JP2013161340A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させる。
【解決手段】入力映像におけるフレーム間の輝度を用いて、輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う分析手段と、各フレームの輝度について、分析手段によりフィルタ処理された値を、各フレーム内の輝度値分布が目標とする分布になるように補正する補正手段と、補正手段により輝度が補正された複数のフレームを重畳する重畳手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像のダイナミックレンジを拡張する画像処理装置及びプログラムに関する。
映像のダイナミックレンジを拡張する手法として、露光量の異なる画像を複数枚撮像し、それらを合成する手法がある。このとき光路を分光光学系で分割し、各光路に光電変換手段を設け、複数の光電変換手段で得られた画像を合成することでハイダイナミックレンジ画像を得る手法がある(特許文献1)。
また、複数のビデオフレームを位置合わせして重ね合わせることでハイダイナミックレンジ化する手法がある(特許文献2)。
特開2006−165826号公報 特表2006−525747号公報
しかしながら、従来技術の分光光学系を用いるダイナミックレンジ拡張手法は、特殊な光学系を要し、すでにある光学系やすでに撮像された画像からダイナミックレンジ拡張を行うことができなかった。
また、特殊な光学系を必要としない従来技術である、複数フレームを用いるダイナミックレンジ拡張手法は、画像全体の輝度変化に規則性がある場合であっても、その規則性を考慮することなく、輝度の分布関数のみからダイナミックレンジ拡張を試みていた。よって、この技術では、突発的又は局所的な輝度変化の影響を受けてしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させることができる画像処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様における画像処理装置は、入力映像におけるフレーム間の輝度を用いて、前記輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う分析手段と、各フレームの輝度について、前記分析手段によりフィルタ処理された値を、各フレーム内の輝度値分布が目標とする分布になるように補正する補正手段と、前記補正手段により輝度が補正された複数のフレームを重畳する重畳手段と、を備える。
また、前記分析手段は、各フレームの輝度の平均及び/又は分散に対してカーブフィッティングを行い、前記補正手段は、前記各フレームの輝度値の平均及び/又は分散を補正してもよい。
また、前記重畳手段は、前記重畳されたフレームの有効性を判定し、有効であると判定した場合に前記重畳されたフレームを出力し、無効であると判定した場合には重畳されていないフレームを出力してもよい。
また、前記重畳手段は、前記重畳されたフレームの輝度レベル数が閾値を超えていれば有効であると判定し、前記重畳されたフレームの輝度レベル数が閾値以下であれば無効であると判定してもよい。
また、本発明の他の態様におけるプログラムは、入力映像におけるフレーム間の輝度を用いて、前記輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う分析ステップと、各フレームの輝度について、前記フィルタ処理された値を、各フレーム内の輝度値分布が目標とする分布になるように補正する補正ステップと、前記輝度が補正された複数のフレームを重畳する重畳ステップと、をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させることができる。
実施例1における画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。 分析処理を説明するための図。 補正処理を説明するための図。 輝度のレンジ変換と画像合成について説明するための図。 有効性判定の判定方法1を説明するための図。 有効性判定の判定方法2を説明するための図。 実施例1におけるダイナミックレンジの拡張処理の一例を示すフローチャート。 実施例2における画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。 実施例2におけるダイナミックレンジの拡張処理の一例を示すフローチャート。 実施例3における画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。
以下、添付図面を参照しながら本発明について説明する。
[実施例1]
<構成>
図1は、実施例1における画像処理装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示す画像処理装置1は、バッチ処理で入力映像のダイナミックレンジを拡張する装置である。逐次処理でダイナミックレンジを拡張することもできるが、この場合の画像処理装置については実施例2で説明する。
以下では、映像を動画像とも呼ぶ。また、動画像Xの時刻tにおけるフレーム(画像)をX(t)のように表記し、さらに、動画像Xの時刻tにおけるフレームの画像座標(x,y)における画素値をX(t;x,y)のように表記する。
画像処理装置1は、分析手段101と、フレームメモリ104と、輝度補正手段105と、画像重畳手段106と、量子化手段107とを有する。なお、画像処理装置1は、量子化手段107を含まない構成にしてもよい。
分析手段101は、入力映像におけるフレーム間の輝度値を用いて、輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う。例えば、分析手段101は、入力映像の各フレームがその全体として有する輝度の特徴量(例えば平均輝度値、分散)の時間的変化パターンを分析する。なお、入力映像は、例えば原映像や、量子化された映像や、アナログセンサから入力された映像などのいずれの映像を適用してもよい。
分析手段101は、具体的には、輝度の特徴量の規則性を抽出したり、輝度の特徴量の時間変化をダイナミクスのモデルに当てはめたりする動作を行う。そのため、分析手段101は、例えば、輝度特徴抽出手段102と、フィルタ手段103とを有する。
輝度特徴抽出手段102は、入力映像の各フレームの輝度の代表値または分布を求める。時刻tにおける輝度の代表値または分布を輝度特徴F(t)と表記する。
例えば、輝度特徴抽出手段102は、入力映像の各フレーム内の総和(または、平均輝度値)を求める。入力映像Aがモノクロ画像である場合には、輝度特徴抽出手段102は、例えば式(1)により輝度特徴を求める。

入力映像Aがカラーであるなど、複数の色成分や波長(バンド)成分からなる場合には、輝度特徴抽出手段102は、例えば、ベクトル値たる画素値A(t;x,y)に対して、式(2)又は式(3)により輝度特徴を求める。
あるいは、色ベクトルから輝度値への変換行列(行ベクトル)M
M:色ベクトルから輝度値への変換行列(行ベクトル)
ここで、画素値A(t;x,y)が3次元の列ベクトルであり、その第1成分が赤成分を、第2成分が緑成分を、第3成分が青成分をそれぞれ表すとする。この場合、変換行列Mとして、例えば、以下のITU−R BT.601規格に定める輝度信号算出用の行列(行ベクトル)を用いる。
また、以下のITU−R BT.709規格に定める輝度信号算出用の行列(行ベクトル)を用いてもよい。
また、例えば、輝度特徴抽出手段102は、輝度特徴F(t)として、フレームA(t)内における輝度のヒストグラムを採用してもよい。輝度特徴抽出手段102は、抽出した輝度特徴F(t)をフィルタ手段103に出力する。
フィルタ手段103は、輝度特徴抽出手段102から取得した輝度特徴F(t)の時系列に対して、フィルタ処理を行い、例えば平滑化又はカーブフィッティングを行って、フィルタ処理の結果G(t)を得る。
フィルタ手段103は、例えば輝度特徴F(t)に対して、以下の式(4)によりディジタルフィルタを適用する。
ここに、vおよびwτはフィルタ係数であり、例えば、あらかじめ定める定数を用いる。また、aおよびbはフィルタを適用する時刻の範囲であり、a≦bとする。b−aの範囲には、例えば10フレーム含まれる。
また、フィルタ手段103は、例えば、カルマンフィルタを適用してもよい。さらにまた、フィルタ手段103は、カーブフィッティングを適用してもよい。
フィルタ手段103は、カーブフィッティングを行う場合、フィッティングする関数をf(p,t)とおく。この関数は、パラメータp(pはスカラーまたはベクトル)によってその形状を調整できるものとする。パラメータpは、例えばスカラーとして各フレーム内の輝度の平均値や輝度の分散、ベクトルとして輝度の平均及び輝度の分散などを用いる。
フィルタ手段103は、例えば、式(5)により、時刻t近傍(t+aからt+bの区間)における最適なパラメータpoptを求める。
この最適化には、例えばLevenberg-Marquardt法などの非線形最小二乗法を用いることができる。続いて、フィルタ手段103は、フィルタ結果G(t)を、式(6)により決定する。
カーブフィッティングする関数f(p,t)としては、例えば、M次関数(Mは0以上の整数; 例えばM=3)が用いられる。
パラメータpを、以下のようにM+1次元のベクトルとして定義することができる。
フィルタ手段103は、輝度の変動が周期的な場合には、カーブフィッティングする関数f(p,t)を式(8)のように正弦関数に基づき定めてもよい。
この場合、パラメータpは、次のように4次元のベクトルとなる。
フィルタ手段103は、フィルタ結果G(t)を輝度補正手段105に出力する。
フレームメモリ104は、入力映像の過去または現在のN時点のフレーム(Nは2以上の整数)を記憶する。フレームメモリ104に記憶されたN時点を、t、t、…、tとおく。
輝度補正手段105は、フレームメモリ104に記憶された過去または現在のN時点のフレームA(t)、A(t)、…、A(t)に対して、対応する時点の分析手段101からの出力のフィルタ結果G(t)、G(t)、…、G(t)に基づき、輝度値分布が目標とする分布になるように補正する。ここで、補正結果を補正フレームH(t)、H(t)、…、H(t)とおく。
例えば、輝度補正手段105は、時点t(nは1以上N以下の整数)におけるフレームA(t)に対し、式(9)により補正演算を行う。
輝度補正手段105は、輝度値の平均がG(t)、G(t)、…、G(t)の平均となるようなゲインをA(t)に掛け、補正フレームH(t)を得る。輝度補正手段105は、補正後のフレームを画像重畳手段106に出力する。
画像重畳手段106は、補正フレームH(t)、H(t)、…、H(t)を重ね合わせ、時点tにおける合成映像CのフレームC(t)を得る。なお、時点tは、N時点を、t、t、…、tのうち所定インデックスを有するいずれかの時点、またはt、t、…、tの最小値以上かつ最大値以下のある時点(例えば、最小値と最大値との平均値)とする。
画像重畳手段106は、例えば、以下の式(10)により、N時点の補正フレームH(t)、H(t)、…、H(t)の平均値を合成映像フレームC(t)とする。
また、画像重畳手段106は、平均値を以て合成映像フレームC(t)を計算する際に、輝度補正前の輝度値が「最大輝度値(例えば8ビット映像であれば255)であり、かつ補正後の輝度値が合成対象の時刻t、t、…tにおける最大値ではない」場合と、輝度補正前の輝度値が「最小輝度値(例えば0)であり、かつ補正後の輝度値が合成対象の時刻t、t、…tにおける最小値ではない」場合とのいずれか一方もしくはその両方を除外してもよい。
画像重畳手段106は、例えば、次の式(11)で合成映像フレームC(t)を得る。
このようにすることで、入力映像において飽和状態にある輝度値や0レベルにある輝度値を、輝度補正の結果それらが最高輝度や最低輝度となる場合(輝度変換後のレンジの両端となる場合)でない限り、除外することができる。画像重畳手段106は、重畳した映像を量子化手段107に出力する。なお、量子化手段107は必ずしも必要ではない。
なお、画像重畳手段106は、重畳されたフレームの有効性を判定してもよい。例えば、画像重畳手段106は、重畳されたフレームの輝度レベル数が閾値を超えていれば有効と判定し、輝度レベル数が閾値以下であれば無効であると判定する。この有効性の判定については後述する。
量子化手段107は、合成映像フレームCの各画素値を量子化し、その結果を出力映像のフレーム(t)として出力する。好ましくは、出力映像の量子化は、入力映像の量子化のステップ数よりも多い量子化ステップ数とする。
以上の構成を有することで、突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させることができる。
<分析処理と補正処理>
次に、分析手段101による分析処理、及び輝度補正手段105による補正処理について詳しく説明する。
図2は、分析処理を説明するための図である。図2(A)は、入力映像の各フレームの一例を示す。fm11〜18は、入力映像の各フレームを表す。この映像は、周期的な明暗を有する。このような明暗はフリッカと呼ばれ、交流で点灯する電灯下(とくに蛍光灯)にてビデオ撮影を行った場合などに生じることがある。本実施例は、フリッカが発生する環境下で撮影された映像に対して好適にダイナミックレンジを拡張することができる。
また、図2(A)に示す例では、フレームfm12、fm13、fm16、fm18にそれぞれのノイズns21〜24が含まれる。このノイズは、例えば突発的又は局所的なノイズ、あるいは瞬間的に撮像された被写体である。
図2(B)は、フレームfm11〜18の輝度のヒストグラムの例を示す。hg31〜38は、ヒストグラムを表す。pk41〜44は、ノイズns21〜24に起因するピークを表す。
図2(C)は、入力映像の各画像フレームfm11〜18の輝度特徴のフィルタ処理を示す。この例での輝度特徴は、例えば、輝度の平均値であるとする。av51〜58は、各フレームの輝度の平均値を表す。cv61は、輝度特徴av51〜58に対して、カーブフィッティングした場合の曲線を表す。
図2(A)に示す映像を、例えば、単純に画像フレーム全体の平均輝度値を正規化することで輝度補正を行うと、ns21〜24のようなノイズが平均輝度の計算において悪影響を及ぼし、ノイズ以外の領域の被写体の輝度が揺らいでしまう。
そこで、実施例1における画像処理装置1は、分析手段101(フィルタ手段103)によって、例えば、図2(C)の曲線cv61に示すようなカーブフィッティングを行う。輝度補正手段105では、輝度特徴抽出手段102により抽出された輝度特徴(例えば輝度の平均値)av51〜58を輝度補正に用いる代わりに、フィルタ手段103により求められた曲線cv61上の値を輝度補正に用いる。これにより、ノイズの悪影響を軽減することができる。
よって、輝度補正手段105は、図2(C)に示す曲線cv61の各時点での値を参照しつつ、その値が目標値(目標となる分布)となるよう、フレームメモリ104に記憶された各時点の入力映像フレームのレンジを変換する。
ここで、輝度補正手段105は、例えば、曲線cv61の各時点での値が曲線cv61の平均値となるよう輝度補正を実行する。
図3は、補正処理を説明するための図である。図3(A)は、図2(A)と同様で、入力映像の各フレームfm11〜18を表す。
図3(B)は、補正された輝度特徴を示す。図3(B)に示す例では、ヒストグラムhg71〜78は、ノイズ成分以外のヒストグラム形状がほぼ一致する。なお、補正する輝度特徴は、輝度の平均値だけでなく、輝度の分散も補正するようにしてもよい。
図3(C)は、輝度補正結果を示す。fm81〜88は、輝度補正した結果の各フレームを表す。図3(C)に示すように、各フレームで安定した輝度値を有することができるようになる。
<輝度のレンジ変換と画像合成>
図4は、輝度のレンジ変換と画像合成について説明するための図である。画像合成は、画像重畳と同様の意味で用いる。図4に示す符号91と92の黒点は、別時点に撮像された同一被写体上のあるライン上の輝度を示す。
いずれの輝度も輝度方向(縦軸方向)に量子化されているとする。輝度92を含む画像は、輝度91を含む画像に比べて約4/3倍明るく撮像されている。ここで、輝度91の補正時のゲインが1.00で、輝度92の補正時のゲインが0.75であったとする。
輝度91と輝度92の補正結果を輝度93と輝度94に示す。輝度補正手段105による輝度補正後は、元の量子化ステップより細かい量子化により輝度値を保持することとする。輝度94の場合においては、輝度値のとり得る値の間隔が、入力映像の輝度値の間隔の0.75倍となる。
画像重畳手段106において、輝度補正後の2つの輝度93および輝度94の平均値を計算し、その結果である輝度95を含む合成映像Cの一フレームを生成する。合成映像Cは、例えば輝度91を含む画像単独の場合に比べて、より豊富な輝度値を表現し得るようになる。
より豊富な輝度値を表現できることから、量子化手段107では、好ましくは入力映像よりも多いステップ数の量子化を行ってもよい。これにより、映像のダイナミックレンジを拡大することができる。なお、量子化手段107による量子化は必ずしも必要な処理ではない。
<重畳された画像の有効性判定>
次に、重畳された画像についての有効性判定について説明する。画像重畳手段106は、画像重畳が有効であれば重畳された画像を出力し、画像重畳が無効(有効ではない)であれば重畳されていない画像を出力するようにしてもよい。また、画像重畳手段106は、重畳された画像とともに、有効性の判定結果を出力するようにしてもよい。
(判定方法1)
まず、有効性判定の判定方法1について説明する。判定方法1では、合成映像Cの一フレーム内の輝度レベルの数を用いる方法である。
図5は、有効性判定の判定方法1を説明するための図である。図5(A)は、合成映像Cの一フレーム内の輝度レベル数が8である場合を示す。図5(B)は、合成映像Cの一フレーム内の輝度レベル数が11である場合を示す。
図5に示す例では、図5(B)に示すフレームの方が、図5(A)に示すフレームよりも階調表現が豊かである。すなわち、図5(B)に示すフレームの方が、図5(A)に示すフレームよりもダイナミックレンジが広いといえる。
ここで、画像重畳手段106は、合成映像Cの一フレームの有効性を判定する場合、出現した輝度レベル数が、閾値1を超えていれば「有効」と判定する。また、画像重畳手段106は、出現した輝度レベル数が、閾値1以下であれば「無効」と判定する。閾値1は、例えば、入力映像に出現した輝度レベル数や予め設定された数などを用いればよい。この判定方法1は、有効性判定において、実用的であり、かつ妥当な方法であるといえる。
(判定方法2)
次に、有効性判定の判定方法2について説明する。判定方法2では、合成映像Cの一フレームの輝度変換(輝度補正)後の量子化レベルを求め、合成すべきフレームについて、その平均値が取り得る輝度レベルを求める方法である。
図6は、有効性判定の判定方法2を説明するための図である。図6(A)は、合成映像の一フレーム(合成フレーム)の輝度値の取りうる値の例1を示す。図6(B)は、合成フレームの輝度値の取りうる値の例2を示す。図6(C)は、合成フレームの輝度値の取りうる値の例3を示す。図6に示す黒丸が合成フレームの輝度値の取りうる値を表す。
画像重畳手段106は、合成フレームの輝度値の取りうる値が閾値2以下の場合は、有効性は「無効」であると判定する。画像重畳手段106は、合成フレームの輝度値の取りうる値が閾値2より多い場合は、有効性は「有効」であると判定する。閾値2は、例えば入力映像の輝度値の取りうる値や予め設定された値などである。
例えば、図6(C)に示す重畳された合成映像の一フレームは、「無効」であると判定され、図6(A)や図6(B)の重畳された合成映像の一フレームは、「有効」であると判定される。
以上より、画像重畳手段106は、重畳された画像の有効性を判定することで、重畳された画像を出力するか否かのON/OFFを切り替え制御したり、有効性の判定結果を出力したりすることができる。
<動作>
次に、実施例1における画像処理装置1の動作について説明する。図7は、実施例1におけるダイナミックレンジの拡張処理の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理は、バッチ処理である。
ステップS101で、画像処理装置1は、変数nを初期化し、nに0を設定する。ステップS102で、画像処理装置1は、以下の式(12)を満たすか否かを判定する。
n%N==N−1 ・・・式(12)
N:重畳するフレーム数
n%N:nをNで割った余り
式(12)を満たせば(ステップS102−YES)ステップS108に進み、式(12)を満たさなければ(ステップS102−NO)ステップS103に進む。式(12)を満たす場合は、フレームメモリ104に、重畳するフレーム数Nが記憶されたことを意味する。
ステップS103で、フレームメモリ104は、第n%Nフレームの記憶領域M(n%N)に入力映像が記憶される。
ステップS104で、輝度特徴抽出手段102は、入力映像nの輝度特徴を抽出する。輝度特徴は、フレームの輝度の平均値及び/又は分散などである。
ステップS105で、フィルタ手段103は、抽出された輝度特徴にフィルタ処理を行う。フィルタ処理は、例えば前述したカーブフィッティングなどである。なお、ステップS104、S105の処理は、入力映像の輝度の規則性を分析するための処理である。
ステップS106で、画像処理装置1は、nに1を加算し、次のフレームに対して処理を行うようにする。
ステップS107で、画像処理装置1は、全映像の処理が完了したか否かを判定する。全映像の処理が完了していれば(ステップS107−YES)処理を終了し、全映像の処理が完了していなければ(ステップS107−NO)ステップS102に戻る。
ステップS108で、輝度補正手段105は、パラメータを初期化し、kを0に設定し、Cを0に設定する。Cは全画素の輝度値を表す。
ステップS109で、輝度補正手段105は、フレームメモリ104内の第kフレームの映像M(k)の各画素の輝度を、フィルタ処理結果に基づき補正し(式(9))、その結果をHとする。
ステップS110で、画像重畳手段106は、Cの対応する画素の輝度にHの輝度を加算して累積し、kに1を加算する。ステップS111で、画像重畳手段106は、k<Nであるかを判定する。k<Nであれば(ステップS111−YES)ステップS109に戻り、k<Nでなければ(ステップS111−NO)ステップS112に進む。
ステップS112で、画像重畳手段106は、CをNで割って平均化した画像を新たなCとする。
ステップS113で、量子化手段107は、Cを量子化し、量子化した結果を出力映像として出力する。なお、ステップS113の量子化は必ずしも必要な処理ではなく、画像重畳手段106が、画像重畳した画像を出力映像として出力してもよい。
また、画像重畳手段106は、重畳された画像に対して有効性を判定し、判定結果に基づいて出力を制御したり、判定結果を出力したりするようにしてもよい。
以上、実施例1によれば、突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させることができる。
[実施例2]
次に、実施例2における画像処理装置2について説明する。実施例2では、ダイナミックレンジ拡張処理を逐次処理で行う。
<構成>
図8は、実施例2における画像処理装置2の構成の一例を示すブロック図である。図8に示す例では、画像処理装置2は、分析手段201と、輝度補正手段205と、フレームメモリ208と、画像重畳手段206と、量子化手段207とを有する。なお、量子化手段207は、必ずしも必要な構成ではないため、画像処理装置2は、量子化手段207を含めなくてもよい。
分析手段201及び量子化手段207は、実施例1と基本的には同じ処理を行うので、説明を省略する。
輝度補正手段205は、入力映像の各フレームに対して、フィルタ処理結果に基づいて輝度補正を行う。輝度補正処理などは実施例1と同様である。輝度補正手段205は、輝度補正した各フレームをフレームメモリ208に記憶する。
フレームメモリ208は、輝度補正手段205により補正されたフレームを記憶する。画像重畳手段206は、フレームメモリ208に記憶されたN枚のフレームを逐次重畳して、合成画像を生成し、量子化手段207に出力する。
これにより、逐次処理で、画像の輝度補正処理、重畳処理などを行うことができるようになる。
<動作>
次に、実施例2における画像処理装置2の動作について説明する。図9は、実施例2におけるダイナミックレンジの拡張処理の一例を示すフローチャートである。図9に示す処理は、逐次処理である。
ステップS201〜S203は、図7に示すステップS101、S104、S105と同様の処理であるため、その説明を省略する。
ステップS204で、輝度補正手段205は、入力映像の各フレームに対し、フィルタ処理結果に基づいて輝度補正し、その補正結果をフレームメモリ208の第n%Nフレームの記憶領域M(n%N)に記憶する。
ステップS205で、画像重畳手段206は、n≧N−1であるか否かを判定する。n≧N−1であれば(ステップS205−YES)ステップS206に進み、n≧N−1でなければ(ステップS205−NO)ステップS211に進む。
これは、フレームメモリ208に重畳するだけのフレーム数が記憶されているかを判定する処理である。
ステップS206で、画像重畳手段206は、k=0に設定し、Cを0に設定する。Cは全画素の輝度値を表す。
ステップS207で、画像重畳手段206は、フレームメモリ208内の第kフレームの映像M(k)の輝度を、Cの対応する画素の輝度に加算して累積し、k=k+1とする。
ステップS208で、画像重畳手段206は、k<Nであるかを判定する。k<Nであれば(ステップS208−YES)ステップS207に戻り、k<Nでなければ(ステップS208−NO)ステップS209に進む。
ステップS209−S210の処理は、図7に示すステップS112−S113の処理と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS211−S212の処理は、図7に示すステップS106−S107の処理と同様であるため、その説明を省略する。
なお、ステップS210の量子化は必ずしも必要な処理ではなく、画像重畳手段106が、画像重畳した画像を出力映像として出力してもよい。
また、画像重畳手段206は、重畳された画像に対して有効性を判定し、判定結果に基づいて出力を制御したり、判定結果を出力したりするようにしてもよい。
図9に示す逐次処理では、最初のNフレーム以降、フレームメモリ208に記憶される最新のNフレームを順次重畳していく処理について説明した。また、画像重畳手段206は、最初のNフレームまでは、フレームメモリ208に記憶されているフレーム数で画像を重畳するようにしてもよい。
以上、実施例2によれば、実施例1のバッチ処理を逐次処理で行うことができる。よって、突発的又は局所的な輝度変化の影響を少なくしてダイナミックレンジを拡張し、画質を向上させることができる。
[実施例3]
図10は、実施例3における画像処理装置3の構成の一例を示すブロック図である。図10に示す画像処理装置3は、上述した実施例1や2で説明した画像処理をソフトウェアで実装した装置の一例である。
図10に示すように、画像処理装置3は、制御部301、主記憶部302、補助記憶部303、ドライブ装置304、ネットワークI/F部306、入力部307、表示部308を有する。これら各構成は、バスを介して相互にデータ送受信可能に接続されている。
制御部301は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部301は、主記憶部302又は補助記憶部303に記憶された画像符号化処理のプログラムを実行する演算装置である。制御部301は、入力部307や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、表示部308や記憶装置などに出力する。
制御部301は、上述した画像処理のプログラムを実行することで、各実施例で説明した処理を実現することができる。
主記憶部302は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などである。主記憶部302は、制御部301が実行する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)やアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部303は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
ドライブ装置304は、記録媒体305、例えばフレキシブルディスクからプログラムを読み出し、記憶部にインストールする。
また、記録媒体305に、所定のプログラムを格納し、この記録媒体305に格納されたプログラムはドライブ装置304を介して画像処理装置3にインストールされる。インストールされた所定のプログラムは、画像処理装置3により実行可能となる。
ネットワークI/F部306は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理装置3とのインターフェースである。
入力部307は、カーソルキー、数字入力及び各種機能キー等を備えたキーボード、表示部308の表示画面上でキーの選択等を行うためのマウスやスライスパット等を有する。また、入力部307は、ユーザが制御部301に操作指示を与えたり、データを入力したりするためのユーザインターフェースである。
表示部308は、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、制御部301から入力される表示データに応じた表示が行われる。
なお、実施例1及び実施例2で説明したフレームメモリは、例えば主記憶部302又は補助記憶部303により実現されうる。また、実施例1及び実施例2で説明したフレームメモリ以外の構成は、例えば制御部301及びワークメモリとしての主記憶部302により実現されうる。
画像処理装置3で実行されるプログラムは、実施例1や実施例2で説明した各手段を含むモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、制御部301が補助記憶部303からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段のうち1又は複数の各手段が主記憶部302上にロードされ、1又は複数の各部が主記憶部302上に生成されるようになっている。
このように、上述した実施例1や実施例2で説明した画像処理(ダイナミックレンジ拡張処理)は、コンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。このプログラムをサーバ等からインストールしてコンピュータに実行させることで、各実施例で説明した処理を実現することができる。
また、このプログラムを記録媒体305に記録し、このプログラムが記録された記録媒体305をコンピュータや携帯端末に読み取らせて、前述した画像処理を実現させることも可能である。なお、記録媒体305は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
なお、上述した実施例1や実施例2で説明した各手段は、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、実施例1で説明した各手段の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、上記変形例以外にも種々の変形及び変更が可能である。
1、2、3 画像処理装置
101、201 分析手段
102、202 輝度特徴抽出手段
103、203 フィルタ手段
104、208 フレームメモリ
105、206 輝度補正手段
106、206 画像重畳手段
107、207 量子化手段

Claims (5)

  1. 入力映像におけるフレーム間の輝度を用いて、前記輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う分析手段と、
    各フレームの輝度について、前記分析手段によりフィルタ処理された値を、各フレーム内の輝度値分布が目標とする分布になるように補正する補正手段と、
    前記補正手段により輝度が補正された複数のフレームを重畳する重畳手段と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記分析手段は、
    各フレームの輝度の平均及び/又は分散に対してカーブフィッティングを行い、
    前記補正手段は、
    前記各フレームの輝度値の平均及び/又は分散を補正する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記重畳手段は、
    前記重畳されたフレームの有効性を判定し、有効であると判定した場合に前記重畳されたフレームを出力し、無効であると判定した場合には重畳されていないフレームを出力する請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記重畳手段は、
    前記重畳されたフレームの輝度レベル数が閾値を超えていれば有効であると判定し、前記重畳されたフレームの輝度レベル数が閾値以下であれば無効であると判定する請求項3記載の画像処理装置。
  5. 入力映像におけるフレーム間の輝度を用いて、前記輝度の時間変化に対して規則性を抽出するためのフィルタ処理を行う分析ステップと、
    各フレームの輝度について、前記フィルタ処理された値を、各フレーム内の輝度値分布が目標とする分布になるように補正する補正ステップと、
    前記輝度が補正された複数のフレームを重畳する重畳ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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