JP2013164775A - 携帯情報端末、表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

携帯情報端末、表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サブディスプレイに表示される情報が利用者の手によって遮蔽されることを防ぐ。
【解決手段】サブディスプレイ102は、表示情報を表示する。遮蔽検知センサ103は、サブディスプレイ102の何れの領域が遮蔽されたかを検知する。CPU105は、サブディスプレイ102のうち遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、携帯情報端末、表示制御装置、携帯情報端末の表示制御方法、及びプログラムに関する。
近年、メインディスプレイとサブディスプレイとを備える携帯情報端末が普及している(例えば、特許文献1〜3を参照)。このような携帯情報端末では、メインディスプレイを使用していないときに、利用者に対して着信や電子メールの受信等の通知のためにサブディスプレイが用いられている。他方、利用者が携帯情報端末のメインディスプレイを使用しているときは、サブディスプレイは使用されないことが多かった。
そこで、特許文献4には、携帯情報端末のサブディスプレイに広告コンテンツを表示する技術が開示されている。このように、利用者がメインディスプレイを使用しているときに、サブディスプレイに利用者以外の者に提示する情報を表示させることで、携帯情報端末に付加価値を与えることができる。
特開2007−272760号公報 特開2004−064295号公報 特開2003−115912号公報 特開2004−336581号公報
しかしながら、近年流通しているタブレット型の携帯情報端末にサブディスプレイを搭載した場合、携帯情報端末の把持によりサブディスプレイの一部が利用者の手によって遮蔽されてしまう可能性が高い。この場合、特許文献4に示す広告コンテンツなど、利用者以外の者に提示する情報をサブディスプレイに表示させたとしても、当該情報が隠されてしまい、第三者が当該情報を閲覧できなくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する携帯情報端末、表示制御装置、表示制御方法、及びプログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、情報を表示するディスプレイと、前記ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサと、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末において前記ディスプレイの表示の制御を行う表示制御装置であって、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させることを特徴とする。
また、本発明は、情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末の表示制御方法であって、前記携帯情報端末の表示制御装置は、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させることを特徴とする。
また、本発明は、情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末のコンピュータを、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ディスプレイに表示される情報が利用者の手によって遮蔽されることを防ぐことができる。
本発明の一実施形態による携帯情報端末の構成を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態におけるCPUの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態による表示情報のパターンの例を示す図である。 第2の実施形態におけるCPUの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態においてマスコットと近接領域とが重複したときの動作の例を示す図である。 第2の実施形態において接触領域が変化したときの動作の例を示す図である。 第3の実施形態におけるCPUの動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態において遮蔽された領域が異なる場合のサブディスプレイの表示情報を示す図である。 本発明による携帯情報端末の基本構成を示す概略ブロック図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による携帯情報端末100の構成を示す概略ブロック図である。
携帯情報端末100は、メインディスプレイ101、サブディスプレイ102、遮蔽検知センサ103、記憶部104、CPU105(Central Processing Unit、表示制御装置)を備える。
メインディスプレイ101は、携帯情報端末100の筐体の一面である前面に設けられ、利用者に提示する情報(例えば、アプリケーションの実行画面やメニュー画面)を表示する。
サブディスプレイ102は、前面に相反する面である背面に設けられ、メインディスプレイ101の非使用時に、利用者に提示する情報(例えば、着信や電子メールの受信の通知画面)を表示する。他方、サブディスプレイ102は、メインディスプレイ101の使用時に、利用者以外の者に提示する情報(例えば、利用者が予め登録したメッセージや起動中のアプリケーション名)を表示する。
遮蔽検知センサ103は、サブディスプレイ102に重畳して設けられ、サブディスプレイ102の各領域(例えば、画素ごと)の遮蔽の度合いを示す遮蔽度を出力する。遮蔽検知センサ103としては、例えば静電容量センサや光学センサを用いることができる。つまり、遮蔽検知センサ103として静電容量センサを用いる場合、利用者の指などがサブディスプレイ102に接触または近接すると、その点の静電容量が増加する。また、遮蔽検知センサ103として光学センサを用いる場合、利用者の指などがサブディスプレイ102に接触または近接すると、その点の受光量が減少する。利用者の指がサブディスプレイ102に接触または近接しているということは、つまりサブディスプレイ102が遮蔽されていることであるため、静電容量や受光量を、遮蔽度として用いることができる。
記憶部104は、サブディスプレイ102の表示情報を制御する表示制御プログラム、CPU105に実行させるアプリケーションプログラム、及び利用者の特性を示す特性情報を記憶する。
CPU105は、記憶部104が記憶するプログラムを実行する。
以下に、CPU105が実行する表示制御プログラムの例を、実施形態としていくつか説明する。
《第1の実施形態》
CPU105は、第1の実施形態による表示制御プログラムを実行することで、サブディスプレイ102に、現在実行中のアプリケーションプログラムに関する表示情報を表示させる。このとき、CPU105は、利用者が筐体を把持することでサブディスプレイ102の一部が遮蔽された場合、サブディスプレイ102に表示させる表示情報の複数種類のパターンの中から、遮蔽されていない領域の大きさに合ったパターンで表示情報を生成する。
次に、CPU105が第1の実施形態による表示制御プログラムを実行したときの動作について説明する。
図2は、第1の実施形態におけるCPU105の動作を示すフローチャートである。
まず、CPU105は、遮蔽検知センサ103からサブディスプレイ102の各領域の遮蔽度を取得する(ステップS1)。次に、CPU105は、遮蔽検知センサ103から取得した遮蔽度が所定の閾値未満の領域、すなわち遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域を特定する(ステップS2)。
次に、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の、サブディスプレイ102の全領域に対する割合を算出する(ステップS3)。次に、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の割合に応じて、サブディスプレイ102に表示させる表示情報のパターンを決定する。表示情報のパターンとしては、例えば、メインディスプレイ101に表示されているアプリケーションプログラムのアイコンを表示するパターン、アプリケーションプログラムに対して利用者が入力した情報を表示するパターン、アプリケーションプログラムのアイコンと入力した情報とを併せて表示するパターンが挙げられる。つまり、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の面積に応じて、表示情報とする情報を取捨選択する。
具体的なパターンの決定方法は、以下の通りである。
図3は、第1の実施形態による表示情報のパターンの例を示す図である。
まず、CPU105は、ステップS3で算出した遮蔽を検知していない領域の割合が、50%未満であるか、50%以上80%未満であるか、80%以上であるかを判定する(ステップS4)。
CPU105は、遮蔽を検知していない領域の割合が80%以上であると判定した場合(ステップS4:80%≦割合)、表示情報のパターンとして、図3(A)に示すように、アプリケーションプログラムのアイコンと入力した情報とを併せて表示するパターンを用いることを決定する(ステップS5)。
また、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の割合が50%以上80%未満であると判定した場合(ステップS4:50%≦割合<80%)、表示情報のパターンとして、図3(B)に示すように、アプリケーションプログラムに対して利用者が入力した情報を表示するパターンを用いることを決定する(ステップS6)。
また、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の割合が50%未満であると判定した場合(ステップS4:割合<50%)、表示情報のパターンとして、図3(C)に示すように、アプリケーションプログラムのアイコンを表示するパターンを用いることを決定する(ステップS7)。
次に、CPU105は、ステップS5〜S7のいずれかで決定したパターンに、アプリケーションプログラムの情報を当てはめることで表示情報を生成する(ステップS8)。次に、CPU105は、当該表示情報の大きさが、遮蔽を検知していない領域の大きさになるよう、表示情報の拡大または縮小を行う(ステップS9)。そして、CPU105は、当該拡大または縮小した表示情報をサブディスプレイ102の遮蔽されていない領域に表示させる。
このように、本実施形態によれば、サブディスプレイ102のうち遮蔽されていない空間に、表示情報を表示させることができる。これにより、サブディスプレイ102に表示される表示情報が利用者の手によって遮蔽されることを防ぐことができる。また、本実施形態によれば、遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域の割合に応じて表示する内容を変更する。これにより、外部から視認できる範囲の大きさに適した内容の表示情報をサブディスプレイ102に表示させることができる。
なお、本実施形態では、表示情報としてアプリケーションの情報を表示させる場合について説明したが、これに限られない。例えば、表示情報として予め記憶部104に記録した特性情報(たとえば、利用者のブログのURL(Uniform Resource Locator)、利用者の体重、「彼女募集中!」、「初めて大阪に来ました」などのメッセージ)を表示させても良い。
また、本実施形態では、表示情報のパターンとして、アイコンと入力情報を表示するパターン、入力情報を表示するパターン、アイコンを表示するパターンの3種類を用いる場合を説明したが、パターンの数及び内容はこれに限られない。
また、本実施形態では、遮蔽を検知していない領域の割合が50%未満であるか、50%以上80%未満であるか、80%以上であるかによってパターンを決定する場合を説明したが、判定に用いる閾値は50%・80%に限られない。
《第2の実施形態》
CPU105は、第2の実施形態による表示制御プログラムを実行することで、サブディスプレイ102に、所定のマスコットを含む表示情報を表示させる。このとき、CPU105は、利用者が筐体を把持することでサブディスプレイ102の一部が遮蔽された場合、または遮蔽された領域が変化した場合、これに合わせてマスコットを変形させる。
なお、第2の実施形態の表示制御プログラムを実行する場合、記憶部104に、予め表示させるマスコットの動作パターンを記憶させておく。なお、マスコットの動作パターンは、定常パターンと遷移パターンとに区分される。定常パターンは、遮蔽された領域に変化が無いときのマスコットの動作パターンであり、例えば、正立しているパターン、座っているパターン、伏せているパターンなどが挙げられる。他方、遷移パターンは、遮蔽された領域に変化があったときのマスコットの動作パターンであって、例えば、よじ登るパターン、落下するパターン、しゃがむパターン、立ち上がるパターンなどが挙げられる。なお、遷移パターンは、ある定常パターンと他の定常パターンとの間を補間する動作パターンであり、遷移前の定常パターン及び位置と、遷移後の定常パターン及び位置とに関連付けて、記憶部104に記憶される。
次に、CPU105が第2の実施形態による表示制御プログラムを実行したときの動作について説明する。
図4は、第2の実施形態におけるCPU105の動作を示すフローチャートである。
まず、CPU105は、遮蔽検知センサ103からサブディスプレイ102の各領域の遮蔽度を取得する(ステップS101)。次に、CPU105は、遮蔽検知センサ103から取得した遮蔽度が所定の閾値(以下、第1の閾値という)未満の領域、すなわち遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域を特定する(ステップS102)。なお、遮蔽度が第1の閾値以上であると判定されるのは、サブディスプレイ102と利用者とが接触している場合である。
次に、CPU105は、記憶部104が記憶する定常パターンのうち、利用者と接触していない領域(以下、非接触領域という)の大きさに適したものを選択し、当該選択した定常パターンのマスコットを含む表示情報を、サブディスプレイ102に表示させる(ステップS103)。ここで、非接触領域の大きさに適した定常パターンとは、当該定常パターンでマスコットを動作させたときのマスコットの高さ及び幅が、サブディスプレイ102のうち非接触領域内に収まるもののことである。
次に、CPU105は、ステップS101で取得した遮蔽度のうち、遮蔽検知センサ103から取得した遮蔽度が、第1の閾値より小さい第2の閾値以上であり、かつ第1の閾値未満の領域を特定する(ステップS104)。これにより、CPU105は、サブディスプレイ102のうち利用者と近接している領域(以下、近接領域という)を特定する。次に、CPU105は、ステップS103でサブディスプレイ102に表示させたマスコットとステップS104で特定した近接領域とが重複する部分が存在するか否かを判定する(ステップS105)。
CPU105は、マスコットと近接領域とが重複する部分が存在すると判定した場合(ステップS105:YES)、記憶部104が記憶する定常パターンのうち、非接触領域から近接領域を除いた領域(以下、非近接領域という)の大きさに適したものを選択する(ステップS106)。次に、CPU105は、記憶部104が記憶する遷移パターンのうち、現在表示しているマスコットの動作パターンとステップS106で選択した定常パターンとを補間するもの(第1の遷移パターン)、及びステップS106で選択した定常パターンと現在表示しているマスコットの動作パターンとを補間するもの(第2の遷移パターン)を選択する(ステップS107)。そして、CPU105は、現在表示している表示情報、第1の遷移パターンで動作するマスコットを含む表示情報、ステップS108で選択した定常パターンで動作するマスコットを含む表示情報、及び第2の遷移パターンで動作するマスコットを含む表示情報を、当該順番で、所定の間隔でサブディスプレイ102に繰り返し表示させる(ステップS108)。つまり、CPU105は、表示情報を、非接触領域内と非近接領域内とで切り替えて表示させる。なお、CPU105は、ステップS104で特定した近接領域の遮蔽度の平均値が高いほど、当該4つの表示情報を繰り返し表示させる時間間隔を短くする。
図5は、第2の実施形態においてマスコットと近接領域とが重複したときの動作の例を示す図である。
図5(A)に示すように、ステップS105においてマスコットと近接領域とが重複する部分が存在する場合、CPU105は、ステップS106において、図5(C)に示すように、非近接領域の大きさに適した定常パターンを選択する。次に、CPU105は、ステップS107において、図5(B)、図5(D)に示すように、2つの定常パターンの間を補間する遷移パターンを選択し、これらを順番にサブディスプレイ102に表示させる。
これにより、サブディスプレイ102に表示されるマスコットは、近接状態と接触状態、非接触状態の組み合わせを表示情報に反映して、移動するか否かを迷うような挙動を取ることになり、携帯情報端末100の状態情報を分かりやすく表示することができる。
ステップS105において、マスコットと近接領域とが重複する部分が存在しない場合(ステップS105:NO)、またはステップS108においてCPU105がサブディスプレイ102への表示情報を繰り返し表示している場合、次に、CPU105は、遮蔽検知センサ103からサブディスプレイ102の各領域の遮蔽度を取得する(ステップS109)。次に、CPU105は、遮蔽検知センサ103から取得した遮蔽度が第1の閾値以上の領域、すなわちサブディスプレイ102のうち利用者と接触している領域(以下、非接触領域という)、及び非接触領域を特定する(ステップS110)。次に、CPU105は、ステップS103でサブディスプレイ102に表示させたマスコットとステップS110で特定した接触領域とが重複する部分が存在するか否かを判定する(ステップS111)。
CPU105は、マスコットと接触領域とが重複する部分が存在しないと判定した場合(ステップS111:NO)、ステップS104に戻り、近接領域の判定を行う。
他方、CPU105は、マスコットと接触領域とが重複する部分が存在すると判定した場合(ステップS111:YES)、記憶部104が記憶する定常パターンのうち、ステップS110で特定した非接触領域の大きさに適したものを選択する(ステップS112)。次に、CPU105は、記憶部104が記憶する遷移パターンのうち、現在表示している表示情報(接触領域の変化前に表示させた表示情報)に含まれるマスコットの動作パターンとステップS112で選択した定常パターンとを補間するものを選択する(ステップS113)。そして、CPU105は、ステップS113で選択した遷移パターンで動作するマスコットを含む表示情報(補間表示情報)をサブディスプレイ102に表示した後に、ステップS112で選択した定常パターンで動作するマスコットを含む表示情報(接触領域の変化後に表示させるべき表示情報)を、サブディスプレイ102に表示させる(ステップS114)。以降、ステップS104に戻り、近接領域の判定を行う。
図6は、第2の実施形態において接触領域が変化したときの動作の例を示す図である。
接触領域が、図6(A)に示す領域から図6(B)に示す領域に変化した場合、CPU105はステップS112で、図6(D)に示すように、非接触領域の大きさに適した定常パターンを選択する。次に、CPU105は、ステップS113において、図6(C)に示すように、2つの定常パターンの間を補間する遷移パターンを選択する。そして、CPU105は、図6(C)に示す遷移パターンのマスコットを含む表示情報を表示させた後に、図6(D)に示す定常パターンのマスコットを含む表示情報を表示させる。
このように、本実施形態によれば、サブディスプレイ102に表示されたマスコットが利用者との接触により遮蔽された場合にも、マスコットの全身を外部から視認可能に保つことができる。特に、CPU105が、現在の表示情報と接触領域の変化後に表示させる表示情報とを補間する遷移パターンで動作するマスコットを含む表示情報をサブディスプレイ102に表示させることで、違和感無く外部から視認可能な位置にマスコットを移動させることができる。
なお、本実施形態では、サブディスプレイ102にマスコットのみを表示させる場合について説明したが、これに限られない。例えば第1の実施形態のように、マスコットの吹き出しにアプリケーションプログラムへの入力情報を表示させても良いし、また遮蔽を検知していない領域の大きさに応じて、当該入力情報の表示の可否を決定するようにしても良い。
また、例えば実行中のアプリケーションプログラムに合わせてマスコットの動作を変更する(例えば、通話アプリケーションの動作中に、マスコットが通話している表示パターンをサブディスプレイ102に表示させる)ようにしても良い。
また、本実施形態では、CPU105は、ステップS104で特定した近接領域の遮蔽度の平均値が高いほど、表示情報を繰り返し表示させる時間間隔を短くする場合について説明したが、これに限られない。例えば、近接領域の遮蔽度の中央値や最大値、最小値など、他の代表値に基づいて時間間隔を決定するようにしても良い。
《第3の実施形態》
CPU105は、第3の実施形態による表示制御プログラムを実行することで、サブディスプレイ102に、携帯情報端末100にインストールされているアプリケーションプログラムのアイコンを含む表示情報を表示させる。このとき、CPU105は、利用者が筐体を把持することでサブディスプレイ102の一部が遮蔽された場合、遮蔽されていない領域内に収まるよう、アイコンの取捨選択を行う。
次に、CPU105が第3の実施形態による表示制御プログラムを実行したときの動作について説明する。
図7は、第3の実施形態におけるCPU105の動作を示すフローチャートである。
まず、CPU105は、遮蔽検知センサ103からサブディスプレイ102の各領域の遮蔽度を取得する(ステップS201)。次に、CPU105は、遮蔽検知センサ103から取得した遮蔽度が所定の閾値未満の領域、すなわち遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域を特定する(ステップS202)。
次に、CPU105は、遮蔽を検知していない領域の大きさ及び形状から、サブディスプレイ102の遮蔽されていない領域に表示できるアイコンの数を特定する(ステップS203)。具体的には、サブディスプレイ102に表示するアイコンの縦及び横のサイズ、及びアイコン間のスペースの最低限の大きさは決まっているため、アイコンのサイズとスペースのサイズに基づいて、表示できるアイコンの数を特定する。
次に、CPU105は、記憶部104が記憶するアプリケーションプログラムのうち、使用頻度が高い順に、ステップS203で特定した数のアプリケーションプログラムを特定し、そのアイコンを取得する(ステップS204)。次に、CPU105は、サブディスプレイ102の遮蔽されていない領域に、ステップS204で選択したアイコンを並べて表示させる(ステップS205)。
次に、CPU105は、ステップS204で特定したアプリケーションプログラムの中に、現在実行中のアプリケーションプログラムが存在するか否かを判定する(ステップS206)。CPU105は、特定したアプリケーションプログラムの中に現在実行中のものが存在しないと判定した場合(ステップS206:NO)、処理を終了する。
他方、CPU105は、特定したアプリケーションプログラムの中に現在実行中のものが存在すると判定した場合(ステップS206:YES)、ステップS205で表示させたアイコンのうち、当該アプリケーションプログラムを示すものを点滅させ(ステップS207)、処理を終了する。
図8は、第3の実施形態において遮蔽された領域が異なる場合のサブディスプレイ102の表示情報を示す図である。
サブディスプレイ102が遮蔽されていない場合、図8(A)に示すように、サブディスプレイ102に表示できるアイコンの数は15である。そのため、ステップS204において使用頻度が高い15個のアイコンを取得し、これをステップS205で、図8(A)に示すように表示する。
他方、サブディスプレイ102が図8(B)に示すように遮蔽されている場合、図8(B)に示すように、サブディスプレイ102に表示できるアイコンの数は7である。そのため、ステップS204において使用頻度が高い7個のアイコンを取得し、これをステップS205で、図8(B)に示すように表示する。
なお、図8(A)、図8(B)では、共に電子メールアプリケーションの実行中であるため、電子メールアプリケーションを示すアイコンが点滅している。
このように、本実施形態によれば、利用者の趣味・嗜好を示す、使用頻度が高いアプリケーションプログラムを、外部から視認可能な位置に表示させることで、サブディスプレイ102に表示されたアイコンによって、利用者の人柄を他人に示すことができる。また、現在実行中のアプリケーションプログラムのアイコンを点滅させることにより、利用者が現在どのアプリケーションプログラムを使用しているかを他人に示すことができる。
以上、図面を参照してこの発明の第1の実施形態から第3の実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
《基本構成》
図9は、本発明による携帯情報端末100の基本構成を示す概略ブロック図である。
上述した実施形態では、本発明による携帯情報端末100の一実施形態として図1に示す構成について説明したが、本発明による携帯情報端末100の基本構成は、図9に示すとおりである。
すなわち、本発明による携帯情報端末100は、サブディスプレイ102、遮蔽検知センサ103、及びCPU105を基本構成とする。
サブディスプレイ102は、表示情報を表示する。遮蔽検知センサ103は、サブディスプレイ102の何れの領域が遮蔽されたかを検知する。表示制御装置は、サブディスプレイ102のうち遮蔽検知センサ103が遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる。
これにより、携帯情報端末100は、ディスプレイに表示される情報が利用者の手によって遮蔽されることを防ぐことができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
情報を表示するディスプレイと、
前記ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサと、
前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置と
を備えることを特徴とする携帯情報端末。
(付記2)
前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記表示制御装置は、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
ことを特徴とする付記1に記載の携帯情報端末。
(付記3)
前記遮蔽検知センサは、前記ディスプレイの各領域における遮蔽度を検知し、
前記表示制御装置は、前記表示情報を、前記遮蔽度が第1の閾値以下である領域内と、前記遮蔽度が前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下である領域内とで切り替えて表示させる
ことを特徴とする付記1または付記2に記載の携帯情報端末。
(付記4)
前記表示制御装置は、前記遮蔽度が前記第2の閾値以上前記第1の閾値未満の領域の前記遮蔽度の代表値が大きいほど、前記表示情報の切り替え速度を速くする
ことを特徴とする付記3に記載の携帯情報端末。
(付記5)
情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末において前記ディスプレイの表示の制御を行う表示制御装置であって、
前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる
ことを特徴とする表示制御装置。
(付記6)
前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
ことを特徴とする付記5に記載の表示制御装置。
(付記7)
情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末の表示制御方法であって、
前記携帯情報端末の表示制御装置は、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる
ことを特徴とする表示制御方法。
(付記8)
前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記表示制御装置が、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
ことを特徴とする付記7に記載の表示制御方法。
(付記9)
情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末のコンピュータを、
前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置
として機能させるためのプログラム。
(付記10)
前記携帯情報端末のコンピュータを、
前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合に、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる表示制御装置
として機能させるための付記9に記載のプログラム。
100…携帯情報端末 101…メインディスプレイ 102…サブディスプレイ 103…遮蔽検知センサ 104…記憶部 105…CPU

Claims (10)

  1. 情報を表示するディスプレイと、
    前記ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサと、
    前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置と
    を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記表示制御装置は、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記遮蔽検知センサは、前記ディスプレイの各領域における遮蔽度を検知し、
    前記表示制御装置は、前記表示情報を、前記遮蔽度が第1の閾値以下である領域内と、前記遮蔽度が前記第1の閾値より小さい第2の閾値以下である領域内とで切り替えて表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記表示制御装置は、前記遮蔽度が前記第2の閾値以上前記第1の閾値未満の領域の前記遮蔽度の代表値が大きいほど、前記表示情報の切り替え速度を速くする
    ことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末において前記ディスプレイの表示の制御を行う表示制御装置であって、
    前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる
    ことを特徴とする表示制御装置。
  6. 前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末の表示制御方法であって、
    前記携帯情報端末の表示制御装置は、前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる
    ことを特徴とする表示制御方法。
  8. 前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合、前記表示制御装置が、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる
    ことを特徴とする請求項7に記載の表示制御方法。
  9. 情報を表示するディスプレイと当該ディスプレイの何れの領域が遮蔽されたかを検知する遮蔽検知センサとを備える携帯情報端末のコンピュータを、
    前記ディスプレイのうち前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知していない領域内に表示情報を表示させる表示制御装置
    として機能させるためのプログラム。
  10. 前記携帯情報端末のコンピュータを、
    前記遮蔽検知センサが遮蔽を検知した領域に変化が生じた場合に、前記領域の変化前に表示させた表示情報と前記領域の変化後に表示させるべき表示情報とを補間する補間表示情報を前記ディスプレイに表示させた後に、前記領域の変化後に表示させるべき表示情報を前記ディスプレイに表示させる表示制御装置
    として機能させるための請求項9に記載のプログラム。
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