JP2013162326A - 移動通信方法、無線基地局及び移動局 - Google Patents

移動通信方法、無線基地局及び移動局 Download PDF

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Abstract

【課題】異なるバンド間での上りリンク帯域から下りリンク帯域への漏れ込みを低減するために挿入されるＤｉｐｌｅｘｅｒによる挿入損失等を低減し、通信品質を向上させる。
【解決手段】本発明に係る移動通信方法は、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、無線基地局ｅＮＢが、同時送信能力情報に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリングを行う工程と、移動局ＵＥが、かかるスケジューリング情報に基づいて通信を行う工程とを有する。
【選択図】図３

Description

本発明は、移動通信方法、無線基地局及び移動局に関する。
現在、ＬＴＥ（Ｌｏｎｇ Ｔｅｒｍ Ｅｖｏｌｕｔｉｏｎ）方式の仕様策定会議では、「Ｉｎｔｅｒ-ｂａｎｄ ＣＡ（Ｃａｒｒｉｅｒ Ａｇｇｒｅｇａｔｉｏｎ）」の検討が実施されている。
図２１に示すように、従来の「Ｉｎｔｅｒ-ｂａｎｄ ＣＡ」を実現するための無線構成は、バンド＃Ａにおける送受信を切り替えるＤｕｐｌｅｘｅｒ＃Ａと、バンド＃Ｂにおける送受信を切り替えるＤｕｐｌｅｘｅｒ＃Ｂと、Ｄｕｐｌｅｘｅｒ＃Ａ及びＤｕｐｌｅｘｅｒ＃Ｂを収容するＤｉｐｌｅｘｅｒとを具備している。
３ＧＰＰ ＴＳ３６.１０１
しかしながら、従来のＦＤＤ方式の移動通信システムを実現するための無線構成では、同一のバンド内の上りリンク帯域から下りリンク帯域への漏れ込みを抑圧するために、Ｄｕｐｌｅｘｅｒを挿入する。
一方で、「Ｉｎｔｅｒ-ｂａｎｄ ＣＡ」においては、異なるバンドで送信された上りリンク帯域から信号が、自バンド内の下りリンク帯域への漏れ込みが発生してしまう。
かかる漏れ込みを抑圧するために、一般的にはＤｉｐｌｅｘｅｒを追加で挿入することが検討されている。
例えば、図２１に示すように、バンド＃Ａ/＃Ｂ内の上りリンク帯域から下りリンク帯域への信号（図２１における実線）は、その漏れ込みを抑圧するためにＤｉｐｌｅｘｅｒ＃Ａ/＃Ｂを挿入する。
加えて、バンド＃Ａ内の上りリンク帯域からバンド＃Ｂ内の下りリンク帯域へ漏れ込む信号（図２１における実線）に関しては、同様に、Ｄｉｐｌｅｘｅｒを挿入することで、漏れ込む信号を抑圧する。
ここで、同一のバンド内の上りリンク帯域から下りリンク帯域へのＤｉｐｌｅｃｅｒを経由しての信号の漏れ込みに対しては、ＬＴＥ（Ｒｅｌｅａｓｅ-８）方式において、かかる影響を削減するために「ＲＥＦＳＥＮＳ」等が規定されている。
また、上りリンクとして１つの帯域のみを利用するケースに関しては、現在、検討が行われている。
しかしながら、異なるバンド間での上りリンク帯域から下りリンク帯域へのＤｉｐｌｅｘｅｒを経由しての信号の漏れ込みに対しては、複数の上りリンク帯域からの信号が発生した場合に関しては何ら対策が講じられていない。
特に、そのために発生する送信スプリアスや受信感度の劣化や送信電力の低減等が発生してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、上りリンクのＣＡにおいて、通常、上りリンク帯域から下りリンク帯域への漏れ込みを抑圧するために必要となるＤｉｐｌｅｘｅｒの抑圧性能能力を抑え、その効果によりＤｉｐｌｅｘｅｒの通過ロスを向上させ、通信品質を向上させることができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第１の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局が、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、前記無線基地局が、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行う工程とを有することを要旨とする。
本発明の第２の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局が、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、前記無線基地局が、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行う工程とを有することを要旨とする。
本発明の第３の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局であって、移動局から、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部と、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部とを具備することを要旨とする。
本発明の第４の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局であって、移動局から、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部と、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部とを具備することを要旨とする。
本発明の第５の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局であって、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部を具備することを要旨とする。
本発明の第６の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局であって、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部を具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、上りリンクのＣＡにおいて、通常、上りリンク帯域から下りリンク帯域への漏れ込みを抑圧するために必要となるＤｉｐｌｅｘｅｒの抑圧性能能力を抑え、その効果によりＤｉｐｌｅｘｅｒの通過ロスを向上させ、通信品質を向上させることができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することができる。
本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＣＡ Ｂａｎｄｗｉｄｔｈ Ｃｌａｓｓ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＣＡ Ｂａｎｄｗｉｄｔｈ Ｃｌａｓｓ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る移動局によって送信される「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」の一例である。 本発明の第１の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第１の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリングの一例を示す図である。 本発明の第１の実施形態に係る無線基地局によるスケジューリングの一例を示す図である。 従来の移動通信システムの問題点を説明するための図である。
（本発明の第１の実施形態に係る移動通信システム）
図１乃至図２０を参照して、本発明の第１の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
本実施形態に係る移動通信システムは、ＬＴＥ-Ａｄｖａｎｃｅｄ方式をサポートしており、「Ｉｎｔｅｒ-ｂａｎｄ ＣＡ（ＤＬ/ＵＬ）」及び「Ｉｎｔｒａ-ｂａｎｄ ＣＡ（ＤＬ/ＵＬ）」の少なくとも一方を行うことができるように構成されている。
図１に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、セル＃１を管理する無線基地局ｅＮＢ＃１と、セル＃１のカバーエリア内のセル＃２を管理する無線基地局ｅＮＢ＃２とを具備している。
ここで、セル＃１は、広いエリアをサポートするカバレッジバンド（例えば、バンド＃Ａ）内の周波数キャリアによって運用されているセル（例えば、マクロセル）であり、セル＃２は、ホットスポットにおいてスループットを改善させるためのキャパシティバンド（例えば、バンド＃Ｂ）内の周波数キャリアによって運用されているセル（例えば、ピコセル）である。
また、図１の例では、セル＃１は、移動局ＵＥに対して「Ｐｃｅｌｌ（Ｐｒｉｍａｒｙ Ｃｅｌｌ）」として設定されており、セル＃２は、移動局ＵＥに対して「Ｓｃｅｌｌ（Ｓｅｃｏｎｄａｒｙ Ｃｅｌｌ）として設定されアクティブ化されているものとする。
図２に示すように、本実施形態に係る移動局ＵＥは、管理部１１と、受信部１２と、送信部１３とを具備している。
管理部１１は、移動局ＵＥの能力情報を管理するように構成されている。例えば、管理部１１は、移動局ＵＥの能力情報の１つとして、同時送信能力情報を管理するように構成されている。
ここで、同時送信能力情報は、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す情報であってもよいし、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す情報であってもよい。
受信部１２は、無線基地局ｅＮＢによって送信される各種信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部１２は、無線基地局ｅＮＢから、上りリンク或いは下りリンクにおけるスケジューリング信号を受信するように構成されていてもよい。
送信部１３は、無線基地局ｅＮＢに対して、各種信号を送信するように構成されている。
例えば、送信部１３は、無線基地局ｅＮＢに対して、移動局ＵＥの能力情報の１つとして、上述の同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
図３に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＣＡ-ＢａｎｄｗｉｄｔｈＣｌａｓｓ-ｒ１０」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、移動局ＵＥ及び無線基地局ｅＮＢは、図４に示すテーブルを管理しており、「ＣＡ-ＢａｎｄｗｉｄｔｈＣｌａｓｓ-ｒ１０」に対応する「Ｎｕｍｂｅｒ ｏｆ ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ」が、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて上りデータ信号を送信することができるキャリア数、或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるキャリアの数を示す。
図５に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＣＡ-ＢａｎｄｗｉｄｔｈＣｌａｓｓ-ｒ１０」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、移動局ＵＥ及び無線基地局ｅＮＢは、図６に示すテーブルを管理しており、「ＣＡ-ＢａｎｄｗｉｄｔｈＣｌａｓｓ-ｒ１０」に対応する「Ｎｕｍｂｅｒ ｏｆ ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓ ＵＬ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ」が、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて上りデータ信号を送信することができるキャリア数、或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるキャリアの数を示し、「ＣＡ-ＢａｎｄｗｉｄｔｈＣｌａｓｓ-ｒ１０」に対応する「Ｎｕｍｂｅｒ ｏｆ ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓ ＤＬ ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ」が、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて下りデータ信号を受信することができるキャリア数、或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるキャリアの数を示す。
図７に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）のみを通知する。
図８に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）、及び、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図９に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」及び「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知し、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１０に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、バンドの組み合わせごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１１に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、バンドの組み合わせごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）、及び、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１２に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」及び「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、バンドの組み合わせごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知し、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、バンドの組み合わせごとに、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１３に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、バンドごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１４に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、バンドごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）、及び、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１５に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」及び「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、バンドごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知し、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、バンドごとに、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１６に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＣＡ-ＭＩＭＯ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、ＣＡｂａｎｄＣｌａｓｓごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１７に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＣＡ-ＭＩＭＯ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘＲｘ-ｒ１１」によって、ＣＡｂａｎｄＣｌａｓｓごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）、及び、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
図１８に示すように、送信部１３は、「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ」内の「ＵＥ-ＥＵＴＲＡ-Ｃａｐａｂｉｌｉｔｙ-ｖ１１ｘｙ-ＩＥｓ」内の「ＲＦ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｖ１１ｘｙ」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎ-ｒ１１」内の「ＳｕｐｐｏｒｔｅｄＢａｎｄＣｏｍｂｉｎａｔｉｏｎＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＢａｎｄＰａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ＣＡ-ＭＩＭＯ-Ｐａｒａｍｅｔｅｒｓ-ｒ１１」内の「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」及び「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、かかる同時送信能力情報を送信するように構成されていてもよい。
かかる場合、送信部１３は、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＴｘ-ｒ１１」によって、ＣＡｂａｎｄＣｌａｓｓごとに、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて（或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知し、かかる「ｓｉｍｕｌｔａｎｅｏｕｓＲｘ-ｒ１１」によって、ＣＡｂａｎｄＣｌａｓｓごとに、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）通知する。
また、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信することができるか否かについて（或いは、下りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して下りデータ信号を受信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて）の通知に関しては、移動局ＵＥ（或いは、無線基地局ｅＮＢ）が「Ｃｒｏｓｓ Ｃａｒｒｉｅｒ Ｓｃｈｅｄｕｌｉｎｇ」に対応している場合にのみ限定して行われてもよい。
ここで、移動局ＵＥの受信部１２及び送信部１３は、図２１に示すように、Ｄｉｐｌｅｘｅｒ及びＤｕｐｌｅｘｅｒを具備する構成となっていてもよい。
図１９に示すように、無線基地局ｅＮＢは、受信部２１と、管理部２２と、スケジューリング部２３と、送信部２４とを具備している。
受信部２１は、移動局ＵＥによって送信される各種信号を受信するように構成されている。
例えば、受信部２１は、移動局ＵＥから、移動局ＵＥの能力情報の１つとして、上述の同時送信能力情報を受信するように構成されていてもよい。
管理部２２は、移動局ＵＥの能力情報を管理するように構成されている。例えば、管理部２２は、移動局ＵＥの能力情報の１つとして、上述の同時送信能力情報を管理するように構成されていてもよい。
スケジューリング部２３は、移動局ＵＥに対するスケジューリング処理を行うように構成されている。
例えば、スケジューリング部２３は、管理部２２によって管理されている移動局ＵＥの能力情報（上述の同時送信能力情報）に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリング処理を行うように構成されていてもよい。
具体的には、図２０に示すように、スケジューリング部２３は、スケジュール対象の移動局ＵＥが、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができない場合、或いは、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができない場合、かかる移動局ＵＥに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて、複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信しないようにスケジューリングを行うように構成されていてもよい。
送信部２４は、移動局ＵＥに対して、各種信号を送信するように構成されている。
例えば、送信部２４は、移動局ＵＥに対して、スケジューリング信号を送信するように構成されていてもよい。
なお、上記のような、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができない移動局ＵＥに対して、無線基地局ｅＮＢが誤って複数のＣＣに割り当てを行ってしまった場合には、移動局ＵＥは、重要な信号を送信するＣＣのみを送信する機能を有してもよい。
例えば、ＰＵＣＣＨは、ＰＵＳＣＨよりも重要性が高い信号であるため、移動局ＵＥは、ＰＵＣＣＨを優先して、ＰＵＣＣＨが割り当てられている上りリンク帯域でのみ送信する機能を有してもよい。
また、上記のようなケースにおいて、同時に送信をするが、その際の通信品質が大きく劣化してしまっても構わない。
本実施形態に係る発明によれば、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、上述の同時送信能力情報を送信し、無線基地局ｅＮＢが、かかる同時送信能力情報に基づいて、スケジューリングを行うように構成されているため、異なるバンド間での上りリンク帯域から下りリンク帯域への漏れ込みに対して、同一サブフレームにおける送信を行わないため、簡易なＤｉｐｌｅｘｅｒにより実現することが可能であり、結果として、通信性能を１つの上りリンク帯域を利用した通信とすることが可能である。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第１の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡ（キャリアアグリゲーション）を行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、無線基地局ｅＮＢが、同時送信能力情報に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリングを行う工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第２の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡを行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局ＵＥが、無線基地局ｅＮＢに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、無線基地局ｅＮＢが、同時送信能力情報に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリングを行う工程とを有することを要旨とする。
本実施形態の第３の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局ｅＮＢであって、移動局ＵＥから、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部２１と、同時送信能力情報に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部２３とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第４の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局ｅＮＢであって、移動局ＵＥから、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部２１と、同時送信能力情報に基づいて、移動局ＵＥに対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部２３とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第５の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局ＵＥであって、無線基地局ｅＮＢに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部１２を具備することを要旨とする。
本実施形態の第５の特徴は、異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのＣＡを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局ＵＥであって、無線基地局ｅＮＢに対して、上りリンクのＣＡを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部１２を具備することを要旨とする。
なお、上述の移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、ＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）や、フラッシュメモリや、ＲＯＭ（Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）や、ＥＰＲＯＭ（Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）や、ＥＥＰＲＯＭ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃａｌｌｙ Ｅｒａｓａｂｌｅ ａｎｄ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ ＲＯＭ）や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、ＣＤ-ＲＯＭといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ＡＳＩＣ内に設けられていてもよい。かかるＡＳＩＣは、移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢ内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局ＵＥや無線基地局ｅＮＢ内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ＵＥ…移動局
ｅＮＢ…無線基地局
１１、２２…管理部
１２、２４…送信部
１３、２１…受信部
２３…スケジューリング部

Claims (6)

  1. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    移動局が、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、
    前記無線基地局が、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行う工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    移動局が、無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信する工程と、
    前記無線基地局が、前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行う工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  3. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局であって、
    移動局から、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部と、
    前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  4. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる無線基地局であって、
    移動局から、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を受信するように構成されている受信部と、
    前記同時送信能力情報に基づいて、前記移動局に対するスケジューリングを行うように構成されているスケジューリング部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  5. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局であって、
    無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部を具備することを特徴とする移動局。
  6. 異なる周波数キャリアを用いて上りリンクのキャリアアグリゲーションを行うことができる移動通信システムで用いられる移動局であって、
    無線基地局に対して、上りリンクのキャリアアグリゲーションを行う際に同一のサブフレームにおいて複数のキャリアを介して上りデータ信号を送信した場合に所定通信品質を担保することができるか否かについて示す同時送信能力情報を送信するように構成されている送信部を具備することを特徴とする移動局。
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