JP2013160740A - 原子炉内の予防保全装置 - Google Patents

原子炉内の予防保全装置 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に精度良く、広範囲を予防保全できる予防保全装置を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器内のアニュラス部8に挿入され、アニュラス部8に存在する溶接部の予防保全を行う予防保全装置であって、前記溶接部の予防保全を行う予防保全実行手段50と、予防保全実行手段50を、前記原子炉圧力容器の周方向に移動させる送り手段70と、予防保全実行手段50を前記原子炉圧力容器内の壁面に移動させて、前記原子炉圧力容器内の壁面に接触させて固定する横押し手段90と、を備え、予防保全実行手段50と横押し手段70と送り手段90とは、それぞれ別体に構成されていることを特徴とする、予防保全装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、原子炉内の予防保全装置に関する。
原子力発電プラントの供用期間中、原子炉圧力容器や内部構造物を予防保全(点検及び保守)することがある。予防保全は通常予防保全装置(移動ロボット)を用いて行われる。原子力発電施設の構造物等を予防保全する予防保全装置としては、例えば特許文献1〜5に記載の技術が挙げられる。
特開平9−19884号公報 特開2004−37087号公報 特開平7−209261号公報 特開2000−258587号公報 特開2007−292655号公報
しかしながら、前記した特許文献1〜5に記載の技術においては、以下の課題がある。
即ち、特許文献1に記載の技術においては、各関節部分にアクチュエータやモータが備えられている。そのため、移動ロボットの位置決めに高度な制御技術を要することがある。さらに、特許文献2に記載の技術においては、冷却水が存在している状態で遮蔽体を設置し、遮蔽体内部の冷却水を抜いて自走式の補修装置を走行させている。そのため、冷却水を抜くための高度な気密処理が必要となることがあり、設備が大掛かりなものになることがある。
また、特許文献3〜5に記載の技術においては、何れも装置が大きなものである。そのため、例えば圧力容器内部に設けられる炉心シュラウドとジェットポンプとの隙間のような狭い部位(狭隘部)を検査することができない。このように、特許文献3〜5に記載の技術によっては、検査が行えない部位が生じる。
それに加えて、例えば原子炉圧力容器の内壁に沿って炉心シュラウド付近まで予防保全装置を到達させようとする場合、原子炉圧力容器の内壁と炉心シュラウド外周面との間の環状のアニュラス部内には多くの構造物が存在しているため、予防保全装置の到達経路は極めて狭くなる。そのため、従来の予防保全装置では、その到達可能な部位が制限されることがある。即ち、従来の予防保全装置によっては、検査可能範囲が過度に限定されることがある。
本発明は前記課題に鑑みて為されたものであり、その目的は、容易に精度良く、広範囲を予防保全できる原子炉内の予防保全装置を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するべく鋭意検討した結果、予防保全装置を別体に少なくとも3つの手段で構成することで前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
本発明によれば、容易に精度良く、広範囲を予防保全できる原子炉内の予防保全装置を提供することができる。
沸騰水型軽水炉の縦断面図である。 図1のA部を拡大した図である。 図1の沸騰水型軽水炉の横方向断面図である。 予防保全実行手段50の側面図である。 予防保全実行手段50をアニュラス部8内のシュラウドサポートシリンダ4とディフューザ(ジェットポンプディフューザ)16と間に配置した様子を示す図である。 図5の様子を上側から観察した様子を示す図である。 リンクレール65を構成する複数のリンクレール全体((a)はアニュラス部8の周方向から見た側面図、(b)はアニュラス部8の上側から見た図)を示す図である。 送り手段70をアニュラス部8内に設置した様子を示す図である。 図8の紙面垂直な方向の断面図である。 図8の上面図である。 横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の側面図である。 横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の断面図である。 横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の上面図である。 アニュラス部に各ハンド段を搬入する方法を説明する図である。 予防保全装置を用いた予防保全方法を説明する図である。 予防保全装置を用いた予防保全方法を説明する図である。 予防保全装置を用いた予防保全方法を説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(本実施形態)を説明する。なお、各図面において同一の部材を示すものは同一の符号を付すものとし、その詳細な説明は省略する。
<沸騰水型軽水炉の構成>
はじめに、本実施形態の予防保全装置が好ましく適用可能な沸騰水型軽水炉の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は沸騰水型軽水炉の縦方向の断面図、図2は図1のA部拡大図である。
図1に示すように、沸騰水型軽水炉のRPV(Reactor Pressure Vessel)ヘッド11を含む原子炉圧力容器1(以下、RPV1と言う)内には、ドライヤ2、セパレータ3、シュラウドサポートシリンダ4、炉心シュラウド5、シュラウドサポートバッフルプレート6、ジェットポンプ7、燃料集合体12及びガイドロッド14が備えられている。そして、RPV1の胴体部上部には、半球状のRPVヘッド11が着脱可能に取り付けられている。また、RPV1には、炉心スプレイ配管9及び給水スパージャ10が配管されている。さらに、RPV1は、RPVフランジ部13で原子炉ウェル15の底部に固定されている。図1中のA部を拡大した様子を図2に示す。
図2に拡大して示すように、炉心シュラウド5は、シュラウドサポートリング17を介して、シュラウドサポートシリンダ4に支持されている。また、ジェットポンプ7下端のジェットポンプディフューザ16は、シュラウドサポートバッフルプレート6に取り付けられている。即ち、アニュラス(原子炉内アニュラス部)部8は、RPV1の胴体部内壁と、シュラウドサポートシリンダ4と、炉心シュラウド5と、シュラウドサポートバッフルプレート6と、シュラウドサポートリング21と、によって囲まれた空間である。
なお、本実施形態の予防保全装置30は、アニュラス部8の底部に存在する溶接部18,19,20,21の予防保全を行うものとする。なお、溶接部18は、アニュラス部8内の好適な溶接部として、RPV1の胴体部内壁とシュラウドサポートバッフルプレート6とを接合する部位である。溶接部19は、シュラウドサポートバッフルプレート6とシュラウドサポートシリンダ4とを接合する部位である。溶接部20は、シュラウドサポートシリンダ4とシュラウドサポートリング17とを接合する部位である。溶接部21は、炉心シュラウド5とシュラウドサポートリング17とを接合する部位である。
次に、予防保全装置30(図17参照)を構成する横押し手段90(図11〜図13参照)を挿入する位置(アクセススペースB)について説明する。図3は、図1の沸騰水型軽水炉の横断面図である。図2及び図3に示すように、RPV1と炉心シュラウド5との間のシュラウドサポートバッフルプレート6上には、原子炉方位0°及び180°以外にジェットポンプ7が等間隔で据え付けられている(図1も併せて参照)。また、各ジェットポンプ7の上方には、炉心スプレイ配管9や給水スパージャ10が配置されている。従って、原子炉内アニュラス部8への予防保全装置が配置される位置としては、ジェットポンプ7等の配置を考慮し、図3に示すアクセススペースBの位置が好適である。
<予防保全装置30の構成>
次に、本実施形態の予防保全装置30について、図面を適宜参照しながら説明する。
予防保全装置30は、アニュラス部8内の溶接部の予防保全を行う予防保全実行手段50(図4〜図7参照)と、予防保全実行手段50をアニュラス部8内でRPV1の胴体部の周方向に移動させる送り手段70(図8〜図10参照)と、予防保全実行手段50を炉心シュラウド5内壁に移動させて固定する横押し手段90(図11〜図13参照)により構成される。そして、予防保全実行手段50と送り手段70と横押し手段90とは、それぞれ、別体に構成されている。
(予防保全実行手段50の構成)
図4〜図7を参照ながら、予防保全実行手段50の構成を説明する。図4は、予防保全実行手段50の側面図を示している。図5は、予防保全実行手段50をアニュラス部8内のシュラウドサポートシリンダ4とジェットポンプディフューザ16(以下、単に「ディフューザ16」と言う)と間に配置した様子を示している。図6は、図5の様子を上側から観察した様子を示している。図7は、リンクレール65を構成する複数のリンクレール全体((a)はアニュラス部8の周方向から見た側面図、(b)はアニュラス部8の上側から見た図)を示している。
予防保全実行手段50は、アニュラス部8内の溶接部18,19,20,21(図2参照)を予防保全するものである。具体的には、予防保全実行手段50はキャビテーション気泡を発生させるキャビテーション発生手段(図示しない)と、キャビテーション発生手段で発生したキャビテーション気泡を溶接部(予防保全対象部位)に向けて噴射するノズル54(図4参照)とを備える。ノズル54は、図示しないモータによって横行し、また、エアシリンダによって昇降する。そして、ノズル54から各溶接部にキャビテーション気泡を噴射することにより、予防保全が行われる。
予防保全実行手段50は、図4に示すように、予防保全実行手段本体51とリンクレール65とを含んで構成される。予防保全実行手段本体51は、基準パッド59(図6参照)によって、アニュラス部8内の所定の位置で停止する。そして、停止した予防保全実行手段本体51は、クランプパッド60(図6参照)によってディフューザ16に固定される。即ち、この予防保全実行手段50(より具体的には予防保全実行手段本体51)に備えられるクランプパッド60(第1固定手段)によって、アニュラス部8内の所定の位置(具体的にはディフューザ16)に予防保全実行手段50が固定可能になっている。
また、吊り金具52は、予防保全実行手段50をアニュラス部8内に搬入する際に用いられるものである。さらに、ノズルヘッド53はノズル54を備えるものである。従って、図示しないキャビテーション発生手段で生成したキャビテーション気泡は、ノズルヘッド53を介してノズル54から噴射される。ちなみに、ノズルヘッド53の位置は、ノズル高さ調整ブロック55により、その高さが変更可能である。ノズル調整ブロック55の詳細は後記する。また、ノズルヘッド54の周方向への移動は、予防保全実行手段本体51の上面に設けられた横行レール上を摺動することで行われるようになっている。
また、予防保全実行手段本体51の下部には複数のローラ67が備えられている。これにより、予防保全実行手段本体51は、アニュラス部6の底部を、RPV1の周方向に移動可能になっている。なお、炉心側パッド58は、シュラウドサポートリング4と予防保全実行手段50との相対的な距離を一定に維持するためのものである。
図5に、シュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との隙間に挿入された予防保全実行手段50の様子を示す。そして、予防保全実行手段50は、溶接部20,21の予防保全を行うようになっている。
リンクレール65は、図7に示すように、予防保全実行手段本体51の後端に接続され、複数のリンクレール65a,65b,65c,65dにより構成されている。また、各リンクレール65には、その側部に凹部66(図7(b)参照)が設けられている。そして、リンクレール65は、予防保全実行手段本体51に対してケーブル又はホースが接続される接続部61a,62aを把持している。接続部61aにはケーブル61Aが接続される。接続部62aにはホース62Aが接続される。そして、ケーブル61A,ホース62Aを介して電気信号、エア及び水が伝達され、基準パッド59やクランプパッド60の動作、ノズル54等の動作が制御される。また、ホース62Bを介して高圧水が通流され、ノズル54から噴出されるキャビテーション気泡が生成する。
リンクレール65a,65b,65c,65dは、左右方向及び上下方向にある程度の自由度を有して接続されてリンクレール65を構成している。また、リンクレール65の下端にはローラ57が備えられ、これにより、アニュラス部8の底部を移動可能になっている。なお、図7の仮想線については後記する。
(送り手段70の構成)
次に、図8〜図10を参照して、送り手段70の構成を説明する。図8は、送り手段70をアニュラス部8内に設置した様子を示すアニュラス部8の径方向外側から見た図である。図9は、図8の紙面垂直な方向の断面図である。図10は、図8の上面図である。
送り手段70は、予防保全手段本体50をシュラウドサポートシリンダ4の周方向に移動させるものである。例えば、シュラウドサポートバッフルプレート6の底部据え付けられて用いられる。なお、本実施形態においては、送り手段70はシュラウドサポートシリンダ4側に寄せられているが、シュラウドサポートシリンダ4の周方向とRPV1の周方向とは同一であるため、前記の表現を用いている。
送り手段70は、予防保全実行手段50をシュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との隙間にスムーズに挿入するための挿入スロープ71(図10参照)と、予防保全実行手段50のリンクレール65の凹部66(図7(b)参照)を利用し、予防保全実行手段50をシュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との隙間に送り込むクランプバー73(図10参照)とにより構成される。
また、送り手段70は、図8に示すように、その下端部にシリコーンゴム等からなる吸着パッド77A(第2固定手段)が備えられている。これにより、送り手段70は、アニュラス部8の底部に固定される。さらに、送り手段70は、図9及び図10に示すように、その上方にリニアガイド72及びクランプシリンダ74を備えている。これらの作用については後記する。なお、図10において、仮想線で示すアクセスホールカバー26は、シュラウドバッフルプレート6上の原子炉方位が0°又は180°の位置にあるものである。
さらに、図10に示す送り操作軸75は、予防保全手段50をRPV1の周方向に移動させるものである。送り操作軸はギア76に嵌合され、クランプバー73に接続されている(図示しない)。また、凸部78は予防保全実行手段50の凹部に噛み合わされるものである。これらの点の詳細については後記する。
(横押し手段90の構成)
次に、横押し手段90の構成を図11〜図13を参照しながら説明する。図11は、横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の側面図である。図12は、横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の断面図である。図13は、横押し手段90をアニュラス部8の底部に設置した様子の上面図である。
横押し手段90は、予防保全実行手段50をRPV1内の炉心シュラウド5側(原子炉圧力容器内の一方の壁面)に移動させて、炉心シュラウド5に接触させて固定するものである。なお、本実施形態においては炉心シュラウド5側に移動させているが、RPV1側(原子炉圧力容器内の他方の壁面)に移動させてもよい(詳細後記する)。
横押し手段90は、図11〜図13に示すように、予防保全実行手段本体51又はリンクレール65を炉心シュラウド側に寄せる大クランプ98、送り手段70を固定する少クランプ96により構成される。ケーブル61Bは、予防保全実行手段50に電源や制御信号等を供給するものである。また、ホース62Dは、各クランプにその駆動源であるエアや水を送るためのものである。
さらに、横押し手段90は、その下端にガイドバー91(図11参照)を備える。これにより、ディフューザ16と周方向に所定の間隔を維持したまま、横押し手段90が設置可能となる。また、その上方には、RPV1の内壁に対向する位置に吸着パッド77Cが備えられる。さらに、下端にも、同様に吸着パッド77Bが備えられる。これらにより、吸着パッド77B,77C内を負圧にすることで、横押し手段90がアニュラス部8の底部及びRPV1の内壁に固定される。
ほかにも、横押し手段90は、図12に示すように、横押し手段90をアニュラス部8内まで到達させる吊り金具52が備えられる。なお、大クランプ前進量調整軸92、位置検出ピン93、大クランプシリンダ94、小クランプシリンダ95、リンク97及び大クランプ97も備えられるが、これらの機能及び作用については後記する。
<予防保全装置30を用いた予防保全方法>
次に、予防保全装置30を用いて、アニュラス部8内の前記溶接部を予防保全(溶接部の検査)する方法を、主に図14〜図17を参照しながら説明する。
予防保全作業は、通常、定期検査で行われる。そのため、予防保全作業は、RPVヘッド11、ドライヤ2、セパレータ3等の除去可能構造物や燃料集合体12等を取り外した後に行われる(図14の状態)。具体的には、これらが取り外されたうえで、原子炉ウェル15に水が張られた状態で目視検査によりアニュラス部8の点検を行い、欠陥が発見されなかった場合に行われる。なお、図14には、横押し手段90、送り手段70及び予防保全手段本体50をアニュラス部8に輸送するための天井クレーン24が示されている。
具体的には、欠陥が発見されなかった場合、横押し手段90、送り手段70及び予防保全手段本体50をこの順でアニュラス部8内に設置する。そして、これらを一体に組立、アニュラス部8内で予防保全装置30を構成する。このようにして構成された予防保全装置30を用い、アニュラス部8内の各溶接部の予防保全作業が行われる。
はじめに、横押し手段90の設置方法を説明する。
図15は、RPV1内の上面図である。即ち、図3の状態の高さ方向のレベルより下方のレベルであり、ジェットポンプ7が配置されている状態である。まず、図15に示すように、シュラウドバッフルプレート6上の原子炉方位が0°又は180°の位置にあるアクセスホールカバー26の両側に、横押し手段90をそれぞれ設置する。設置位置の目安は、横押し手段90のガイドバー91がディフューザ16に極力近づくように設定する。
横押し手段90のRPV1への搬入は、図14に示すように、RPV1からドライヤ2、セパレータ3、ヘッド11及び燃料集合体12を取り外した状態で行われる。具体的には、原子炉建屋(図示しない)に設置されている天井クレーン24や燃料交換台車22又は作業台車23に設置されているチェーンブロック25(楊重機)、を利用して行われる。なお、横押し手段90の搬入以降に行われる送り手段70及び予防保全実行手段50の搬入についても同様の方法が採られる。
なお、各手段によっては、設置後に、チェーンブロック25に接続したままのものがあるが、チェーンブロック25と切り離したい場合もある。このような場合には、チェーンブロック25のフック先端に把持治具を設け、設置後に把持治具の把持を解除すればよい。また、シュラウドサポートバッフルプレート6やRPV1に対する横押し手段90の固定は、吸引器等によって吸着パッド77A,77B,77C内を負圧にすることにより行う。
搬入の際、炉心スプレイ配管9や給水スパージャ10がアクセスルート(搬入経路)に存在する。そこで、横押し手段90を単純に吊り下ろしただけでは、吸着パッド77C(図12等参照)をRPV1内面に接触させることができない。そこで、図12に示すように、大クランプ98を大クランプシリンダ94の水圧により駆動する。駆動する方向は、図12における紙面左方向となる。この駆動に際しては、エアシリンダによって行ってもよい。
大クランプ98は、シュラウドサポートリング17に接触するまで伸展しクランプする(図12及び図13参照)。そして、接触後に横押し手段90が紙面右方向に移動されRPV1に接触後、吸着パッド77B,77C(RPV1に面する吸着パッド及び底部に面する吸着パッド)内を負圧にすることで、横押し手段90がRPV1の内壁に吸着する。
横押し手段90の側面には、吸着パッド77CとRPV1との接触状況を把握するための位置検出ピン93が2つ設けられている。そして、RPV1に吸着パッド77が接触した状態になると、位置検出ピン93内のピンが紙面左方向に突出してくるので、このような2つのピンが突出した状態で吸引操作を行う。もし位置検出ピン93が突出しない場合には、大クランプ98をアンクランプし、横押し手段90設定の微調整を遠隔で行う。微調整後、再度大クランプ98をクランプし、吸着パッド77の接触状態を確認する。
吸引器(図示しない)は、ホース62Dを介して作業エリアとなるオペレーションフロア(図示しない)に設置される。クランプの駆動源となるエア及び水は、原子炉建屋内設備のエア取合口又はコンプレッサ、水圧ポンプにより供給される。以上の操作により、横押し手段90がシュラウドバッフルプレート6上に、RPV1の内面に固定されて設置される。
次に、送り手段70の設置方法について説明する。
チェーンブロック25を2台用いて、原子炉上の作業エリアから送り手段70を、シュラウドバッフルプレート6上の原子炉方位が0°又は180°の位置にあるアクセルホールカバー26(図10参照)上に設定する。送り手段70は、長手方向が下を向いた状態で吊り降ろし、アニュラス部8内にある程度挿入された状態で長手方向を水平にし、アクセスホールカバー26上に設置する。送り手段70は、アクセスホールカバー26に干渉しないよう、ある程度の高さを有している。
炉心シュラウド5は高さ方向に複数の曲率の曲面を有する円筒状の構造である。そして、RPV1の下方に向かうほど、曲率半径が小さくなっている。従って、送り手段70を単純に吊り降ろしただけでは、炉心シュラウド5側に寄せることができない。そこで、横押し手段90の小クランプ96を、送り手段70が底部に到達した状態で、小クランプシリンダ95のエアによって駆動する。これにより、送り手段70が炉心シュラウド5側に寄せられる。
この際、送り手段70は、挿入スロープ71がシュラウドサポートシリンダ4に接触するまで小クランプ96により移動する。その後、横押し手段90と同様に、吸着パッド77Aを負圧にして固定する。以上の操作により、送り手段70がシュラウドバッフルプレート6上に、シュラウドサポートシリンダ4に固定されて設置される。ちなみに、横押し手段90と送り手段70との設置位置の関係は、図15及び図17に示すようになる。
最後に、予防保全実行手段50の設置方法を説明する。
チェーンブロック25を用いて、原子炉上の作業エリアから予防保全実行手段50を送り手段70上に配置する。送り手段70と同様に、予防保全実行手段50の予防保全実行手段本体51の長手方向が下を向いた状態で吊り降ろし、アニュラス部8にある程度挿入された状態で長手方向を水平にし、送り手段70上面近傍まで吊り降ろす(図16参照)。
この状態においても、送り手段70と同様に、予防保全実行手段50を単純に吊り降ろすだけでは、炉心シュラウド5側に寄せることができない。そこで、横押し手段90の大クランプ98をクランプし、予防保全実行手段50を炉心シュラウド5側に寄せる(図17参照)。この際、横押し手段90の大クランプ98のクランプ量は、横押し手段90吸着固定後、大クランプ前進量調整軸92を操作ポールを用いて遠隔手動で調整する。ここで、操作ポールは大クランプ前進量調整軸92に到達可能な長さを有する支持棒である。調整は、予防保全実行手段本体51のクランプ用と、リンクレール65のクランプ用とで調整する。
そして、予防保全実行手段50が炉心シュラウド5側に寄った状態で吊り降ろし、送り手段70の挿入スロープ71上に予防保全実行手段50を着座させる。この様子が、図17に示したものである。
送り手段70が着座した後、送り手段70のクランプバー73の凸部78(図10参照)を予防保全実行手段50のリンクレール65の凹部66に合わせる(嵌合させる)。送り手段70のクランプバー73は、送り操作軸75を操作ポールを用いて遠隔手動で回転させることで、周方向駆動範囲の任意の位置で設定することができる。なお、クランプバー73の縦方向の駆動は、クランプシリンダ74のエア駆動により行う。
両者の凹凸部の位置が合ったところでクランプバー73をクランプし、凹凸部を噛み合わせる。そして、送り操作軸75を作業者が操作ポールを用いて回すと、ギア76を介してクランプバー73が右方向に移動する。この際の動作に伴って、予防保全実行手段本体51及びリンクレール65は、シュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との間の狭隘部に挿入される。即ち、凸部78と凹部66とが嵌合し、クランプバー73を右方向に移動することで予防保全実行手段50(より具体的にはリンクレール65)を周方向に移動させる。
その後、クランプバー73をアンクランプし、送り操作軸75を作業者が操作ポールを用いて回し、クランプバー73を左方向に移動させる。そして、この操作を複数回繰り返し、所定の位置まで予防保全実行手段50を送り込む。ここで、「所定の位置」とは、予防保全実行手段50により予防保全が行われる部位である。即ち、本実施形態においては、ディフューザ16とシュラウドサポートシリンダ4との間の溶接部である。
なお、クランプバー73の横方向の移動は、モータによって行ってもよい。さらに、リンクレール65は、上下方向及び左右方向にある程度自由度があるので、シュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との間隔部に沿っていくことができる。また、予防保全実行手段本体51及びリンクレール65の下部には複数のローラ57が設けられている。これにより、スムーズな送りが可能となる。リンクレール65の長さは、1回の作業でシュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との間隔部を原子炉格納容器の(具体的にはアニュラス部8の)周方向で90°以上に亘って予防保全できるようにするため、少なくとも当該間隙部の全長(周方向の長さ)の1/4以上とすることが好ましい。
予防保全実行手段50の先端がシュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との間に到達したら、予防保全実行手段50の基準パッド59(図6参照)をクランプする。この時の駆動源は、エアを用いてもよく水を用いてもよい。そして、送り手段70で予防保全実行手段50を送り込み、その後、予防保全実行手段50のクランプパッド60を水圧によりクランプしてディフューザ16,16間で固定する。具体的には、本実施形態においては、ディフューザ16aとディフューザ16b(図15参照)との間である。また、シュラウドサポートリング4と予防保全実行手段50との相対的な距離は、炉心側パッド58(図4参照)によって一定に維持される。
以上のようにして、横押し手段90、送り手段70及び予防保全実行手段50の設置が完了する。
<予防保全装置の制御>
次に、設置が完了した予防保全装置30を用いた予防保全方法を説明する。
予防保全実行手段本体51の横行レール56(図4参照)を、内蔵されたモータにより駆動する。横行レール56上にノズルヘッド53及びノズル54が設けられ、これらは横行レール56の移動に伴って移動する。そして、移動後、ノズル54からキャビテーション気泡を噴射して、所望の溶接部を予防保全する。
所望の溶接部の予防保全が完了し、次の予防保全を行うために次の設定位置に移動する際は、まず、予防保全実行手段本体51のクランプパッド60(図6参照)をアンクランプする。そして、基準パッド59(図6参照)がアンクランプできる位置まで予防保全実行手段50を戻し、基準パッド59をアンクランプする。そして、両方がアンクランプした状態で、次の設定位置まで予防保全実行手段50を送る(移動する)。具体的には、本実施形態では、ディフューザ16cとディフューザ16d(図15参照)との間である。なお、図示しないが、ディフューザ16bとディフューザ16cとの間も可能である。
このように、一連の予防保全実行手段50の送り/戻し操作を繰り返すことで、シュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との隙間に存在する溶接部を予防保全できる。また、予防保全実行手段本体51内蔵の昇降シリンダを上昇させることや、ノズル高さ調整ブロック55を変更することで、炉心シュラウド5とシュラウドサポートリング17との溶接部21の予防保全を行うことができる。なお、調整ブロック55の変更とは、例えばリンク機構を有するジャバラが上下することで行われる。
以上の操作は、原子炉方位が180°から90°方向に向かって予防保全する方法であるが、左右対称の予防保全実行手段を用いることで、原子炉方位180°から270°方位に向かっても予防保全することができる。また、作業場所に合わせて、いったん予防保全実行手段を90°方向まで送り、180°方向に戻しながら予防保全することもできる。
以上の予防保全作業が完了したら、各溶接部の目視検査を行う。そして、特に問題が無ければ、予防保全実行手段50、送り手段70及び横押し手段90の順で撤去し、原子炉を復旧する。
<効果>
以上説明した本実施形態の予防保全装置30は、前記のように、予防保全実行手段50、送り手段70及び横押し手段90は独立して構成されている。そのため、各手段が小型化され装置全体を分散して搬送可能となる。そのため、装置の搬送可能な領域に制限が無くなり、従来は予防保全が困難であった部位であっても好適に適用可能である。
さらには、予防保全装置30によれば、シュラウドサポートシリンダ4とディフューザ16との間のような狭隘な空間は勿論、当該空間よりも広いディフューザ16とRPV1との間の空間に存在する溶接部に対しても同様に予防保全できる。従って、アニュラス部8内の広範囲の領域を予防保全することができる。
また、横行レール及びノズルヘッドを下側に向けた予防保全実行手段を用いることで、シュラウドバッフルプレート6とシュラウドサポートシリンダ4との溶接部18を予防保全することができる。同様に、横押し手段90の設定位置を炉心シュラウド5側、送り手段70の挿入スロープ71をRPV1側にすることで、RPV1とシュラウドサポートバッフルプレート6との溶接部18を予防保全することもできる。このような観点からも、予防保全装置30によれば、アニュラス部8内の広い領域を予防保全できる。
また、従来は、原子炉圧力容器内での予防保全装置の移動を、圧力容器の上部に設けられた手段によって行っている(前記特許文献3〜5等参照)。そのため、検査対象部位に予防保全装置を正確に移動できないことがあった。即ち、予防保全装置30におけるノズルの位置を、原子炉上部から支持材等で移動させていたため、支持材の剛性等の様々な要因によって、精度良く決定することができなかった。しかしながら、予防保全装置30においては、送り手段70をアニュラス部8底部に固定して、固定された送り手段70により予防保全実行手段50を移動させている。そのため、予防保全実行手段50を正確に駆動させることができ、容易に精度良く予防保全することができる。
1 原子炉圧力容器(RPV)
4 シュラウドサポートシリンダ
5 炉心シュラウド
6 シュラウドサポートバッフル
8 アニュラス部
16 ジェットポンプディフューザ(ディフューザ)
18 溶接部
19 溶接部
20 溶接部
21 溶接部
30 予防保全装置
50 予防保全実行手段
51 予防保全実行手段本体
65 リンクレール
70 送り手段
90 横押し手段

Claims (5)

  1. 原子炉圧力容器内のアニュラス部に挿入され、前記アニュラス部に存在する溶接部の予防保全を行う原子炉内の予防保全装置であって、
    前記溶接部の予防保全を行う予防保全実行手段と、
    前記予防保全実行手段を、前記原子炉圧力容器の周方向に移動させる送り手段と、
    前記予防保全実行手段を前記原子炉圧力容器内の壁面に移動させて、前記原子炉圧力容器内の壁面に接触させて固定する横押し手段と、
    を備え、
    前記予防保全実行手段と前記横押し手段と前記送り手段とは、それぞれ別体に構成され、
    前記溶接部を予防保全する際には、前記予防保全実行手段と前記横押し手段と前記送り手段とが一体に構成されて予防保全が行われる
    ことを特徴とする、原子炉内の予防保全装置。
  2. 請求項1に記載の原子炉内の予防保全装置において、
    前記予防保全実行手段は、前記アニュラス部内の所定の位置で固定可能な第1固定手段を備えている
    ことを特徴とする、原子炉内の予防保全装置。
  3. 請求項1又は2に記載の原子炉内の予防保全装置において、
    前記予防保全実行手段は、キャビテーション気泡を発生させるキャビテーション発生手段を備える
    ことを特徴とする、原子炉内の予防保全装置。
  4. 請求項3に記載の原子炉内の予防保全装置において、
    前記キャビテーション発生手段は、キャビテーション気泡を所定の位置に噴射するノズルを備える
    ことを特徴とする、原子炉内の予防保全装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の原子炉内の予防保全装置において、
    前記送り手段は、前記原子炉圧力容器内のアニュラス部内底部に固定可能な第2固定手段を備える
    ことを特徴とする、原子炉内の予防保全装置。
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