JP2013161715A - プラズマ発生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ密度の一様性を大面積に亘って確保することができるプラズマ発生装置を提供する。
【解決手段】室内でプラズマを発生させるプラズマ発生室2と、プラズマ発生室2内に互いに間隔を空けて並んで非接地で配置され、両者間の放電によってプラズマが発生する対の線状アンテナ3a、3bと、対の線状アンテナ3a、3bに接続され、線状アンテナ3a、3bに放電用の電力を供給する非接地式配線と、を有すプラズマ発生装置とすることにより、線状アンテナの長手方向にそって一様なプラズマを発生させることができ、さらに、線状アンテナの配置に制約がなく、線状アンテナをプラズマ発生室内に亘って折り返しつつ配置することで、プラズマ発生室内でのプラズマ密度を大面積に亘って均等にすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、アンテナでの誘導電界によってプラズマを発生させるプラズマ発生装置に関するものである。
薄膜の成膜やエッチングなどの表面処理に利用されるプラズマ発生装置の一種として、アンテナでの誘導電界を利用した誘導結合型の装置が知られている。誘導結合型のプラズマ発生装置については、これまでに種々の構成を有するものが提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。
特許文献1には、小型のループアンテナを備えたプラズマ発生装置が示されている。
図5は、特許文献1に提案されているプラズマ発生装置100を示す概略図である。
該プラズマ発生装置では、真空チャンバー101内に、複数本のアンテナ105が設けられている。各々のアンテナ105は、矩形状(又はコの字状あるいはU字状)であって、真空チャンバー101の内部を周回せず終端し、短い線状又は板状の導体からなる小型のループアンテナから構成されている。複数本のアンテナ105は複数のグループに分けられ、グループの各々に対応する高周波電源107が設けられている。各グループに属する複数のアンテナ105の各々には、そのグループに対応して設けられた高周波電源107からインピーダンス整合器106を介して高周波電力が並列に供給される。
特許文献2には、真空容器の内壁面に沿う複数個の線状の導体からなるアンテナを備えたプラズマ発生装置が示されている。
図6は、特許文献2に提案されているプラズマ発生装置200を示す概略図である。
該プラズマ発生装置では、真空容器201の内壁面に沿ってコの字形または円弧形の形状をなすアンテナ210が配置され、アンテナ210の電源側端子の全てが整合器211を介して電源側に並列に接続され、接地側端子の全てがブロッキングコンデンサ207を介して対地に終端されている。
特許文献3には、マイクロストリップラインを備える従来のプラズマ発生装置が示されている。
マイクロストリップラインは、そのグラウンドを真空チャンバーの内壁としている。また、マイクロストリップラインは、高周波電源と電極との間におけるインピーダンスを整合するためのインピーダンス整合部と電極入力端との間に接続されるインピーダンス整合用のリアクタンス整合部を備えている。
特許文献4には、アレイアンテナを備えるプラズマ生成装置が示されている。
図7は、特許文献4に提案されているCVD装置300を示す概略図である。このCVD装置はプラズマ生成装置の一形態である
該CVD装置300は、発生させるプラズマが均一となるようにインピーダンス整合を高精度に、さらに迅速かつ容易に行うことが可能になっている。
反応容器301内に設けられたモノポールである複数のアンテナ素子302はアレイアンテナを形成しており、アンテナ素子302の高周波電流供給端の側にインピーダンス整合器303が接続されている。
アンテナ素子302から放射される電磁波は、隣接するアンテナ素子302間で電磁波が相互に影響を及ぼし合うことなく、アンテナ素子毎に所定の電磁波を形成する。
特開2004−39719号公報 特開2001−35697号公報 特開2007−103244号公報 特開2007−266374号公報
しかし、前記した従来のプラズマ発生装置では、アンテナに沿ってプラズマを一様に発生させることが難しく、反応容器内空間でのプラズマ濃度がばらついてプラズマ処理が不均一になりやすい。また、プラズマ発生用に複数の電源を必要とする場合、装置コストが嵩むという問題がある。また、複数の電源を有する場合、各電源から各アンテナに電力をバランスよく供給することが難しく、プラズマ発生がさらに不均一になる要因となる。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、プラズマ密度の一様性を確保することができ、また、複数の電源を必要とすることなくプラズマ発生を可能にするプラズマ発生装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明のプラズマ発生装置のうち、第1の本発明は、室内でプラズマを発生させるプラズマ発生室と、
前記プラズマ発生室内に非接地で互いに間隔を有して並んで配置され、終点結合されて両者間への電力供給によってプラズマが発生する対の線状アンテナと、
前記対の線状アンテナに接続され、前記線状アンテナに高周波電力を供給する非接地式配線と、を有することを特徴とする。ここで言う非接地式配線とは、一般的には平衡回路における配線方式と同等である。
第2の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1の本発明において、前記終点結合が半固定抵抗素子を介して行われていることを特徴とする。
第3の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1または第2の本発明において、前記対の線状アンテナは、前記プラズマ発生室の室内横断面に亘って折り返されつつ配置されていることを特徴とする。
第4の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記対の線状アンテナは、少なくとも真っ直ぐに伸長する領域では、平行に並んで配置されていることを特徴とする。
第5の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記非接地式配線に設けられ、電源側のインピーダンスと前記線状アンテナ側のインピーダンスとを整合させる供給側可変インピーダンス整合器と、前記線状アンテナの終端側に設けられ、前記線状アンテナ側のインピーダンスと前記終端結合側のインピーダンスとを整合させる終端側可変インピーダンス整合器と、前記供給側可変インピーダンス整合器および前記終端側可変インピーダンス整合器における前記インピーダンスの整合を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
第6の本発明のプラズマ発生装置は、前記第5の本発明において、前記非接地式配線に接続され、該非接地式配線における進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な供給側方向性結合器と、前記線状アンテナの終端側に接続され、前記線状アンテナの終端側の進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な終端側方向性結合器と、を備え、
前記制御部は、前記供給側方向性結合器および前記終端側方向性結合器から取り出された前記進行波電力および前記反射波電力に関する情報信号に基づき、前記供給側方向性結合器および終端側方向性結合器の反射波電力が最小となり、進行波電力が所定値を超えないように前記供給側可変インピーダンス整合器および前記終端側可変インピーダンス整合器のインピーダンス整合をそれぞれ調整することを特徴とする。
第7の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1〜第6の本発明のいずれかにおいて、前記対の線状アンテナは、線径と、対となる線状アンテナ同士の間隔との比が、長さ方向で一定となるように、前記線径および間隔が設定されていることを特徴とする。
第8の本発明のプラズマ発生装置は、前記第1〜第7の本発明のいずれかにおいて、前記対の線状アンテナは、対の棒または対の板形状を有し、長手方向に一定の特性インピーダンスとすることを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、プラズマ発生室内に互いに間隔を空けて並んで配置され、両者間の放電によってプラズマが発生する対の線状アンテナに、プラズマ放電のための電力を非接地式で供給するので、線状アンテナに沿ってプラズマを一様かつ効果的に発生させることができる。
すなわち、対の線状アンテナに供給される高周波電力によって対の線状アンテナの周囲に放射電界が発生する。非接地式でアンテナに高周波電力が供給されると、周波数に応じて時間的にアンテナを流れる電流が反転し、該アンテナ周辺でプラズマが持続的に発生する。進行波が対の線状アンテナを伝搬するため、上記放射電界は対の線状アンテナの周囲に一様に分布し、したがって、発生するプラズマ密度も一様となる。
線状アンテナは、棒または板形状を有するものとすることができ、間隔を有しつつ対になってプラズマ発生装置内に配置される。なお、線状アンテナの形状が棒または板形状に限定されるものではなく、対の線状アンテナの特性インピーダンスが長手方向で一定となるように配置するものが望ましい。対の線状アンテナは、プラズマ発生室内の室内横断面に亘って折り返しつつ配置することができ、その結果、プラズマ発生室において発生するプラズマ密度の一様性を高めることができる。折返しは、角度を有して方向を転換するものでもよく、また、湾曲させつつ方向を転換するものであってもよい。
また、対の線状アンテナは、少なくとも真っ直ぐに伸長する領域では、平行に並んで配置することができる。これにより、対の線状アンテナの特性インピーダンスを長手方向においてできるだけ一定にすることができる。
なお、対の線状アンテナが、線径と、対となる線状アンテナ同士の間隔との比が、長さ方向で一定となるように、前記線径および間隔を設定するのが望ましい。これにより、線状アンテナの長さ方向においてプラズマの発生をより均等にすることができる。なお、線径や線状アンテナ間の間隔は、線状アンテナの長さ方向に変化するものであってもよい。この場合、上記比を一定に維持することで、プラズマ発生の均一性を良好に維持できる。
上記線状アンテナによりプラズマを発生させるための電界の大きさは、基板への薄膜の成膜、エッチングなどの表面処理などのプラズマの使用目的などに応じて適宜設定することができる。なお、プラズマの発生のために必要とされる電界の大きさは、これまで多くの文献に示されている。例えば、太陽電池などに用いられるシリコン薄膜を成膜するための原料ガスとなるシラン(SiH)ガスを電離してプラズマを発生させるために要する電界の大きさは、ガス温度300K、圧力100Paの条件において、約1,000V/mで十分である。より低い圧力では、プラズマの発生に要する電界の大きさがさらに低下する。なお、本発明では、ガス温度、圧力、電界の大きさが特定の範囲に限定されるものではない。
上記対の線状アンテナは非接地とされ、非接地式配線が接続される。非接地式配線を通して線状アンテナに高周波電力が供給される。非接地式配線に、電源側のインピーダンスと線状アンテナ側のインピーダンスとを整合させる供給側可変インピーダンス整合器を設け、線状アンテナの終端側に終端側可変インピーダンス整合器を接続するのが望ましい。
供給側可変インピーダンス整合器により電源側のインピーダンスと線状アンテナ側のインピーダンスとを整合し、さらに、終端側インピーダンス可変整合器で線状アンテナ側のインピーダンスと終端結合側のインピーダンスとを整合させることができる。
インピーダンスの整合により、対の線状アンテナにおいて進行波が効率的に伝送されるとともに反射波の発生が極力小さくなり、線状アンテナで効率的にプラズマを発生させることができる。各インピーダンスの整合では、プラズマ発生に伴って線状アンテナでのインピーダンスが変化するため、供給側可変インピーダンス整合器および終端側可変インピーダンス整合器を制御部によってこれらを制御しつつ、それぞれのインピーダンス整合をプラズマ放電時に動的に行うのが望ましい。
供給側可変インピーダンス整合器によるインピーダンス整合および終端側可変インピーダンス整合器によるインピーダンス整合は制御部により制御されるが、非接地式配線に、非接地式配線における進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な供給側方向性結合器を接続し、線状アンテナ終端側に、線状アンテナ終端側における進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な終端側方向性結合器を接続し、これらの取り出し信号の情報に従って、インピーダンスの整合を調整することができる。取り出し信号の情報は、進行波電力、反射波電力そのものであってもよく、またこれら電力に対応するデータからなるものであってもよい。
電源側のインピーダンスと線状アンテナ側のインピーダンスとを整合させ、さらに線状アンテナ側のインピーダンスと終端結合側のインピーダンスとを整合させることにより、対の線状アンテナには反射波が発生しにくくなるため、単一の電源によっても長尺な線状アンテナにプラズマ放電のための電力を供給することができ、プラズマ放電のための電力の供給に複数の電源を必要とすることがない。ただし、本発明としては、複数の電源を有するものを排除するものではない。
以上、説明したように本発明によれば、線状アンテナに沿ってプラズマを一様かつ効率的に発生させることができる。また、線状アンテナの配置制約が小さく、線状アンテナをプラズマ発生室内に亘り配置することができ、プラズマ発生室内での均等なプラズマ発生を可能にする。
本発明の一実施形態のプラズマ発生装置の回路構成を示す概略図である。 同じく、プラズマ発生装置におけるプラズマ発生室および対の線状アンテナを示す概略図である。 同じく、プラズマ発生装置における対の線状アンテナに高周波電力を供給して線状アンテナに進行波を伝送させた場合に生じる断面視の電界強度分布のシミュレーション結果の一例を示す図である。 同じく、平面視の電界強度分布のシミュレーション結果の一例を示す図である。 従来のプラズマ発生装置の一例を示す概略図である。 従来の他のプラズマ発生装置における高周波アンテナの一例を示す概略図である。 従来のCVD装置を示す概略図である。 従来のループアンテナを備えるプラズマ発生装置の概略図である。 従来のプラズマ発生装置におけるループアンテナに高周波電力を供給した場合に生じる電界強度分布のシミュレーション結果を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態のプラズマ発生装置を図1〜図3に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態のプラズマ発生装置1は、プラズマ発生室2と、該プラズマ発生室2内に配置された対の線状アンテナ3a、3bとを有している。
線状アンテナ3a、3bは、長尺な細棒状(例えば断面径5mm〜25mm)の導電体からなり、上下に一定間隔をおいてプラズマ発生室2の横断面に亘って折り返されながらプラズマ発生室2内の空間上部側に配設されている。線状アンテナ3a、3bの配置は、できるだけプラズマ発生室2内の全体に亘るのが望ましい。
この実施形態では、線状アンテナ3a、3bの径は一定とされ、かつ両者間の間隔が一定(例えば間隔15mm〜75mm)とされており、径と間隔の比は一定になっている。なお、本発明としては、線状アンテナ3a、3bの径と、両者間の間隔の比を一定に保つことにより、線状アンテナ3a、3bの径と両者間の間隔が線状アンテナ3a、3bの長手方向で変化する場合にも良好な一様なプラズマ発生が得られる。また、線状アンテナ3a、3bは、上下の他、左右または斜め方向に間隔を有するように配置するものであってもよく、また、両者の位置関係が長手方向で変化するものであってもよい。
また、対の線状アンテナ3a、3bは、それぞれ板状にして板面を互いに面するように配置するものであってもよい。
対の線状アンテナ3a、3bは、絶縁体支持材などによりプラズマ発生室2内に支持固定することができる。
プラズマ発生室2は、内部を気密にして内部雰囲気を調整可能なものであり、例えば内部を真空雰囲気としたり、所定のガス雰囲気としたりすることができる。プラズマ発生室2には、プラズマ発生室2を減圧可能な排気系(不図示)や、プラズマ化するガスなどをプラズマ発生室2内に供給する給気系(不図示)を接続することができる。
プラズマ発生室2は側壁が接地されており、一の側壁4の上部一端側に真空用導入端子6が設けられており、側壁4に対向する他の一の側壁5の上部他端側には真空用導入端子7が設けられている。真空用導入端子6、7には、プラズマ発生室2とは絶縁されたそれぞれ二つの独立した端子を有している。プラズマ発生室2内に配置された対の線状アンテナ3a、3bは、電力供給を受ける側の端部が真空用導入端子6の二つの端子の室内側にそれぞれ接続され、対の線状アンテナ3a、3bの終端側は真空用導入端子7の二つの端子の室内側にそれぞれ接続されている。
真空用導入端子6の二つの端子の室外側には、非接地式配線10a、10bの一端が接続され、真空用導入端子7の二つの端子の室外側には、終端側配線20a、20bの一端が接続されている。
非接地式配線10a、10bの他端には高周波電源部11が接続されており、高周波電源部11から真空用導入端子6に至る非接地式配線10a、10bには、供給側方向性結合器12および供給側可変インピーダンス整合器13がこの順で介設されている。
高周波電源部11は、高周波電源11aを有し、抵抗素子11bは、高周波電源部11の出力インピーダンスを等価的に示すものである。高周波電源11aには、例えば、出力200〜10000W、出力周波数5〜100MHzのものが使用される。
供給側方向性結合器12は、非接地式配線10aに接続されており、非接地式配線10a上の進行波電力に関する情報信号を取り出す端子F1と、反射波電力に関する情報信号を取り出す端子R1とを有している。
供給側可変インピーダンス整合器13は、高周波電源部11側のインピーダンスとプラズマ発生室2側のインピーダンスとをプラズマ放電時に動的に整合させるものであり、インダクタ13a、13bと、可変容量コンデンサ13c、13dとを有している。インダクタ13aは非接地式配線10aに介設するように非接地式配線10aに接続され、インダクタ13bは非接地式配線10bに介設するように非接地式配線10bに接続されている。可変容量コンデンサ13cは、インダクタ13a、13bの電源側で非接地式配線10a、非接地式配線10b間に接続されており、可変容量コンデンサ13dは、インダクタ13a、13bのプラズマ発生室2側で非接地式配線10a、非接地式配線10b間に接続されている。
また、終端側配線20a、20bの他端側には、終端半固定抵抗素子23が接続されており、真空用導入端子7から終端半固定抵抗素子23に至る終端側配線20a、20bには、終端側方向性結合器21および終端側可変インピーダンス整合器22がこの順で介設されている。半固定抵抗素子は抵抗値が、例えば50Ω、100Ω、150Ω、200Ωのようにステップ状に設定できるものである。
終端側半固定抵抗素子23は、線状アンテナ3a、3bの終端結合をするものであり、プラズマ発生室2側のプラズマ放電時のインピーダンスに出来るだけ近い値を選ぶ。プラズマ放電時のインピーダンスはプラズマ発生条件(ガス種、ガス温度、圧力、電界の大きさ)によって異なるため、抵抗を半固定的に設定にすることでインピーダンス調整が容易になっている。
終端側方向性結合器21は、終端側配線20aに接続されており、終端側配線20a上の進行波電力に関する情報信号を取り出す端子F2と、反射波電力に関する情報信号を取り出す端子R2とを有している。
終端側可変インピーダンス整合器22は、プラズマ発生室2側のインピーダンスと終端結合側のインピーダンスとをプラズマ放電時に動的に整合させるものであり、インダクタ22a、インダクタ22bと、可変容量コンデンサ22c、22dとを有している。インダクタ22aは終端側配線20aに介設するように終端側配線20aに接続され、インダクタ22bは終端側配線20bに介設するように終端側配線20bに接続されている。可変容量コンデンサ22cは、インダクタ22a、インダクタ22bのプラズマ発生室2側で終端側配線20a、終端側配線20b間に接続されており、可変容量コンデンサ22dは、インダクタ22a、インダクタ22bの終端結合側で終端側配線20a、終端側配線20b間に接続されている。
供給側方向性結合器12および終端側方向性結合器21から取り出された進行波電力と反射波電力に関する情報信号が制御部30に入力される。すなわち、供給側方向性結合器12の端子F1、R1の出力信号、および終端側方向性結合器21の端子F2、R2の出力信号が制御部30に送信される。
制御部30は、供給側可変インピーダンス整合器13および終端側可変インピーダンス整合器22のインピーダンス整合を調整するものである。具体的には、供給側可変インピーダンス整合器13では、可変容量コンデンサ13a、13bの容量調整によってインピーダンス整合を調整する。終端側可変インピーダンス整合器22では、可変容量コンデンサ13a、13bの容量調整によってインピーダンス整合を調整する。
次に、上記図1および図2に示すプラズマ発生装置の動作について説明する。
まず、排気系によりプラズマ発生室2内を排気して減圧し、プラズマ発生室2内を所定の真空度の真空状態とする。排気系では、以後、プラズマ発生室2内が所定の真空度に維持されるように排気を継続する。その後、プラズマ発生室2内には、プラズマ化する気体を給気系から供給する。
プラズマ発生室2内にプラズマ用の気体を導入しつつ、高周波電源部11により、非接地式配線10a、10bを通して対の線状アンテナ3a、3bに高周波電力を供給する。プラズマ発生室2内では、高周波電力が供給された対の線状アンテナ3a、3b間で放電が生じ室内の気体がプラズマ化される。
その際に供給側方向性結合器12では、進行波電力に関する情報信号が端子F1から取り出され、反射波電力に関する情報信号が端子R1から取り出されて制御部30に送信される。
また、終端側方向性結合器21では、進行波電力に関する情報信号が端子F2から取り出され、反射波電力に関する情報信号が端子R2から取り出されて制御部30に送信される。
制御部30は、供給側方向性結合器12による出力信号を受け、該出力信号に基づき、供給側方向性結合器12における反射波電力が最小となり、供給側方向性結合器12における進行波電力が所定の設定値を超えないように、供給側可変インピーダンス整合器13の可変容量コンデンサ13c、13dの容量値を制御する。なお、前記所定の設定値としては、プラズマ発生室2内の対の線状アンテナ3a、3b間に所要の電界を発生させ、気体をプラズマ化するために必要となる全高周波電力を、予め決定して設定しておくことができる。
また、制御部30は、終端側方向性結合器21による出力信号を受け、該出力信号に基づき、終端側方向性結合器21における反射波電力が最小となり、終端側方向性結合器21における進行波電力が所定の設定値を超えないように、終端側可変インピーダンス整合器22の可変容量コンデンサ22c、22dの容量値を制御してインピーダンス整合の調整を行う。なお、前記所定の設定値としては、プラズマ発生室2内の対の線状アンテナ3a、3b間に所要の電界を発生させ、気体をプラズマ化するために必要となる全高周波電力から、プラズマ発生室2内においてプラズマが発生し消費される高周波電力を差し引いた高周波電力(進行波電力に等しい)を、予め決定して設定しておくことができる。
対の線状アンテナ3a、3b間の高周波放電によりプラズマが発生する間、制御部30により、供給側可変インピーダンス整合器13および終端側可変インピーダンス整合器22によるインピーダンスの整合が調整される。具体的には、高周波電源部11による電力供給側のインピーダンスと対の線状アンテナ3a、3b側のインピーダンスとの整合状態が維持され、また、対の線状アンテナ3a、3b側のインピーダンスと、終端結合側のインピーダンスの整合状態が維持される。この結果、一定振幅の電圧進行波が対の線状アンテナ3a、3bを効率よく伝搬し、対の線状アンテナ3a、3bの周囲に発生する放射電界が長手方向で一様に分布し、発生するプラズマ密度も大面積に亘って一様となる。
プラズマ発生装置1によって薄膜を成膜する場合、例えばG8以上の基板のような大面積の基板が成膜対象であっても、該基板の全面に亘って均一な膜厚分布で薄膜を成膜することができる。また、プラズマを用いてエッチングなどの表面処理を施す場合、同じく大面積の基板が処理対象であっても、該基板の全面に亘って均一に表面処理を施すことができる。
次に、上記実施形態におけるプラズマ発生装置と従来のプラズマ発生装置とによるプラズマの発生状態を対比して説明する。
ここで用いる従来のプラズマ発生装置は、図8に示すようにループ式の複数のアンテナ401をプラズマ発生室400上部の天板402に配置したものである。各アンテナ401は一方端が接地され、他方端にプラズマ発生室400の外部から高周波電力がそれぞれ供給される。その場合に生じる電界強度分布のシミュレーション結果を図9に示す。
なお、シミュレーションの条件は、アンテナ401の3本分に合計600Wの高周波電力を投入することと等価な電流を、アンテナ401の3本に並列に流すことにより生じる3次元電磁界分布を解析するパラメータとする。
3本のアンテナ401に600Wの高周波電力を供給した場合に生じる電界強度分布では、図9に示すように、アンテナ401の電力供給端と天板402との間に最も高い電界が発生し、該電界の大きさは最大16,000V/mに達している。しかし、プラズマ発生室400内部側のアンテナ401近傍における電界は、最大4,000V/m程度であり、他方端に沿って電界強度が低下している。このように、図8に示す従来のプラズマ発生装置400の場合、電界強度が各アンテナ401の部位によって顕著に不均一になっており、一様にはなっていない。
図3、4は、上記実施形態のプラズマ発生装置1における対の線状アンテナ3a、3bについて、高周波電力を供給した場合に生じる電界強度分布のシミュレーション結果を示している。なお、シミュレーション条件は、プラズマ発生室2内において対の線状アンテナに600Wの高周波電力を投入することと等価な電圧・電流波を伝搬させたときに生じる3次元電磁界分布を解析するパラメータとする。
対の線状アンテナ3a、3bに600Wの高周波電力を供給した場合に生じる電界強度分布では、図3に示すように、対の線状アンテナ間に強い電界が生じ、放射状に電界が分布している。
電界は、対の線状の長手方向間を中心として分布しており、中心位置で13,500V/m程度となっており、この値は、プラズマ生成の多くの場合とって十分な値である。また、線状アンテナ3a、3bの長尺方向では、図4に示すように同様の電界強度分布を有しており、長尺方向で一様なプラズマ発生が得られている。
また、本実施形態では、線状アンテナの配置に制約がなく、プラズマ発生室2内の横断面に亘って折り返しつつ配置することによっても線状アンテナの長手方向における電界分布は一様であり、その配置にしたがって、プラズマ発生室2内におけるプラズマ密度の一様性をプラズマ発生室2内の横断面に亘って確保することができる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲が上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 プラズマ発生装置
2 プラズマ発生室
3a 線状アンテナ
3b 線状アンテナ
10a 非接地式配線
10b 非接地式配線
11 高周波電源部
11a 高周波電源
11b 電源出力インピーダンス等価抵抗
12 供給側方向性結合器
13 供給側可変インピーダンス整合器
13a インダクタ
13b インダクタ
13c 可変容量コンデンサ
13d 可変容量コンデンサ
20a 終端側配線
20b 終端側配線
21 終端側方向性結合器
22 終端側可変インピーダンス整合器
22a インダクタ
22b インダクタ
22c 可変容量コンデンサ
22d 可変容量コンデンサ
23 半固定抵抗素子
30 制御部

Claims (8)

  1. 室内でプラズマを発生させるプラズマ発生室と、
    前記プラズマ発生室内に非接地で互いに間隔を有して並んで配置され、終点結合されて両者間への電力供給によってプラズマが発生する対の線状アンテナと、
    前記対の線状アンテナに接続され、前記線状アンテナに高周波電力供給する非接地式配線と、を有することを特徴とするプラズマ発生装置。
  2. 前記終点結合が半固定抵抗素子を介して行われていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ発生装置。
  3. 前記対の線状アンテナは、前記プラズマ発生室の室内横断面に亘って折り返されつつ配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ発生装置。
  4. 前記対の線状アンテナは、少なくとも真っ直ぐに伸長する領域では、平行に並んで配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  5. 前記非接地式配線に設けられ、電源側のインピーダンスと前記線状アンテナ側のインピーダンスとを整合させる供給側可変インピーダンス整合器と、前記線状アンテナの終端側に設けられ、前記線状アンテナ側のインピーダンスと前記終端結合側のインピーダンスとを整合させる終端側可変インピーダンス整合器と、前記供給側可変インピーダンス整合器および前記終端側可変インピーダンス整合器における前記インピーダンスの整合を制御する制御部と、を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  6. 前記非接地式配線に接続され、該非接地式配線における進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な供給側方向性結合器と、前記線状アンテナの終端側に接続され、前記線状アンテナの終端側の進行波電力および反射波電力に関する情報信号を取り出し可能な終端側方向性結合器と、を備え、
    前記制御部は、前記供給側方向性結合器および前記終端側方向性結合器から取り出された前記進行波電力および前記反射波電力に関する情報信号に基づき、前記供給側方向性結合器および終端側方向性結合器の反射波電力が最小となり、進行波電力が所定値を超えないように前記供給側可変インピーダンス整合器および前記終端側可変インピーダンス整合器のインピーダンス整合をそれぞれ調整することを特徴とする請求項5記載のプラズマ発生装置。
  7. 前記対の線状アンテナは、線径と、対となる線状アンテナ同士の間隔との比が、長さ方向で一定となるように、前記線径および間隔が設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
  8. 前記対の線状アンテナは、対の棒または対の板形状を有し、長手方向に一定の特性インピーダンスとすることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のプラズマ発生装置。
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