JP2013160826A

JP2013160826A - 映像表示装置

Info

Publication number: JP2013160826A
Application number: JP2012020566A
Authority: JP
Inventors: Kiyotaka Nakase; 清隆中瀬
Original assignee: Panasonic Corp
Current assignee: Panasonic Corp
Priority date: 2012-02-02
Filing date: 2012-02-02
Publication date: 2013-08-19

Abstract

【課題】テーブル等の台上にスタンドを用いて設置する際において、装置への外力や装置そのものの自重による表示モジュールやキャビネットの変形、表示パネルの破損や画質劣化を防止する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置１の筐体内の背面フレーム６は、背面フレーム６の下側中央付近に、２つのスタンド取付部６ａがスタンド４に対して垂直方向に形成され、スタンド取付部６ａ上に、スタンド取付用金具７が取付けられ、スタンド取付用金具７に、スタンド４が取付けられる構成とした。
【選択図】図６

Description

本発明は、液晶表示装置などの映像表示装置に関し、詳しくはテレビジョン受像機やモニター装置等の映像表示装置のスタンド設置時において、装置への外力や装置そのものの自重によって発生する変位や揺れを抑制し、画質劣化やパネルの破損を防止する映像表示装置に関する。

液晶表示装置は、平面型の映像表示装置として、一般家庭は勿論のこと、業務用としても、需要が拡大している。

一般的に、液晶表示装置は、平面型の液晶パネルの前面側に、枠状フレームと、背面側に、面光源としてのバックライト装置を配置して表示モジュールを構成し、この表示モジュールを、フロントキャビネットとバックキャビネットからなる薄型の筐体の内部に収容することにより構成されている。また、この液晶表示装置をテーブル等の台上に設置する場合は、バックライト装置を構成する背面フレームにスタンドを固定して設置されている（特許文献１参照）。

特開２００６−２０１３１８号公報

ところで、近年の液晶表示装置において、デザイン性向上のために、薄型化、狭額縁化への要求が高まってきている。また、テーブル等の台上にスタンドを用いて設置する際においても、デザイン性向上の目的で、スタンド小型化への要求が高まってきている。

液晶表示装置の薄型化、狭額縁化およびスタンド小型化が進むことにより、装置の強度が低下し、装置への外力や装置そのものの自重によって、変形や振動が発生し、表示モジュールやキャビネットの変形、表示パネルの破損や画質劣化が発生する恐れがある。

本発明はこのような事情に鑑みなされたもので、テーブル等の台上にスタンドを用いて設置する際において、装置への外力や装置そのものの自重による表示モジュールやキャビネットの変形、表示パネルの破損や画質劣化を防止する液晶表示装置を提供することを目的とする。

この課題を解決するために本発明の映像表示装置は、表示パネルと、表示パネルの背面側に背面フレームとを備えた表示モジュールを、筐体の内部に収容することにより構成された映像表示装置であって、背面フレームの下部中央部に、絞り加工により形成され、映像表示装置を支持するスタンドを取り付けるスタンド取付部を少なくとも２つ備え、スタンド取付部は、スタンドに対して垂直方向に形成する。

また、スタンド取付部に取付けるスタンド取付用金具を備え、スタンド取付用金具にスタンドを取付ける。

また、スタンド取付用金具とスタンドが一体成型されていてもよい。

本発明によれば、映像表示装置をテーブル等の台上にスタンドを用いて設置する際において、実際の使用時に特に発生しやすい装置上辺部への外力や、装置の自重による、変形や振動を、簡単な構成で抑制する事ができ、表示モジュールやキャビネットの変形、表示パネルの破損や画質劣化を防止する効果が得られる。

本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置を示す正面図本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置を背面側から見た斜視図図１のＡ−Ａ線で切断した断面図図３の背面フレーム６に形成されたスタンド取付部６ａを示す図図４のスタンド取付部６ａにスタンド取付用金具７を取り付けた図図５のスタンド取付用金具７にスタンド４を取り付けた図

本実施の形態では、映像表示装置として、液晶表示装置を一例として説明する。

以下、本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置を図面を用いて説明する。

図１は本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置１を示す正面図である。図１において、手前が液晶表示装置１の前面側である。図２は、本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置１を背面側から見た斜視図である。図３は、図１のＡ−Ａ線で切断した断面図である。図３において、左側が液晶表示装置１の前面側、右側が液晶表示装置１の背面側である。

図１〜３に示すように、液晶表示装置１は、表示パネル２の前面側に、枠状のフロントキャビネット３と、背面側に、バックライト装置（図示せず）と、バックライト装置を収容するための背面フレーム６を配置し、背面フレーム６の背面側に、バックキャビネット５を配置している。

また、図３において、表示パネル２と背面フレーム６と、表示パネル２と背面フレームの中に配されている図示していないバックライト装置が特許請求の範囲における表示モジュールに相当する。

また、背面フレーム６上には、スタンド取付部６ａを絞り加工で２つ形成し、スタンド取付部６ａにスタンド取付用金具７が取付けられる。さらに、スタンド取付用金具７には、バックキャビネット５を介してスタンド４が取付けられる。

図４は、図３の背面フレーム６に形成されたスタンド取付部６ａを示す図、図５は図４のスタンド取付部６ａに、スタンド取付用金具７を取付けた図、図６は図５のスタンド取付用金具にスタンド４を取付けた図である。ただし、構成をわかりやすくするため、図６においてスタンド取付用金具７とスタンド４との間に配置されたバックキャビネット５は図示していない。

背面フレーム６は、厚さ０．６〜２ｍｍ程度のアルミ材や鉄材である。図３、図４に示すように、本発明における背面フレーム６には、背面フレーム６の下側中央付近にスタンド４に対して垂直方向に、２つのスタンド取付部６ａが、絞り加工により形成されている。なお、スタンド取付部６ａの絞り高さは、３〜１０ｍｍ程度である。

図５に示すように、背面フレーム６のスタンド取付部６ａに、スタンド取付用金具７が取付部７ａにより取付けられている。

また、図６に示すようにスタンド取付用金具７にスタンド４を取付ける。

本構造により、装置上辺部への外力（図３の矢印Ｂまたは矢印Ｃ）や自重がかかった際に、背面フレーム６の変形が大きく発生する方向に、スタンド取付部６ａが形成されているため、効果的に変形や振動を抑制することが可能となり、表示モジュールやキャビネットの変形、表示パネルの破損や画質劣化を防止する効果が得られる。特に、液晶表示装置１の上辺部への荷重に対して、変位や揺れの抑制が可能となる。

また、スタンド取付部６ａは、しぼり加工の追加のみの簡単な構成のため、追加部品の必要がなくコスト上の利点も有する。

なお、取付部７ａは、図５に示すように、スタンド取付部６ａ全体を覆うような形状でなくてもよい。例えば、取付部７ａはスタンド取付部６ａの一部と重なって取付けられるような構造でも、同様の効果が得られる。この場合、スタンド取付用金具７の小型化が可能となり、部材コストを削減できる。

また、本実施の形態では、スタンド取付部６ａは２つ形成されたが、１つでも、３つ以上形成されても構わない。

以上のように本発明は、液晶表示装置に利用できる以外に、ＰＤＰ（ＰｌａｓｍａＤｉｓｐｌａｙＰａｎｅｌ）テレビや有機ＥＬ（ＥｌｅｃｔｒｏＬｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｅ）テレビ等の他の映像表示装置にも利用可能である。

１液晶表示装置
２表示パネル
３フロントキャビネット
４スタンド
５バックキャビネット
６背面フレーム
６ａスタンド取付部
７スタンド取付用金具
７ａ取付部

Claims

表示パネルと、
前記表示パネルの背面側に背面フレームとを備えた表示モジュールを、
筐体の内部に収容することにより構成された映像表示装置であって、
前記背面フレームの下部中央部に、絞り加工により形成され、前記映像表示装置を支持するスタンドを取り付けるスタンド取付部を少なくとも２つ備え、
前記スタンド取付部は、前記スタンドに対して垂直方向に形成される映像表示装置。
さらに、前記スタンド取付部に取付けるスタンド取付用金具を備え、
前記スタンド取付用金具に前記スタンドを取付ける請求項１記載の映像表示装置。
前記スタンド取付用金具と前記スタンドは一体成型されている請求項２記載の映像表示装置。