロッド23やハウジング61、磁場ユニット38及びケース59と共にシリンダ22に組み付けている。そして、その後に、シリンダ22から導出された状態のコイル側リード線50aの保護処理をし、この状態で、シリンダ22の前記開放端部のローリングかしめによる絞りを行う。
その後に、取出したシリンダ22へのキャップ66の装着と、コイル側リード線50aに対する回路側リード線50bの中継接続、中継接続部分70の樹脂モールド、回路側リード線50b先端部のコネクタ76の接続を行い、更に、ダンパ21へのスプリング68の装着(サスペンション7の組立て)、外箱1及び水槽6に対するサスペンション7の装着を行い、前記両電磁コイル44,45に給電する給電回路にコネクタ76を接続することで、回路側リード線50bをその給電回路に接続する。
図6には、その給電回路を含む電子ユニット77を示しており、この電子ユニット77は、前記外箱1の前面部の裏側下部に配置され、前記モータ8や、図示しない給水弁、前記排水弁15、前記乾燥ユニット17の送風機19、加熱器20、及び前記両電磁コイル44,45等の電装品を駆動するのに供するようになっていて、それらに給電する給電回路を有している。
従って、リード線50は、ダンパ21に関してのみ述べれば、ダンパ21の組立て時にはコイル側リード線50a単体の状態で保護処理をし、ダンパ21の組立て後にコイル側リード線50aに対する回路側リード線50bの中継接続をし、その後に給電回路に対する回路側リード線50bの接続を行うものである。
なお、シリンダ22の前記凸部33はリード線50(回路側リード線50b)を係留するホルダ(図示省略)を取付けるためのものである。
次に、上記構成の洗濯機の作用効果を述べる。
上記構成の洗濯機においては、洗濯時や脱水時もしくは乾燥時の、ドラム10を回転させる折り、該ドラム10の回転に伴い、水槽6が上下方向を主体に振動する。この水槽6の上下振動に応動して、サスペンション7では、水槽6に取付けたダンパ21のロッド23が、スプリング68を伸縮させつつ、キャップ66、上軸受58、上オイルシール57,54、上ヨーク48、上ボビン42(上電磁コイル44)、中間ヨーク39、下ボビン43(下電磁コイル45)、下ヨーク49、下オイルシール55、及び下軸受60を通って、シリンダ22内を上下方向(軸方向)に往復動する。
このようにロッド23が上記各部品を通って上下方向に往復動するとき、ロッド23と上下両ヨーク48,49及び中間ヨーク39との間の間隙53に充填した磁気粘性流体56は、その粘性による摩擦抵抗でサスペンション7に減衰力を与え、水槽6の振幅を減衰させる。
しかして、このとき、中でも水槽6が共振するとき、ダンパ21の上下両電磁コイル44,45に駆動系電子ユニット77の給電回路からリード線50を介して通電(直流)をする。すると、その両電磁コイル44,45による磁界が発生して、磁気粘性流体56に磁力が印加され、磁気粘性流体56の粘度が高まる。
詳細には、両電磁コイル44,45に通電したことで、ロッド23−磁気粘性流体56−上ヨーク48−シリンダ22−中間ヨーク39−磁気粘性流体56−ロッド23の磁気回路が発生すると共に、ロッド23−磁気粘性流体56−中間ヨーク39−シリンダ22−下ヨーク49−磁気粘性流体56−ロッド23の磁気回路が発生し、それぞれ磁束が通過する箇所の磁気粘性流体56の粘度が高まる。特に磁束密度の高いロッド23と上ヨーク48との間、中間ヨーク39とロッド23との間、及び下ヨーク49とロッド23との間の、各磁気粘性流体56の粘度が高まり、摩擦抵抗が増加する。
かくして、ロッド23が前記各部品、特には上下両電磁コイル44,45と、上ヨーク48、中間ヨーク39、及び下ヨーク49を通って上下方向に振動するとき、中でも水槽6が共振するときの、摩擦抵抗が増加することにより、減衰力が大きくなる。これにより、水槽6に振動が発生しにくくできる。
なお、水槽6の共振が現れる回転速度域以後の高速回転域では、両電磁コイル44,45の通電をせず、あるいはその通電を少なくして、ダンパ21の減衰力を小さくし、それにより、水槽6の振動が外箱1に伝わるのを避け、更にその振動が洗濯機を設置した家屋の床面に伝わるのを避けることができる。
このように上記構成の洗濯機では、回転槽であるドラム10を収容する水槽6の振動を減衰するダンパ21が、シリンダ22の内部に収容した上下両電磁コイル44,45が発生する磁界により、ロッド23と上下両ヨーク48,49及び中間ヨーク39との間の磁気粘性流体56に磁力を印加して該磁気粘性流体56の粘度を高めることにより、ロッド23の往復動に対する摩擦抵抗を増加させて減衰力を大きくし、水槽6に振動が発生しにくくできるものであり、その中で、両電磁コイル44,45に通電するリード線50を、両電磁コイル44,45に連なってシリンダ22から導出されたコイル側リード線50aと、両電磁コイル44,45に給電する給電回路に接続される回路側リード線50bとに分けて、それらコイル側リード線50aと回路側リード線50bとを中継接続部分70で示したように中継接続している。
このようにしたことで、ダンパ21の組立て時(特にはシリンダ22の開放端部のローリングかしめによる絞り時)のリード線50の保護処理が、回路側リード線50bと接続する前の短いコイル側リード線50a単体の状態でできる。その短いコイル側リード線50aの保護処理はコイル側リード線50aを従来の長いリード線のようにシリンダ22に多数回も巻き付ける必要がない。従って、前記特許文献1に記載のもののような、シリンダの開放端部のローリングかしめを行うときに、リード線をシリンダに多数回巻き付け、その後に、リード線をシリンダから多数回巻き戻すという面倒な作業が強いられることがなく、リード線50の保護処理並びにその処理の解除を伴うダンパ21の組立て性の向上を達成することができる。
又、この場合、コイル側リード線50aはシリンダ22から導出され、前記特許文献2、3に記載のもののような、ダンパの組立て後にコネクタで電磁コイルに接続するというものではないため、回転槽の回転時におけるダンパ21の振動によってリード線50(コイル側リード線50a)が接続部分から抜脱するということもなく、緩むこともなくて、製品としての信頼性を向上させることができる。
加えて、上記構成の洗濯機では、コイル側リード線50aの長さを、回路側リード線50bの長さより短くしており、それによって、コイル側リード線50aの保護処理が一段と容易にできる。
又、上記構成の洗濯機では、ダンパ21のシリンダ22の開放端部がローリングかしめにより絞られ、そのローリングかしめ時にシリンダ22に接する、隣り合うローラの間隔距離以下に、コイル側リード線50aの長さを定めている。これにより、そのローリングかしめ時におけるコイル側リード線50aの保護がより容易で且つ確実にできる。図5は、そのときのコイル側リード線50aの状態を示しており、コイル側リード線50aをシリンダ22に単に(軸方向に沿って)添え、バンド78で巻き締め固定している。
更に、上記構成の洗濯機では、コイル側リード線50aの絶縁被覆71の材質を高耐熱性としている。これにより、電磁コイル44,45の樹脂モールド時等における熱に対して、両電磁コイル44,45に連なったコイル側リード線50aの耐熱性を充分に得ることができる。なお、回路側リード線50bの絶縁被覆72の材質は低耐熱性としており、低耐熱性の絶縁被覆は高耐熱性の絶縁被覆に比して安価であるから、それだけコストの低減ができる。
そして、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続部分70を樹脂モールドして覆っている。これにより、中継接続部分70の電気絶縁が容易且つ確実にできる。特に、ダンパ21は水槽6の下方にあって、中継接続部分70は更にその下方にあり、水槽6の外表面に結露して滴下する水沫等がかかりやすくて、それに対する電気絶縁性の確保が重要である。この中継接続部分70の電気絶縁性を、中継接続部分70を覆った樹脂モールドで確保することができる。更に、この場合、回路側リード線50bを覆った絶縁チューブ73の端部をも樹脂モールドで覆っていることにより、該絶縁チューブ73の端部をテーピングするようなことも必要なく、その絶縁処理ができる。
加えて、上記構成の洗濯機では、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続を、接続端子74でかしめることにより行っている。これにより、容易且つ確実に中継接続ができる。ただし、この中継接続は、コイル側リード線50aの裸状端部と回路側リード線50bの裸状端部とを絡げてはんだ付けすることで行うようにしても良い。
そのほか、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続はコネクタで行っても良い。この中継接続のコネクタについては、それがダンパ21のシリンダ22に設けられているのではないから、ダンパ21が振動しても、その振動を直接的に受けることがなくて、抜脱や緩みを生じにくく、製品としての信頼性を必要充分に得ることができる。
以上に対して、図7及び図8は第2の実施形態を示すもので、第1の実施形態と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
このものの場合、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとの中継接続部分70を絶縁材料でポッティングして覆っている。詳細には、コイル側リード線50aと回路側リード線50bとを前記接続端子74で中継接続した後、その中継接続部分70を、仕切壁81aを有するポッティングケース81に入れる。このとき、コイル側リード線50aの1条50a及び回路側リード線50bの1条50bと、コイル側リード線50aの他の1条50a及び回路側リード線50bの1条50bとが仕切壁81aで仕切られるように入れ、その上で、中継接続部分70を浸すようにポッティングケース81に電気絶縁材料であるウレタン樹脂やエポキシ樹脂等のポッティング材82を入れて固化させている。
このようにしても、中継接続部分70の電気絶縁が容易且つ確実にできる。しかも、第1の実施形態の樹脂モールドしたものに比しては、モールド型を要することがなく、それだけ安価に実現できる。
以上説明した洗濯機は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、特に洗濯機の全体としては、ドラム式に限られず、水槽と回転槽を縦軸状に有する縦軸形洗濯機にも同様に適用して実施できるし、乾燥機能を有していなくても良い。又、コイル及びボビンは一組のみあって、その直上と直下にそれぞれヨークを一つずつ配置したものであっても良いなど、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
そのほか、本発明の二つの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、6は水槽、10はドラム(回転槽)、21はダンパ、22はシリンダ、22aは絞り部、23はロッド、39は中間ヨーク、44は上電磁コイル、45は下電磁コイル、48は上ヨーク、49は下ヨーク、50はリード線、50aはコイル側リード線、50bは回路側リード線、53は間隙、56は磁気粘性流体、70は中継接続部分、71,72は絶縁被覆、75はモールド樹脂、82はポッティング材、Lは隣り合うローラの間隔距離を示す。

Claims (6)

  1. 回転槽を収容する水槽の振動を減衰するダンパを有する洗濯機において、
    前記ダンパは、
    シリンダと、
    このシリンダの内部に収容された電磁コイルと、
    この電磁コイルに給電するリード線と、
    前記シリンダの内部に収容され、前記電磁コイルが発生する磁界を誘導するヨークと、
    このヨークをそれとの間に微小な間隙を存し貫通して前記シリンダに挿設されたロッドと、
    このロッドと前記ヨークとの間の前記間隙に充填された磁気粘性流体とを具備するものであって、
    前記リード線を、
    前記電磁コイルに連なって前記シリンダから導出されたコイル側リード線と、
    前記電磁コイルに給電する給電回路に接続される回路側リード線とに分けて、
    それらコイル側リード線と回路側リード線とを中継接続して成ることを特徴とする洗濯機。
  2. コイル側リード線の長さを、回路側リード線の長さより短くしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. シリンダの開放端部がローリングかしめにより絞られ、そのローリングかしめ時にシリンダに接する隣り合うローラの間隔距離以下に、コイル側リード線の長さを定めたことを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  4. コイル側リード線の絶縁被覆の材質を高耐熱性としたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の洗濯機。
  5. コイル側リード線と回路側リード線との中継接続部分を樹脂モールドして覆ったことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洗濯機。
  6. コイル側リード線と回路側リード線との中継接続部分を絶縁材料でポッティングして覆ったことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112921587A (zh) * 2021-01-08 2021-06-08 珠海格力电器股份有限公司 洗衣机的减震控制方法、系统和洗衣机

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