JP2013165610A - 蓄電部を備えた車両に適用される車両外部制御装置、及び、前記車両外部制御装置と前記車両と電力ケーブルとを含む充放電システム - Google Patents

蓄電部を備えた車両に適用される車両外部制御装置、及び、前記車両外部制御装置と前記車両と電力ケーブルとを含む充放電システム Download PDF

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Abstract

【課題】外部電源から充電可能であり且つ外部負荷に放電可能でもある蓄電部を有する充放電システムを提供する。
【解決手段】充放電システムCDSは、電力ケーブル20と、充放電用の車両外部制御装置37と、外部負荷に放電可能であり、外部電源から充電可能である蓄電部、コネクタ21のCPLT端子に現れる信号に基づいて蓄電部からの外部負荷への放電及び外部電源からの蓄電部への充電を制御する車両側制御装置12、を備える車両とを含む。車両外部制御装置は、第1周波数にて発振する第1信号を発生する第1発振装置37aと、第2周波数にて発振する第2信号を発生する第2発振装置37bと、何れか一方と前記CPLT端子とを選択的に接続する切替装置37cと、を備える。車両側制御装置は、CPLT端子を介して前記第1信号を受信した場合に蓄電部への充電を開始し、第2信号を受信した場合に外部負荷への放電を開始する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電力ケーブルを介して「外部負荷に放電可能であり且つ外部電源から供給される電力により充電可である蓄電部(車両蓄電部)」を備えた車両に適用される車両外部制御装置、及び、前記車両と前記電力ケーブルと前記車両外部制御装置とを含む充放電システムに関する。
従来より、車両に搭載された蓄電部(車両蓄電部)を車両外部の電源により充電することができ、更に、車両に搭載された蓄電部から車両外部の負荷(車両外部の蓄電装置等を含む。)に給電することができる充放電システムが知られている。車両に搭載された蓄電部からの車両外部の負荷への給電は、車両に搭載された蓄電部にとっては放電である。従って、本明細書において、車両外部の負荷への給電は「車両外部の負荷への放電」とも表現される。更に、車両外部の電源は単に「外部電源」とも称呼され、車両外部の負荷は単に「外部負荷」とも称呼される。車両外部の蓄電装置は、外部負荷にもなり得るし、外部電源にもなり得る。
外部電源から車両蓄電部を充電することができる電気自動車の規格として、アメリカ合衆国において「エスエーイー・エレクトリック・ビークル・コンダクティブ・チャージ・カプラ(非特許文献1)」が制定されており、日本国においては「電気自動車コンダクティブ充電システム一般要求事項(非特許文献2)」が制定されている。
これらの規格においては、一例として、コントロールパイロットに関する規格が定められている。コントロールパイロットは、構内配線から車両へ電力を供給するEVSE(Electric Vehicle Supply Equipment)の制御回路と車両の接地部とを車両側の制御回路を介して接続する制御線と定義されている。この制御線を介して通信される信号は、コントロールパイロット信号、CPLT信号、又は、単に「CPLT」と称呼される。このコントロールパイロット信号は、充電ケーブルの接続状態、外部電源から車両への電力供給の可否、及び、EVSEの定格電流(許容電流値)等を車両側制御装置(車両に搭載された制御装置)が判定・認識するために使用される。
上記充放電システムにおいては、車両側制御装置が、外部電源から供給される電力による車両蓄電部の充電と、車両蓄電部からの外部負荷への放電と、を制御する。従って、車両側制御装置は、外部電源から供給される電力により車両蓄電部を充電すべきであるのか(即ち、充電要求があるのか)、車両蓄電部から外部負荷に放電をすべきであるのか(即ち、放電要求があるのか)、を認識しなければならない。
係る課題に対処する公知技術の一つは、充電用ケーブルと放電用ケーブルとを相違させるとともに、上記コントロールパイロット信号のデューティ比を充電用ケーブルと放電用ケーブルとで相違させている。デューティ比は、一定周期T毎に繰り返し発生するパルスの時間幅Tonの同一定周期Tに対する比(=Ton/T)である。そして、車両側制御装置は、電力ケーブルが車両に接続されたとき、接続された電力ケーブルが充電用ケーブルであるのか放電用ケーブルであるのかをコントロールパイロット信号のデューティ比に基づいて識別し、その識別結果に基づいて充電要求があるのか放電要求があるのかを判断するようになっている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2010−35277号公報(段落0064、段落0072及び図10等)
「エスエーイー・エレクトリック・ビークル・コンダクティブ・チャージ・カプラ(SAE Electric Vehicle Conductive Charge Coupler)」、(アメリカ合衆国)、エスエーイー規格(SAE Standards)、エスエーイー インターナショナル(SAEInternational)、2001年11月 「電気自動車用コンダクティブ充電システム一般要求事項」、日本電動車両協会規格(日本電動車両規格)、2001年3月29日
しかしながら、コントロールパイロット信号は、電力ケーブルの許容電流値をデューティ比によって表すようにも使用されている。更に、上述した規格によれば、デューティ比が10%乃至96%の範囲内の値であるとき、そのデューティ比は車両蓄電部の充電時における電力ケーブルの許容電流値を表すように定められている。換言すると、コントロールパイロット信号に許されるデューティ比の範囲の殆どは充電のために使用される。更に、この場合、コントロールパイロット信号のデューティ比に含まれる誤差を考慮する必要がある。この結果、上記特許文献1のように、コントロールパイロット信号のデューティ比によって充電要求があるのか放電要求があるのかを区別することは、現実的には困難である。
本発明は上述した課題に対処するためになされたものである。より具体的に述べると、本発明による「充放電用の車両外部制御装置」は、インレットと蓄電部(車両蓄電部)と車両側制御装置とを備える車両に適用される。
前記インレットは、電力ケーブルの一端に設けられたコネクタが接続される。コネクタはCPLT端子(コントロールパイロット信号が供給される端子)を備える。
前記蓄電部は、前記電力ケーブルを介して、外部負荷に放電可能であり且つ外部電源から供給される電力により充電可能である。
前記車両側制御装置は、前記コネクタが前記インレットに接続されている場合に「前記CPLT端子に現れる信号」に基づいて「前記蓄電部からの前記外部負荷への放電及び前記外部電源からの前記蓄電部への充電」を制御する。
前記車両外部制御装置には、前記電力ケーブルの他端が接続される。
更に、前記車両外部制御装置は、
前記CPLT端子に、充電要求信号として、第1周波数にて発振する第1信号を発生する第1発振装置と、
前記CPLT端子に、放電要求信号として、前記第1周波数と異なる第2周波数にて発振する第2信号を発生する第2発振装置と、
前記CPLT端子に前記第1信号及び前記第2信号のうちの何れか一方を選択的に発生させるように、前記第1発振装置及び前記第2発振装置の何れか一方と前記CPLT端子とを選択的に接続する切替装置と、
を備える。
これによれば、コントロールパイロット信号のデューティ比ではなく、コントロールパイロット信号の発振周波数によって充電要求及び放電要求が表される。従って、上述した規格に従いながら、充電要求と放電要求とを車両側制御装置に確実に認識させることができる。
更に、この車両外部制御装置は、車両側制御装置と車両外部制御装置との間の「デジタル通信」に依ることなく「充電要求及び放電要求」を発生させることができる。一般に、これらの間のデジタル通信を実現する通信ユニットは高価であるところ、第1発振装置及び第2発振装置は極めて安価(通信ユニットの1/25〜1/50の価格)である。従って、本発明によれば、廉価な充放電システムが提供され得る。なお、本発明は、車両側制御装置と車両外部制御装置との間で「デジタル通信」を行うシステムを除外するものではない。
ところで、充電要求及び放電要求を発生する発振装置を1つのみ有する場合、その発振装置が故障すると充電も放電も行うことができない。これに対し、この車両外部制御装置は、第1発振装置と第2発振装置とを独立して(別個に)備えている。従って、発振装置のうちの一つが故障した場合であっても、残りの発振装置により充電要求又は放電要求を発生させることができる。よって、この車両外部制御装置を備える充放電システムは、緊急時において高い有用性を備える。
前記第1発振装置は、前記第1信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
前記第2発振装置は、前記第2信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と前記特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成されることが好適である。
これによれば、既知の規格に従って、充電時及び放電時のそれぞれにおける許容電流値をコントロールパイロット信号を用いて車両側制御装置に伝達することができる。
本発明は、このように構成された「車両、車両外部制御装置及び電力ケーブル」を含む放電システムを含む。
本発明の実施形態に係る充放電システムの概略図である。 図1に示した充放電システムの概略回路図である。 図2に示した車両側制御装置及びインレット(共用インレット)の拡大概略回路図である。 図2に示した電力ケーブル及び充電スタンドの拡大概略回路図である。 図2に示した第1電子制御ユニット(第1ECU)のCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図2に示した充放電システムの充電時におけるCPLT信号である。 図2に示した充放電システムの放電時におけるCPLT信号である。
以下、本発明の実施形態に係る「車両外部制御装置を含む充放電システム」について図面を参照しながら説明する。
(概略構成)
図1に示したように、本発明の実施形態に係る充放電システムCDSは、車両10、電力ケーブル20、充電スタンド(充放電スタンド)30、家屋40及び商用電源(外部電源)50を含んで構成される。
車両10は、蓄電部11、車両側制御装置12及びインレット13を含んでいる。
蓄電部11は、充電及び放電が可能(充放電可能)な電力貯蔵要素である。即ち、蓄電部11は、外部電源から供給される電力により充電可能である。蓄電部11は、放電することにより外部負荷に電力を供給(給電・放電)可能である。蓄電部11は、本例において、リチウムイオン電池である。蓄電部11は、ニッケル水素電池及び鉛蓄電池等のリチウムイオン電池以外の二次電池であってもよく、他の充放電可能な蓄電素子であってもよい。蓄電部11は、車両外部の蓄電装置と区別するために「車両蓄電部11」と称呼されることがある。更に、蓄電部11は、後述する「内燃機関(エンジン)の動力によって発電を行うとともに、その発電した電力を外部負荷に供給可能な発電電動機」を含む。
車両側制御装置12は、後に詳述するように、それぞれがマイクロコンピュータを含む複数の電子制御ユニット(ECU)と、各種センサと、DC/ACインバータと、AC/DCコンバータと、リレーと等を含む電気回路である。車両側制御装置12は、「外部電源から供給される電力による蓄電部11の充電、及び、蓄電部11から外部負荷への電力の供給、即ち、蓄電部11の放電」を制御する。充電及び放電の制御とは、充電の開始及び停止、放電の開始及び停止、充電電流が過大である場合の充電の停止、及び、放電電流が過大である場合の放電の停止等、蓄電部11の充放電に関わる電力の制御を意味する。
インレット13は、電力ケーブルの20の一端に設けられたコネクタ21が接続可能となるように構成されている。インレット13及びコネクタ21の形状及び端子配列などの構成は上記非特許文献1又は上記非特許文献2等において規定された規格に準拠している。但し、非特許文献1及び非特許文献2は、外部電源による蓄電部11の充電を行う場合についての規格である。一方、本実施形態の充放電システムCDSは充電のみでなく放電をも行うが、インレット13及びコネクタ21の形状及び端子配列などの構成は上記規格に準拠している。従って、インレット13は、上記規格に準拠した従来のコネクタ(充電用コネクタ)を有する充電用ケーブルと接続可能である。
なお、本例において、車両10は「内燃機関及び発電電動機を車両動力源として備えたハイブリッド車両」である。但し、車両10は、蓄電部11からの電力によって走行可能な車両であって、蓄電部の充電及び蓄電部からの放電が可能な車両であればよく、その構成は特に限定されない。従って、車両10は、蓄電部11を搭載し且つ内燃機関のみを車両駆動源として備える車両、燃料電池車両及び電気自動車等であってもよい。
電力ケーブル20は、その一端に操作部22を備える。操作部22の先端には前述したコネクタ21が設けられている。電力ケーブル20の他端は充電スタンド30に接続されている。電力ケーブル20は、蓄電部11の充電時及び放電時の何れにも使用される。
充電スタンド30は、家屋40の近傍に配設されている。後に詳述するように、充電スタンド30は、充電用電力線、放電用電力線及び外部制御装置等を含んでいる。
商用電源50は、送電線51を介して発電所等から送電される高電圧(例えば、6600V)の電力を低電圧(例えば、100V又は200V)の電力に変換するトランス52を含む。商用電源50から供給される電力は、家屋40にて家庭用電力(外部負荷用の電力)として使用されるとともに、蓄電部11を充電するための充電用電力として使用される。
このように構成された充放電システムCDSにおいては、電力ケーブル20のコネクタ21を車両10のインレット13に接続した状態において、蓄電部11を外部電源からの電力を用いて充電することができ、且つ、蓄電部11から外部負荷に給電することができる。なお、外部電源は、商用電源50の他、図示しない外部蓄電装置及び太陽光発電システム等を含んでもよい。外部負荷は、家屋40内にて使用される家庭電化製品等を含む。
次に、充放電システムCDSの詳細について説明する。なお、以下の説明において既に説明した構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付す。
全体図である図2及び拡大図である図3に示したように、車両10は上述した「蓄電部11、車両側制御装置12及びインレット13」を含んでいる。更に、車両10は、図3において太い実線により示した一対の充放電共用電力線PWk、二重の実線により示した一対の充電用電力線PWj及び二重の破線により示した放電用電力線PWhを含む。
車両側制御装置12は、充電部121、放電部122及び車両制御部123を含んでいる。
充電部121は、充電器121a、充電リレー121b及び第1電子制御ユニット121cを含んでいる。
充電器121aは、充放電共用電力線PWk及び充電用電力線PWjを介してインレット13の一対の交流入出力端子ACIH,ACICに接続されている。充電器121aは、図示しない「昇圧回路及びAC/DCコンバータ」を含んでいて、交流入出力端子ACIH,ACIC間の交流の電力を直流の電力へと変換し、変換した直流の電力を充電リレー121bの各入力端子に出力するようになっている。
充電器121aは、電圧センサ121d及び電流・電圧センサ121eを含んでいる。電圧センサ121dは、充電器121aに入力される交流の電力の電圧VACを測定し、その電圧VACを第1電子制御ユニット121cに出力するようになっている。電流・電圧センサ121eは充電リレー121bの各入力端子間に出力される直流電力の電流ICHG及び電圧VCHGを測定し、それらを第1電子制御ユニット121cに出力するようになっている。充電器121aは第1電子制御ユニット121cから制御信号を受信し、この制御信号に基づいて交流の電力を蓄電部11に供給されるべき直流の電力へと変換する。
充電リレー121bは、充電器121aと蓄電部11との間において充電用電力線PWjに介装されている。充電リレー121bは、第1電子制御ユニット121cからの制御信号CHRBに基づいてリレー接点を開放し、第1電子制御ユニット121cからの制御信号CHRGに基づいてリレー接点を短絡する。充電リレー121bの接点が開放されると蓄電部11の充電(蓄電部11への給電)は停止し、充電リレー121bの接点が短絡されると蓄電部11は充電される。
第1電子制御ユニット(第1ECU)121cは、インレット13のPISW端子と接続線Pにより接続されている。接続線Pには定電圧V5が印加されている。接続線Pは抵抗R1を介して車両接地点と接続されたGND端子に接続されている。
第1電子制御ユニット121cは、インレット13のCPLT端子と接続線Cを介して接続されている。接続線Cは抵抗Rbを通して接地されている。更に、接続線Cは、抵抗Rc及びトランジスタ(スイッチング素子)Trを介して接地されている。トランジスタTrのベースは第1電子制御ユニット121cに接続されている。
コネクタ21がインレット13に接続されたときトランジスタTrはオフ状態に維持されている。その結果、CPLT端子の電圧は、抵抗Rbと後述する充電スタンド30内の抵抗Rcとにより、V1(12V)からV2(9V)へと低下させられる。これに伴い、CPLT端子の信号が発振を開始すると、第1電子制御ユニット121cはトランジスタTrをオン状態へと変化させる。この結果、CPLT端子の電圧は、抵抗Rbと抵抗Rcと充電スタンド30内の抵抗RcとによりV2(9V)からV3(6V)へと低下させられる。
第1電子制御ユニット121cはCAN(コントロールエリアネットワーク)の通信線を介して第2電子制御ユニット124aと接続されている。
第1電子制御ユニット121cは後述する放電部122のDC/ACインバータ122aに制御信号SWを送出するようになっている。更に、第1電子制御ユニット121cは後述する放電部122の放電リレー122bに制御信号ACR1,ACR2を送出するようになっている。
放電部122は、DC/ACインバータ122a、放電リレー122b及びヒューズ122cを含んでいる。
DC/ACインバータ122aは、放電用電力線PWhを介して蓄電部11の陽極及び負極に接続されている。DC/ACインバータ122aは、入力された蓄電部11の陽極と負極との間の直流の電力を交流の電力(例えば、AC100V又はAC200V)へと変換し、変換した交流の電力を放電リレー122bの各入力端子間に出力するようになっている。DC/ACインバータ122aと蓄電部11の陽極との間の放電用電力線PWhにはヒューズ122cが介装されている。
放電リレー122bは、共用電力線PWkとDC/ACインバータ122aの出力端子とを接続している放電用電力線PWhに直列に介装されている。放電リレー122bは、第1電子制御ユニット121cからの制御信号ACR1に基づいてリレー接点を開放し、第1電子制御ユニット121cからの制御信号ACR2に基づいてリレー接点を短絡する。放電リレー122bの接点が開放されると蓄電部11の放電(外部負荷への給電)は停止し、放電リレー122bの接点が短絡されると蓄電部11の放電が行われる。
車両制御部123は、第2電子制御ユニット(第2ECU)124a、エンジンアクチュエータ、昇圧コンバータ、第1発電電動機用インバータ及び第2発電電動機用インバータを含んでいる。第2電子制御ユニット124aは、例えば、燃料噴射弁及びスロットル弁アクチュエータ等のエンジンアクチュエータを制御することにより図示しない内燃機関の発生出力を変更することができる。第2電子制御ユニット124aは、昇圧コンバータ及び第1発電電動機用インバータ及び第2発電電動機用インバータを制御することにより、図示しない「第1発電電動機及び第2発電電動機」の発生トルク及び回転速度を制御することができる。そして、第2電子制御ユニット124aは、内燃機関を最も効率良く運転しながら、内燃機関及び第2発電電動機から車両10の駆動力を発生させる。更に、第2電子制御ユニット124aは、第1発電電動機等を内燃機関により駆動して「蓄電部11(蓄電部11の一部を構成するバッテリ)」を充電することもできる。これらの制御の詳細は、例えば、特開2009−126450号公報(米国公開特許番号 US2010/0241297)、及び、特開平9−308012号公報(米国出願日1997年3月10日の米国特許第6,131,680号)等に詳細に記載されている。これらは、参照することにより本願明細書に組み込まれる。更に、第2電子制御ユニット124aは、車両10が停止している場合においても、第1電子制御ユニット121cからのCANを介しての信号(発電要求信号)等に基づいて「内燃機関の動力を用いて第1発電電動機等」により発電を行い、その発電した電力を放電部122及びインレット13等を介して外部負荷に供給することもできる。
インレット13は、車両10の側面等に配置され、上述したように、電力ケーブル20のコネクタ21が接続される形状を有し、且つ、PISW端子(インレット側PISW端子)、CPLT端子(受信側CPLT端子、インレット側CPLT端子)、ACIH端子(インレット側ACIH端子)、ACIC端子(インレット側ACIC端子)及びGND端子(インレット側GND端子)を有している。
電力ケーブル20は、全体図である図2及び拡大図である図4に示したように、コネクタ21、コントロールパイロット線(CPLT線)23、一対の電力線24,25及び接地線26を含んでいる。
コネクタ21は、コントロールパイロット線23、一対の電力線24,25及び接地線26(即ち、電力ケーブル20)の一端部に接続されている。コネクタ21は、PISW端子(ケーブル側PISW端子)、CPLT端子(送信側CPLT端子、ケーブル側CPLT端子)、ACIH端子(ケーブル側ACIH端子)、ACIC端子(ケーブル側ACIC端子)及びGND端子(ケーブル側GND端子)を有している。
コネクタ21がインレット13に物理的に接続された場合、ケーブル側PISW端子はインレット側PISW端子に物理的及び電気的に接続され、ケーブル側CPLT端子はインレット側CPLT端子に物理的及び電気的に接続され、ケーブル側ACIH端子はインレット側ACIH端子に物理的及び電気的に接続され、ケーブル側ACIC端子はインレット側ACIC端子に物理的及び電気的に接続され、ケーブル側GND端子はインレット側GND端子に物理的及び電気的に接続されるようになっている。
ケーブル側PISW端子とケーブル側GND端子との間は、互いに直列接続された抵抗R2及び抵抗R3からなる抵抗回路により接続されている。
コネクタ21は、更に、スイッチSW1を有している。スイッチSW1は、コネクタ21が備えるロック機構の凸部がインレット13の対応する凹部に嵌合する動作に連動し、コネクタ21とインレット13との嵌合状態に応じて開閉するように構成されている。より具体的に述べると、スイッチSW1は、コネクタ21とインレット13とが未だ嵌合されていない未嵌合状態においては閉じるように構成されている。スイッチSW1は、コネクタ21とインレット13とが不完全に嵌合され、コネクタ21の上記各端子とインレット13の上記各端子とは電気的に接続されているものの、コネクタ21とインレット13とが完全には嵌合されていない半嵌合状態においては開くように構成されている。更に、スイッチSW1は、コネクタ21とインレット13とが完全に嵌合され、且つ、コネクタ21の上記各端子とインレット13の上記各端子とが電気的に接続されている完全嵌合状態においては再び閉じるように構成されている。
ケーブル側CPLT端子にはコントロールパイロット線23が接続されている。
ケーブル側ACIH端子には電力線24が接続されている。
ケーブル側ACIC端子には電力線25が接続されている。
ケーブル側GND端子には接地線26が接続されている。
充電スタンド30は、図4に示したように、メカニカルロックリレー31、充電用電力線32,33、放電用電力線34,35、リレー36及び車両外部制御装置37を含んでいる。
メカニカルロックリレー31は図示しない3対の端子を備えている。一対の端子には、電力ケーブル20の電力線24,25が接続されている。別の一対の端子には、充電用電力線32,33が接続されている。更に別の一対の端子には、放電用電力線34,35が接続されている。メカニカルロックリレー31は、ユーザの操作により、電力線24,25と充電用電力線32,33とをそれぞれ接続する状態(充電接続状態)と、電力線24,25と放電用電力線34,35とをそれぞれ接続する状態(放電接続状態)と、をとることができるようになっている。
充電用電力線32,33は、リレー36の一方の一対の端子に接続されている。リレー36の他方の端子は、分電盤41を介して商用電源(外部電源)からの電力が供給される電力線42,43に接続されている。
放電用電力線34,35は、家屋40内のコンセント(プラグソケット)PSに接続されている。コンセントPSには図示しない外部負荷(家電製品等)が接続される。
リレー36は、車両外部制御装置37からの制御信号によりその接点を開閉するようになっている。リレー36の接点が短絡されたとき、充電用電力線32,33には商用電源からの電力が供給される。リレー36の接点が開放されたとき、充電用電力線32,33には商用電源からの電力が供給されない。
車両外部制御装置37は、第1発振装置(第1発振器)37a、第2発振装置(第2発振器)37b、切替装置37c及びCCID(Charging Circuit Interrupt Device)制御回路37dを含んでいる。
第1発振装置37aは、第1周波数(本例において、1kHz)にて発振する第1信号を発生する。この第1信号は、後述するように、ケーブル側CPLT端子に充電要求信号として送出される。この第1信号に含まれるパルスの電圧は第1電圧V1(12V)である。第1信号は、電力ケーブル20の電流許容値に対して上記規格により特定の関係を有するように定められたデューティ比Drを有する信号である。第1発振装置37aは、CCID制御回路37dからの信号に応答して、第1電圧V1(12V)であって発振していない一定電圧信号を発生する状態と、第1周波数にて発振する第1信号を発生する状態とを実現することができるようになっている。
第2発振装置37aは、第1周波数とは異なる第2周波数(本例において、2kHz)にて発振する第2信号を発生する。この第2信号は、後述するように、ケーブル側CPLT端子に放電要求信号として送出される。この第2信号に含まれるパルスの電圧は第1電圧V1(12V)である。第2信号は、電力ケーブル20の電流許容値に対して上記規格により定められたデューティ比Drを有する信号である。第2発振装置37bは、CCID制御回路37dからの信号に応答して、第1電圧V1(12V)であって発振していない一定電圧信号を発生する状態と、第2周波数にて発振する第2信号を発生する状態とを実現することができるようになっている。
切替装置37cは、3つの端子Tc,T1,T2を備えている。そのうちの一つの端子Tcはコントロールパイロット線(CPLT線)23と抵抗Raを介して接続されている。別の一つの端子T1は第1発振装置37aと接続されている。別の一つの端子T2は第2発振装置37bと接続されている。
CCID制御回路37dは、CPLT線23と接続され、コントロールパイロット信号を入力するようになっている。CCID制御回路37dは、更に、第1発振装置37a、第2発振装置37b、切替装置37c及びリレー36と接続されていて、これらに制御信号を送出するようになっている。
切替装置37cは、CCID制御回路37dからの制御信号に応答して、端子Tcと端子T1とを接続させる状態、及び、端子Tcと端子T2とを接続させる状態の何れか一方を選択的に実現するようになっている。即ち、切替装置37cは、ケーブル側CPLT端子に「第1信号及び第2信号のうちの何れか一方」を選択的に発生させるように、第1発振装置37a及び第2発振装置37bの何れか一方とケーブル側CPLT端子とを抵抗Ra及びCPLT線23を介して選択的に接続するようになっている。
家屋40は、図2に示したように、分電盤41を介して供給される電力線ACL上の電力を、例えば、漏電保護回路(漏電遮断器、ELB)及び短絡保護回路(NFB)を介することによってAC200Vの定格電力の家電製品に供給したり、漏電保護回路及び短絡保護回路を介することによってAC100Vの定格電力の家電製品に供給したりできるようになっている。
分電盤41は、トランス52を介して商用電源50から供給される低圧の電力を電力線ACL上に出力することができる。更に、分電盤41は、トランス52を介して商用電源50から供給される低圧の電力を「リレー36に接続された充電用電力線42,43」に供給することができる。
次に、上記のように構成された充放電システムCDSの作動(充電シーケンス及び放電シーケンス)について説明する。なお、以下の説明は、図5に示した第1電子制御ユニット121c(以下、単に「車両CPU」と称呼する。)の作動を主体として行う。
<充電シーケンス>
ユーザが蓄電部11の充電を希望する場合、ユーザはメカニカルロックリレー31を充電を行う側に操作する。これにより、電力ケーブル20の電力線24,25に充電用電力線32,33がそれぞれ接続される。更に、車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、切替装置37cに制御信号を送出して端子Tcを端子T1に接続する。これにより、図6の時刻t1に示したように、ケーブル側CPLT端子には非発振の一定電圧V1(12V)が発生する。
次に、ユーザは、電力ケーブル20のコネクタ21を車両10のインレット13に接続する。前述したように、スイッチSW1は、コネクタ21とインレット13とが未だ嵌合されていないとき(即ち、未嵌合状態において)閉じ、コネクタ21とインレット13とが不完全に嵌合されているとき(即ち、半嵌合状態において)開き、更に、コネクタ21とインレット13とが完全に嵌合されたとき(即ち、完全嵌合状態において)再び閉じる。
抵抗R1、R2及びR3の抵抗値をそれぞれR1、R2、及びR3[Ω]であるとすると、インレット側PISW端子とGND端子との間の抵抗値は、未嵌合状態においてRn=R1[Ω]、半嵌合状態においてRh=R1×R2×R3×(R2+R3)/(R1×R2+R2×R3+R3×R1)[Ω]、完全嵌合状態においてRf=(R1×R3)/(R1+R3)[Ω]となる。このとき、R1〜R3が適切に選ばれていれば、コネクタ21とインレット13との嵌合状態が、未嵌合状態→半嵌合状態→完全嵌合状態と進むに連れて、PISW端子とGND端子との間の抵抗値はRn→Rh→Rfと、段階的に低下する。従って、コネクタ21とインレット13とが完全に嵌合されたとき、抵抗値は最も小さいRfとなる。車両側制御装置12の第1電子制御ユニット121c及び車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、この抵抗値の変化により、コネクタ21がインレット13に完全に嵌合されたことを認識することができる。
コネクタ21とインレット13とが完全に接続(嵌合)されると、図6の時刻t2に示したように、車両外部制御装置37内の抵抗Raと車両側制御装置12内の抵抗RbとによりCPLT端子(インレット側CPLT端子及びケーブル側CPLT端子)の電圧はV1(=12V)よりも小さいV2(=9V)に低下する。
車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、図6の時刻t3に示したように、このCPLT端子の「電圧V1から電圧V2」への電圧変化に基づいて第1発振装置37aに発振を開始させる。これにより、この発振を開始したCPLT信号の立ち上がりエッヂ又は立ち下がりエッヂにて車両CPUに割り込み処理が行われ、第1電子制御ユニット121c(車両CPU)は起動する。そして、車両CPUは図5のステップ500から処理を開始してステップ505に進み、CPLT信号(CPLT端子に現れている信号であり、この場合、第1信号)のデューティ比及び周波数(CPLT発振周波数)を計測し、その計測が完了したか否か監視する。
車両CPUは、CPLT信号のデューティ比及び周波数の計測を完了すると、ステップ505からステップ510に進み、CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内であるか否かを判定する。本例において、CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内であることは、通信によらない「充電要求又は放電要求」があることを意味する。
ところで、上述した規格によれば、車両外部制御装置37と第1電子制御ユニット121cとが通信ユニットを備えている場合にその通信ユニットを用いたデジタル通信による充放電を行うとき、CPLT信号のデューティ比は5%に設定されるように定められている。更に、上述した規格によれば、CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内である場合、そのデューティ比は充電時における電力ケーブル20の電流許容値を示すように定められている。
従って、車両CPUがステップ510の処理を行うとき、CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内でなければ、車両CPUはステップ510にて「No」と判定してステップ595に進み、本ルーチンを一旦終了する。
なお、車両側制御装置12と車両外部制御装置37とがそれぞれ通信ユニットを搭載していて、これら両者の間で通信による充放電が可能に構成されている場合、車両CPUはステップ510にて「No」と判定したときにステップ515に進み、CPLT信号のデューティ比が5%であるか否かを判定する。CPLT信号のデューティ比が5%であると、上述した規格により定められているように、車両CPUはステップ515にて「Yes」と判定してステップ520に進み、通信による充放電を実施する。この場合、充電要求または放電要求は、車両外部制御装置37から通信により車両側制御装置12へと伝達される。その後、通信による充放電が終了すると、車両CPUはステップ520からステップ595に進み、本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、車両CPUがステップ515の処理を行うとき、CPLT信号のデューティ比が5%でなければ、車両CPUはステップ515にて「No」と判定し、ステップ595に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。この場合、充電も放電も実施されない。
一方、車両CPUがステップ510の処理を行うときCPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内であると、車両CPUはそのステップ510にて「Yes」と判定してステップ525に進み、CPLT信号の発振周波数が1kHzであるか否かを判定する。
現時点において、端子Tcは端子T1と接続されているので、CPLT端子には第1信号が送出されている。よって、CPLT信号の発振周波数は1kHzである。この場合、車両CPUはステップ525にて「Yes」と判定してステップ530に進み、充電を開始する。即ち、この充放電システムにおいて、CPLTの発振周波数が1kHzであることは、充電要求(通信によらない通常の充電要求、規格に従った通常の充電要求)があることを意味する。換言すると、1kHzの第1信号は充電要求信号である。
このとき、車両CPUは、CPLT信号のデューティ比に基づいてインレット13に接続されている電力ケーブル20の許容電流値を上述した規格に従って取得し、その許容電流値を超えないようにしながら蓄電部11の充電を行う。
この充電動作についてより具体的に述べると、車両CPUは充電リレー121bを短絡させる。同時に、車両CPUは、トランジスタTrをオン状態へと変化させることにより、車両外部制御装置37内の抵抗Raと、車両側制御装置12内の抵抗Rb及び抵抗Rcと、を用いてCPLT端子(即ち、接続線C)の電圧をV2(=9V)よりも小さいV3(=6V)に低下させる。この時点が図6の時刻t4に対応する。即ち、車両CPUは、車両外部制御装置37に対して、「車両10は充電準備を完了した」旨をCPLT線23を用いて通知する。このとき、車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、リレー36を短絡させる。この結果、蓄電部11の外部電源による充電が開始する。
次に、車両CPUは、ステップ535にて充電終了要求が発生したか否かを監視する。例えば、充電終了要求は、車両CPUが取得している「充電部(バッテリ)11の残容量(SOC,State of Charge)」が第1所定値以上となったとき、車両CPU自身により発生させられる。
車両CPUは、充電終了要求が発生したと判定すると、トランジスタTrをオフ状態へと変化させることにより、CPLT端子(即ち、接続線C)の電圧をV3(6V)からV2(9V)へと引き上げる。同時に、車両CPUは充電リレー121bを開放させる。その後、第1電子制御ユニット121cはスリープモードへと移行する。
一方、車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、このCPLT信号の電圧V3から電圧V2への変化を確認すると、第1発振装置37aの発振を停止させる。更に、CCID制御回路37dは、リレー36を開放させる。以上により、充電が終了する。
<放電シーケンス>
ユーザが蓄電部11から外部負荷への放電(給電)を希望する場合、ユーザはメカニカルロックリレー31を放電を行う側に操作する。これにより、電力ケーブル20の電力線24,25が放電用電力線34,35とそれぞれ接続される。更に、車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、切替装置37cに制御信号を送出して端子Tcを端子T2に接続する。これにより、図7の時刻t10に示したように、ケーブル側CPLT端子には非発振の一定電圧V1(12V)が発生する。
次に、ユーザは、電力ケーブル20のコネクタ21を車両10のインレット13に接続する。コネクタ21とインレット13とが完全に接続されると、図7の時刻t20に示したように、車両外部制御装置37内の抵抗Raと車両側制御装置12内の抵抗RbとによりCPLT端子(インレット側CPLT端子及びケーブル側CPLT端子)の電圧はV1(=12V)よりも小さいV2(=9V)に低下する。
CCID制御回路37dは、図7の時刻t30に示したように、このCPLT端子の「電圧V1から電圧V2」への電圧変化に基づいて第2発振装置37bに発振を開始させる。これにより、この発振を開始したCPLT信号の立ち上がりエッヂ又は立ち下がりエッヂにて車両CPUに割り込み処理が行われ、第1電子制御ユニット121c(車両CPU)は起動する。そして、車両CPUは図5のステップ500から処理を開始してステップ505に進み、CPLT信号(CPLT端子に現れている信号であり、この場合、第2信号)のデューティ比及び周波数(CPLT発振周波数)を計測し、その計測が完了したか否か監視する。
車両CPUは、CPLT信号のデューティ比及び周波数の計測を完了すると、ステップ505からステップ510に進み、CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内であるか否かを判定する。CPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内でない場合、車両CPUはステップ515に進む。以降の処理は、充電シーケンスにおける処理と同様である。
一方、車両CPUがステップ510の処理を行うときCPLT信号のデューティ比が10%乃至96%の範囲内であると、車両CPUはそのステップ510にて「Yes」と判定してステップ525に進み、CPLT信号の発振周波数が1kHzであるか否かを判定する。
現時点において、端子Tcは端子T2と接続されているので、CPLT端子には第2信号が送出されている。よって、CPLT信号の発振周波数は2kHzである。従って、車両CPUはステップ525にて「No」と判定してステップ540に進み、CPLT信号の発振周波数が2kHzであるか否かを判定する。そして、車両CPUはそのステップ540にて「Yes」と判定してステップ545に進み、放電を開始する。即ち、この充放電システムにおいて、CPLTの発振周波数が2kHzであることは、放電要求(通信によらない通常の放電要求)があることを意味する。換言すると、2kHzの第2信号は放電要求信号である。なお、CPLT信号の発振周波数が2kHzでない場合、車両CPUはステップ540にて「No」と判定してステップ595に進み、処理を終了する。
この場合においても、車両CPUは、CPLT信号のデューティ比に基づいてインレット13に接続されている電力ケーブル20の許容電流値を上述した規格に従って取得し、その許容電流値を超えないようにしながら蓄電部11から外部負荷への放電を行う。即ち、CPLT信号のデューティ比は、充電時のみならず放電時においても、上述した規格に従って電力ケーブル20の許容電流値を表すように設定されている。
放電動作についてより具体的に述べると、車両CPUは放電リレー122bを短絡させる。同時に、車両CPUは、トランジスタTrをオン状態へと変化させることにより、車両外部制御装置37内の抵抗Raと、車両側制御装置12内の抵抗Rb及び抵抗Rcと、を用いてCPLT端子(即ち、接続線C)の電圧をV2(=9V)よりも小さいV3(=6V)に低下させる。この時点が図7の時刻t40に対応する。即ち、車両CPUは、車両外部制御装置37に対して、「車両10は放電準備を完了した」旨をCPLT線23を用いて通知する。この結果、蓄電部11からの外部負荷への放電(給電)が開始する。なお、CCID制御回路37dは確認的にリレー36を開放させてもよい。
次に、車両CPUは、ステップ550にて放電終了要求が発生したか否かを監視する。例えば、放電終了要求は、車両CPUが取得している「充電部(バッテリ)11の残容量SOC」が「第1所定値よりも小さい第2所定値」以下となったとき、車両CPU自身により発生させられる。
車両CPUは、放電終了要求が発生したと判定すると、トランジスタTrをオフ状態へと変化させることにより、CPLT端子(即ち、接続線C)の電圧をV3(6V)からV2(9V)へと引き上げる。同時に、車両CPUは放電リレー122bを開放させる。その後、第1電子制御ユニット121cはスリープモードへと移行する。
一方、車両外部制御装置37のCCID制御回路37dは、このCPLT信号の電圧V3から電圧V2への変化を確認すると、第2発振装置37bの発振を停止させる。更に、CCID制御回路37dは、リレー36を確認的に開放させる。以上により、放電が終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係る充放電システムCDSは、
CPLT端子を備えるコネクタ21を一端に有する電力ケーブル20と、
電力ケーブル20の他端が接続された充放電用の車両外部制御装置37と、
コネクタ21が接続されるインレット13、電力ケーブル20を介して外部負荷に放電可能であり且つ電力ケーブル20を介して外部電源から供給される電力により充電可能である蓄電部11、及び、コネクタ21がインレット13に接続されている場合にCPLT端子に現れる信号(CPLT信号)に基づいて蓄電部11からの外部負荷への放電及び外部電源からの蓄電部11への充電を制御する車両側制御装置12、を備える車両と、
を含む充放電システムにおいて、
車両外部制御装置37は、
CPLT端子に、充電要求信号として、第1周波数にて発振する第1信号を発生する第1発振装置(第1発振器)37aと、
CPLT端子に、放電要求信号として、前記第1周波数と異なる第2周波数にて発振する第2信号を発生する第2発振装置(第2発振器)37bと、
CPLT端子に前記第1信号及び前記第2信号のうちの何れか一方を選択的に発生させるように、前記第1発振装置及び前記第2発振装置の何れか一方と前記CPLT端子とを選択的に接続する切替装置37cと、
を備え、
車両側制御装置12は、
CPLT端子を介して前記第1信号を受信した場合に蓄電部11への充電を開始し(図5のステップ525及びステップ530を参照。)、CPLT端子を介して前記第2信号を受信した場合に外部負荷への放電を開始する(図5のステップ525、ステップ540及びステップ545を参照。)、ように構成されている。
即ち、充放電システムCDSは、コントロールパイロット信号のデューティ比ではなく、コントロールパイロット信号の発振周波数によって充電要求及び放電要求を発生することができる。従って、上述した規格に従いながらも、充電要求と放電要求とを車両側制御装置に確実に認識させることができる。
更に、この充放電システムCDSは、車両側制御装置12と車両外部制御装置37との間の「デジタル通信」に依ることなく「充電要求及び放電要求」を発生させることができる。一般に、これらの間のデジタル通信を実現する通信ユニットは高価であるところ、第1発振装置37a及び第2発振装置37bは極めて安価(通信ユニットの1/25〜1/50の価格)である。従って、廉価な充放電システムCDSを提供することができる。
更に、充放電システムCDSは、第1発振装置37aと第2発振装置37bとを独立して(別個に)備えている。従って、これらの発振装置のうちの一つが故障した場合であっても、残りの発振装置により充電要求又は放電要求を発生させることができる。よって、充放電システムCDSは、緊急時において高い有用性を備える。
加えて、充放電システムCDSにおいて、
第1発振装置37aは、前記第1信号として、電力ケーブル20の許容電流値と特定の関係(例えば、上述の規格に従う関係)を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
前記第2発振装置37bは、前記第2信号として、電力ケーブル20の許容電流値と「前記特定の関係」を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
車両側制御装置12は、
CPLT端子に現れる信号のデューティ比に基づいて「インレット13にコネクタ21を介して接続された電力ケーブル20」の許容電流値を取得するように構成されている。
従って、既知の規格に従って、充電時及び放電時のそれぞれにおける許容電流値をコントロールパイロット信号を用いて車両側制御装置に伝達することができる。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、充放電システムCDSは、車両側制御装置12と車両外部制御装置37との間で「デジタル通信」を行うシステムを備え、デジタル通信による充電及び放電を追加的に行うように構成されていてもよい。
更に、蓄電部11からの放電及び充電は交流電力により行われていたが、直流電力により行われてもよい。
なお、充放電システムCDSにおいて、充電要求信号としての第1信号の発振周波数は1kHzであり、放電要求信号としての第2信号の発振周波数は2kHzであったが、第1信号の発振周波数と第2信号の発振周波数とが相違する限り、どのような周波数であってもよい。
更に、発振周波数の誤差を考慮すると、充電要求信号としての第1信号の発振周波数が1kHzである場合、第1信号の周期(発振周波数の逆数)が0.9〜1.1msであるとき、車両側制御装置12は充電要求が発生したと構成されることが望ましい。つまり、第1信号の周期に対して0.1msの誤差を見込むことが望ましい。この場合、放電要求信号としての第2信号の発振周波数は、0.8kz以下であるか又は1.2kHz以上であることが望ましい。
加えて、第1信号の発振周波数及び第2信号の発振周波数は、車両CPUがCPLT信号のデューティ比を読み取るための時間内に少なくとも1周期が現れるように設定される(例えば、0.125kHz以上であること)ことが望ましい。また、CPLT信号のデューティ比を読み取るための精度は、第1信号の発振周波数及び第2信号の発振周波数のそれぞれが小さいほど向上する。換言すると、第1信号の発振周波数及び第2信号の発振周波数のそれぞれが大きいほど、CPLT信号のデューティ比を読み取るための精度が低下する。従って、第1信号の発振周波数及び第2信号の発振周波数のそれぞれは、最大でも10kHz以下に設定されることが望ましい。
10…車両、11…蓄電部(車両蓄電部)、12…車両側制御装置、13…インレット、20…電力ケーブル、21…コネクタ、23…コントロールパイロット線、24,25…電力線、30…充電スタンド(充放電スタンド)、31…メカニカルロックリレー、32,33…充電用電力線、34,35…放電用電力線、36…リレー、37…車両外部制御装置、37a…第1発振装置、37b…第2発振装置、37c…切替装置、37d…CCID制御回路、40…家屋、42,43…充電用電力線、50…商用電源(外部電源)、121…充電部、121a…充電器、121b…充電リレー、121c…第1電子制御ユニット、122…放電部、122a…DC/ACインバータ、122b…放電リレー、123…車両制御部、124a…第2電子制御ユニット、PS…コンセント、PWh…放電用電力線、PWj…充電用電力線、PWk…充放電共用電力線。

Claims (4)

  1. 電力ケーブルの一端に設けられるとともにCPLT端子を備えるコネクタ、が接続されるインレットと、
    前記電力ケーブルを介して、外部負荷に放電可能であり且つ外部電源から供給される電力により充電可能である蓄電部と、
    前記コネクタが前記インレットに接続されている場合に前記CPLT端子に現れる信号に基づいて、前記蓄電部からの前記外部負荷への放電及び前記外部電源からの前記蓄電部への充電を制御する車両側制御装置と
    を備える車両、に適用され且つ前記電力ケーブルの他端が接続される充放電用の車両外部制御装置において、
    前記CPLT端子に、充電要求信号として、第1周波数にて発振する第1信号を発生する第1発振装置と、
    前記CPLT端子に、放電要求信号として、前記第1周波数と異なる第2周波数にて発振する第2信号を発生する第2発振装置と、
    前記CPLT端子に前記第1信号及び前記第2信号のうちの何れか一方を選択的に発生させるように、前記第1発振装置及び前記第2発振装置の何れか一方と前記CPLT端子とを選択的に接続する切替装置と、
    を備えた車両外部制御装置。
  2. 請求項1に記載の充放電用の車両外部制御装置において、
    前記第1発振装置は、前記第1信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
    前記第2発振装置は、前記第2信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と前記特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成された、
    車両外部制御装置。
  3. CPLT端子を備えるコネクタを一端に有する電力ケーブルと、
    前記電力ケーブルの他端が接続された充放電用の車両外部制御装置と、
    前記コネクタが接続されるインレット、前記電力ケーブルを介して外部負荷に放電可能であり且つ前記電力ケーブルを介して外部電源から供給される電力により充電可能である蓄電部、及び、前記コネクタが前記インレットに接続されている場合に前記CPLT端子に現れる信号に基づいて前記蓄電部からの前記外部負荷への放電及び前記外部電源からの前記蓄電部への充電を制御する車両側制御装置、を備える車両と、
    を含む充放電システムにおいて、
    前記車両外部制御装置は、
    前記CPLT端子に、充電要求信号として、第1周波数にて発振する第1信号を発生する第1発振装置と、
    前記CPLT端子に、放電要求信号として、前記第1周波数と異なる第2周波数にて発振する第2信号を発生する第2発振装置と、
    前記CPLT端子に前記第1信号及び前記第2信号のうちの何れか一方を選択的に発生させるように、前記第1発振装置及び前記第2発振装置の何れか一方と前記CPLT端子とを選択的に接続する切替装置と、
    を備え、
    前記車両側制御装置は、
    前記CPLT端子を介して前記第1信号を受信した場合に前記蓄電部への充電を開始し、前記CPLT端子を介して前記第2信号を受信した場合に前記外部負荷への放電を開始するように構成された、
    充放電システム。
  4. 請求項3に記載の充放電システムにおいて、
    前記第1発振装置は、前記第1信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
    前記第2発振装置は、前記第2信号として、前記電力ケーブルの許容電流値と前記特定の関係を有するデューティ比を有する信号を発生するように構成され、
    前記車両側制御装置は、
    前記CPLT端子に現れる信号のデューティ比に基づいて前記インレットに前記コネクタを介して接続された前記電力ケーブルの許容電流値を取得するように構成された、
    充放電システム。
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