JP2013167514A - 回転機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定作業の迅速化が図れる回転機器を提供する。
【解決手段】GMF10は、振動が測定されるGMF10の外殻から突出した回転軸12と同軸に固定され、計数値Nを外周に表示した目盛リング41と、ストロボ光を目盛リング41の計数値Nに向かって出射するストロボ発光器42と、を備える。又、GMF10は、目盛リング41の周囲を覆い、人体の進入を阻止する網目の防護カバー34を備える。防護カバー34は、目盛リング41の略回転中心に向かって、ストロボ光を水平状態で出射可能に開口された窓34wを有する。窓34wを介して、ストロボ発光器42から目盛リング41にストロボ光を照射し、目盛リング41が静止したように観察されるときのストロボ光の周期及び計数値NからGMF10の振動位相を測定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転機器に関する。特に、回転機器の回転軸に発生する振動値及び振動位相を測定し、回転機器の異常を点検する回転機器の構造に関する。
火力発電所などでは、ボイラから排出された排ガスを再度、火炉内に循環させて燃焼すると共に、火炉に再循環される排ガス量を調整するために、GMF(Gas mixing Fan:ガス混合通風機)を使用していることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
GMFのような回転機器は、その回転軸となる駆動軸の軸受部での軸ぶれにより、振動が発生することがある。そこで、火力発電所などでは、GMFの軸受部の振動を定期的又は不定期に測定して、GMFのような回転機器の軸受部の異常を点検している(例えば、特許文献2参照)。
GMFのような回転機器の軸受部の振動を測定するためには、振動値を測定するためのピックアップ(プローブ)をGMFの外殻に当接して振動値を測定している。一方、GMFの外殻から突出した駆動軸の外周に固定された目盛リングにストロボ発光器からストロボ光を照射し、目盛リングが静止したように観察されるときのストロボ光の周期から駆動軸の回転数を測定し、この回転数及び振動が発生した時点での目盛リングの外周に表示された計数値を解析して、駆動軸に発生する振動位相を測定している。なお、前記ピックアップ及びストロボ発光器は、市販の振動診断装置に接続され、これらの測定項目(振動値・振動位相)を自動測定できる。
特開2007−285553号公報 特開2008−32454号公報
上述したGMFは、カップリングを介して、モーターに連結している。そして、モーターを回転制御することで、火炉に再循環される排ガス量を調整している。ところで、このカップリングは、カバーで防護されると共に、GMF及びモーターの間隙を網目の防護カバーで防護して、回転部分に人体が接触することを防止している。GMF及びモーターの間隙を網目の防護カバーで防護することにより、GMF及びモーターが駆動していることを確認できる。
しかし、GMFの軸受部の振動を測定時には、目盛リングに向けてストロボ光を照射しても、網目の防護カバーに遮断されて、目盛リングの外周に表示された計数値を読み取ることが困難であった。このため、GMF側の網目の防護カバーを取り外した後に、作業者がストロボ発光器を支持して、GMFとカップリングの間から、ストロボ光を照射していた。
このように、従来の回転機器は、回転軸を防護する網目の防護カバーを振動測定時に取り外す必要があり、測定作業に時間がかかるという問題があった。網目の防護カバーを取り外すことなく、測定作業の迅速化が図れる回転機器が求められている。
又、従来の回転機器は、作業者がストロボ発光器を支持して、GMFとカップリングの間から、ストロボ光を照射していたので、ストロボ発光器が回転部分に近づく心配があった。回転部分に測定器が接触しないように、防護対策が施された回転機器が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、振動の測定作業の迅速化が図れると共に、防護対策が施された回転機器を提供することを目的とする。
本発明者は、ストロボ光を目盛リングに向けて照射できるように、回転軸を防護する網目の防護カバーに窓を設け、この窓にストロボ発光器を押し当てて、振動位相の測定を可能とすると共に、通常は、この窓を第1封鎖板で覆うことにより、これらの課題を解消できると考え、これに基づいて、以下のような新たな回転機器を発明するに至った。
(1)本発明による回転機器は、振動が測定される回転機器の外殻から突出した回転軸と同軸に固定され、前記回転軸の位相角度が置換された計数値を外周に表示した円柱状の目盛リングと、所定の周期で点滅するストロボ光を前記目盛リングの計数値に向かって出射するストロボ発光器と、前記回転軸及び前記目盛リングの周囲を覆い、少なくとも人体の進入を阻止する網目の防護カバーと、を備え、前記防護カバーは、前記目盛リングの略回転中心に向かって、前記ストロボ光を水平状態で出射可能に開口された一つ以上の窓を有している。
(2)前記防護カバーは、前記窓を着脱可能に封鎖する第1封鎖板を備えることが好ましい。
(3)前記防護カバーは、前記窓の周囲を三方から囲うと共に、前記第1封鎖板を開放された一方の方向から挿入可能な枠体を備えることが好ましい。
(4)前記防護カバーは、前記窓を着脱可能に封鎖する第2封鎖板を備え、前記第2封鎖板は、その外形より小さい幅で形成され、略直角に折り曲げられた係止片を一方の端部に有し、前記防護カバーは、前記第2封鎖板を取り付けた状態では、前記係止片が挿入され、前記第2封鎖板を回動した状態では、前記係止片が当該防護カバーの裏面に当接して、前記ストロボ発光器が載置できるように前記係止片を係止するスリット開口を前記窓の下方に設けてもよい。
(5)前記回転機器は、火炉に再循環される排ガス量を調整するためのガス混合通風機からなってもよい。
(6)前記防護カバーは、前記ガス混合通風機とモーターとを連結するカップリングの周囲を覆うカバーに固定してもよい。
(7)本発明による回転機器の振動検出方法は、振動が測定される回転機器の外殻から突出した回転軸と同軸に固定され、前記回転軸の位相角度が置換された計数値を外周に表示した円柱状の目盛リングと、所定の周期で点滅するストロボ光を前記目盛リングの計数値に向かって出射するストロボ発光器と、前記回転軸及び前記目盛リングの周囲を覆い、少なくとも人体の進入を阻止する網目の防護カバーと、を備え、前記防護カバーは、前記目盛リングの略回転中心に向かって、前記ストロボ光を水平状態で出射可能に開口された一つ以上の窓を有する回転機器の振動検出方法であって、前記ストロボ発光器の光出射面を前記窓の周囲に押し当てて、当該ストロボ発光器を支持する。
本発明による回転機器は、回転軸を防護する網目の防護カバーに窓を設け、この窓にストロボ発光器を押し当てて、ストロボ光を目盛リングに向けて照射できるので、網目の防護カバーを振動測定時に取り外す必要が無くなり、便利である。
又、本発明による回転機器は、ストロボ発光器が網目の防護カバーに阻止されて、回転部分に近づかないので、振動の測定作業を安全に実施できる。
本発明の一実施形態による回転機器の構成を示す斜視図であり、回転機器となるガス混合通風機とカップリングを覆うカバーを離隔した状態で示している。 前記実施形態による回転機器の構成を示す斜視図であり、図1と異なる方向から回転機器となるガス混合通風機を観ている。 前記実施形態による回転機器の構成を示す正面図である。 前記実施形態による回転機器の構成を示す平面図である。 前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図5(A)は、防護カバーの正面図であり、図5(B)は、防護カバーの平面図である。 前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図6(A)は、防護カバーに第1封鎖板を取り付けた状態の正面図であり、図6(B)は、防護カバーに第1封鎖板を取り付けた状態の平面図である。 前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図7(A)は、防護カバーに第2封鎖板で封鎖する前の状態を示す斜視図であり、図7(B)は、防護カバーに第2封鎖板を水平状態で取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。なお、以下の実施形態では、本発明による回転機器は、測定対象となるガス混合通風機を実施例に挙げて説明する。
[回転機器の構成]
最初に、本発明の一実施形態による回転機器の構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による回転機器の構成を示す斜視図であり、回転機器となるガス混合通風機とカップリングを覆うカバーを離隔した状態で示している。
図2は、前記実施形態による回転機器の構成を示す斜視図であり、図1と異なる方向から回転機器となるガス混合通風機を観ている。図3は、前記実施形態による回転機器の構成を示す正面図である。図4は、前記実施形態による回転機器の構成を示す平面図である。
(回転機器の構成)
図1から図4を参照すると、本発明の一実施形態による回転機器となるガス混合通風機(以下、GMFと略称する)10は、外殻を構成するフレーム11と回転軸12を備えている。フレーム11は、架台13に設置されている。
図1から図4を参照すると、フレーム11は、分割可能な上部フレーム11aと下部フレーム11bで構成している。上部フレーム11a及び下部フレーム11bは、遠心方向に突出した一対のフランジ部11f・11fをそれらの端部の両翼に形成している。そして、一対のフランジ部11f・11fを複数のボルトで締結して、内部に空洞を有するフレーム11を構成している。
図1を参照すると、フレーム11は、回転軸12を一方の端面から突出している。又、図2を参照すると、フレーム11は、開口11hを他方の端面に設けている。図3又は図4を参照すると、フレーム11は、中心部が回転軸12に結合された複数のプロペラファン12fを内部に備えている。そして、回転軸12を一方の方向に回転すると、開口11hから送風できる。なお、図示されたGMF10は、火炉(図示せず)から排出された排ガスをGMF10に供給する排ガス供給管、及びGMF10に供給された排ガスを火炉に再循環させるべく、GMF10に接続された排ガス再循環管などの図示を省略している。
図1を参照すると、回転軸12は、円柱状の目盛リング41を回転軸12と同軸に固定している。目盛リング41は、回転軸12の位相角度が置換された計数値Nを外周に表示いる。計数値Nは、回転軸12の位相角度に対応した目盛線に隣接して表示され、例えば、「0」から「12」までの整数の累進値になっている。
図1から図4を参照すると、GMF10は、カップリング30を介して、モーター20に連結している。モーター20は、フレーム21と回転する出力軸22を備えている(図3又は図4参照)。図3又は図4を参照すると、フレーム21は、円柱状の軸受部21aを一方の端面から突出している。出力軸22は、軸受部21aで回転可能に支持されると共に、軸受部21aから突出している。
図1から図4を参照すると、カップリング30は、図示しないカップリング本体31とカバー32を備えている。カップリング本体31は、モーター20の出力軸22とGMF10の回転軸12を連結して、モーター20の回転をGMF10に電動できる。そして、モーター20を回転制御することで、火炉に再循環される排ガス量を調整できる。
図1から図4を参照すると、カバー32は、支持台33に設置されている。支持台33は、架台13に片持ち状に支持されている。又、カバー32は、一組の網目の防護カバー34・35を両端部に備えている。これらの防護カバー34・35は、U字状に形成された包囲板3fの内壁に格子状の網3nを接合している。
図1から図4を参照すると、一方の防護カバー34は、回転軸12及び目盛リング41の周囲を覆い(図1参照)、人体の進入を阻止している。他方の防護カバー35は、出力軸22の周囲を覆い(図3又は図4参照)、人体の進入を阻止している。
引き続き、実施形態による回転機器の構成を説明する。図5は、前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図5(A)は、防護カバーの正面図であり、図5(B)は、防護カバーの平面図である。図6は、前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図6(A)は、防護カバーに第1封鎖板を取り付けた状態の正面図であり、図6(B)は、防護カバーに第1封鎖板を取り付けた状態の平面図である。
図1又は図3及び図5を参照すると、一方の防護カバー34は、窓34wを開口している。窓34wは、目盛リング41の略回転中心に向かって、後述するストロボ発光器42のストロボ光を水平状態で出射できる。又、窓34wは、平板状の第1封鎖板341で封鎖することもできる(図1又は図3及び図6参照)。第1封鎖板341は、ビスなどで防護カバー34に固定している。
図5又は図6を参照すると、防護カバー34は、窓34wの周囲を三方から囲う枠体3cを備えている。そして、第1封鎖板341を枠体34cの開放された一方の方向からスライドして、挿入することができる。
(封鎖板の変形例の構成)
次に、封鎖板の変形例の構成を説明する。図7は、前記実施形態による回転機器に設けた回転軸及び目盛リングの周囲を覆う防護カバーの要部拡大図であり、図7(A)は、防護カバーに第2封鎖板で封鎖する前の状態を示す斜視図であり、図7(B)は、防護カバーに第2封鎖板を水平状態で取り付けた状態を示す斜視図である。
図7を参照すると、防護カバー34は、窓34wを着脱可能に封鎖する変形例となる平板状の第2封鎖板342を備えている。第2封鎖板342は、略直角に折り曲げられた係止片34fを一方の端部に有している。係止片34fは、第2封鎖板342の外形より小さい幅で形成されている。図7(A)を参照して、ビスなどを用いて、第2封鎖板342を防護カバー34に取り付けると、窓34wを封鎖できる。
図7を参照すると、防護カバー34は、窓34wの下方にスリット開口35wを開口している。図7(A)を参照して、第2封鎖板342を防護カバー34に取り付けた状態では、係止片34fは、スリット開口35wに挿入される。そして、防護カバー34は、不要な突起物を設けることなく、第2封鎖板342で覆われる。
一方、図7(B)を参照して、第2封鎖板342を回動した状態では、係止片34fが防護カバー34の裏面に当接して、係止片34fを防護カバー34に係止できる。この場合、第2封鎖板342の両端縁がスリット開口35wの両翼に当接して、第2封鎖板342が水平状態に支持される。そして、窓34wからストロボ光を出射できるように、後述するストロボ発光器42を第2封鎖板342に載置できる。
(振動検出装置の構成)
次に、実施形態による振動検出装置100の構成を説明する。図1から図4を参照すると、振動検出装置100は、ストロボ発光器42、ピックアップ43、及び振動診断装置44を備えている。前述した目盛リング41も振動検出装置100に含むこともできる。
図1から図4を参照すると、ストロボ発光器42は、携帯形の直方体状の筐体で構成され、上部に取っ手42gを有している。又、ストロボ発光器42は、所定の周期で点滅するストロボ光を一方の面から出射できる。そして、ストロボ発光器42の光出射面を窓34wの周囲に押し当てて、ストロボ光を目盛リング41に向けて出射できる(図1又は図4参照)。
図1から図4を参照すると、ピックアップ43は、円柱状の本体43bの先端部に探針43aを備えている。本体43bを把持して、探針43aの先端をフランジ部11fの先端に当接すると(図1又は図2及び図4参照)、GMF10の機械的な振動を電気信号に変換して、ケーブル43cから電気信号による振動値を出力できる。探針43aの先端は、GMF10の外殻の任意の位置に当接でき、図3に示されるように、下部フレーム11bに当接してもよい。
図1を参照すると、振動診断装置44には、その側面に設けたジャックJ1にピックアップ43のケーブル43cを接続でき、GMF10の振動値が入力される。又、振動診断装置44には、その側面に設けたジャックJ2にストロボ発光器42のケーブル42cを接続でき、ストロボ光の点滅周期を制御できる。そして、振動診断装置44は、振動値及び振動位相を自動測定できる。
[回転機器の作用]
次に、実施形態による回転機器10の作用及び効果を説明する。図1から図4を参照すると、従来のGMF10は、目盛リング41が網目の防護カバー34で覆われていた。このため、ストロボ発光器42のストロボ光を目盛リング41に向けて照射しても、網目の防護カバー34に遮断されて、目盛リング41の外周に表示された計数値Nを読み取ることが困難であった。したがって、防護カバー34を取り外した後に、作業者がストロボ発光器42を支持して、GMF10とカップリング30の間から、ストロボ光を照射していた。このため、ストロボ発光器42が回転部分に近づく心配があった。
図1から図6を参照すると、実施形態による回転機器10は、GMF10の回転軸12を防護する網目の防護カバー34に窓34wを設け、窓34wにストロボ発光器42を押し当てて、ストロボ光を目盛リング41に向けて照射できるので、網目の防護カバー34を振動測定時に取り外す必要が無くなった。
図5又は図6を参照すると、防護カバー34は、窓34wを着脱可能に封鎖する第1封鎖板341を備えているので、振動測定時以外は、窓34wから人体が進入することを防護できる。又、図1から図6を参照すると、防護カバー34は、窓34wの周囲を三方から囲うと共に、第1封鎖板341を開放された一方の方向から挿入可能な枠体34cを備えているので、第1封鎖板341を容易に着脱できる。
図7を参照すると、防護カバー34は、窓34wを着脱可能に封鎖する第2封鎖板342を備えてもよく、振動測定時以外は、窓34wから人体が進入することを防護できる。図7(B)を参照して、振動測定時には、第2封鎖板342を略水平状態に防護カバー34に取り付けることが好ましく、ストロボ発光器42を第2封鎖板342に載置できるので、ストロボ発光器42の姿勢を維持しておくことが容易になる。
次に、実施形態による回転機器10を用いた、回転機器の振動検出方法を説明する。図1から図4を参照して、ピックアップ43をGMF10の外殻に当接して、GMF10の振動値を測定する。なお、ピックアップ43は、予め振動診断装置44に接続しておく。又、ストロボ発光器42も予め振動診断装置44に接続しておく。
次に、図1又は図2及び図4又は図5に示されるように、ストロボ発光器42の光出射面を窓34wの周囲に押し当てて、ストロボ光を目盛リング41に向けて出射する。この場合、回転軸12の回転が安定するまで待機することが好ましい。そして、ストロボ光の点滅の周期と、目盛リング41(回転軸12)の回転数が略一致すると、窓34wに対向する目盛リング41の計数値Nが静止したように視認されるので、この計数値Nを解析して、回転軸12に発生する振動位相を測定できる。なお、ピックアップ43及びストロボ発光器42は、振動診断装置44に接続されているので、これらの振動値及び振動位相を自動測定できる。
このように、実施形態による回転機器10は、以下の効果が期待できる。
(1)防護カバーを取り外すことなく、振動を測定できるので、回転体に人体が接触することを防止でき、安全性を向上できる。
(2)回転軸を防護する網目の防護カバーに窓を設け、この窓にストロボ発光器を押し当てて、ストロボ光を目盛リングに向けて照射できるので、網目の防護カバーを振動測定時に取り外す必要が無くなり、測定作業の迅速化が図れる。
本発明による回転機器は、その振動値及び振動位相が測定される実施形態のGMF10に限定されない。本発明による回転機器は、モーターやタービン発電機に適用することもでき、安全性を確保しながら、回転に起因する振動を容易に測定できる。
10 GMF:ガス混合通風機(回転機器)
12 回転軸
34 防護カバー
34w 窓
41 目盛リング
42 ストロボ発光器
N 計数値

Claims (7)

  1. 振動が測定される回転機器の外殻から突出した回転軸と同軸に固定され、前記回転軸の位相角度が置換された計数値を外周に表示した円柱状の目盛リングと、
    所定の周期で点滅するストロボ光を前記目盛リングの計数値に向かって出射するストロボ発光器と、
    前記回転軸及び前記目盛リングの周囲を覆い、少なくとも人体の進入を阻止する網目の防護カバーと、を備え、
    前記防護カバーは、前記目盛リングの略回転中心に向かって、前記ストロボ光を水平状態で出射可能に開口された一つ以上の窓を有している回転機器。
  2. 前記防護カバーは、前記窓を着脱可能に封鎖する第1封鎖板を備える請求項1記載の回転機器。
  3. 前記防護カバーは、前記窓の周囲を三方から囲うと共に、前記第1封鎖板を開放された一方の方向から挿入可能な枠体を備える請求項2記載の回転機器。
  4. 前記防護カバーは、前記窓を着脱可能に封鎖する第2封鎖板を備え、
    前記第2封鎖板は、その外形より小さい幅で形成され、略直角に折り曲げられた係止片を一方の端部に有し、
    前記防護カバーは、前記第2封鎖板を取り付けた状態では、前記係止片が挿入され、前記第2封鎖板を回動した状態では、前記係止片が当該防護カバーの裏面に当接して、前記ストロボ発光器が載置できるように前記係止片を係止するスリット開口を前記窓の下方に設けている請求項1記載の回転機器。
  5. 火炉に再循環される排ガス量を調整するためのガス混合通風機からなる請求項1から4のいずれかに記載の回転機器。
  6. 前記防護カバーは、前記ガス混合通風機とモーターとを連結するカップリングの周囲を覆うカバーに固定されている請求項5記載の回転機器。
  7. 振動が測定される回転機器の外殻から突出した回転軸と同軸に固定され、前記回転軸の位相角度が置換された計数値を外周に表示した円柱状の目盛リングと、所定の周期で点滅するストロボ光を前記目盛リングの計数値に向かって出射するストロボ発光器と、前記回転軸及び前記目盛リングの周囲を覆い、少なくとも人体の進入を阻止する網目の防護カバーと、を備え、前記防護カバーは、前記目盛リングの略回転中心に向かって、前記ストロボ光を水平状態で出射可能に開口された一つ以上の窓を有する回転機器の振動検出方法であって、
    前記ストロボ発光器の光出射面を前記窓の周囲に押し当てて、当該ストロボ発光器を支持する回転機器の振動検出方法。
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