JP2013160781A - 撮像録音装置 - Google Patents

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豪 松本
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Abstract

【課題】ファイル容量の増大を招くことなく、非定常なノイズの発生に対応したノイズ処理が可能な音声データを記録できる撮像録音装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮像録音装置1は、撮像手段13と、集音手段15と、前記集音手段15によって集音されデジタル化された音声情報を記録する記録部16と、前記音声情報に混入するノイズを発生する駆動部12と、前記駆動部12によるノイズの発生を検出するノイズ発生検出部21と、前記音声情報へのノイズの混入を当該音声情報に標識付けするノイズ発生情報付加部22と、を備え、前記ノイズ発生情報付加部22は、前記ノイズ発生検出部21の検出結果に基づいて前記記録部16に記録される音声情報の一部にノイズ発生と対応するノイズ発生タイミング符号を埋め込むこと、を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像撮影と音声録音とが可能な撮像録音装置に関するものである。
たとえば、デジタルカメラ等の撮像装置による動画撮影時において、オートフォーカス(以後、「AF」と略記する)の駆動音等の機構音が被写体の発する音声や環境音等の目的音に重なって入力され、そのまま録音・再生すると聞き苦しいものとなる。
このような不要な機構音等のノイズを低滅するために、ノイズ成分をスペクトル減算する等のノイズ低滅処理が知られているが、このようなノイズ低滅処理を録音時に行うと処理の負担が大きい。
このため、記録される音声データのヘッダ部に駆動部のデバイスIDを書き込み、そのIDに基づいて再生時にノイズ処理を行う方法が提案されている(特許文献1等参照)。
特開2008−052059号公報
ここで、ノイズ低滅処理は、処理の負担が増えると共に目的音に歪みを生じさせることがあるため、AFノイズのような定常的でなく間欠的に入力される機構音に対しては、その発生に応じて行うことが望ましい。しかし、そのためにノイズの発生を記録するように構成すると、記録ファイル容量の増大を招来する。
本発明の課題は、ファイル容量の増大を招くことなく、非定常なノイズの発生に対応したノイズ処理が可能な音声データを記録できる撮像録音装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、撮像手段(13)と、集音手段(15)と、前記集音手段(15)によって集音されデジタル化された音声情報を記録する記録部(16)と、前記音声情報に混入するノイズを発生する駆動部(12)と、前記駆動部(12)によるノイズの発生を検出するノイズ発生検出部(21)と、前記音声情報へのノイズの混入を当該音声情報に標識付けするノイズ発生情報付加部(22)と、を備え、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズ発生検出部(21)の検出結果に基づいて前記記録部(16)に記録される音声情報の一部にノイズ発生と対応するノイズ発生タイミング符号を埋め込むこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項2に記載の発明は、撮像手段(13)と、集音手段(15)と、前記集音手段(15)によって集音されデジタル化された音声情報を記録する記録部(16)と、前記音声情報に混入するノイズを発生する駆動部(12)と、前記駆動部(12)によるノイズの発生を検出するノイズ発生検出部(21)と、前記音声情報へのノイズの混入を当該音声情報に標識付けするノイズ発生情報付加部(22)と、を備え、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズ発生検出部(21)の検出結果に基づいて前記記録部(16)に記録される音声情報を構成する複数ビットの内の少なくとも1ビットの信号をノイズ発生と対応したノイズ発生タイミング符号に置換すること、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記標識付けを、前記記録部(16)に記録される音声情報の時間軸上における複数の信号に跨る前記ノイズ発生タイミング符号によって行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記記録部(16)に記録される音声情報を構成する複数ビットの内の最下位ビットに対して前記標識付けを行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズ発生検出部(21)によって検出されたノイズ発生と時間軸上同位置の前記音声情報に前記標識付けを行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、駆動ノイズを発生する駆動部(12)を複数有し、前記ノイズ発生検出部(21)は、前記各駆動部(12)によるノイズ発生をそれぞれ検出し、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記各ノイズ発生検出部(21)の検出結果に基づいて前記駆動部(12)ごとにそれぞれ異なる前記ノイズ発生タイミング符号によって前記標識付けを行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズ発生検出部(21)の検出結果に基づいてノイズ発生開始とノイズ発生終了のそれぞれについて前記標識付けを行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズ発生検出部(21)の検出結果に基づいてノイズ発生開始からノイズ発生終了まで前記標識付けを繰り返して行うこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記ノイズのノイズデータを前記記録部(16)に記録される音声情報の一部に埋め込むこと、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、前記ノイズ発生情報付加部(22)は、前記記録部(16)に記録される音声信号が、前記ノイズ発生タイミング符号と同値となる場合には、前記音声信号を変更すること、を特徴とする撮像録音装置(1)である。
本発明によれば、ファイル容量の増大を招くことなく、非定常なノイズの発生に対応したノイズ処理が可能な音声データを記録できる撮像録音装置を提供できる。
本発明における撮像録音装置の一実施形態としてのカメラのブロック構成図である。 ノイズ発生検出部21によるノイズ発生検出信号(a)と音声信号(b)とを示す図である。 ノイズが混入したデジタル音声信号を示し、(a)は量子化したデジタル音声信号,(b)はタイミング標識としてのノイズ発生タイミング符号である。 音声信号処理部における標識付け制御のフローチャートである。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明における撮像録音装置の一実施形態としてのカメラ1のブロック構成図である。
カメラ1は、静止画と動画の何れも撮影可能であって、動画撮影時には画像と同時に音声も記録するものである。
図1に示すように、カメラ1は、AFレンズ11Fを含む結像光学系11と、AFレンズ11Fを移動駆動するAF駆動部12と、結像光学系11によって結像された被写体像光を電気信号に変換する撮像素子13と、撮像素子13から出力されるアナログの画像情報をA/D変換すると共に画像処理して画像データを生成する画像処理部14と、を備えている。
また、カメラ1は、音声等を集音するマイク15と、マイクによる集音情報を信号処理する音声信号処理部20と、画像処理部14が出力する画像データおよび音声信号処理部20が出力する音声データをメモリーカード等の記録媒体30に記録する記録部16と、を備えている。さらに、カメラ1は、当該カメラ1の各構成要素を統括制御する制御部40を備えている。
そして、カメラ1は、使用者による図示しないシャッターボタンの押圧操作によって撮影が指令されると、制御部40によって制御されて撮影作用を行う。すなわち、撮像素子13によって被写体像光を電気信号に変換し、画像処理部14によって処理した画像データを、記録部16を介して記録媒体30に記録する(撮影する)。制御部40は、撮影時において、AF駆動部12を介してAFレンズ11Fを移動駆動するAF制御を行う。AF制御は、たとえば、撮像素子13によって撮像した被写体のコントラストを検出して行う(コントラストAF)。
動画撮影時には、撮像素子13が被写体像光を電気信号に変換してローリングシャッターで順次取り込み、記録部16を介して1秒間に所定のフレーム(コマ数)の画像を記録媒体30に記録する(撮影する)。同時に、音声信号処理部20が信号処理した音声データをフレーム毎に記録部16を介して記録媒体30に記録(録音)する。動画撮影時には、撮影期間を通してAF制御が行われる。
ここで、音声信号処理部20は、動画撮影時において、マイク14が集音した音声をデジタル信号化すると共に、そのデジタル音声信号にAF制御にかかる駆動音(AF駆動音)の混入を識別可能し得る標識を付して記録部16に出力する。
つぎに、この音声信号処理部20について、前述した図1に加えて図2および図3を参照して詳細に説明する。図2は、ノイズ発生検出部21によるノイズ発生検出信号(a)と音声信号(b)とを示す図である。図3は、ノイズが混入したデジタル音声信号を示し、(a)は量子化したデジタル音声信号,(b)はタイミング標識としてのノイズ発生タイミング符号である。図4は、音声信号処理部20における標識付け制御のフローチャートである。
音声信号処理部20は、図示しないが増幅器とA/D変換器とを備えており、マイク14が集音したアナログ音声情報を増幅して、たとえばサンプリング周波数:44.1kHz,分解能16bitでデジタル音声信号に変換する。
また、図1中に示すように、音声信号処理部20は、機能部として、ノイズ発生検出部21と、ノイズ発生情報付加部22と、を備えている。
ノイズ発生検出部21は、AF駆動部12からAF駆動情報を取得し、AF駆動が行われる際にはAF駆動ノイズの発生信号(ノイズ検出信号)をノイズ発生情報付加部22に出力する。
つまり、図2に示すように、時刻A〜BにおいてAF駆動部12によるAF駆動が行われた場合、図2(a)に音声信号の波形を示すように、AF駆動部12の駆動音(AFノイズ)が音声信号に混入(重畳)する。ノイズ発生検出部21は、AF駆動部12からの駆動情報に基づいて、図2(b)に示すように時刻A〜Bの間、ノイズ検出信号を出力(H)する。
なお、AF駆動ノイズの発生を検出する手段としては、制御部40からの制御信号に基づいてAF駆動情報とする構成としても良い。
ノイズ発生情報付加部22は、ノイズ発生検出部21の検出結果に基づいて、デジタル音声信号50にノイズ発生符号(ノイズ発生開始符号,ノイズ発生終了符号)を埋め込み、ノイズ混入を標識付けする。
すなわち、図3(a)に示すように、ノイズ発生情報付加部22は、ノイズ発生検出部21からノイズ検出信号(H)が入力されると、デジタル音声信号50における最下位ビットB16にノイズ発生開始符号51を埋め込む。換言すると、デジタル音声信号における最下位ビットの本来のデータ列をノイズ発生符号に置換し、これによってノイズ混入を標識付けするものである。なお、図3(a)において、縦方向は各サンプリング時刻でデジタル化されたデータ (上が上位ビット、下が下位ビット)を示し、横方向はサンプリング時刻毎のデータを示す。
ノイズ発生開始符号51は、図3(b)にその一例を示すような、予め定められた二進法の符号列である。図示ノイズ発生開始符号51は、時系列上に並ぶ16サンプル分に亘る(16ビットの)符号列である。なお、これは一例であってその桁数や並びは、適宜設定可能である。
また、ノイズ発生情報付加部22は、ノイズ検出信号の入力が終了(L)すると、デジタル音声信号50における最下位ビットB16に、ノイズ発生開始符号51とは異なるノイズ発生終了符号を埋め込む。これにより、ノイズ混入の終了を標識付けする。
デジタル音声信号への標識付け(ノイズ発生符号の埋め込み)のタイミング(時系列上の位置)は、ノイズ検出信号の入力(または入力終了)と同時とするが、後述する再生時において対応可能に構成すれば、前後に所定時間ずらしても良い。
ここで、AF駆動が行われておらずノイズ検出信号の入力がない(L)状態で、デジタル音声信号の最下位ビットにおける時系列上のデータの並びが、偶然、標識付け符号(ノイズ発生開始符号、ノイズ発生終了符号またはノイズ発生タイミング符号)と一致する場合には、その一致するデジタル音声信号の少なくとも1ビットを反転させて異なったものとする。反転させる1ビットは、並んだ16ビットの最後の1ビットや、もっとも大きな信号の1ビットとする。これにより、ノイズ低減処理の誤作動を防ぐことができる。反転させる信号は、最下位ビットであるため、聴感上の遠和感は少ない。なお、本実施形態における標識付けの符号のデータ長は16桁であるが、よりデータ長を大きくすることで、デジタル音声信号が偶然同値となる可能性を少なくすることができる。
つぎに、上記の音声信号処理部20による標識付け制御を図4に示すフローチャートに沿って説明する。なお、図中および以下の説明において、ステップを「S」とも略記する。
標識付け制御は、動画撮影(録音)の開始によって同時に開始される。
標識付け制御が開始されると、デジタル音声信号の最下位ビットにおける時系列上のデータの並びを監視し(S401)、データの並びを標識付け符号(ノイズ発生開始符号、ノイズ発生終了符号またはノイズ発生タイミング符号)と照合する(S402)。
ステップ402においてデータの並びが標識付け符号と一致すると判断された場合(Yes)には、最後のデータを変更する(S403)。
また、ステップ401の最下位ビットの監視と共に、ノイズ検出信号の入力を待機する(S404)。
ステップ404においてノイズ検出信号の入力が判断される(Yes)と、デジタル音声信号へノイズ発生を標識付けし(S405)、つづいて、ノイズ検出信号の入力終了を待機する(S406)。
ステップ406においてノイズ検出信号の入力終了が判断される(Yes)と、デジタル音声信号へノイズ発生終了を標識付けし(S406)、以後、動画撮影期間中に亘って上記制御を継続するものである。
上記のようにノイズ発生開始符号が標識付けされたデジタル音声信号は、再生時において、ノイズ発生開始符号に基づいてノイズ低減処理を行うことができる。
すなわち、本構成に対応した再生環境(ソフト等)を有する場合には、再生中(もしくはデータ変換中)に最下位ビットを監視し、ノイズ発生開始符号(データ列)が検出されると、ノイズ発生終了符号が検出されるまでの間、スペクトル減算法等によるノイズ低減処理を行う。なお、スペクトル減算に用いるAFレンズ毎に固有なノイズ情報は再生環境が予め保持しているものとする。
これにより、ノイズが混入した範囲(時間)のみに対してノイズ低減処理を施すことが可能となる。ノイズ混入の標識付けはデジタル音声信号における最下位ビットを置換して行われるため、ファイル容量の増大を招来することはない。
標識付けには最下位ビットを用いているため、再生時における聴感上違和感が少なく、また、もともとAFノイズが混入しているので多少の音質が劣化しても識別は困難である。
また、AF駆動の關始(終了)のタイミングが正確に分かるので、その動作(AF駆動の闘始等)に特化したノイズ低減処理も可能である。この場合に、ノイズ低減処理の処理結果が使用者の要求とは異なる場合(低減処理の強弱はユーザにより好みがある)には、処理をAF駆動区間に合わせてやり直すことが可能になり、使用者の要求に合った処理結果を得ることが可能となる。
一方、本構成に対応していない再生環境で再生する場合には、そのまま通常の再生が可能である。すなわち、音声データの記録に特別なヘッダデータや駆動タイミングを記録したトラックを用いていないため、再生に不具合を生ずることがない。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)ノイズ発生情報付加部22は、ノイズ発生検出部21からノイズ検出信号が入力されると、デジタル音声信号における最下位ビットにノイズ発生開始符号を埋め込んで、ノイズ混入を標識付けする。また、ノイズ検出信号の入力が終了すると、デジタル音声信号における最下位ビットにノイズ発生開始符号とは異なるノイズ発生終了符号を埋め込む。
これにより、再生中において最下位ビットを監視し、ノイズ発生開始符号とノイズ発生終了符号の間ノイズ低減処理を行うことで、ノイズが混入した範囲(時間)のみに対してノイズ低減処理を施すことが可能となる。ノイズ混入の標識付けはデジタル音声信号における最下位ビットに行われるため、標識付けによってファイル容量の増大を招来することはない。
(2)ノイズ発生情報付加部22は、標識付けに最下位ビットを用いるため、再生時における聴感上違和感が少なく、また、もともとAFノイズが混入しているので多少の音質が劣化しても識別は困難である。つまり、聴覚上の音質への影響は極めて少ない。
(3)AF駆動の關始(終了)のタイミングが正確に分かるので、その動作(AF駆動の闘始等)に特化したノイズ低減処理も可能となる。この場合に、ノイズ低減処理の処理結果が使用者の要求とは異なる場合には、処理をAF駆動区間に合わせてやり直すことが可能であり、使用者の要求に合った処理結果を得ることが可能となる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)上記実施形態は、本発明を、AF機能を有するデジタルカメラに適用し、AF駆動ノイズの混入をデジタル音声信号に標識付けするものである。しかし、標識付けの対象とするノイズはAF駆動ノイズに限るものではなく、ズーム駆動ノイズ,スイッチ類の操作ノイズ,ブレ補正駆動ノイズ等、他の機構ノイズにも適用可能である。複数種類の機構ノイズについて標識付けするように構成しても良く、その場合には、各機構ノイズに対してそれぞれ異なる標識符号を付して識別可能とする。
(2)上記実施形態では、ノイズ発生検出部21からノイズ検出信号(H)が入力されるとデジタル音声信号50にノイズ発生開始符号51を埋め込み、ノイズ検出信号の入力が終了(L)するとデジタル音声信号50にノイズ発生終了符号を埋め込んで標識付けする。しかし、デジタル音声信号への標識付けは、この例に限らず、ノイズ発生符号を、ノイズ検出信号(H)が入力された時間区間において繰り返し連続して埋め込み(置換)し続けるように構成しても良い。このようにノイズ発生符号を繰り返し連続して埋め込むことにより、音声データが編集されてノイズ発生の開始または終了部位が削除された場合でも、再生時においてノイズの混入を認識できる。
(3)上記実施形態では、標識付けしたノイズ混入域に対する再生時におけるノイズ低減処理は、再生装置が保持するノイズデータに基づいて行う。しかし、ノイズデータを、音声データに埋め込み、そのノイズデータを用いてノイズ低減処理を行わせる構成としても良い。
たとえば、スペクトル減算に用いるノイズスペクトルを符号化し、それをデジタル音声信号における最下位ビットのノイズ発生開始符号の後に埋め込むものである。
これにより、再生時にノイズデータを読み取ってノイズ低減処理を行うことができ、再生装置はノイズデータを保持しなくて良いために記憶装置の負担を軽減できると共に、新規のノイズに対しても対応可能となる。
このノイズ情報を埋め込む場所は、最下位ビットに限らず、その1つ上のビットとする等、適宜変更可能である。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、12:AF駆動部、13:撮像素子、15:マイク、16:記録部、20:音声信号処理部、21:ノイズ発生検出部、22:ノイズ発生情報付加部、40:制御部、50:デジタル音声信号、51:ノイズ発生開始符号、B16:最下位ビット

Claims (10)

  1. 撮像手段と、
    集音手段と、
    前記集音手段によって集音されデジタル化された音声情報を記録する記録部と、
    前記音声情報に混入するノイズを発生する駆動部と、
    前記駆動部によるノイズの発生を検出するノイズ発生検出部と、
    前記音声情報へのノイズの混入を当該音声情報に標識付けするノイズ発生情報付加部と、
    を備え、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズ発生検出部の検出結果に基づいて前記記録部に記録される音声情報の一部にノイズ発生と対応するノイズ発生タイミング符号を埋め込むこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  2. 撮像手段と、
    集音手段と、
    前記集音手段によって集音されデジタル化された音声情報を記録する記録部と、
    前記音声情報に混入するノイズを発生する駆動部と、
    前記駆動部によるノイズの発生を検出するノイズ発生検出部と、
    前記音声情報へのノイズの混入を当該音声情報に標識付けするノイズ発生情報付加部と、
    を備え、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズ発生検出部の検出結果に基づいて前記記録部に記録される音声情報を構成する複数ビットの内の少なくとも1ビットの信号をノイズ発生と対応したノイズ発生タイミング符号に置換すること、
    を特徴とする撮像録音装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記標識付けを、前記記録部に記録される音声情報の時間軸上における複数の信号に跨る前記ノイズ発生タイミング符号によって行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  4. 請求項2または3に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記記録部に記録される音声情報を構成する複数ビットの内の最下位ビットに対して前記標識付けを行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズ発生検出部によって検出されたノイズ発生と時間軸上同位置の前記音声情報に前記標識付けを行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    駆動ノイズを発生する駆動部を複数有し、
    前記ノイズ発生検出部は、前記各駆動部によるノイズ発生をそれぞれ検出し、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記各ノイズ発生検出部の検出結果に基づいて前記駆動部ごとにそれぞれ異なる前記ノイズ発生タイミング符号によって前記標識付けを行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズ発生検出部の検出結果に基づいてノイズ発生開始とノイズ発生終了のそれぞれについて前記標識付けを行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズ発生検出部の検出結果に基づいてノイズ発生開始からノイズ発生終了までの間前記標識付けを繰り返して行うこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記ノイズのノイズデータを前記記録部に記録される音声情報の一部に埋め込むこと、
    を特徴とする撮像録音装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像録音装置であって、
    前記ノイズ発生情報付加部は、前記記録部に記録される音声信号が、前記ノイズ発生タイミング符号と同値となる場合には、前記音声信号を変更すること、
    を特徴とする撮像録音装置。
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