JP2013165795A - 口腔内歯列撮影装置 - Google Patents

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啓延 辻
Kotaro Maki
宏太郎 槙
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Abstract

【課題】例えば、人工歯を製作するときに必要となる、高精度な3次元データを計算するための高精度な画像群を、複数の方向から同時に撮影することが可能な口腔内歯列撮影装置を提供する。
【解決手段】口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、同時に撮影することが可能な複数の撮影機121を有する撮影トレー部101を具備するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、口腔内の歯列を撮影するために用いられる口腔内歯列撮影装置に関し、さらに詳しくは、例えば、人工歯を製作するときに必要となる、高精度な3次元データを計算するための高精度な画像群を、複数の方向から同時に撮影することが可能な口腔内歯列撮影装置に関する。撮影された画像は、診察のためのモザイク画像を作成するために使用することもできる。
複数の撮影機で撮影した複数の画像から、撮影対象の各点の3次元座標を計算する方法が知られている。これは、「画像からの3次元再構成」と呼ばれている。口腔内の歯列を撮影対象とし、複数の撮影機で撮影する装置が開示されている。この装置では、撮影された複数の画像から計算により歯列の3次元再構成を行っている(例えば、特許文献1参照)。
3次元再構成に用いる画像を得るためには、複数の撮影機(カメラ)を校正(キャリブレーション)時と同じ状態にして撮影する必要がある。すなわち、校正時の状態と異なる状態で撮影された複数の画像を用いて3次元再構成をすると、十分な精度を得ることが困難である。以下、校正時の条件を保持している場合を、「校正条件保持状態」と称することがある。例えば、複数の撮影機の位置関係、基線長(カメラ間の距離)等が校正時と変わると、校正条件保持状態が壊れることになる。
撮影機を移動させながら撮影するとき、複数の撮影機で同時に撮影しないと、位置関係、基線長が変化し校正条件保持状態が壊れた状態で撮影することになる。特許文献1に開示された方法は、このことに格別の対策を講じておらず、撮影機又は撮影者は絶えず小さく移動するため基線長が変化しており、校正条件保持状態を保持することは困難である。この状態で撮影した画像で3次元再構成をすると、十分な精度を得ることは困難である。
特開2010−069301
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、例えば、人工歯を製作するときに必要となる、高精度な3次元データを計算するための高精度な画像群を、複数の方向から同時に撮影することが可能な口腔内歯列撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によれば、以下の口腔内歯列撮影装置が提供される。
[1]口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、同時に撮影することが可能な複数の撮影機(カメラ)を有する撮影トレー部を具備してなる口腔内歯列撮影装置。
[2]前記撮影機は、撮影時間を制限する電気的シャッタ機構と、前記電気的シャッタ機構を電気的に連結し、同時に撮影動作をさせることが可能な同期撮影機構とを有する前記[1]に記載の口腔内歯列撮影装置。
[3]前記撮影トレー部は、蝶番により回転させることが可能な腕を有する前記[1]又は[2]に記載の口腔内歯列撮影装置。
[4]前記撮影機は、無線で伝送することが可能な信号を発信することが可能である前記[1]〜[3]のいずれかに記載の口腔内歯列撮影装置。
本発明によれば、例えば、人工歯を製作するときに必要となる、高精度な3次元データを計算するための高精度な画像群を、複数の方向から同時に撮影することが可能な口腔内歯列撮影装置を提供することができる。撮影された画像は、診察のためのモザイク画像を作成するために使用することもできる。
本発明の一の実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置の、撮影トレー部の表側から見た構成を模式的に示す説明図である。 図1に示された口腔内歯列撮影装置における撮影トレー部の構造を示し、(a)は図1のA−A線断面図、(b)は(a)のB部の一部拡大図である。 本発明の実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置の変形例(撮影トレー部の腕を回転可能に構成)を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の口腔内歯列撮影装置の実施の形態を、付図を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置の、撮影トレー部の表側から見た構成を模式的に示す説明図である。図1に示すように、本発明の一の実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置100は、口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、同時に撮影することが可能な複数の撮影機(カメラ)121を有する撮影トレー部101、を具備して概略構成される。
図1に示すように、本実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置100は、さらに、ケーブル102、同期撮影機構(図示せず)、計算機103、モニタ104を具備している。
なお、撮影機121は、上述のように、口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、同時に撮影することが可能であるが、それに限らず、口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、経時的に撮影することも可能である。
また、図1、並びに後述する図2及び図3における、X,Y及びZは、それぞれ3次元座標の座標軸を示す。また、図2におけるAは、図1で示したA−A線を座標軸Aとして示したものである。
図1において、本実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置100は、歯科印象用トレー状の形状を有する撮影トレー部101の表側(図2における+Z側、なお、裏側は−Z側である)を示し、複数の撮影機121が、撮影対象を少なくとも2台の撮影機121で撮影できるように配置される。撮像機121によって撮影された画像は、ケーブル102を経て計算機103に送られ、モニタ104に表示されるように構成されている。
図2(a)は、図1に示された口腔内歯列撮影装置における撮影トレー部の構造を示す図1のA−A線断面図で、撮影機121が図2(a)のように配置される。図2(b)は、図2(a)のB部の一部拡大図で、撮影機121は、撮像素子122及びレンズ123を有して構成される。
撮像素子122としては、例えば、平面状に構成されたCCD又はCMOSを挙げることができる。また、レンズ123としては、球面又は非球面に成型されたガラス又はプラスチックを、1枚又は複数枚組合せたレンズを挙げることができる。
また、複数の撮影機121は、それぞれ撮影時間を制限する1個の図示しない電気的シャッタ機構を有する。電気的シャッタ機構は、電子回路で電気信号を変化させるものであり、機械的構造を有しない。複数の撮影機121に設けられたそれぞれの電気的シャッタ機構は、相互に、電気的に連結され、図示しない同期撮影機構により同時に撮影動作を行うように構成されている。なお、同期撮影機構は、電気的シャッタ機構が撮影動作を経時的に行うようにすることもできる。
電気的シャッタ機構は電気信号により動作するものであり、電気信号が印加されている間、撮影対象の明るさに応じた電荷を蓄積する。撮影トレー部101の揺れがあっても画像がぼけない程度の十分短い時間、例えば、0.1〜10.0msの間電気的シャッタ機構を開き、撮影することが好ましい。
以上の構成により、歯の両側面を含め複数の方向からの画像を、複数の撮影機121で同期撮影する。撮影した複数の画像を計算機103に送り、処理を行う。
複数の撮影機121の3次元再構成のための校正は、例えば、3次元計測済み歯列模型(図示せず)又は3次元計測済み標準物体(図示せず)に対し、撮影トレー部101を、通常の撮影と同様に被せ、撮影して行うことができる。校正は、撮影の前後の何時行ってもよい。モザイク画像の作成であれば校正しなくてもよい。
図3は、本発明の実施の形態に係る口腔内歯列撮影装置の変形例(撮影トレー部101の腕を回転可能に構成)を模式的に示す平面図である。大人と小児のように顎の大小により、歯列の配置も変わる場合、歯列及びレンズの間の距離を適切に保持するため、図3に示すように、撮影トレー部101の2本の腕110、111を、蝶番311を支点として回転させてもよい。図3の破線で示した部分はそれぞれを内側に回転させた後の状態を示す。
図1に示す一の実施の形態においては、撮像機121によって撮影された画像は、撮像機121からケーブル102を経て計算機103に送られ、モニタ104に表示されるように構成されていたが、他の変形例として、複数の撮影機121を、無線で伝送することが可能な信号を発信することが可能なように構成して、この信号を無線で計算機103に伝送してもよい。このように構成することによって、図1のケーブル102を省略することができ、構成を簡略化することができる。
100 口腔内歯列撮影装置
101 撮影トレー部
102 ケーブル
103 計算機
104 モニタ
110 腕
111 腕
121 撮影機
122 撮像素子
123 レンズ
311 蝶番

Claims (4)

  1. 口腔内の歯列を、複数の方向から複数枚数、同時に撮影することが可能な複数の撮影機を有する撮影トレー部を具備してなる口腔内歯列撮影装置。
  2. 前記撮影機は、撮影時間を制限する電気的シャッタ機構と、前記電気的シャッタ機構を電気的に連結し、同時に撮影動作をさせることが可能な同期撮影機構とを有する請求項1に記載の口腔内歯列撮影装置。
  3. 前記撮影トレー部は、蝶番により回転させることが可能な腕を有する請求項1又は2に記載の口腔内歯列撮影装置。
  4. 前記撮影機は、無線で伝送することが可能な信号を発信することが可能である請求項1〜3のいずれかに記載の口腔内歯列撮影装置。
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KR101872910B1 (ko) 2017-07-05 2018-07-02 최정원 구강 스캐너 장치 및 이를 이용한 구강 스캐닝 방법
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