JP2013165463A - 経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム - Google Patents
経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013165463A JP2013165463A JP2012028868A JP2012028868A JP2013165463A JP 2013165463 A JP2013165463 A JP 2013165463A JP 2012028868 A JP2012028868 A JP 2012028868A JP 2012028868 A JP2012028868 A JP 2012028868A JP 2013165463 A JP2013165463 A JP 2013165463A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch
- candidate
- multicast
- branch candidate
- cost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
【解決手段】DDMCを改良したマルチキャスト生成アルゴリズムによりマルチキャストの経路を計算する経路計算方法において、新ブランチ候補をブランチ候補集合PQに登録時、新ブランチ候補と、当該新ブランチ候補と終点を同じくするPQ内の既存ブランチ候補間で経路コストを比較する際に、経路コストを、ブランチ候補を構成する各リンクのコストと、ブランチ候補が経由するリンク数とを用いて算出する。
【選択図】図7
Description
最初はマルチキャストの始点ノードを対象ノードとし、対象ノードvから発するすべてのリンクをブランチ候補としてブランチ候補集合PQに加え、PQ内最小ブランチ候補をPQから取り出し、そのブランチ候補の終点がマルチキャストの終点の場合は当該ブランチをマルチキャストブランチとして決定し、当該マルチキャストブランチの終点ノードをvとして前記処理手順の次ループに移り、
PQから取り出された最小ブランチ候補の終点がマルチキャストの終点でない場合は当該最小ブランチの終点ノードがvとして設定され次ループに移るが、次にvから発するリンクは当該最小ブランチの後に加えられて新しいブランチ候補としてPQに加えられ、
このループをマルチキャスト終点までのすべてのブランチが決定するまで繰り返す前記処理手順において、
新ブランチ候補をブランチ候補集合PQに登録時、新ブランチ候補と、当該新ブランチ候補と終点を同じくするPQ内の既存ブランチ候補間で経路コストを比較する際に、経路コストを、ブランチ候補を構成する各リンクのコストと、ブランチ候補が経由するリンク数とを用いて算出することを特徴とする経路計算方法が提供される。
ノードxからノードyまでのブランチ候補の経路コストbranch_cost(x, y)を、比重βを用いて、
branch_cost(x, y) = |branch(x, y)|+β|hop(branch(x, y))|(但し、|branch(x, y)|はbranch(x, y)が経由するリンクのリンクコストの合計、|hop(branch(x, y))|はbranch(x, y)が経由するリンク数、βは正数)と算出するようにしてもよい。
図6に、本発明の実施の形態における経路計算装置1の構成例を示す。
本実施の形態において、最小木作成処理部23が実行する処理手順は、基本的には図1を参照して説明した従来の手順と同様であるが、以下で説明するように、同じ終点ノードに対する既存ブランチ候補と新ブランチ候補との経路コストの比較方法が、従来技術と異なり、本実施の形態における特徴となっている。
branch_cost(x, y) = |branch(x, y)|+β|hop(branch(x, y))|
として計算する。但し、|branch(x, y)|はbranch(x, y)が経由するリンクのリンクコストの合計、|hop(branch(x, y))|はbranch(x, y)が経由するリンク数、βは正数である。すなわち、branch_cost(x, y)は、通常の経路コスト(経路を構成するリンクコストの総和)に、経由するリンク数(ホップ数と呼んでもよい)に予め定めた比重を乗じた値を加えた値である。ここでのリンク数は、当該ブランチ候補の属性から取得できる。また、比重βについては、例えば、最小木作成処理部23におけるメモリ等に予め格納しておけばよい。
上記の構成のDDMC最小木作成モジュール300により実行されるDDMCアルゴリズムについて、図1に示す従来のDDMCアルゴリズムとの差異を説明する。図1のステップ1でPQに登録される新規ブランチ候補は、その経路コストを同じ終点までの既存のブランチ候補と比較して、新規ブランチ候補の経路コストが既存候補の経路コストより小さいときのみ、PQに登録される。従来のDDMCアルゴリズムでは経路コストはブランチ構成リンクの総和で決められたが、本実施の形態では、ブランチの構成リンク数に応じて比重をつけられた経路コストによって比較される。
新規ブランチ候補コスト: branch(x1-s-y)=4+4=8,
既存ブランチ候補コスト:branch(x2-a-b-y)=3+6=9
となり、新規ブランチ候補のコストのほうが小さいのでPQに登録されることになる。
このように本実施の形態では、PQにはよりリンクホップ数の小さいブランチ候補が登録されることになり、結果的に図1のステップ4でRに登録されるブランチのリンクホップ数が小さくなる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更・応用が可能である。
21 ネットワークトポロジー管理処理部
22 ブランチ候補処理部
23 最小木作成処理部
31 リンク情報記憶部
32 ノード情報記憶部
33 ブランチ候補記憶部PQ
34 ブランチ記憶部R
100 ネットワークトポロジー管理モジュール
200 ブランチ候補処理モジュール
300 DDMC最小木作成モジュール
Claims (6)
- 複数ノードを通信リンクを介して相互に接続可能としたネットワークにおいて、ある始点ノードから他のすべてのノード内の部分集合である複数ノードまでのマルチキャスト経路を計算するための処理手順を実行する経路計算装置による経路計算方法であって、
最初はマルチキャストの始点ノードを対象ノードとし、対象ノードvから発するすべてのリンクをブランチ候補としてブランチ候補集合PQに加え、PQ内最小ブランチ候補をPQから取り出し、そのブランチ候補の終点がマルチキャストの終点の場合は当該ブランチをマルチキャストブランチとして決定し、当該マルチキャストブランチの終点ノードをvとして前記処理手順の次ループに移り、
PQから取り出された最小ブランチ候補の終点がマルチキャストの終点でない場合は当該最小ブランチの終点ノードがvとして設定され次ループに移るが、次にvから発するリンクは当該最小ブランチの後に加えられて新しいブランチ候補としてPQに加えられ、
このループをマルチキャスト終点までのすべてのブランチが決定するまで繰り返す前記処理手順において、
新ブランチ候補をブランチ候補集合PQに登録時、新ブランチ候補と、当該新ブランチ候補と終点を同じくするPQ内の既存ブランチ候補間で経路コストを比較する際に、経路コストを、ブランチ候補を構成する各リンクのコストと、ブランチ候補が経由するリンク数とを用いて算出する
ことを特徴とする経路計算方法。 - 前記経路コストを比較する手順において、経路コストを、リンク数が大きいほど経路コストが大きくなるように、リンク数に比重を付与して算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の経路計算方法。 - 前記経路コストを比較する手順において、
ノードxからノードyまでのブランチ候補の経路コストbranch_cost(x, y)を、比重βを用いて、
branch_cost(x, y) = |branch(x, y)|+β|hop(branch(x, y))|(但し、|branch(x, y)|はbranch(x, y)が経由するリンクのリンクコストの合計、|hop(branch(x, y))|はbranch(x, y)が経由するリンク数、βは正数)と算出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の経路計算方法。 - ブランチ候補PQ内の最小ブランチ候補を選択する際には、リンク数を加味した経路コストを使うのではなく、ブランチ候補が経由するリンクのリンクコストの合計として算出した経路コストを比較してPQ内で最も経路コストが小さいブランチを選択する
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の経路計算方法。 - 複数ノードを通信リンクを介して相互に接続可能としたネットワークにおいて、ある始点ノードから他のすべてのノード内の部分集合である複数ノードまでのマルチキャスト経路を計算するための処理手順を実行する経路計算装置であって、
ブランチ候補集合PQを格納するブランチ候補記憶手段と、
前記ブランチ候補記憶手段を参照しながら前記処理手順を実行するマルチキャスト経路作成処理手段と、を備え、
前記マルチキャスト経路作成処理手段は、
最初はマルチキャストの始点ノードを対象ノードとし、対象ノードvから発するすべてのリンクをブランチ候補としてブランチ候補集合PQに加え、PQ内最小ブランチ候補をPQから取り出し、そのブランチ候補の終点がマルチキャストの終点の場合は当該ブランチをマルチキャストブランチとして決定し、当該マルチキャストブランチの終点ノードをvとして前記処理手順の次ループに移り、
PQから取り出された最小ブランチ候補の終点がマルチキャストの終点でない場合は当該最小ブランチの終点ノードがvとして設定され次ループに移るが、次にvから発するリンクは当該最小ブランチの後に加えられて新しいブランチ候補としてPQに加えられ、
このループをマルチキャスト終点までのすべてのブランチが決定するまで繰り返す前記処理手順において、
新ブランチ候補をブランチ候補集合PQに登録時、新ブランチ候補と、当該新ブランチ候補と終点を同じくするPQ内の既存ブランチ候補間で経路コストを比較する際に、経路コストを、ブランチ候補を構成する各リンクのコストと、ブランチ候補が経由するリンク数とを用いて算出する
ことを特徴とする経路計算装置。 - 複数ノードを通信リンクを介して相互に接続可能としたネットワークにおいて、ある始点ノードから他のすべてのノード内の部分集合である複数ノードまでのマルチキャスト経路を計算するための処理手順を実行する経路計算装置としてコンピュータを機能させるための経路計算プログラムであって、当該経路計算プログラムは、コンピュータを、
ブランチ候補集合PQを格納するブランチ候補記憶手段、
前記ブランチ候補記憶手段を参照しながら前記処理手順を実行するマルチキャスト経路作成処理手段、として機能させ、
前記マルチキャスト経路作成処理手段は、
最初はマルチキャストの始点ノードを対象ノードとし、対象ノードvから発するすべてのリンクをブランチ候補としてブランチ候補集合PQに加え、PQ内最小ブランチ候補をPQから取り出し、そのブランチ候補の終点がマルチキャストの終点の場合は当該ブランチをマルチキャストブランチとして決定し、当該マルチキャストブランチの終点ノードをvとして前記処理手順の次ループに移り、
PQから取り出された最小ブランチ候補の終点がマルチキャストの終点でない場合は当該最小ブランチの終点ノードがvとして設定され次ループに移るが、次にvから発するリンクは当該最小ブランチの後に加えられて新しいブランチ候補としてPQに加えられ、
このループをマルチキャスト終点までのすべてのブランチが決定するまで繰り返す前記処理手順において、
新ブランチ候補をブランチ候補集合PQに登録時、新ブランチ候補と、当該新ブランチ候補と終点を同じくするPQ内の既存ブランチ候補間で経路コストを比較する際に、経路コストを、ブランチ候補を構成する各リンクのコストと、ブランチ候補が経由するリンク数とを用いて算出する
ことを特徴とする経路計算プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028868A JP2013165463A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012028868A JP2013165463A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013165463A true JP2013165463A (ja) | 2013-08-22 |
Family
ID=49176556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012028868A Pending JP2013165463A (ja) | 2012-02-13 | 2012-02-13 | 経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013165463A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068221A (ja) * | 2000-11-30 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | データの配布経路を生成する装置および方法 |
-
2012
- 2012-02-13 JP JP2012028868A patent/JP2013165463A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007068221A (ja) * | 2000-11-30 | 2007-03-15 | Fujitsu Ltd | データの配布経路を生成する装置および方法 |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
CSNG201000049006; 松浦 洋 他: 'P2MP TEに適用するSteiner Treeアルゴリズムの検討' 電子情報通信学会技術研究報告 第109巻,第275号, 20091105, p.35〜40 * |
CSNG201100769002; 松浦 洋: 'マルチキャストパスコストとネットワークリソースを最適化するSteinerアルゴリズムの検討' 電子情報通信学会技術研究報告 第111巻,第279号, 20111103, p.7〜12 * |
JPN6014041666; 松浦 洋 他: 'P2MP TEに適用するSteiner Treeアルゴリズムの検討' 電子情報通信学会技術研究報告 第109巻,第275号, 20091105, p.35〜40 * |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9019971B2 (en) | Systems, methods and algorithms for named data network routing with path labeling | |
CN102972009B (zh) | 用于实施联合服务器选择和路径选择的系统与方法 | |
US8923293B2 (en) | Adaptive multi-interface use for content networking | |
CN112840606A (zh) | 网络路由环境中的异步对象管理器 | |
EP3057270A1 (en) | Technologies for modular forwarding table scalability | |
US20140280823A1 (en) | Wire-speed pending interest table | |
US20140153443A1 (en) | Per-Address Spanning Tree Networks | |
CN105049359A (zh) | 用于分布式路由表查找的技术 | |
US9929954B2 (en) | Hash-based overlay routing architecture for information centric networks | |
CN108337170B (zh) | 分布式资源查找方法和系统 | |
CN108781185A (zh) | 提供用于网络设备的可编程包分类框架的系统和方法 | |
CN111147372B (zh) | 下行报文发送、转发方法和装置 | |
Scherb et al. | Resolution strategies for networking the IoT at the edge via named functions | |
CN113810287B (zh) | 一种基于ndn和sdn的数据检索与推送方法 | |
WO2018133782A1 (en) | Best-efforts database functions | |
US11108854B2 (en) | Peer-to-peer network for internet of things resource allocation operation | |
US20190266308A1 (en) | Integrated circuit design | |
US10474644B2 (en) | Systems and methods for optimizing selection of a replication data node in a distributed file system | |
CN104954419A (zh) | 使用网络名称的多对象兴趣 | |
JP5756049B2 (ja) | マルチキャスト経路計算方法及び装置 | |
JP4951636B2 (ja) | ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、およびプログラム | |
CN104995879A (zh) | 通信系统、通信方法、控制装置、控制装置控制方法和程序 | |
CN114521323B (zh) | 用于集中路径计算的计算设备、方法和装置 | |
JP2013165463A (ja) | 経路計算方法、経路計算装置、及び経路計算プログラム | |
JP2015220699A (ja) | キャッシュノードの探索方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20131001 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141007 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150310 |