JP2013168086A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチ操作感のよいタッチパネルを搭載した情報処理装置を提供する。
【解決手段】ユーザがタッチパネル3にタッチしてからの経過時間が、基準時間以下であり、且つ、移動量算出部103によって算出された移動量が第一の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、移動速度算出部104によって算出された移動速度が第二の閾値を超えたとき、ユーザのタッチ操作がスクロール開始の動作であると判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザインターフェースとしてタッチパネルを備えた情報処理装置に関する。
現在のスマートフォンに代表される情報端末には、ユーザインターフェースとして、タッチパネルが搭載されている。このような情報端末では、タッチパネル上に、当該情報端末で実行するアプリケーション起動用のアイコンが表示され、このアイコンをユーザがタッチすることで、所望のアプリケーションが起動できるようになっている。
また、上記のような情報端末では、通常、複数のアプリケーションが実行できるようになっているので、アプリケーション起動用のアイコン数も多くなる。このため、アイコンの数によっては、タッチパネルの表示画面に収まりきらないので、複数ページにわたってアイコンが表示されることになる。この場合には、ユーザのタッチ操作により、タッチパネルの表示画面におけるページ遷移(スクロール)させることによって、所望のアイコンが表示されているページを表示させることになる。
タッチパネル上でのタッチ操作によるアイコン選択の判定は、例えば特許文献1、2に開示されているように、タッチされた面積の中心からの距離、および、指圧が最大となっている点からの距離やアクチベーション感受性数から、ユーザのタッチ動作によって、どのアイコンが選択されているかを判定する方法がある。
しかしながら、特許文献1、2では、画面スクロールについて考慮されていないので、タッチパネルに対するユーザのタッチ操作が、アイコン選択なのか、スクロール選択なのかを判定する点について想定されていない。
また、例えば、スマートフォンのプラットフォームの一つであるAndroidでは、標準HOMEアプリの振る舞いとして、タッチパネル上での、指下げ状態(タッチダウン)から指の移動量が一定以上を超えるとアイコンの選択ではなくページ遷移(スクロール)として判定している。
しかしながら、上記の判定方法では、ユーザインターフェースとしてのタッチパネルの画面において、ユーザの1本の指下げ状態(タッチダウン)にてタッチの一定量の移動からタッチ操作の判定を行った場合、ページ遷移(スクロール)の確定に時間が掛かり、タッチしている表示画面の追従性が良くないとう問題が生じる。
また、この一定量の移動を判定する閾値を小さくすることで、ページ遷移(スクロール)における表示画面の追従性は上がるが、アイコン操作の認識率が下がり、タッチ抜けするという問題が生じる。
このように、一般的なタッチパネルでは、ユーザのタッチ操作が、アイコン選択のためのタッチ操作なのか、スクロール選択であるのかを適切に判定することは難しい。このため、タッチ操作の誤検出が生じやすくなり、ユーザが所望する操作を実行できない虞が高くなる。
そこで、例えば、特許文献3には、タッチパネル上へタッチダウンからタッチアップまでが一定時間内の場合に、タッチ座標の分散がある閾値以内の場合はクリック(アイコン
選択)と判断し、それ以外はムーブ(スクロール)と判定することで、タッチ操作の誤検出を低減させて、ユーザの所望する操作を実行できるようにした技術が提案されている。
また、特許文献4には、スマートフォンの他のプラットフォームに適用されている技術として、タッチパネル上を複数の指で移動することで、ページ遷移(スクロール)として判定する方法が開示されている。この方法によれば、複数の指でタッチしているときは、スクロール選択としていると判定しているので、ユーザによるタッチ操作が、アイコン選択操作(どのアイコンが選択されているかを判定すること)であるのか、スクロール操作であるのかの誤検出を低減させて、ユーザの所望する操作を実行できるようにした技術が提案されている。
特開2011− 65654号公報(2011年3月31日公開) 特表2010−503125号公報(2010年1月28日公表) 特開2011−134212号公報(2011年7月7日公開) 特開2010−170573号公報(2010年8月5日公開)
しかしながら、特許文献3では、タッチパネルにユーザがタッチダウンしてからタッチアップするまで、ユーザのタッチ操作がアイコン操作なのかスクロール操作なのかが判定がされないため、スクロールを行なう際に、表示画面が指についてくるような追従性が実現できない。また、一定時間以上経過すると一律にスクロール操作(ムーブ)として判定されるためユーザの意図したアイコン操作(クリック)と判断できない場合も生じる。
また、特許文献4では、複数の指でタッチしているときは、スクロール選択としていると判定しているので、ユーザによるタッチ操作が、アイコン選択操作(どのアイコンが選択されているかを判定すること)であるのか、スクロール操作であるかを瞬時に認識することができるものの、ユーザは、タッチパネル上にタッチする指の数を、所望する操作に応じてその都度変える必要があるため、操作性が悪いという問題が生じる。
本発明は、上記の各問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、ユーザのタッチパネルへのタッチ操作が、アイコン選択操作か、あるいはスクロール操作かを正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られる情報処理装置を提供することにある。
本発明の情報処理装置は、表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置において、
上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出部と、
一定時間当たりの、上記移動量算出部によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出部と、
上記タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定部とを有し、
上記動作判定部は、
上記経過時間が、予め設定した基準時間以下であり、且つ、上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、
または、
上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記移動速度算出部によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴としている。
上記構成によれば、動作判定部によって、ユーザによるタッチ動作が、表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定するのは、(1)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、(2)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、移動速度算出部によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたときの2通りの条件となる。
上記(1)の条件では、ユーザがタッチパネルをタッチして直ぐに指を動かしても、そのタッチした指がタッチ状態を維持しながら移動した移動量が第一の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判定される。
また、上記(2)の条件では、ユーザがタッチパネルにタッチしてから、上記(1)の条件の場合よりも長い時間経過してから移動するときに、タッチした指がタッチ状態を維持しながら移動するときの移動速度が第二の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判断される。
つまり、ユーザがタッチパネルにタッチしてから移動するまでの経過時間に応じて、タッチの移動量か、タッチの移動速度かのいずれかをパラメータとして、スクロール開始動作を判定しているので、従来のように、経過時間のみ、あるいは移動量のみでスクロール開始動作を判定する場合よりも精度よくスクロール開始動作の判定を行うことが可能となる。
例えば、経過時間のみでスクロール開始動作を判断すれば、ユーザがタッチパネルにタッチしてから移動するまでの経過時間が何らかの理由で長くなるような場合、従来であれば、スクロール開始以外の動作として認識され、ユーザが意図する動作と違う動作が行なわれることになる。
また、移動量のみでスクロール開始動作を判断すれば、スクロール開始判断を早める場合には、第一の閾値を小さくすればよい。この場合には、スクロールを行う際に、表示画面が指に吸い付くような追従感が得られる。しかしながら、第一の閾値を小さくすればするほど、スクロール開始以外の動作としての認識率が低くなる。例えばスクロール開始判断以外の判断を、アイコン選択の判断とした場合、アイコン選択が正確に行えないという問題が生じる。
しかしながら、上記のように、経過時間、移動量、移動速度の3つのパラメータを用いて、スクロール開始動作の判断を行えば、スクロール開始判断以外の判断の認識率を高めるために、タッチ位置の移動量の閾値である第一の閾値を大きくしても、タッチ位置の移動速度の閾値である第二の閾値を小さくすることで、スクロールを行う際に、表示画面が指に吸い付くような追従感が得られるようにできる。
従って、上記構成によれば、ユーザのタッチパネルへのタッチ操作が、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作かを正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られるという効果を奏する。
上記表示パネルには、アプリケーション起動用のアイコンが、実行可能アプリケーション毎に表示されており、
上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンした座標を取得するタッチ座標取得部と、
上記タッチ座標取得部によって取得された座標が、上記アイコンが配置されたアイコン配置エリアに含まれているか否かを判定する座標判定部とを備え、
上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合、
上記動作判定部は、
上記経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、
上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、
または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、
上記移動速度算出部によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定し、
上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、
上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された予め設定された第五の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴としている。
上記構成では、上述した(1)(2)の条件に、タッチダウンしたタッチ位置が、アイコンが表示された所定の領域(アイコン配置エリア)内であるか否かの判断を加えることにより、スクロール開始操作の判断をより適切に判断することが可能となる。
本発明の情報処理装置は、表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置において、
上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出部と、
一定時間当たりの、上記移動量算出部によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出部と、
一定時間当たりの、上記移動速度算出部によって算出された移動速度の変化量から加速度を算出する加速度算出部と、
上記タッチ開始位置から当該タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定部とを有し、
上記動作判定部は、
上記経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、
上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、
または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、
上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴としいている。
上記構成によれば、動作判定部によって、ユーザによるタッチ動作が、表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定するのは、(3)タッチ開始位置から
移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、(4)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたときの2通りの条件となる。
上記(3)の条件では、ユーザがタッチパネルをタッチして直ぐに指を動かしても、そのタッチした指がタッチ状態を維持しながら移動したときの加速度が第三の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判定される。
また、上記(4)の条件では、ユーザがタッチパネルにタッチしてから、上記(3)の条件の場合よりも長い時間経過してから移動するときに、タッチした指がタッチ状態を維持しながら移動したときの加速度が第四の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判断される。
つまり、ユーザがタッチパネルにタッチしてから移動するまでの経過時間に応じて、タッチの加速度をパラメータとして、スクロール開始動作を判定しているので、従来のように、経過時間のみ、あるいは移動量のみでスクロール開始動作を判定する場合よりも精度よくスクロール開始動作の判定を行うことが可能となる。
しかも、パラメータは、経過時間と加速度の2つのみなので、動作判定部における判定処理にかかる時間を短くすることができる。つまり、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作かを判定するまでの時間を短縮できる。
従って、上記構成によれば、ユーザのタッチパネルへのタッチ操作が、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作を正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られるという効果を奏する。
上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンした座標を取得するタッチ座標取得部と、
上記タッチ座標取得部によって取得された座標が、アイコンが配置されたアイコン配置エリアに含まれているか否かを判定する座標判定部とを備え、
上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合、
上記動作判定部は、
上記経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、
上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、
または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、
上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定し、
上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、
上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、
ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴としている。
上記構成では、上述した(3)(4)の条件に、タッチダウンしたタッチ位置が、アイコンが表示された所定の領域(アイコン配置エリア)内であるか否かの判断を加えることにより、スクロール開始操作の判断をより適切に判断することが可能となる。
上記第一の閾値から第五の閾値を設定する設定手段が設けられていてもよい。この設定手段では、少なくとも一つの閾値を設定できるようにすればよい。
これにより、ユーザの好みの操作感が得られるように、各閾値の設定を行うことが可能となり、より、操作性の向上を図ることが可能となる。
本発明の情報処理装置は、表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置において、上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出部と、一定時間当たりの、上記移動量算出部によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出部と、上記タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定部とを有し、上記動作判定部は、上記経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、上記移動速度算出部によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することで、ユーザのタッチパネルへのタッチ操作が、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作かを正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られるという効果を奏する。
本発明の情報処理装置の一例を示す概略構成ブロック図である。 図1に示す情報処理装置を備えたスマートフォンのシステム構成図である。 図1に示す情報処理装置によるタッチ操作の動作を説明する動作図である。 図3に示す動作の処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態について説明すれば、以下の通りである。なお、本実施の形態では、本発明の情報処理装置をスマートフォンに搭載した例について説明する。
<スマートフォンのシステム構成>・・・図2
本実施の形態に係るスマートフォンは、図2に示すように、情報処理装置を構成しているCPU1とバスを介して接続された、表示部(表示パネル)2、タッチパネル3、メモリ4、記憶媒体7を読み込むための記憶媒体読取部5、操作キー6、表示制御部8を備えている。
上記表示部2は、液晶パネル、有機ELパネル等のフラットディスプレイパネルからなり、本スマートフォンによって処理される情報(映像、アプリケーション等)を表示するようになっている。
ここでは、上記表示部2には、本スマートフォン起動中、各種アプリケーションに対応するアプリケーション起動用のアイコンが表示されているものとする。なお、アイコン数が表示画面の一画面以上の場合には、複数の画面にアイコンを表示し、ユーザは、所望するアイコンを、画面をスクロールして探すことになる。
上記タッチパネル3は、上記表示部2の表示画面を覆うようにして設けられ、文字列の入力や、上述したアイコンの選択、表示画面のスクロール等のユーザによるタッチ操作を受け付けるユーザインターフェースとして機能する。タッチパネルの駆動方式については、静電容量方式、抵抗膜方式など何れの駆動方式であってもよく、駆動方式については特に限定されるものではない。
上記メモリ4は、アプリケーション等のCPU1で実行するためのプログラムのワークエリアとして機能するRAMと、アプリケーションプログラムやスマートフォンを駆動するのに必要なプログラムを格納したROMからなっている。
上記記憶媒体読取部5は、外部メモリである記憶媒体7に記憶されたデータを読み取る装置である。つまり、記憶媒体7がSDメモリカードであれば、記憶媒体読取部5は、SDカードリードとなる。
上記操作キー6は、ユーザが押下することにより機能する物理キーからなる入力手段である。つまり、本スマートフォンには、タッチパネル3に加えて、操作キー6もユーザインターフェースとして機能している。
上記表示制御部8は、上記表示部2の表示を制御する制御手段である。具体的には、表示部2に表示されている画面をスクロールさせたり、アプリケーションが起動したときの画面を表示部2に表示させたりする。ここで、上記表示制御部8による、表示部2に表示されている画面のスクロール制御や、アプリケーション起動画面を表示部2に表示させる制御は、ユーザによるタッチパネル3に対するタッチ操作によって実行される。この制御についての詳細は後述する。
<制御部の説明>・・・・・図1
上記CPU1は、図1に示すように、タッチ座標取得部101、座標判定部102、移動量算出部103、移動速度算出部104、動作判定部105、アプリケーション実行部106、タイマ107を備えた情報処理装置である。
上記タッチ座標取得部101は、ユーザがタッチパネル3上にタッチした地点をタッチ座標(タッチ位置)として取得するようになっている。
上記座標判定部102は、上記タッチ座標取得部101が取得したタッチ座標が、表示部2に表示されているアイコン配置エリア内に存在しているか否かを判定するようになっている。
ここで、アイコン配置エリアとは、表示部2に表示されているアイコンの大きさよりも若干広い範囲と定義する。例えば、表示されているアイコンの外周よりも数ドット分広い範囲をアイコン配置エリアとする。
上記移動量算出部103は、上記タッチ座標取得部10によって取得されたタッチ座標、すなわちタッチパネル3上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出するようになっている。ここでは、タッチ開始位置の座標と、現在のタッチ位置の座標とから、移動量を算出するものとする。
上記移動速度算出部104は、一定時間当たりの、上記移動量算出部103によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出するようになっている。
上記動作判定部105は、タッチ開始位置(上記タッチ座標取得部10によって取得されたタッチ座標)からタッチ位置が移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定するようになっている。具体的なタッチ動作の判定とは、表示部2に表示されているアイコンの選択をするためのタッチ動作か、表示部2に表示されている画面をスクロールさせるためのタッチ動作かを、上記経過時間に応じて判定している。
上記動作判定部105における判定結果は、後段の表示制御部8、アプリケーション実行部106に送られる。なお、上記動作判定部105による動作判定の詳細については後述する。
上記アプリケーション実行部106は、動作判定部105による判定結果をトリガに、ユーザが選択したアイコンに対応付けられたアプリケーションを実行させる。具体的には、アプリケーション実行部106は、動作判定部105が判定した結果が、アイコン選択である場合に、当該選択されたアイコンに対応付けられたアプリケーションを実行するようになっている。この実行結果は、表示制御部8を介して、表示部2に表示される。
上記タイマ107は、上記タッチ座標取得部101がタッチ座標を取得した時点から時間を計測し、計測した時間を座標判定部102、動作判定部105に送る。
<動作説明>・・・・・図3
本発明では、スマートフォンのHOMEアプリに代表されるアイコン選択(クリック)とページ遷移(スクロール)とが共にあるユーザインターフェースとしてのタッチパネル3において、従来のクリックとスクロール判定に使う指の移動量の閾値Xを、タッチダウンからの経過時間と移動量、移動速度、加速度およびタッチ座標とアイコン配置エリアとの関係により閾X’に変更することで、表示画面のスクロールの追従性を向上させつつ、クリックの精度を保つようになっている。
以下に、上記の効果を実現するための具体的な方法について説明する。
(1)タッチダウンからの経過時間を用いた方式として、下記判定を用いる。
上記動作判定部105は、タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、上記移動量算出部103によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定するようになっている。
上記構成によれば、動作判定部105によって、ユーザによるタッチ動作が、表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定するのは、(1)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、移動量算出部103によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、(2)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、移動速度算出部104によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたときの2通りの条件となる。
上記(1)の条件では、ユーザがタッチパネル3をタッチして直ぐに指を動かしても、そのタッチした指がタッチ状態を維持しながら移動した移動量が第一の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判定される。
また、上記(2)の条件では、ユーザがタッチパネル3にタッチしてから、上記(1)の条件の場合よりも長い時間経過してから移動するときに、タッチした指がタッチ状態を維持しながら移動するときの移動速度が第二の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判断される。
つまり、ユーザがタッチパネル3にタッチしてから移動するまでの経過時間に応じて、タッチの移動量か、タッチの移動速度かのいずれかをパラメータとして、スクロール開始動作を判定しているので、従来のように、経過時間のみ、あるいは移動量のみでスクロール開始動作を判定する場合よりも精度よくスクロール開始動作の判定を行うことが可能となる。
例えば、経過時間のみでスクロール開始動作を判断すれば、ユーザがタッチパネル3にタッチしてから移動するまでの経過時間が何らかの理由で長くなるような場合、従来であれば、スクロール開始以外の動作として認識され、ユーザが意図する動作と違う動作が行なわれることになる。
また、移動量のみでスクロール開始動作を判断すれば、スクロール開始判断を早める場合には、第一の閾値を小さくすればよい。この場合には、スクロールを行う際に、表示画面が指に吸い付くような追従感が得られる。しかしながら、第一の閾値を小さくすればするほど、スクロール開始以外の動作としての認識率が低くなる。例えばスクロール開始判断以外の判断を、アイコン選択の判断とした場合、アイコン選択が正確に行えないという問題が生じる。
しかしながら、上記のように、経過時間、移動量、移動速度の3つのパラメータを用いて、スクロール開始動作の判断を行えば、スクロール開始判断以外の判断の認識率を高めるために、タッチ位置の移動量の閾値である第一の閾値を大きくしても、タッチ位置の移動速度の閾値である第二の閾値を小さくすることで、スクロールを行う際に、表示画面が指に吸い付くような追従感が得られるようにできる。
従って、上記構成によれば、ユーザのタッチパネル3へのタッチ操作が、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作を正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られるという効果を奏する。
<具体例(移動量・移動速度)>
上記経過時間をA、予め設定した基準時間(一定時間)をY、上記移動量算出部103によって算出された移動量(指の移動量)をB、第一の閾値をX、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度(一定時間Z辺りの移動量B)をC、第二の閾値をX’としたとき、上記動作判定部105は、以下のように、スクロール開始を判定する。
まず、経過時間A≦基準時間Yの場合、移動量B>第一の閾値Xのとき、スクロール開始と判定する。
次に、経過時間A>基準時間Yの場合、移動速度C>第二の閾値X’のとき、スクロール開始と判定する。
ここで、上記X=30dpi、X’=5dpi、Y=200ms、Z=700msとした場合、図3(a)に示すように、タッチパネル3上の指22の移動量Bがタッチダウンから200ms以内に30dpiズレながら指を上げた場合(図3(b))、クリックと
して判定され、指22の移動量Bがタッチダウンから200ms以内に31dpiズレながら指を上げた場合、スクロールとして判定され、指22の移動量Bがタッチダウンから201ms以降700ms以内に6dpiズレするとスクロールとして判定される(図3(c))。
これにより、タッチダウンから一定時間以上経過すると、少ない指の移動量からスクロールと判定し、即座に画面更新できるため,表示画面の追従性が向上する。例えば、指をタッチパネルに置いた状態からのスクロールや、ゆっくり指を動かすケースで効果がある。
上記動作判定部105におけるパラメータは、移動量と移動速度であったが、以下では、加速度、すなわち、一定時間当たりの移動速度をパラメータとしてもよい。
すなわち、上記動作判定部105は、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度の一定時間当たりの変化量(加速度)を求めて、この加速度をスクロール判定用のパラメータとして用いる。なお、上記動作判定部105は、加速度を算出する加速度算出部としての機能も有している。
上記動作判定部105は、経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定する。
上記構成によれば、動作判定部105によって、ユーザによるタッチ動作が、表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定するのは、(3)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、(4)タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値(第四の閾値<第三の閾値)を超えたときの2通りの条件となる。
上記(3)の条件では、ユーザがタッチパネル3をタッチして直ぐに指を動かしても、そのタッチした指がタッチ状態を維持しながら移動したときの加速度が第三の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判定される。
また、上記(4)の条件では、ユーザがタッチパネル3にタッチしてから、上記(3)の条件の場合よりも長い時間経過してから移動するときに、タッチした指がタッチ状態を維持しながら移動したときの加速度が第三の閾値よりも小さい第四の閾値を超えれば、スクロールの開始動作と判断される。
つまり、ユーザがタッチパネル3にタッチしてから移動するまでの経過時間に応じて、タッチの加速度をパラメータとして、スクロール開始動作を判定しているので、従来のように、経過時間のみ、あるいは移動量のみでスクロール開始動作を判定する場合よりも精度よくスクロール開始動作の判定を行うことが可能となる。
しかも、パラメータは、経過時間と加速度の2つのみなので、動作判定部における判定処理にかかる時間を短くすることができる。つまり、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作かを判定するまでの時間を短縮できる。
従って、上記構成によれば、ユーザのタッチパネルへのタッチ操作が、スクロール開始動作(スクロール操作)か、それ以外の動作を正確に、且つ瞬時に判定することで、タッチパネルに対して、ユーザが意図する通りのタッチ操作感が得られるという効果を奏する。
<具体例(加速度)>
上記経過時間をA、予め設定した基準時間(一定時間)をY、上記加速度算出部によって算出れた加速度(指の加速度)をD、第三の閾値をx、第四の閾値をx’(x’<x)としたとき、上記動作判定部105は、以下のように、スクロール開始を判定する。
まず、経過時間A≦基準時間Yの場合、加速度D>第三の閾値xのとき、スクロール開始と判定する。
次に、経過時間A>基準時間Yの場合、加速度D>第四の閾値x’のとき、スクロール開始と判定する。
以上の説明では、ユーザがタッチパネル3をタッチしたタッチ位置にアイコンが配置されていないことを想定したものであるが、実際には、タッチパネル3のタッチ位置にアイコンが配置されていることが多い。そこで、タッチ位置にアイコンが配置されているか否かの判断を行ったうえで、それぞれに対応する動作判定処理を実行するのが現実的である。以下には、タッチ位置にアイコンが配置されているか否かの判断を行う場合の説明を示す。
(2)上記判定に加えてタッチ座標とアイコン配置との関係を用いた方式として、下記判定を用いる。
まず、上記構成の情報処理装置では、表示部2に、アプリケーション起動用のアイコンが、実行可能アプリケーション毎に表示されており、上述した座標判定部102が、上記タッチ座標取得部101によって取得された座標が、上記アイコンが配置されたアイコン配置エリアに含まれているか否かを判定するようになっている。
そして、上記座標判定部102によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合、上記動作判定部105は、上記経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、上記移動量算出部103によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定する。
また、上記座標判定部102によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、上記移動量算出部103によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定する。
この場合、上述した(1)(2)の条件に、タッチダウンしたタッチ位置が、アイコンが表示された所定の領域(アイコン配置エリア)内であるか否かの判断を加えることにより、スクロール開始操作の判断をより適切に判断することが可能となる。
<具体例(アイコン座標考慮)>
上記座標判定部102によって、上記タッチ座標取得部101が取得したタッチ座標が
、アイコン配置エリアに入っていると判定された場合、上述の動作判定処理(移動量、移動速度、加速度がパラメータ)を行う。
上記経過時間をA、予め設定した基準時間(一定時間)をY、上記移動量算出部103によって算出された移動量(指の移動量)をB、第一の閾値をX、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度(一定時間Z辺りの移動量B)をC、第二の閾値をX’としたとき、上記動作判定部105は、以下のように、スクロール開始を判定する。
ここでは、上記座標判定部102によって、上記タッチ座標取得部101が取得したタッチ座標が、アイコン配置エリアに入っていいない場合の処理について説明する。
すなわち、経過時間A>基準時間Yの場合、移動量B>第二の閾値X’であれば、スクロール開始と判定し画面遷移(更新)処理をはじめる。
なお、第二の閾値X’は、第一の閾値Xより小さい。また、X,X’はタッチパネルにおけるタッチ感度・画面サイズに依存するため、商品ごとに調整される。
ここで、上記X=30dpi、X’=5dpi、Y=200msとした場合、図3(a)に示すように、タッチパネル3上のアイコン配置エリア内にタッチダウンした指22の移動量Bがタッチダウンから200ms以内に30dpiズレながら指を上げた場合(図3(b))、クリックとして判定され、タッチパネル3上のアイコン配置エリア内にタッチダウンした指22の移動量Bがタッチダウンから200ms以内に31dpiズレながら指を上げた場合、スクロールとして判定され、タッチパネル3上のアイコン配置エリア外にタッチダウンした指22の移動量Bがタッチダウンから201ms以降に6dpiズレするとスクロールとして判定される(図3(c))。
上記動作判定部105におけるパラメータは、移動量と移動速度であったが、以下では、加速度、すなわち、一定時間当たりの移動速度をパラメータとしてもよい。
上記動作判定部105は、上記移動速度算出部104によって算出された移動速度の一定時間当たりの変化量(加速度)を求めて、この加速度をスクロール判定用のパラメータとして用いる。なお、上記動作判定部105は、加速度を算出する加速度算出部としての機能も有している。
上記動作判定部105では、上述のように、上記座標判定部102によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合と、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合とで処理が異なる。
すなわち、上記座標判定部102によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合で、経過時間が、予め設定した基準時間以下である場合、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、または、上記経過時間が、予め設定した基準時間よりも長い場合、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示部2における表示画面のスクロールの開始動作であると判定する。
また、上記座標判定部102によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、上記移動量算出部103によって算出された移動量が予め設定された第五の閾値を超えたとき、ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定する。この第五の閾値は、前述の第一の閾値と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
上記構成では、上述した(3)(4)の条件に、タッチダウンしたタッチ位置が、アイコンが表示された所定の領域(アイコン配置エリア)内であるか否かの判断を加えることにより、スクロール開始操作の判断をより適切に判断することが可能となる。
ここで、上記(1)タッチダウンからの経過時間を用いた方式として、下記判定を用いること、(2)上記判定に加えてタッチ座標とアイコン配置との関係を用いた方式として、下記判定を用いることは併用可能である。
つまり、上記動作判定部105は、タッチダウンからの経過時間A≦一定時間Yの場合でも、座標判定部102によってタッチ座標がアイコン配置エリア外であると判定された場合は、第二の閾値X’を用いてスクロール開始の判定を行うことができる。
<併用処理>・・・図4
上記2つの方式を併用した場合の処理の流れについて、図1に示すブロック図及び図4に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。
まず、CPU1は、ユーザによるタッチパネル3へのタッチ動作、すなわちタッチイベントを受信する(ステップS11)。ここでは、タッチパネル3からのタッチイベントの種別を特定した電気信号がCPU1に伝わる。タッチイベントとは、ユーザによるタッチパネル3へのタッチダウン、タッチ移動、タッチアップをいう。
次に、タッチイベント種別判定を行う(ステップS12)。ここでは、CPU1がタッチパネル3からの電気信号に含まれるタッチイベントが、タッチイベントが、タッチダウン、タッチ移動、タッチアップの何れかを判定する。タッチダウンと判定された場合、ステップS13に移行し、タッチ移動、タッチアップであると判定された場合、ステップS14に移行する。
ステップS13では、メモリ4に記憶されているタッチイベント履歴情報の初期化を行行い、タッチイベントの処理を終了する。
一方、ステップS14では、タッチイベントの座標がアイコン上(アイコン配置エリア上)であるか否かが判定される。具体的には、タッチ座標取得部101によて、タッチイベントの座標を取得し、座標判定部102によって、上記タッチ座標取得部101が取得した座標がアイコン配置エリア内であるか否かが判定される。
ステップS14において、タッチ座標取得部101が取得した座標がアイコン配置エリア内であると判定された場合、ステップS15に移行して、タッチした指の移動量(指の移動量B)が第一の閾値(閾値X)よりも大きいか否かが判定される。ここで、タッチした指の移動量(指の移動量B)が第一の閾値(閾値X)よりも大きい場合には、ステップS16に移行して、スクロールと判定し、画面遷移処理を行い、タッチイベントの処理を終了する。
また、ステップS15において、タッチした指の移動量(指の移動量B)が第一の閾値(閾値X)よりも大きくないと判定されれば、ステップS17に移行して、タッチイベント種別がタッチアップであるか否かが判定される。ここで、タッチイベント種別がタッチアップであると判定されれば、ステップS18に移行し、クリックと判定しクリック処理を行い、タッチイベントの処理を終了する。
また、ステップS17において、タッチイベント種別がタッチアップでないと判定され
れば、ステップS19に移行して、タッチイベント履歴情報を更新し、タッチイベントの処理を終了する。
一方、上記ステップS14において、タッチ座標取得部101が取得した座標がアイコン配置エリア外であると判定された場合、ステップS20に移行して、タッチダウンからの経過時間Aが一定時間Y以下であるか否かが判定される。ここで、タッチダウンからの経過時間Aが一定時間Y以下であると判定されれば、ステップS15に移行して、タッチした指の移動量(指の移動量B)が第一の閾値(閾値X)よりも大きいか否かが判定される。この後の処理は、上述したステップS16、S17となる。
また、ステップS20において、タッチダウンからの経過時間Aが一定時間Yを越えていると判定されれば、ステップS21に移行して、一定時間Z当たりの指の移動量(移動速度)Bが閾値X’(第二の閾値)を越えたか否かが判定される。ここで、移動量Bが閾値X’を越えていると判定されれば、ステップS16に移行して、スクロールと判定し、画面遷移処理を行い、タッチイベントの処理を終了する。
また、ステップS21において、移動量Bが閾値X’を越えていないと判定されれば、ステップS17に移行して、タッチイベント種別がタッチアップであるか否かが判定される。この後の処理は、上述したステップS18、S19となる。
上記処理を行うことで、指の移動量が少なくてもスクロールと判断でき、即座の画面更新ができるため、ユーザはページ移動(スクロール)操作で表示画面が指につくような追従性を得られ、従来の閾値Xを大きくできるためアイコン選択時の誤検知が少なくすることができる。
また、上記第一の閾値から第五の閾値を設定する設定手段を設けて、ユーザが自由に閾値を設定できるようにしてもよい。この設定手段では、第一の閾値から第五の閾値の少なくとも一つの閾値を設定できるようにすればよい。
これにより、ユーザの好みの操作感が得られるように、各閾値の設定を行うことが可能となり、より、操作性の向上を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態では、ユーザがタッチパネル3にタッチダウンした地点からタッチ状態維持して移動した移動量を一つのパラメータとして、上記処理を行う点について説明したが、この移動量を、タッチダウンした地点からの距離としてもよい。つまり、タッチダウン地点と、タッチアップ地点とを直線で結んだ長さを距離とした場合、移動量は、この距離と同じか多くなる。従って、移動量を距離に限定した場合、ユーザが、タッチした指を実際に動かしてスクロール動作を行う場合の指の移動量に近くなるので、よりユーザの操作に近い動作のなかでスクロール開始の判断を行うことが可能となる。
<プログラムおよび記録媒体>
上記スマートフォンが備える情報処理装置の動作判定部105は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。又は、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、情報処理装置の動作判定部105は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、情報処理装置の動作判定部105を実現するための動作判定プログラムは、プログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、又は、ソースプログラム)を記録した記録媒体を、上記情報処理装置の動作判定部105に供給し、が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造又は種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、情報処理装置の動作判定部105を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して供給する。この通信ネットワークは、情報処理装置の動作判定部105にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類又は形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成又は種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、タッチパネルを搭載したスマートフォンなどの携帯通信端末や、タッチパネルを搭載した一般的な電子機器に利用することができる。
1 CPU
2 表示部
3 タッチパネル
4 メモリ
5 記憶媒体読取部
6 操作キー
7 記憶媒体
8 表示制御部
10 タッチ座標取得部
101 タッチ座標取得部
102 座標判定部
103 移動量算出部
104 移動速度算出部
105 動作判定部(加速度算出部)
106 アプリケーション実行部
107 タイマ

Claims (9)

  1. 表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置において、
    上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出部と、
    一定時間当たりの、上記移動量算出部によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出部と、
    上記タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定部とを有し、
    上記動作判定部は、
    上記経過時間が、予め設定した基準時間以下であり、且つ、上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記移動速度算出部によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記表示パネルには、アプリケーション起動用のアイコンが、実行可能アプリケーション毎に表示されており、
    上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンした座標を取得するタッチ座標取得部と、
    上記タッチ座標取得部によって取得された座標が、上記アイコンが配置されたアイコン配置エリアに含まれているか否かを判定する座標判定部とを備え、
    上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合、
    上記動作判定部は、
    上記経過時間が、上記基準時間以下であり、且つ、上記移動量算出部によって算出された移動量が上記第一の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記移動速度算出部によって算出された移動速度が上記第二の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定し、
    上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、
    上記移動量算出部によって算出された移動量が予め設定された第五の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置において、
    上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出部と、
    一定時間当たりの、上記移動量算出部によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出部と、
    一定時間当たりの、上記移動速度算出部によって算出された移動速度の変化量から加速度を算出する加速度算出部と、
    上記タッチ開始位置から当該タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じ
    て、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定部とを有し、
    上記動作判定部は、
    上記経過時間が、予め設定した基準時間以下であり、且つ、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記加速度算出部によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする情報処理装置。
  4. 上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンした座標を取得するタッチ座標取得部と、
    上記タッチ座標取得部によって取得された座標が、アイコンが配置されたアイコン配置エリアに含まれているか否かを判定する座標判定部とを備え、
    上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていると判定された場合、
    上記動作判定部は、
    上記経過時間が、上記基準時間以下であり、且つ、上記加速度算出部によって算出された加速度が上記第三の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記加速度算出部によって算出された加速度が上記第四の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定し、
    上記座標判定部によって、タッチ位置がアイコン配置エリアに含まれていないと判定された場合、
    上記加速度算出部によって算出された加速度が上記第三の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 上記第一の閾値から第五の閾値を設定する設定手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用いる情報処理装置おける動作判定方法において、
    上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出工程と、
    一定時間当たりの、上記移動量算出工程によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出工程と、
    上記タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定工程とを含み、
    上記動作判定工程は、
    上記経過時間が、予め設定した基準時間以下であり、且つ、上記移動量算出工程によって算出された移動量が予め設定された第一の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記移動速度算出工程によって算出された移動速度が予め設定された第二の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする情報処理装置の動作判定方法。
  7. 表示パネルの表示画面上に搭載されたタッチパネルをユーザインターフェースとして用
    いる情報処理装置の動作判定方法において、
    上記タッチパネル上にユーザがタッチダウンしたタッチ開始位置から、タッチ状態を維持しながらユーザのタッチ位置が移動した移動量を算出する移動量算出工程と、
    一定時間当たりの、上記移動量算出工程によって算出された移動量から、タッチ位置の移動速度を算出する移動速度算出工程と、
    一定時間当たりの、上記移動速度算出工程によって算出された移動速度の変化量から加速度を算出する加速度算出工程と、
    上記タッチ開始位置から当該タッチ開始位置から移動を開始するまでの経過時間に応じて、ユーザによるタッチ動作を判定する動作判定工程とを含み、
    上記動作判定工程は、
    上記経過時間が、予め設定した基準時間以下であり、且つ、上記加速度算出工程によって算出された加速度が予め設定された第三の閾値を超えたとき、
    または、
    上記経過時間が、上記基準時間よりも長く、且つ、上記加速度算出工程によって算出された加速度が予め設定された第四の閾値を超えたとき、
    ユーザによるタッチ動作が、上記表示パネルにおける表示画面のスクロールの開始動作であると判定することを特徴とする情報処理装置の動作判定方法。
  8. コンピュータに、請求項6または7に記載の情報処理装置の動作判定方法の各工程を実行させる動作判定プログラム。
  9. 請求項8に記載の動作判定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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