JP2013168717A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】8MIMOを実現できるコンパクトなアンテナ装置を提供する。
【解決手段】2つのアンテナ素子2a,2bを直交配置したアンテナ素子対2を複数有し、当該複数のアンテナ素子対2を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置したアンテナ素子アレイ3を4つ備え、それら4つのアンテナ素子アレイ3を、鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置し、アンテナ素子2a,2bで送受信する電波の波長をλとしたとき、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離が0.38λ以上であり、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離が1.29λ以上である。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動通信用の基地局に用いられるアンテナ装置に関するものである。
近年、通信速度のさらなる高速化と通信データ量の増大化への要求は高まる一方であり、最大1Gbps、移動通信においても下りで100Mbpsの通信速度を実現するLTEアドバンスト(LTE(Long Term Evolution)−Advanced)の導入に向けて準備が進められている。
LTEアドバンストで所望のパフォーマンスを得るための周波数大域幅は100MHz程度必要であり、現在の逼迫した周波数利用状況を考慮し、新たな周波数帯として3.4〜3.6GHz帯の利用が有力となっている。
使用する周波数帯が3.4〜3.6GHzと高い周波帯になると、電波の伝送ロス(空間伝搬時の伝送ロス)が大きくなりスループットが低下するおそれがある。そのため、LTEアドバンストでは、最大で8MIMO(Multiple Input Multiple Output)を使用することが規定されており、MIMOの数を増やすことにより伝送ロスによるスループットの低下をカバーし、スループットの向上を図っている。
このように、LTEアドバンストに対応させるためには、8MIMOに対応したアンテナ装置が必要になる。従来技術で8MIMOを実現するためには、アンテナを複数本設置する必要があった。
具体的には、図8(a),(b)に示すように、例えば、2つのアンテナ素子を×字状(あるいは+字状)に直交配置したアンテナ素子対82を複数有し、当該複数のアンテナ素子対82を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置してその周囲をレドーム83で覆うように構成された偏波ダイバーシチアンテナ81を用いる場合、1本の偏波ダイバーシチアンテナ81で2MIMOを実現できるため、8MIMOを実現するためには、4本の偏波ダイバーシチアンテナ81が必要になる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開2010−233214号公報
しかしながら、上述のように複数本の偏波ダイバーシチアンテナ81を用いて8MIMOを実現する場合、図8(a)に示すように、4本の偏波ダイバーシチアンテナ81を水平方向に並べて設置するか、あるいは、図8(b)に示すように、4本の偏波ダイバーシチアンテナ81を鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置することになるが、いずれの場合においても、偏波ダイバーシチアンテナ81を支持する支柱の本数が多くなるなど、設置スペースや景観の点で問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑み為されたものであり、8MIMOを実現できるコンパクトなアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、2つのアンテナ素子を直交配置したアンテナ素子対を複数有し、当該複数のアンテナ素子対を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置したアンテナ素子アレイを4つ備え、それら4つのアンテナ素子アレイを、鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置し、前記アンテナ素子で送受信する電波の波長をλとしたとき、水平方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間の距離が、0.38λ以上であり、鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間の距離が、1.29λ以上であるアンテナ装置。
鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間に、周波数帯が異なるアンテナを設けてもよい。
前記周波数帯が異なるアンテナが、既設のアンテナであってもよい。
鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間に、リモート・ラジオ・ヘッドを設けてもよい。
前記各アンテナ素子アレイを、円柱状のレドームに収容してもよい。
本発明によれば、8MIMOを実現できるコンパクトなアンテナ装置を提供できる。
本発明の一実施の形態に係るアンテナ装置の概略構成図である。 (a),(b)は、本発明において、フェージング相関係数を説明する図である。 本発明において、素波の到来角度分布を説明する図である。 本発明において、σ=2°としたときの波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係を示す図である。 (a)は、本発明において、σ=20°としたときの波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係を示す図であり、(b)はその要部拡大図である。 本発明において、σ=6°としたときの波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係を示す図である。 本発明において、RRHを示す概略構成図である。 (a),(b)は、従来のアンテナ装置を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係るアンテナ装置の概略構成図である。
図1に示すように、アンテナ装置1は、2つのアンテナ素子2a,2bを直交配置したアンテナ素子対2を複数有し、当該複数のアンテナ素子対2を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置したアンテナ素子アレイ3を4つ備え、それら4つのアンテナ素子アレイ3を、鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置して構成される。
本実施の形態では、一方のアンテナ素子2aを鉛直方向、他方のアンテナ素子2bを水平方向に沿うように形成した+字状の垂直偏波・水平偏波共用のアンテナ素子対2を用いた。ただし、これに限らず、例えば、一方のアンテナ素子を鉛直方向に対して+45度に、他方のアンテナ素子を鉛直方向に対して−45度に斜め配置した±45度の偏波を共用するアンテナ素子対を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、アンテナ素子2a,2bとして半波長ダイポールアンテナを用いたが、これに限らず、パッチアンテナやその他の偏波ダイバーシチアンテナ素子を用いてもよい。
アンテナ素子2a,2bの寸法は、使用する周波数や帯域幅により適宜決定するとよい。また、アンテナ素子対2の数は、アンテナ利得やアンテナのビーム幅など、所望のアンテナ仕様に応じて適宜決定するとよい。本実施の形態では、LTEアドバンストで使用される可能性の高い3.4〜3.6GHz帯の電波を送受信するように各アンテナ素子2a,2bを形成し、14個のアンテナ素子対2を0.7〜0.8λ程度(λは送受信する電波の波長)の間隔で配置して、鉛直方向の長さHが960mm程度のアンテナ素子アレイ3を形成した。
各アンテナ素子アレイ3は、垂直偏波・水平偏波共用の偏波ダイバーシチアンテナを構成しており、1つのアンテナ素子アレイ3で2MIMOアンテナ構成が実現できる。アンテナ装置1では、このアンテナ素子アレイ3を4つ備えることで、8MIMOのアンテナ構成を実現している。
各アンテナ素子アレイ3は、円柱状のレドーム4に収容される。なお、本実施の形態では、4つのアンテナ素子アレイ3全てを一括して覆うようにレドーム4を設けているが、レドーム4は、上側の2つのアンテナ素子アレイ3を覆う部分と、下側の2つのアンテナ素子アレイ3を覆う部分とで分割されていてもよい。
本実施の形態に係るアンテナ装置1では、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離dが、0.38λ以上とされ、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離Dが、1.29λ以上とされる。以下、この理由について説明する。
MIMO通信では、各々の送信アンテナから受信アンテナの相関を表すフェージング相関係数が重要になる。MIMOによる伝送容量の増大効果(MIMO効果という)を十分に得るためには、フェージング相関係数を0.7以下とする必要がある。
図2(a),(b)に示すように、基地局に2つのアンテナA1,A2を間隔dで設けたときに、p軸に沿って移動する移動体Mからビル等の反射物Rで反射されてアンテナA1,A2で受信される受信電圧v1,v2は、[数1]に示す式(1),(2)で表される。ただし、位相は波長オーダーの移動により大きく変化するが、入射角度の変化は小さいと仮定する。
Figure 2013168717
位置pに関する集合平均より、複素相関係数、すなわちフェージング相関係数ρは、複素数aにおいて、a×a*=|a|2となることを利用すると、[数2]に示す式(3)で表される。
Figure 2013168717
ここで、素波の位相φi(p)が移動に対してランダムであり、また電圧の平均値が0であると仮定すると、フェージング相関係数ρは、[数3]に示す式(4)で表される。
Figure 2013168717
さらに、素波が連続的に分布し、素波の到来角度分布がP(θ)であるとすると、フェージング相関係数ρは、[数4]に示す式(5)で表される。
Figure 2013168717
ところで、素波の到来角度分布P(θ)は、図3に示すように、市街地では二次元正規分布(ガウス分布)で表されることが知られており、[数5]に示す式(6)で表される。なお、図3におけるθsは所望波の到来方向(角度)を表しており、σは素波の到来角度分布P(θ)におけるガウス分布の広がり(以下、素波の到来角度分布P(θ)の広がりという)を表している。
Figure 2013168717
所望波の到来方向θsが0°であり、かつ、素波の到来角度分布P(θ)の広がりσが十分に小さいときには、フェージング相関係数ρは、[数6]に示す式(7)で表される。
Figure 2013168717
一例として、ガウス分布の広がりσを2°とした場合、波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係は、図4のようになる。図4に示すように、素子間距離(d/λ)が大きくなるほど、フェージング相関係数ρは低下する。
ここで、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離dについて検討する。
市街地における水平方向の素波の到来角度分布P(θ)の広がりσは、経験上20°程度といわれており、都心部などビル街においてはさらに大きくなるといわれている。上述のように、MIMOによる伝送容量の増大効果を十分に得るためには、フェージング相関係数ρを0.7以下とする必要があるため、σ=20°に設定した場合にフェージング相関係数ρが0.7以上となるように、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離dを決定すれば、十分なMIMO効果を得ることが可能になる。
素波の到来角度分布P(θ)の広がりσを20°とした場合における、波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係は、図5(a),(b)に示すようになる。なお、図5(b)は図5(a)の要部を拡大したものであり、図5(a)と同じものである。
図5(b)に示すように、σ=20°とした場合には、d=0.38λのときにρ=0.7となる。よって、フェージング相関係数ρを0.7以下とし十分なMIMO効果を得るためには、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離dを0.38λ以上とすればよい。
同様に、市街地における垂直方向の素波の到来角度分布P(θ)の広がりσは、経験上6°程度といわれている。σ=6°とした場合における、波長λで規格化した素子間距離d/λに対するフェージング相関係数ρの関係は、図6に示すようになる。
図6に示すように、σ=6°とした場合には、d=1.29λのときにρ=0.7となる。よって、フェージング相関係数ρを0.7以下とし十分なMIMO効果を得るためには、垂直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離Dを1.29λ以上とすればよい。
なお、垂直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離Dは1.29λ以上とすればよいが、距離Dは大きくすればするほどMIMO効果を向上できるので、垂直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の間隔をより大きくして、垂直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間に形成される空間5(図1参照)を有効に利用することがより好ましい。
例えば、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の空間5に、既設のアンテナなど周波数帯が異なるアンテナを設けるようにしてもよい。この場合、上側の2つのアンテナ素子アレイ3と、下側の2つのアンテナ素子アレイ3とで分割してレドーム4を形成し、既設のアンテナの上下に分割したレドーム4を取り付けるように構成すればよい。なお、既設のアンテナと4つのアンテナ素子アレイ3を一括して覆うようにレドーム4を形成することも勿論可能である。
このように構成することで、従来より用いていた周波数帯と、アンテナ装置1を設けることによる新たな周波数帯(ここでは3.4〜3.6GHz)の8MIMOを実現することが可能になる。また、既設のアンテナの支柱をそのまま利用し、小さい設置スペースに、景観を損ねることなくアンテナ装置1を設置することが可能になる。なお、従来一般的に用いられているアンテナのレドームの径は180〜250mm程度であるが、3.4〜3.6GHz帯で使用する場合、略同じ径のレドーム4に全てのアンテナ素子アレイ3を収容することが可能である。
また、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の空間5に、リモート・ラジオ・ヘッド(Remote Radio Head、以下RRHという)を設けてもよい。
携帯電話をはじめとする無線基地局では、ビル内などに設置される基地局本体と、RRHと呼ばれる無線増幅器とを分けて構成することが増えている。これは、無線増幅部をRRHとして基地局本体から分離し光ファイバケーブルで接続することで、基地局本体の設置に自由度が増すとともに、アンテナ近くに無線増幅部を設置することで、アンテナと無線増幅部間のケーブルロスが減り、同じアンテナ出力を得るための増幅部出力が小さくて済み、低消費電力化が図れるためである。
無線基地局では、基地局本体とアンテナ間で100m以上のケーブルを敷設する場合も多いが、3.4〜3.6GHz帯では、従来用いられている2GHz帯と比較して約2dB程度損失が増大する(一例として、2GHzの減衰量が4.43(dB/100m)、3.3GHzの減衰量が6.02(dB/100m)のケーブルがある)。アンテナで利得を2dB底上げするのは至難の業であり、基本的にはアンテナアレー長(アンテナの長さ)を長くするしかなく大型化してしまうが、RRHをアンテナ直近に配置することでこのような問題は解決可能である。
図7に示すように、RRH71は、送受信用のコントロール基板(TRXCO)72と、送信用の増幅器(PA)73a,73bと、コントロール基板72や送信用の増幅器73a,73bに電源を供給する電源ユニット74と、を備えている。なお、図7では、便宜上、アンテナ素子アレイ3の各アンテナ素子対2の一方のアンテナ素子2aで構成されるアンテナをアンテナ70a,他方のアンテナ素子2bで構成されるアンテナをアンテナ70bとして示している。また、図7では、1つのアンテナ素子アレイ3に対しての構成のみ示しているが、実際には、アンテナ素子アレイ3毎に同様の構成が備えられることになる。
RRH71は、デュプレクサユニット75を介してアンテナ素子アレイ3と接続される。デュプレクサユニット75は、2つの異なる周波数帯域のフィルタからなり、送信経路と受信経路を電気的に分離するデュプレクサ76a,76bと、受信用の増幅器77a,77bと、を備えている。また、RRH71は、光ファイバケーブル78を介して図示しない基地局本体と接続されている。
アンテナ70a,70bで受信した信号は、デュプレクサユニット75のディプレクサ76a,76bを通って受信用の増幅器77a,77bで増幅され、RRH71のコントロール基板72で光信号に変換されて、光ファイバケーブル78に出力される。他方、光ファイバケーブル78からRRH71に入力された光信号は、コントロール基板72で電気信号に変換され、送信用の増幅器73a,73bで増幅され、デュプレクサユニット75のディプレクサ76a,76bを通ってアンテナ70a,70bに出力される。
なお、ここでは、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の空間5に、既設のアンテナまたはRRH71を設ける場合を説明したが、空間5に既設のアンテナとRRH71の両者を配置することも可能である。また、空間5に、無線システムに関連のないもの、例えば監視カメラや広告灯を設けることも勿論可能である。
以上説明したように、本実施の形態に係るアンテナ装置1では、2つのアンテナ素子2a,2bを直交配置したアンテナ素子対2を複数有し、当該複数のアンテナ素子対2を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置したアンテナ素子アレイ3を4つ備え、それら4つのアンテナ素子アレイ3を、鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置し、水平方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離を0.38λ以上、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の距離を1.29λ以上としている。
このように構成することで、8MIMOを実現し、十分なMIMO効果を得つつも、コンパクトなアンテナ装置1を実現できる。また、鉛直方向に隣り合うアンテナ素子アレイ3間の空間5に、周波数帯が異なるアンテナやRRH71を設けることが可能となり、従来より用いていた周波数帯と新たな周波数帯(3.4〜3.6GHz帯)の8MIMOを実現したり、アンテナ装置1と基地局本体間での伝送損失を低減したりすることが可能になる。さらに、既設のアンテナに取り付ける場合、同じ支柱を用いることができるため低コストであり、設置スペースを小さくでき、複数のアンテナが林立するようなこともないので景観も損ねない。
なお、1つ1つのアンテナ素子アレイ3をレドームに収容して偏波ダイバーシチアンテナとし、その偏波ダイバーシチアンテナを本発明と同じ条件で配置することも考えられるが、この場合、各偏波ダイバーシチアンテナを一体化した際に平面化して受風荷重が大きくなってしまったり、機械的な取り付け強度が問題となる。これに対して、本発明のアンテナ装置1は、従来より一般に使用されているφ180〜250mm程度の円柱状のレドーム4に収容可能であり、既設の支柱を使用することも可能であるため、受風荷重や機械的な取り付け強度の問題はない。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
1 アンテナ装置
2 アンテナ素子対
2a,2b アンテナ素子
3 アンテナ素子アレイ
4 レドーム
5 空間

Claims (5)

  1. 2つのアンテナ素子を直交配置したアンテナ素子対を複数有し、当該複数のアンテナ素子対を鉛直方向に沿ってアレイ状に配置したアンテナ素子アレイを4つ備え、
    それら4つのアンテナ素子アレイを、鉛直方向に2列、水平方向に2列となるように整列配置し、
    前記アンテナ素子で送受信する電波の波長をλとしたとき、
    水平方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間の距離が、0.38λ以上であり、
    鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間の距離が、1.29λ以上である
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間に、周波数帯が異なるアンテナを設けた
    請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記周波数帯が異なるアンテナが、既設のアンテナである
    請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 鉛直方向に隣り合う前記アンテナ素子アレイ間に、リモート・ラジオ・ヘッドを設けた
    請求項1〜3いずれかに記載のアンテナ装置。
  5. 前記各アンテナ素子アレイを、円柱状のレドームに収容した
    請求項1〜4いずれかに記載のアンテナ装置。
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