JP2013162290A - 車載用ハンズフリー通話装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エコー経路特性の変動度合に応じて、ノイズサプレッサのノイズ抑圧量を変更することのできる車載用ハンズフリー通話装置を提供する。
【解決手段】エコー経路特性の変動度合推定部106では、車両搭乗者の動きの大きさを推定する。ノイズ抑圧パラメータ制御部104では、エコー経路特性の変動度合推定部106での推定結果情報を使い、パラメータデータベース105からノイズ抑圧量を変更したパラメータを選択し、ノイズサプレッサ部103に設定する。
【選択図】図1
【解決手段】エコー経路特性の変動度合推定部106では、車両搭乗者の動きの大きさを推定する。ノイズ抑圧パラメータ制御部104では、エコー経路特性の変動度合推定部106での推定結果情報を使い、パラメータデータベース105からノイズ抑圧量を変更したパラメータを選択し、ノイズサプレッサ部103に設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エコー経路特性の変動度合に応じて、ノイズサプレッサでのノイズ抑圧量を変更する車載用ハンズフリー通話装置に関するものである。
従来の車載用ハンズフリー通話装置として、ハンズフリー通話中に車両搭乗者の一時的な動作を検出し、エコーキャンセラの適応フィルタの学習を停止させるものが知られている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、従来の車載用ハンズフリー装置においては、一時的な動作中にはエコーキャンセラでエコーを除去しきれず、エコーが残ってしまうという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、ハンズフリー通話中のエコー経路特性の変動度合に応じてノイズサプレッサのノイズ抑圧量を変更することにより、車両外側の通話者がエコーに気づきにくくなることのできる車載用ハンズフリー通話装置を提供することを目的とする。
本発明の車載用ハンズフリー通話装置は、マイクから入力される音声に含まれる車両外側通話者のエコー成分を除去するエコーキャンセル部と、マイクから入力される音声に含まれるノイズ成分を除去するノイズサプレッサ部と、車両搭乗者の動きの大きさを推定するエコー経路特性の変動度合推定部と、前記エコー経路特性の変動度合推定部での推定結果に基づいて前記ノイズサプレッサのノイズ抑圧量を変更するノイズ抑圧パラメータ制御部とを備えた構成を有している。
この構成により、エコー経路特性の変動度合に応じたノイズ抑圧パラメータがノイズサプレッサに設定されることとなる。
本発明は、エコー経路特性の変動の大きさを推定する手段と、前記手段での推定結果に応じてノイズサプレッサのノイズ抑圧量を変更する手段を設けることにより、エコー経路特性の変動の大きさに応じてエコーキャンセラで除去しきれなかったエコーを、車両外側の通話者が気づきにくくなることができるという効果を有する車載用ハンズフリー通話装置を提供することができるものである。
以下、本発明の第1の実施の形態の車載用ハンズフリー通話装置について、図面を用いて説明する。
本発明の第1の実施の形態の車載用ハンズフリー通話装置のブロック図を図1に示す。
図1において、車載用ハンズフリー通話装置1は、自動車などの車両に搭載されて用いられるものであり、例えばBluetooth(登録商標)等の無線通信を行なう通信部107を用いて車載用ハンズフリー通話装置1と同じ車両内に載置された(あるいは設置された)携帯電話機110に接続する。
そして、車両内の携帯電話機110を介して車両外側の電話機と接続して通話を行う。車両には、車両内のユーザが発する会話音声を含む車両側の音声を集音するためのマイク109、音声を出力するスピーカ108が設置されている。
車載用ハンズフリー通話装置1は、これらマイク109およびスピーカ108に接続される。
車載用ハンズフリー通話装置1は、これらマイク109およびスピーカ108に接続される。
これによって車両内側の携帯電話機110と車両外側の電話機との間でハンズフリー通話ができるようになっている。
より詳細には、マイク109およびスピーカ108は、車載用ハンズフリー通話装置1の内部に備えられているハンズフリー通話制御部101に接続される。
ハンズフリー通話制御部101は、エコーキャンセラ部102、ノイズサプレッサ部103を使用して、マイク109から入力された音声の音質を制御する。
マイク109から入力された音声は、ハンズフリー通話制御部101、通信部107を経由して携帯電話機110から車両外側の電話機へ送信される。また、携帯電話機110が受信した車両外側の電話機からの音声は、通信部107、ハンズフリー通話制御部101を経由してスピーカ108にて音声出力される。
エコーキャンセラ部102では、車両外側の通話者の発した音声が、スピーカ108、マイク109を介して車両外側の通話者自身に戻るエコーを除去する。
ノイズサプレッサ部103では、エンジン音やロードノイズなどのノイズを除去する。ノイズ抑圧パラメータ制御部104では、エコー経路特性の変動度合推定部106での推定結果情報を使い、パラメータデータベース105からパラメータを選択し、ノイズサプレッサ部103に設定する。
エコー経路特性の変動度合推定部106では、車両搭乗者の動きの大きさを推定する。上述した内容において、パラメータデータベース105は一般的な半導体メモリで実現され、ハンズフリー通話制御部101、エコーキャンセラ部102、ノイズサプレッサ部103、ノイズ抑圧パラメータ制御部104は、CPUなどの演算処理機能を有したマイクロコンピュータやDSP(Digital Signal Processor)を用いて実現される。
以上のように構成された車載用ハンズフリー通話装置について、図2を用いてその動作を説明する。
まず、エコー経路特性の変動度合推定部106では、ハンズフリー通話中にエコー経路特性が変動した大きさを推定する(ステップS201)。例えば、ハンドル操作の速さの
情報を取得し、操作速度が速い場合には、運転者の腕の動きが大きく、エコー経路特性の変動度合が大きいと推定することにより行う。
情報を取得し、操作速度が速い場合には、運転者の腕の動きが大きく、エコー経路特性の変動度合が大きいと推定することにより行う。
次にステップS201で推定された結果をもとに、ノイズ抑圧パラメータ制御部104では、エコー経路特性の変動度合に応じたノイズ抑圧パラメータをパラメータデータベース105から選択する(ステップS202)。
例えば、エコー経路特性の変動度合が大きいと推定された場合には、ノイズ抑圧を弱めるパラメータをパラメータデータベース105から選択する。
前ステップ202にて選択されたパラメータは、ノイズサプレッサ部103に新たに設定され、ハンズフリー通話制御部101に使用される(ステップS203)。
このような本発明の第1の実施の形態の車載用ハンズフリー通話装置によれば、エコー経路特性の変動度合によってノイズ抑圧量を変更するノイズ抑圧制御部を設けることにより、車両外側の通話者がエコーに気づきにくくすることができる。
以上のように、本発明にかかる車載用ハンズフリー通話装置は、ハンズフリー通話の音質が向上するという効果を有し、エコー経路特性の変動度合に応じてノイズ抑圧量を自動的に調整する車載用ハンズフリー通話装置等として有用である。
1 車載用ハンズフリー通話装置
101 ハンズフリー通話制御部
102 エコーキャンセラ部
103 ノイズサプレッサ部
104 ノイズ抑圧パラメータ制御部
105 パラメータデータベース
106 エコー経路特性の変動度合推定部
107 通信部
108 スピーカ
109 マイク
110 携帯電話機
101 ハンズフリー通話制御部
102 エコーキャンセラ部
103 ノイズサプレッサ部
104 ノイズ抑圧パラメータ制御部
105 パラメータデータベース
106 エコー経路特性の変動度合推定部
107 通信部
108 スピーカ
109 マイク
110 携帯電話機
Claims (4)
- 車載用ハンズフリー通話装置において、
マイクから入力される音声に含まれる車両外側通話者のエコー成分を除去するエコーキャンセル部と、マイクから入力される音声に含まれるノイズ成分を除去するノイズサプレッサ部と、車両搭乗者の動きの大きさを推定するエコー経路特性の変動度合推定部と、前記エコー経路特性の変動度合推定部での推定結果に基づいて前記ノイズサプレッサのノイズ抑圧量を変更するノイズ抑圧パラメータ制御部とを備えた車載用ハンズフリー通話装置。 - 前記エコー経路特性の変動度合推定部は、ハンドル操作の速度情報を受けて変動度合を推定することを特徴とする請求項1記載の車載用ハンズフリー通話装置。
- 前記エコー経路特性の変動度合推定部は、車両内部を撮影した画像情報を受けて変動度合を推定することを特徴とする請求項1記載の車載用ハンズフリー通話装置。
- 前記ノイズ抑圧パラメータ制御部は、周波数ごとにノイズ抑圧量を変更することができることを特徴とする請求項1記載の車載用ハンズフリー通話装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012021928A JP2013162290A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 車載用ハンズフリー通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012021928A JP2013162290A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 車載用ハンズフリー通話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013162290A true JP2013162290A (ja) | 2013-08-19 |
Family
ID=49174217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012021928A Pending JP2013162290A (ja) | 2012-02-03 | 2012-02-03 | 車載用ハンズフリー通話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013162290A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102306739B1 (ko) * | 2020-06-26 | 2021-09-30 | 김현석 | 차량 내부 음성전달 강화 방법 및 장치 |
-
2012
- 2012-02-03 JP JP2012021928A patent/JP2013162290A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102306739B1 (ko) * | 2020-06-26 | 2021-09-30 | 김현석 | 차량 내부 음성전달 강화 방법 및 장치 |
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